大手の映画館では当たり前になりつつあるポイントサービス。何となく貯めて何となく使ってるけど、一体いくら得してるのか。そんなことを一生懸命調べます。
ルール説明
- 扱う映画館は大手のシネコン
- ポイントは使い切るものとして計算
- 通常の2D上映
- 年間鑑賞本数は30
- 初期費用は3年で分配
正確に言うと、ウィキペ「シネマコンプレックス」のページ、「各社シネマコンプレックス」の項、「大手中堅興業会社・映画会社系列」のリストに載ってた12つ。うち2つは同じポイントサービスなので実質11。
ポイントは使い切る。計算の便宜上でもあり、長期間の利用を考えるためです。理想的な値、いわゆる理論値を計算します。長いこと使ってればポイントが残ってても理論値に近づきます。ポイント失効は考えない。
IMAXや3D上映は考えません。基本的には料金表の一番上にあるヤツ。学割とかシニア割に関しては対応します。
年間鑑賞本数はポイントカードの更新費を使った計算の際に使います。あくまでも「そのシネコンにおける年間本数」ですね。30という設定は大体ワタシがこのくらい。50本になっても10円も変わりませんので、ご理解ください。
初期費用を3年ローンとして考えます。無視しようかとも思ったけど、入会費が高いトコの特徴を無視するようで抵抗がありました。とはいえ、1年で負担を分配するのもアレかな、ということで3年。ぶっちゃけ誤差レベルの話ですけど、ないよりはマシという感じで。
コンセッションでポイントが貯まるのではなく、ポイントの使い道がコンセッション。ドリンクorポップコーンです。のみ。だけ。そういうのもあるのか。
なので、本記事では無視します。ポイントで映画が観たい。
T・ジョイ
バルトとかブルクでお馴染み。合い言葉は「映画館でハシゴ何作可能? 深夜も稼働のバルトなんかどう?」。
驚くことに、ポイントサービスがないです。大手シネコン界の孤高の存在。ポイントを漁る豚共に警鐘を鳴らすKO-KO-U。どうりで日本にパンクが根付かないわけだ……
ということで、この2つを除く9のシネコン、それぞれで計算。
計算方法
6ポイントで1本無料の場合、ポイント使わない時の料金の6倍を7で割ると1回分の実質料金が出ます。ポイントサービス利用による映画鑑賞料金は大体コレ。
そこに、初期費用と更新費用が関わってきます。更新は年間鑑賞数(ここでは30)で割る。初期はそれを3年、90で割る。
が、これで終わらない。ここに各シネコン独自のサービスが絡んでくるのでややこしい。さらには入会費などの初期費用と、更新費。3ケタの違いも発生しないので無視していいのか……と思いつつ、年間30本を3年と決めつけてるので既に細かいレベルでは結構無視してます。
TOHOシネマズ
- 6本観ると1本無料
- 入会費:500円
- 更新費:300円(1年)
- ポイントは2年で消える(ようになる)
ポイントサービス改悪で話題の最大手。山崎紘菜でもお馴染み。改悪といっても「改悪版TOHOの方がウチより良いんですけど……」という場所は全然あります。下を見て安心するクズメンタルで乗り切ろう。とにかくポイントはすぐ使う。貯めたら出す。
サービスデーとしては、毎月14日が1,100円。毎週火曜が1,400円。そんなに豊富ではない。さすが最大手。
こっから本題。重要になってくるのは普段いくら払ってるかです。ポイントの無料鑑賞以外の時ですね。前売券で1,400円なのか、シニアで1,100円なのか、サービスデーしか行かないので1,100なのか。なので、普段の支払い額別に計算します。大した差は生まれないけど、大体ココかなー、という感じでご覧ください。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
873 |
127 |
1,100円 |
958 |
142 |
1,200円 |
1,044 |
156 |
1,300円 |
1,130 |
170 |
1,400円 |
1,216 |
184 |
1,500円 |
1,301 |
199 |
1,600円 |
1,387 |
213 |
1,700円 |
1,473 |
227 |
1,800円 |
1,558 |
242 |
安定して1,000円鑑賞する方法はないと思いますが、一応載せました。
割引気にせず観に行くような人にとって、大体200円引きの価値がポイントサービスにはある、といえますね。
TOHOは最大手らしく、ポイントサービスの内容自体はシンプルです。なので、他のシネコンとの比較対照として便利だったりもします。
……シネマイレージに関しては、この記事では扱いません。ややこしいのと、ぶっちゃけほとんど使ったことないw(情弱)
ユナイテッドシネマ
- 6本観ると1本無料
- 入会費:500円
- 更新費:500円(1年)(1,000鑑賞券プレゼント)
個人的にはTOHOと並ぶ二大巨頭。この2つが最も利用します。
推しポイントとしては、毎週金曜が1,000円。金曜というのがポイントです。金曜に公開する映画、結構多いですよね。特に大作だと。公開初日に1,000円で観れる可能性がある。これはうまい。
一般料金が300円引きなので、上限が1、800円ではなく、1、500円。前売券買うの忘れたー!!という時にも安心。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
879 |
121 |
1,100円 |
962 |
138 |
1,200円 |
1,044 |
156 |
1,300円 |
1,157 |
143 |
1,400円 |
1,209 |
191 |
1,500円 |
1,291 |
209 |
更新時の1,000円鑑賞券が更新費をナシにするくらい強力だけど、計算がめんどいw
ちなみに、ユナイテッドシネマでは珍しいサービスとして、2ポイント使用で1,000円というのもあります。が、6ポイントで無料にした方がお得です。メールアドレスを登録した会員限定のサービスなので、こっちのが強力かと思いきや……罠。使う人は情弱と言わざるを得ないのが現状(『ドリーム』で使ってしまったw)。
まぁ、使い道としては、更新をやめるのでポイントをとっとと使い切りたい、という場合。ポイントを残すのが一番もったいないので、これは当然有効。
- 料金の10%がポイント
- 1,500ポイントで1本無料
- 入会費:1,000円
- 更新費:ナシ(最終利用から1年でポイント失効)
2019年、池袋にIMAX with LASER搭載のシネコンが誕生するんですが、多分シネマサンシャインになると思います。お世話になります。
特徴としては、同伴者のポイントまで加算できる点。恋人、友人、家族で観る際、全員がポイントカードを用意する必要がない。イメージしやすいのは普段あまり映画に行かず、鑑賞料金にも関心がないようなポイント弱者(失礼)を連れて行く場合。
一般料金が300円引きなので、ポイント弱者を連れて行くと、準備ゼロで安くなるので感謝されつつ、ポイントはいただく。これはうまい。さすポ(さすがポイント)。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
949 |
51 |
1,100円 |
1,036 |
64 |
1,200円 |
1,122 |
78 |
1,300円 |
1,207 |
93 |
1,400円 |
1,292 |
108 |
1,500円 |
1,375 |
125 |
6本観ると1本無料の所に比べると非常に弱い。半分ほどの効力でしょうか。やはり同伴者ありきで作られた設定なのでしょうね。1人連れてくると他のポイントサービスとほぼ同等。2人以上連れてくると上回る、という感じか。
- 6本観ると1本無料
- 入会費:200円
- 更新費:ナシ(そもそも6ポイント貯まるごとに使い捨て)
ポイントカードといってもほとんどスタンプカード。紙のスタンプカード。ローテクである。
ポイントは約半年間で6ポイント貯めないと無効。6ポイント貯めた無料鑑賞券は発行から約10ヶ月で使用しないと無効。TOHO改悪に怒ってる人をイオンシネマに放り込むと周瑜のように憤死する。
毎週月曜が1,100円なので、三連休との相性が抜群。
常時のサービスではないんですが、現在キャンペーン中でして。いつでも1,300円です。これはうまい!
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
886 |
114 |
1,100円 |
971 |
129 |
1,200円 |
1,057 |
143 |
1,300円 |
1,143 |
157 |
1,400円 |
1,229 |
171 |
1,500円 |
1,374 |
186 |
1,600円 |
1,400 |
200 |
1,700円 |
1,486 |
214 |
1,800円 |
1,571 |
229 |
こんなに計算式がシンプルなのは初めてでしたw
お得度でいうと、そう大差はないけど、ポイントの期限がエグいので、ポイント消失の恐れが高いです。ポイントを失ったらその場で200円の損。物理的なダメージが入ります。怖い……(といっても今なら鑑賞料金が1,300になるので200円は余裕で元取れる)
- 6本観ると1本無料
- 入会費:100円
- 更新費:ナシ(最終加算から6ヶ月更新)
MOVIX、ピカデリーというヤツです。ポイントカードの名前はSMTメンバーズ(SMTは↑の略)。利用者からは「どーせSMTが最強でしょ?(ハナホジ)」という声多数。大体あってます。まぁ、シニア料金だったらユナイテッドのが安かったりもします(突然の老化)。
特徴は何といってもリピーター割。有償鑑賞から2ヶ月以内で、次の鑑賞料金が1,300円(ネットだと1,200円)になる。つおい。このサービスが新宿ピカデリーに搭載されたことにより、新宿におけるシネコンウォーズのバランスが変わりました。安さではピカデリーが強い。孤高のバルトは深夜も稼働(シツコイ)。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
858 |
142 |
1,100円 |
943 |
157 |
1,200円 |
1,030 |
170 |
1,300円 |
1,064 |
236 |
1,400円 |
1,076 |
324 |
1,500円 |
1,089 |
411 |
1,600円 |
1,101 |
499 |
1,700円 |
1,114 |
586 |
1,800円 |
1,126 |
674 |
リピーター割はネット利用時の1,200円で計算しました。
本当ならポイントカードを作ってから最初に観る映画にはリピーター割が使えないんですが、今回は除外しました。1回だけなんで。普段いくらかはポイント無料鑑賞後の1本にのみ適応。1,200円以下は当然そのままです。
当たり前ですけど、1,300円以上になってからが加速度式にお得になっていく。普段1,800円の人でも実質1,200円を切ったのはスゴイですね。常にリピーダー割と考えて問題ないレベル。シニアとかでいつでも1、100円の人にとってはよそと大差ないけど、そうでないなら強い。最強といっても過言ではない。
109シネマズ
- 6本観ると1本無料
- 入会費:1,000円
- 更新費:ナシ(鑑賞日の翌月から6ヶ月更新)
IMAX強者というイメージ。現在のIMAXシアターの首都圏初は川崎、現在日本唯一のIMAX with LASERは大阪。『ダンケルク』はレーザーIMAXじゃないと観てないと同義wwwとドヤって炎上したいなら大阪へGO。もうすぐ池袋にも来るので震えて待て(都民の遠吠え)。
オモシロポイントとしては、ポイントカードに楽天Edyの機能が搭載。ただ、映画以外のポイントは特につかないので電子マネーをガチる人には不評のようです。今回調べて最も驚いた機能の1つです。謎は、深まる、ばかりです。
イオンシネマでは紙のスタンプカードなのに、109では電子マネーEdy。謎の格差。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
868 |
132 |
1,100円 |
954 |
146 |
1,200円 |
1,040 |
160 |
1,300円 |
1,125 |
175 |
1,400円 |
1,211 |
189 |
1,500円 |
1,297 |
203 |
1,600円 |
1,383 |
217 |
1,700円 |
1,468 |
232 |
1,800円 |
1,554 |
246 |
ぶっちゃけ、そろそろ代わり映えがしない気がしてきた。まぁ、全部の表を見比べてる人なんて読者の中のウン%なんでしょうけど。
代わり映えがしないので、シニア1,100円の人は実質954円なのかーとかtbsラジオリスナー的にはグッときまいた。クゴシ!!
- 6本観ると1本無料
- 入会費:100円
- 更新費:ナシ(利用で1年更新)
個人的に縁がなかったけど、調べてみるとかなり大々的に展開してる大手。
一般的なポイントサービスであり、一般料金の割引もあり(300円)、地味に強い。入会費と更新費の優良度合いが今回の中では最強。入りやすく失いにくい。ここまで安いと入会費を計上するのがバカらしくなってくる。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
858 |
142 |
1,100円 |
944 |
156 |
1,200円 |
1,030 |
170 |
1,300円 |
1,115 |
185 |
1,400円 |
1,201 |
199 |
1,500円 |
1,287 |
213 |
限りなく純粋に近い「6本観たら1本無料」の表。一般料金の上限が1,500円なのも相まって、尖った個性はないけど良心的という印象。TOHOもコレにしてくれ。
- 6本観ると1本無料
- 入会費:100円
- 更新費:ナシ(加算で6ヶ月更新)
なんで大阪の映画館調べてるんだろう……とワタシを大いに悩ませたシリーズその1。
リピーター割があるのが強み。ただ、窓口1,500円、ネット1,400円なので松竹には劣る。とはいえ充分だと思います。ネット1,400だと前売券が不要になる。前売を事前に買っといていざ映画館に行ったらサービスデーで損した気分……という映画ファンあるあるを経験しなくて済む。
松竹もそうなんですが、厳密には「1本観たら10ポイント」「60ポイントで1本無料」です。わざわざ十倍した意味が分からない。こういうのってネット予約だと11ポイント貯まる、とか端数が発生する余地があると思うんですけど、今回調べた限りでは見つかりませんでした。「タウリン1,000mg配合!!」「1gでええやん!!」というお馴染みのアレに似てる。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
858 |
142 |
1,100円 |
944 |
156 |
1,200円 |
1,030 |
170 |
1,300円 |
1,115 |
185 |
1,400円 |
1,201 |
199 |
1,500円 |
1,239 |
261 |
1,600円 |
1,251 |
349 |
1,700円 |
1,264 |
436 |
1,800円 |
1,276 |
524 |
リピーター割はネット予約の1,400円で計算しました。松竹には劣るかなーとか思ってましたが、想像以上に大差がない。200円も差があったのになぜか100円とかそれ以下になってしまうのはなんでなんだぜ……(バカ)
- 100円につき1ポイント
- カード発行時に10ポイント
- ネット予約で3ポイント
- 100ポイントで1本無料
- 発行費:500円
- 更新費:500円(1年)
大手シネコン最北端。コンセッションでの買い物でもポイントが貯まる。これは面白い。コンセッションにも来てね!という誘導は意味深いと思います。1,000円以上でポイント発生という1人では困難な設定。ぶっちゃけそのポイントも微々たるものなんですが、ないよりは良いよね。ただし、パンフは対象外。惜しい。
毎月オススメ作品の指定があり、その作品を観ると5ポイント入るというのも面白い。複雑になるデメリットはいいけど、知らなくても別に問題ないレベルだと思います。(今回計算からは除外します)
更新という選択肢はありますが、100ポイントに貯まったカードは無料鑑賞券と「交換」とサイトには書いてありました。えっ、ひょっとして、その度にカード発行しないといけないパターン? イオンシネマ的な? 期限の猶予はある分ありがたいけど、毎回500円は高い。
だとすると、100ポイントを越えた分は損することになりますよね。カード発行は次回だから。うわっ、エグい。
水曜は男性1,100円、木曜は女性1,100円。間違えちゃいそうですね。毎週のように窓口でトラブルが起きてそうな気がするw
会員は一般料金が300円引き。TOHOでもコレやってくれ。
普段いくら払うか |
実質1本いくらか |
差額 |
1,000円 |
938 |
62 |
1,100円 |
1,025 |
75 |
1,200円 |
1,100 |
100 |
1,300円 |
1,186 |
114 |
1,400円 |
1,271 |
129 |
1,500円 |
1,333 |
167 |
すべてネット予約で計算。コンセッションは買わない。
ひどい!!……と思ったけど、思いの外そこまで酷くない。とはいえ、毎回カード作るのは手間だし、毎回500円払うのには抵抗感ある気がします。安心してください、はいてなくても100円くらい毎回お得ですよ。
比較
|
1,100 |
1,300 |
1,500 |
1,800 |
TOHO |
958 |
1,130 |
1,301 |
1,558 |
ユナイテッド |
962 |
1,157 |
1,291 |
|
サンシャイン |
1,036 |
1,207 |
1,375 |
|
イオン |
971 |
1,143 |
1,374 |
1,571 |
松竹 |
943 |
1,063 |
1,089 |
1,126 |
109 |
954 |
1,125 |
1,297 |
1,554 |
コロナ |
944 |
1,115 |
1,287 |
|
なんば |
944 |
1,115 |
1,239 |
1,276 |
札幌 |
1,025 |
1,186 |
1,333 |
|
横に長くなるとスマホだと見にくいので、一部数字を割愛。
結論
ポイントサービスというのは、普段の料金が高い人ほどお得であり、普段から安く映画を観てる人は少しお得になる、そんな誰にでも嬉しいサービスです。よく出来た仕組みだと思います。どこもかしこもポイントなのも納得です。
分かっちゃいたが、松竹のSMTが強い。安定して1,100円鑑賞とかを見込める人を除けば、リピーター割のある松竹が頭一つ抜け、なんばも強い。
なので、SMT料金との差、近くの松竹系のシネコンの位置、移動費の違いなど、総合的に比較して今後の映画館選びをしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ワタシは普段前売券1,400円で観ることが多く、たまにサービスデーで1,100円。なので、表では1,300円の所を確認します。よく行くのはユナイテッドとTOHO。それぞれ1,157円、1,130円。最安値の松竹は1,064円。100円弱の差でした。まぁ、これなら血涙を流すほどでもないかな……というのが今回の結論。行きやすさ、混雑、周辺の施設などを総合的に考えれば、今後も変わらずユナイテッドとTOHOを行くことにします。
番外編(ポイント以外の会員サービス)
会員サービスはポイントだけじゃないぜ!!というシネコンのサービスがあります。ワタシの中でお馴染みなのがテアトルシネマ系列のメンバーズカード「TCGメンバーズカード」。こちらはカードを作ると、とにかく鑑賞料金が安くなる。ポイントは貯まらない。ポイントよりもその場で安い。ケーズデンキ方式。
テアトルシネマ
- 会員費:1,000円(1年)
- 入会時に1,000円鑑賞券プレゼント
- いつでも1,300円
- 火曜、金曜が1,000円
- 水曜が1,100円(男女問わず)
いつでも1,300円だけでなく、平日の半分以上が1,100円以下。つおい。
まぁ、毎年かかる入会費がお高めですので、年間の鑑賞本数による影響が多くなります。一応同じ年間30本で考えますと、1本あたり33円の負担になります。入会時にもらえる1,000円鑑賞券を1,300円の日に使えば300円の得なのでそれを30で割れば10円。あわせると、1本あたり23円の負担。上記の料金に23を足した数字で松竹と勝負。平日にどれだけ行けるかが鍵になってきそうですね。
シネマシティ
- 会員費:1,000円(1年)/600円(6ヶ月)
- 平日が1,000円
- 土日が1,300円
『マッドマックス 怒りのデスロード』でなぜか聖地と呼ばれていた立川のヴァルハラ。大きい音で上映することで有名(説明が雑)。
シンプルに安い。平日のみの鑑賞になると松竹も泣いて逃げ出すレベル。
サイトを観ると、やれサービスデーは行きにくいだとか、ポイントは面倒だとか、くどくど書いてあるので笑えます。圧がすごい。ラーメン屋の張り紙を思い出す。こんだけ無駄に熱いと荒れることもあるんじゃない??と思ったそこのアナタ、大正解です。先日ネットが荒れました。『ベイビードライバー』ファンも嬉しくないよw
とはいえ、近かったり、行きやすかったら通ってると思います。安いもの。
改めて結論
松竹に行こうが、立川に行こうが、電車賃、ガソリン代がかかっては意味ないです。
ポイントサービスとあわせて使うと最強の方法、それは「チャリで来た」。これで勝てる。歩きでもいいです。