北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『パディントン2』の感想

 今年の暫定ベスト。しばらくは維持しそう。
 前作は初見時は「ウェスアンダーソンっぽくてやぁねぇ……」とかちょっと引っかかってました。近くに観た『グランドブダペストホテル』にハマれなくてその余波だったと思います。
 なんですが、『2』に向けてこないだ一作目見返したらこれが面白くって。「その年の年間ベストじゃないの?」とか思ってしまうレベルにハマりました。その時の気の持ちようでどれだけ印象が変わるのか思い知りました。自分は意外と信用ならない。

 まぁ、とにかく『2』。吹替版にて鑑賞。思えば字幕版は予告などでしか観てません。桃李クマしか知らないと、ウィショークマは声渋くて驚きます。
 桃李クマは原語と声が似てるワケじゃないのにハマってる、という不思議な例だと思います。斉藤由貴の降板は残念ですね。「好きだったのに…」というよりは「別に降りん(降ろさん)でも……」という感じ。
 由貴は去ったが、工がいる。そんな斎藤工、悪くはないがちょっと声が若い気はしました。まぁ、後半は慣れたのでいいです。とはいえ、ラストのミュージカルは英語に戻るので「全然ちゃうやん!」と夢から覚めますw

 ヒューグラント、面白かったです。ちょっと落ち目の役者の苦悩みたいなパートはマジで同情しちゃいましたけど。あのペットフードのCM、実物を見せられるとキツいですねw もちろん笑えるんだけど、マジで可哀想な気持ちにもなってしまう。
 まぁ、最終的に逮捕された先で幸せになる、というラストは良かったです。前作の悪役なんてウンコブリブリの刑だったので、えらい違いだw
 バカっぽいCMが呪いのようになっている、みたいなのは『くもりときどきミートボール』を思い出したりもしました。あっちはCMをいつまでも引きずってるので逆ですけどね。

 本作は『2』ですので、オリジンみたいな話はほぼナシ。これは多くの作品にとってプラスに働くと思うんですが、個人的には前作のロンドンの街に馴染もうと奮闘するパディントンが健気で好きだったので、そこがないのは少し残念……。ただ、冒頭のロンドンの生活がしっかり板についてきた、という移動シーンは超楽しかったので一長一短かな。一作目の食事の時だけ野生に帰るギャグはないです。大好きでしたw
 とにかくパディントンは街に溶け込んでるので、前作よりも人々に幸せを与えるという要素がパワーアップ。会った人に幸せを振りまく妖精みたいな領域になってる。刑務所入っても勝てるレベル。ここらへんのアップグレード感は続編らしい魅力ですね。
 あと、単純に話のスケールもアップしてました。ロンドンの名所巡りみたいな要素が加わったのも驚きです。ちょっとした『ダヴィンチコード』みたいな観光ツアー。

 前作繋がりですと、前作のキャラが思ってたよりも多数参加してるのが嬉しかったです。一家がいるくらいやろ、とか思ってたら違った。まさか女装好きの警備員にまた会えるとは思いませんでした。しかも律儀に女装ネタ絡んでくるからスゴイw

 前作からアクションもスケールアップ。ラストの列車アクションは本当に驚きました。予告にちょっと出てきましたけど、思ってた数倍楽しい。
 絵的な楽しさももちろんなんですが、伏線回収の手数にはさらにビックリ。思い返せば前作もラストに細かい伏線回収していく気持ちよさはあったんですが、本作ではほとんど病的なレベルにまで詰め込まれてるというか、列車に場面が移ってから、ほぼすべての展開が伏線ありきだったんじゃないか(体感)。
 まぁ、よくよく考えると「前作から趣味が変わりました」とか正直伏線以外の意味はないようなものも多いんですけどね。とはいえ手数がすごい。

 サリーホーキンスの飛び込みも伏線。お母さんが体を張って助けに来る、というのには感動しちゃいますよね。2人が割とマジで死別を覚悟したりもするので、ここらへんから涙腺がヤバかったですw
 パディントン助かって涙腺もセーフかな、と思ったらラストにもう一つボムがあったので本当に限界でした。いろいろと苦労したパディントンが最後に本当に幸せが形で報われる。そこまで泣かせに来る映画だったっけ!?と困惑しました(最高)。


 ということで、終わり。とても良かったです。そーいえば、サリーホーキンスは『シェイプオブウォーター』も楽しみですね。ラストの水中の場面では「半魚人の前に熊とキスするのかな?(酸素送る意味で)」とか関係ないこと考えちゃいました。

パディントン2 (オリジナル・サウンドトラック)

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パディントン【期間限定価格版】Blu-ray

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松坂桃李写真集 道 TAO

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 松坂桃李に関わりのない人生を歩んできましたが、『パディントン』シリーズのせいで今では妙に好きです。

週刊少年ジャンプ2018年08号の感想


 アンケート募集編。
 今週のテーマは親。もしくは父親。マンガアニメの世界ではやたらと親なしの設定が多いんですが、多分めんどくさいから消し去ってるんだと思います。ただ、たまに「めっちゃ意味あった!!」みたいな作品も出てくるので次のそれを予想しようぜ、という遊び。
 キッカケは分かりやすいと思います。『dr.stone』の千空パパ。凡人っぽくチラ見せしてから意外とドカン、という超珍しいパターンでした。これやられちゃうともう何も断言できなくなってしまう。そういえば、同期の『ロボ』も後から偉人だと分かったパターンですね。裏設定でどうでもいい人として既出でも案外わかりませんよ。
 ということで、候補1。デクパパ。ここは継承が大きなテーマの作品なので父子はいくらでもドラマチックに料理できる素材だと思います。個人的にはボスキャラの正体が実はデクパパで「I am your father」やってほしいですw まぁ、親との継承がどうのこうのってドラマは轟くんに託してる感じはあるので、個人的には弱いかなと思います。
 候補2。アスタ。孤児設定が作者の手抜きと取るか、伏線と取るか。ここは個人的にも読めない。50:50な印象。そもそもアスタが非凡キャラなのか生まれ持ってスーパー的なキャラなので微妙なんですよね。どっちにも取れる。まぁ、アスタの父出すんだと、ユノも出さないといかんかな、とは思います。出るならセット。父か母かっつったら父のがありそう?
 候補3。日向にしようかと思ったんですが、非凡キャラ多すぎになっちゃうのでここはコガラシくん。現連載陣の中でスーパー主人公で親ナシは唯一なんじゃないでしょうか。なので、ここは非常に怪しい。アスタと同じ孤児設定だけど、個人的には一番怪しい。本作の場合は母親が怪しい。『左門くん』パターンで母親出てくるんじゃないかなぁ。別に父親でもいいんだけど、ミウラ老師おっさんキャラに興味なさそうだし……(個人的にはファミレスの店長とか好きです)。
 あとはその他。4択にしてブツクサ言われてもめんどくさい……というのは少しウソ。ホントは5以上あったから。日向とか入れたかったし、『青春』のエージもそうですよね。大ネタとしては、銀さん。……多分未出だと思う。記憶に自信ないけど。まぁ、ここはどう考えても出ない。もうすぐ終わっちゃうし。そもそも師匠という疑似的な父親を殺す話が盛り上がってるからもうそのまま終わると思います。火ノ丸くんは母親でドラマお腹いっぱいな感じあるんですよねぇ。
 あと、ウルトラCとして、既出の父親は実は育ての父で、DNA的な父親は別にいた!!というパターンを考えると、選択肢はすべての作品に広がります。なので、そういう人は「他」にどうぞ。
 まぁ、ぶっちゃけ「他」もエクスキューズとしては機能するけど、面白いかっつーと少し疑問はあるんですよね。今回はまぁ「他」でいいや。

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『生徒会役員共』455話の感想


 毎週感想を書く、というペース感覚を忘れてしまっていろいろ新鮮です。

#455

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は森さん。みんな大好き咥えゴム。生活感みたいなものがグッとくるんでしょうか。理屈としては分かりませんが、とても良い。
 あと、単純に森さんいつものあの髪型が出来るまで、みたいな新鮮さがありますね。森家では毎日この光景が行われている。
 アオリが森さんのこと「隠れ巨乳」って言ってますけど、森さんって隠れてたんだっけか。一目で育ちの良さが分かってしまう本作でも上位のキャラという認識でした。
 てか、胸に入った一本の線がエグい。で、でかい‥‥。てんで次元がちゃいます別世界。

 扉がそうだけど、今週はとにかく英稜の『生徒会役員共』。基本的に森さんと広瀬さんで話が進むのもあり、英領の日常、という味わいが強いと思います。
 いつまウオミーに翻弄される森さんだけど、今日は広瀬さんを振り回す番。ここらへんも英領の新たな一面という感じで良い‥‥からの最後にはやっぱりウオミー。広瀬さんより森さん、そのさらに上にウオミー、という英稜食物連鎖。青葉さんはそういうヒエラルキーから解脱してるのが個性だと思う。
 ということで、今週はウオミーが筆談。字が写植なので初読時ちょっと混乱しましたけど、次のネタでその件は説明されましたw 本作は書き文字もよく出てくるので、字が汚いとかよりも、単純に書き文字だともうちょっと大きくしないと読みづらい、とかだと思います。

 ということで、突然の写植の説明。ウオミーの達筆ぶりを表現してるらしい。本作には珍しく妙にメタい。
 てか、青葉さんがフツーに喋ってる。フツーに出番ある。やだ、すごい新鮮‥‥。すげぇ大きな出番なので驚きますけど、やっぱオチには絡んでこないんですね。ここらへんはいつも通り。絵としても大きいし、セリフあるし、歴史的な一歩だと思います(大げさ)。
 本題。ウオミーが声出せないのでフリップトーク。そして、この日は生徒会放送があるので、森さんがメインパーソナリティー。英稜生徒会にはそんな仕事あったのか。普段のウオミーバージョンも興味あるな。
 字が写植なのは達筆だからだけど、即座にフリップ出せるのはマンガ的な都合‥‥ではない、というのがオチ。個人的には『らんま1/2』でお馴染みなのでこの手の文字で喋るキャラの書く速度は気にならないんですが、ちゃんとそこに理屈があるのは面白かったです。あっ、あと『銀魂』でもお馴染みだわ。

 本番直前。ウオミー、文字で喋るだけでなく、マスクで顔の半分が隠れてるせいもあり、表情というものがまったく読み取れない。いつも表情でガンガン語るようなキャラではないものの、表情による情報量がいつも以上に少ないのでものすごく淡々と文字が射出されてくるような不思議な感覚。平然と下ネタとぶっ込んでくる、というのは普段からの特徴だと思うけど、それがいつも以上に強いw

 ウオミーの文字。達筆な上、難しい言葉も漢字なので読めない‥‥というかこれは喋りで聞いても分からないw しかし、あんだけ画数多い四文字熟語はやっぱ写植じゃないとキツい気がしますね。あと、画数漢字って得てしてバランスが難しいので達筆じゃないと書けないってのはあると思います。
 そして、英稜第四の女、広瀬さんが参戦。青葉さんはオチに関わらないけど、広瀬さんはしっかりオチ担当である。
 そんなオチ。広瀬さんとしては、善意しかないし、変なことしてる自覚もない。なんなら生徒会の役に立とうと前向きな姿勢とか好感というか微笑ましいんだけど、それだけに‥‥というオチが楽しいですね。字が綺麗じゃない人が急いで書くとロクなことになりませんよね。ワタシも完全にそっち系の人間なので超わかる。

 まさか今週このまま英稜だけで終わってしまうのか?と思ったら、しっかり桜才が関わってくる。まずはタカくん。放送もそうだし、今週はとにかく森さんの声の仕事ってことなんですね。
 ということで、森さんがウオミーボイスでタカくんとの電話に挑戦。かかってきた電話切って「今電話できなかった」とかメールするのも手だと思うんですが、まぁここは面白そうって思惑が働いたんじゃないですかねw
 ここで地味に効いてくるのが直前にあった広瀬さんのネタ。最初にやった森さんの声マネ、広瀬さんに対しては成功してるんですよね。そんで、直前のネタでは広瀬さんの大雑把みたいなイメージが強調される。付き合いがまだ短いってのもあるけど、単純に広瀬さんは割と鈍感、というのが現れてると思います。一方タカくんは鈍感ではありませんよね。‥‥いや、フラグに関してはめちゃくちゃ鈍感ですけどw

 んで、桜才生徒会と合流。帰り道ですね。そこでウオミーの風邪の原因が発覚。これは笑ったわ。まったく予期してなかった角度からオチに向かう。予想外な展開なんだけど、会長たちの最後に行動には納得しかない。
 最後のうりうりにアリアが参加してるのも印象的なんですが、アリアだけ表情が割と平熱というか、会長とスズに比べるとノリで参加してるだけ感あると思う。そこまで嫉妬してないけど面白いから参加してる、みたいな。

 ラスト。このネタがまたうまい。前のネタと同じオチに向かうんだけど、同じオチの裏で森さんの心の中のドラマが平行して語られる。ボケキャラではない森さんならではのオチ回避というか、ツッコミキャラだからこそアレを予期できた、みたいな感じあると思います。
 てか、2コマ目のタカくん、よく恥ずかしげもあんなこと言えるよな。照れとかないのかよ。うりうりの刑になるのも納得ですわw

 ということで終わり。英稜のそこまで特別ではない日常回みたいな味わいがありましたね。すごく良かったです。それでいて、最後の桜才との絡みもすげぇ面白い試みしててうまいことまとめたなぁ、と。
 ベストは決めるとしたら、最後のネタかなぁ。物語の主語がシフトしていく感じとかめちゃくちゃ面白かったです。森さんパートは甘いだけでボケに消化されないんだけど、絵としては相変わらずオチとなることが行われている、という。それに、森さんだけ美味しい思いをする、というかフラグレースで一気に追い上げるってのは森さんの大きな特徴ですよね。

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『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』の感想

 映画館の予告で初めて知って「派手で頭悪そうで面白そうじゃん」と思ったのでした。後にリュックベッソンが関わってると知り、何となく期待度を下げつつ、観てきました。まぁ、面白かったです。大好き!!とまでは行かないが、知的レベルが私にとってちょうどいいです。リュックベッソンありがとう。
 ぶっちゃけ小馬鹿にしてるせいもあり、映画の冒頭にヨーロッパコープのロゴが出てくるだけでちょっと面白い、というのはあります。失礼な話ですが。

 ふざけんな!!と怒るほどではないですが、「思ったより盛り上がらなかったな……」みたいな惜しさ、残念さはありまして。予告であったド派手アクションが最初だけなんですよ。最初にある「こんなチームですよ」みたいな自己紹介みたいなパート。それだけ。他はちょっと戦ったりはするけど、見せ場と呼べるようなアクションはほぼ皆無……。
 肝心の金塊奪還作戦ですが、まさか派手にドンパチすることなく終わるとはね。ボスキャラみたいな奴もいて、極悪非道なのは何となく分かるけど、まさか主人公チームと直接対決とかしないで死んじゃうとはね……。
 そんな奪還作戦。水中なんですよね。奇抜な発想の作戦を立てて実行という流れは楽しいんですが、水中なのでいかんせん暗い、そして静か。言葉がなくなるのでサイレント的な味わいがある……とか無理あるかなぁ。殺すだけが能じゃないってのは分かるし、プロ感、チームワークみたいなものは感じられるし、教会の鐘の中で口論するのも楽しいっちゃ楽しいんだけど、戦車でサラエボ観光みたいな方が楽しかったかなぁ。

 ただ、キャラクターは良くて。チーム感の仲良し感も楽しかったです。これがあるから映画全体の印象が「まぁ面白かったな」になってると思う。
 金塊運搬係の2人もキャラ立っててよかった……けどまさかラスボスを片付けるとは思わなかったw
 まぁ、そんなことより、キャラクターでいえばやっぱJKシモンズ演じる上官ですよ。どう見てもファッキンテンポ。予告でも光ってました。
 ただのファッキンテンポではなく、ファッキンテンポやった後に急に優しくなるんですよね。本作みたいなサクッとした軽い作品にハマってたと思います。ファッキンテンポ的な楽しい部分は味わいつつ、本物のファッキンテンポみたいな泥沼にはならない。
 最後のファッキンテンポがまた素敵なんですよね。それに対する「あれっ泣いてます?」みたいなイジリが入るのも最高。互いにめっちゃ仲良しじゃんw


 ということで終わり。期待外れ、予告編詐欺を体現するような作品ではあると思うんですけど、まぁそれでもトータルでは全然面白かったよ……という不思議なバランスの作品でした。

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「ジャスティス・リーグ」オリジナル・サウンドトラック

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 『ジャスティスリーグ』で初お目見えしたJKシモンズ版のゴードンめっちゃ良かったですよね。大した出番はなかったのにホレてまうやろ的な魅力。今からバットマン単独作が楽しみです。DCの方は何がどう転ぶのかよく分からない感じありますけど、計画通りベンアフバットマンとJKゴードンが見たいなぁ。

週刊少年ジャンプ2018年07号の感想


 投票ツイートの結果。果たして「ロボ3」とは一体……
 票数多かったですね。RTもされたし。個人的には好きな切り口なんですが、どこまで共感されるのか分からなかったので安心しました。やっぱ面白い現象だったよね。
 そんな結果。これが意外でして。相変わらず見る目がないなぁ、と痛感した次第。ワタシとしては、『火ノ丸』がブッチギリで勝って、残りを3作で分けてほぼトントン、みたいな気がしてました。全然違うやないかw
 それでも優勝はやっぱり『火ノ丸相撲』。なんですが、意外と伸びず。2位のダブルスコアとかマジで思ってたんですが、そんなことない。
 2位『ロボ』。これが意外。マジで意外。失礼ながら、3年後からのプロ編ってのが『火ノ丸』と被るから、『火ノ丸』の劣化版ではないものの、票を『火ノ丸』に奪われると思ってたんですよね。そんなこたぁなかった。まぁ、確かに、お前もプロ編なのかよ!!とか、えっもう!?みたいな驚きはありましたよね。その点に関しては疑いようがないです。まぁ、ここまで伸びるのはやっぱり意外です。単純な作品人気ってのもあるのかな。
 3位『競技ダンス』。20%。うん、こんくらいだと思ったんですよ。皆こんくらいだと思ってた。『火ノ丸』だけ40%みたいな予想をしてたんですよね……。とにかく、20%。唯一その号のジャンプに載ってない作品ですので、記憶の問題でどう考えても不利なんですよ。それでもここまで行ったのはやっぱ根強い人気なんでしょうね。
 4位『シューダン』。まぁ、この順位は仕方ないと思います。単純に連載期間短いし。終わるとか関係なく。あと、『競技ダンス』とファンが大きく重なると思いますので、票取られたってのも考えられますね。とはいえ、1年を振り返る上で欠かすことは出来ない重要作品だと思ったんですよ。『ゴーレム』も○年後やったけど、○年後の衝撃とか事件性でいったらやっぱ『シューダン』のが強いと思います。
 『左門くん』も○年後やってるんけどー??みたいな人いましたけど、選択肢から「最終回じゃないのに」を読み取ってほしかった……。最終回で○年後って特集しがいがないよ。
 こういうこと書くと誤解されそうなんですが(その人にはマジで誤解されたまま終わったと思う)、『左門くん』の最終回は最高ですよ。そういう話もブログには書いてるんですけどね。ツイッターだとどうしても無理だよね。いいです。喋れば喋るだけ嫌われるもんだと思いますし。相互理解なんて目指したら手間がかかります。
 あと、2017年という縛りを解除するならば、『ONE PIECE』の2年後があまりに強烈ですね。ジャンプ50年の歴史の中でもトップ狙えちゃえそうなレベル。
 来週も2017年振り返りネタにしようかと思ってたんですが、違うネタが結構思いついてたりして、そっちを早くやりたい気もしてきました。その中には横田先生ネタもあったりするんですが、そういうのは早めにやった方がいいよなぁ、と思いますし。
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 はい、ジャンプ7号です。通常運行がいよいよ始まります。

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『生徒会役員共』454話の感想


 あけ
 おめこ
 とよろ

#454

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 2018年最初の『生徒会』はスズ扉でスタート。座りながら携帯ゲーム機(ほぼ3DS)を持つスズ。ゲームオーバーして焦りの表情を見せるスズ。現代の学生を描く上でゲームって超ありふれたアイテムだと思いますが、本作の場合はめちゃくちゃ新鮮ですね。津田兄妹だと見たことあるけど。携帯ゲーム機だとさらにレア度は上がる気がします。当たり前なアイテムなのに「こんなの見たことない!」的な驚きがありましたw

 1本目。扉にある通り、今週はとにかくスズとゲーム。ゲームを誘うのは当然コトミ。スズが普段ゲームやらないってのはイメージ通りですね。スズじゃなくても生徒会はみんなゲームやらなそう。タカ兄がイレギュラーな存在。
 今年あけおめネタありませんでしたけど、話は冬休み期間中。宿題やってます。見た感じ、タカ兄の宿題を3人が見てあげてた、って感じでしょうか。「終わったー」というセリフを聞くやいなや部屋に飛び込んでくるコトミがすげぇコトミっぽい。会長とかに「コトミの宿題も見てやるぞ」って言われた可能性もあると思うんですが、そこらへんはうまいこと逃げたんでしょうねw
 んで、肝心のゲーム。スズということでホラー。ゲーム詳しくないけど「ZOMBIE HILL」は『サイレントヒル』のゾンビ版なんだろうな、とぼんやり思います。『サイレントヒル』もタイトルが有名だから知ってるだけなんですが。元々そっちにもゾンビ出てきたらごめんなさいね。

 ゲームスタート。どうやら女子学生が探索してるとゾンビに襲われるらしい。ゲームがそもそも美少女を多用しがちなんだけど、ホラーというジャンルとも相性いいからな‥‥とか考えるとリアルな感じだと思います。
 意外だったのはオチ。ゲームが怖くて云々というのは当たり前なんですが、それに対して怖がる姿が描かれるのがスズじゃなくて会長。これは驚いた。驚きつつ、スズが怖がるのは当然だけど、会長も怖がるのでいつもよりも怖がりネタよりも断然怖いってのが伝わってきますね。今週はスズがメインなので、スズは最後まで大事に温存して、みたいな効果もある気がします。主として描かれてないだけど、スズが怖がってるのは描かれてるので、最初から最後までスズは怖がり続けてる、という印象も生まれてると思います。最後に向けての下準備ですね。

 パンツ!! それも脱いであるパンツとかじゃなくて穿いてる状態のパンツだ、それもパンチラ!!! マジで驚きましたが、一応これゲームの中の映像の中なのでちょっと一線引かれてる気はします。読者から見たら同じ絵だけど、作品世界の中ではこのパンチラは非現実。ゲームの中って過剰に性的なニュアンスあったりするよね、って表現と考えることも可能だと思う。この感じはラストの「ゲーム慣れしてない人はやっかいだな!!」ってツッコミに繋がってるような気がします。もちろんこのツッコミが主といて指してるのは別の部分なんですが。
 てか、前のネタと本ネタで会長とアリアも普段ゲームしてないってのが説明っぽい説明はないのに紹介されてるんですね(会長のゲーム好き設定なんて知りません)。ここらへんの語り口めちゃくちゃうまい。たった7本の4コマで1話成立させ続けてきた職人の境地みたいなものを感じる。ここまでに「ゲームに馴染みがない」と明言されたのはスズだけなんですよ。ただ、2本目のネタでスズを差し置いて驚く会長を描くことで会長もゲームに慣れないことが分かる。説明らしい説明がなくても分かる。そんで、3本目ではその会長と同調して下ネタをぶっ込んでるアリアが描かれ、ラストに「ゲーム慣れしてない人は」とツッコミが入ることでアリアも一気に説明こなす。説明ってフリの部分ってするのが定石だと思うけど、オチの部分に持ってくるからスゴイ。アリアもスズや会長と同じなんだろうな、と思わせるようにさりげなく仕込まれてる。

 んで、そんなアリアがゲーム慣れしてない件が前提になったオチが4本目。ゲーム慣れしてないという話が繰り返されてきたけど、スズ、会長、会長&アリア、アリア、という流れになってるんですよね。うますぎる。
 そんなアリアのオチ。ゲームあるある、という感じですね。ゲームあるあるなんだけど、「ゲーム慣れてないのに」という要素が1コ乗っかるのでさらに面白くなる。
 てか、オチの部分での津田兄妹の息ピッタリな感じすげぇ良いですねw

 会長とアリアを一巡したのでスズに戻る。怖くてタカアームを掴む、というラブコメ感、からの怖すぎて掴むチカラが強くて痛い、というギャグとしてのオチ。ここで1回落ちてるのに、それだけじゃなくて、その状況を踏まえたネタがこの後2本生み出されるからスゴイ。しかも2本先のネタはしっかり時間経過を感じさせる内容になってるし。今週特にキレッキレですね。シンプルな4コマが単発で続いてるだけのように見えて、4コマ×7本という構成がキレイに組み立てられてる。やばい。

 ラストページ。ゲームクリア。スズに腕を掴まれて動けないタカくんがアリアに助けを求めたら‥‥。このオチはマジで笑った。もはやトリックアートとかそういうレベル。見事に目が騙されてしまったw 初見時3コマ目を通り過ぎた時にはオチの意味は一切感じてなかったのに、4コマ目を見て「えっ!?」と3コマ目を見返したらバッチリその通りに見える、というね。
 あと、アリアのリアクションが最高なんですよね。ただ驚くだけじゃなくて、ちゃんと誤解した上で先に進もうとしてる感じがw

 ラスト。サブタイの「ホラーオチ」は、日常に戻ったと思い主人公たちが安心してたら日常の中にホラーの余韻が残っていて……みたいな感じでエンドクレジット入るヤツですかねw
 んで、2本連続でスズがタカアーム掴んでたことの影響が最後に物理的に現れる。これまたうまいよなぁ。こんなシンプルな作品でも伏線って出来るんですね。前のネタの「水」は声出るほど驚いたり笑ったけど、こっちはうますぎて膝を打つとか、唸るとかそんな感じ。


 ということで終わり。1週休みがあったからいつも以上に沁みてるのかもしれませんけど、めちゃくちゃ面白かったですね。驚くほどにテクニカルというか、超うまいよね。「4コマってこんなこと出来たの!?」みたいな領域に達しちゃってる気がする。
 中でも抜きん出て秀逸だったのはラストページの2本だと思います。7本目の、うますぎかよ!!という衝撃もそうだけど、6本目の気持ちよく騙され結果爆笑してしまう感じは忘れがたいなぁ。
 絵的に見所あったのはやっぱパンチラだと思いますw ゲームってこういう感じあるよね、という側面もあったと思われるのが面白いです。単純にエロいんですが。

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『キングスマン:ゴールデン・サークル』の感想

 2018年一発目の映画記事でござんす。ただ、2018年の最初に観た映画ではないです。最初に観たのは『勝手にふるえてろ』でした。まぁ、あれは2017年公開だから、ということで。

 前作は好きなんだけど、手放しでホメたくない変な引っかかりが残るというか。好きな映画として挙げたくないというか。抜群に面白いんだけどね。教会のアクションはもう本当に最高だけど、敵に操られてるっていうのが悲劇でしかないので物語的に盛り上がらないというか。アクションは楽しくないけど、話は楽しくないんですよね。そんなモヤモヤ。
 続編の本作もそんな感じありました。せっかくハリーが復活してエグジーと並んで戦うって最高な場面あるのに、話的には「ハリー本当に治ってんの??」みたいな余計なモヤモヤありましたし。
 最終的に、特に理屈がないままハリーが正しかった!!ってなるんだけど、チョウチョの幻覚出しといてそれはないだろう……とかついていけない感じもあった。せめて敵だと見抜く明確な理屈が欲しかったなぁ。

 悪趣味な部分。これはまぁ別にいいんですよ。大好き!!という感じではないけど、これは好き好きだろうし、楽しいのも分かる。紳士とか言ってんのにクソ下品っていうね。
 ただ、前作との比較でいうと、『マイフェアレディ』的なファクターが一切なくなったことで、特に紳士がどうこうみたいな部分が薄くなったので、その結果、悪趣味節もただの趣味悪い感じになったような気がしないでもない。キングスマンの生き残りがほぼエグジーしかいないから紳士組織の中、1人だけファックファック言う若者という面白さもないし。ジャックバウアー死んじゃうし(唐突)。

 そう、ジャックバウアーですよ。ロキシーもそうだし、友達もそうなんだけど、雑に殺されると萎える。『スターウォーズ 最後のジェダイ』は基本的に大好きだけど、アクバー提督を雑に殺した部分はマズイんじゃないかな、と思います。それと同じ。いくらなんでも雑。
 一応ドラマチックに殺したのはマークストロングのマーリンですけど、何となく感動的なだけでかなり間抜けですよ。エグジーの尻拭いじゃん。あのミスもめちゃくちゃ雑だし。『ワールドウォーZ』の転んだあの人……ほどではないかもしれないけど、やっぱ雑だよなぁ。ハルベリーとの会話で「現場いってみたいよなぁ」みたいなドラマがあって、やっとマーリンが現場入り……かと思ったらアレだよ。泣ける。悪い意味で。
 ハルベリーは最高でした。ジュリアンムーアもそうだけど、キュートな大人って感じが素晴らしかったです。大好き。

 既存のキャラの雑さとは別に、チャニングテイタム。勝手に期待しすぎてたってのはあるけど、いくらなんでもアレは……と悲しくなりました。『ローガンラッキー』の方が全然良かった。「カントリーロード」もあるしw
 ただ、チャニングテイタムが戦う唯一の場面、今思うとちょっと微妙だった気もします。ちょっと見にくいというか、チャニングテイタムそんなやる気なかったのかな、とか。踊るのはサービスのつもりなんだろうけど、「そんなことより戦ってよ……」ってなるだけでした。

 大統領。トランプとヒラリーネタなんだろうなぁ、というのは楽しかったです。アメリカってヤーネーみたいな話は本作らしいっちゃらしいと思います。
 なんだけど、ジュリアンムーアに匹敵するくらい邪悪な存在になっちゃってるから、「コイツもエグジーが成敗しないとダメなんじゃない?」ってなるというか。

 好きな部分はある、てか多いんだけど、その部分は嫌いな部分とふれあってるので感想書くとどうしても悪い印象が目立ってしまいます。
 ただ、ただ、ウイスキーは最高です。『キングスマン』名物の酒場でのアクションを担当しただけのことはありました。カウボーイスタイルでのアクション最高でした。最後の悪役化は「分かり合える余地あるんじゃないかな……」とか思わなくもないですけど、まぁ容赦なく殺すのは本シリーズだとそんな珍しいことでもないか。
 そして、最後のバトルです。ここがマジすごかった。前作の教会シークエンスに匹敵しちゃうんじゃないの??と本気で思いました。映像が「アニメですか??」ってくらい自由に動き回るので軽いパニックでしたw あの場面を観るためにもっかい劇場行くのもアリだな……


 ということで終わり。特別嫌いではないんだけど、感想書くとマイナスの話が多くなっちゃうね、という作品でした。チャニングテイタムに関してはマジ残念。ラストのバトルは5億点。そんな映画。
 チャニングテイタムのガンビット映画ってどうなるんですかね??

 テイラーキッチュガンビットも大好きだよ!!

ジャンプと10時間

 毎週書くジャンプの感想記事。短くしたい短くしたいと思い続けてたら年越しちゃいました。なので、切り口を変えて考える。
 文字数は毎週チェックしてたんですよ。大体2万字。長いとこれを越えるし、「今週は少しコンパクトに出来たぜ」って手応えがあると15,000-20,000くらいになる。目安のラインが2万。マジ2万字。
 そんな文字数で考えても得るものはない。なかった。

 ということで、時間。そもそもの主目的は「とっとと終わらせたい」なんですよ。月曜の24時くらいまでに終わるのが理想なんですが、ここ数ヶ月は出来てないと思いますw
 だから時間。極端な話、5万字の記事が1時間で書けるならそれでいいんですよ。まぁ、わざわざ読んでくれる人に申し訳ないんですけどね。5万字読む時間あったらジャンプをもう一巡した方が有意義だと思います。
gohomeclub.hatenablog.com
 はい、本題。一昨日に上げた新年一発目のジャンプ感想記事、それにかかった時間、すべてはかりましたー。スマホをポチッとな。かがくのちからってすげー!!

ただ読む(2時間弱)

 とりあえず最初は読みます。シンプルに読む。昔は好きな作品だけ事前に読んでましたけど、今はフツーに全部読んでます。
 厳密には1時間50分。まぁ、ここらへんは揺れはあるでしょうね。こないだのジャンプは特別企画とかもあったので、長い方なのかもしれません。2時間を越えるのは珍しいのかな。
 ここはブログ書くような変態じゃなくてもかかる平等な時間ですからね。是非比較してみてください……と思ったけど、律儀に全作読んでる人がどれだけいるかは少し謎。
 てか、2時間もかかるんですね。今回時間をはかって一番驚いたのがココだったりします。ただ読むだけだよ? 映画1本観れちゃうじゃん。年間で50本ですよ。大体ワタシの鑑賞数だよ。ジャンプって結構時間を喰う遊びだったんですね。

 読みながら頭の中にあーだこーだ浮かんだりもします。ダジャレ的な脱線もそうだし、我ながら鋭いことに気づいちゃったかも??みたいなこともあったりなかったり。この段階では放置です。メモとかするのはさすがにめんどくさいんですが、たまに初読時に気づいた大事なことを忘れてしまうことがあるんじゃないか……みたいに不安にもなりますw まぁ、忘れたことすら忘れるよう期待しましょう。それなら悔しくない。
 んで、それが終わったら、次はいよいよ書き始めます。基本的に、隣にジャンプをおいて、ページを進めながら書いていきます。

巻頭作品の本編にたどり着くまで(1時間半)

 なっがw
 具体的な内容としては、頭の部分に書いてるツイッターのアンケート機能を使った質問について。詳しい説明とか、質問意図とかまぁてきとーな感じに。こないだの記事だと「2017年の総括記事書いたから読んでね」という話。
 それが終わったら、背表紙、表紙。まぁ、ここはサクッと終わる。
 巻頭のカラーページに何か面白そうなものがあったら、それも拾う。こないだの場合は、特別付録の花札があったので、それが長くなりました。花札のこと何も知らないので花札のこと調べてたらららら
 なので、普段だったらココは半分以下になるんじゃないですかね。

 こっからは単純作業。掲載順に沿ってひたすらに感想を書いていきます。当たり前だけどココが本分。1つ終わったと思ったらまた次のが始まるのでなかなか疲れます。疲れるというか、集中力が失われる。大体途中で「飽きたー!!」ってジャンプ放り出したくなります。今回も実際に放り出したけど、その時にはタイマー止めたので今回の記録とは関係ないです。ただ、休みは挟まないといけないので実際にかかる時間はもっと長くなるということですね。

作品、次号予告、目次ページとかの感想(6時間)

 長いとは思ってたが、ホントに長かった。オレ毎週何やってんだろ……
 まぁ、終わると何となく達成感はありますよね。実際何の達成もしてないんですけど……
 ただ、まだ終わってません。ブログは更新しない。

校正(1時間)

 誤字とか変な文章を直すために読み返します。書き忘れた話とか思い出したら書き足したりもします。
 この1時間が本当に苦痛でね。一番イヤな作業です。時間をかけて何かが生まれてるワケじゃない、というのがつらい。どうせ推敲しても誤字残ってたりするんだから意味ないんじゃない??とか考え出すとますますやる気なくなるw

 ということで、終わり。この後、ブログ開いてテキストデータ貼り付けたり、リンク貼ったり、アンケート用のツイートを投稿したり、そのツイートのリンクをブログに貼ったり。ここでも少しは時間かかってるでしょうけど、はかってません。多分10分とかそこら。順調にいけば。

 ここまでの時間をすべて足すと、大体10時間。2ケタいってしまったか……
 まぁ、最初のジャンプを読む2時間はブログとは直接書く時間ではないので除外すると、8時間。

 10時間とかイヤだああああああああ!!!!
 と発狂してスッキリするのもいいんですが、もう少し前向きに、建設的なこと考えます。10時間かければブログが完成すると分かったんだから、今後の参考になります。
 ワタシの場合、社会のルールも守れないクズですので、ゴニョゴニョな時期にジャンプを入手します。脱法ジャンプ。こないだの朝日新聞で記事に、『ラジオジャンプ』で話題になってたヤツ。
 例えば、3日かけてブログを書く場合、1日に必要な時間は3時間ちょい。4日かけたら2時間半ですよ。ちょっと現実的にアリな気がしてきました。これならいけるかも。まぁ、週の半分ジャンプに費やすのってどうなの……
 とか考え出すとこれまでの数年間が悲しくなってきます。目を逸らしましょう。

 これからは毎週時間はかりますので、進捗状況が詳しく分かるようになります。ジャンプを読み終わるだけで20%クリアですよ。
 それに、時間を意識することによって徐々に時間が短くなったり……するといいなぁ(希望)

SMAPがんばりますっ!!2010 10時間超完全版 [DVD]

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大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

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週刊少年ジャンプ2018年06号の感想


 あけ、おめこ、とよろ。
 今年もジャンプですよ。毎年思うけど、年始だけ張り切ったスケジュールで発売しなくもいいんだよ?? マジで。
 さておき、ツイッターのアンケート機能を使った遊び。今年もやります。ツイッターにこだわる必要ないんじゃない??という考えも正直ある。完全にウチの読者限定に出来るのは面白いと思うんですが、ぶっちゃけ新しいことを始める気力がありませんw

 ということで新年一発目の質問。2017年の振り返りネタです。2017年の大きなトレンドだったのが「○年後」展開。ということでこの4択。
 ホントは『ゴーレムハーツ』も入るんですけど、どうせビリになるんでしょ?みたいな感じになるんでやめます。単純に枠ないし。
 この4択だと『シューダン』が可哀想なだけだろ!って考えもありますけど、一応記憶が一番新しいというアドバンテージもあります。あと、最悪負けても横田2作品で合算すれば多分ビリ脱出できるので、そうすれば実質ビリが存在しなくなる……はず、という目論見です。
 『背すじ』。何といっても最初の「○年後」。何事もオリジネーターは偉いもんです。
 『相撲』。作品としての積み重ね、盛り上がりとかを考えるとここは強いのかな。
 『ロボ』。お前も『相撲』に続くのかよ!という衝撃ですね。まぁ、ここは作品の人気あるからビリでも痛くない。

 オビワンのじーちゃんが言ってた。真実は多面的なものだ、自分の見方で変化する。
 何が言いたいかというと、この質問が何を意味するかというと、宣伝ですw
gohomeclub.hatenablog.com
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 年末に書いたジャンプの年間総括。2つも書いた。その1がいろんなマイベスト。その2がニュース年表みたいな感じのヤツ。
 アホみたいな労力を費やした割には驚くほどにアクセスがないのでどうかお願いしますw まぁ、年末にも似たような話したから意味ないと思いますけどね。来てくれた人を含んだ結果がアレなんですよ……泣ける。まぁ、普段読んでくれてる人が読んでくれてるなら、いいのかな。アリなのかもしれない。
gohomeclub.hatenablog.com
 はい、ということで2018年です。毎年そうだけど完走する自信はありません。今年もよろしくねー。

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あけおめこ

 とよろ。

 いつもは書いてないけど、正月記事。ただいまとても暇です。

 新年の抱負。いつもまったくやらないけど、それ以外に話題もないので。

 ブログにおける抱負としては、やはりジャンプ記事偏重問題の解決しかないと思う。
 こういう言い方するとそれはそれで語弊があるんだけど、ジャンプ感想ブログになるのが嫌なんですよ。副職のつもりだったはずなんですが……今ではもう……ねぇw

 映画の感想もそうだし、てきとーな日記記事でもいいので、とにかく数を増やしたい、というのがここ最近常に考える所でございます。具体的に言うと、『生徒会』感想くらい、もしくはそれ以下のボリュームでいいから沢山書きたいな、と。
 それを妨げる諸悪の根源、大いなる闇の根源、異界滅神ジョゴヌバがジャンプ記事なのは疑いようがありません。
 まず所要時間がエグい。時間もそうだし、期間。ジャンプを早めにゲトり、数日かけて月曜に向けて記事を書き、大体終わるのが火曜。こうなるともう1週間の半分くらいをジャンプと付き合ってることになるんですよ。そしてその期間が土日と重なる。
 この期間の間は別のブログ書く気になっても「それよりジャンプ少しでも進めた方が……」となっちゃいますよね。
 その期間外、つまりジャンプ記事が終わった後の数日は「ジャンプ記事マジ疲れた……」という感じでブログとか書くのつらいですw

 詰んでる!!
 ということで、根源である週刊少年ジャゴヌバを何とかするしかないのです。
 対策を考えるのは簡単で、もうちょっと楽に終わるようにすればいいんですよね。

 そんな中、新年一発目のジャンプ、買えてません。発売日に買います。年末年始はジャンプ買う余裕なかったんですよね。
 かなりヤバイですが、まぁ逆に急いでチャッチャッと書く練習と考えましょう。理想は発売日に買って当日にブログ更新……は無理かなぁw
 購入日の翌日更新が当面の、現実的な目標になりますでしょうか。新年号もそうだし、それ以降もそれくらいのボリューム、所要時間にしたいものです。

 長くなる原因としては、無駄話と細かすぎる実況に近い形式の感想でしょう。
 無駄話、つまり脱線とかダジャレ的な部分。まぁ、この部分を書くのが一番ブログやってて楽しい部分だからなくすのは本末転倒かなぁ、と思うのです。いや、ここをなくした方がブログ読者のためになるとは思うんですが。
 ということで、細かすぎる感想を減らす方向になるかな、と。

 そもそもブログを続けるにあたってよく考えるのが「あらすじ」に関する問題でして。
 あらすじに注目しすぎるのは良くない、とかよく考えます。あらすじの把握だけでいいなら、もはやネタバレ情報を仕入れれば済む話なので、本編読む必要がないです。極論ですよ。
 それに、あらすじが追いたいんだったらそもそもジャンプで読まないで単行本で一気読みした方が適切な気がします。今週は箸休め回、繋ぎ回、とかよく言いがち、思いがちですけど(私も)、それが無価値と切り捨てるのは乱暴でしょう。

 そんなこんなで、とにかく感想が長くなりました。その形式に凝り出すとマジ無限にも思えるほどに長くなるので、そろそろ限界が見えてきましたw
 もうちょっと感想の取捨選択をですね、しないとマジでいろいろ問題ありますよ。

 ということで、今度のジャンプからもう少し捨てる勇気、足し算ではなく引き算も考えて書いていこうかな、と思います。
 それで余った時間、余った気力で他の記事も増やしたい。そんな2018年。まぁ、ジャンプ記事の場合はマジで肥大しすぎてブログ外にも影響及ぼすレベルなので、現状の生活リズムが崩れたら即死、という可能性あるんですよね。それを回避するためにももうちょっと気楽に書けるようにしたいなと思った次第。というか、てきとーに書いてたら思いました。

 2018年の当ブログは大きく変わるぞ!!
 ということが言いたいのではありませんw いきあたりばったりの話です。ぶっちゃけそんな変化ないと思います。だったらいいなー、という軽い感じで。

 正直ジャゴヌバのくだり書けた時点でこの記事は満足です。
 よーし、今年も『ドラクエ10』がんばるぞー!!

 てか、『ドラクエ10』ver.4.0の感想も早く書きたいです。
 今書けばよかったんじゃあ……
四大性器俗称考 ―「ちんぽ・ちんぼこ・おめこ・おまんこ」のルーツ

四大性器俗称考 ―「ちんぽ・ちんぼこ・おめこ・おまんこ」のルーツ

週刊少年ジャンプ2017年の総括(その2)

 ニュース形式で振り返る週刊少年ジャンプ。昨日の続き。
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2017年重大ニュース

 見出しが70以上あります。気長に読むか、見出しだけ読むとかでもいいです。記事の最後に見出しの一覧置いときます。
 時系列順の羅列でいきます。例年とちょっと書き方を変えます。順を追って読むとジャンプの1年間をざっくり追体験できる!!と書くと大げさですね。
 去年は『こち亀』終了というジャンプ50年の歴史で最も大きな衝撃があった年ですけど、その翌年はどうだったのでしょうかー。

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週刊少年ジャンプ2017年の総括(その1)

 今年も一年間ありがとうございました。一年丸々付き合ってくれた人じゃなくても、ありがとうございました。
 映画ファンあるあるですけど、年末になるとやたらとランキング作りがち。ということで、ジャンプでも年間まとめやりたくなってしまうのですよ。

 対象のジャンプは2017年06号から2018年04・05合併号です。平たく言うと、2017年に発売されたジャンプです。
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 思えばこの企画も4年目に突入です。毎年、年末になるとこの記事の準備するのが大変です。効率性は最悪w
 ちなみに、初めてやった時の新連載ベストは『アイアンナイト』、ベストキャラは『暗殺』渚くんです。始まりの年にふさわしいな、という納得があります。偶然だけど最高の年だったと思う。ジャンプが最も面白かった1年と言って間違いない(他何があったか覚えてない)(そんな時に記事を読み返すのだ)
 各記事のタイトルがブレブレなのは毎年「しっくり来るタイトルが思いつかない……」となってるからですw 今年も別に気に入ってるワケじゃない。

  • 新連載ベスト7
  • 終了作品ベスト3
  • 現連載陣ベスト4
  • 読切ベスト8+α
  • 年間ベストキャラ

 お品書き。
 今年は記事が長くなり過ぎたので、「○○ベスト」と「重大ニュース」を2つの記事に分けます。後者は明日やる。もう書いてある。

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2017年映画ベスト


 今年も残り少なくなってきてブログ書く時間がマジでやばい、と今更気づきました。急いで描きます。

 ブログは全然書けてませんけど、今年は映画54本くらい観ました。大体週一ですね。まぁ、毎年こんくらいだった気がします。

2017年映画ベスト10

 考え出すとキリがないので、この場の直感優先で決めました。もうちょっとじっくり考えるのも楽しいんですが、ジャンプの年間まとめを早く書かないといけなくて……

 1位『三度目の殺人』。
 ぼちぼち期待はしてたけど、観たらひっくり返った1作。それが忘れられないので年間ベスト。ここだけは揺るがないかな。
 見所はたくさんあるんだけどさ、とりあえずエンターテイメントとしても充分楽しめる、という点が一番刺さった。映画全般の好みとも通じますけど。
 あと、北区が出てきたのでそういう意味でもベストです。広瀬すずが北区に!! なんか申し訳ねぇ!!!

 2位『猿の惑星 聖戦記』。
 例年の如くシリーズモノが多すぎるベストなんですけど、その中でもシリーズの完結編として文句ナシの作品になってたんじゃないでしょうか。『新世紀』も好きだけどやっぱ『創世記』には勝てないよねぇ……とか思ってたんですが、『聖戦記』と『創世記』だったらちょっと悩んじゃいます(決めたくないw)。

 3位『ゲットアウト』。
 世間ではサプライズヒットしてるらしいよ、けどホラー苦手なんだよねぇ……と思いつつ気合い入れて映画館に行ったら、サイッコー!!!(ちょっと怖かったけど)

 4位『イップマン 継承』。
 上半期ベストだったと思うんだけどねぇ。下半期の充実が異常だったんや。そこまで詳しくないものの、下半期にすごいアクション映画も多かったと思います。だけどベストはこちらで。アクションも良いし、ドラマも良いんですよねぇ。

 5位『スターウォーズ 最後のジェダイ』。
 『スターウォーズ』はもうシリーズ全体として好きになっちゃってるので個々の作品の評価、年間ベストとかでの位置づけが難しいです。『フォースの覚醒』の時にも思った。ジャンプの連載作でランキング作る時に『ONE PIECE』の位置に悩まされるのと一緒。

 6位『カーズ クロスロード』。
 一応観るけどさぁ、『カーズ2』の続編でしょう??みたいなナメた態度で行ったらカウンターパンチおもっくそ食らったパターン。ナーメテーターオブザイヤー。

 7位『コンサルタント』。
 ベンバッツも大好きだけど、どうしてもこっちを優先してしまいます。バットマンの死んだ目も好きなんだけどねぇ。けどこっち。
 コミュ障のドラマのように思えてしまって、それがものすごく刺さりました。一緒にすんなって話だとは思うんですがー。

 8位『アトミック・ブロンド』。
 『ジョンウィック2』と順序悩んだパターン。期待通り面白かったシリーズモノはちょっとマイナス補正かけたかも。じゃないとベストが決められないw

 9位『ブレードランナー2049』。
 前作に特別愛着があるワケでもないんですが、はえーめっちゃくそキレイやんけ……とウットリし続けた2時間半でした。今度のオスカーがどうなるか楽しみですね。撮影賞。

 10位『パイレーツオブカリビアン 最後の海賊』。
 『カーズ3』と被るんだけど、ぶっちゃけ前作はイマイチだったよねwという態度でいたら……というナーメテーター。

 ということで、特に中身のない一言コメントもそこそこに、ベスト11以降もいきます。ちょっとまだあの子が入ってない……みたいなのが多すぎて。

2017年映画ベスト11-20

 あー『ワイルドスピード』がこんなに下になってしまった。なんか難しいなぁ……どないすれば……

 11位『ドリーム』。
 ケビンコスナーがちょっと観客にとって、気持ちのいいことしかしないオジサンだった気もするけど、こんなカッコイイことを今日するってことは昨日まで差別に気づかなかった、ということの裏返しですからね。そうすると「まぁ完璧すぎるワケでもないか」と納得できる気がします。

 12位『美女と野獣』。
 個人的にはルフゥの新解釈が好きでねぇ。ダメな男がダメな男に恋してしまって……みたいな悲哀がヤバイ。幸せになってくれ。

 13位『ソー3』。
 バトルロイヤルじゃなくてラグナロクでした。マジで。最後の大一番での作戦がラグナロクなわけじゃん。バトルロイヤルとか途中に出てきてすぐ終わっちゃうだけじゃん。ラグナロクじゃん。

 14位『ワイルドスピード ICE BREAK』。
 2ケタになってしまってごめんよ……となぜか反省しかないけど、今日はここで。難しいよなぁ。めっちゃ面白かったけど、シリーズの中でこんくらい面白いのは期待通りで、みたいな難癖を大げさに評価しないとベストなんて作ってられんのですよ。

 15位『トリプルX 再起動』。
 こっちも大好きな映画なんだけど、『ワイスピ』より上はないかなー、ということでココ。チャックノリスが憑依したアイスキューブ無双とか本当に好き。

 16位『メッセージ』。
 シンプルな設定を丁寧に描いていって、グイグイを引き込む。じっくーりと画面に引きつけられて、頭も使うので、帰り道めっちゃ疲れてるパターン。今年でいうと『ブレラン2049』もそうだった……って監督が同じ。

 17位『ジョンウィック2』。
 これもこんな低くするつもりなかったんだけど、『アトミックブロンド』の方が新鮮さはあったよな……とか無茶な理屈で下げないと無理。
 ワンちゃんが死なない!!傑作!!!

 18位『キングコング 髑髏島の巨神』。
 続編は楽しみだけど、本作で好きになった人間キャラはみんなジーチャンバーチャンなんだよなぁ、寂しい……みたいな難癖w 好きに決まってます。

 19位『KUBO 二本の弦の秘密』。
 『ゲットアウト』と並ぶ、タイトルそういう意味だったのかよぉぉおおおお!!!という映画。

 20位『サバイバルファミリー』。
 『WOOD JOB』の方がオレは好きかな……ってだから本作が嫌いなワケではないんだけどねぇ。ホント大変。


 これでも全然拾いきれてないのでつらい。
 ヤケクソ気味に羅列すると、『ドクターストレンジ』『スパイダーマン ホームカミング』『沈黙』『マグニフィセントセブン』『ララランド』『モアナ』『SING』『レゴバットマン』『ローガン』『怪盗グルー3』『エイリアン コヴェナント』『ジャスティスリーグ』『探偵はBARにいる3』『オリエント急行殺人事件
 ここらへんもみんな大好き。年間50ちょいの数でベストを30までやったらバカみたいじゃないですか。じゃあ全部やれよって話ですから。なので泣く泣く。
 みんな好きなんですよ。ここにギリ入らなかったのも全然好き。つまんなかったのなんて年に数本しかないんですから。
 あーつらい。

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イップ・マン 継承 [Blu-ray]

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

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『生徒会役員共』453話の感想


 今年も一年ありがとうございました。楽しかったです。

#453

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は畑さん。旅館の浴衣と畑さん特有の無表情が達人感出てていい感じです。

 アオリ曰く「旅館一泊編」。旅館は星恍サイドが用意してくれたそうです。初読時には、津田さん再登場あるな!とか思ったんですが、ありませんでした。向こうが用意した旅館だからちょっとした挨拶とか考えてしまいました‥‥
 畑さんの持ってるパンフに「北ノ星」という文字が見える。旅館の名前なのか宣伝文句とかなのかは分かりません。雪景色だし、とにかく北に行ったんですよ。
 畑さんから告げられる混浴の存在。会長、スズ、ムツミのリアクションが面白いんですが、その後ろのタカ兄のリアクションも面白い。一応驚いてはいるけど、3人と違ってドキドキ感は皆無w
 そんな混浴に対してアリアでオチ。混浴しても一番動じなさそうなアリアの「さすがに男の子と一緒にお風呂は恥ずかしいよ」から始まる飛躍が素晴らしいです。

 女湯。濁り湯について会長とアリア。濁り湯はエロ描写を回避する漫画的な都合も多分にあると思うの。
 そんな中が見えない濁り湯で2人がボケ‥‥ではない。2人はまだ匂わせる程度の段階でスズが察知する。それもツッコむほどではなく、嫌な予感するけど気のせい気のせい、という感じのモノローグ。近づきたくない、みたいなノリですかね。

 夕食。奥の方で海辺さんがビールと思われる瓶でお酌してるけど、おそらくその先に大門先生がいるのかな。今週の大門先生の登場はコレだけです。手がチラッとだけ映る。
 夕食なのでムツミの大食漢ネタ。止まらないムツミの箸を止めるべくスズが立ち上がる。面白いのが、中里さんが「こうなると止まらないんだよね」とか言ってスズに頼むのではなく、ムツミ自身が「だれかとめてー」って言ってる点ですよ。勝手に止まれよ。可愛いw
 んで、スズの知恵袋。コーヒーを飲むと満腹感を得られる。マジか。食事中にコーヒー飲むことあるけど、せっかくの食事が阻害されてた可能性あるのか。おいしいもん食べる時にはコーヒー避けよう。
 スズの科学を超越するムツミの食欲でオチ。止まらないムツミの表情が独特で笑える。自分の行為に対して受け身な感じある。

 タカ兄、コトトキの部屋にインダルーム。コトトキの2人部屋だと思う。ただ、「今は時さんとコトミだけ?」と聞いてるので、ひょっとしたら大人数でワイワイやってたけど、コトミが寝てしまったので皆が移動したとかもあり得る。だとしたら、そこで1人残ったトッキーいいな。
 何と言ってもタカ兄とトッキーの交流でしょう。ありそうでなかった。ちょっとはあるけど、マジで意外なほど関わりのなかった2人がついにー!!といっても特別ドラマチックなことが起きるワケでもないのが本作らしい。
 トッキーはたまにドジるコトミに親近感を抱いていたそうで。ドジに関してはトッキーのが強いと思うけど、軽く自分のこと棚に上げてる感があって良い。
 タカトキのボケの一切ない、大人しい雰囲気が逆に新鮮なんだけど、そこにぶっ込まれるコトミの寝言。寝ててもコトミは下ネタを放り込める。強い。トッキーの発言「親近感」を踏まえながら、タカ兄が来てる状況をも取り込んだボケで笑った。よりによって最悪な言葉が出てくるw

 タカトキの微笑ましい交流は続く。なんとこの5本目、完全にコトミ不介入。下ネタなしである。すごい。このネタだけ見たら本作のこと大きく誤解してしまう(そんなこと起こりえないけど)。
 女の子相手に「マッサージしようか?」は若干危ないライン入ってると思うけど、そこに嫌味が出ないのがタカ兄の人徳か。トッキーがそれに嫌味を感じないのも信頼。タカ兄的には試合のこともそうだけど、日頃コトミがお世話になってるから、みたいな気持ちもあった気がする。仲良くしてくれて、という感謝と同時に、ボケ大変でしょ?という同情w
 特にボケとかは発生しない、誤解もすれ違いも起きないけど、しっかり4コマとしてオチはある。また積極的に多くを語るようなキャラじゃないトッキーならではの最小限のリアクションな感じが良いよなぁ。こんなネタが飛び出るとは思ってもいませんでした。

 んで、タカトキの事後(マッサージ)にコトミが起きる。ネタとしてはめちゃくちゃベタだし、過去作でも見たことあるんだけど、それでもこのネタが魅力的に見えるのはやっぱ3人のキャラクター、関係性の蓄積あってのことだよなぁ。恍惚の表情のトッキーが意外性あってちょっとエロいし、大好きな下ネタ的な状況なんだけどいざ直面すると動揺するコトミとかも最高。オチを読んだ後に再び2コマ目、タカ兄の「どうだった?」を見ると、自分のテクニックを自信を持ってるタカ兄が笑えます。

 ラストは畑さん。アオリ曰く、2017年は畑さんでシメる。
 内容はバスでの寝顔撮影の天丼。今度こそ失敗するはずがない、と思ったらのオチで笑った。バスのネタと違って前振りが一切なく「偶然にも」で処理されてしまうのが強引で良いw
 ちなみに、部屋割り。畑さんは生徒会(女子)の部屋に入ることに成功。2人部屋だけでなく4人部屋もあったようです。そして枠外に書かれた「タカくんは大門先生といっしょ」で笑ってしまった。なんだか末尾にハートマーク付いててもおかしくないノリを感じる。バスは1人で気が楽だったけど、部屋1人は無理だったか。先生と2人きりはちょっと気まずそうですよね。‥‥あっ、だからコトミの部屋に行ったのか。


 ということで終わり。今週はやっぱタカ兄とトッキーの交流が良かったですねぇ。一番好きなのは事後のネタかなぁ。あんなベタなのにあんな笑えるとは。

 んで、2017年終わりです。良いお年を。

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週刊少年ジャンプ2018年04・05号の感想


 1週間無駄にあいちゃったけど、結果。
 長谷川優勝でした。個人的な好みと照らし合わせると一番遠い結果になりましたが、一番作者の人柄というか、キャラクターが分かってる人なのでそういうバイアスもあったのでしょう、とか勝手な理屈。
 それよりもビックリなのが田畠先生ですよ。まさかのビリ。えっ、マジかよ。すんごい意外。田畠先生の嫁トークみんな好きじゃないの? 驚き。
 来週以降は2017年の振り返り系の質問が2、3続くと思います。去年もやった気がする。数が4択に収めるのが地味にむずい。

 はい、それじゃ2017年最後のジャンプ記事です。今年も一年アリガトウゴザイマシター……じゃないんですよ。合併号休みの1週間ずっと、ずーっっとジャンプの年間総括記事の準備をしていたのです。非効率ってのもあるけど、引くような労力がかかってます。もう今号の感想とかどうでもいいからそっち読んで……頼むから……
 という気持ちです。毎年やってるけど、アクセスとか少なかったりしてショック受けますw 通常の感想記事の方が伸びがよかったりしてホントつらいので、せめて普段の記事読んでくれてる人は読んでいただけると……(悲壮感)。

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