北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

快楽天 2019年01月号の全作感想

 快楽天fesがあるそうです。初めて知ったんですが、展示とかがある感じなんですかね。サイン会とかのイベントは抽選とかあるらしいですが、何もない日に行っても楽しい感じなのだろうか。近いし、興味もあるのでひょっとしたら行くかもしれません。まぁ、『スマブラ』との兼ね合いかなぁ。

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週刊少年ジャンプ2019年01号の感想

 『スマブラsp』の体験版はまだですか……??と餓えてるんですが、出ちゃったらブログ運営が死んじゃうので出ない方が助かるかもしれない。

 はい、ジャンプは2019年度に突入です。しらねーよ。

    • 追記
    • 本記事では「チェーンソーマン」という、表記がされてますが、正しくは「チェンソーマン」です。私もミスです。以後気をつけます。
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COMIC X-EROS(コミックゼロス)#73 の感想

 よその雑誌が12月号とか1月号とか言い出す中、ゼロスは違うので安心します。
 連載も途中参加で全部拾っていこうと思ったんですが、あまりに長期でKomifloのバックナンバー的に限界を感じた場合はスルーします。話が見えないとさすがに。

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ブログを始めて8年

gohomeclub.hatenablog.com

 11/29に始めました。始めたらしいです。
 始めた年は覚えやすくて、311のちょっと前。ブログ始めてすぐに震災があって「やめようかな……」となったのをよく覚えています。
 2010年スタートなので、何年目かは数えやすくて良いですね。だから何だって話ですが。

 毎年思うんですが、「まさかこんなに続くとは……」。そんなつもりはなかった。もしくは、それだけ続いたらもうちょっとマシなものになってると思ってた。記事数が増えれば全体のアクセスが増えるので……とか期待してたこともあるんですが、ジャンプの感想って寿命が1週間なんですよね。いくら続けても意味がない。つらい。
 別にアクセスが欲しくやってるわけじゃないですけど、もうちょっと有名というか、かまってもらえる存在になると思ってました。続けるだけじゃ意味なかった。
 てか、根本的な問題ですが、単に続けただけじゃ私の面白さが上がるわけでもないんですよね。何となく上がると思ってた。成長がない。むむむ。

安定して書けたもの

gohomeclub.hatenablog.com

 例のごとく『生徒会役員共』の感想。当ブログの癒しであります。ただ、驚くほどにアクセスはないです。ビックリする。まぁ、話数カウントの問題とかあるから検索の方も致命的なんだよな。物語性の濃い作品ではないので、そもそも感想を探す人も少ないんでしょうが。
 まぁ、私が書いてて楽しいのと、書く際のカロリーの少なさを考えると、まさに理想的。

一応書けたもの

gohomeclub.hatenablog.com

 ジャンプ記事。毎号漏らすことなく書けたんですが、一時期めちゃくちゃ更新が遅れてですね。木曜とか金曜とかまで遅れてた気がする。土曜まで行ったっけ? そんなもん誰が読むんだ……。もう完全に「今年も全号の感想書けた」という事実のためだけにやってた感じありますね。もちろん、そんな記事でもアクセスはあったり、コメントもいただいき大変嬉しかったのですが、同時に申し訳なくなっちゃうよね。
 コメント欄。特別増えることもないですが、なくなることもなく、という感じ。たまにゼロになる、くらいですね。まぁ、ゼロでもいいんですが。特に更新が遅くなった週とか。
 あんま代わり映えもないんですが、多少は人の入れ替わりとかもありました。初めてコメくれるのも嬉しいですが、リピーターになってくれるのも嬉しいものです。もちろん常連みたいな人も嬉しいですよ。「あんたも長いわね……」みたいな関係も良いもんです。まぁ、何でも嬉しいので、リアクション下さい。アクセスだけでもいいし、ツイッターとかでもいいので。

コメント欄

gohomeclub.hatenablog.com

 承認性にしました。はてなの不具合で臨時的に承認性にしたんですが、特に不便もなかったし、コメントが減ったわけでもないのにで、このままでいいかなーと今に至ります。「承認性やめるって言ったじゃん!!」っていう人は連絡ください。そしたら考えます。
 承認性になったので、「このコメントは承認しないでください」と一言くれれば、私にしか見れないコメントが送れるようになったよ!!とか記事に書いたんですが、今のところ一度もありませんでしたw あれ、結構良いアイディアだと思ったんだけど。コメントの誤字とかも直せるんですけどね。案外ウケが悪かった。

書いたけど、次は書かないもの

gohomeclub.hatenablog.com

 あーあと、今のうちに断言しますけど、年末に細かい年間総括記事は書きません。ジャンプ。上半期はやったんだけど、その際の手間が異常でした。そして、書いたところで特にアクセスあるわけでもないし、喜ばれるわけでもないので。
 それと、多分『スマブラsp』やりたくてそんな余裕ないと思います。
 一応、年間ベスト的なものだけはやろうかな、と思います。それなら楽勝です。年間ベスト読切は『忘レ者探偵』です。連載を含めたベストエピソードは『ゆらぎ荘』の雲雀ちゃん長編です。ベスト連載は『ゆらぎ荘』。
 ベストバトルは『ゆらぎ荘』狭霧vs酌人です……と思ったけどバトルはさすがに考える余地あるかもしれない。まぁ、バトルは候補をリストアップするのがめんどいのやらない可能性も濃厚です。

全然書けなかったもの

gohomeclub.hatenablog.com

 映画記事ですね。1年で8本しか書けてない。絶望。たまに「書かなすぎてヤバイ!!」と焦って書いたんですが、本当にたまにです。もっと書きたかったなぁ。週イチくらいが理想だったんだけど。
 『ファンタビ2』の感想も書きたいことあるんですけど、時間がなくてねぇ。気付いたら寝る時間。
 これから『スマブラsp』出ますし、マジ今年は無理かもしれない。年間ベスト

書けなかったから年末にかきたいもの

 買い物の話。「こいつぁ良いもの買ったぜ!」と思ったらその都度ブログに書きたかったんですが、やっぱり時間が作れなかったので、年末にまとめてやれればなぁ、とか。

日記記事ブーム

 定期的にやってくるんですが、感想じゃない記事を書きたくなることがあります。大体「あれも書けてねぇこれも書けない!!」と気が狂いそうになると、「とりあえずブログ書く!!」となることが多いです。ブログに向き合うようで逃避。いろいろ書いたんですが、エロマンガブーム到来によって余裕がなくなります。今も余裕ないです。

エロマンガ感想はじめました

 ということで、Komiflo。日々のストレスというか、趣味がマンネリ化してたような閉塞感があったので、前から気になってたKomiflo始めました。同時にdマガジンも始めたんですが、スマホが小さくて出先で読みにくいため、全然読んでないです。解約しなきゃ……
 最初は毎日のようにエロマンガ読んでウヒウヒ言ってればいいな、とか思ってたんですが、長年のブログ生活の弊害というか呪い。感想書きたくなるんですよね。ぶっちゃけ、エロいだけ、絵がキレイなだけ、とかナメてた部分もあるんですが、それ以外にもオモシロが詰まっていて、エロとは別の感動がありました。ということで、エロマンガ感想スタート。月に漫画雑誌が4、5冊です。……バカなのかな。
 たまたまのタイミングなんですが、最初に書いたのは快楽天感想でした。これがさ、アクセスめっちゃ多くて(ジャンプには届かない)。面白いからブログ書いたってのが第一なんですが、「Komiflo感想毎回書いたらアクセスすごいことになるんじゃない?」という欲も出てきました。しかし、実際のところはアクセスが多いのは快楽天だけというね。知らなかったけど、快楽天だけ人気がずば抜けてるようです。たしかに、平均的なクオリティーは高いのかもしれない。他の雑誌にも好きな作家いたりするので、快楽天一強とは思いませんが。
 そうそう、エロマンガ感想にスタートダッシュ的にハマったのは別の理由もあって、アクセスの割にはリアクションをいただくことも多かったんですよね。それが嬉しかったです。ある日、ツイッターで紹介してくれる人がいて「ありがたいなー」とか思ってたら、作者。しかもその記事で一番好きだった作品の。こりゃたまらん……と沼にハマった気分でございます。

苦手な感想

 ジャンプ感想で前から思ってたことで、エロマンガ感想を始めて再確認したんですが、絵の感想がまったく書けない。絵による感動を言語化できない。語彙が貧弱。
 これの原因は分かってまして。私の感想は基本的に「映画の感想」を置き換えてるだけなんですよ。昔読んでた映画雑誌や、映画ブログが今の私を作ってますので。今私がやってるブログの文章、特に「感想」に関しては、大体かつて読んでた映画雑誌や映画ブログの真似っこと言っていいです。なので、その流れでマンガの感想を書こうとすると、物語や演出について語ることに偏ってしまうんですよね。マンガの評論やブログ、読んでこなかったからなぁ。アニメでもいいけど。そもそも映画に比べたら少ないよね……ってのも偏見なのかしら。評論文化がどこまで根付いてるのだろうか。
 特に、ジャンプの週刊連載の評論なんて当たり前ですが、無理ですよね。プロの評論とかペース的に不可能だと思います。面白いブログ書く人とかはそりゃいるだろうけど、言い方は悪いですが所詮は趣味だからなぁ。私もそうです。私が今後どれだけ面白くなったととしても所詮は趣味です。お金が発生してない無責任な趣味です。無責任だから楽しい。雑にもなります。自分の好きな話に偏ったりもします。
 紙の雑誌だと週刊連載の評論ってタイムラグが生じるので無理ですよね。単行本単位にならざるを得ないと思います。まぁ、今だとネットで金を取る手段もあるし、ネット連載みたいな形でジャンプ評論する可能性も以前より増してるのかもしれません。まぁ、詳しくは知らないし、実際にそういうものがあった場合に金払って読むか??と聞かれると少し自信ないです。今はちょうど余裕がなくて自分の感想書いたら「今週のジャンプは終わり!!」って気持ちになっちゃうことが多いんですよね。コメントは別。まぁ、興味はあるので試しに読んでみるとかはあるかもしれません。ないけど。


 そろそろ話すことがなくなってきたので終わります。
 やっぱアレですね。感想以外の記事楽しいですね。好き勝手喋るの、書くの楽しいです。書いてる時の楽しさだけで満足できるレベルには好きです。まぁ、その他の部分では特に得るものはないですw
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『生徒会役員共』498話の感想


 嵐の前の静けさみたいな緊張感あります。嵐というか祭りですが。

#498

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はカエデちゃん……なんだけど、次号500話記念をお知らせするアオリの主張が強すぎる。埋もれがち。カエデちゃんにセリフつけられてますけど、そんなこと言ってねぇだろ感も。まぁ、こういうノリのアオリ、嫌いでもないんですが。

 冬ということで、コート。コートのケバケバはT字カミソリがいいよ!!というライフハック。ラジオで聞いたことある。ひょっとして情報元同じだったりして‥‥と考えると楽しい。
 スズ相手に役に立ててご満悦だったのか、会長が意気揚々とタカくんにも迫るのが良いですね。喜んでもらえるに違いない、という確信でウキウキ感あるんだけど、結果的には下ネタ。会長どこまで気づいているのか‥‥。

 カエデちゃんと生徒会室で会議。スカートの丈短くなってる問題。珍しくアリアが書記としての役割を踏まえた話になってて面白いですね。ホワイトボードはアリアの領域であり、その中でアリアが自由に大暴れしてる。二段構えボケてくるとは思わなかったというか、見事すぎる。オチを知った上だと、2コマ目を見てももうその文字しか浮かび上がって見えてしまうw

 会議の後。掃除をご所望のタカくん。1本目のカミソリと似たタイプの勘違いで、同じ言葉でも2人が意味してるものが全然違う、ので結果アレな感じに‥‥というネタなんですが、それぞれの勘違いがそれぞれのキャラにふさわしい内容になってるのが見事ですね。どちらも「そりゃ間違えるわ」とおいう説得力あって素晴らしいです。そして、カエデちゃんの場合は畑さんというオマケがついてくるのも最高。何かあると思って張ってたのかw

 津田兄妹がゲーム。ゲーム画面的に『マリオカート』シリーズだと思います。新しいのはやってないですが、たぶん。ただ、ゲーム機がスイッチではなさそうですね。まぁ、どうでもいいか。
 てか、兄妹で仲良くマリカーとか最高ですよね。こんな理想的な関係ないですよ。コトミがふざけてタカ兄がツッコむ、というのもめちゃくちゃ微笑ましい。仲良すぎる‥‥。妹萌えとかそういう話は抜きにしてもこんな仲良い家族とか最高でしょ。精神状態によっては泣けるレベル。

 スズin轟ハウス。散らかってるネネルームという話なんですが、これ生徒番号で遊びたいだけのやつだろw 「0072119」ってオナニーイクやん。本作者ファンならお馴染みのマジックナンバーなのではないでしょうか。
 番号の付け方は知りませんが、入学時のクラスで順番に付けられたのだとしたら、スズの番号も「0721」になってる可能性あるのではないか。いや、スズに限らないけど。
 オチの意外性も笑ったし、それに対するスズのツッコミも最高です。特に轟さん相手だと多い気がするんですが、別の切り口の解決をはかるようなツッコミ、良いよね。勢いあるし、言葉は強いんだけど、相手のことを直接否定しない。

 コトミ作の柔道部募集ポスター。すごいですね、今週キャラクターの手書き文字が2種類も見れる。アリアとコトミ。見比べると分かりやすいんですが、アリアの方は字がキレイで、コトミの方はちょっと丸っぽいというか、雑な感じありますね。芸が細かい。そして、「ミ」が「三」っぽくなるのはお馴染み。
 ムツミがビラ配りを呼びかけると「おー」とポーズを取って返事する海辺さん。その横で無表情なトッキー。先日あった柔道部回での「やっほ」を思い出しますね。海辺さんというか、ムツミと海辺さんの間の関係性が見えてくる。すごく良い。
 からのアリアが介入して聞き違いオチ。ビラの時点で嫌な予感はしてましたがw アリアのボケで終わるのではなく、そこからムツミと中里さんのやりとりに続くのが良いですね。中里さんがアリアに対してツッコむのではなく、アリアの発言をムツミが受けて、そのムツミに対して中里さんがツッコむ。

 ストーブが壊れる。そこで会長が身一つで暖まる方法を伝授。会長だけじゃ何やってるのかサッパリ分からないんですが、すかさずアリアの解説が入るのが良い。事前にアリア相手に披露した方法なのか、「今度津田たちにこういうことをやろうと思うんだけど」と打ち合わせしたのか、想像が膨らむw 会長とアリアの特別な仲の良さ、好き。


 ということで終わり。次号500話記念で巻頭カラーです。そして一挙2話。なので、マガジン版の話数でも、単行本版の話数(こっちが正解)でも同時に500話到達ということになりそうですね。今からそわそわしております。
 んで、今週のお気に入り。どのネタも秀逸だったと思うんですが、1つ選ぶとしたら津田兄妹のネタになるかな。2人の仲の良さがもう理想的すぎてヤバイ。

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週刊少年ジャンプ2018年52号の全作感想

 2018年が、壮絶に、終わる。
 古いネタ失礼しました。2018年いかがだったでしょうか。私は散々、だけどジャンプ的には良かったと思います。主に51号。
 まぁ、出版業界の常識に振り回されるのもどうかと思うんですが。なに来週から2019年始めてんだよ。まだだよ。

 連載作全員集合スペシャルとなりました。いつかやった予想では完全に五分五分だったんですが。まぁ、『田中』『アリスと太陽』がいないので、解釈によります。

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週刊少年ジャンプ2018年51号の全作感想

 記事のタイトル変えてみました。ダビデ君オマージュ。

 いよいよ次号、ジャンプの1年が終わりますね。まぁ、どうだっていいんですが、今年の最終号は全員出席スペシャルになりそうな予感なので、そこはとても楽しみです。

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『生徒会役員共』497話の感想


 500話記念の巻頭カラーは再来週のマガジン2019年01号になるそうです。話数カウントが修正されるーやったー!!と思ったら、今週明らかになった「一挙2話&巻頭カラー」。‥‥ん?

#497

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はスズ。今週は完全にスズ回なので納得です。着ぐるみなんだけど、ゆるめの着ぐるみでパジャマとかでもあり得るレベルなのかしら。本編とテーマは一致するけど本編に出てくる格好ではない、っていうのは珍しいですね。

 ボアの餌皿とマグカップをお揃いにするスズ。今週は全編を通じてスズの愛玩的な側面が強調されるんですが、このお揃いの場面もめちゃくちゃ好きです。スズ、ボアに対してめっちゃデレデレやん。ボアが特に分かってないような顔してるのがリアルで微笑ましい。そこはデフォルメしてもいいのにw
 んで、スズママがさらなるお揃いグッズを用意してオチ。耳当て。よく猫耳ヘッドホンとかカチューシャは聞くんですが、犬耳だとこういうグッズが可能なのか。ヒザポンでした。レトリーバーの垂れた耳なので人間の耳当てとしてデザイン的にバッチリ。すごい。

 犬耳で、いざ登校。「かわいいねー」とは言われるけどニヤニヤイジリみたいなニュアンスは感じられないから優しい。まぁ、あの耳あてだけだったら、まだそこまで特別な感じもないのかな。
 からのコトミの耳でオチ。コトミが登場するけど、耳を隠さないといけない3コマ目のドアップがなんかおかしい。すごい構図w

 轟さんとエンカウント。USBメモリのストラップがシッポ。轟さんがシッポを持ち出すとあそこに差し込むのでは‥‥と身構えてしまうんですが、違ったw そもそも轟さんは出てくるけど、下ネタではない。意外ですね。
 んで、USBメモリを右ポケットに入れたスズが左向きになったのを横から映したショットでオチ。シッポの位置としてはリアルに考えるとおかしいんだけど、平面的に見せることでオチとして成立しますね。巧妙だと思います。

 3ページ目の2本はタカくんスペシャル。
 内容としてはアリアの聞き違いネタなんですけど、いつもみたいにドアバーン「○○だって!?」ではなく、聞き違いを会長に広める。被害が拡大していく感じが面白いですね。それに対して強めのツッコミをドア越しにに入れるのも最高です。聞こえてたんかいw
 スズタカとシノアリという構図になると、どうしても2年と3年というニュアンスが強くなるので、その壁を乗り越えるタメ語ツッコミ、というのが気持ちいいですね。いつも強めにツッコむんだったら単調にもなりかねないけど、使い分けがあるから最高。
 ちなみに、今回のアリアの聞き違い、超好きです。今までの中でもかなり高レベルの傑作だと思いますw

 庭掃除。スズの耳当てが火を噴くぜ展開。それに対するタカくんの返しがイケメンすぎて濡れそう。さすが桜才の種馬。普段は鈍感すぎるタカくん可愛い、みたいに感じることもあるけど、ここまでイケメンなこと言われるとちょっと「罪な男だ‥‥」みたいな気もしてくるw こんなこと言える関係性ってもうどういうことだよ。
 1本目でスズママにもらった時は「これつけて学校いくの?」と思っていた耳当てが、たった1日でこんなことになるとは感慨深いですね。耳当てが誇らしいというか「つけてきて良かった‥‥」って気持ちでしょw

 ラストページは連結8コマ。帰り道、信号待ちでシノアリが指相撲。スズジャッジで3カウント。指相撲って押さえた方が早口で10数えるってルールしか知らなかったんですが、ローカルルールなんですかね。タイマンでしか遊べないから3人目に役割があるのもいいし、第三者だからゆっくりカウントすればいい、というのは理にかなってますよね。早口で10数えてたのがバカみたいに思えてきたw
 早口で10数える時は大体日本語だと思いますが、3カウントだとどうしても英語になっちゃいますね。ということは、試合が均衡すると‥‥でオチ。スズの犬化が完成しましたねw 1話を通じて徐々にスズが変身していく、という展開は面白かったですね。こういう試みの回、かなり珍しいのではないでしょうか。


 ということで終わり。最初はただの犬バカだったスズが1話を通じて犬になっていく‥‥というコンセプトが面白い回でした。こんな方法もあったとはなぁ。
 流れで読んで完成する回なので1本だけ抜き取っても意味ないんですが(毎週そうだけど)、お気に入りを1つ選ぶとしたら、アリアの聞き違いネタです。下ネタとしても楽しいし、ほのぼのタカくん可愛い、シノアリのコンビネーションも最高で、2年組の強めのツッコミも魅力的‥‥という全方向的に楽しいネタだったと思います。

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失楽天 2018年12月号の感想

 この書き出しの部分、そろそろ書くことがなくなってきました。まぁ、書く必要もないんですが。
 ビーストと失楽天の販売感覚が短くてビックリする……って書こうと思ったけど、これ絶対毎月書いちゃうやつだ。

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快楽天BEAST2018年 12月号の感想

 Komifloだと画面にハートマークが出てきて、それが「いいね」になっています。定額で大量消費してる身分で申し訳ない気持ちもあるので、押すじゃないですか。ある程度良かったと思う作品にだけ押すつもりでいるんですけど、後から振り返ってみるとほとんどの作品が押されている。
 数字を絶対評価するならいいんですけど、「今月の順位高いですよ」みたいな相対評価を考える上だと、私の1票には大した価値がないんですよ。1票の格差問題。違憲判決待ったなし。

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『生徒会役員共』496話の感想


 500話記念で巻頭カラー決定!! すごい! めでたい!!
 んですが、おそらく話数のズレは直らないことが確定した気もしますねw 気づいてないはウソだと思うので、「もういいや」というノリなのかな。まぁ、そりゃそうかもしれないけど。けども。

#496

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はムツミ。スポーツウェアということでいいんだろうか、めちゃくちゃ可愛い。辛抱たまらんレベル。しかも、本編のことを考えると、どうしても胸の膨らみについて考えてしまうというか‥‥(ストレートに気持ち悪い感想)

 のっけから柔道部。ムツミ全開。上2コマの柔道部の日常という空気がもう最高ですね。適度にくだけた言葉遣い。ここらへんは生徒会にはない魅力かなぁ。
 ムツミの何気ない会話、微笑ましい日常風景から中里さんが「ん?」と違和感に気づいてオチ。この中里さんの頼もしさというか、ツッコミ役としての機能というか、ムツミとの夫婦漫才感、最高ですねぇ。柔道部はみんな仲良しだし、ムツミも誰にも分け隔てなく接するけど、中里さんとの特別な関係性がにじみ出てしまう。

 運動できないのでムツミは見学。体育座りが可愛い‥‥
 気分として柔道着を着てくるムツミに対して疑惑の目を向ける中里さん。やっぱ今週この2人の夫婦感がすごい。良すぎる。
 コトミがそんなムツミへの対策。まさかのアンダーシャツ没収なので笑った。笑ったけど、これめっちゃエロいやんけ!! 組み手とかしないかしら‥‥(ダカラシナイッテ)
 中里さんがアンダーシャツ着てるのがバッチリ確認できるショットがさりげなく盛り込まれてるのが巧妙ですよね。「ムツミにはこれがないのか‥‥」と生唾を飲みやすい作りになってる。最高。

 トッキーとアニオリの2人の着替え。着替えシーンでも下着とか一切見えないのが本作の良さですよね。本作が上品である所以。だからこそ前のネタで「えっマジで!!?」と心底驚いてしまうというか。しかも、よりによってムツミだからなぁ。あと、地味に着替えというテーマが連なってるのも見事ですね。登場キャラも場所も変わるけどスムースに話が続く。
 トッキーのかっこつけるけどドジっ娘、というギャップネタになるんですが、それを受けるのがコトミじゃないってのが良いですね。柔道部の日常が垣間見えるというか、柔道部の中でのトッキーの扱いが分かるw

 マネージャーの仕事を買って出るムツミ。膝をすりむいて処置してもらう場合など、うっかり胸元が‥‥みたいな妄想をどうしてもしてしまう。それだけの魔力があのネタにはある。直接言及するのはあの場面だけなんだけど、「実は‥‥」という事実が、知識が常に脳裏によぎる。
 とか、のんきなことを考えてたら結構すごいネタが飛び出たので驚きました。しかもまさかの海辺さん。いや、これを下ネタをと受け取るのは心が汚れてるのかもしれません。女子しかいない空間だったらあんなフランクな発言が飛び出るのか‥‥と驚きました。1本目冒頭のゆるい挨拶もそうだけど、適度に気の抜けた感じがすごい。こ、これが柔道部‥‥!
 わちゃわちゃ動き回るムツミと、それをピシャリとたしなめる中里さん。柔道部マジ最高‥‥

 することなくなって座って見てるだけのムツミ。見られるだけでも部員には緊張が走って効果あるんだろうな、とか好意的なこと考えてたら、中里さんがムツミの悪さに気づいてオチ。困った時の空気イス。前にも空気イスネタありましたねw だから気づけたのでしょうね。
 やっぱこの、他の部員は騙せても中里さんの目だけは‥‥という関係性が良いんだよなぁ。ムツミは天然でボケを発することが多いので、今回みたいに「運動したがる」という前提が加わることで積極性が生まれ、そこから中里さんのツッコミに繋がるので良いですね。ホント良さしかない。柔道部回、ムツミ回は過去にもあるけど、今回は特別に良い‥‥

 ラストページになってようやく生徒会登場。悪さするムツミのことを生徒会に愚痴る中里さんが良い‥‥。反省してるのかよく分からないポーズを取るムツミも超可愛い。
 からのタカトシくんが動いてオチ。これはうまいw 真っ直ぐな目がまぶしい。サブタイの通り「ロマンスワード」が飛び出てムツミが固まってオチるんですが、ここで思い出したいのが2本目ですね。今日のムツミはアンダーシャツ着てないんですよ。そんな状態であんなこと言われたら別のドキドキも生じてしまうのではないでしょうか。この4コマだけでも独立して面白いんだけど、ちゃんと本話の中での流れも感じる。

 ラスト。献血の後は血の気を補充するためにレバーがいいよ、とアリア。アリアが血の話をするとあっちのことを連想してしまう‥‥んですが、今週は既に出てるから驚きですね。
 それを聞いた大門先生が焼き肉のご招待。太っ腹すぎるやん。どうした、大会で良い成績収めたのか、私生活で良いことあったのか。嫁か! 道下先生のことか!! 最近出番ないぞ!!
 てか、アリアは金持ちキャラではあるけど、安易に「じゃあ焼き肉おごってあげる」みたいなことにはならないから良いよね。そういう節度はある。下ネタに関しては節度ないんですけど。
 血の気、焼き肉、ムツミ‥‥といことでみんなの血の気が引いてオチ。めちゃくちゃうまい。話のスムースに連結しつつ、ムツミらしさが見事に発揮されたネタですね。1日の終わり、まとめとしての機能もバッチリだし、完璧かよ。大門先生の顔出しというのも嬉しいですね。


 ということで終わり。最高だったんじゃないかな。ムツミは可愛いし、エロいし、柔道部のみんなも魅力的、それでネタもめちゃくちゃうまい。ラストの2本とか圧巻でしたね。
 全部がお気に入りなんですが、強いて1本を選ぶとするならば、空気イス。ムツミと柔道部、そして中里さんとの関係性が色濃く描かれた傑作だと思います。めちゃくちゃシンプルな話なんだけど、それなのに奥行きを感じる。俳句とかそういうレベルの良さを感じる。

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週刊少年ジャンプ2018年50号の感想

 屋宜先生帰ってくるってよ。もうそこだけ読んだら他のページは読まなくてもいいんじゃないかな。ワクワクでそれどころじゃないのが正常の反応だと思います。
 ……一応、前にこの枕で話題にした「52号で連載作全員出席スペシャルになるがどうか」問題。本号で大きな出来事としては『田中』の終了、『ONE PIECE』の出席が確定(次号休載)、そしてどうやら来週『COMIQ』終わらないんじゃない??という雰囲気です(終了予告がない)。
 『ワールドトリガー』『ボルト』は確定と見ていいので、あと気になるのは『ふんたー』ですかね。まぁ、大丈夫そうですね。決まった分出してサヨナラが最近は多いので。これは……いけるか……?
 まぁ、質問の時点での「全連載作」だと解釈すると『田中』アウトの時点で失敗確定ですね。人による。そこまでガチガチにしたいわけではないです。

 ジャンプ50号です。はい、シニターイ。ジャンプが2019年になったら『スマブラ』だぞ、と自分に言い聞かせながら何とか生きたいと思います。

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『ヴェノム』の感想

 久しぶりに映画記事だと「それだけ面白かったってことか」って感じ出ますけど、そういうわけでもなく、時間の余裕とか「気軽に書けそうだな」みたいな方が大きいです。
 前回の映画記事以降だと『イコライザー2』『散り椿』あたりがベストになると思います。

 『ヴェノム』感想として最低な書き出しですけど、当然面白かったからブログ書きたくなったのも事実です。そら『インフィニティ ウォー』より面白いとか言いませんけど、それとは違った魅力がありました。
 一番分かりやすいのは、キャラ萌えだと思います。エディが寄生されてから映画の雰囲気がガラッと変わって「なんだこれ?」と困惑するんですが、その困惑と、その先にある楽しさが最高でした。
 トム ハーディーがラリラリの演技をしてるんですが、これだけでも本作観る価値ありますよね。トムハをキャスティングしたのが本作の大きな勝因なのは間違いないです。『ダークナイト ライジング』のトムハかと思ってたら『マッドマックス 怒りのデスロード』とかの方のトムハでしたね。拘束マスクをヤスリでガシガシやってる時のような躁なトムハ。
 トムハが勝因、と同じ話なんですが、エディとヴェノムの漫才が楽しいですね。要するにトムハが独りで話してるようなもんなので、やっぱりトムハが偉い。
 まぁ、当然ヴェノムのキャラクターが魅力的ですね。なんというか、マンガチックなんですよね。それもちょっと昔の、子供向けっぽいノリが強い。それをトムハという名優が支えてることで何とも言えぬ魅力になってたと思います。「寄生(パラサイト)」って言うとキレるくだりありましたが、タヌキって言われるとドラえもんが怒るのと同じノリですよねw
 そんなエディとヴェノムのコンビっぷりが素晴らしく、バディムービーとして極上だったと思います。ブロマンスとかBLとかそういう感じが濃厚なのも良いですね。一度は別れたエディとヴェノムが再会する時に濃厚なキスを交わすのには驚きました。映画としては感動的な雰囲気ありますけど、絵面としてはめちゃくちゃ気持ち悪いw
 元恋人との関係についてヴェノムがアドバイスくれる感じもブロマンスだし、「良い女じゃねぇか」「やめろよぉ」みたいなのも最高でしたね。そして、最終的に「女より俺のが良いだろ!」ってなるのが最高にブロマンス。成長としてそれはアリなのか??と少し疑問でしたがw

 悪かった点。せっかくの(アンチ)ヒーロー映画なのに、アクション、特にボス戦があまりに魅力に乏しい。何の印象もないでしょ。気の利いた作戦もないし、エディとヴェノムの2人だから勝てた、みたいな話もない。
 そんで、爆発で2人が死んじゃうと思ったらヴェノムが身を挺して守ってくれたじゃないですか。ミシェル ウィリアムズがデートの時に言ってた自己犠牲ですよね。感動しましたよ。泣きそうでした。あそこでヴェノムの真の意味でヒーローになった……んですが、特に理由もなく復活したのはどうなの。
 ついで、ボスキャラのライオットが見た目的にヴェノムの下位互換でしかなかったのも残念だと思います。特にキャラも分からないまま戦うことになったし。
 ただ、中盤のバイクでのチェイスは良かったですね。統率のとれた自爆ドローンもかっこよかったですし。ヴェノムが助けてくれて「ありがとう」「どういたしまして」とか最高でしたし。

 長所なのか短所なのかよく分からない点としては、「人を喰う」の扱いがあまりに軽い。寄生された状態で人を喰うと気持ちが悪い、とかギャグにしてましたけど、そもそも人を喰うってどうなのよ。ある意味殺しよりもアウトというか、ヴェノムと友達になるという意味において越えちゃいけない一線だったのではないか。最終的に仕方なく人を喰うために悪人を選ぶ、だからヴェノムはヒーロー、みたいな結論になってたけど、そ……そんなのアリなのか……?

 あと、2つあるエンドクレジット中のアレ。
 1つ目は「はいはい次回予告でしょ」と鼻ほじりながら見てたんですが、出てきたのがカーネイジ! じゃなくてウディ ハレルソン!! そうか、もうキャスト決まってたのか。ルーベン フライシャー監督作にウディ ハレルソンが出てくる意味ですよ。出世作ゾンビランド』でお馴染みのコンビですね。満を持してウディ ハレルソン引っ張ってきたかー!!とテンションぶち上げでした。これで、カーネイジが登場する作品の監督がルーベン フライシャーじゃなかったら爆笑なんですけど。
 2つ目。まさかの『スパイダーバース』の予告。それもめっちゃ長い。そもそも、ヴェノムがスパイダーマンの世界のキャラってことを知らない人も多いわけで、そんな人は混乱しかないよね。本作だけ観てもスパイダーマン出てこないもの。MCUにレンタル中。レンタル中だけど、ソニー的にキラーコンテンツなので節操なく映画化したのがあの『スパイダーバース』ですね。今度こそレオパルドンが映画化されるかも……と非常に楽しみです。『レディ プレイヤー1』で実現しなかった悲願がw

 てか、権利的に、というか今度の予定的にスパイダーマンどうするつもりなのか、マジ謎なんですよ。エディがサンフランシスコにいるのは以前にいた新聞社で揉めたから、とか出てきたけど、あれ要するにスパイダーマン関連って匂わせだと思うんですけど、「えっ勝手にそんなことしていいの??」と映画外で気になってしまう。
 あと、面白かったのは最初の宇宙船に乗ってたのが、ジェイムソン。要するに、あの編集長の息子ってことだよね。『ホームカミング』では編集長が出なかったのをいいことにソニーが好き勝手やってる!!


 ということで、変な映画でしたw まぁ、その変さがカルト化する一因になるかも……という不気味さはありますね。
 変かつ最高で書き忘れたのが、ミシェル ウィリアムズのミニスカート!!! なんじゃこりゃあ!! 最高!!

 主題歌がエミネムだったのは二重人格つながりってことなのかな、とか思ったりしたけど、今のエミネム全然知らないので自信ないです。
 てか、サントラにエミネム入ってないんすね。

 突然まったく別の映画の宣伝ぶっ込んでくる感じは『アメスパ2』における『X-MEN フューチャー&パスト』予告を思い出しました。どっちも大好きな映画ですけど、ソニー頭悪いとしかw

 『ヴェノム』はトムハ、『ホムカミ』はトムホ。

 ウディ ハレルソンは今年だと『スリービルボード』(多分今年の年間ベスト)における、まさかの善人役が印象的だったんですが、カーネイジ発言見たら「やっぱ悪役だよな!!」となりました。

 サノス打倒のためにMCUスパイダーマンが切り札として使う線もまだ諦めてません。
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COMIC HOTMILK(コミックホットミルク)2018年12月号の感想

 Komifloの新規配信は全部読もうとしてると、「ホットミルクは掲載本数が少なめだから助かるぜ……」みたいな倒錯した気持ちになってしまいます。
 全部読もうとしなければいいんだけどね。せっかく読切主体なんだから。
komiflo.com

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『生徒会役員共』495話の感想


 もう11月という事実を受け取れられません。

#495

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉。コトミ。アオリが服と胸に言及してて「そこ大事か?」とか思ったんですが、本編を読んだらめっちゃ大事でした。この服こそが今回のメイン。

 編み物。ハロウィンが終わっていよいよ冬支度‥‥みたいな雰囲気ですね。ちょうど立冬ですし。
 こたつに、ウオミー、タカくん、会長というスリーショット。両端の2人が編み物しててタカくんは何もせず、という絵面がちょっとおかしいんですが、その件がちゃんとオチに関わってくるので笑った。タカくんも編み物を愛する仲間であったw
 てかさ、最後の網モノのイメージショット、超良くないですか? 網以外の服装も刺さったのかもしれませんが、めっちゃ良い。

 セーターをマフラーを編んでる。ちゃんと「やりすぎじゃない?」という話が出てくるのが面白いですね。そして、両会長による体裁というか、タカくんのために編む言い訳が紹介される。サブタイの「かんちがいしないでよねっ」が的確なので笑った。会長は割とストレートにサブタイ通りなんだけど、ウオミーは一筋縄では行かなくて‥‥というオチも良いです。それに対してツッコミを入れるのがタカくんではなく会長ってのも最高。ここらへんの関係性、パワーバランスがほんと魅力的ですよね。

 コトミ登場。2コマぶち抜きでウオミー作のセーター、会長作のニーソを披露。扉はそういうことだったのか。
 てか、コトミの方を先に編んでた、ってのが良いですよね。「かんちがいしないでよねっ」をさらに補強してくる。コトミのついでだから、コトミに編んだから不公平にならないように、みたいな2人の言い訳のようなものを感じます。‥‥ウオミーの場合は、最初からタカくんに迫ると断られる可能性あるので、みたいな計算もあったのかもしれないw
 コトミの編んでもらった感想。とても気に入ってて、喜んでて可愛いんですが、色が黒ということで中二ネタに繋がっていくから面白い‥‥と思ったら、そっからさらに会長のマジレスが加わるので良かった。コトミの中二ネタにストレートなツッコミを入れるのではないのが新鮮ですね。焦って丁寧に自分のことを説明しちゃってるコトミも可愛いです。設定って自分で言っちゃったよw

 編み物に集中してる両会長。傍観者と化してる津田兄妹が可愛いです。オチにも絡んでこないし、ツッコミを入れるわけでもない。とりあえずいるだけ、という距離感。ここ津田家だと思うんですけどね。この感じ好き。
 んで、ミスって長くなってしまったマフラー担当のウオミー。そっからオチに行くんですが、ここでもツッコミは会長。ウオミーはタカくんのことも好きだけど、タカくんに対して好き好き言うと慌てて反応してくる会長のことも同じくらい好きだと思う。
 てか、ミスしないように集中、みたいな話だったことを考えると、ウオミーは煩悩にまみれてるから集中が欠いてミスった、という風に解釈もできるのかもしれない。

 静電気。編み物してもらってる最中に「冬は静電気が嫌ですねー」って発言をするのはどうなの‥‥と一瞬ピリついたんですが、素材によってはあまり関係ないみたいですね。私の知識不足でした。
 静電気、トイレ、こたつ、3つの要素が組み合わさって津田兄妹による煩悩オチ。やっぱここでも対象である会長に直接絡むような話ではないのが良いですね。このネタ、ウオミーが言ってもおかしくないと思うんですが、コトミが言うことで部外者が好き勝手言ってる感が出てて好きです。それにタカ兄がきつめにツッコむのではなく、ゆるっと受け入れるのがまた面白い。たまにある、納得してしまってツッコめないパターンw

 手持ち無沙汰なのかは分からないけど、編み物に興味を持ち出すコトミ。そんなコトミを牽制するようなことを会長が言うのがちょっと意外でしたね。厳しいというか。まぁ、たしかにコトミは無理だろうなぁ、みたいな納得もしてしまったんですが。
 そして、会長が編み物を始めたきっかけの話になってオチ。レアキャラであるシノパパが出てきて驚いた。当たり前な話なんでしょうけど、ひでぇDVD持ってるので笑った。編むという行為とは真逆w まぁ、セーターってああいう風に作られたんだ、みたいな発見はあるかもしれない‥‥のか?

 完成。実際に着てみたタカくんが2コマぶち抜き。タカくん2コマは珍しいですね。
 そんなぶち抜きタカくんに対して両会長が何を言うのではなく、コトミがマフラーとセーターについてリアクションしてるのが良い。素直な評価というか、混じりっ気なく喜んでる感じがコトミらしい。
 んで、計算してないのに自然と相性が良かった件についてウオミーが反応してオチ。本話ではもう3度目となる、ウオミーがタカくん好き好き発言をする、会長がツッコむ‥‥かと思ったら今回は会長も巻き込まれたのでツッコむほどの余裕がないw 同じ展開のネタが繰り返されてたからこそのこの大オチですね。両会長の漫才としても楽しいし、壊れた会長も可愛いので見事だったと思います。


 ということで終わり。そろそろ本格的に冬支度というか、マフラー引っ張り出した方がいいのかしら、とか考えてしまいました。季節感があると良いですね。
 今週のお気に入りとしては、静電気のネタかな。ネタの細かさも面白かったし、絵的な魅力もあり、津田兄妹の不思議な立ち位置も魅力的でした。

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