北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2011年18号)の感想

 あの日からちょうど、1ヶ月ですね。
 今日、ジャンプを読み始めようかと思ったら揺れたんで心底ビビりました。ただでさえ、日本中があのことを意識してデリケートになってるっていう日だってのに。そんな日にあんな揺れるなんてとんだバカヤローですね。


 さて、ジャンプです。
 今期はジャンプ作品のアニメ化が多いですね。ワタクシ、ネット上でジャンプの感想を毎週書いてる身なので、一応1話くらいは観た方がいいのかなぁ、なんて思っております。
 まだ全然観てないんですけどね。これから観ます。来週書きます。
 『銀魂』だけは先週1話を観ました。今まで、アニメの『銀魂』は観たことなかったんですが、おもしろかったですね。久々のアニメということで、例の「2年後」ネタをやるのはうまいですね。あの話好きです。そして大人神楽がかわいいです。

 今週のジャンプの目玉としては、『スケットダンス』と『銀魂』のコラボ。先週の『トリコ』と『ワンピース』のが個人的にパッとしなかったんで、期待してます。

 それと、裏表紙の広告の上に震災に関するコメントが載ってるんですが、あれは広告を出した人のコメントなのか、集英社のコメントなのかわかりにくいです。『ロビンフッド』は個人的に結構好きです。作品が世間的に黙殺されたイメージがあるんですが、無視するのは惜しいと思います。

 関係ないですが。普段は映画の感想を書いてるんですけど、最近筆無精がヒドくて全然書いてません。映画は観てるんで、書かないといけないとは思っているんですが。おかげでネタがドンドン古くなっております。さすがにジャンプの感想は読んだらすぐ書かないと、とは思っておりますが。
 映画の感想もがんばります! 明日から!!


スケットダンス
 『銀魂』とのコラボ。メタ視点アリの2作だけに好き勝手やってて楽しい。『ワンピース』『トリコ』には絶対にできない視点。また先週とは違い、『スケットダンス』『銀魂』の作者が独自にコラボネタを描いてるので、それぞれが描いた別作のキャラが見れるあたりも楽しいですね。
 銀さんに「あの劣化銀魂と言われてるあの」とか言われてて笑った。まぁ、誰もが一度は考えたことあることですからね。それを銀さんに言わせるとは。けど、描いてるのは『スケットダンス』作者。複雑だ。メタ視点にさらにメタ視点。
 コラボだけでなく、両作のアニメ化についても言及。ボッスンのイントネーションや声優の被りなどの声ネタが。これは『銀魂』ではなかったですね。こっちは初アニメ化だから気になるんでしょう。


『ワンピース』
 「ジンベエとアーロンの関係について次週、明らかに!」と煽っておいて、今週のラストに過去編突入です。魚人さんたちの過去編。前回がルフィの過去編だったことを考えるとかなりパンチが弱い。まぁ、ルフィの過去編はイマイチだったけど。
 ていうか、個人的にはタコ侍が出てきたからいいよ。やっぱあのキャラが好きです。タコの足がすげぇイイ。
 あと、ヌマヌマが久々に登場。姫を見つけてテンションアップ。しかし、姫さらって売るとか・・・・もっと他に使い道あるだろ。金目当てだとしても売る以外に方法あるだろ。デカイ人魚というよりも姫ということの方が数倍大事だろ。
 んで、肝心の過去編について。メインは魚人界の英雄フィッシャー タイガーについて。さ、魚なのにタイガーってww
 鯱だけにシャチにして・・・・・とか思ったけどシャチは魚じゃないですね。
 ていうか、タイの魚人とか超弱そうなんですけど。魚人のメインキャラのサメ率が今のところ異常ですけど、そんなサメたちに囲まれたタイは活躍できるんですかね。


バクマン。
 小杉の前で卑屈になる七峰。初登場時は七峰が根明で小杉が根暗ってイメージだったのにね。いつの間にか逆転。
 「当然中井もクビだ」の一言で済ませられる中井。ヒ、ヒドすぎる・・・・・・・もっとちゃんと描いたげて。
 いきなり最後にカッコつけても全然魅力ないよ、七峰くん。それまでの小物悪役っぷりは返上できないよ。ただ、コマの後ろでちっちゃく「待ってくれよ 七峰くーん」と言ってる小杉はよかった。あのラストコマはイイ。
 てか、そんなことよりも。平丸と吉田氏の最新情報ですよ。この2人の現状を知るために毎週読んでいるといっても過言ではないよ。今週、なんと、平丸が蒼樹と吉田氏の関係を疑う! なんだこの俺得な展開!!
 平丸、蒼樹、中井の三角関係とか以前勝手に盛り上がってたけど、中井OUT吉田氏INの三角関係とか超燃える。超萌える。ていうか、平丸は浮気する蒼樹が許せないのか? 裏切った吉田氏が許せないのか? どっちなんだい!! くそぅ・・・・・・たまらん。


銀魂
 『スケットダンス』とのコラボ。よって俺の嫁決定戦は延期。あの話好きだから少し残念でした。
 被ってる、って話が今週の『スケットダンス』と被ってるんだけど・・・・・・まぁ、そこはガチンコということで。
 主人公にあるまじき地味さがコンプレックスのボッスン、必殺技がないことを悩む銀さん、というのを『銀魂』で描くというね。
 ボッスンと銀さんの2人のアップ絵で、残り4人が会話してるってシーン。すべてのセリフが誰のセリフかがハッキリとわかるのはスゴイですね。地味なところで感動しました。やっぱマンガってのはセリフだけで誰かわかるように作られてるんですね。ギャグマンガとなると、より顕著なのかもしれない。
 最後に銀さんとボッスンが文字通り手を取り合って何でも屋稼業を全うするシーンは燃えた。やはりコラボ作なんだからね。主人公同士が力を合わせないと。今週の『スケットダンス』にも先週の『ワンピース』『トリコ』にもそれが足りなかった。


『magico』
 タイトルが「もうれつ魔法少女」。自分で「魔法少女」とか言っちゃダメだと思うんだ。
 おっぱいで調教するシーンがありましたが。本作は結構おっぱいが好きですね。まぁ、現行のジャンプにはエロ枠がないから、新連載がそこをガンガン攻めるのはイイことだと思います。都知事再選とか気にしないで!!
 というか。先週、新キャラが主人公にホレて三角関係に突入か?みたいなこと言ってたけど違ったぁーーっ。まさかのおっぱい。あれはレズとは微妙に違う感じですかね。


『遊☆戯☆王ZEXAL』
 Vジャンプからの出張らしいです。
 困ったことに、ワタクシ遊戯王シリーズに関して無知なんですね。ポケモンカードにはハマりましたが、遊戯王カードはサッパリでした。
 一応読みましたよ。読んだんだけど・・・・
 や、やっべぇぇぇ・・・・・・・・。なんにもわからない。なにを言ってるの? なにが行われてるの? 出張読み切りなのにカードゲームについての説明はないの?
 もう世界観から、設定、ルールまですべてがわからない。日本語で書かれた作品とは思えないレベルで読めませんでした。門外漢に厳しい仕様だなぁ。


いぬまるだしっ
 自分の意志でディフォルメ率変えられるいぬまるくん、というネタがよかった。
 ただ、たまこ先生がディフォルメ率下げた股間について言及しなかったのは意外。まぁ、幼稚園児のまるだしはテレビにも映せるからなんてツッコんだらいいのかわからないんですけどね。


『メルヘン王子グリム』
 回想の中にディズニーの『美女と野獣』のミセスポットっぽいのが出てきた。そして、ミセスポットを見事に台無しにしてた。
 ポットを擬人化した場合、あの出し口は鼻よりもチンコのがしっくりきますね。


こち亀
 花見ネタ。今年は水元公園。花見ネタに大阪の春を絡める。
 春と早矢。大阪と京都。同じ関西でも格差がある、ってのはおもしろかったです。たしかに春は、早矢より両さんサイドですね。ところで、早矢のファザコン設定ってのはいつどこに飛んだのだろう。
 春と麗子。麗子はハーフなので関西感ゼロ。春はやっぱり両さんサイド。
 正直いって、今まで春の出てくる回は個人的にハズレが多かったんですが、今回のはまーまーでした。


『逢魔ヶ刻動物園』
 ぬわっ!! 最終回スメルがハンパじゃないことになっとるやんけ!!! 次週なのか!!?
 本編としては、悪役がトイプードル吸収したところでなんにも役に立たなそうで笑った。・・・・・と思ったらイイ感じでファーになっててさらに笑った。
 しかし、ただのトイプードルがキャンキャン鳴いてるコマではちょっと琴線触れました。


保健室の死神
 こちらも最終回スメルがスゴイ。先週までの子供たちの回が個人的にホームラン連発だっただけに、もどかしいです。
 今まで、悪役であるはずの病魔が全然魅力的じゃない、という大問題があった本作ですが。今回の病魔はさすがに燃えそうですね。
 それと、危険なことを自らした子供たちに対する大人の対応がイイ感じ。叱らないといけないけど、うれしくて涙が止まらないっていう。鈍ちゃんの涙も三途川先生の涙も結構グッときた。まぁ、それを2回やるのはどうかと思うけど。経一の「俺の胸は? 出番なし?」には笑った。あと、鈍のおっぱいをアシタバくんに譲る美作くんが紳士すぎて泣けた。
 ちなみに、今週のケツは『ぬらりひょんの孫』でしたー。読んでないからアレだけど、人気作って印象だっただけに意外です。
 『保健室』『動物園』『ぬらりひょん』『めだか』のケツ争いが楽しいです。ケツ最有力だと思ってた『保健室』と『動物園』がケツじゃないものの、超絶に最終回を匂わせる展開。来週が待ち切れません。巻頭カラーよりも巻末非カラーの方が気になります。


投稿コーナー
多くの細道 スキー場で一句
「借りた板 壊して弁償 いたかった(板買った)」 カスガイガーさん
 「2つの意味で」炸裂。誰も頼んでないのにうまいこと放り込んできましたね。すげぇぇ。


目次ページ
 編集部コメント。カラーページ用の紙がないらしい。よって今週からカラーは少な目でお送りするそうで。カラーページ用の紙不足とは、思わぬところで影響が出るもんです。納豆は作れるけど、納豆をパッケージするケースがない、よって納豆不足、みたいな。
 まぁ、ジャンプのカラーページとかほとんど読みませんから、どうでもいいんですよね。
 今週は、震災についてのコメントはもちろん多いのですが、先日のサッカーチャリティーマッチの件も多い。サッカーマンガ『DOIS SOL』でもしっかり触れてありました。以前、とあるサッカーマンガがワールドカップの件に触れてなかったことがあったんで、少し不安になりました。触れてあってよかったです。



 総括です。
 今週の『スケットダンス』と『銀魂』のコラボについて。両作ともに、設定の被り、言い回し、下ネタの有無についてツッコミ、「人の陣地で個性爆発すんな」ってツッコミ、とかマジでネタが被ってるのはガチンコっぽくてよかったです。こういう特殊な企画だとやるネタが限られちゃうんだろうなぁ、と思いました。それと、日常世界の『スケットダンス』とトンデモ時代劇の『銀魂』の時空移動について、『スケットダンス』の方ではちゃんと理屈づけしてるのはよかったですね。それもちゃんと『銀魂』流の理屈で。
 けど、2人の主人公が手を取り合って1つのことを成し遂げる、という胸熱な展開があったのは『銀魂』でした。ラストのマジメ展開のマジメ度合いは『スケットダンス』のが遙かに上でしたね。マジメなセリフがメタ視点すぎて、なかなか泣けました。後輩による先輩への愛ですね。

 んで、MVPについて考えようかと思うんですが。まずは次点。

ボッスン 『スケットダンス
 部室を『銀魂』勢に飲まれてる様子を見てネガティブになるボッスンは相変わらずでよかったです。

銀さん 『銀魂
 メタ視点で『スケットダンス』を解説する銀さんがナイスでした。

銀さん 『スケットダンス
 部室で座ってるだけの絵面にツッコミを入れつつも居心地よさそうにしててよかったです。・・・・・オチは見えましたね。

 んで、今週のMVPキャラは、

ボッスン 『銀魂
 脇役×4の陰口を聞いて心底落ち込むボッスンが実にボッスンらしかったです。いつの間にか銀さんと仲良くなってる感じもよかったです。
 ちなみに、ベスト作品も『銀魂』です。『スケットダンス』もおもしろかったですが、『銀魂』のが好きでした。