北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2011年27号)の感想

 表紙が『ブリーチ』で『スケットダンス』が巻頭カラー。ややこしわぁ。統一してほしいです。
 ちなみに、『ワンピース』は作者取材のため休載。ホントに取材してるんだろうなぁコラ!!!


スケットダンス
 カラーということで気になるのが髪の色。黒髪率の異常な高さは本作の特徴ですね。そんな中、忍者が銀髪なのはやはり異様。世界観ブレイクしています。
 時事をガン無視したバレンタイデーネタ最終章。
 過去の失恋でモモカの気持ちに応えないのはいいけど、おかげでその前にあった「オタクだから付き合わない」ってのが意味なくなったね。オタクだからガチの恋愛には発展しない、ってネタ(フィクション内だと)結構好きなんだけどね。まぁ、スイッチの場合、アイドルになる前から知ってるから微妙だけどね。
 魔法少女みたいな格好のヒメコが「ちょっとコンビニまで」の格好のボッスンにチョコ渡す絵が笑えた
 『土に埋まって星でも見てな』って曲はファンを罵倒する曲なのか、応援する曲なのか。ちょっと曲名で笑いを欲しがってるせいで感動はできないよ。せっかく3週に渡っての話なんだから1週目にスイッチがこの曲を解説するシーンとかがあればいいのに。伏線回収の強迫観念に囚われてる本作らしいじゃん。
 アイドル声優のライブって想像もつかないから、あのライブシーンの違和感の原因が個人的なものなのか、作品のせいなのかがわからない


『トリコ』
 ゼブラは別行動か、残念。
 「目の前の1人を人間を守る」って口説き文句が素晴らしかったです。
 えぇーっと、スタージュンってどの人だっけ? マンモス編だっけ?


銀魂
 プラカード会話システムだと戦いながらおしゃべりできないね。ベイダーさんはどうするんだろう。二刀流だし。
 蓮蓬軍からの連邦軍(笑) 蓮蓬という名前は既にギャグなのに、そこからさらにギャグに展開していくとは・・・・。


べるぜバブ
 ヒルダのキャラ崩壊。心の整理するのは少しかわいかった。
 「インターバル回だと思って次から次へと駄キャラが出てきやがる」というメタ発言。ギャグ回だからいいか。


『magico』
 センターカラーで増ページ。なぜそんなに人気なのだ。
 扉絵の古くささはネタだよね? 平成1ケタ代のスーファミソフトのパッケージみたい。
 単独行動って大丈夫か? おもしろいのか? 本作最大の特徴である「夫婦」というテーマが無視されちゃうけど。
 「こんなゴゴゴ音出しといて」 ゴゴゴ音っていうのかアレ(笑) 本作にメタ発言は合わない。
 街中で暴れてたら、風呂覗いちゃって「キャーーッ」ってスゴイ展開だな。ここでこそ、メタ発言してツッコミ入れないとダメだろ。
 仙豆魔法は一子相伝で自分には使えないから死にそうになったら、子供に伝える。だったら、子供に伝えて自分の病気治してもらえば? とか思った。
 マッパで土下座で鼻強打。すげぇおもしろかったけど、もっと醜い方がよかったね。


バクマン。
 新妻の終わらせたいマンガ発表の回。
 「一番人気になったら作品を1つ終わらせる権限を下さい」ってのは新妻のキャラを決定づけるようなマッドさなワケで、それが意外なまでにまともで、作家として至極当然と思えるような考えの元のセリフだったのは、少し残念なような気もする。壮大な伏線がキレイに回収されたとも思えるけど
 「人気作の最終回」というのは、ジャンプ作家というテーマを描くに際して、避けては通れないような問題ですね。
 多分、「CROW」の連載が終わっても、アニメ版「CROW」は「CROW Z」として続くと思うよ。
 亜城木がガキマンガをやめた時と違うのは、作品を高めるために止めるのか、作家自身を高めるために作品をないがしろにするか、って点。だから亜城木があのマンガやめた話は大嫌い。あのガキマンガにも子供のファンとかはいただろうに。ガキ向けのギャグマンガにも亜城木特有のエグい展開とかを入れ込めばよかったんだと思う。
 なぜ新妻があんなに批判されてるのか理解できない。作家として理想の姿だと思うんだけど。みんなの目標、ライバルがいなくなるのはイヤだ、って理屈を新妻に押し付けるのは、自分勝手すぎるだろ。イライラする。話の展開上、新妻が主人公じゃないのが信じられない。
 新妻の「人気絶頂の状態でカッコ良く終わらせる」というのを悪としてるのが気持ち悪くて仕方がない。七峰の時もあったけど、いくらなんでも1つの考え方に捕らわれすぎだと思う。作品内で排他的になってると気持ち悪さしか感じない。


『奇怪話 花咲一休』
 鏡の化け物がスッピン美人に恋をするお話。「めでたいねぇ〜 愛でたいよぅ〜」に笑った。
 クイズ合戦への展開が違和感バリバリだな。いや、一応理屈はあるんだけども・・・・。
 弓矢クイズの答えはどうんだろうか。なんかスッキリしない。台動かしていい、弓も使っていい、っていうんだったらいくらでも策はあるだろ。
 5年経ったことで、スッピン美人が老け、化粧が必要になるから、その内勝手に出れたと思う。
 最後の「嫁の…鑑だ」はいらない。うまくないよ!


『ブリーチ』
 扉絵が先週の女子会のお2人。激押しですね。そんなに好きじゃないよ。ジャンプのヒロイン陣の中だと、中か下くらい。
 えっ、てか、目潰しされただけで敵と見なすんですか? 井上がいるから単なる修行でしょう。仙豆だもん。イチゴちゃんバカでしょ。


読み切り
『超能力者 斉木楠雄のΨ難
 まさかの読み切りのカムバック。タイトルを打つのが超絶めんどいので、読み切りで喜んでたのだが、帰ってきやがった。文字変えてぇ〜。
 超能力者しか知り得ることのない苦悩というのは『X-MEN ファーストジェネレーション』ですね。観たよ、超おもしろかったよ。2011年ベストだね、ありゃ。
 脱線失礼。


エニグマ
 主人公の真の能力はテレパスでしたー、って話。テレパスといったら『X-MEN ファーストジェネレーション』ですよね。チャールズ エグゼビアに比べたらスミオくんなんて赤子同然。
 しつこいですね。すいません。
 超絶ヒントをポロリするキジマ先生がかわいくて仕方なかったです。
 今までの超能力者の能力を集約する超能力者というのは定番ですね。
 正直、水沢アルの性別が一番気になります。心を通じ合わせると、女であることが発覚!!みたいな展開期待してます。


いぬまるだしっ
 いぬまるくんの持ってた女子力スカウターが欲しい。使い道はわからんが。
 「これ買って」や「欲しい」と言わず「欲しそうなそぶり」で相手のサプライズ欲を刺激する・・・・・・・・・・・ふとしくんの女子力が高すぎて嫉妬。
 冒頭の、ウサギとカメの例のレースネタはおもしろかった。「防御力対決なら勝てるんだからさ」「自分の得手不得手を把握しとかないカメのミスだよ!!」 慧眼です。


黒子のバスケ
 HAHAHAHA。やべー青峰ぱねー。絵が完全にバトルマンガだよ。


保健室の死神
 ペケ4というなかなかの位置。
 「患者に薬を渡すだけじゃ治したとは言わない。二度と罹りたくないという気概!! それが無くちゃ意味がない!!」というルール説明、というかハデス先生のモットー紹介。そうだったのか、知らなかったな。今までの咀嚼って全部辻褄合ってるのかな? ちょっと気になる。
 まさかの目潰しキタ。先週の『ブリーチ』と比べると大分エグいですな。さすが、腐ってもホラーマンガ。目から血がブシュゥゥゥゥゥゥ ってなるシーンがシルエットになるコマがサイコーです。自分の指で、ってのがまたエグい。忘却の能力使う時の指ですね。気が利いてます。
 忘れてたよ。本作は日常コメディーだけじゃなくてホラー要素もイイんだった。
 ハデス先生の覚醒コマとかもサイコーでした。久しぶりにハデス先生が怖いと思った。


『戦国ARMORS』
 ペケ3はマズイよ。いくらなんでも。
 「死際」と書いて「わかれぎわ」と読む。ちょっとよかった。
 元気玉VS合体技 というところで来週へ。


『DOIS SOL』
 ペケ2。ケツじゃないだけ善戦と思えてしまうのが本作のダメポイントだね。
 元キャプテンのトラウマが信じられないほどどーでもよかった。そして、どーでもいいかのような展開で解決した。
 まぁ、PK対決で、キーパーの元キャプテンがチームメイト全員のシュートを受け止め、それぞれのキャラクターを知っていく、って展開はおもしろかった。キーパーとキャプテンというのをうまく絡めた展開だったと思う。久しぶりにサッカーっぽい展開。


『メルヘン王子グリム』
 まさかのケツ登場。HAHAHA いきなり落ちたな。『ジャガー』枠に移動というワケではなく、単純にケツ。
 水沢アルには吹いた。そのうち向こうでも活躍するんでしょうね。
 「パロディとかほとんどやらなかったのにどうしたんだ!? 色々試行錯誤してるの!?」 とか・・・・・・・泣ける。そういや、先週の新キャラ(女)もそういう試行錯誤a.k.a.テコ入れだったのか・・・・・・。
 最後の煽り「ヨロレイティ〜」がおもしろかった。


投稿コーナー
 いつも好きなネタを勝手に転載してるこのコーナーだけど、よく考えたら、マズイんじゃないか?という気がしてきた。文字ネタを丸々転載するのってアリなのだろうか。個人的には、後々読み返した時に再び笑えるから好きなんだけど。
 苦情があったら即やめますんで、言って下さいね。

ザリパイ2コマ
 ザリパイ大賞に選ばれてたエクスムーア皇帝さんのネタがおもしろかった。池上彰ネタは食傷気味だけど、ボケの解説はおもしろかった。
 2コママンガになってないネタが多かったけど、その中でもおもしろいネタはあって、ひたすら感心。新世界の髪さんのカンペのネタとか、スゴイなぁと本気で思う。

日本一救えないRPG決定戦

不景気のせいか、転職しにくい。

 箒星さん
 ダーマ神殿涙目(笑) 深く考え出すとダーマ神殿の儲けのシステムが謎ですが。

5000G出すと魔王が負けてくれる。

 あの投稿メガネさん
 「立ち会いは強く当たってあとは流れでお願いします」ネタ。ドラクエネタが目立つ中、現実感がハンパない。


目次コメント

バルセロナのサッカーを見てると色々空想してしまう。未来の戦術とか。凄い魅力だ

ぬらりひょんの孫

バルサのサッカーは物凄いし見惚れるけど、熱量・気持ち・勢いなど物足りないと思ってしまうなあ

バティ編集

 まさかのバルセロナへの評価の二極化。サッカー雑誌じゃないのに。バルサはね、たしかにスゴイとは思うけど、チャンピオンズリーグ決勝はバルサがチートすぎてつまらなく感じたところもあったな。勝敗はバルサのコンディション次第って思えてきて少し萎える感じ。


 総括です。
 なによりも特筆すべきは最後に掲載の3作。『戦国』『DOIS SOL』『グリム』とこないだの新連載陣が揃ってしまった。いくらなんでも早急に結果を求めすぎだろ、って思えてくる。その反面、『magico』はセンターカラー&増ページ。この1強3弱の状態からなにかが見えてくるんでしょうけど、違いがわからんぞ。『magico』のなにがいいんだ。おっぱいか。けど、最近はおっぱい展開も控えめだしなぁ。

 んじゃ、MVPキャラでも決めます。次点から。

青峰 『黒子のバスケ
 あの見開きのコマは『ドラゴンボール』かと見紛った。まさか2週連続で笑わされるとはな。青峰がここまでのギャグキャラだったとは。侮り難し。

鏡の化け物 『奇怪話 花咲一休』
 「めでたいねぇ〜 愛でたいよぅ〜」がおもしろすぎた。今後、是非ともマネしたくなるようなセリフでした(嘘)。

荊明罹 『保健室の死神
 目潰しですね。先週の『ブリーチ』の目潰しは後頭部アップだったのがちゃんちゃらおかしく思えた。自分の指で目をエグるとはね。うげげ。正直、キャラとしてはハデス先生のがよかったんだけど、目潰しのインパクトが強すぎた。『ブリーチ』を踏み台にしたのもポイント高い(たまたまだけど)。


 んでもって、今週のベストキャラは、

新妻エイジ 『バクマン。
 ジャンプにおいて、人気作を人気絶頂のタイミングで終わらせる、という超難題に立ち向かっている新妻先生は超カッコイイです。作家の鑑だと思います。「ジャンプ」がテーマな本作として不可避な大問題に立ち向かうのが主人公でない、というのはどうかと思うけど。
 それにしても、新妻の言い分に対して、理解を示さず、それどころか批判されて当然みたいな態度を取る主人公たちは非常に気持ちが悪い。新妻否定が正しいという前提で進む話も気持ちが悪いです。七峰の時はそんなに思わなかったけど、排他的すぎる。

 当然、今週のベスト作品は『バクマン。』じゃないですよ。むしろワーストです。となると、ベスト作品に悩むんですが、とりあえず『保健室の死神』でいいんでね。怖いシーンが何ヶ所かあってよかったよ。『保健室の死神』は個人的に日常ギャグマンガって印象だったけど、ホラーの要素があるの忘れてた。