北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2011年43号)の感想

 『黒子のバスケ』と『めだかボックス』がテレビアニメ化だそうです。おめでとうございます。人気作だったんですね。ナメてました、すいません。

 『めだかボックス』は読んでないんでアレですが、読者の中で大好きな人と大嫌いな人の2つに分かれてる作品、という印象です。まぁ、賛否は真っ二つに割れるのはイイことだと思います。

 一方、『黒子のバスケ』。こちらは読んでるんで、いろいろと思うことがありますよ。まずは、「あっ、そんな人気作だったんだ・・・・」って感じ。掲載位置的に中盤〜ケツ周辺、という印象だったんでね。
 本作の特徴として、観客が実況&解説を担当することが多いんですが、そこらへんもアニメ化ですかね。モブ役の声優さんの出番多いですね。
 それと、アニメ化で一番気になるのは髪の色ですよね。たまに、カラーページとかを見る度にキャラクターたちの髪の色に度肝を抜かれる。主人公が青(銀髪?)で相方が赤。そして、ライバルたちはゴレンジャー状態(色のチョイスがちょっと違うけど)。黄色以外は違和感がやんごとないです。ああいう人たちのチン毛ってどうなってんだよ・・・・・・・とか思ったりすると、吐き気を催すと共に笑えます。

 それと、『ハンターハンター』のアニメ。1話観ましたよ。エンディング曲の時にヒソカのエレクトが描かれていて爆笑しました。光る股間!!


黒子のバスケ
 まぁ、ライバルがゾーンに入ったら、当然こちらもゾーン入りますよね。悟空がスーパーサイヤ人になったらベジータスーパーサイヤ人になるのと一緒ですね。


スケットダンス
 前に校歌の時にやったネタを再びやって観客が爆笑してる様を見せられると冷めますね。理解できない他人の笑い声って最高に笑いを削ぎます。「福永(笑)」って吹き出し大量に出されても・・・・・あぁーぁ、もうダメだ。今回は笑えん。
 舞台の袖からあんなに大声出してアドバイスしたら、客に聞こえちゃうよね。
 まぁ、ラストは本作でお馴染みの「伏線回収強迫観念」にとらわれたオチでしたね。水着、ストッキング、マイクの花は伏線で、バニーガールになって大盛り上がり、ってどうなんですかね。別に無理して伏線回収しても意味ないんだけどね。回収することが目的になってる気が。別にバニーガールが踊ったって盛り上がらないと思いますよ。


鏡の国の針栖川
 少年誌特有の「乳首のないおっぱい」がいっぱいですね。個人的にはそこをどう隠すか、って部分が工夫のしどころで、そこが好きなんですけどね。まぁ、湯煙で隠す、という使い古された手に出ない点は潔いですけどね。ただ、さすがに下は隠さないとマズイですね。全員パイパンみたいです。
 こういう展開の時は野郎のパニックぶりが笑えるものだけど、意外と野郎の描写は弱いですね。先週の須田くんハッスルがウソのよう。それだけ裸が描きたかったんですかね。
 温泉の中を潜水して、顔なしの裸体だらけ、という展開はおもしろかったですね。顔隠した方が萌える、というフェティシズムですかね。ちとわからん。
 タワシ洗いにたまらず鼻血。鼻血の間欠泉はおもしろかったです。ただ、湯船に血が混じってしまったら、女性陣の中でヘンな誤解が生まれそうですね。
 ていうか、ヒロインは怒ってるのに非常ベル押してくれたんだ。フツーあそこでは言うこと聞かないだろ。


『トリコ』
 グルメ美容師はないわ・・・・・・・。落ちた髪の毛喰っちゃうじゃないか。気持ち悪いなぁ。


『クロガネ』
 主将が初登場。鼻に横一線の切り傷があるけど、どういうこと? 剣道で切り傷なんておかしいだろ。防具あるし、竹刀だし。
 ヒロイン、防具姿の主人公に惚れ惚れ、って防具萌えですか? めずらしいフェチもあるもんだ。まぁ、野郎のコスプレってそもそも全然知らないんですが。興味はないけどおもしろいですね。まぁ、あのヒロイン、防具萌えってことはかなり不純な気持ちで入部したんですね・・・・・・・・・・・剣道好きが高じて防具の姿にときめくようになったんですね、はいはいわかってますよ。
 剣道の基本、「遠山の目付け」。相手の後方を見る。こんな教えがあるんですね、剣道うんちくとしておもしろかったです。しかも、それが主人公の特色「目」と絡んでいてうまい。
 一本目は剣道特有の大声に怖じ気づきテンパってしまうも、二本目ではその大声を目を開くタイミングとして利用する、というのもなかなかイイですね。


『超能力者 斉木楠雄のΨ難
 もはや何度目かわからない読み切り。タイトルの悪魔のフォークみたいな字を引っ張り出すのがめんどくさいので嫌いです。(タイトルがね)
 クラスで目立たないように、地味に過ごしていたら、厨二バカに気に入られて困る、という話。目立たないために便所飯してるのに笑った目立たない、とかを通り越してますね。便所飯って数少ない個室を無駄に占領されるので困りますね。


銀魂
 『スラムドッグミリオネア』パロディー。どん底人生の男の人生はすべてクイズミリオネアのヒントになっていた、っていうね。最終的には「It was written」で終わりますね、きっと。・・・・・・・・てか、なぜ今だ。
 3問目の電話ボックスのシールはなかなかヘビーだったぜ。ギャグとはいえ落ち込んでしまった。3問目は『スラムドッグミリオネア』パロディー的にも手が込んであったので無駄に入り込んでしまいました。
 最終問題の答えがヒロインのこと、というのも見事に映画と一致ですね。よく出来たパロディーです。おそらく電話先ではケータイに出れそうで出れない、というサスペンスがあったんでしょう。
 『スラムドッグミリオネア』パロディーが見事で、最終問題もフツーに感動できたんで、ちとオチが弱いですね。ムリクリ臭い。やはり、ラストは駅のホームでキスの寸止めからのダンスにするしか締まりませんね。ジャイホー。


バクマン。
 七峰終わった。負けましたねー。しかし、負けるまでの過程、理屈がいまいちピンと来ないなぁ。そもそも、亜城木の2人以外は読み切りにどんな工夫を仕掛けているのかがわからないし。それなのに裁判傍聴しただけのヤツに負けたり、ワケわからん。裁判傍聴くらい誰だって思いつくわ。一時軽いブームになりかけたくらいだし。
 肝心の七峰の自滅も、テーマがダメだとか感情がないとか、小杉が言ってますけど、編集部でフツーに好評だったフリと矛盾してますね。小杉だけがそこに気づいた、という過程、理屈が欲しいです。それか、編集部でも、「おもしろいんだけど、どこか物足りない・・・・」みたいな風にしてもらわないと。発表前「おもしろかった」って言ってるのに、発表でいきなり4位って言われても。
 そういや、小杉もなにもしなかったですね。ただの解説役でした。アイツの成長こそが今回の七峰編の核だと思ってたのに、残念です。
 まっ、この復讐の七峰編はそもそも全然ピンと来てなかったんで、終局に向かうのは喜ばしいことですかね。


いぬまるだしっ
 めずらしくオチがいまいちでしたね。毎週うまいことしてる印象だったけど。
 「中野裕太だと思ったらヒゲをつけたユージだった!」ってネタが見事にツボ。ゲーム特有の無表情さで殺しにくる「ヒゲをつけたユージ」がおもしろすぎた。


『magico』
 ちっこいオッサンの口からでっかい兄さんが出てくる、って展開スゴイ好きなんだけど、もうちょっと出る過程が見たかったですね。足が出たら、次のコマでは全身出切っちゃってる。もうちょっと気持ち悪さがあった方が好みです。
 主人公の鼻血属性は兄譲りなんですね。
 疑似夫婦から疑似家族になって、マイホームを手に入れようとしたり、と、やることが一貫してる本作ですが、次は旦那の兄が出ましたよ。「嫁を家族に紹介する」というのは大変ですね。
 ・・・って、はずなんだけど、兄貴がただのヤなヤツでつまんないですね。


ハンターハンター
 王死んだ。御愁傷様。
 死ぬまでの暗黒演出はどうなんでしょうかねぇ。あれは、死にかけの王が視力を失った、ってことなんだろうけど、9ページもやる必要はあったのでしょうか。
 ・・・・・王が死んだということで、蟻編全体における文句を少し。今回の連載再開してから一度もバトルしてないよね。王が復活してから一度も戦ってないよね。ユピーの怒り砲も試し打ちしかしてないよね。あれだけ史上最強の敵、史上最悪の敵、っていうのを強調しておいて戦わずに死ぬ、ってのはイカン。好かん。ていうか、王&護衛団が4人いるうち、3人が毒死ですよ。簡単だなぁオイ。「あんな強い敵にどうやって勝つんだろう?」ってハラハラドキドキしたってのによ。大変残念です。
 んで、ラストの見開きで、十二支になぞらえたキャラクターの後ろ姿が見えますが、ウシ、トラ、ウサギ、サルとかはわかるんだけど、全然わからない人いますね。今週のジャンプ、バニーガール2人目です。


『ST&RS』
 今週もケツの位置。HAHAHA ヤバイですのぉ。
 本作の物語上、作品内の時間が急進行するのはおかしいことではないんだけども、ケツに掲載されてることを考えると打ち切りフラグに思えてしまうから不思議です。
 最後に登場したカチューシャガールがカンフルになるといいですね。
 あっ、みんな合格でしたね、超アッサリでしたね。


投稿コーナー
 送られたネタを元に作られる「留守電マスター木村」の第2回。全コマがボケで大変読みにくいコーナーですね。通常のコーナーのがワタクシは好きです。あと、ケータイ改造するなら渡辺謙より木村カエラがいいです。

日本一説得力のある宿題忘れの言い訳決定戦!!

福田さんと新妻さんと蒼木さんに一緒にボイコットしようって言われて…。
(飛ばねぇ豚はタダさん)

 教室が途端に集英社になってしまった(笑)
 それと、ペンネームがツボです。

お母さんに頼んだのに忘れたみたいです。後でボクからキツく言っときますんで。
(こうのえくんさん)

 清々しいまでのダメさ。頼む相手がまた情けなくて笑える。
 「くんさん」になっちゃった。

ヒーローチェンジ

高島彩ジャー。「アヤパ――ンチ!!」
(ラミレスさん)

 超力技。アヤパン自身のキャラクターは完全無視しているのが大変清々しいです。


 総括です。
 『黒子のバスケ』と『めだかボックス』の2作品がアニメ化というニュース。どちらも中堅というイメージなのでいまいち盛り上がりませんね。
 『ハンターハンター』の蟻編は終わり、と考えていいのかな。新章がどーのの前に王が暴れずに死んだのが残念すぎます。てか、プフに至っては一度も本気で戦ってない気がするし。バカな身としては景気のいい対決が見たかったんですけどね。
 あっ、そういえば『ワンピース』が休載でしたね。取材だとか、ウソだろ! 「2年後」以来休みが多いですね。まぁ、別に問題はないと思いますよ。てか、『ワンピース』くらいにまでならないとあれだけ休めないってのが異常なんだと思います。『バクマン。』のサイコーのあの情熱は理解できません。もちろん『ハンターハンター』は休みすぎですよ。あれは「連載」という概念を揺るがす問題です。

 んで、MVPキャラを決めて終わろうと思うんですが、今週も1人しか思いつかないから次点はなしです。2週連続になっちゃった。・・・・・さては飽きたな。

米将軍のあの娘 『銀魂
 『スラムドッグミリオネア』パロディーが素晴らしかったです。最終問題があの娘の名前、ってのは感動しました。まぁ、映画と同じだけど。さすがにあの娘を兄貴に寝取られる、という超絶鬱展開はなかったようで、よかったです。
 当然、ベスト作品も『銀魂』ですね。マダオドッグ ミリオネア、素晴らしかったです。