北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2011年46号)の感想

 表紙&巻頭カラーは『ブリーチ』です。表紙では、イチゴと銀城だけど、本編には全然出ません。

 あっ、金未来杯の結果が出ましたよ。『HUNGRY JOCKER』だそうで。おめでとうございます。まぁ・・・・・・アレだ・・・・・・・よく覚えてない。ごめんなさい。昔のジャンプは捨てちゃったんで、もう読めないです。後でテメェの感想だけでも読み返してみます。

 (「感想を」読み返しました。全否定って感じじゃなくてよかったです。さすがに恥ずかしいですからね。ただ、ホメてはいるけど・・・・・って感じのようです。感想読んだら本編も少し思い出しました。吐血キャラでしたね。鼻血キャラとか吐血キャラとかって基本好きですよ、なんとなく。まぁ、前回チャンプは既に打ち切られてますが、連載になるならば、がんばって下さい。)

『ブリーチ』

 よく考えたら、『ブリーチ』の今やってる新章って『ワンピース』の新章の何週か後に始まったんだよね。どちらもクライマックスの様相ですが。『ブリーチ』のがハデにやり合ってますね。もちろん『ワンピース』が悪いと言いたいワケではなく。物語が違いますからね。
 白哉が苦戦しております。栞の能力ってSFチックでおもしろいですよね。よくあれを単純なバトルに変換したもんだ。
 んで、ルキアと人形少女の対決。この2人は楽しそうですね。今回のマッチアップで一番楽しみかもしれないです。まぁ、ホントは井上と人形少女がよかったんだけどね。

『ワンピース』

 世界の甲板から。空島編の猿山連合が「夢幻郷」を目指す旅に出たそうです。なんともマロンのある名前ですね。潜水しなくてよさそうだから、病気も進行しないしね。
 「2年後」のロビンはやっぱ分身が出来るんですね。ブルックの幽体離脱と同じくらい使い道のありそうな能力。ただ、服は? 服はどうしたの? 分身は出来ても全裸じゃないとおかしくね?
 ブルックは凍える斬撃だとか。嗚呼、こーしてまた1人ギャグ要員がバトル要員へと変わってしまった。せっかくだからエレキギターを武器にしてほしかったですね、個人的には。
 「昔はもっとウソをぶちかましたもんなのに……今やそれができちまう!!!」 とウソップ。やっべぇぇぇ、ウソップかっちょえぇ——っ。ただ、こうしてまた1人ギャグ要員がバトル要員に。
 ホーディの秘密が明らかに。別に驚きの過去が!というのではなく、ホーディの恨みには体験と意志がないそうです。抽象的な恨みですね。恨むために恨んでるというか。現実にもこーゆー人いますね。マンション建設の反対すること自体が生き甲斐になっちゃってる人とか、ネットにいる一部の人とか。すげぇタチ悪い。
 結構フリが大きかったんで、不安だったんですが、結構好きなオチでした。ていうか、ホーディのこと少し好きになったよ。清々しいまでに小者。

『トリコ』

 ギャンブルのダイジェストみたいになってる扉絵で、ココに見とれてる女モブキャラが。この作品世界において、男に見た目でホレるなんて下衆の極み、片腹痛いですなぁ。

銀魂

 キンタマその3。金さんは催眠波で記憶を消したらしいですよ。ちょっとこの理屈が強引ですね。もうちょっとあると思ったが。
 『ブリーチ』パロディーのサブタイで笑った。ただ、『ブリーチ』のサブタイはもうちょっとオサレですね。やっぱ本物は違う。「万事屋リーダー代行消失編」のネーミングがうまい。
 よく考えたら過去をすり替えられるって、物語も『ブリーチ』ですね。芸が細かい。
 神楽の格好したたま=たまぐら・・・・・酷い(笑) あと、ナイス網タイ。

スケットダンス

 こーゆーダッサいツイッター描写を見ると『モテキ』はよく出来てた方なんだなぁ、って思います。森山未來麻生久美子がカラオケしてるのを長澤まさみが偶然知る、ってシーンとかよかったよね。・・・・・・って脱線ですね。
 徹子描写がとても残念だった気がします。てか、最近『スケットダンス』の悪口しか言ってない気が・・・・・・いや、別にそこまで嫌いな作品ではないんですけどね。
 「ボッスン」のイントネーションをひたすら繰り返す、ってまったくマンガ映えしないくだり。ちょっと山ちゃん(南海キャンディーズ)っぽい気がしますね。作者はラジオのリスナーだそうですし。・・・・・・まっ、気のせいでしょうが。

『クロガネ』

 授業中に女子から手紙が回ってくる・・・・・・・・ってファンタジーだろ!! なにその甘酸体験!!! 超うらやましい!!
 なに共学だとこんなこと実際にあったりすんの? 男子校出身なんで、これがファンタジーなのか仲の良い男女だったらないとも言い切れないのか、リアリティーラインがわからないです。
 主人公が大将に抜擢されたのは、やはり相手の大将を無駄にする目的でしたね。まぁ、わかりきってたから主人公の驚きは理解できない。チームプレイのために個は捨てる。監督として特別残酷な判断だとは思えませんね。ただ、剣道とかってこういう合理性を追求すると非難浴びそうなイメージありますね。
 よく見たら、この監督さんおもしろいヒゲしてますね。『三国志』みたい。
 ラスト、日本一の大将がいる学校へ視察。校舎カッコイイ〜〜。

読み切り『競技ダンス部へようこそ』

 作者紹介ページのイラストがなんか和む。
 題材的に『Shall we ダンス?』を連想せざるを得ないけど、主人公の高校生は女子の免疫のない人見知り、というのはイイですね。『鏡の国の針栖川』とは違ったモテなさ。将来役所広司になりそう。リチャード ギアにはならなそうだけど。『Shall we ダンス?』にはない思春期という要素がイイです。大好きな要素です。女子と触れる、それ自体のハードルが既に超高いっていう。
 まぁ、登下校中に練習がてらステップ踏んじゃうのとか『Shall we ダンス?』以外のなにものでもないですが。
 エレクト描写。これはイイ。「早く立ちなさいよ」の追い込みがステキですな。勃ってるから立てないのだよ(←オッサン)。ただ、あの丁寧な描き方がアリで、「勃起」という表記がナシなのが納得いかんな! 多分、作者が自主的に伏せたんだろうけど。「ボッピー」ってなんだよ!! そこはルビいらないから!!
 帰りの電車が一緒になるという地獄。うれしいはずなのに・・・・・・ってのがイイですなぁ。同学年の新人に入部するもんだと皮算用され、断るに断れなくなるのとか、わかるなぁ。
 手ぇ握ったら「手汗すごいよー」と言われたのがトラウマ、って地味!! ヒロインは小学生の時に告白して、こっぴどくフラれてるっていうのに! なにげに小学生で告白ってスゴイ! 結構ガンガンなコなんですね。
 告白時には背筋伸ばした方がいいんでね? その後ギャグに使われてたのも好きだけど。
 ・・・・・・・・おもしろかったですよ。題材も好きだし、都合の良さはさておいて、主人公のキャラも好きだし。・・・・・・・・・・・・・ただ、よく考えたら「競技」について全然触れてねぇ!!! 「ダンス」しかしてない!!! タイトルもそうだし、入部時に「競技ダンスとは」みたいなこと言ってたのに!! 致命的!!!!!
 『Shall we ダンス?』だってクライマックスは競技大会だったじゃん、たしか。それ考えるとなぁ・・・・・非常に残念ですな。ていうか、競技性っていうのは実にジャンプっぽい要素で、「社交ダンス」って題材じゃジャンプ映えしないからせめて競技性入れようぜ、ってパターンなら納得できるのだが。まさかその逆とは。競技性ナシで成立できるんだったら「競技ダンス」じゃなくていいです。
 映画だと、いわゆる「邦題詐欺」みたいなことを言われるタイトルが存在するんだけど、本作はある意味、それよりタチ悪いなぁ。作家自身がウソついてるから。

バクマン。

 3つの読み切り枠についての話・・・・・・ってタイムリーだ! スゴイ。
 今まで編集部のシーンが好きだとか言ってきましたけど、すいません、今週まで編集部に服部が2人いることに気づいてませんでした。あの2人は特別関心がなかったようです・・・・・お恥ずかしい限り。
 ギックリ腰の休載に味をしめた平丸と吉田氏の夫婦漫才・・・・・・・・・和むわぁ。平丸が職場に1人でいる時にゴキブリが出てきたら、吉田氏にヘルプの電話をかけたりするんだろうか。「ったく・・・・」みたいなことを言いながら吉田氏が助けに来るんだろうか・・・・・・なんて妄想をしてしまうぜ。
 世界一を目指すゾンビマンガってそこまで風呂敷広げられると気になりますね。どんなんだろうか? ゾンビ映画には明るくないので細かいことはわからないが、ゾンビファンに通じるものなのでしょうかね?
 新妻の読み切りの完成度&票数を聞いて、「オラ、ワクワクすっぞ」とサイヤ人らしさを爆発させるサイコーくん。久しぶりにコイツが魅力的に見えた。

いぬまるだしっ

 超ジェラスなたまこ先生かわいい。「Hカップ」を3回言われてもボケをスルーしてしまうあたり、いかに重傷なのが伝わります。こ、これがヤンデレか・・・・・。
 ただ、テンクミ退場のくだりはとっても雑でしたね。

べるぜバブ

 姉萌え!!(嘘&雑)

鏡の国の針栖川

 エロなし!!!
 今回の鏡の使い方はおもしろかったですよ。

黒子のバスケ

 1点ではなく2点を取るために、フリースローをわざと外してリバウンド対決。バスケ門外漢のワタクシとしては超新鮮な作戦で、おもしろかったんですけど、バスケ知識のある人にとってはどうなんですかね。別にフツーの作戦なのかしら。
 「火神でなく…青峰の方を信じたっちゅうんか!?」 こーゆーセリフ、とっても腐った匂いがして素晴らしいと思います。黒子は、『トリコ』小松に次ぐ天然悪女ですな。

こち亀

 ゲーセン雑学。こーゆーの好きです。笑いはないけど。賞品のことを「プライズ」と言うのに説明がないのがスゴイ。常識ってことですか・・・・・。
 『スケットダンス』パロディーの「スケベット団」もよかった。
 ゲーセンの賞品まで売るバカまでいるのか・・・・・・・世知辛いねぇ・・・・・・・・・・って両さん!!

ハンターハンター

 アルカちゃん登場〜〜〜〜〜〜!!!!!!
 ゾルディック家はお人形好きが多いですね。
 んで、十二支んではそろそろ各キャラがわかってきました。ワタクシが辰年なのを恨むレベルに辰の出番ないですが。

エニグマ

 セリフ多い〜〜〜。
 急激すぎるクライマックスへの展開がなんとも匂います。

『ST&RS』

 お馴染みのツーケー。
 根暗カチューシャ、予想通り主人公の幼なじみに超ジェラス。
 「友達になりたい」と言われただけで超赤面。コ、コマがでかいぜ。
 てか、カチューシャ目線の話長いですね。しばらくは固定かな。
 ただ、恋に落ちたのは何週も前にわかっているので、フォーリンラブ描写もそろそろ食傷です。

投稿コーナー

 41号での「日本一飼いたくないワンちゃん決定戦!!」の結果発表。ワタクシがここで選んだす〜うぃんごさんのネタが1位を取っていた。結構ココで選ぶネタと日本一になるネタってずれるんですよね。なので、当たったのがうれしいです。来週も選んだのが1位になってるといいなぁ〜。

今週のトビラアオリ

あなたが伝説の勇者様なら、村人の誰もめくれなかったこのページを開けるはず!!
(いかディスコさん)

 こーゆーメタ視点のネタ、大好きです。ハガキ職人がこれを送ってるってってのがさらにメタでステキ。

日本一ガッカリなUFO決定戦!!

大槻教授が乗っている。
(赤黄色さん)

 科学の力すげぇ。

女子の後ろを飛び、風圧でスカートをめくろうとする。
(おしり太鼓さん)

 エロがなんだか牧歌的でステキ。よそ見運転で女湯に突っ込んで「キャ——ッ」みたいなね。

ヨイショNO.1 お題「たこ焼き」
 世迷言☆Babyさんのイラストネタ、「悪の組織のボスが、地球儀に使ってる食べ物、第一位!」がツボ。文字だけじゃ、サッパリですけども、イラストを見れば、言わんとすることが一気に伝ってくる感じがたまらんです。

教えておじいさん!
 またまたイラストネタ。さばねこさん。「妹の制服を着てみたら僕の中でなにかが・・・この気持はなんなのですか?」 ってまず、前段から酷い(笑) 妹萌えなのか、制服が好きすぎるのか。まぁ、どっちにしてもアウトー

目次コメント

今週の将棋セットは隠居監督の持ち物です。雀卓などと一緒に部室に隠してます。
(『クロガネ』)

 この人のコメントは、その週掲載の本編に絡めたコメントで好きだったのだが、ついに本編の補足を始めやがった。副音声解説かよ。

「REVERSI」という事でモバゲー?でオセロをやったら全く勝てませんでした。
(『バクマン。大場つぐみ)

 と、思ったらこっちも本編に絡めたコメント。が、『クロガネ』は次なる次元へ上り詰めてしまった。

最近できた大病院に行ったのですが、待ち時間3時間…なんで病院って混むんですか
(『エニグマ』)

 この人、先週顔面骨折したとか言ってたな・・・・・・・笑えないよ!!

涼しくなって布団の中にいるのが幸せになる季節。朝起きるのが悲しいくらいです
(『magico』)

涼しくなってきました。おかげでうっかり昼寝するとはかどって困ります。
(『黒子のバスケ』)

 寝坊助ばっか!!! まぁ・・・・お気持ちはよくわかりますが・・・・・・。


 総括です。
 『クロガネ』って評判イイんですか? 来週カラーみたいですが。正直、個人的には目次コメントが好きすぎるため、本編に気が回らない。まぁ、剣道ってテーマがおもしろいから楽しいかなぁ。8話もやって、あからさまな打ち切りスメルがしないってことは成功なんですかね。
 それと、3週連続で掲載された読み切りが今週でおしまい。今週の好きですよ。おもしろかったです。「競技」じゃなかったのは致命的ですが。まぁ、どーせアレだろ。連載された時のことを考えてるんだろ? あんま好きじゃないですね、こーゆーのは。読み切りなんだから、読み切らせてほしいです。いいじゃん、連載の時にタイトル変えれば。「社交ダンス部へようこそ」で充分新鮮ですよ。『Shall we ダンス?』と比べられるのがイヤで「競技ダンス」って表記にしたのかもしれないですけど、『Shall we ダンス?』のが競技してます。
 まっ、本編がよかっただけに、って話です。
 ・・・・・・・この読み切りに『クロガネ』って、運痴、非モテ、人見知り、って主人公の作品が好きなだけなんじゃあぁ・・・・・・・・・・・はい、好み露呈ですね。好みという人格露呈ですね。自分に近いキャラクターの方が楽しめます。『モテキ』みたいな非モテよりはこーゆー非モテのが好きです。

 今週はやります、MVPキャラ。やってお開きです。次点から。

ウソップ 『ワンピース』
 「ウソを現実にできてしまう」ってセリフがカッコよすぎたから。この「ウソを現実に」ってのはウソップ初登場時の物語と繋がってるんですよね。「海賊が来たぞー」っていうのが信じてもらえなくて、ならば本当に海賊を足止めし、ウソのまま終わらせよう、っていうヤツと。それが今度は
ウソをホントにしちゃうんですよ。・・・・・・ただ、単行本1ケタ台のネタ引っ張ってくるのやめてもらえないですかね? なんか壮大すぎます。

たまぐら 『銀魂
 名前が素晴らしすぎるじゃないか。銀さんが「またぐら」って間違えてたけど、「たまぐら」のままでも充分危ういですからね。

たまこ先生 『いぬまるだしっ
 超ジェラス、相当ジェラス。嫉妬に狂う様、というのは魅力的なものですね(フィクションに限る)。かわいらしかったです。復活のフライングクロスツッコミもよかった。あれって『ドラゴンボール』に似たような技があった気がする。すげぇ初期に。水不足に悩む村のみんなを救うために天下一武道会に参加したヤツだったかなぁ・・・・・・・ともかく名前忘れた。

 んで、ベストキャラは、

土屋雅春 『競技ダンス部へようこそ』
 おもしろかったです。主人公の魅力がそのまま作品の魅力に繋がるような作品でしたし。キスもない健全な恋愛なんだけど、お色気コマとかは用意してあるのも憎いですね。パンチラっつってもダンスの衣装だけど。ただ、その社交ダンスの衣装にエロさを感じてしまう、というのが物語の根幹に繋がるものっていうのがうまい。エロが全然無意味じゃない。主人公のエレクトってのもただのエロギャグじゃない。社交ダンスに不純な気持ちを引きずってしまってる、という主人公の至らなさですからね。
 ・・・・・・・・と、ホメましたよ。ホメたので、もう一度。最後に、大事なので繰り返しますけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「競技ダンス」じゃねぇよバカヤローッ!!!!!