北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2012年15号)の感想

 そろそろ先週の『バクマン。』に対する怒りも収まってきました。そのうちギャグマンガのどれかが「処女ですか?」をパロディーする日が来ることを祈ってます。

 表紙&巻頭カラーは『べるぜバブ』。連載3周年だそうですよ。おめでとうございます。

べるぜバブ

 カラーページでは本編はやらずメタ視点の3周年ネタ。見開きの扉絵は横向きにしてら縦長のポスター上に、ってことかな。カラーということで、古市の銀髪に驚く。金髪よりも銀髪の方が不良度は高いと思うのだが、どうだろうか。未だに髪の色とか気にしちゃうんですよねぇ。不毛な視点だとは思ってるんですが。
 カラーといえば。テレビアニメの告知ページにアニメ版のスーパーミルクタイムが載ってましたけど、あの時の男鹿って髪の毛が緑なのね。ベル坊の色になってるんだね。マンガ読んでる時は気づかんかった。
 本編は修学旅行で沖縄へ。記憶喪失のくだりでヒルダがヒロインとしてネクストレベルに行ってしまったので、ヒロイン2号の邦枝の影が薄いです。修学旅行の仕切り役ということで活躍できるといいですね。
 よつb・・・・・じゃなくて二葉も付いてきたそうです。かと思ったら、新キャラの子連れ番長が現れてバブバブパニック。せっかくだから邦枝の弟(だっけ?)も出せばよかったのに。

『ワンピース』

 毒ガスにガスマスクに葉巻なスモーカーがカオス。ケムリンのくせに毒ガスはダメなんだ、意外。
 ブルックと侍の胴体が戦ってるのだけど、目も耳もない胴体がどうやって戦うのかが謎。覇気使ってるってこと? 胴体と頭の神経は不思議技術で空間を飛び越えて繋がってるとしても、胴体だけじゃ見ることも聞くことも出来ないんじゃないですかね。ただ、首なし剣士という絵面はメッチャ好きです。ガイコツ剣士vs首なし剣士とか超燃える。
 んで、島の研究所からローが現れて、スモーカーと対峙。島にいた不思議生物はローが手術して作ったのかな? となると、部下にいたクマは単なる不思議生物ではなくて、なんらかの理屈がありそうですね。七武海になられたそうで。おめでとうございます。

『ブリーチ』

 奴らは卍解を吸い取るんでしょうかね。人造人間的な? セル的な?

ハイキュー!!

 おおっ、4話とはいえ位置が高い。
 バレーの設備にいちいち感動する主人公。バレー門外漢な読者に親切な視点ですね。
 過去を語る主人公がいちいち暗い。「バスケ部の人にトスを上げてもらっていた→ヘタなトスにも対応出来るように」っていう感じなのかな。さりげなくてうまいと思います。
 自販機で2つボタン同時押しとか、マジでどーでもいい描写だな。なんの意味があるんだ? 茶目っ気があるってこと?
 主人公が必死になった時にヨダレと鼻水が垂れてんとかサイコーですね。
 今回は爽やかなスポ根でした。今後の路線が気になるところです。

読者プレゼントページ

 なにげに現行のジャンプで一番下ネタに精力的なのはプレゼントページのオマケマンガな気がする。ツッコミとかオチとか無視して終わったよ。エッジが利いてる・・・・・・のかもしれない。

『クロガネ』

 センターカラー。えっ 人気あんの??
 リズムを取りながら動きを見切る敵。殿馬だーっ。秘打「白鳥の湖」とかやんねぇかなー。そういえば、『ドカベン』が最終章に突入するそうですね。どうやって終わらせるのか大変気になります。・・・・・・脱線ですね。
 要するに、重要なのは殿馬みたいなトンデモ技を使う敵が現れたってことですよ。本作のスポーツマンガとしてのフィクションラインが結構変動しましたね。
 彼、歓声がすごくてうるさい試合とかどうするんでしょうか。

パジャマな彼女。

 扉絵見て気づいたんだけど、本作のタイトルロゴってリンゴとイバラが盛り込まれてるんですね。へぇーっ、気づかんかった。気が利いてるじゃないですか。
 ヒロイン2人が眠れる森の美女と白雪姫ってのはいいんですが、主人公の天文オタクって設定とどう絡めるのかが気になりますね。
 こういうお化け少女モノっていうとテレビアニメ『あの花』を思い出しますね。百も承知でしょうが。『あの花』の時も思ったんですが、主人公って自家発電をどのように済ませるんでしょうかね。『あの花』よりもエロ寄りな本作で避けるのは不自然な気もするんですが。勃起する世界観なんだし。
 ヒロイン2号の格好が激しく違和感。なんか「お嬢様」感が古くね?
 そんなヒロイン2号が本格始動。再会シーンの彼女、完全に中二病です。女優とか関係ないから。ただ、彼女が主人公の耳をひたすら責めるというのはおもしろいですね。ヒロイン1号は主人公にしか「見えない」のに対して、ヒロイン2号は「耳」責め。うまい対比だと思います。まぁ、だとしたら、ヒロイン2号の視覚的なエロ描写はもっと抑えるべきなんですけどねぇ。本作的に無理な注文でしょうか。
 そんなヒロイン2号ですが、接触するエロが多いですね。お化けであるヒロイン1号との対比なんでしょう。ダブルヒロイン体制として、こういうのは重要だと思います。
 ただ、手紙がものすごく読みにくいです。これは読まなくていいってこと? 読めそうで読めないのが困るところ。

『トリコ』

 本作で恵方巻きをくわえてる描写があるとアウトと判断されたのか、くわえてる描写はなくかじってる描写だけですね。
 プロレスしながら調理、って衛生的にどうなの? ばっちぃ。

バクマン。

 カラーの扉絵。声優フィーチャー。あーきもちわりー。
 まだ声優の話続くのか・・・・・・・先週で終わりだと思ったのに・・・・・憂鬱。
 オーディションだってよ。じゃあ、まだ声優ファン描写は続くんですね。はい・・・・・そうですか・・・・・。

銀魂

 先週休んだかと思ったらいきなりサガミオリジナル。唐突に感じたのはワタクシだけでしょうか。
 やっぱ女性陣がキレてるってのがおもしろいですね。ツッキーと信女がノリノリで楽しいです。
 ラストに新八の目だけ影に埋もれてるのがナイスです。風俗嬢の純愛に女性陣が燃え、ジーサンの腕斬りで男性陣が燃えてるってのがよく出てるんじゃないでしょうかね。

『magico』

 随分と上の位置にありますね。
 優勝ということで、夢のマイホーム。そしてホームパーティー。ご近所付き合いのいざこざとかあったらおもしろそうなんですが。
 さっそくバトるとは。意外ですね。ブレイク回に入るもんだと思ってました。

ニセコイ

 扉絵。短パンを描いてるのが良心的ですね。『パジャマな彼女。』だったら絶対に裸に思わせるようにしてるよ。
 えっ てか、新キャラの男な娘って心は女なの? 意図的に男装してるんだと思ってたわ。マジかー。恋愛対象は男ってこと?? ヒロイン1号のことを好き好き言ってるのは部下としてなのかー。
 しかも主人公にホレるとは。まぁ、ヒロイン1号への気持ちが思ってたのと違うから、問題ないとはいえ、ハーレムが進むなぁ。
 主人公が(元)男な娘に対して「かわいい」を連呼するのは、女として意識しづらいっていうのがあるんでしょうかね。今までのヒロイン2人との接し方から考えるとあまりに別人すぎるというか。天然ジゴロというか。ヒロイン2号が見たら嫉妬するんじゃないかってレベル。
 まぁ、たらしスキルの向上というのはやはりハーレム化への前兆なのでしょうか。今後まだまだ増えそうですね。ヒロイン2号の友人メガネはハーレム入りせず、百合感を保っていただきたいものです。
 それと、美少女な殺し屋というヒットガールは個人的にドストライクなはずなんですよね。けど、今回の男な娘にはまったく食指が動かない。まぁ、男の格好だからですね。そこはやはり女子用の制服にリボン付けた状態で拳銃持たないと。なんのための殺し屋設定なんですか! 照れるのとかいらないから、ヒットガール描写を下さい。

『パッキー』

 位置が上がったな。しかし、タケルは不在。またもタケル姉回。気に入ってるのか? 美少女キャラとして需要があるとも思えないし。まぁ、キャラとして楽しいし、相性もイイと思いますが。
 「食べるものをあえて食べないという美意識! ガーデニングとは余裕のアピール 豊かさの象徴というわけだな!」というパッキーの理解がすげぇ。間違ってるのに正解だぜ。
 なんと、タケル父の総受けスキルがマンモスには通用しないのか。巻き心地よさそうなのに。

スケットダンス

 「両親とも私に負けず劣らずひどいドジよ」 「え?おねえさんよりドジ!?」 ・・・・・・はい?? 「負けず劣らず」って言ってるじゃん。ボッスンこんなに日本語の通じない人だったの?
 聞き間違いギャグは全然うまくなかったなぁ・・・・。語感まで違うとなんでもアリになっちゃうよ。あと、唯一まともな弟さんの出番が酷いとか、例の如くドヤ顔で伏線回収してきてウザイとか、うん、イマイチ。
 最後の「健康だけが取り柄ですから」はよかったよ。

いぬまるだしっ

 組分け帽とか、古い(笑)

こち亀

 「今時のみやげ物コーナーを見てみろ!! 仁義なきコスプレ&相乗り大会だろうが!」で吹いた。たしかに。

黒子のバスケ

 HAHAHAHAHA リング壊しちゃったよ。やりすぎだー。
 ただ、紫の言う「ゴールは3mの宙にある その時点で公平なんて言葉はないんだよ」って理屈は同意せざるを得ないですね。スポーツ門外漢なワタクシですが、常々思っておりました。ルール上チビに不利なスポーツは欠陥競技だと思います。観戦に専念するに限りますね。
 身長至上主義なスポーツといえば、バスケとかバレーですが、どっちもジャンプで連載してるっていうね。
 ちょっと急におもしろそうなテーマ持ってきたじゃないの。今回の試合は2人の強敵というのを全然描けてないのであまり好きじゃなかったんですが、このテーマは楽しみですよ。チビがデカに勝つ、こんなに燃えるものはないです。誠意を持ってこのテーマを描いてほしいですね。根性論とかじゃなく。

『ST&RS』

 ケツから2番目。まぁ、ケツは『ハンターハンター』なので実質ケツなんだけど。
 土星のリングは通ってみたいよなー。邪魔すんなよなー。せっかくのチャンスなのに。
 男のロマンを合理的な理由で邪魔する、って実に嫁っぽい立ち位置ですよね。いづみはすっかり嫁キャラになりつつあるな。ヒロインは別にいるのに。
 はてさて、そんなこんなで死にそうな星の化身が登場。地球外生命体の女性率たけぇな。

ハンターハンター

 「静寂」というサブタイの通り、最初の2ページを除いてサイレント。スゴイな、絵で語ってるよ。数週前みたく絵が荒れていたらなにも伝わらなかっただろうに。インフルエンザの時期がズレたようでよかったね。
 紙幣のアップってめずらしい気がする。紙幣に印刷されてる人物のところをミトさんが巧妙に隠しているのには、なにか意図があるんでしょうか。
 ノヴは帽子してるけど、毛生えてこなかったんだね。パーム涙目。
 そして、なんとかチョウの見開きはお見事ですね。圧巻。コアラの後ろ姿かわいいです。
 とか思ってたら、 ク ラ ピ カ ! ! ! !
 マジか。超ビックリしました。雰囲気変わったな。そして、緋の目超集まってんじゃん。なんちゃらファミリー潰しちゃったのかな。
 そして、ゴトーがまさかの再登場(偽物だけど)。驚くアマネがかわいいです。ツボネ先生はいないんだな。
 かと、思ったら、ラストはなんと王&コムギ。マジか。意外だな。もう出てくることはないと思ってたが。しかも、柱コメントが「次号より…超衝撃の、新章、開幕!!!!!!」で、次回予告が「十二支んに下された指令の内容とは…!?」ですからね。つまり、今まで「アルカ編」、「ゴン救出編」、「会長総選挙編」などと思っていたのはすべて蟻編のエピローグに過ぎなかった、ってことなのか? 最後に王で締めるのはそういう意味にも取れるんだけど。
 ワタクシの読者としての残念なところなんですが、蟻編での軍儀の話ってほとんど聞き流してたんですよね。「架空のボードゲームなんて知らんがな」って思ってたんだけど、ラストの「帥」と「忍」のコマってどういう意味?? サッパリわからん。
 ココリコとかいうコムギの生み出した定石があって、それをコムギ自らの手で殺して、我が子を殺したようなトラウマになってるんだよね。王とコムギの疑似夫婦モノの走りってのはわかるんだけど、「帥」と「忍」がどういう意味なのかがわかりません。ココリコ、ココリコ潰し、そのさらに上を行く新たな定石ってことなんだっけ。もしくは、単純に「帥」とは王のことで、「忍」がコムギのメタファーってことなのか? けど、コムギが「忍」ってのがピンとこないし。
 うーん、わからん。ていうか、よく覚えてない。最近の『ハンターハンター』はゾルディック家、十二支ん、レオリオのことしか覚えてないです。

投稿コーナー

 10号開催の「日本一〜」の結果発表。全部外れた・・・・。最近は大体どれか1つくらいは当たってたんですけどね。残念だ。1〜3位の中だと3位のネタが好きですね。

日本一アホな「ほこたて」対決決定戦!!

どんなものでも白くする漂白剤 VS 闇の力がどうのこうの言ってる中2男子
(バンジー板倉さん)

 厨二禁止。笑った。「どうのこうの」って雑な扱いが見事。
 しかし、ツイッターZEEBRAに絡まれます(←あの事件未だに大好き)。

いてつく波動 VS 校内に迷い込んできた犬を見てテンションMAXになってる小学生
(天☆清八さん)

 うまいなー。「テンション」をドラクエと絡めるのが見事。魔王が小学生相手にいてつく波動放ってる映像を想像したらカオスで笑えた。

腰の曲がったおじいさん VS 弘道おにいさん「背筋ピーン!」
(ゆきだるま23号さん)

 弘道おにいさんのピュアさが笑える。てか、「背筋ピーン!」って言葉、文字にするとおもしろすぎるだろ。

王子のお部屋

雨乞い王子。野球で初回に5点とられて、「フレーフレー雨!」と応援したD。
(眠れる子羊さん)

 「フレーフレー」の意味が違う(笑)

アコーディオン王子。腹筋するたびに屁をこくN。
(我はスパイさん)

 これは身に覚えがあるな・・・・腹部に力を入れるとね・・・。

目次

 「爆裂1コマ漫画」。外れ。1コマでツッコミのセリフを入れるのは無理があるんじゃないでしょうかね。ボケっぱなしのがまだマシな気も。

アニメ最終回のA(アフレコ)に言ってきた。S(スタッフ)、C(キャスト)の皆さん本当に有難うございました!!
(『べるぜバブ』)

アニメAR(アフレコ)見学に行ってきました!キャラに命が吹き込まれる瞬間を目撃!!
(『めだかボックス』)

 対比が利き過ぎな2つ。見事な構図。

人間ドックに二十歳以来行ってない。パジャカノ連載前に行っときゃよかった。
(『パジャマな彼女。』)

 本作の略称って「パジャカノ」って言うんだ・・・・・・ヘンなの。

今週も、この貴重な目次C(コメント)欄をですね、大事に、無駄なく使って行きたいと思っ
(『ハイキュー!!』)

 ネタに走りやがったな。句読点の使い方がわざとらしいぜ。いつまでこのネタ続くのでしょうかね。

僕は便所でお尻を前から拭くけど後ろから拭く人も意外と多い。前派は少数派?後ろは考えられん!
(編集 嶋崎)

 同意せざるを得ない。後ろから拭くとか無駄なモーション多すぎだろ。
 あれでしょ、後ろ派の人は「ウンコがキンタマにくっついちゃう」とか言うんでしょ? 風呂入る時に洗うからいいじゃんよ。キンタマの裏>ケツ の理屈もわからんよ。


 総括です。
 なにが驚きって、『ハンターハンター』ですよ。クラピカ登場もさることながら、絵のみで語るまさかの展開、そして「新章」というのにひたすら驚きです。これはポジティブな方。
 ネガティブな方は、『バクマン。』。まだ声優ネタ続けんのかよ・・・・・・(カァーッペッ) てかさ、劇中で主人公たちの恋愛を「清い交際」とか言ってんのマジ気持ち悪いよ。神経疑うレベル。是非ともド腐れビッチな声優さんに亜豆をボッコボコにしてほしいですね。

 えーっと、MVPキャラはお休みです。思いつかない。まぁ、今週のベスト作品は『ハンターハンター』で決まりじゃないでしょうか。セリフなしという、新妻先生もビックリの回でした。