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- アーティスト: トリプルブッキング
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2010/07/21
- メディア: CD
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そんな日にギリギリ更新であります(15分前)。
今週はですね、火曜日に『生徒会役員共』の単行本7巻が発売、水曜日に少年マガジン発売、金曜日にマガスペ発売という氏家ト全ウィークでございます。0721を擁する週にふさわしいです。
そんなワケで、今回は『プチたん』の感想、最近の『生徒会役員共』の感想、『生徒会役員共』7巻の感想、『生徒会役員共』7巻限定版付属のOVAの感想、と感想だらけでお送りいたします。長くなってしまいますごめんなさい。
『プチたん』前回の感想はこちらです。
『プチプチたんたんプチたんたん』第6話 「大工女子共」
マガジンSPECIAL (スペシャル) 2012年 8/5号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: 雑誌
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前回の予告は「皆の力を合わせてプチのアレをたてちゃおー」ですが、アレとは犬小屋です。ハナが発起人として犬小屋を作るお話です。
つまり、ハナとプチが大フィーチャーされてる回ってことですよ! ハナ好きのオレ歓喜。・・・・てか、主人公なのにこの程度で「フィーチャーされた」って喜ぶのもどうかと思いますが。
とりあえず、ハナ好きなワタクシとしては、アホの子ながら本を手に入れて勉強しているオープニングのハナの姿が素晴らしかったです。ヒカリorコンスたんor朝宮or雨雲が買ってあげた、なんていう裏設定はいらないです。
プチは背景でしたが、ハナがひたすらボケ倒す回だったので文句なしです。コミュ力のくだりは意外な角度からのボケで新鮮でした。無自覚にカオルとの距離を詰めていくハナ、そしてそれを指をくわえて見ているヒカリ、茶化すコンスたん、という素晴らしいトライアングルが形成されてるんじゃないでしょうか。
ついでに、ハナの父親の名前が花園ゴンゾーと判明。40歳とは若いですね。大体25歳の時の子か。横島先生涙目! 主人公の両親でキャラ立ってるのって小久保家くらいですので結構な変化球だったのではないでしょうか。しかも母親ではなく父親というのも極めて異例。
最終ページのオチとしましては、他人に勘違いされてしまうというエロボケ。勘違いされるのがハナだったのは主人公故なのか、今回がハナフィーチャー回だったからなのか。ヒカリがカオルに勘違いされる、という方が定石のような気はしましたね。まぁ、ヒカリじゃ、三角木馬(違)に乗らないか。
それと、驚いたのが建築デザイン科の先輩たち。け、建築デザイン科とは・・・・・・。陽汝学園に新たな設定が足された瞬間です。
『生徒会役員共』の桜才にはファッション部があって度肝抜かれましたが、それに比べたら建築デザイン科はフツーですかね。
そういえば、『プチたん』では毎回のように他作品に比べるとエロに近づいてるようなネタ、コンスたんのスチームガードやレオタード、ハナの「らめぇぇー」とかがあったんですが、今週は至って健全ですね。疑似三角木馬はあったとはいえ。
コンスたんのボケは少な目でしたが、スクリュードライバーでポーズ決めるコマとかサイコーでしたね。ああいうセリフ以外でキャラを立てるのは見事です。
まぁ、そんなこんなで、続きは来月。
予告は「次号、ヒカリとプチのちょっとイイ話・・・・♂♂」となっております。ヒカリが犬嫌いになったキッカケとか語られるのでしょうか。そして、そのトラウマをプチが解決する、とか。
『生徒会役員共』近況
続きまして、ここ1ヶ月の『生徒会役員共』をざっと振り返り。
あった出来事としましては、着衣水泳、役員共によるカラオケ、無人島、といった感じでしょうかね。
『プチたん』の話の直後ということもありますが、『生徒会役員共』のモブキャラとして日英のハーフちゃんが出てきたのが気になりましたね。コンスたんとは関係ないとはいえ、日英のハーフとまで揃える意味とは一体・・・・・深く考えても特になにもないです。
着衣水泳後の畑ランコが乱れ髪を披露というのは結構な驚きでしたね。あの程度のほつれでも畑さん的には大事件に感じてしまいます。
カラオケに行く前に寄ったバーガーショップでウオミーがバイトしてた、というのは設定上重要ですね。氏家ト全作品的にバイトしてるキャラってめずらしい気がします。濱中アイ&中村リョーコは除きますよ。メインじゃない部分でバイトしてる、という話です。バイトに行くのを止めるってネタだと過去にあったりしますが。
確かめてたワケじゃないんで記憶の引き出し次第ですが、バイトしてるキャラってあとは叶ミホ(コンビニ)くらいですかね。
それと同じ回に天草シノによる「脱ぎたて風パンツ」というボケがありました。これは最近顕著に見られる疑似パンチラ描写の系譜にありますね。最近、ホントに頻度が異常です。作者的にどんな意図なんでしょうかねぇ。「パンツは最終回だけ」という縛りに嫌気がさしたのか、どこまでなら描けるのかという実験なのか。ひょっとしたら最終回はパンツなしなんじゃないか、って気すらしてきましたよ。
あと、今週あった無人島。メンバーとしては旅としては通常通りの感じですね。
風呂や海ということで今回も放尿ネタがあったんですが、最近の津田コトミは放尿しまくりですね。このキャラは新しい。
『生徒会役員共』7巻
- 作者: 氏家ト全
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/17
- メディア: コミック
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表紙は三葉ムツミということで、ムツミ好きなワタクシは歓喜です。ムツミちゃんかわええのぉ。ポーズがなんともムツミらしくて素晴らしいですね。ま、まさか漢数字で「七」をやるとは・・・・・。限定版ではスズが「七」のポーズ。
表紙での4コマは、ムツミによるボケではないもののムツミらしいいじられ方をしているのはないでしょうか。スズが生徒会の癒しマスコットだとするならば、ムツミは桜才のアイドル。
今回のムツミで、今まであった生徒会関係者という縛りがなくなりました。となると気になるのが8巻の表紙じゃあないですか。誰ですかね。最終巻となると、特別仕様になることが予想されるのですが、9巻以降も続くことが今のところ考えられるので通常通りの予想を。生徒会関係者縛りが切れて、ムツミが出たことを考えると、畑ランコ、五十嵐カエデあたりが順当かと思われます。ただ、ポーズが謎なんですよねぇ。漢数字もアリということを考えると、出島サヤカがスカートの裾を広げて「八」のポーズというのも考えられるんじゃないでしょうかー。・・・・まぁ、発売は2/15なんで、先のことですわな。
折り返しの作者コメント。後ろ姿でござい。
コメント内容は表紙のポーズについて。表紙のポーズが巻数を表している、ということが言及されたのは初かな?
まぁ、ともかく100ポイントゲットだぜ。
まぁ、内容的に重大なのはウオミーが津田タカトシと親戚になったということでしょうね。恋愛レースの戦況が一気に変わりました。ウオミーすげぇ。扉絵におけるウオミーのウエディングドレス姿というのは本巻の扉絵においてもっとも衝撃的なものなんじゃないでしょうか。てか、『生徒会役員共』史上有数の衝撃ですね。
ウオミーがタカトシの「お姉ちゃん」になったことでシノが嫉妬するという新たな構図が生まれたのが素晴らしいです。次巻にはシノとウオミーが津田家で恋バナを繰り広げるんですが、その種火が投下されたワケですね。いやぁ、ニヤニヤが止まらん。
あと、物語上重要と思われるのは、五十嵐カエデにフラグが立ったと思われる描写ですかね。若干男性恐怖症がタカトシに関してだけ発動しないというネタ。若干男性恐怖症を克服したのかフラグなのか、というネタで初見時は驚きました。ちなみに、その時に柳本(ケンジ)が踏み台にされていてツボでした。この手のネタに絞れば柳本くんもかなりおもしろいことになりそうなんですが、まぁ、誰も見たくないっていうね。
んで、巻末おまけ。「サブキャラの裏楽屋」と題された1ページのネタ。詳細は避けますが、読んでビックリ。カ、カエデにフラグが立ってないだと・・・・・!?
例のネタがマガジンに掲載された際、柱コメントでフラグが云々と言われていたので、オフィシャルにフラグ宣言されたものだと思っていたのですがどうやら違ったようです。氏家ト全的にアレはフラグではないという撤回の意味を込めた巻末おまけだったのはないでしょうかー。・・・・まぁ、ギャグなので深くは考えないで、ってことかもしれませんが。
それと、ラストに人気キャラ投票の結果が載ってますね。以前にマガジンにて発表されたものと同じなんですが、生徒会3人娘の声優によるコメントがついてます。作品についてと各担当キャラの順位について。単行本に声優の方々が出てくるのは初めてかな? 結構新鮮です。
insideスズの人が「ムツミに負けるかと思った」とか言ってますが、これはムツミ好きの人に対する嫌味ですか?(違) ムツミははるか下の8位だよちくしょう!!
以上が7巻の感想。8巻は2/15発売です。楽しみですね。表紙はきっと出島サヤカだー。
OVA『生徒会役員共』17話
- 作者: 氏家ト全
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/17
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- 作者: 氏家ト全,週刊少年マガジン編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
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開幕はやっぱりコトミ。当然夏休みの宿題をやってません。そしてOVA名物の「騎乗位」。待ってました!的な感覚すら覚えます。
ちなみに、このコトミのやり残した夏休みの宿題というのは17話を通じて語られるネタでして、アニメオリジナルの構成としてかなり巧みです。生徒会3人娘が津田気にやってきた際に、スズが手伝ってあげるというキレイな着地を迎えました。
17話を縦断して語られるネタがもう1つあって、それが萩村家の番犬(笑)ボア。初登場ということもあってか、脱走劇が大フィーチャーされてます。アニメオリジナルの展開ながら原作を補完する構造になっていて、これまた自然で素晴らしかったと思います。原作の行間をアニメが埋めるっていうね。
そんなコトミの宿題、ボアの脱走という縦断ネタが交差するシーンがコトミとトッキーのファミレスのシーン。2人の仲の良さがかいま見れるオリジナル展開でこれまたよかったです。トッキーの私服は貴重。
そして、中ネタとしての生徒会3人娘の津田家in。台風チチョリーナで笑いました。これはイイ小ネタ。
先述の通り、ここでスズの協力の元コトミの宿題が解消。こういう長いスパンの伏線とその回収ってのは原作の4コマではやりづらい展開なのではないでしょうかね。それだけに素晴らしいオリジナル展開でした。
んで、大ネタの花火大会。大ネタも大ネタアニメ史上最大の大ネタと言っても過言ではないです。
7巻が発売されるまでの間に予告されていたOVAというのは今回で終わります。ということで、この花火大会は完全に最終回としての作られたと考えるのが自然ですね。テレビ放送版最終回が個人的にはイマイチだったので、この17話こそが真のアニメ『生徒会役員共』最終回だと思いたいです。
まぁ、そんな最終回らしい様相としましては、なによりも『生徒会役員共』オールスター大集合という図。名前のあるキャラは全員集まったんじゃないかってレベル。ウオミーは当然の如く、スズママ、中里チリ&海辺ナナコ、さらには柔道部のアニメオリキャラの2人、柳本ケンジ、挙げ句の果てには英稜高校生徒会のモブキャラまで!! アニメ版としてはウオミーと登場時間が大差ないので出演する次第になったのでしょう。これはスゴイ。
この花火大会の直前に畑さんによる七条家のお宅訪問ネタを挟んだのも見事です。ほこりで汚れた→風呂→浴衣、という流れが自然すぎます。すげぇ。
んでんで、いよいよ花火大会。原作であるネタをそのままやってる部分もあるんですが、特筆すべきはそのアレンジでしょう。ネームドキャラ全員集合という状況を活かしたネタがあって圧巻でした。そのネタがアニメオリジナルじゃなくて原作のネタだというのが本当にスゴイ。
「本番」という言葉に反応するボケ陣、ツッコミ陣、一般人、という3組の比較のネタとかマジ秀逸。大集合したことによってカオスになりそうなところを、各キャラを3つに大別することによってキャラクターを整理してるところも素晴らしすぎます。ただ、柳本ケンジはなんとなくツッコミ枠のイメージでした。まぁ、エロボケに関わりのない生活を送っているのであそこで妥当ですかね。
もう1つがバケツに消火用の水を用意するネタ。バケツに黄金水を放とうとするのが出島サヤカの他に横島ナルコと轟ネネ。過去に飲尿関連のネタを経験済みの選出ということで、違和感ゼロ。しかし、この2人に並ぶ轟ネネとは恐ろしい存在ですね。
そして、花火大会の最後にシノが「夏も終わりだな」 「また来年の同じ面子で」云々と最終回らしい言葉を吐きます。ここらへんの締め方を見ると、やはりこのエピソードは最終回用に取っといたんでしょうね。
そしてそして、エンド曲後のエピローグ。予告されていた的山リンコ&若田部アヤナの登場なんですが、これまたスゴイっていうかこれが一番スゴイ。
原作では英稜高校の文化祭であるところを夏まつりに変更したのは時系列の帳尻合わせ・・・・だけじゃなかった。
まさかの登場人物が多数。城島シンジ&カナミ、濱中アイ&小久保マサヒコ、的山リンコ、トリプルブッキング(歌付き)、ハナ&ヒカリ&エレナ&プチ・・・・って、えええええぇぇぇぇぇぇぇ!!! 豪華すぎるよっっ!!!!
『妹は思春期』『女子大生家庭教師濱中アイ』『アイドルのあかほん』『ハナとプチ』の主要キャラ全員集合とか、氏家ト全オールスターじゃないですか!! はんぱねー!!
『ハナとプチ』の3人が少し走るだけで他のキャラは止め絵での登場、声なし、とはいえ豪華すぎてちょっとクラクラしました。なにこれ、マジで最終回ならではの「今までありがとうございました」的なニュアンスのファンサービスとしか思えないんですけど。濱中アイがフランクフルトくわえてる姿であるのとか、トリプルブッキングがお馴染みのポーズしてるとか、マジでポイント高いですね。ファン心をよくわかってらっしゃる。まぁ、『プチプチたんたんプチたんたん』ではなく『ハナとプチ』だったのは本OVAの制作時期の問題でしょう。今になってエレナとプチ(旧)の姿が見れるとは・・・・。まぁ、それらに比べると城島兄妹の止め絵は若干キャラが立ってなかったかなぁ、とも思えますが、しゃーないしゃーない。止め絵でキャラを立てるにはカナミにバイブ持たせるとかしか案が思いつきませんよ。
ということで、マジで大満足すぎた17話でした。最終回として作られたことがビンビンに伝わってくる超豪華、サービスの圧縮陳列スタイルでした。素晴らしい。ラストに「また毛」(またね)と出したのも、これで一区切りという意味なんでしょうね。
長い間本当にありがとうございました。最後の最後に素晴らしい夢を見ることが出来ました。幸せの極みです。
・・・・・と思ったら、単行本8巻にもOVAつくんかいっ!!!!
えっ、マジでどうすんの? 今回の話って最終回の様相だったですが、それを無視して日常回やんの? これ以上のネタが用意できるとは到底思えないんですが、大丈夫??
まぁ、とりあえず、OVAの続きは2/15ということで、不安も抱きながら楽しみにしましょう。
また毛!!