北区の帰宅部の意訳

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マンガ『プチプチたんたんプチたんたん』(7話)の感想とか

マガジンSPECIAL (スペシャル) 2012年 9/3号 [雑誌]

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マンガ『プチプチたんたんプチたんたん』6話と『生徒会役員共』7巻の感想 - 北区の帰宅部

 当ブログ的に最も反響の少ない話題なのですが、個人的な興味は高いのでしばらく続く予定です。
 そんなこんなで第7話。

「散歩道中模様」

 1コマ目から片岡ヒカリの大コマ。まぁ、つまりはそういうことだ。今週もヒカリ回。人気すぎて怖い。まぁ、前回の予告からその予兆はありましたけどねー。
 個人的は花園ハナが好きなんですが、もういいですよ。慣れました。メインのヒロインよりもサブの方が出番が多いというのはよくあるパターンですからね。『生徒会役員共』の天草シノが特例なんですよ。
 ていうか、1話の1コマ目ってヒカリなんですよね。つまり本作の主人公はヒカリと考えるのが自然・・・・? いつからハナが主人公だと錯覚していた?
 出番の量で言えば意外なのは山田コンスタンツ。初回を読んだ時は『妹は思春期』黒田マナカ、『生徒会役員共』魚見枠だと思ったのでそれ級にフィーチャーされるキャラだと思っておりました。それが意外と脇のまま。まぁ、メインにはならないとはいえ、キャラはしっかりしてて好きですけどね。

 本作にとっては学園風景が描かれるのは初じゃないでしょうか。そして、メイン3人の部活or委員会も発表。ハナが緑化委員、コンスたんが新体操部、ヒカリが帰宅部で学級委員長ということです。
 氏家ト全作品の緑化委員率は異常ですね。ワタクシの通った学校に緑化委員ってなかったのでいまいちピンと来ないです。どのくらいメジャーな委員会なのかしら。
 新体操部といえば、レオタードなワケで、例のネタは巧妙な伏線だったワケですね。たまげました。
 ヒカリが帰宅部なんですが、氏家ト全作品のしっかり者は帰宅部ってイメージが強化された印象。ていうか、ハナの部活はどうなんですかね。やはり帰宅部なのでしょうか。あと、田隈カオルも。

 本編はヒカリのワンマンショー。逆に言うと、ボケキャラが少ないのでツッコミ三昧ってことにはなってないですね。
 散歩コースとして海が登場。舞台は海沿いの地域だったようです。舞台がハッキリすることはないでしょうが、どこですかね。徒歩10分で行ける海沿いを犬を連れて歩く(夕日付き)とか、シチュエーションがステキすぎてもはやファンタジーのようです。
 場所の特定とは直接関係しないんですが、出てきたコンビニの名前が「7on」。以前アニメ『生徒会役員共』の一番くじをやっていたセーブオンのもじりでしょうか。ウィキペ曰くセーブオンの出店地域は群馬、山形、福島、茨城、栃木、埼玉、千葉、新潟、富山、長野県。全店舗のうち約半数が群馬と新潟にあるそうです。そして、セーブオンの本拠は群馬なので、『プチたん』の舞台は群馬なのだ!!・・・・と思ったら海なかったです。じゃあ、新潟とかですかね。まぁ、マジレスすると細かい設定なんてない、で終わりそうですが。

*1
 ↑あらやだ、プチちゃん超かわいいじゃないの。プチのつぶらな瞳は過去にも何度か描かれてますが、こうも訴えかけられると屈服するしかないです。ワタクシの中の氏家ト全作品小動物ランキングをプチが制した瞬間でした。
 普段のデフォルメが少なめなのは犬種も要因の1つでしょうが、この瞳描写といい、後のウンコ描写といい、プチは他の動物キャラに比べると実在感が段違いですね。もちろんプチも色ボケはするんだけど、それでも1匹だけリアリティーラインが高い気がします。
 そして、今回のオチ。これは明らかに『ハナとプチ』にもあった犬のランク付けを扱ったネタなんですが、『ハナとプチ』の時よりもその密度がグッと高まってますね。4コマでは出来ない数のフリを利用した秀逸なネタだったと思います。以前、少年マガジンの目次コメントで犬について調べているなどと発言していましたが、その成果が発揮されたのではないでしょうか。

 氏家ト全作品恒例のエロ本。今回は「エロッチ」。「M男コキおとす」とあるので、カオルくんの趣味はそっち方面なのでしょう。予想通りです。

 んで、予告。「次号、コンスタンツの意外な一面が明らかに♂♂」ということで、ついにコンスたん回が来るのか! ハナの立場がないぞ!

生徒会役員共』の近況

 前号のマガスペから今号の間の『生徒会役員共』の話を・・・・と思ったんですが、もう今週の分を読んじゃったんでそこまで扱います。

 夏休みということで、学外のネタばかりでしたね。無人島のエピソードがあんなに長く描かれるとは意外でした。
 無人島に限らないんですが、最近放尿ネタがやたら多いですね。津田コトミと萩村スズでネタを量産しています。中でも、スズの「もう我慢できないの!」ってネタは見事でした。恋愛描写を下ネタに昇華するという『生徒会役員共』の真骨頂を見た気がします。

 扉絵。これまた夏休みということで扉絵が水着ラッシュ。シノ、ウオミーというメインどころだけでなく、出島サヤカや三葉ムツミまでもが水着扉絵になっていますね・・・・・・・って、今週はムツミが水着じゃないのー!! オレ歓喜!!!
 いやぁ、マジでありがたい限りです。ムツミはねぇ、学外での出番がほぼ皆無だからこういう機会がまるでないんですよねぇ。スクール水着はあるけど、ビキニが描かれたのは本当にレア、というか初じゃねぇの?ってレベル(初かどうか判断がつかないのは記憶力の問題)。
 話は戻りまして、他に扉絵で気になったのはウオミーの水着扉絵。煽りで「隠れ巨乳」と表現されてるんですよね。この煽りはどこまで信じていいのかわかりませんが(単行本では消えますし)、本当だとしたらいろんなネタへと発展しそうですね。シノが嫉妬の炎で燃え狂ってしまいそうです。

 そんなウオミー水着扉の回。ボアが津田家に預けられる回なんですが、帰省中のシノが描かれるシーンで親戚の女の子が出てきたじゃないの。あれは姪っ子ですかね。あの子をフィーチャーすればいくつかネタが作れそうな気もするんですが、モブのまま終わってしまいそうですね。
 他にも、左右のネタ連結という変化球もあったりして、この週の満足度(完成度)はかなり高かったと思います。

 そして、今週。ムツミの水着扉ということでムツミ回。正確に言うと柔道部回なんだけど、ムツミ、中里(チリ)、トッキーしかいません。キャラが多いと1週でさばききれないのか? なんだったら数週連続柔道部ネタでもかまいません、むしろお願いします。
 柔道部のメイン回は今までにもあったけど、今回の目玉はなんといっても羅武ドール。過去の氏家ト全作品の中にもお人形さんは出てきましたが、ここまでフィーチャーされることはなかったと思います。ムツミとドールが組んでる絵面はなんかハラハラしますね。妙な背徳感と言いますか。

 まぁ、こんな感じですよ。盆のせいで1週読めなかったのがツラかったですね。そろそろ夏休みが終わって、再び学園生活が始まるのでしょう。ムツミの出番もっと下さい。
 出番でいうと、五十嵐カエデが全然出てきませんね。階段でフラグが立ったのか!?って回以来グッと頻度が落ちた気がします。フラグありの方向で行くのか、フラグなしの方向で行くのか悩んでたりして、なんて考えてしまいます。
 あとはアレだ。9月になったら学祭のネタがあるかもしれませんね。それまた楽しみな限りです。

 では、来月。

マンガ『プチプチたんたんプチたんたん』(8話)の感想とか - 北区の帰宅部

*1:マガジンSPECIAL」2012年9号406ページ