北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2012年48号)の感想

 にゅやッ、まさかの表紙にビックリです。17話目にて再び表紙とはスゴイっす。
 単行本1巻発売記念ということで、ジャンプの表紙にも単行本1巻を出すという商魂のたくましさ。そんなことよりも、渚くんに触手が‥‥(ゴクリ)。

 ニュース関連のページですと、今度の『ワンピース』の映画に出てくる新キャラ(映画用)の声を篠原涼子がやるらしいんですが、そのキャラがの顔が篠原涼子そっくりでビックリしました。あの人、『ワンピース』顔だったんですね。とはいえ、あのヘンな声で声優やるのか。イトシサトセツナサトココロヅヨサト。

前号の感想

暗殺教室

 巻頭カラーのためか、単行本1巻発売記念のためか、1ページ目は設定の説明でした。修学旅行の間なので少しだけ違和感。まぁ、カラー時限定の殺せんせーの顔芸というのは大事ですが。
 カラーということで、見開き扉絵。殺せんせーよりもフィーチャーされてる渚くん‥‥と思ったら、それと同等にフィーチャーされてる茅野さんにビックリ。そして、髪の色に違和感。修学旅行編の目玉の1つであるはずの神崎さんはいません。
 せっかくの表紙の週だってのに、本編が始まればレイプ目前である。リョナ的な意味では、殴られ、首絞められ、と茅野さんががんばっておりますが、やはり渚くん不在というのが悲しいです。
 救出班到着時の茅野さんの第一声が「皆!!」だったのは少し意外。「渚!!」じゃないんですね。まぁ、あの登場の仕方だとカルマくんのがカッコイイか。
 「ラチがあかんざき…!!」って煽りがうまいけど、状況の深刻さと食い合わせが悪すぎます。そんな神崎さん、バックボーンが語られてるけど、思いの外月並みで少し残念です。これでネタは出し尽くしっぽい感じですし。むむむ。
 救出班で、後ろの方で冷や汗かきながら、申し訳なさそうにひょっこり顔出してる奥田さんは、無言ながらキャラが立ってますね。しおりで殴る時もカバンに入れて遠心力を利用してるのがおもしろいです。
 カルマくんは、殺せんせーのおかげで暴れられなくてかわいそうですね。しおりで殴る時も主犯を渚くんに譲ってあげてるのがさりげない優しさに何か邪推したくなってしまいます。
 E組のあり得ないしおり、そして殺せんせーにビックリする役割の不良さんを見ると、なかなか優秀なリアクション役ですね。「ねーよ そんなしおり!!」のくだりとか、E組の外部目線のツッコミとして有意義なものになってると思います。
 んでもって、殺せんせーのおなーりー。渚くんたちだけで解決するかとも思いましたが、違いました。そして、久々の怖い殺せんせー。登場シーンのカッコよさが異常です。今週は表紙&巻頭カラーにふさわしく見所の多い回ですなー。茅野リョナ、怖い殺せんせー、そして触手の渚くん(カラー)。

『ワンピース』

 扉絵連載が素晴らしいです。ヌマヌマの兄貴が弟に救出されるんですが、ヌマヌマは火あぶりの最中。炎をバックに兄貴救出‥‥エースの救出シーンと重なりますね。てことは、ヌマヌマ死ぬのか‥‥(多分死にません)。
 シャブ中の子供たちの出会いのシーンと発狂シーンが重なる、ってえげつねぇなオイ。
 ほいで、「何 弱ェの狙ってんだ」とナミを助けるゾロ。おおっ、アラバスタを思い出しますね。なつけー。
 化け物姿に変貌するモネ、ええのぅええのぅ。しかし、刀にまでなれるとは。こりゃ、ゾロの対戦相手で確定でしょうか。照れて「か〜っ」、かわいいです。ゾロがモネに攻撃しないのは、ローグタウンでのたしぎちゃん「女だからですか」ってトコと同じですね。‥‥って思ったら、たしぎちゃんキター!!! こ、これは熱い‥‥。しかも、「ここには……私が必要かと!」とか、状況判断が早すぎるぜぇー!! やべー、おもしれー。ついに、ついについに、ようやくたしぎちゃんのターンが来ましたぜぇ。

『トリコ』

 夢オチイイイィィィィィィ――ッッ!!!! ファック!!!!!
 はぁ‥‥最悪だ‥‥。先週の狂喜乱舞を返せってんですよ、まったく。
 ダルマホースが活躍せずに空気だったのはゼブラの命令だったとか。らしいちゃらしいですね。‥‥にしても鉄平は死んどけよ。

斉木楠雄のΨ難

 頭脳派の4組が活躍したwww あの紹介完全に忘れてたぜー。
 最後の「マリカーのキラー状態じゃねーか!!」と例えに時代を感じました。「マリカー」といったら『マリオカート64』しか思い浮かばないんですよ‥‥。

ジャンプスクエアの広告

 新連載としてアニメ『サイコパス』のコミカライズが始まるんですが、『リボーン』の直後に載せるというのが確信犯的でおもしろいですね。しかし、『監視官 常守朱』ってタイトル、いかにもフジテレビですね。マンガ版にも本広監督関係してるのかな。

べるぜバブ

 冒頭から、「カップル以外は死ねって言ってるよーなイベントだよ」「もうつき合っちゃえよ お前らっ!!」と通常営業な古市。ラブコメ展開の清涼剤ですね。
 レディースの皆さんの鉄の掟がAKB48状態なのはおもしろい。まぁ、当たり前っちゃ当たり前で、頭おかしいのはあっちの方なんですけど。古市回に出た初代(男鹿姉)を引っ張りだして古市のペースに、って展開がおもしろいですね。こないだの古市回を経て成長してる。
 ラブコメ展開ということで、ハッスル邦枝さん。ヒルダが裏ヒルダになったのは知ってるはずなのに、撃沈する姿がお見事です。やっぱり小野寺さんより邦枝さんである。
 例の3組がメインで行われるんでしょうが、他にもどんなんが出るんでしょうかね。よその学校にいる男の娘(逆か)はマストで出ると思ってるんですが、一体どうやって出るんだ。

ハイキュー!!

 トリノがイギリスってどうことだってばよ‥‥。
 宮城は地区予選なくてすぐに県予選、東京は学校多いから2チーム選出、って地方格差がおもしろいですね。宮城って設定が活きてますね。
 まぁ、そんなこんなで宮城の予選のライバル校紹介の巻。ライバル校を大ゴマで紹介した直後に打ち切られたマンガはありますが、本作だと「どんな戦いになるんだろうな」と素直に楽しみにできるのが素晴らしいですね。続くって大事。
 また、1ページ目に初戦の相手である平凡校を描いてキャラ立てた後に、強豪校の紹介をし、「上ばっか見て足掬われんなよ」と言って最初に平凡校に読者の意識を戻す、という流れがお見事です。
 関係ないけど、高校のスポーツで最強キャラとして牛若丸をもじったキャラを出されると、『ドカベン』弁慶高校の義経光&武蔵坊数馬を連想してしまいます。常勝明訓高校を破った唯一のチーム。ちなみに岩手の高校ですね。まぁ、義経じゃなくて武蔵坊の方が強敵だったんですが。『ハイキュー!!』のウシワカも八艘飛びとかするんでしょうか。

『ブリーチ』

 死んだと思ったら生きてた桜野郎が今度こそ死にました。しつこさも感じますが、それでもサブタイ芸のクオリティーで魅せられますね。本作で一番好きなのがサブタイなので、他作品との比較とかがしづらくて困っとります。
 イチゴさん死んだー!!‥‥と思ったら敵の技奪って生きてたー!!!

『六攻特課』後藤逸平

 3週連続読み切りのトリを飾ります。「ロッコートッカ」って語呂が良くてステキです。打ち合わせの日に交通事故、というエピソードにはビビりました。ご無事、そして完成して本当によかったですね。扉絵もカッコイイですし、なぜか本編入る前から好感です。
 ミリ君に、ナノねーちゃん。次はピコちゃんでしょうかね。しかし、ミリ君の振り回されヒロインぶりはなかなかタイプでございます。
 主人公(高校生の方)の能力開花、トラウマシーンが見事です。「グリコ」「パイナツプル」「チヨコレイト」のじゃんけんをしてたため、ナノねーちゃんは後ろを向いていた、主人公は告白しようとモジモジしてたので下を向いてた、いざ決心して告白しようと上を向いたらトラックどーん!! この「そりゃ事故るわ」感が見事というか、理屈があって素晴らしいと思います。公園で子供たちが遊んでるのを見て、トラウマを思い出す、という流れも自然ですしね。「のオマケ」がなければ助かったのに‥‥って後味の悪さもイイ感じ。
 発火能力者パイロ‥‥がなぜかライターを持ってる→発火じゃなくて炎を操る力なんだー!って謎解きはおもしろいし、トラウマとリンクしてて素晴らしいんだけど、いかんせん『X-MEN2』を観たことある身としては「パイロは発火できない」ってのは常識なんですよね(ライター持った炎を操る超能力者が出てきます)。いやー、こりゃあ、作品に非はないけど、ワタクシと(『X-MEN』好きな人と)の食い合わせが悪かったですねぇ。まずったまずった。もったいないですわ。「だーれーにーしーよーおーかーなー」ってヤツも「グリコ」じゃんけんと通じているようで、アガるんですけどねー。いかんせんパイロだからなー。
 ラストが「19歩」「のオマケ」と繋がって、それが主人公の「第一歩」になるってのはキレイすぎて嫌みに感じてしまうくらいですね。
 半沢サンのトラウマが煽るだけ見せない。本来なら、こういうのには「連載くんちぇー」って言われてるみたいで嫌悪感を覚えるんですが、本作に関しては他のトラウマ描写が丁寧で、トラウマを経験しても超能力に覚醒できなかった凡人サイドの苦悩、というのも感動的だったので、違和感はない、というかお腹いっぱいです。とはいえ、半沢サンのトラウマ克服は描いてほしかったかなー。特別なことしてませんもんね。
 まぁ、いろいろとうまいマンガだったんじゃないでしょうかね。超おもしろかったですよ。ナノねーちゃんの没個性っぷりには少し抵抗がありますが、ミリ君が魅力的でしたし。てか、トラウマ描写がうまい作品に弱いんですよね、ワタクシ。パイロの謎解きは個人的な問題があって乗れませんでしたが‥‥。

ニセコイ

 小野寺さんの残念ぶりが安定してました。取って付けたような脚立の事故にはビビりました。そして、受け止めた小野寺さんは歩けないレベルの負傷、しかし脚立ガールは完全に無傷!! 小野寺さんのレスキュースキルに脱帽です。そして、「寺ちゃん」呼びが新鮮。
 しかし、「小野寺のために千棘を呼ぶ」って論理はなんかイヤだなぁ。「小野寺のために」って部分にものすごい欺瞞を感じます。ダシに使ってんじゃねぇよ。千棘にも好かれると同時に小野寺さんにも好かれるのは健全じゃないです。一時的にとはいえ、フラないと。別にこの程度のフラれ方は小野寺さん的に日常茶飯事なのでどーってことないでしょうに。なんで今回はこんな風にしたんだろう。

*1
 ↑論理破綻を女に指摘されて逆ギレする男の図。「なんで私が…!?」ってワタクシもそう思います。せめて劇の練習に常に参加してて流れとセリフを把握してる人の方がいいと思うよ。
 ‥‥まぁ、来週は表紙&巻頭カラーらしいので、そこに合わせるような盛り上がりになっていいんじゃねーの。

スケットダンス

 「黄金を纏って翔べ」って井筒監督の新作『黄金を抱いて翔べ』の宣伝ですか? タイミングがバッチリすぎます。すげぇ。
 計画失敗して、運ばれた先で台車を置いて帰ろうとするボッスンの心理が謎すぎる。いや、待っとけよと(ハナシガススミマセン)。
 知らない教室に入ってしまってピンチ→マネキンのフリしてやり過ごす→生徒が集まってきて‥‥ って展開、絶対女子更衣室ってネタだと思ってしまったのですが。タイツ越しに目を凝らすと着替えが見える、みたいな。よく見えすぎたら身体に変化が生じてバレる、みたいな岩谷テンホー的なオチまで想像してしまいました。『こち亀』ならあるけど、『スケットダンス』にはこの手のネタは少ないですかね。ふむ、考えすぎ。
 まぁ、オチはいつもの如く『スケットダンス』的伏線回収バラエティー。ワキ汗→胸の文字がにじむ、というネタは素晴らしかったと思います。

銀魂

 サブタイ「大人の階段は昇り階段とは限らない」。め、目から鱗‥‥。たしかにー。そして、神楽のウェディングドレス姿とか、衝撃的だなぁオイ。ついこないだまでこんなにちっちゃかったのにねぇ‥‥(親父目線)。
 「大の大人」の絵を見て真っ先にあの作品のあのコマを連想したら、ちゃんと次のページで『キャプテン翼』出てきたwwwわかってらっしゃるwwww

『クロス・マネジ』

 正ヒロインを横に、第二ヒロインのよだれボクロちゃんに誘われる主人公。不憫なフラれ方なので「よだれボクロかわいそうだなぁ‥‥」と思ってしまったので、ワタクシの負けです。残念ヒロイン属性ですね。
 主人公のことを追いかけるも、主人公は男友達の輪に逃げ込み、若本くんが会釈で牽制。あの会釈イイなぁ。こういう細かい描写が楽しめるのが本作の強みですよ。
 そして、若本くん関くんに臆することなく話しかけて主人公の過去を聞く正ヒロインみそら。もうこの時点で2人の勝敗は付いたようなもんじゃないですか。試合終了なんだけど、当のみそらとしては自分の知らない主人公を知ってるよだれボクロの登場に戸惑いを感じているワケで。読みごたえあるなぁ。
 「随分と大きな」サッカー選手ってネタを今週の『銀魂』の次に掲載するのはずるいだろwww等身が気になって仕方ないっすww
 憧れの選手はフィーゴ、ってのを若本くんに聞いたよだれボクロ。若本くんとの関係を過去シーンで挟むあたり、さすが‥‥というか、若本くんイイ仕事しまくりだな。
 最初は「私はこんなに彼のこと知ってるのよ」自慢のつもりで話したのに、正ヒロインの涙を見て、ペースを乱され、「私のアプローチなんて完全スルー…」と想いまで教えてしまう副ヒロイン。気持ちの整理が付かず、「あんっ」「もうっ」。お見事です。そして、若本くんの「(かわいそうな人だ…)」でフィニッシュ。はい、完全試合達成です。素晴らしすぎました。今週は読み切りが心理描写がうまかったですが、『クロス・マネジ』が連載作品の意地を見せつけた形でしょうかね。ライバル燃やしてたよだれボクロのペースを乱し、引き寄せてしまうみそらマジ同性キラー。そしてなにより、若本くんマジすべらない。一挙手一投足がカンペキすぎるわ。
 ラスト、口元を汚しながら飯を喰う関くんと、ストローで飲み物を吸う若本くんの対比もキレイでしたね。

こち亀

 ミニ四駆とかマジなつけー。『レッツ&ゴー』世代です。
 単三手で暖めるとかやったわーなつけーなつけー!!‥‥とか思ったら、「※この極意はびみょーです(笑)」だと!!? ま、まじかよ‥‥信じたまま大人になってしまった‥‥。

『烈!!!伊達先パイ』

 ついにおうちでデートとか。実にリアルが充実している作品である。うらやましけい。
 とか思ってたら、新キャラァァッ! マジっすか。新キャラで押しまくりますね。しかもまた女! しかもリアルメイドとは‥‥。嫉妬の念に燃えるダテメゴがめごいです。
 てか、キタさんですか。ヤジさんも来るのか?
 片倉サイドの新キャラ無双ですので、当然振り回されるのはダテメゴ。嫉妬したり、ツッコミサイドに回ったり、ダテメゴの新たな魅力が出るというのは素晴らしいですね。新キャラ回だけど、メインキャラも充分に活きてる。
 一応キタさんは伊達先パイと対をなすキャラなんだけど、同じ心配性のテンションバカでも女性キャラだと萌えとして成立してる‥‥かな?
 メイドの箒が三節棍とか超かっけー!! そして、民明書房wwww 今週はいつも以上にテンションと手数が異常ですね。
 やけに熱い展開になったけど、最終的にキタさんの同居に嫉妬するダテメゴでフィニッシュ。ダテメゴと解脱したいです。

『クロガネ』

 「それでも覚悟のあるヤツだけ前に出ろ」ってシーン。5人揃って前に出るから、前に出たことが大変わかりにくかったです。そりゃまぁ、断るはずはないってのはわかるけどさー。
 心理テストで、「私は○○です」っていうのを50とか100書かせるってのがありまして。初めのうちは表面上のことしか書かないんだけど、後半になるにつれて自分が意識してないような深層心理が出てくるそうです。‥‥なんてことを「一万本」の特訓と聞いて思い出しました。奇抜な修行方法ってのはおもしろいよねぇ。
 本家がいることを告げるのを告白(恋の)に見立てるかのよな描き方はアリだとは思うんですけど、思いの外盛り上がらなかったね。超大ネタなのに。

恋染紅葉

 おおっ、ちゃんと告白しよった。そしてキレイに断られた。これは大いにアリ、っていうか好感です。大事ですよ。いつまでもぬるま湯のハーレムのままで終わるよりかは全然健全。なんのひねりもなく告白までなだれ込んだのは個人的に応援したくなりました。まぁ、終わりが近いから告白&撃沈させたのかもしれませんが‥‥。
 問題は直前まで新キャラのアイドルちゃんを大々的にフィーチャーしていたため、これからサナに突撃する展開にいまいち燃えないんですよね。一筋でやっておけばよかったのに。
 撃沈したナナが主人公に告白してこい、とケツ叩くのも熱いんですが、その後出てきた海音もイイ。女同士の友情なんだけど、1人はハーレム外のキャラを持ってくることで、同性の友情描写に本気度が増しますね。海音、こんなに活躍するキャラだとは思ってなかったなぁ‥‥。これはよかった。ていうか、今週のは全部よかったですよ。先週のおっぱいが云々っていうのも一切なくしたのも正解ですし。
 『ニセコイ』もいつか終わる時には小野寺さんがこうちゃんとバッサリ斬られるようだといいんですけどねぇ‥‥(本作の終了&小野寺敗北の決めつけ)。

『タカマガハラ』

 はい、今週もケツ。というか、ケツじゃない週ってあったか?ってレベルですね。
 てか、フカキョン出たぁぁーーっ! フカキョンは本作の良心やでぇ。フカキョンが無事だったのはギャグ補正ではなく、伏線だったそうです。まぁ、そんなことよりもフカキョンの登場に歓喜です。
 そして、ミズホにチンコwwww 唐突すぎてビビった。ミズホ久々に登場したら、もはやヒロインでなくなってるとか。主人公と同じ構成のカンペキ姉妹ってのもそれだけで1週かけていいくらいおもしろそうなのに、性転換の衝撃でそれどころじゃないです。パッと見女の子だとわかりにくいルックスだったのも伏線っすか。それにしてもチンコ見たリアクションが薄いですね。朝だからきっと勃ってるでしょうに。
 主要キャラ総出演&超展開‥‥そうですか‥‥お別れの時が来たようですね‥‥性転換にビックリしてそれどころじゃなかったですが。最後の最後にとんでもないボムを仕掛けやがって、まったく。
 「女なのに男? いい〜〜!」っておっしゃる敵が現れましたが、まぁ、この風潮は最近強くなってるよなぁ‥‥とと、冷静に言ってみます。性別不詳キャラには不思議な色気が生じることもしばしばですよねぇ。『ハンターハンター』は例を挙げれば切りがないですが、最近だとアルカがいますよね。『ニセコイ』鶫だってその路線ですし。‥‥まぁ、結論としては、渚くんかわいいよぺろぺろ。

投稿コーナー

 43号の日本一の結果発表。ワタクシが選んだのは見事、総崩れ。全部ハズレ。かすりもしなかったことに、少々動揺が隠せないです。そんなにヘンな好みなんでしょうか。
 この3本、1位2位3位の順番で読むとネタの過激さが段々とエスカレートしていくので、よりおもしろいですね。

  • 日本一イヤな電車のアナウンス決定戦!!

 全体的に文字数が多く、黒いページになっております。多分、「まもなく〜」で始まるネタが多いからでしょうね。

いつ乗るか!? 今でしょ!!
(イタルサムライさん)

 林修先生wwwww 文字数が最小で字面のインパクトが抜群です。
 東進ハイスクールのCMのトリが林先生じゃないのに気づき、物足りなさを感じてました。あと、こないだの『世界は言葉でできている』観ましたよー(誰に対するメッセージなんだろう)。

1番線に参りますのは、銀色のボディに緑のラインが映える、合コンでは大定番のゲームとして大活躍。山手線だあああ!!
(のぶへいさん)

 逆に文字数最多のネタもインパクト大。この「うるせぇよ」感が癖になります。

こんにちはー! 今日はみんなで電車を呼ぼうね! せーの、電車さぁーん!
(あおいろさん)

 朝、急いで駅に向かったら、「声が小さいぞー! もう1回いくよー!」なんて言われたら殺意湧きます。

ドッグフードのさらにおいしくなりましたは、誰が確認しているのかミステリー。
(ピガッシさん)

 たーしーかーにー。これは頷かざるを得ません。

遊び人にレベルがあるミステリー。
(マイマイレインさん)

 レベル20になると賢者になれるミステリー。

黒子を「ゴーカイブラック」と呼ぶ。
(むちむち花火さん)

 同じ5色繋がりということで、これはうまい。他にこの手のネタがなかったことが不思議に思えるほど収まりがいいです。

目次

 「爆裂1コマ漫画」(井原大貴)。これはおもしろい。1コマ漫画という形態にジャストフィットした見事なネタなんじゃないでしょうかね。‥‥と思ったら、この作者、前に4コマ漫画を本掲載(?)されてた方じゃないですか。なるほど、4コマ漫画士は1コマでも冴えまくり、ってことなんでしょうかね。えっ、てか、再び本掲載される予定とかないんでしょうか。楽しみなんですが。

低音の振動を伝えるクッションを購入。映画の臨場感が格段に上がって感動。
(『べるぜバブ』)

 なにそれ欲しい‥‥。えっ、いくら位なんでしょうかね。ちょっとあとで調べてみます。

今年も栗ご飯の美味しい季節がやって来ましたね。大好きなんです栗ご飯
(『ニセコイ』)

 「くりごはんが嫌い」という有名な映画(等)ブログがあって、大変おもしろく読んでいるんですが、そのことを思い出しちゃいましたよ。関係ないですね。ごめんなさい。


 総括です。
 読み終わった印象なんですが‥‥今週のジャンプおもしろくね? 最近の中でも屈指の名エピソードって作品が多かった気がします。‥‥まぁ、『トリコ』テメーはダメだ。ふぁっくゆー。
 今週で3週連続の読み切り企画が終わるんですが、3作品の中ではブッチギリに今週の作品がおもしろかったですね。ストーリーテリングがうまいなぁ、なんて感心しきりでした。まだ読みたいものです。
 なんだけど、なぜか来週も読み切りがあるそうです。なんじゃそりゃそりゃ。4週連続じゃん。
 あとはー、『恋染紅葉』『タカマガハラ』のケツコンビが不穏な雰囲気ですね‥‥っていうか『タカマガハラ』は間違いないです。嫌いじゃないだけに残念です。『恋染紅葉』も今週のは好きですよ。

 んでは、今週のMVPキャラを決めまーす。今週は多いです。それだけ、豊作の週なのです。
 だが、鉄平、テメーはダメだ。さのばびっち。

  • ミズホ 『タカマガハラ』

 まぁ、ワタクシくらいの読み手になりますと、作品の物語性、演出力、絵の質、等に注目しながらジャンプ読んでますので‥‥チンコが出てきたら大抵喜んじゃいます。女の子にチンコ。いやっほおぉぉぉっい。

  • ミリ君 『六攻特課』

 『六攻特課』はマジでおもしろかった、超オススメ!という意味を込めて、なんですが、キャラ単体の魅力としては特別なものはないんですよね。それなのにあれだけ引き込ませる語りの技術がスゴイんだと思います。
 んが、ワタクシは振り回され系ヒロインが大好きですので、ミリ君はストライクでした。

 告白への展開が直球すぎて逆に新鮮。というのは『ニセコイ』の影響が強いのかもしれませんね。潔い告白、そして撃沈、というのはイイもんです。その後の海音との絡みもサイコーでした。

  • 喜多満子 『烈!!!伊達先パイ』

 新キャラ補正、とかは関係なしにマジおもしろかったです。片倉くんサイドにトンデモキャラがという意外性から伊達先パイとの絡み、そしてダテメゴの新たな魅力を引き出す、という役割がお見事でした。

 ジャンプが誇る残念ヒロイン、だと思います。それどころか、少年マンガ的な意味で女子力が最も高いのは、邦枝だと常々思っていまして。それくらいに好きなキャラです。
 まぁ、来週以降も邦枝or裏ヒルダを選出してしまいそうな予感がして、自重しなければ、と心配してしまうくらい『べるぜバブ』はおもしろいです。

 本当はさ、カラーで、表紙で触手プレイを楽しむ渚くんにしたいんですが、本編じゃないので。
 というのはさておいても、今週の茅野さんはがんばってましたよ。縛られて反抗的な目をする姿だけでなく、殴られ、首絞められる姿には感服いたしました。今週は、全国的にリョナに目覚める青少年が多いんじゃないんすかね。

 でもって、今週のベストキャラ。マジで今週は多かったですね。そして、全員女、っていう。まぁ、ミズホは男だけど。
 

  • 早見先輩 『クロス・マネジ』

 ベストキャラと同時に今週のベスト作品も『クロス・マネジ』で決まりです。今週は『六攻特課』がベストだと確信した矢先の『クロス・マネジ』ですよ。素晴らしすぎました。
 いきなり主人公にフラれ、残念ヒロイン属性を積み重ねる姿にはグッときました。早見先輩も『べるぜ』邦枝、『ニセコイ』小野寺さんの路線なんですよ。「あぁ‥‥このコ勝てないなぁ‥‥」っていう感じ。けど、その諦めの先に応援の念が生まれるんですよ。そういうトコが残念ヒロインの魅力ですかね。まぁ、邦枝はそこに正当派のスパイスも足されてるからおもしろいんですが。
 ともかく早見先輩。敗戦濃厚な中、みそらに勝負を挑む。が、みそらの号泣にペースを完全に奪われてしまう、というのが残念ヒロインらしいじゃあないですか。そりゃあ、「あんっ」「もうっ」ってなりますよ。
 とはいえ、本作最大の良キャラは若本くんですよ。今週もひたすらすごかったです。新キャラ補正がなければ今週もベストキャラ若本くんにしてました。ジャンプ全体の中でも近年稀に見る良キャラなんじゃないでしょうか、ってレベルに思えてきました。

次号の感想

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

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ONE PIECE 68 (ジャンプコミックス)

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*1:週刊少年ジャンプ」2012年48号276ページ