北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『ホビット 思いがけない冒険』HFR上映の罠

 明日から公開の映画『ホビット 思いがけない冒険』はHFR上映がされるワケでして、是非とも観たい。そんな気持ちで昨日ネット予約をしたんですが、いろいろと複雑でして、非常に混乱しました。
 HFRか否か、字幕か吹替か、IMAXか否か、この3つが絡み合います。
 ですので、そのことについて。

前提
  • 結論から言いますと、ワタクシはTOHOシネマズ六本木のHFR上映をムビチケで予約しました。
    • なので、実体験による確実な情報はこのパターンしかありません。詳しいことは自分で調べてください(丸投げ)。
  • 東京在住ですので、具体例は東京の映画館しか出せません。
言葉の説明

 今回、いろいろとややこしい専門用語が出ますので、その説明。まぁ、ワタクシも手探りですので、詳しいことはわかりませんが

  • HFR
    • 「ハイフレームレート」の略。
    • 通常の映画は1秒に24コマで動かすパラパラ漫画なのに対し、HFRは1秒に48コマ。つまり、超なめらか! 超キレイ!‥‥らしい(まだ観てない)。
    • HFRは3D上映しかないはずです。3D嫌いな人はごめんなさい。
    • HFRの吹替版はIMAX上映しかないと思います。
    • HFRの対応劇場はココで調べてください。
      • 「HFR」でページ内検索するとわかりやすいのかな。
    • 次世代の3D映像として『アバター2』でも採用が決まったとかなんとか。
  • IMAX
    • 一言で言えば「映画のファーストクラス」。高いけど、超キレイ、音パネェー。
    • IMAX上映は通常よりも値段が高くて、基本的に一切の割引が利かない。3D映画だと、大人2200円(2Dだと2000)。
    • IMAXに対応している劇場のすべてが『ホビット』HFR上映に対応しているワケではない。
      • ココで「IMAX HFR」でページ内検索してください。浦和が対応してなくて絶望しました。
    • シネコンだと、ユナイテッドシネマ、109シネマズ、ワーナーマイカルシネマズ、等の一部の劇場が対応してます。
    • HFRの吹替版が観たいのならば、IMAXしか手はないと思います。『ロードオブザリング』シリーズの吹替は評判がいいので興味はあるんですが。
  • ムビチケ
    • ぶっちゃけHFRと直接の関係はないです。
    • 一言で言えば、「ネット予約のできる前売券」。
    • 通常の前売券の多くが1300円ですが、ムビチケは1400円。3Dだと1800円。通常より100円高い割高分がネット予約の経費という感じですね。
    • 使い方は番号をサイトに打ち込むだけですので、文字情報だけでも受け渡しが出来ます。カード型じゃないムビチケも買えるそうです(ワタクシは買ってないので知らん)。
    • 3D映画のムビチケの場合、多くのシネコンで採用されてる「3Dメガネ持参で100円引き」というサービスが使えず、一律で3Dメガネ代込み。ムビチケを使い続けると自宅に3Dメガネの山が出来ます。
    • 大手のシネコンで使えるんですが、どこでも使えるワケじゃない、というのが困ったところです。
      • 対応劇場はコチラ。TOHO、ユナイテッド、109あたりですね。
    • ムビチケでIMAXのネット予約は出来ません。
値段
  • 3D料金
    • 通常料金+300〜400円、というトコが多くなってきました。この料金設定の劇場ならば前売券を1300円で買えば、計1600〜1700円で観れるし、料金千円のサービスデーならば1300〜1400で観れます。
    • 中には一律で2000円取るトコもあって注意が必要です。
      • 新宿ピカデリー、オメーだよ。けど、HFR上映は対応してるから困ったもんだ。
  • IMAX
    • 先述の通り、基本的に2Dは2000円、3Dは2200円。
    • 通常料金+○○円、という形式じゃないので、サービスデーは適応されません。
      • 前売券を持っていこうが、差額取られるので意味ないです。
      • シルバー料金や障害者料金はあるんですよねぇ。年取ったらIMAX三昧したいものです。
    • 高いんですが、3D映画を何も金策ナシに観に行くと、2200円かかる恐れがあって、IMAX 3Dと同じ料金です。それならば、絶対にIMAXにした方がいいですよ。
  • HFR
    • 基本的に通常の3D映画と同じ料金です。ほとんどの映画館では。
  • TOHOシネマズのHFR
    • TOHOの3D料金は通常料金+400円(3Dメガネ持参で100円引)です。
    • が、HFR上映(3D)だと、通常料金+500円(メガネ持参で100円引)です。た、たけぇ‥‥。
    • 要するになんの金策もナシに劇場に足を運ぶと一般で2300円もするんですよ。まさかのIMAX越え!!
ワタクシの場合

 以上の前提がありまして、『ホビット』のHFR上映は成り立っています。クソめんどくさいです。そんな中、ワタクシが取った行動、という話。興味ないでしょ?

  • 「土曜に観に行くからムビチケでネット予約しとけば楽チンだよねぇ〜」
    • HFRに対応している劇場の多くはムビチケにも対応しています。だからムビチケ買いました。
    • が、HFR対応している劇場の半数はIMAXによるHFRです。
    • IMAXではムビチケが使えません。
  • IMAXは高いから普通の映画館の中でスクリーンがでかいとこで観ようかなぁ〜」
    • 個人的な好みですが、六本木のTOHO7番スクリーン、豊洲のユナイテッド10番スクリーンが大好物です。毎回劇場に入る度に「でけぇ!!」という感動を味わえます。
      • そもそも豊洲のユナイテッドはHFRに対応してません。当然対応してるもんだと勘違いしてました。
    • TOHO六本木はHFRに対応してます。
      • が、15日以降、10番スクリーンは『ワンピース』に占拠されてます。ファッザファック。
  • 「ムビチケが使えて、HFR対応してるのってドコなんですか‥‥(死んだ目)」
  • 「TOHO六本木のHFR上映でムビチケ使うとクレジットカード決済で追加料金なの?(ムビチケ意味ねぇじゃん死ねよ)」
    • TOHO六本木のサイトで予約してみました。
      • なぜか5番スクリーンです。いとしいしとである7番スクリーンは『ワンピース』‥‥。
    • 予約の作業の途中で「ムビチケを利用」という選択肢が出てくるので初見でも簡単に出来ます。
    • 日時、作品、座席、支払方法(ムビチケ)、名前、連絡先(電話番号とメアド)、を決めると、予約完了!
    • HFRによる特別追加料金は一切かからず通常のムビチケ料金(1800円)で予約できました!! 100円得した気分だね!!
      • HFRで特別追加料金がかかるTOHOがケチなだけなので、得したわけではないです(マッチポンプ)。
  • 「HFRで観たいのにムビチケ買っちゃった! やべぇ!」なんてツイートしてたら、翌日もらった返信

    • 質問したワケでもないのに、ムビチケの公式アカウントさんがわざわざ教えてくださいました。ありがとうございます。そしてごめんなさい。
結論
  • 「HFRとか興味ないよ」という方
    • 好きなように観てください。
    • 3Dで観るなら、3D料金にはお気をつけて。「通常+○○円」ってトコに前売券持っていくのがオススメですよ。もしくはサービスデー。
  • 吹替が好みの方
    • HFRにこだわらないなら、選択肢は結構広がります。おめでとうございます。
  • HFRの吹替が好みの方
    • HFR対応のIMAXしか選択肢はないと思います。
      • ココで「IMAX HFR3D吹替」とページ内検索してください。
  • 「金に糸目はつけないよ」という方
    • IMAXのHFR上映の一択です。簡単ですね。
      • ココで「IMAX HFR」とページ内検索して映画館を探してください。
    • 2200円ですが、とんでもない映画体験が待っていると思います。うらやましいっす。
      • 「HFRって言ってもIMAXで観てないとかかわいそうな人ねぇ〜」と下々の民をバカにすることが出来ます。しなくてもいいです。
  • 「HFRが観たいけど、ムビチケ買っちゃった‥‥(死んだ目)」という方(ワタクシです)
    • TOHO六本木に行きましょう。1800円ポッキリです。
    • ネット予約できるので、公開直後でも混雑状況を気にする必要がないので、オススメです。
      • けど、通常ムビチケって公開日の前日(ブログ書いてる今日)までしか売ってなかったような。
  • 「なるべく安くHFRが観たい(ムビチケナニソレシラナーイ)」という方
    • まず、ココで「HFR」ページ内検索します。
    • その中から、TOHO以外で、3D料金が「通常+300円(メガネ持参)」のトコを調べます。
    • サービスデーで千円の日に行くなら、1300円で観れます。
    • 日にちを限定されたくないなら、通常の前売券(1300)を買って、劇場窓口で3D料金を払いましょう。1600円で観れます。


 以上です。
 ここまでかかった文字数、4千字弱。ワタクシの文章力のなさのため、回りくどかったとは思いますが、説明するとこんだけ長くなります。

 映画『ホビット』のHFR上映マジ大変!