北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2013年17号)の感想

 先週言った通りジャンプVSを買ったアカウントはこちらです。まぁ、買ったばかりで全然読んでないんですけどねぇ。
 とりあえず、目当ての『アイアンナイト』だけは読みましたよ。これがねぇ、おもしろい。なんだあれ。泣きたくなる程にハードな展開なんですが、やってることはクソ王道なヒーロー誕生譚なんですよ。作者はアメコミヒーローとか好きなんじゃないかなぁ。望まずして持ってしまったスーパーパワーってのがX-MENとかハルクを連想してしまいました。ラストはバットマンっぽいですし。いやぁ、あそこまで全うなヒーローモノってのは最近ではなかなか見ないですね。新鮮で超おもしろかったですよ。
 ‥‥なんですが、全然ラブコメじゃねぇ!!! 先々週の作者コメントは一体なんだったんだ‥‥全然コメディーしてないってばよ。けど、ヒロインはかなり魅力的でしたね。苦悩する主人公に対して敢えて脳天気なことを言うという優しさにはホレました。それだけにねぇ‥‥。

 まぁ、とりあえず、今週の少年ジャンプ。表紙&巻頭カラーは『黒子のバスケ』。各カラーキャラが各カラーのみで描かれてるのはイイですね。カラー映えする作品だのぅ。
 表紙に付いてる「明かされる『光』の『闇』――!!!」という煽りがすげぇ好きです。「光と闇」じゃないんですね。気になる気になる。

前号の感想

背表紙

 祝、!、ジ、ャ、ン、プ、創、刊、4、5、周、年、!!、こ、れ(←イマココ)。
 発言者は黒子っち。「これからもよろしく」のヤツやー!!‥‥と今後のセリフが大体予想つくとこれからの数週間が退屈でならないんですよね。先週が一番楽しかったかもしれん。

少年ジャンプ45周年記念ページ

 読者投稿のマスコットキャラが決定したそうですよ。「ジャッター」なる星形のキャラなのですが、尾田っち、読者のデザインから結構変えてらっっしゃるぜ。「そんなに変えるのはアリなのか?」と不安になるレベル。宮崎県の富山さんの心境や如何に。
 そんなことよりも個人的な関心はその下。7月登場のクレーゲームの商品に渚くんがいるじゃないの。な、渚くんのフィギュア‥‥(じゅるる)。
 渚くんはマシンガン持ってるんだけど、「そこはナイフじゃね?」とも思ったり。

黒子のバスケ

 また巻頭カラーだよ、すげぇ人気ですねぇ。
 本作において、カラーページというのは他作品にはにはない特別な意味を持つのですが、レッドの目がそれ。今回、クソ丁寧に顔面のアップがあって、両目の色が確認できます。両方赤だってよ。オッドアイになってないってばよ。つまり、今後オッドアイになるということですかね。目の色が変わるってカラコン以外だと、失礼クラスの大事故だと思うんですが、どうなんでしょうか。
 黒子にアドバイスを与えるレッドが甲斐甲斐しいですね。なんだこいつ、知らない人なんですけど。2人いるのだよ、ってことですかねぇ。
 んで、黒子が自身のスタイルを発見するまでのくだり。ブルーの「バナナパス!みてーな」というセリフをヒントにしてるのが秀逸ですね。黒子のパスのカッコよさってまさにボールの軌道が曲がることだと思います。
 おまけに、部活での練習シーン、モブキャラが「よく見ろ まわりー!!」と言っているのも意味深で素晴らしいですね。
 ラスト、黒子のパスを見たレッドの表情がナイスですね。感動してるようにも見えるんだけど、狂気もうっすらと感じられるように思います。

新学期応援キャンペーンのおしらせ

 来週より5号連続で特別読み切りが掲載されるそうです。最後の2号では2作掲載なので、全部で7作。大ボリュームですね。しかも、その作者というのが、過去に連載経験を持つ作者ということでお祭り感があってイイじゃないですか。連載経験といってもどれも長期連載ですからねぇ。いやぁ、派手で楽しいです。
 『テニスの王子様』『ぬらりひょんの孫』は紹介ページでも別格の扱いを受けてるので違いますが、その他の5作に関しては、45周年特別企画という意味以外に連載トライアルのようにも感じますね。まぁ、どういう意味であるにせよ楽しみですよ。
 ただ、連載トライアルの意味合いがあるのだとしたら、別格扱いされてる2作と同じ週に掲載される2人は不利なんじゃねぇの?とか思ったり。具体的にいうと叶泰弘と河下水希。あっ、どっちもラブコメだ。
 あと、少し前ですが、ジャンプ連載作者による特別読み切りが何週かに渡って掲載された企画がありましたね。それも思い出しました。あの時は何の記念だったか覚えてないんですが、メンツはあの時の方が豪華なんじゃあ‥‥。
 どうでもいいけど、その頃(その直後)くらいにワタクシはジャンプの感想ブログを始めたので、感慨深いものがあるのですよ。なつけー。よく続いてるなぁ。

暗殺教室

 1ページ目に乗ってる煽りがあまりにフツーなので不安に思ってたら、扉絵の方の煽り「進撃の進藤…!!」がステキ。進撃という単語からはとある作品が連想してしまいますねぇ。4月からアニメが始まる講談社のアレ‥‥って、先週も講談社ネタだったよな。
 「近い!!」の近さにビビった。近すぎるだろ、審判が止めてもおかしくないぞ。これには進撃の進藤も苦笑い。
 殺す覚悟のあるE組(と理事長)と違い、進撃の進藤には人を傷つけるかもしれない位置でフルスイングをする程の度胸はないワケで、本領を出せるはずがない、と。なるほど、これは納得せざるを得ない展開ですね。うまいっす。まぁ、審判が止めてもおかしくないですがー。
 とりあえずカルマくんのボールを受ける渚くんがかわいかったので今週は神回です(神という言葉の形骸化)。クレーンゲーム用のフィギュア欲しいなぁ。
 ケツの煽り、「球けがれなく道けわし」のもじり。水島新司作品でお馴染みのような気もしますね。中西球道の名前の由来ですね。最近の『ドカベン』は追っかけてないんですが、今どこでしたっけね。微笑が監督する京都に入ったんだっけ?
 ちなみに、今週は律っちゃんのリアリーダー姿がチラッと見えますね。‥‥まぁ、ボクは渚くんの方が見たいですが。
 それと、ねるねるねるね。懐かしすぎるじゃないか‥‥喰いたくなってきたぜ。
 『暗殺教室』直後に掲載されてる「松井優征の読切学」。読み飛ばされないようにする見せ絵の重要性が語られてますが、今週の『暗殺教室』においては扉にあたる「進撃の進藤」がそれに相当するのではないかなぁ、と思います。読み切りじゃねぇけど。

『ワンピース』

 ヌマヌマさんの扉絵連載。ヌマヌマそっくりの「革命の子ガブル隊長」なる人がお披露目。‥‥って、チェ ゲバラじゃないですかやだー。これはまた来週も『ワンピース』休載の予感だぜ。
 「こういう面子だとおれがしっかりしないきゃいけねェんだな」とか言っちゃうフランキー兄貴カッコよすぎた。最近おいしい出番多すぎじゃないですかね。副船長の風格すらありますよ。
 んで、メラメラの実を争うコロシアム展開であります。いきなりバトル展開ありそうじゃないの。読めないですねぇ。そろそろ一味の「2年後」の本気が見たいところですよ。
 ルフィはメラメラの実を欲しがるのか否か問題。ルフィは1人で火拳出せるからね。必要はないと思われます。ただ、「エース以外に食べさせたくない」という感情が働くと考えられないこともないんですが、ルフィがそんな複雑なこと思うかなぁ、って気も。「……いらねェ(ハナクソホージホージ)」って展開も全然ありえますからねぇ。

食戟のソーマ

 今週もカラーでっせ。今週のカラーは丼研。そうきたか。なるほど、3週もあると、主要キャラと関係ないキャラも丁寧に描けるのだな。にくみはカラー映えするキャラだし、後日談的にも楽しい扉絵じゃないの。やるなぁ。来週のカラーは満を持してソーマくんインダハウス!で決まりですね。背景でコシヒカリの袋を重そうに運んでますが、米の袋が多いってことは丼研の活動的ということですね。よかったよかった。
 本編。ケンカを売ってくる相手に対して、「そうかよ…! よかったねおめでとう」と返すソーマくんがカッコよすぎわろた。やはり本作は主人公の魅力で持ってるな。
 んで、課題。敷地内で食材を確保してシェフを満足させる‥‥って『ハンターハンター』じゃないですかやだー。ハゲが「スシだ!」とかいきり出そう。クラピカとレオリオの漫才は楽しかったなぁ。
 ライバルくんがカッコつけたら、すかされるの巻。ザコ臭しかしなかった彼ですが、ここで一気に魅力的になりましたね。容赦なく笑う弟くんもなかなかキャラ立ってきました。
 料理シーンが今までで一番中身があったんじゃないですかね。それがライバルくんというのが意外。敵意むき出しの兄に対して、田所ちゃんに優しく接する弟というギャップもいいし、ソーマくんが素直に相手の実力を認めるというのも燃えます。てか、こいつの株価急上昇っぷりがスゴイな。先週の段階では「次回の冒頭で全裸になってんだろww」程度にしか思ってませんでしたよ。ごめんね。けど、「火よ 起これ」はちょっとないと思うよー。厳正なる審査を(キリッ)。
 しかし、大衆食堂出身とか、マジでライバル属性てんこ盛りじゃないですか。倒した後も仲良くやるパターンもありそうじゃないですかー。

『トリコ』

 相手が動けるようになるまで待ってあげるサニーさんイケメンすぎわろた。いつの間にか超熱血漢になってるんだな。
 んで、相手の腕を食べちゃったんですけど、カ、カニバリズム?? 食人展開きたこれ。マジかよ、サニーさん人間食べちゃうのかよ。禁断の領域すぎるってばよ。‥‥まぁ、食べたのはサニーの中の悪魔、って理屈なんだろうけど、けど、その悪魔とサニーの境界線ってのがよくわからない現状ではカニバリズムにしか見えねぇです。なんてこった。
 「あばよ」「うん… とっても楽しかったよ」とか、なにこの2人。仲良すぎる。不良が河原でケンカしているような爽やかさじゃないか。けど、最終的には身体すべてを食べちゃうんだけど。
 んで、第三勢力さん紹介。NEOだそうで。ユートピアが云々ですが、目的が全然わかりませんね。なんなんでしょうか。
 からのザウスさん復活の巻。元気そうでなによりです。

ワールドトリガー

 「撮られ慣れすぎ!!」という説明的な煽りはナイスです。ツッコミらしいツッコミをするキャラがいない本作においてこういうツッコミは貴重。
 まさかのすれ違いコント突入である。こんな展開になるとは‥‥。ぶっちゃけヒロインのツンデレは定番の型通りであまりおもしろくはないんですが、本作でこの手のギャグは新鮮なので充分楽しいです。
 んで、街のど真ん中に爆撃タイプの敵さん登場。忙しいなぁ。まぁ、秘密を抱えたまま戦うということの弊害が出て楽しいですが。
 あと、ヒロインが拳銃出して歓喜しましたよ。すぐ負けてそれを助ける、って展開はちょっと予定調和感あるんで避けてほしいところですがー。

『Sporting Salt-塩谷の解剖学-』久保田ゆうと

 読み切り。英語タイトルとはなかなめずらしいんじゃないの。作者紹介ページにてヒロインと漫才してる作者。こういうのは嫌いじゃないです。「くぅ〜疲れましたw」的なアレは若干感じますが、こいつプロだし、マンガだし。
 そんなヒロインくそ丁寧な程に乳袋である。賛否の分かれる手法でしょうが、ワタクシは否に近いかなぁ。エロさよりも不自然さの方が気になってしまうパターン。まぁ、「非現実性を楽しむのがマンガだろう」という意見もものすごくわかるので、全否定する気はありません。
 んで、スポーツ漫画だそうで。テニスだってよ。リアル路線のテニスだったらジャンプ的にも充分新鮮なテーマなんじゃいでしょうか。女子スポーツというのも新鮮ですね。‥‥えっ、『クロス・マネジ』? あれスポーツ漫画だったんですか?
 保健室にお化けだって。死神じゃなくてよかったよ。てか、保険委員長ってそんなに仕事しないだろう。保健室の先生じゃダメなのか。まぁ、先生だと女性生徒に対するセクハラギャグというのはアウトになるか。
 メインはテニスじゃなくてスポーツ科学だったそうで。まぁ、タイトル見りゃわかるんですが、こりゃ変化球ですね。テーマ勝ちというか、話はつまんなくても満足感が得られる『こち亀』の蘊蓄回みたいな感じかな。
 てか、待て待て。ギロリと睨んだら相手が裸に見えて身体について観察できるってアウトだろ。『黒子のバスケ』じゃねぇか。今週の表紙だぞ。いくらなんでも被りすぎ。
 回想で語られる男子の運動部員をストーキングするエピソード。これは非常に重要で、白衣くんがただのエロではないというのが強調されてますね。ついでにエロ展開をやることの照れ隠し的なギャグにもなっていていいバランス。男の裸も描く『食戟のソーマ』と似てるかな。まぁ、『食戟』はそれをもっとメインで描くから偉いんだけど。
 おっ、雨降った。『クロス・マネジ』1話が思い出されますなぁ。あの回の雨の使い方は神懸かってましたよ。本作はギャグのオチとして雨使ってたのがなぁ。惜しいなぁ。まぁ、シリアスとギャグどっちを取るかは個人の好きずきですけどね。
 テーピングを必殺技のように使うのはおもしろいんですが、貼る行程が見たかったかな。理屈の部分も知りたいですし。超能力っぽく描きすぎて科学っぽさがあまり感じられないというのは、本作のテーマ的に失敗なんじゃないでしょうか。
 見開きで全裸わろた。『食戟』イズムを感じますなぁ。ただ、本作の方が裸を出す理屈がしっかりしてるのが味噌かな。誠実とも取れる一方、突き抜けた笑いという意味では『食戟』のが強いですかね。まぁ、本作の裸はギャグじゃないからいいんだけど。
 んで、ラストの試合。試合の展開とか見せ方はつまんないですが、スポーツ科学が云々の部分はおもしろかったです。力の連動を絵で見せるのも決まってたと思います。裸だけど「なんか力が伝わってるっぽい」と感じられました、ワタクシは。ぶっちゃけ骨が見える意味とかわかんないですけどね。けど、「なんとなくわかる」と感じられたのでアリです。左が云々のトコとも理屈が通ってスッキリしましたよ。電池のイメージ映像も決まってたと思います。鳥の例えもわからないこともないし、そっから白衣の天使に繋げるのも、まぁ、アリ。
 なんだけど、問題なのは試合に勝った瞬間のカタルシスが全然得られなかったことじゃないですかねぇ。ラスト、「すごいプレイをした」感が全然なかったように思います。まぁ、これは試合展開よりも選手の肉体に興味があるという白衣くんの視点を表してるのかもしれないんですけどね。裸になるのがその証拠だし。とはいえ、勝利カタルシスがないってのは不完全燃焼だなぁ。
 まぁ、全体としては、スポーツ科学が云々のトコはおもしろかったです。他は微妙でしたが。安易にラブコメ要素を入れなかったのは好感です。ヒロインは元キャプテンにホレてたし。まぁ、あとは乳袋とか裸の件ですかねぇ、好みがわかれるんじゃない? 意外と無意味なパンチラが(思ったより)少ないって点は偉いんじゃないの。

ハイキュー!!

 センターカラー。カラー扉絵がサインを出すスガさん。爽やかすぎるじゃないですかやだー。
 入ったらすぐに空気を変えるあたりが影山との違いでしょうね。「つられてにっ」とかとてもイイ。そんな「つられてにっ」の時に笑ってなかった月島を最初に操るというのも実に理に適ってます。思わず月島も心が開いてましたね。さすがである。
 試合に参加していなかっからこそ試合を俯瞰視点で観察できた→試合が読める、という理屈も見事ですね。自分は動かず、仲間に的確なアドバイスを与え、それが決まったら「ナイスブロック月島」「日向スゲー」とほめちぎる。自分の手柄みたいなもんなのに。あかん、スガさんがイケメンすぎる‥‥。
 そんな新旧セッターの違いを描く一方で、新旧監督の違いも描いちゃうのがおもしろいですね。スガさん投入はハマってたんだけど、影山のことを心配しちゃう新監督と、「大丈夫ですよ」とにこにこの旧監督。強ばった顔と笑顔の対比というのが2ヶ所で描かれてるワケで。
 スガさん、個人としては弱いけどチームとしてなら強い、という影山が今回ぶち当たってる壁をすでに理解してるってのが見事ですね。スポットライトの当たるキャラは変わってもテーマは一貫している。

ニセコイ

 チョコレートDEATHコ。時事性のないイベントが続くなぁ。まぁ、単行本派の人向けということですかね。
 料理下手な3人のギャグ。唯一ツッコミのまま進行されるマリーが一番おもしろかったです。うまく出来ない苦悩や葛藤が一切感じられない爽やかな顔に狂気を感じます。
 そして、チョコレートはむしろもらう側というつぐみが光ってますね。納得せざるを得ない展開です。さらにそっから集と絡んで、楽とのすれ違い、という流れがおもしろすぎるぞ。本作ににこんな細やかな芸が出来るとは(超失礼)。集としては偽情報を与えて楽のドタバタを見て楽しむ、という目的だったんだけど、思わぬ形で大失敗。これにはるちちゃんも苦笑い、というのうますぎるよ。楽の中で「つぐみ→集」という勘違いが生まれたことによっていくらでもギャグが生まれそうでいいですね。つぐみはキャラ弱かったですからね、これはイイ。
 小野寺さんの目の前を走り抜けていく楽&マリー。それを見ても諦めない小野寺さんは心を決めて、楽の前に飛び出る。‥‥前に!? 位置関係どうなってんだコイツら。小野寺さん瞬間移動してるぞ。

斉木楠雄のΨ難

 まさかの「ダブルバレット」発言である。『キルコさん』作者の読み切り作品のタイトル、ってわかりにくいよ。けど、先週斉木が『キルコさん』の単行本読んでたし、確信犯かな。仲良いなお前ら。
 からのダブルマレットww バレットネタが続いてバレットさん歓喜である。
 オチはいくらなんでも平和すぎると思うの。そして、斉木は人の心読んでるから超能力使ってるよ。

銀魂

 あらすじわろた。
 今週は銀さん♀はかわいくて神楽惇がおもしろすぎます。かぐらとん、って語呂が悪すぎる。しかし、神楽惇の打率は異常だな。出るだけですべてが落ちる。
 お妙さん性転換しないのか、残念だなぁ。稀代のイケメンが登場すると期待してたんですが。まぁ、美人になった男キャラに対してツッコみまくるポジションということですかね。どんだけ胸揉んでんだよw

スケットダンス

 ものすごく悪意ある受け取り方をしますと、最初から作者の中には答えがあるワケで、それを無理矢理おかしい間違え方をしてるだけなんですよね。前半の間違え方とかいくらなんでも無理があるし。
 ただ、ウインクのくだりは超おもしろかったです。たしかにヒゲに見えるな。

特別企画!ジャンプスポーツ部活勧誘会!!

 スポーツ部活漫画が多いということで、その特集。今週の読み切りもコレにあわせたのかな。
 対象作品は『黒子のバスケ』『ハイキュー!!』『クロス・マネジ』の3本。それぞれのスポーツの魅力を伝えてるのは断トツで『ハイキュー!!』だと思います。話のテーマが毎回バレーというスポーツと不可避なものになっているし。『黒子のバスケ』は天才至上主義だったり超能力あるし、『クロス・マネジ』は試合全然しないよね‥‥。
 まぁ、内容としては、ルール説明と熱狂ポイントの紹介。4月から新しく部活を始めようとしている人に向けた内容なのかな。
 問題の『クロス・マネジ』はなぜか男子ラクロスのルールまで説明していて‥‥て、男女でルール違うのかよ。初めて知った(もしくは忘れてた)。
 こうして比べて見ると、如何に『ハイキュー!!』がバレーをおもしろそうに描いているのがわかりますね。そして、『クロス・マネジ』が独自路線すぎる。

こち亀

 「こんな世界もあるのか へぇ〜」ということでとりあえず満足感を得てしまう回である。今週の読み切りと手法は近いかな。まぁ、あちらよりテーマがぶれない分『こち亀』のがおもしろいかな。

べるぜバブ

*1
 ↑最近『べるぜバブ』の煽りが『暗殺教室』よりもおもしろい件。扉絵もサイコーである。扉絵だけだとひょっとしたら気づけないかもしれないところを煽りが補強してますね。まぁ、ベル坊がトトロ役なのかメイちゃん役なのかわからないけど、細かいことは気にしちゃダメ。

 そして、楳図かずお顔での「ぎゃあぁぁあぁぁ」。なんで今週はこんなにパロディーが多いんだ。おもしろいじゃないか、くそっ。
 身体が入れ替わる展開で自分の身体を確認する際、両手を見るという行為は一般的ですが、本作の場合、両手とチンコを見るというのが笑えますね。ベル坊の丸出しギャグが久々に見れた気がします。
 んで、次回の引き、セクシーダイナマイト襲来(煽りより)。ベル坊と巨乳の組み合わせはまずいな。邦枝さんの出番の予感。楽しみすぎる。

『恋するエジソン

 ケツ掲載の打ち切り三連星の手前に本作が来たか。これはよろしくないですねぇ。
 エジソン顔のギャグをひたすらに擦りまくるな。こんな伸びしろがあるとは思わなかったです。抱き枕のエジソンのポーズが酷いw よく見ますね、あのポーズ。
 これはいい新キャラを用意したな。‥‥と思ったら2話掲載じゃないのかよ。あの形式好きだったのにな。残念。

『クロス・マネジ』

 扉絵の煽りが「※注 ラクロス漫画です」って言ってるけど、全然ラクロスやらないじゃないですかやだー。とはいえ、扉絵おもしろかったです。笑いました。
 そんな扉絵からの、「男の子ってそういうの好きよねえ」。男女のギャップというネタもおもしろいし、扉絵が「そういうの」を補強していて実にうまいギャグですね。
 バルセロナの例えが超最近で驚きました。そして、セルティックぼろかすに言われてますね。涙ふけよ。
 そんなバルセロナの敗戦を劇的に語る櫻井に思わず女子メンバー大興奮、という展開がイイね。「男の子ってそういうの好きよねえ」からの逆転っぷりが楽しいです。
 ていうか、そもそも戦術を語ってるのがおもしろいですね。ス、スポーツ漫画みたいじゃないか‥‥。ちくしょう、おもしろそう。
 決戦に向けて武器を新調、って展開も燃えますね。男友達がマネージャー業に付き合わされてることで、今回のせっぱ詰まってる感もよく出てて盛り上がってます。
 作戦の説明ということで、セリフだらけで退屈になりかねないんですが、その間にギャグを挟むことで飽きないですね。「腕力が男」のくだりとか描写の省略がスゴイです。説明を邪魔しないようにギャグが小さくされますね。
 んで、オチ。セーラー服で「来ちゃった」展開。続きが気になりますねぇ。てか、今回超おもしろかったな。スポーツ漫画らしかったのもよかったし、ギャグもキレキレだった。やっぱ本作はやれば出来る子だな。

新米婦警キルコさん

 こ、これは‥‥。話を畳んでいるじゃないですか‥‥。今までの話には実はこんな真相がー、ってこれ完全に打ち切りフラグなんじゃあ‥‥。むむむ。
 直前の感想と被るんですが、怒濤の説明展開の間にギャグを適度に挟むという回ですね、特に前半。説明を受ける各キャラのリアクションに個性があっておもしろいですね。‥‥バレットは空気ですが。まぁ、バレットは身体がデカすぎてコマに入りきらない、っていうのがギャグみたいな存在ですからね。
 大きすぎるリスクを背負ってでも巨悪と戦えるか。まぁ、答えはイエスになるに決まってるんですが、本作の場合はハル先輩がいるんですよねぇ。このクズにイエスと言わせるためにはロジックを挟まないといけない、というのが今回の内容。
 空回りする町会長。そこにツッコむハル先輩がキルコの着ぐるみ着ていて、非常にカオス。そっからの「売れないアイドルってこんな感じなのかな…」がツボであった。本作は良いツッコミしますね。
 んで、過去キャラ全員集合‥‥もうこれ完全にアレじゃないですか‥‥。てか、カンナちゃんがゲストキャラみたいなのが意外でしたね。ほとんどレギュラーだろ、彼女。冷やかし的なギャグを一切挟まずに良いセリフを言ってますが、やはりカンナちゃんは本作で唯一まともな人間ですね。子供だから良いことを言う嫌みも感じられないし、名脇役。
 ラスト、感動したキルコが決意。宙に舞ったポスターとキルコのポーズがシンクロ、とか憎い演出かましますね。その隣にサブキャラ集合のコマを配置したりしてて、フツーに感動的である。ギャグ以外もうまいよなぁ、本作は。なにがいけないんだ‥‥オレにはさっぱりわからん。

HUNGRY JOKER

 今週のケツ。だけど、3作の中では一番打ち切りの匂いしてないかもしれませんね。新展開入ったし。まぁ、主人公の因縁のキャラが出てきて、兄弟だったのは完全にアレですが。
 絵の具の説明。血液型分類のキッカケだってさ。わからねぇよ‥‥。
 ドレス姿でコケてもパンチラしない千歳は愛されてんな。メガネ空振りするのはかわいかったです。
 んで、もういっこエウレカ出てきた。レントゲンは知ってるけど、蛍光紙は知らないぜ。要するに透視ってことでいいんだよね。中性的なキャラに透視能力を持たせてるので、エロ的なギャグはなさそうですね。なくすためなんだろうけど。
 んで、オチ。前言撤回します。「新展開だから打ち切りの匂いがしない」ってのはナシ。超匂います。大丈夫かしら。

投稿コーナー

 今週のトビラアオリとイラストが連動していてスゴイ。むしろ、このイラストを載せるためにこのネタ選んだんじゃないか?って疑うレベル。いや、ネタ自体はおもしろいんですけどね。しかも、フキダマシイの次回のお題もキンタロー。。どんだけ好きなんだよ。フライングゲット
 んで、12号の日本一の結果。1位と3位が当たったぜ。最近調子いいな。

  • 日本一イヤな入学試験決定戦!!

吊されたバナナと棒がある。
(オォタァメロンさん)

 猿のIQテストかよww
 この上ない侮辱ですね。本当にこれはイヤ。

リスニングの時、かすれた声で「たすけて」って聞こえる。
(さばねこさん)

 これはこわすぎる。突然日本語ってことでインパクト大ですね。
 てか、毎年話題になるリスニングテストってネタが出てきたのが新鮮です。

同級生女子の「ねえ、今日の私いつもと違くない?」が何か当てる。
(鳥取島根さん)

 髪型は引っかけ。答えはどうせ化粧品変えたとかいう無理ゲー。
 ていうか、このペンネームなのに岐阜県なのか。

  • フキダマシイ
    • 天☆清八さんの「ミョンミョン鳴らす」がおもしろすぎた。他のネタはどれも担当楽器とは関係ないんだけど、これだけちゃんと楽器になってるのがスゴイ。定規だけど。
  • 万物の三本柱

罪悪感の三本柱
1.犯罪
2.不正
3.ルイーダの酒場で仲間を登録→布の服を売る
(我はスパイさん)

 しかもわざわざ女キャラの服を脱がす。

節分の日が大変な人三本柱
1.鬼役の人
2.豆を片付ける人
3.10万粒以上の豆を食べるデーモン閣下
(こいな氏さん)

 むしろ退治される側の存在ではなかろうか。

  • プロジェクトA(アホ)

アホカンニング竹山。ザキでもザラキでも死なないがザキヤマで死ぬ。
(天☆清八さん)

 これはいつもの竹山ですね。

  • 今週の日本一募集
    • 「日本一イヤなAKB48脱退の理由決定戦!!」なんですが、その紹介文「別にAKBが恋愛しようがいいけどね(まゆゆだけは許さん)」で吹いてしまった。くそっ。
週間少年ジャンプ18号のお知らせ

 次号予告における『食戟のソーマ』の紹介文、「ライバルを唸らせるソーマの天ぷらとは…!?」が激しくネタバレ。あぁ、天ぷら作るんですか‥‥。

目次

 「マンギリ!!」(中山タイダ)。全く人気が出なかった少年ジャンプ45周年の記念マスコットとは?
 45を死語にかけるのはすごくおもしろいと思うんですが、その例が「チョベリグ」しかないのが残念だなぁ。もうちょっと連発した文章だったら大好きなんですが。あと、キャラデザがもっと時代錯誤な感じだったらよかった気もします。

多くの皆様に心配と迷惑をかけ、すいません。未だ自分が無敵のつもりでいます。
(『ワンピース』)

 先週の件か。勝新が云々って噂は否定、ということですね。
 まぁ、そんなことよりも、『明るい人』作者のコメント載せてくれよ。超おもしろかったから興味あるってのに。

お世話になった皆さんに感謝し、明日はのんびり爆笑問題カーボーイを聞きます
(『Sporting Salt-塩谷の解剖学-』)

 カーボーイというのは火曜深夜に放送している深夜ラジオのこと。以前に『スケットダンス』で漫画家あるあるとしてネタにされてましたね。
 てか、このコメントを書いた日がたまたま月曜日だったのか、作者がジャンプに載ることを考慮して月曜日にふさわしい内容を書いたのか、どっちだろうか。万が一後者だとしたら、気が利く人ですね。

モンスターエナジーポカリスエットで割って長持ちさせる裏技が重宝してます。
(『恋するエジソン』)

 マジかよ。味はどうなのかしら。イケる味なら実践してみたい。けど、個人的にレッドブルの方が味が好きなんだよな。
 あとは、色か。黄色いのを薄めたらションベンみたくならないかしら。

愛読者アンケート

 ここで扱うことにします。
 今週のアンケート内容は読み切りについてとジャンプVSについて。まぁ、前者は当然ですが、後者。この質問を少年ジャンプの方でするということは、ジャンプVSを買わない(買ってない)人の意見の方が編集部的に貴重なんじゃないか?なんてメタいことを考えてしまいました。買った人はそっちのアンケート答えればいい話ですからね。
 あと、読み切りの内容に対する質問で、「主人公『塩谷』の印象を教えてください」ってあるけど、そっちなんだ。ヒロインの方が重要かと思ったよ。まぁ、タイトルロールなんだけどさ。
 笑ってしまったのが、ジャンプVSを買った理由を聞いてる質問の選択しに、「少年ジャンプと間違えた」が入ってたトコですね。これはいるだろうなw 表紙ナルトとトリコだし。


 総括です。
 今週の読み切りは微妙だったかなぁ。まぁ、来週からの特別企画が楽しみですよ。ただ、読み切りはカロリー使うんですよねぇ。まなじ完結してるだけに感想書くのも結構大変なのです。だからジャンプVSの感想書くのも悩んでるくらいでして。
 まぁ、今週の作品単位のベストはなんですかねぇ。『ハイキュー!!』が超おもしろかったけど、それは毎週のことだからなぁ。毎週『ハイキュー!!』じゃつまらないし。ここは、意外性という意味で『クロス・マネジ』を推しましょうか。スポーツ漫画としての面白味が詰まった回でした。今週はスポーツ漫画フェアだし、ちょうどいいんじゃないでしょうか。
 ただ、今週最も好きなコマは『べるぜバブ』扉絵&煽りね。あれは素晴らしかった。担当の事情とか全然知らないけど、『暗殺教室』と同じ人な気がする。けど、最近は『べるぜバブ』の方がおもしろいね。

 では、今週のベストキャラ決めて、おしまい。次点から。

  • タクミ 『食戟のソーマ
    • ニクミとかタクミとか似た名前が多いよ。
    • 先週までの段階では「ザコが吠えてらぁww」程度の印象だったのに、今週号を読んだら急にキャラが立ってきてビックリ、ということで。
    • 大衆食堂出身ってのはポイント高いよなぁ。使い捨てじゃないんだろうなぁ。
  • サニーとトミーロッド 『トリコ』
    • どっちにするか決められなかったので、両方。水と油だったはずの2人がバトルを通じて「やるじゃねぇか」「そっちこそ」的な熱血な友情結んでるのが感動的でした。食べちゃったけど。

 んで、今週のベストキャラ。

  • スガさん 『ハイキュー!!
    • こないだ田中先輩選んだばかりなので、「バリエーションがないな死ね」とか思われそうで嫌なんですが、ぐうの音も出ない程におもしろかったから仕方ないですね。
    • 爽やか旋風でチームの空気を一新したり、影山との対比が利きまくりでした。影山はスガさんの姿を見て成長しろよ、としみじみ。

次号の感想

となりのトトロ [Blu-ray]

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クロガネ 8 (ジャンプコミックス)

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*1:週刊少年ジャンプ」2013年17号355ページ