北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『009 RE:CYBORG』豪華版 Blu-ray BOX買ったよ

009 RE:CYBORG 豪華版 Blu-ray BOX

009 RE:CYBORG 豪華版 Blu-ray BOX

 日本映画の円盤って高いですねぇ。定価で1万もするとは。
 じゃあ、豪華版買うなよ、って話なんですが、豪華版買わないなら円盤に興味はなくて。ていうか、豪華版に付いてる描き下ろしコミックにしか興味はなかったんですよ。56pのコミックが7千円したという計算(Amazonでそのくらいの値段だった)。

 買って読むだけじゃ悔しいんでブログのネタにしてやろう、というスンポーですね。

 本編については、劇場公開時に長々と感想書いたんで、そちらをどーぞ。一部甚だしい勘違いに基づいた記述があるかもしれない。

映画『009 RE:CYBORG』の感想 - 北区の帰宅部

 収録内容に沿って進めます。描き下ろしコミックがメインですので、他の部分はテキトーです。てか、まだ観てない読んでない。

  • 2D本編
    • まだ観てない。まぁ、内容の感想は別途書いたんでいいや。
  • 3D本編
    • 3Dの映像ソフトって我が家初かもしれない。いつか3D対応テレビを買った時には重宝しますね。まぁ、その際には『マダガスカル3』の3Dソフト買った方がいいかな。せっかくの3D筆下ろしならサイコーの3D映像がいいじゃない。現状だと『マダガスカル3』だと思う。
    • 2D本編もそうだけど、オーディオコメンタリーが2つもあるのね。映像編と音響編。これはおもしろそうです。時間があったらいつか聞きたいもんです。
  • メイキング
    • アニメに詳しくないので、正直あまりそそられないんですよねぇ。何やってるかわからない‥‥というレベルのバカですので。
    • まぁ、いずれ観れたらいいな、という感じで。
  • メイキングブック1「009 RE:ANIMATION」(112p)
    • 本によるメイキング。2つある内のこちらはアニメの技術的な面を扱っている‥‥ということで個人的な興味は薄いです。あんまりねぇ、読む気が起きないねぇ。まぁ、インタビューとかはあるからそこらへんはおもしろそうですね。
    • サントラの全曲解説なんかもあって、サントラ持ってる人は聴きながら読むと楽しいんじゃないでしょうかね。
    • ちなみに、このブックレットの表紙はギルモア財団のエンブレムになってます。1本の杖に2匹のヘビが巻き付いたもの。ギリシャ神話におけるアスクレピオスの杖だと思うんですが、アスクレピオスって医療の神なのになんでギルモア財団‥‥? 本編でそんな説明あったっけ?(おぼえてない)
  • メイキングブック2「009 RE:CREATION」(32p)
    • これは思わぬ収穫。「描き下ろしコミック以外は捨ててもかまわない」レベルの気持ちだったんですが、これはおもしろかった。買ってよかった。個人的に千円くらいの比重があります。
    • 内容は、物語、キャラ、設定、演出についての詳しい解説。劇場公開時にワタクシはパンフレットを買わなかったんですが、その代わりになったかな? 完全に情報が被ってるとは思わないですが。
    • 本編における抽象的、観念的な部分に関しても具体的な言葉で説明されているので、とてもわかりやすいですね。煙に巻くような表現はなく、とても親切な解説書となっています。これはもっかい本編を観たくなるぜ。
    • 天使も神もトモエも丁寧に説明されてますね。ラストの幻想的な世界についても触れてますし。これはイイ。
    • 大事な部分に関しては、大体映画観た時の考えが合ってたと思うんですが、1つ明確に見逃してた件。トモエのマフラー。
    • トモエは003がこそこそと009に接触するために用意したイマジナリーフレンド(拡張現実ARというのが公式呼称)なワケですが、彼女はカチューシャと黄色いマフラーをしていて、それが003を連想させるアイテムなワケですね。ワタクシもカチューシャは気づいた。ただ、マフラーは気づかなかったなぁ。思えば、009が決戦前にコスチュームに着替えるシーンでマフラーを付ける部分が印象的に描かれてたけど、それはココに繋がっていたのかな、と。むむむ、アハ体験的に気持ちいい反面、悔しさも隠しきれないです。
    • 神山監督のインタビューも多めに入っていて。それ以前の内容に比べると監督は、「観た人の思ったように」的なはぐらかすノリなんですが、それでも具体的な話は多く、おもしろかったですね。アニメの技術的な話は個人的にちんぷんかんぷんですが、それ以外の要素も多いですし。
    • インタビューのラストには、もし次回作があるとすれば、の構想なんかも応えていて驚きました。結構具体的なアイディアがあるんですね。
  • 描き下ろしコミック「サイボーグ009 旅立ち編〜Setting off〜」
    • ワタクシがわざわざ高い金を払ってまで豪華版を買った最大の理由がコレ。
    • 描き手はシュガー佐藤。現在クラブサンデーで完結編を描いてる方ですね。早瀬マサトどこいった。
    • タイトルが「サイボーグ009」になっていて、描き手がシュガー佐藤ということでわかる通り、キャラデザがRE:モデルじゃない。石ノ森章太郎のそれですね。『RE:CYBORG』の前日譚なんだからRE:モデルでいい気もするんですが、よくわからないですね。
    • 石ノ森版009から神山版RE:009へと移行させる意図があるのかな? スタート地点であり分岐点は石ノ森スタイル、っていう。
    • 絵柄が石ノ森スタイルということで、忘れそうになるんですが、これは『RE:CYBORG』の前日譚なんですよ(当たり前だ)。つまり、003はあの母性よりエロを押し出してくる人なのですよ。なんだけど、やっぱりそうは思えないんですよねぇ。ちゃんと001を抱いてるし、009のことをいじらしく意識したり、周りのメンバーに茶化されたりする、いつもの003。やっぱりこの003はかわいいっすね。こっち派ですわ。
    • クラブサンデーで連載中のweb連載版完結編との比較になってしまうんですが、ラストにシュガー佐藤のコメントが載ってますね。完結編の単行本には一切コメントなかったのに! なぜだww
    • あと、クッソ細かい部分ですと、セリフに句点がないですね。クラブサンデー小学館ですので、セリフには必ず句点が付けられてるんですが、コレにはない。最近はweb連載版完結編を読むことに慣れていたので、結構違和感というか、衝撃でした。‥‥まぁ、だからなんだ、という話ですねー。
    • 本編としては、冷戦の終結が土台。政治利用されるヒーロー集団と言いますと、『ウォッチメン』という作品が有名ですが、あちらは冷戦中。もしもスーパーヒーローが実在したら政治的に利用されてるよね、というのは共通するのかな。
    • 存在自体が煙たがれ、好きなようにヒーロー活動を行えないというジレンマ。潔くヒーローを引退する者、過去に固執する者、自らの力に溺れる者、という風に様々な判断が描けるというのはチームモノの魅力ですね。
    • 「アメリカ大統領」とか、「フランス代表」というように、具体的な人物名が出てこないのに少し違和感。時代がハッキリしてるんだから具体名を出した方が説得力が増すと思うんですけどね。
    • 「フィクションだから!」という強調なのか、00ナンバーが冷戦に介入したことで、冷戦終結時にはリアルな歴史とはズレが生じている、ってことなんですかね。
    • 006のチンジャオロースおいしそう(小学生並感想)。
    • そんなチンジャオロースをゴミ箱に捨ててしまう、という描写が不穏さを掻き立てますね。
    • さらに、001から「料理やめたら?」とのアドバイスも良からぬ方向へ進んでる感がビンビンですね。ちなみに、この001と006のコンビというのは『RE:CYBORG』本編でもある組み合わせ。
    • 家に帰ってこれ見よがしに嘆きまくるギルモア博士が超かわいい。やっぱRE:のダンディー路線よりもかわいいおじいちゃん路線のがしっくり来ますね。コズミ博士はよ。
    • そんなプリティージジイ、ギルモア博士。「残ると言ってくれ」と言っておきながら、残った002を拒絶するあたりは清々しいほどにクズですねぇ。我が子同然の009に銃口を向けるRE:ギルモアの兆候が見れます。年を取って考えが頑固になった、みたいな設定もあるそうですよ。
    • 『RE:CYBORG』本編へのフリとして最も重要な扱いなのが002。リーダーになれない悩み、アメリカ万歳思想、そして009への嫉妬、などが丁寧に描かれてます。
    • 『RE:CYBORG』のクライマックスで描かれるのは「地下帝国ヨミ編」の再現。009と002の関係性がドラマの中で一番盛り上がる所なんですが、「地下帝国ヨミ編」だと匂わす程度に002の003への恋心というのが描かれてるんですよね。平成版アニメ(avexのヤツ)だとさらに念入りに描かれているので、個人的には印象的なんですが、今回のにはそれがない。まぁ、009、003、002のスリーショットが印象的に描かれていたり、002の見つめる先に009&003、という構図があったりするので深読みすることは可能でしょうが、それでもやはり原作や、平成版アニメよりは描写が弱いのは確かでしょう。
    • ちなみに、この作品においてスーパーパワーを使うのは002と009の加速装置だけですね。002が主。なので、そういう見所に関しては002しかないです。
    • 厳密に言うと、003も使ってるけど、盗み聞きレベルですね。
    • 今回の描き下ろしにおける一番の決めシーンは、009が002に対して言う「本当の答えはきっとここにある…」ですね。ワタクシは「ミュートスサイボーグ編」の「あとは勇気だけだ!」なんかを連想してしまいました。
    • このシーンで009が指さすのは胸、すなわち心臓、心なんですが、『RE:CYBORG』における本当の答えは脳味噌にあるんですよね。009惜しいww
    • 『RE:CYBORG』において最も奇抜な設定というのは009の記憶消去だと思うんですが、そこに至る経緯はすごいすっ飛ばしてありましたね。009は考えがあって日本に行くって言ってるの記憶消されちゃって、「日本に行く意味ねぇww」という感じです。
    • まぁ、そのシーンにおける009と003のお花畑なロマンスシーンは、いつも通り「早く結婚しちゃえよ!」感があって大好きなんですが。
    • 最後は003の語り。「戦うのは嫌だけどみんなで集まりたいわー」という内容。さらに要約すると「ジョーに会いたい」ですね。この感情を2012年までの長い間こじらせ続けると、『RE:CYBORG』における出会って数分で合体、的な思想の持ち主になってしまうのですよ。20年以上ジョーのことを見てるだけ、ですからねぇ。003も大変だ。
    • ということで、描き下ろしコミック全体の感想としては、RE:じゃないフランソワーズ超かわいい!ですね。
    • まぁ、ぶっちゃけ、前日譚に過ぎず、大きな事件があるワケでもないんで、物語で満足するような代物じゃないですからね。
    • 原作、石ノ森版の絵柄で、RE:の物語(前日譚)を描く、ということで2つの作品の架け橋的な意味があるのではないか、と思った次第です。おもしろかったです。

 以上ですかね。まぁ、あとで本編を観返したりしてみますよ。そしたら、また新たな発見とかもあるんでしょうが、それはさすがにブログには書かないかな。キリないし。
 ということで、残る009関連項目は、クラブサンデーで連載中の完結編。次回からはいよいよ009が登場ですよ。そして、7.19発売のアメコミ版009ですね。どちらも楽しみじゃあないですか。

009 RE:CYBORG

009 RE:CYBORG

 ノベライズとコミカライズ。
 コミカライズの1話しか読んでないけど、オリジナル要素あったりするんですかね。

サイボーグ009 USAエディション (ShoPro Books)

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サイボーグ009完結編conclusion GOD’S WAR 1 (少年サンデーコミックススペシャル)

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