北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2013年41号)の感想

 いきなり次号の話で申し訳ないんですが、次号が出るのは今度の土曜日。三連休なのですね。
 困ったことにワタクシ、その三連休は旅行なのですよ。3日間。土曜の朝出て、月曜の夜帰る。すなわち、ブログ更新がヤバイ。発売日更新はできなくても、最悪「月曜更新が出来ればいいよねっ!」なんて思ってたんですが、家に帰るのは月曜の夜なのでそれも無理です。
 ここで大変助かるのが早売りというルール違反。当ブログのジャンプの記事は、最近とにかく長くなってしまっているのが問題でして、そのせいもあって早売りに手を出さないと月曜更新がほぼ不可能という状態になってます。早売りはいつも2日前に買っているので、普段は土日月の3日間をかけて書いてます。まぁ、前半は「まだ残り時間あるし〜」ということで全然書かないんですがー。
 てなワケで、次号のジャンプ感想で勝負を分けるのが早売り、すなわち木金の2日間なのです。この2日間で書き終わんなかったら、発売日更新も月曜更新もまず無理。なので、日付が変わって土曜になってすぐ、もしくは土曜の朝方にブログが更新されてたら、成功したということです。ホメてください。逆に土曜の朝方、更新されてなかったら‥‥お察しください。
 まぁ、木金の2日で書けなかったら、旅行先で書くことになりますかねぇ。写真貼ったり、リンク貼る手間が自宅の倍以上になりますが、作業が出来ないこともないですからね。まぁ、移動は飛行機&レンタカーですので、移動中にジャンプとポメラ(テキスト打ってる電子辞書みたいなの)を広げるワケにもいかないんで、寝る前の時間を使うことになるんでしょうか。‥‥絶対嫌だ。

 そんなこんなで、今週は平穏に感想が書けるジャンプ41号。『BLEACH』が帰ってきましたよ。9年、9ヶ月、9日、みたいなのが本編で言われてますが、『BLEACH』が連載再開される今号の発売日は9月9日。 オ サ レ !
 表紙&巻頭カラーはそんな『BLEACH』。読み切り3連弾企画は今週がラスト。ついでに次号からの新連載告知もあったりします。

前号の感想

  • 背表紙
    • 祝、!、ジ、ャ、ン、プ、創、刊、4、5、周、年、!!、こ、れ、か、ら、も、ジ、ャ、ン、プ、は、全、力、で、突、っ、走、っ、て、い、く、ぜ、!!、読、者(←イマココ)。
    • 発言者はチャン一。
    • 「読者」と来たか!! これは予想外でした。くそぅ‥‥よく考えれば思いつくレベルだったろうに‥‥。ただ、次号予測は全然見当も付かなくてですね。「の」か?
  • BLEACH
    • カラー1ページ目は「なんてカラー映えしないシーンなんだ‥‥」と思ったけど、扉絵はちゃんとしてたから安心である(偉そう)。二刀流解禁ということで、2つの勢力の対立構造になっているんですかね。ちなみに、チャン一の右手側(長い刀)の方がクインシー陣営なのですね。左手の短い刀の方が死神。つまり、長尺の刀がクインシーの魂で作られた‥‥とかそんなん? どっちの刀がどっち、って話は本編で出てたっけ?
    • 本編。数週のお休みをもらった、といっても『ONE PIECE』の「2年後」展開みたいなことはなく、休載前の話の直後からスタート。こう考えると、『ONE PIECE』の休載は演出としても決まってたよなぁ、としみじみ。
    • 見えざる帝国はセーレーテーの影の中にありましたとさー。てなワケで、マユリは全身発光スーツでピッカァァァァである。休載明けでドシリアスな状況なのに、ギャグ的なルックスが成立するマユリは便利なキャラですねぇ。
  • 暗殺教室
    • リゾート地で夏休みである。世間は夏休み明けだっつーのに。
    • 煽り、「オフショアの日… 高鳴りにコロ・ザ・ビート!!」である。この手のは久々に来たな。結構なイベント回だっていうのに本編の内容を説明する気はサラサラないのが素敵です。
    • ちなみに、この扉絵、大変気になるのが渚くんでして。殺せんせー&モブ生徒共(愛がない表現)は「左←右」向きなのですが、渚くんだけ「左→右」向きなのです。殺せんせーと生徒全員で向きが違うんだったら、対立構造でわかるのですが、向きが違うのは渚くんオンリーというのが意味深です。まぁ、渚くんはいつだってオンリーワンの存在ですよ、っていうのはわかるんですが。物語的な意味があるのではないか、なんて気もしてならないのですよ。渚くん以外は島に気を取られてるけど、渚くんだけは殺せんせーへの暗殺を忘れてない、ってことかしら。無難な解釈ですと。そんな暗殺にひたむきな渚くんかわいいですぺろぺろ。
    • そして、殺せんせーの庵野コスプレである。『風立ちぬ』ネタはおそらくジャンプ最速でしょうか。ただ、世間的に今は宮崎駿の引退がトレンドですので、庵野よりも駿コスプレが見たかった気もしますねぇ。とりあえず、渚くんと「来て」「だけどお前‥‥」「来て」ってやりとりがしたいです。
    • 狙撃手コンビはE組の中でも一目置かれる存在だったんですねw 自分との戦い、という要素が強い技術なので、E組のワイワイした雰囲気に染まらない、ということなのでしょうか。
    • ビッチ先生の水着披露、しかしカラスマしか見てない。完全に夫婦じゃないか。そして、そんなビッチ先生の水着。佐伯先生のヒロインポスターの時よりもビッチ度の高い水着で大変安心しましたよ。今回のを描くにあたり、前もってヒロインポスターを見ていたのかはわかりませんが、本家が負けるワケにはいかない、という気合いもあったんじゃないですかね。
    • 殺せんせー、日焼けで真っ黒。殺せんせーの顔芸で久々にハマったわ。時間差でツッコむE組の皆さんはレベル高いっすね。
    • んで、ラスト。いよいよ暗殺タイム突入である。映画鑑賞から始まるらしい。煽りにある通り、エロ系のネタで動揺を誘うのかしら。男女混合なのに。
    • そんな煽り、「エr… 映画は世界を救う!?」。まだこのネタ使うのかw 気に入られたらしいな。本編に沿った内容なのかはまだ判断が出来ないけど、本編より先に煽りに情報を盛り込むのはあまりよろしくないと思いますよ。まぁ、岡島くんが出てる時点でエロだと読み取ってくれ、ということなのかしら。
  • ONE PIECE
    • 今回はコロシアム。Cブロック終わったら、控えでキャベツに襲われた出候。真剣白刃取りカッコイイですね。
    • と思ったらバルトロメオの出番きたー! ルフィのことを「先輩」呼びである。田舎のヤンキー感あって素晴らしいですね。新世界編になって、「海賊王」という言葉を口にするキャラは多く出てきましたが、ルフィのことを「海賊王」だと呼ぶ人は初めてじゃないですかね。「危なくて近づけない」からのバルトロメオの「緊張して近付けねェべ〜」である。やばい、かわいいじゃないかコノヤロー。えんがちょバリアとか、低脳な感じがたまらなく好きだぜ。
    • んでもって、チンジャオ。お礼を言おうとしたら頭突き技が暴発。伸びた頭にまだ慣れてないんですかね。しょーもない誤解で笑ってしまいました。チンジャオは孫の八宝水軍を麦わらの傘下に、という意志らしいですが、ルフィとのすれ違いでお流れです。もしくは、チンジャオが諦めずに傘下になるパターンもあるか? 空島の宝を一味が受け取らなかったみたいなパターンが一番自然だと思うんですが。ただ、新世界編では今のままでは一味の規模が小さいような気もするんですよね。黒ひげの一味のバージェスだって一番隊隊長でしょう。
    • 新世界での立ち回り的に麦わらの一味も大規模な海賊団にするのが有効な気がするのですよ。それへの布石のような部分はたくさんありますし。黒ひげのトコは初期メンバーが各隊の隊長をやってるんですかね。そうすると、麦わらの一味、特にイースト組は各隊の隊長を任される可能性も考えられますね‥‥ただ、メンバーがバラバラになるのは寂しいので見たくない気もw まぁ、各隊の隊長は既存の船長に任せるという形でしょうか。八宝水軍だったらチンジャオの孫だし、魚人海賊団ならジンベエ、ローのとこは置いとくとして、気になるのは小人たちです。小人たちまで麦わら入りさせるとなると、そこの隊長はやはりウソップが適任でしょうか。あいつ、また抜けることになりますねw ‥‥まぁ、この手の予想トークはあまり得意じゃないでやめておきましょう。外れると恥ずかしいですしー。
    • 本編に戻りまして、バージェスとルフィがついに接触。しかも電話越しに黒ひげ! 今週の『ONE PIECE』はちと盛り上げすぎだろう。おもしろすぎるべ。黒ひげの思惑はわかりませんが、そういやエース戦の時に仲間になるよう勧誘してたんでしたっけね。あれが挑発ではなく、マジなのだとしたら、本気でメラメラを欲しがってるとも思うんですが、そんな単純なのかという疑問もあります。ルフィが「渡さねェ」って感情的になってますが、まぁ、自分のゴムゴムの技にエースの技勝手に混ぜてるような人ですからね、それ渡したくないのでしょう。
    • んで、レベッカ。いろいろ見えてきましたね。今週は情報の開示が景気いいなぁ。殺人未遂よりもメシの恩、というのもルフィらしくてなかなか良いエピソードだったんじゃないですかね。弁当喰いながらレベッカを圧倒するトコとか見応えありますし。
    • サブタイの囚人剣闘士さんたち。気分が重たくなるレベルの障害を持っているのですね。思えば、新世界編に入ってからというもの、人種差別、幼児への薬物使用、と現実味のあるクソ重いテーマが入ってきていますが、ドレスローザ編のその枠はこの人たちなのでしょうか。失ってしまった身体は、いくらローがいてもどうにもならないだろうなぁ。

    • キュゥべえ「契約は成立だ。君の祈りはエントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!」
    • ‥‥というネタが思いついてしまったんです。書かざるを得なかった。許してください。『魔法少女まどか☆マギカ』は『新米婦警キルコさん』でもネタにされたことあるし、ジャンプ的にもセーフなはず!!(無理矢理) 映画も楽しみですねぇ。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • センターカラー。人気投票の結果発表回である。ギャグ漫画の真価が問われる、と言っても過言ではない程に定番になってますね。当然ですが、この企画が出来るのはある程度の人気がある作品限定ですので、メタ的な内容が可能となるギャグ漫画が人気投票を行うのは意外とレアなのですね。かなり久々のように思います。
    • ジャンプだと『銀魂』の人気投票発表のネタが秀逸だった記憶がありますね。ツッキーが嫉妬されるヤツ。‥‥んで、『銀魂』と比較してしまうと本作にはまだキャラの数が遠く及ばないので少し物足りない気もするんですが、これは仕方のないことですからね。第2回以降に期待、としか言えません。
    • 本編。人気投票企画のことを斉木が理解していない模様。正直これは意外でした。万能だからそれすらも理解してると思いました。まぁ、理解してないことで、ある日訪れた奇妙な世界のルールについて推理していく、という形で話が進みます。これはこれで楽しいですね。
    • 先程、キャラの数が少ないと言いましたが、10位がコーヒーゼリーである。完全に不意をつかれて笑ったけど、この結果は少し寂しいだろ。泣ける。
    • 問題としては、人気投票の結果はガチなのである。話の都合を考えたら、照橋さんなんかは3位くらいには入ってた方が自然なんですが、6位ww これは大変微妙だと言わざるを得ないですな。まぁ、照橋さんの出番が増えるとラブコメ要素も増えるので、そんなに高順位でなかったことは個人的には喜ばしいです。
    • しかし、「海藤>燃堂」とは心の底から意外です。てか、どう考えても燃堂が1位だろ、って思ってたんですけどね。さらに言えば、燃堂が1位で斉木が2位の世界も見てみたかったです。
    • 7位が女装、ということで2度目の女装披露しないといけないのはわかるんですが、女装に至るまでの経緯が雑すぎて泣いた。登校する時は透明化したのに、なぜか校内では女装、っておかしいだろう。斉木に女装癖があって嬉々として女装してるようにも見えましたよ。別に女装癖自体は否定しませんがー。
    • ということで、人気投票回でした。やはりキャラ数の少なさが響いた感じですかねぇ。今後第2回をやるとして、その時までにキャラが増えてなかったら、もう作中でネタにしなくてもいいんじゃね?って状況になりそう。まぁ、特別キャラ増えそうな感じもしませんが。この手の企画はキャラの数が大事ということを教えていただきましたよ。そういや、『銀魂』以外にも『SKET DANCE』もそこそこおもしろかった記憶がありますね。
  • 『トリコ』
    • 三虎の力、ベロでしたー。汚いというのはさておいて、本作において強そうな能力ですね。箸vs舌、というのはなかなかイイ対比なんじゃないでしょうか。
    • 一龍の力。例の飛行能力は引力操作じゃないんですね。先週のワタクシの感想はなかったことにしてくださいww 平方根の法則だってよ。これは‥‥アルティメットルーティンよりも意味わかんねぇの出てきましたよ。「なに言ってんだおめぇ?」と笑ってしまいそうです。しかし、このバランスこそが実に『トリコ』らしいというか、このトンデモ理屈を仰々しく語って強引に成立させてしまうのが本作の魅力なのですね。正直この感じ、大好きです。
    • むしろ気になったのは箸の方でして。ミドラのことを「舐り箸とは… 行儀が悪いな…」と言っておきながら、自分は移り箸とか刺し箸してるんですよ。それもアウトだろw
  • 食戟のソーマ
    • 先週の巻頭カラーにおける謎の武将イメージショット。一応本編と関係はあるのですね。「地の利」とか言ってるし。先週は「せっかくカラーだしおもしろい格好させてみた」程度のことだと勘違いしてましたよ。申し訳ないですねぇ。
    • んで、ソーマくん渾身の唐揚げアイディア。唐揚げとレタスを生地で巻いたロールですって。ケンタッキーのツイスターおいしいですよね。高いことを除けば大好きです。
    • そんな唐揚げを食べるシーンの初めてを飾るのは道行く少年。たかが唐揚げの買い食いで「く… 食うぞっ…」とか言ってて超笑いました。詳細に食レポまでかましちゃってますけど、ただの少年ですよね? 料理人同士の対決だったら味の分析とかするのは自然ですが、少年の買い食いであのリアクションはおかしいだろw アホみたいで嫌いじゃないわぁ。
    • それと、立ち食いの唐揚げ食って、居酒屋のビールに惹かれるオッサンたちもどうかと思いますね。今夕方ですよね? スーパーで缶ビールでも買って帰れやw
    • 個人的に一番衝撃的だったのは、倉瀬ちゃんのリアクションがなかった件でして。彼女の特技は試食だと思ってたんですが、完成品は食べないのですね。残念だ。その代わり、彼女が活躍するのは、チラシ製作。あっ、『ハイキュー!!』だ‥‥。自信の持てない途中参加の少女が唯一活躍できるのがチラシ、ってのは偶然とは思えないレベルですね。偶然だけど。ただ、チラシ製作の部分、なんでチラシ製作が得意なのかという理屈が『ハイキュー!!』に比べると弱いですねぇ。以前、『クロス・マネジ』のテーマが『ハイキュー!!』と被ったためショボく見えたことがありましたが、『食戟のソーマ』のその轍を踏むか‥‥。せっかくの倉瀬ちゃんだったのに残念ですね。
    • 作品の粗かワタクシの読解力不足か判断がつかないんですが、「一夜城」にした意味ってあるの? 別にゆっくりと完成させていけばよかった気がするんですが。
    • そんな細かい理屈を吹き飛ばす飛び道具が本作にはあるから卑怯ですね。もず屋さん実食です。全裸で米粉に巻かれパッケージングされとりました。相変わらず意味がわからないです。いや、これは食事内容とリアクションの関係が一致してる方かもしれないか。
    • ‥‥と思ったら、リアクションはまだあった!! エロ系ではないイメージ系のリアクションまで完備してあるとは。用意周到というか、二段階あるとは思わなかったなぁw
    • まぁ、オチとしては、倉瀬ちゃんが唐揚げの手伝いをすることに。ソーマくんがたまに帰ってきた時にはごちそうされるそうです。よかったですね。これでイカゲソのピーナッツバター和えみたいな実験作の試食という可能性も消えてはいませんね。やっぱ倉瀬ちゃんはマズイもん喰ってなんぼだと思うんだ(確信)。
  • 『クロクロク』
    • 1ページ目から不穏な雰囲気である。新展開っぽいですね。倒れる少年、いいわけするクロク、そして幼女。そこに「明らかに不審者です!!」との煽り。これはアカン。
    • てか、この幼女新キャラかと思ったら千秋の妹でしたか。記憶障害かよ。
    • まぁ、マジメな話をしますと、本作における妹ちゃんというのは大変重要な存在なのですよ。1話で主人公である千秋の初めて提示された動機、行動原理が彼女なのです。妹ラブが千秋のすべての行動の根底に通じているのです。千秋のキャラの掘り下げは丁寧に行われている本作ですが、それを司る妹がクロクと出会うワケですね。クロクは今んとこよくキャラの掘り下げが(千秋に比べると)弱いですから、これは楽しみですよ。
    • ギャグ的な話をしますと、普段はツッコミの位置にいる千秋が妹がいると完全なボケキャラになるのですね。妹とクロクの絡みもみたいけど、それ以上に市役所に妹が来てしまった時の千秋が見たいかもしれない。ボケなのかツッコミなのか、っていう。
    • そんな中、新キャラだった竜汰くん。クロクに襲われ、千秋に脅され、災難ですね。絶世の美少女とペアになれてはしゃぐトコも、うんこうんこ言ってるトコも好印象です。関係ないけど、うんこギャグってイイですよね。和む、というか。

    • ↑如意棒の次は、棒付きウンコ。アラレちゃんやないか‥‥。鳥山明と同時期に連載できてよかったですね。
    • 妹ちゃんは基本的にお姫様ポジションかと思ってたんですが、竜汰くんと絡むとなかなかおもしろいリアクションを取りますね。「いつものリュウタ君だ!!」は笑いました。
    • クロクが妹ちゃんを見て「千秋が垢ナメ見てドン引きしてる時の顔にそっくり」と言ってるのがうまいですね。クロクは彼女が千秋の妹だとは知らないんですが、無意識的に似てる部分を見つけてしまってる、という。
    • いろいろありまして、話は「子供に妖怪を見せないように頑張る」ギャグの連打へ。純粋とバカだから見えやすい(同時に騙しやすい)、という理屈もおもしろかったです。2人が仲いい理由にもなってますね。
    • 妹ちゃんが妖怪に興味を示すキッカケは千秋の余計な一言だったのですね。イイ話風だけど、トラブルの根元じゃねぇかw
    • まぁ、当たり前な話ですけど、河童幼女をキッカケに妖怪に興味を持ち始める女と、「悪い妖怪は俺がぶっ倒すしよー!!」と言う男、という妹ちゃん&竜汰くんはそのまんま千秋&クロクのペアに相当しているのですね。つまり、如意棒と棒付きウンコというのはそれぞれ呼応したアイテムなワケで‥‥やっぱ鳥山明オマージュで確定じゃねぇか。
    • いろいろありましたが、やはり妹ちゃんと絡むことでクロクは戦う理由、そして働く気力を得るのですね。しかし、その詳細については語られず。引っ張るなぁ。
  • 『TAKUDO!!!!』森田外骨格
    • 読み切り3連弾のラスト。タイトルの「O」の部分は表記が違うけど、めんどくさいんで、無視します。ごめんね。
    • 本編。師匠になりそうだったキャラがエロジジイという段階で心を鷲掴みにされました。やっぱ師匠キャラはエロジジイに限りますね。
    • ヒロインの「あぁっ ジサマが語り部モードに!」で笑いました。よくありますよね、ギャグキャラが突然「語り部モード」になる展開って。さらには、無茶苦茶に見えたヒロインだけどジサマのことを尊敬していることが窺える、という意味でも良いシーンでした。
    • 本作とは直接関係のない話ですが、『クロクロク』の直後に本作を配置するのはどうかと思うのですよ。本作の中でヒロインのことを「カッパ」と呼んでるじゃないですか。『クロクロク』読んだ後に「カッパ」と聞くと自身の性器(皿です)を見せてくれる幼女というイメージしか湧かないんですよ。しかも今週の『クロクロク』には、サラちゃんが、名前だけとはいえ重要な役割を担っていたじゃないですか。なぜここに載せたし。
    • 卓球(じゃないけど)を扱う作品において「卓球なんてヘタレのスポーツ」という視点は重要ですね。そこを描かずに、超人気スポーツみたいな扱いをしても説得力が生まれないと思います。やっぱ卓球部の人をバカにする人は多いのが現実なのですよ。まぁ、帰宅部からしたら部活やってるだけ立派ですけどね。
    • そんな卓球を「基礎体力のみで決まるスポーツじゃないしな」と称したのは見事ですね。目から鱗というか、「卓球おもしろそうじゃん」とこの一言だけで思ってしまいましたよ。「卓球の真髄は力よりも技にあり」って言葉とも通じますが、扱う競技の特徴を端的に表現されると門外漢な読者としても感情移入してしまいますね。
    • それと、ここまで修行パートに重きを置いた作品というのも最近では珍しく思いますね。やっぱ『ドラゴンボール』の影響でしょうか、ワタクシ修行シーンが大好きなんですよね。やっぱ努力を通じて成長する、という物語はサイコーですね。
    • そんな修行パート。本作でおもしろいのは、師匠役のヒロインも修行を通じて修行している点。修行の最中に納豆を出したりしてて彼女なりの努力が窺えて楽しいです。ゲロの直後に納豆を出されても‥‥というギャグになってるのも見事ですし。
    • 修行描写の現実味というのは置いといて、「実践的な事は何にもやってないのに強くなってる?」というのも大好物でして。まぁ、これも『ドラゴンボール』なんですが。牛乳配達とかそうですよね。もしくは映画『ベストキッド』のワックスがけですかね。
    • 修行を通じて静かな恋心が‥‥って部分はベタですが、「どーせ私なんて済んだらポイの都合のいい師匠なんでしょが!!」で爆笑してしまいました。修行はセックスのメタファーだったのかww
    • 試合前に怪我をしてしまって‥‥というのはやっぱ『ベストキッド』ですね。作者紹介のページに「好きな映画」という欄があったら、間違いなく『ベストキッド』が挙がっていたのではないでしょうか。
    • まぁ、そんなこんなでおもしろかったですね。個人的な好み込みですが、読み切り3作の中でも断トツでしたよ。やはり修行シーンはサイコーだな、という感じ。相撲のヤツもおもしろかったけど、アイツは最初から修行済みですからね。鍛えられた身体と技でそれまでの修行を感じさせる、というのもよかったですが、直接の修行描写には勝てませんよ。『TAKUDO!!!!』が優勝です(競ってない)。
  • 『ひめドル!!』
    • アスカ嬢のターン。ロッカーの中で2人きり‥‥読んでて恥ずかしくなりますね。ベタすぎて。
    • まぁ、正直こういう展開はあまり興味ないんですが、主人公がアスカ嬢と密着していることを意識するシーンで、胸や唇だけでなく股間も映した点は評価しますよ。マンコが俺の足に密着している、というドキドキですね。そっち方面で本作は頑張るんだ、というその気概だけは認めます(偉そう)。
    • その後も立ちバックの格好になってしまってドキドキ、というシーンでしょう。しかも、主人公の股間とアスカ嬢のケツが密着したシーンで、「んッ 大き…」ですからね。HAHAHAHA ナニが大きいってて言うんだコノヤロー!! ‥‥うん、そういう方向で行くならこちらにも読む姿勢ってもんがありますよ。
    • アスカ嬢は無表情ヒロイン枠‥‥と思っていたら彼女自身が無愛想なことを悩んでいた、というのはおもしろかったですね。よく考えたらアイドルなんだし、無表情はあまりよくないわな。‥‥ただ、自分で「努力をすること」とか言う人はあまり好きではないですね。努力をひけらかす人は信用なりません。
    • まぁ、そんなアスカ嬢の悩みに対して、「今日の明日香さん見て すげー親近感わいた」とほざく主人公。そら、チンコをケツに押しつけたり、下着覗いたりしたんだから親近感も湧くだろうよw これはエロ要素が物語を台無しにしてしまったパターンww
    • いろいろありまして、アスカ嬢とも秘密を共有することになりました。ダブルヒロインが対等に近づきましたね。『ニセコイ』の秘密は1つ、1人だけど、『ひめドル!!』は2つ、2人だぜー!!ということでしょうか。
    • そんなこんなで脅迫文が出てきてエンド。シュガーですって。映画『ノーカントリー』オマージュだったらサイコーなんですけどねー。まぁ、どうせ違いますわな。シガーだし。
  • 銀魂
    • 近藤さん回。お妙さんの扉絵は本作に似つかわしくない感じですが、近藤視点ということでしょうか。
    • 祭りに誘ったらフラれたんだけど、なんだかんだあってフラれた相手と遭遇。なんだこの悲しすぎる状況は‥‥。マジ泣ける。まぁ、その状況にもめげないから2人きりになれたワケですね。不屈の心って大事なんですね(そういう話ではない)。
    • 「美しい恥」と書いて「ビッチ」!! なにその当て字超うまいんですけど。
    • 射的屋の三文芝居はなにげにクオリティー高いですね。千円とかだったらリピーターになるレベル。
  • ニセコイ
    • 今週も元気に記憶喪失。裏楽最強伝説その2。
    • クロード久々ww しかも、この出番は適切すぎるというか、クロードという素材が十二分に活きていたのではないでしょうか。笑いましたよ。
    • そんで、一晩どう過ごすか問題の解決策。超ちらかった部屋、林間学校の時は襖越し、という2つのヒントから導き出される結論がかなりうまかったと思います。膝叩くレベル。
    • ヒロインズとの初対面を再現するで候。千棘っちとの初対面とか正直まったく覚えてなかったですよw あんなアクロバットなシーンありましたっけね。そんな千棘っちのパワープレイにもイケメンスマイルで返す裏楽。ヒロインズ4人一斉に斜線顔芸である。裏楽の実力恐るべし‥‥。
    • 小野寺さんの初対面は初出ですよね? 中華丼というチョイスが秀逸ですね。ヒロイン感が皆無ですよ。
    • 嬉々として再現するつぐみに対しては、「ほほえみ〜」で一蹴である。なんだあのオノマトペはww 『ニセコイ』のギャグセンスなかなかキレてますね。あなどれん。
    • そして、思い出が云々のパートへ続くそうです。むむむ、記憶喪失になってからギャグが超おもしろいから話が進展するのが少し惜しいですね。
  • ワールドトリガー
    • 本作の対人バトル展開は思ってたよりもおもしろいのですが、そろそろワタクシの読解力というか記憶力の限界がやってきまして‥‥誰が見方で誰が敵なのかちょくちょくわからなくなってきました。ヤバイ‥‥。
    • 本編。今度は銃の説明で候。普通、爆発、カーブ、追尾、の4つ。割とよくあるものなので覚えやすいです。助かります。ぶっちゃけ剣のヤツは何があったか覚えてないですw
    • ただ、あれですね。弾道を自在に操れる、といってもカクカクと曲がる感じなのですね。曲がる弾道と聞くと、ワタクシは映画『ウォンテッド』を思い出してしまうのですが、あれは弧を描いて曲がるので別物ですね。あの映画の銃の撃ち方はカッコよかったですねぇ‥‥(無関係)。
    • まぁ、ともあれ、近接戦闘でないバトルシーンというのは結構めずらしいですからね。それが見れただけでも大満足ですよ。キャラの名前なんて覚えてなくてもおもしろけりゃ問題ないんですよ!(いいわけ)
    • そして、また無記憶の弊害なのですが、当たり前のように「テレポーター」って出てきたけど、どういう理屈でテレポートしてんの? さっぱりわからないw もうやだこの記憶力‥‥。
    • ちなみに、テレポートアクションというのは大変好みでして、よくわかんないけど興奮したのは事実です。ただ、テレポートで消える瞬間、現れる瞬間という描写が普通だったのは少し残念ですかね。あれだと『ドラゴンボール』で敵の背後を取ってるシーンのように見えるのですよ(瞬間移動じゃなくて)。やっぱ消えて現れる、という超常現象っぷりが見たいんですよねぇ。ちなみに、テレポートアクションというと映画『X-MEN2』がサイコーですよ(脱線)。
    • マンションの一室における戦闘、というのも大変そそります。‥‥と思ったけど、あまりマンションという場所を活かした戦闘は行われないのですね。ちょっと残念。ただ、「銃の説明したのにキトラは銃関係ないじゃーん」と思ったのを覆してくれるキトラの策はサイコーでした。やっぱ武器の説明と重ねるバトルシーンは至高です。
    • そして、今週も出ました。今週のグロ描写はヘッドショットです。描かれないけど、ホントは脳味噌が飛び散ったりしてるんですかね。各話で1回ずつこういうシーンを入れてる、ということはやっぱ確信犯ですね。わかっててやってる。これは来週も楽しみですねぇ。
  • 蹴ジャン!
    • 宮市くん4コマがかわいいです。なにげに今週の『ONE PIECE』バルトロメオとよく似ているんですよねぇ。
  • 『宇宙パトロール ジャコ』
    • お面マンの似顔絵わろたw 人間として受け止めてるのが窺えますね。そんな似顔絵を見た警察のメガネがピンと来て‥‥。
    • と思ったらタイツの正体が明らかになりやがった。なんだなんだ、今週話が躍動してるじゃないか。おらワクワクすっぞ。
    • タイツの夢はSF作家。「わくわくして かっこよくって ちょっと安っぽい」ってバランスは鳥山明の好みにも思えますね。
    • タイツと亜月アンのご対面。亜月アンの方が少し幼い感じなのですね。タイツのがかわいい(戯言)。
    • んでもって、話は一気に進み、もうロケット発射寸前です。さらには島にはジャコの存在を確信した警察がやってきて‥‥っておもしろすぎるじゃないですかー!! 緩急付きすぎですよちくしょう。

    • ↑なんとメタい発言なんだ‥‥。「確かにちょっと長かったなー」ってお前読者かよ。
    • 赤ちんが2人いる、の真相は2つの能力でしたー。知ってたー。だから言ったじゃないですかー!(ドンデンドンデン)
    • ただ、マジレスすると、あの段階で紫に負けるような「もう1人の赤司」ってそんな怖いの? 紫以下じゃね? それを「(エンペラーアイと)同等かそれ以上」って表現は大げさすぎるというか、物語内の理屈と合致してない気がするんですよね。まぁ、能力は2つある方がおもしろいからいいんだけど。とりあえず、オッドアイの発生がキッカケになっているので、「もう1人の赤司」の能力も目に関係したものだったりするんですかねー。
    • 今更ですが、高校のバスケ部員が当たり前に「もう一つの能力」とか言うなよw
  • べるぜバブ
    • 扉絵である。海ですか。ちょっと時期外れですが、先週まではドシリアスだったから扉絵とか挟めなかった、ということかな?
    • ‥‥と思ったら、まだ一応シリアスであった。めりこみの状態から復活する鷹宮さんフツーにかっこいいですよ。あれだけギャグ的な扱いをされてもまだ諦めない。完全に諦めモードでリアクション芸に走ってる宇多川と対照的ですね。
    • 悪魔抜きでのケンカというのは燃えますね。忘れてたけど、本作は不良マンガだったんや! 悪魔はもはや関係ないケンカだから相手の攻撃も避けないし、その状況を理解できない宇多川は空気がまったく読めない。
    • そんなドマジメなケンカをやったと思ったらミニ古市くんwww ついに古市マスコットキャラ化までしやがったか。最強すぎる。
  • SOUL CATCHER(S)
    • 略し方ギャグというのは新鮮でした。「キョクリス」は確かにダサいな。しかし癖になる。ちなみに、ブログではあまり使う機会がありませんが、本作の略称では「ソルキチ」が好きです。ソウルがキチってる感じがよく現れていてイイですね。
    • 新キャラの信条は「結果がすべて」。まぁ、部活マンガとしては全うなテーマですよね。その上、本作の場合は芸術論にも繋がるので結構興味深いテーマです。
    • 姉妹の確執が明らかになるの、過去編入るの早すぎだろw 主人公がまったく活躍してないじゃないか。
    • とはいえ、天才姉が凡才妹のために本気を出さない、というのは超おもしろいですね。さらにはそのトラウマ体験をキッカケに超能力発動、ってのも超カッコイイです。
    • は、鳩を指揮した‥‥だと‥‥!? い、いや、世界最強クラスのおじいちゃんキャラっていうのは昨今のジャンプ的にもトレンドなのですが、「世界的指揮者」を示すハッタリが鳩‥‥。鳩を指揮したって何なんだよおおおおおおおおお!!!!!(藤原竜也的発狂)
  • ハイキュー!!
    • 谷地ママ登場である。大体、新たに部活に入ろうとしているキャラの親って反対してくるんですよね。「学業ガー」とか月並みなこと言ってきて。『ハイキュー!!』もそんなつまんなそうな展開になるのか‥‥と思ったら! 谷地ママは違ったw 扉の向こうでの本音パートがおもしろすぎる。登場3ページ目にして完全にロックされてしまいましたよ。
    • 女子更衣室である。今週も谷地さんグッジョブ。まぁ、本当に更衣室なのかわからなくなる程に露出は少なかったんですが。ぶっちゃけ安易にエロ描写挟む作品は嫌いだから、こんくらいがちょうどいい気もしますね。今週の『ひめドル!!』みたいなことになったら泣き叫びながらジャンプ引き裂きますよ。
    • と思ったら、おおっ。日向が谷地さんの手を引いて走っておる。なんだこの王子様的行動はw 谷地さんも一瞬ドキドキしつつも、「まるで少女漫画のような…つーか速!!」である。惜しい、なんか惜しいなぁw
    • とはいえ、やってることは親御さんへの挨拶みたいなもんですからね。もうお前ら付き合っちゃえよ。お似合いすぎるわ。
    • そんなストレートすぎる描写だから読んでて照れそうになるんですが、谷地ママが見事にギャグ要員になっているのですね。娘が決意してるのに親は引いちゃってる、という。とてもいいバランスです。
    • 恩を返すべく谷地さんは募金ポスター作りに頑張る。『食戟のソーマ』の倉瀬ちゃんよりもポスター製作のスキルの部分が強調されてて素晴らしいです。
    • ‥‥感想の途中ですが、ここで順番を差し替えて今週の目次コメントを見てみましょう。

今週、作中のポスターの日向がミスで左利きに。すみません単行本で修正します
(『ハイキュー!!』)

    • くそわろたwww これはアカンやつや。
    • いや、ただ、間違える気持ちもわかるというか。ぶっちゃけた話、ワタクシも目次コメント見るまで間違いに気づきませんでしたからね。見開きにおいて、右ページを上にすると、あの構図が一番美しいんじゃねぇの?って思うくらいの説得力はありました。てか、逆に単行本だとどう修正されるんだ? 単純に左右を反転すれば済む問題ではないと思うのですよ。ポスターに付いた煽り文句が縦書きで2行使われているので、ポスター内の日向は「左←右」の向きでないと気持ち悪いでしょう。けど、あの角度で「左←右」の向きだと左手でスパイク打った方が美しいだろ‥‥って思ってしまいます。てか、今まで日向が、てか右利きの選手がスパイク打つコマってどうなってましたっけね? 奥深い世界ですぜぇ‥‥。
    • 正直、あのポスターは谷地さんが加工した、ってことでいいんじゃねぇか?って気にすらなりましたw
    • そんなポスターの大ミスはさておいて、ポスター制作時に「どうすれば通りすがりの人が立ち止まって見ると思うの?」というセリフがあるんですよね。そして、日向がポスターを見つけた時にはチャリに乗っていて、ポスターが目に入ったら思わずブレーキをかけてしまった。日向は本人だから気になるのは当たり前、ってのはあるにしてもこういう細かい部分が読んでいて本当におもしろいというか、まだ気づいていない技が詰まっているんだろうなぁ‥‥とすごすぎて少し落ち込むレベル。
    • いろいろあって、谷地さん入部。ようこそハイキュー部へ、のトコで月島だけ背中を向けていないw 空気読めよw
    • さらにはウシワカが登場して、エンド。日向の「ジャパン!!」というリアクションがバカ丸出しでサイコーです。
    • 偶然だけど、次回への引きが『SOUL CATCHER(S)』と酷似していますね。鳩wwww
  • こち亀
    • 花火関連のワードを聞くと花火談義が止まらなくなる両さん。「花菱→花火師」という連想を聞くと『烈火の炎』を思い出してしまう程度にはファンでした(主人公の花菱くんは花火師)。なつけー。
    • 乙姫は懐かしいですね。担当も。しかし、デートなのに男女共に仕事関係の人が同席する、というのは嫌ですね。
    • 花火大会が大雨で中止! おおっ、超時事ネタじゃないですか。やっぱ『こち亀』はコレが魅力だよなぁ。警備があるため両さんとの関わりも強いですし、これはおもしろい。
    • やっぱ時事ネタに特化したような作品ってのはそれだけで価値があるように思います。ジャンプ全体のバランスを考えたら尚の事。短期的に人気が取れる作品だけ選抜して、ってやり方だとこういうのが弱くなりがちですからねぇ。『こち亀』の存在は大きいと思います。
  • 『スモーキーB.B.』
    • まさかの最終回である。これはまったく予想してなかったです。はえぇなオイ。それだけ急な決定だったのでしょうか。とはいえ、最終回のサブタイを見るまで最終回だと気づかない、というのは作品的にどうなのか、という疑問もあるのですよ。1話完結じゃないですしね。やはり最終回に向けてのフリを丁寧に積み重ねていった『新米婦警キルコさん』が天才的だったのか‥‥(何かが終わる度に言うフレーズ)。
    • ハイキュー!!』の敗戦後の描写は大好きなのですが、本作はそれと違って、負けたけど楽しそうな控え室という描写がおもしろいですね。負けの中にも得るものがあった、というのが伝わってきます。敗北による経験値でレベルアップすることもあるんですよね、ゲーム以外では。
    • そして、突如として始まった小窓ちゃんのターン!! 甲子園には優勝賞金が存在するんだよ!!(ナンダッテー)
    • その後は怒濤のダイジェスト展開で神奈川大会を優勝してエンド、「掴んだ夢… その先へ!!」。うん、最終回までのペース配分に重きを置かない作品の最終回ってこうなりますよね。いざという時用に取っておいた設定を一気に出し切って、なんとなく最終回のルックを整えて、おしまい。まぁ、正直言って「かわいそうだねぇ」という感想しか浮かばないのですよ。
    • 『無刀ブラック』程短くないにしても、本作だって充分に短いですからね。「そら最終回もこんな感じになりますわ」っていう。しゃーないわな。特別嫌いな作品ってワケでもなかったですからねぇ、よくわからないっすわ。新連載始める頻度を半分にして、新連載の最低連載期間を倍にしてやってもいいんじゃねぇの?とか割とマジで思ったりする次第。
    • ‥‥まぁ、『キルコさん』が終わった時に比べたら、感情の動きはは無に等しいですけどね。未だに許し難いですよ、あれは。
  • ジャン魂G!
    • イラスト。「半沢どんすけ」で超笑ったわ。微妙に似てるってのがスゴイww
    • まぁ、ということで、G-12が終わりました。優勝者インタビューはまだ先ですので、今週は日本一決定戦のプレイバック。ということで、今レースで日本一に選ばれた15作品の中から、ワタクシが選んだネタがどの程度当たったかを調べます。
    • 結果。日本一のネタが当たったのは、4本!! すくねぇww ジャン魂投票者との価値観の乖離が深刻なことになってるじゃないか。気をつけないと‥‥って気をつけようがないんだよなぁ。
    • てか、驚いたんですけど、G-12覇者の眠れる子羊さんは一度も日本一になってないんですね。奥が深いっすねぇ、投稿の世界は(見てるだけの分際で)。
  • 目次
    • 「マンギリ!!」(花田智也)超迷作といわれたジャンプ45周年記念ゲームとは一体!?
      • 「45面」というアイディアは新鮮でしたね。

酷暑での作業により、原稿がふやけそうでした。おかしな名前ですみません。
(『TAKUDO!!!!』)

      • 紙って意外と手汗吸いますからね。原稿じゃないけど、身に覚えあります。

担当氏が書くあらすじが分かりやすくて、僕も読者の立場で内容を確認できます。
(『SOUL CATCHER(S)』)

      • あらすじとか一切みてませんでしたー! ごめんなさーい!!
  • 愛読者アンケート
    • 1つは当然読み切りについてなのですが。
    • もう1つは、好きな芸人の3択である。ずらーっと75もの選択肢があり、そっから3つ。
    • 好きな芸人と言われても困りますね。特別ハマってる人もいませんし。ラジオ聴いてる芸人を挙げようと思ったけど、それだと3に収まらないし‥‥てか、伊集院光がいねぇじゃん。あとは、アンタッチャブル好きとしてはザキヤマがいて柴田がいない、しかも「アンタッチャブル」という名称すらナシ、という扱いが甚だ疑問ですね。

 総括です。
 『BLEACH』が帰ってきました。やはり、『BLEACH』が雑誌の前の方に載っている、というのが通常のジャンプ、という印象です。最近では割とめずらしいのですけどね。
 あとはですね、今週は全体的におもしろかったです。読み切りもおもしろかったし、作品単体でもいつもよりもおもしろかった作品が多かった印象です。
 ということで、今週のベスト作品を選ぶのは大変難しいのですが、強いて挙げるなら『ONE PIECE』かしら。今後の展開への期待が膨らみまくる超楽しい内容でした。
 次点は、『TAKUDO!!!!』『ジャコ』『クロクロク』『ソルキチ』という感じですかね。どれも超おもしろかったです。『ジャコ』はゆったりしていた話がいよいよ動き出した、という興奮がヤバイですね。そこらへんの盛り上がりは『ONE PIECE』に少し近いかもしれない。

 では、最後に今週のベストキャラ決めます。こちらは次点から。

  • マユリ 『BLEACH
    • 連載再開だってのに一番目立ってたのはこの人のギャグ的ルックスでした。てか、あの格好こそカラーページで描くべきだっただろう‥‥。
  • ミニ古市 『べるぜバブ
    • 最近、今までにも増して古市が好きすぎて困る。てか、死んでからの古市の愛されっぷりは異常だろw
  • バルトロメオ 『ONE PIECE
    • ルフィに憧れてる田舎ヤンキー、という視点が非常に新鮮でした。偽ルフィの募集にも行ったんですかね。
  • リュウタくん 『クロクロク』
    • 彼のおかげで、クロクの如意棒が『ドラゴンボール』から来ていることがハッキリしましたからね。そういう作品を理解する上でも非常に意味深いキャラでした。
    • あと、単純にウンコウンコ言ってる少年には好感しか湧かないです。マジ天使な良子への恋心描写もかわいかったですしね。

 そして、今週のベストキャラはこちら。

  • 鳩 『SOUL CATCHER(S)
    • このコーナーは基本的に「今週最も印象に残っているのは誰か」で選んでいますからね。そうやって考えると、鳩。

次号の感想

HACHI 約束の犬 (Blu-ray)

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Dr.スランプ (1) (集英社文庫―コミック版)

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スモーキーB.B. 1 (ジャンプコミックス)

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SOUL CATCHER(S) 1 (ジャンプコミックス)

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*1:週刊少年ジャンプ」2013年41号83ページ

*2:週刊少年ジャンプ」2013年41号150ページ

*3:週刊少年ジャンプ」2013年41号348ページ

*4:週刊少年ジャンプ」2013年41号402ページ