北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『サイボーグ009完結編』(29話)の感想

『サイボーグ009完結編』(28話)の感想 - 北区の帰宅部

 お久しぶりです。前回の記事が1ヶ月前という異常事態。隔週更新の作品なんですけどねw
 ↑の記事にも書いた通り、29話の更新は1.7(火)って言われてたんですよ。年末年始を跨ぐから1週休むのは仕方ないよね、って思ってたんですがー。
 1.7になっても29話は更新されず。サイトに記載された次回更新日も1.7(火)のまま、というカオスな状況に。んで、数日経つと次回更新日が「1.17(火)」に変更されてました。元から1.17の予定だったのに1.7と書いてしまったのか、突発的なトラブルにより延期されたのかは知りませんが、10日延びたのは結構なコトです。さらに意地悪なことを言えば、2014年の1.17は金曜ですからねw 1.7が火曜でその10日後なんだから同じ曜日のはずないですw スタッフの混乱が伝わってくるようで笑いました。結構この手のしょうもないミス多いですよね。

 本編の前に、単行本最新巻の話。出ました。ツイッターかなんかで表紙は早瀬マサトが描いてるみたいな話ををどこかで見た気がするんですけど、詳細はどうなんでしょうか。
 そんな表紙。カッコイイですね。赤コス青コスってのは本作のカラーページで何度も強調されてきた表現ですね。本編の中でも赤から青へ変わるドラマが描かれており、この2つの色が持つ意味がようやくわかりました。そういう状況で見ると、より一層味わい深い表紙なんじゃないでしょうか。
 あと、めずらしく特典として対談が載ってるんですよね。これは嬉しい。小野寺丈、早瀬マサトとシュガー佐藤‥‥なんだけど、シュガー佐藤がほとんど喋ってないw 一言目から「返事はするよ」感がすごくて笑いました。

 そんなこんなで29話。「最終章〜神の神〜」でござんす。アイツの登場バレてしまってますやん。

 006がやられて、殺意満々になったものの、戦況は悪化の一途。手も足も出ず、ついでに物理的にも足を潰された004が最後の作戦を思いつき007に頼み事。こりゃ完全に原爆ですわ‥‥。ヒロシマ型でしたっけね。まぁ、そりゃ完結編ですから、使うなら今しかないんですけど‥‥っていう。「ミュートスサイボーグ編」もそうですが、00ナンバーの絶望の象徴みたいなもんですからね。004の原爆宣言は。
 ただ、「ミュートスサイボーグ編」と違って、原爆という言葉は一切出てきません。004に何かアイディアがある、それは何やら不吉な感じのもの、程度の描き方。当然ファンにはわかるでしょ、というバランスですね。
 んで、そんな004と007の会話を見ていた008。何を考えてるかわからない感じなんですが、004の作戦が始まったタイミングで口を開き、ってのがイイじゃないですか。オチがわかった状態だと「なるほど」となる描き方。この見てるけど何考えてるかわかんない感じは小説よりもマンガの方が向いてるんじゃないですかね。

 008はその後、002を挑発して宇宙空間へ。それを止める009。
 まぁ、ファンならば「宇宙きたー!!」という感じでしょうか。言わずもがなで「地下帝国ヨミ編」です。
 008が演技宣言して、自爆。放り出された002をキャッチするのは009!! 「ヨミ編」と逆ですね。これは今度は009が「宇宙の花火だぜ」を言う番ですね。もしくは「初めて神に祈ります」。いや、神に祈るのは今回の話的にややこしいか。
 ちなみに、008の圧力操作、宇宙空間でも使えるんですね。細かい説明はないので驚く余地はあるかもしれない。空気ないからね。
 まぁ、そんな008決死の作戦をどう実行したか、というのがなかなかうまい描かれ方だったと思います。セリフによる露骨な説明が一切ないんですけど、003に伝えて、009が002のレスキューって感じですよね。新能力を総動員しててうまいと思います。ついでに、008は004の姿を見て覚悟が固まったのかな、と深読みできるあたりもナイスです。

 んで、「やったか?」からのキリスト&大仏登場。大ボス中の大ボス感ありますね。人間が信仰の対象にしている、という意味での神。神話とかとは一味違います。まぁ、だとしたら、「おいおい○○教の××がいないじゃないか」とかなりかねないとは思いますが、そういうのは言い出したらキリないから仕方ないかな、と。ふくよかと痩せ形の2人の並びは結構収まりいいと思いますよ。絵的な意味で。
 そんな大仏&キリストが強すぎて絶体絶命。そこに現れるのが神の神なんですねぇ。今回のサブタイです。ちょっとサブタイがネタバレすぎる気はしますねw
 神の神ということで当然002にスポットライトが当たるんですが、ちょっとこれは『サイボーグ009』という作品上バランスが悪いようにも思います。完結編の超イイところなのに002っていうね。ただ、よくよく背景を考えてみたら納得でして。要するに00ナンバーの各短編の始まりは002からなんですよね。ギルモア(&石ノ森章太郎)、001編はイレギュラーな扱いですから。そうすると、始まりのエピソードの重要キャラがラストに登場というのは物語的にキレイに思えます。さらに言っちゃえば、002編ってのは今回の完結編の中で唯一石ノ森章太郎(現実の方)が書き下ろした小説に準じた作品ですからね。002編はほぼ純度100%な石ノ森章太郎作品なワケです。だとすると、もうコイツっきゃないだろ、という感じです。ぐうの音も出ません。そりゃ神の神がおいしいトコ持って行くっきゃないですわ。

 ということで、29話終わり。次回についに最終回ですってよ。キレイに30話ということなのか。長いようで短かったですねぇ(月並みな感想)。
 そんな次回は2.4(火)。楽しみだー!! だけど信じていいのか少し不安だーww

『サイボーグ009完結編』(30話)の感想 - 北区の帰宅部

サイボーグ009 (9) (秋田文庫)

サイボーグ009 (9) (秋田文庫)

サイボーグ009 (10) (秋田文庫)

サイボーグ009 (10) (秋田文庫)

 個人的に馴染みのある秋田文庫版「地下帝国ヨミ編」該当巻。
 当時はこれが一番入手がしやすく安価だったんですが、今はどうなんすかね。