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マンガ『プチプチたんたんプチたんたん』(23話)の感想

マンガ『プチプチたんたんプチたんたん』(22話)と『生徒会役員共』(257〜259話)の感想 - 北区の帰宅部

 今月から『プチたん』の感想を独立させます。んで、『生徒会役員共』の連載の感想をアニメの感想にくっつけて‥‥何だかたらい回しにしてるみたいですね。別に蔑ろにしているワケでは決して‥‥。

 まぁ、そんなこんなで「第23話 グラビアあまてら荘」でござんす。グラビアとはあまてら荘の宣伝写真という意味でありました。先月の予告「学校での撮影」と微妙に食い違う気も‥‥。

 寮の人気が低下したので、グラビア撮影なんですが、寮の不人気という話題からハナとヒカリの寮観や入寮の経緯が語られてるのがイイですね。1話以前の情報が語られるのは貴重です。あと、女子寮マンガなのに、主要キャラが寮に対して負のイメージを持っている、というのもなかなかリアルです。安易に「女子寮サイコー!」的なノリにはならないんですね。
 んで、撮影を担当すべくやってきた写真部のカオルとサトリ。初めて知った設定なのに一瞬で部に入った動機が理解できましたw 写真部の中であまてら荘の撮影係を決める際にカオルが我先に挙手した様子すら容易に想像できます。

 撮影開始。「いつものままでいいから」と言われたのでその通りにしたら大問題、というのは不可避な展開ですねw 『生徒会役員共』でもあったけど、男子が女子寮の撮影、ということで全然違った趣ですね。本作の設定が強調された感じではないかと。
 偶然なのかわざとなのかわからないけど、コンスたん乱入。その際に「部活しんどー」と言っているのがハナとヒカリへの嫌がらせのようで笑えました。
 んで、あまてら荘への本格進入が初めてだと気づいてドキドキしてたら、そのだらしなさにドン引きのカオル。結構幻想を抱いちゃうタイプだったんですね。カオルだけ今まで気づいてなかった、というのがよかったです。そういや、カオル初登場の際、寝起きのヒカリがカオルに会う用に準備をして委員長モードになってたけど、カオルにとってはそういうことなんでしょうね。いつも学校で会う姿そのままで寮生活してる、っていう。

 写真の締めとしてあまてら荘の番犬プチの撮影、と思ったら寮内へ脱走中。朝宮さんの「プチくん」呼びが新鮮でした。
 プチが寮内に脱走してたのは寒いからですよね、気持ちはわかります。‥‥とか思ったけど、よく考えたら舞台は春であった。なんでなんだ、プチ。
 脱走だけでなく寮内で粗相する始末。しつけは完璧にされてるイメージだったけど、そうでもないんですかね。それでも粗相の罪をかぶろうとするハナの飼い主としての自覚は素晴らしいです。いろいろ間違ってるけど真っ直ぐ。あと、ヒカリの「その罪かぶりは業が深いぞ!!」ってツッコミが激しくツボでした。たしかに業が深いw
 関係ないけど、プチの寝姿が超かわいいです。あの肉感がたまりません。なでたい。ツンツンしたい。

 んで、オチ。提出した写真はCG修正済みでした。「しっ」と言ってるので、ヒカリもグルということなんですね。まぁ、よく考えたら入学案内に載るワケですからね、気にするのは当たり前か。むしろ寮生全員が主導となって修正した感じかしら。コンスたんとかどう修正すればいいのか、とか詳しそうで嫌だなw

 ということで、「次号、無人の女子寮をカオルが守ります♂♂」。オスマーク♂がプチではなくカオルのことを示しているようですね。寮が無人になる理由は見当もつきませんが、カオル1人がメインになる回だとしたらとびっきりのイレギュラーじゃないですか。今月もコンスたんが完全サブに回っている感じで新鮮でしたが、それどころじゃないですよ。
 あとはアレか。今回、女子寮に対する幻想を打ち砕かれたカオルが無人の女子寮でどんな反応、行動を取るのか、ってのが楽しみなトコですかね。大浴場行くのかしら。

 本編関係ないけど、読者投稿コーナーのネタのお題が『プチたん』ですね。めずらしい。それだけマガスペの中での地位を築いてきたということかしら。
 お題は、ヒカリとサトリが風呂入ってるコマにセリフを入れろ、というもの。ハナの「エ――」に繋がるようなセリフですね。‥‥てか、よりによってなんでこの1コマなんだw 『プチたん』読んでないマガスペ読者に誤解される‥‥。まぁ、誤解されて読者が増えるなら結果オーライかw

 まぁ、ということで、また来月です。

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