北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

映画『ホビット 竜に奪われた王国』の感想

レゴラス:オーク絶対殺すマン

 前作は感想書かなかったけど、観てました。今年は何とか感想書けるだけ書こうと思ってます。現状ストックが2(本作含む)。
 観たのは、HFR 3Dです。コマ数が多いハイフレームレートですね。最新技術はチェックしたくなるのです。
 前売り1300+3D料金300+TOHOのHFR料金100=1700円です。前売り買ったのに通常料金に近づいてしまって「たけぇよなぁ‥‥」という感覚はあります。まぁ、HFRなんて年に1本あるかないかですからね。とりあえずは我慢。

 3D映像はよかったです。画面の様々なトコでおもしろアクションが同時進行していて、その場所の違いというのが3Dによって感じられたのが楽しかったです。
 あとは、単純に、映画の冒頭で雨降ってたのもよかったですね。ああいうわかりやすい3D感ってのは結構好きです。サービス精神だと思うんですよね。
 3D映像で印象的だったのはエルフが斬ったオークの首が画面に向かって飛んできたトコですかね。何かが画面に向かって飛んでくる、というのは3D映画では常套手段ですけど、このアイディアは下らなくてサイコーですw

 前作『思いがけない冒険』の話とも重なるんですが、本シリーズの魅力は主人公のビルボだと思うんですよ。『ロードオブザリング』との味わいの違いの大きな要因は、フロドとビルボのキャラクターの違いだと思います。フロドと違って、ビルボは見てて辛気臭くならないんですよ。指輪の力が全然違う、というのはあるんでしょうけどね。主人公がビルボになっただけでとても和むというか、暗い気持ちにならないんですよ。楽しげな感じというか。まぁ、要するに、ビルボかわいいよビルボ。
 そんなビルボが本作『竜に奪われた王国』では開始早々から一行の役に立ってるんですよね。指輪の力に頼らなくても「忍び」として活躍してる。もうそれを見ただけでちょっと感動してしまったんですよね。それだけビルボに魅了されてしまっていたということなんですが。

 前作のベストシーンといったらゴブリンの王国からの逃走シーンだと思います。ゴラムとの対峙もそうでしょうけど、アクションという意味では満場一致でココだと思います。
 それに相当するシーンが本作にもあるんですよね。今度はエルフの王国から逃げるんですが。そんな逃走シーンが映画の結構序盤にあるんですよ。このパワーアップ感は大変楽しいです。さらには、前作の逃走シーンでは「ドワーフ一行vsゴブリン」だったのが、本作では「ドワーフ一行vsエルフvsオーク」の三つ巴になってるんですね。三勢力がそれぞれの思惑を持ってアクションを繰り広げる、というのが眼福すぎました。アクションのアイディアもこれでもかと詰め込まれてて何度も見返したい感じでしたね。『ロードオブザリング』シリーズと違ってアクションの見せ場が合戦でない、というのも大きいと思うんですが、それの集大成だったんじゃないですかね。
 エルフのアクションが加わったというのがとても大きくて。ドワーフとかゴブリンとかオークのアクションと違って華麗なんですよね。動きが。弓矢に勢いを付けるために射る直前にクルッと回る動きとかカッコよすぎてマネしたくなりました(出来るワケない)。あとは、女戦士とか一部の人たちが熱狂するような要素が入ってたのもサイコーですね。

 前シリーズファンとしては、指輪の魔力が増してたのも魅力の1つですかね。指輪の魅了されたビルボがクモ殺すトコとかちょっと泣きそうでしたけどw
 指輪といえば、例のあの人が復活したのにもビックリしました。その直前に「ガンダルフ今までで一番魔法使ってね?」という盛り上がりがあったんですが、あの人の登場でさらに盛り上がったので驚きですよ。例の目玉の真ん中にシルエットって絵面もカッコよかったですね。ていうか、あの状況からガンダルフが生還できるのが信じられないんですけど、ガンダルフは死なないはずですよね? 不思議である。
 前シリーズファンって意味では例のあのセリフが思わぬ形で出たのもサイコーでしたね。ファン心をくすぐるのがうまいなコノヤロー。

 タイトルにもあるように本作最大の売りは竜、スマウグですよね。いよいよお披露目でした。ベネディクト カンバーバッチが演じてるそうですが、どういう理屈なのかがわかりません。
 そんなドラゴンちゃん。動くドラゴンが超魅力的なんですよ。なんて言ったらいいんですかね。生々しいというか、「マジで竜っているんだなー」と思えるような実在感というか。動物園で動物眺めてるような感覚で、「カッケー! けどたまにかわいい!!」みたいな感じでした。
 ドラゴンということで火を噴くんですが、噴こうとすると腹の辺りが赤く光るんですよね。「あそこで発火させてんだーすげー」っていう感じでリアルだったと思います。
 そんなドラゴンを倒すための手段がまたおもしろくて。ドワーフたちは奪われた王国を蘇らせることで反撃するんですよね。国のインフラを利用して攻撃してて、ドラマチックなアクションになってて燃えました。
 欲に溺れたドラゴンに対して金を浴びせるのも劇的でサイコーでした。また、金にまみれた竜が美しいんですよね。「金火竜だ‥‥」と見とれてしまいました(モンハン)。ゴルルナ一式作りたくなりますね。


 ということで、抜群におもしろかったです。今年の暫定ベストですね。物語よりもアクションてんこ盛り、というのが大変好みなバランスでした。これはおそらく、元々二部作って予定だったのに、後編を2つに分割したために生じたイビツさだったんじゃないですかね。ラストがブツ切りなのもそのせいかな、なんて。
 90点。

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