北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

ケツメイシのシングル『カリフォルニー』買ったよ

カリフォルニー (CD+DVD)

カリフォルニー (CD+DVD)

カリフォルニー

カリフォルニー

 ケツメイシのCDが出たら毎回ブログ書いてたんですが、1週間も放置してしまった‥‥。いや、作品に不満があるとかでは決してなくてですね。むしろ近年のシングルの中でもかなり好きな方です。

 この視点はほとんど意味ないでしょうけど、今回のタイトルはカタカナ。前作『月と太陽』に続く非英語タイトルです。やっぱ英語ブームは『KETSUNOPOLIS 8』で一段落したってことでしょうか(前にも書いた)。

  • 「カリフォルニー」
    • タイトルはカリフォルニア的な西海岸的な雰囲気であり、「come follow me」とのもじり。ただ、曲のアイディアになったのはハワイでの体験だそうですよ。そして、MVはグアム。ナタリーのインタビューで言ってました。
    • 季節外れな夏の曲ですけど、カリフォルニアを元にしたタイトルなんで、どっか夏の場所に行ってきた感じがあっていいんじゃないですかね。
    • 今までの夏曲のどれとも違った夏の雰囲気でかなり好きです。カラッとした空気がありますよね。
    • 頻出単語としては「歩く」関連でしょうかね。おそらくテーマの1つなんでしょう。MVももろに歩いてますし。
    • ケツメイシで「歩く」といえば、「歩いてく」というそのまんまな曲がありますけど、あの曲における「歩く」という行為は自分の力で進むことの象徴であるので、「カリフォルニー」の「歩く」とはちょっとニュアンスが違う気がします。「カリフォルニー」のはもうちょっと力を抜いた感じというか、特に目的もなく歩いてるイメージです。
  • 「ストーリー」
    • 以前からCMソングとしてお馴染みであったものの、リリースされないまま放置されてた曲。カップリングになったのが意外です。ドラマ形式のMVが作られて評判を呼ぶ、というトコまで妄想してましたw まぁ、ドラマ的なものはCMがあるじゃないか、という話ではありますね。
    • 歌詞の内容としては、好きだけどそのことをうまく言い出せない、的な感じですかね。相手が友人だったのかとか妄想したくなりますけど。
    • カップリングにラブソングというのは『LOVE LOVE Summer』以来という感じでしょうか。まぁ、探せばいくらでもあるかw
    • 頻出単語としては断トツで「ビール」。驚くことに3人がそれぞれのパートに「ビール」を入れてます。予め合わせたのか、「残りの2人が入れてたから」とかそんな感じなのかわかりませんが、まったくの偶然とは考えにくいかな、と。

「好き」と一言 言えぬたび
またぬるくなっていく缶ビール

「ビールでもどう?」 と公園ブランコ
腰掛け熱く夢を語るの

まだ買ってきたビールも残ってるから
僕はまだ隣にいるけど

    • ビール該当個所。上から順に大蔵、亮さん、亮二。
    • この3つのビールで共通するのは「2人の時間」の象徴になってる点ですかね。恋人ではないので2人でいる時間が限られているので、その有限さをビールの残量が表していますね。
    • また酒という口実がないと2人きりになれない、本音を言うのに酒の力を借りたい、みたいなニュアンスもあるんじゃないですかね。奥が深いぜ。
  • 「スーパーマンになりたい」
    • 亮さんまさかのソロ曲!! こんなサプライズがあるとはね。知った時には心底驚きましたよ。『ケツのデモ』でしかソロ曲は聴けないと思ってましたよ‥‥(あれはソロ曲として作られてないんでしょうが)。
    • 亮さんソロがヒップホップ、大蔵ソロがレゲエ色強め、というのはそれぞれの好みが現れてておもしろいですね。『ケツのデモ』でも感じましたが。
    • 歌詞の内容としては、「もし俺がスーパーマンだったら」という理想を歌った感じ。逆に考えると、現実の自分の無力さを嘆くニュアンスもありますかね。ロマンチックでかなり好きです。
    • 亮さんらしさが炸裂してる部分はやっぱりタガログ語の部分でしょうか。フィリピンパブ仕込みのタガログ語が炸裂してます。協力もしてもらったそうですが。おもしろいのが、日本語の部分では理想論的な話をしてる一方、タガログ語の部分では現実の話をしてる点ですよね。対比的になっていて、歌詞に外国語を使う意味というのを感じます。
    • 頻出ではないんですが、「スーパーマンになりたい」にも「ビール」が出てきて笑った。

兵器工場 すべてぶっ壊す
やがてみな ビール工場となる

    • 「ストーリー」とはまったく別の意味がありますよね。この「ビール」には「兵器工場」と対照的な存在、平和の象徴的なノリでしょうか。「戦地に出向いてパーティーをさせる」ってのもありますから、そのパーティーに必要なビールを元兵器工場で作る、という感じですかね。
  • 「久々に…」
    • 大蔵ソロは同窓会ソング。なんとなくラブソングだと思ってたので、意外です。
    • 普段のケツメイシから離れたソロ曲の内容が同窓会、というのがマッチしてておもしろいです。現実とシンクロしているような印象を受けました。それがCDの最後の曲、ってのも見事。
    • 歌詞に出てくる「幹事」についての情報が小出しになってるのもおもしろいですよね。何度も聞くと「幹事」がどんなキャラクターなのかが何となく見えてくる、というのがナイスです。こういう曲全体、歌詞全体で細かいネタを一貫させる、というのはソロ向きなネタなんじゃないでしょうかね。
    • 驚くことに、「久々に…」にも「ビール」は出てくる。今度はサビ。

飲めなかったビールを片手
語り合おう あの頃と変わらない気持ちで

    • これまた今までとまったく違うニュアンスですね。あの頃との違い、時の流れの象徴という感じでしょうか。そんな変化を感じさせるビールを介してあの頃と変わらない関係性を確認しあう、というのがなかなか感動的です。

 ということで、4曲とも違った魅力のある充実したシングルだったんじゃないですかね。バランスがよかったと思います。avaxの中では一番好きなシングルかな。
 カップリング曲すべてに「ビール」が入っているというのもおもしろかったです。偶然なのか意図的なのかわからないんですけどw

月と太陽  (SG+DVD)

月と太陽 (SG+DVD)

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 ソロ曲というとコレを思い出すんですが、特に似た曲はなかったかな。