北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』のテレビアニメ2期(12話)と原作(270話)の感想

『生徒会役員共』のテレビアニメ2期(11話)と原作(269話)の感想 - 北区の帰宅部

 アニメも次回が最終話‥‥。こういう時にまだ終わってないのに喪失感に陥ってしまうタイプなんですよねぇ。既に寂しい。なまじ出来がよかっただけに‥‥。

  • テレビアニメ『生徒会役員共*』12話
    • 正月。1期OVAのラストを思い出しますね。あれはイイ回でしたー。
    • ということで、年賀状。アリアの年賀状には手書きで一言添えてあるのに、スズのに手書きはなし。ちょっと意外でした。逆ならまだしも。
    • そして、「あけ おめこ とよろ」。出ました!! やっぱ正月といったらコレですよね。まぁ、ない年もあったりしますが。
    • 「おめこ」を見たタカトシのツッコミが「おいおいおいコラコラコラ」だけだったのはちょっと簡素に感じたりも。まぁ、ファンならあれだけでわかるんですけどね。
    • 3学期スタート。今年の抱負についてメインキャラ巡り。
    • 鉄棒に跨がる横島先生のたわし洗いの練習は動きのあるアニメだといろいろアウトに感じました。あれはアリなのかw
    • スルタカまっぱ。ごめん、存在忘れてた‥‥最近いろいろ本編が盛り沢山だったもので。
    • とはいえ、話は佳境。なんだけど、ここでは大した展開もなく終了。後半に最終回があるんですが、ここでちょこっと登場したのは、スルタカの存在を忘れかけてる視聴者へ「クライマックスですよー」と知らせる目的があったのではないか。‥‥という非常に自分本位な想像をしました。
    • 柔道部におけるムツミの3本の矢。直前に柔道部マネージャー募集の話があっただけに、ムツミの部長としての風格を感じましたw ゴリ押しだけど、柔道部のメンツ的にはあれでいいですね。
    • 何気にトッキーもノリノリっぽいのが笑えました。コトミと違って天然でボケが発生するタイプのムツミに対しては感化されてしまうのかも、とか考えてしまった。
    • バレンタイン。ムツミのツンデレプレゼント作戦はなしか。こないだやったから再び見たい気もしたんですが、さすがにバランス悪いですね。
    • ほとんどのキャラがタカトシに平然とチョコ渡してたのがおもしろいですよね。別に変な気を使うような感じでもない、という関係性が確立されてるような印象を受けました。1年の変化を感じますね。
    • そんな中、1人だけ逆に気にしてしまうのがスズ。そんなスズに目を付けてツンデレプレゼント作戦を授けるアリア。しかし、ツンを真に受けるタカトシは落ち込むだけ。こないだムツミのツンデレプレゼントがあっっただけにおもしろいですね。ムツミの時はこんなリアクションじゃなかったんですよね。ムツミと比べて、スズは普段からツンツンしてるので、ツンに不自然さがなく真に受けてしまった、とかそんなんでしょうか。
    • スルタカまっぱ再び。最終回です。
    • 全キャラが横並びになっての謎解きショー、って何アニメだよw
    • 1人は嘘つき、1人は犯人、という文字による説明が挟まれるんですが、そのショットの時間がちょっと短くてちょっと読み切れなかったです。まぁ、ワタクシは録画しながらの追っかけ再生で見てたんで、すぐ戻せたんですけど。あれ、みんな読めたんですかね。
    • エンド曲がいつもよりも早い気がする。曲の後にCパートのサブタイ入るし。最終回に向けての布石を最後にやるために繰り上げになったんですかね。
    • アリアのエネマグラ発言のピー音がやけに少ない気がしました。完全に聞き取れるだろアレ。いや、聞き取れるのは歓迎なんですけどw
    • ラスト。最終回に向けての布石パート。明らかにいつもと雰囲気の違うシリアスムード。コメのないラブ展開であります。
    • ただ、下校時に帰路が違うタカトシと会長が分かれるだけ、なんですけど、なぜか終わりを感じさせるような雰囲気になってしまうから不思議ですね。下校なんだから夕方なのは当たり前なんだけど、夕日が何かの終わりを象徴しているように思えてなりません。
    • 分かれた後のタカトシの前に現れたウオミー。それを見て超ジェラスな会長。言葉で説明するワケでもなく、キャラの心情を伝えようとする、というのは本作では珍しい表現ですよね。そもそもこんなにマジメモードなのが相当レア。
    • かと思ったら、ウオミーの登場を見ていたムツミとスズ。この人選はタカトシに恋愛感情を持ってる人たちなワケですね。‥‥という野暮すぎる説明。ウオミーの登場で既存の関係性に変化が生じる、というのは生徒会内ではよくあった表現だけど、ムツミにも影響が及ぶ、ってのは結構新鮮でした。ウオミーのタカトシとのラブコメ展開にムツミが顔を出すこと自体が珍しい気がします。
    • まぁ、ともかくアレだ。最終回を匂わせすぎててもうイヤ。
    • 予告はタカトシ&その他。サザエさん時空について言及してて完全に最終回用のそれ。てか、予告はこれが最後なのか‥‥。

 以上、アニメ。以下原作。

  • マンガ『生徒会役員共』#270
    • 目次コメントによると単行本の作業に入ったそうです。そういや、話数がちょうど30の倍数ですね。単行本収録分の切れ目がここらへんということです。‥‥あっ、話数って実際のとズレてるんでしたっけ。どっちにズレてるのかを忘れてしまった。まぁ、ここらへんということでw
    • 扉は古谷さん。そういや、アニメの最終回に古谷さんは出てくるんだろうか。今のままじゃちょっと出番が少なくてバランス悪い気もしますね。まぁ、OVAあるんだけど。
    • 1ネタ目。裸婦画に対して反応を示すのがシノアリアではなくスズというのが大変新鮮。中学男子みたいな発想です。
    • 会長の「股間からぶら下げてるものをしまえ」の矛先はタカトシと見せかけてアリア。タカトシの「釣られた!?」を見たら、「竿だけにな」と言いたくなってしまいました。こないだアニメでやってたから‥‥。
    • バスに酔った古谷さん超かわいい。なにあれたまらん。古谷さんは下ネタでボケる時もしっかりオールド風味になるのかw しかし、回転ベッドってドラマや映画でラブホが出てくる時に、ラブホの象徴のように描かれてるイメージがあったんですけど、それはもう過去のものってことなんですね。そういや、最近見ないかもしれん。
    • タカトシと既成事実を作ろうとする横島先生。実際の行為もそうだけど、とりあえず噂が立ってほしいというレベルに達してる横島先生はいろいろヤバイですねw 回りくどいのが少しかわいいと感じかけたんですが、中身があまりにひどいですw
    • 優等生でいることに疲れた会長。ちょっとこれは意外でした。ナチュラルボーン優等生だと思ってましたよ。そして、タカトシの「今日だけで13回つっこんだぞ」で笑ってしまった。数えるなw
    • 風船が静電気で破裂。特別「乾燥してるなー」みたいな事前説明もなくこういう季節関連のネタが入ってくるのはイイですね。当たり前のように時事的っていう。
    • 風船の破裂音を放屁プレイと勘違いする畑さん。「どんだけ強烈な放屁なんだよ」とか思いましたが、よく考えたら破裂する前にシューと静かに空気が抜ける音がある、っていうのは結構リアルですよね。でかい屁をする時にありがちな気がします。
    • 次回はなんと2話掲載らしいですよ。超うれしいですね。これでこないだの休載と帳尻が合います。なぜこのタイミングかと考えたら、アニメが終わるからですね。最終回に向けて盛り上げよう、という算段か。終わっちゃうんだよな‥‥。

 ということで、以上。
 いよいよ来週がアニメ2期最終回というのが大変悲しいですよ。毎話おもしろかったからなぁ‥‥。
 アニメの方で特にハマったのは、やっぱりラストのシリアス展開ですかね。展開というほど話が進んだワケじゃないんですが、くどくどせず心境の変化だけを示す、というバランスは結構好きでしたよ。ああいう見せ方は原作じゃおそらく不可能な気もしますし。
 原作の方だと、古谷さんですかね。回転ベッドもおもしろかったし、酔った古谷さんがかわいかったです。

『生徒会役員共』のテレビアニメ2期(13話)と原作(271〜272話)の感想 - 北区の帰宅部