北区の帰宅部

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マンガ『サイコメトラー』(13巻)の感想

サイコメトラー(13) (ヤンマガKCスペシャル)

サイコメトラー(13) (ヤンマガKCスペシャル)

マンガ『サイコメトラー』(12巻)の感想 - 北区の帰宅部

 発売から1週間‥‥経ってない!! ふぁっくいえー。
 まぁ、ゴールデンウィークですからねぇ。バーサンちに行った際についでに買って、暇してる時に読みました。
 ゴールデンウィークは少年ジャンプが発売されないから当ブログ的にはマジで楽です。‥‥こんな話しても興味ないのはわかってます。やめます。

 13巻。表紙の人選が意外すぎます。なんでお前出てきたし。収録内容的にも大して重要なキャラとも思えないんですけどね。まぁ、毎回エイジと志摩さんのローテになるよりはマシですが。
 とりあえず、シリーズ的に結構な重要キャラだということなんでしょう。今後も要注目です。

 収録内容としましては、「ラスト ドラゴン」がクライマックス。ついに完結します。んで、ブレイクを2話挟んで、新章「ペニス コレクター」が1話だけ。
 てか、なんだよ。「ペニスコレクター」って。タイトルがおもしろすぎるじゃないですか。期待で胸がいっぱいですよ。やっぱスーベニア的なことなんですかね。チンコ引っこ抜くのはせめて死んでからにしてください。死ぬ時くらいは一緒に‥‥。

  • 「ラスト ドラゴン」
    • 犯人ってか裏切り者はジェイソンでした。吃音は9Jの力を示すためのものだったんですね。はいはいミスリードスリード
    • 13日の金曜日』ファッションはギャグですね。本作ってこういうギャグ挟むの結構好きですよね。物語上の温度とまったく別のギャグが堂々と描かれてる、っていうの。まぁ、これも作風ということでしょうか。個性は魅力ですよ。
    • 吃音。ジェイソンの吃音が決定的になったのは小学校時代の悪意あるクラスメイトでした。この手の回想(てかサイコメトリー)が本作の醍醐味のような気がしますよ。探偵役が推理ショーを始めるワケでもなく、犯人が突然ベラベラと自分語りを始めるワケでもない、ってのが味噌。そして、そのサイコメトリーで得た情報を武器にエイジが状況を打開していく、という鉄板コースですね。
    • 特定の人の前だと吃音が収まるってのは考えてみりゃ当たり前の現象な気がします。普段はフツーに喋れてる人も人前に立つと途端に言葉が出なくなる、ってのは身に覚えがある人がほとんどなんじゃないですかね。それがもう少し深刻になったヤツですからね。
    • んで、エイジ先生のカウンセリング終了。イタコ芸は健在です。「母の(腕の)中」というのはこの後、再び見ることになる光景ですね。根源的であり、最も心安らぐ場所ということなんでしょう。
    • カウンセリング終了後のエイジ先生が一言、「聞かせてもらったぜジェイソン お前の心の悲鳴をよ」。決めゼリフですね。普段はケンカの時の脅し文句なのに、こんなに優しい意味合いで使われるなんて、とマジで驚きました。エイジ先生マジ大人。
    • 公園のドーム状の遊具内に隠れてた9J。このドームは母親の胎内を表しているのは明白なので、終盤にわざわざ説明されたのは少し冷めました。
    • 気になったのは、9Jの「ジェイソンの『龍』が戻ったから明日間映児が来そうなのはわかってたけど‥」というセリフ。ジェイソンの中にいた龍は9Jの精神支配を示すものってのはわかりますけど、その支配が解かれたことを別の場所の9Jが気づいてるんですよね。これはちょっとサイコメトリーと同じ類の超能力の一種を感じさせます。ただの人の心を操るのがうまい人だったら自分が関わってない解除のことを知ることは出来ないと思うんですよね。
    • そんなこんなで、9Jによるトオルのコントロールトオルの心理に響く言葉がちょくちょく出てくるから何となくの説得力があります。
    • んで、エイジと9Jの対峙inトオル。前に沢木と人の精神の中で会ってましたけど、9Jのマインドコントロールの力はそれに匹敵する(orそれ以上)ということなんでしょう。これはすごい。
    • 「もうじき江川透流は陥落する いや籠絡と言ったほうがいいかな?」と9J。「籠絡」には「龍」が入ってるワケですね。9Jの「龍」に対する執着が窺い知れます。
    • 9Jをサイコメトリー。例によってイタコ芸で打開。ジェイソンの時と同じですけど、今回は公園のドームがあるのでより印象的になってると思います。「打つ手がないからさっき有効だったアレを‥‥」ってエイジの思考もわかりやすいですね。
    • とりあえずの決着が付いたところで、9Jのスーパー謝罪タイム。幾島さんごめんなさい。そして、沢木さんもごめんなさい。
    • てか、例のスポンサーって沢木だったんすね。考えてなかったw そーいや、沢木は前に大金稼いでましたっけね。なるほど。
    • しかし、沢木と幾島(&カンナビス)をバックに付けるとは9Jもすごいなぁ。どう考えても本作のラスボス。いろんな意味で最強のキャラという感じですね。あとは、赤樹さん(守護霊)くらいでしょ。これクラスは。まぁ、超能力(に近いもの)はないけど、立花も相当なもんか。能力的には龍兵もスゴイけど、この並びだと一歩及ばない印象です。
    • ‥‥てか、龍兵にも「龍」あるじゃん。
    • 9Jの生い立ち。スーパー胸糞タイムでした。こりゃひでぇ。旧シリーズにも現シリーズにも胸糞な事案はいろいろありましたけど、その中でも間違いなくトップクラスでしょうか。こちとらのキャパとしてはただのレイプで限界なんですけどねw
    • 生まれたての9Jに髪の毛が生えてんのが結構な違和感だったんですけど、生まれたてってあんなに生えてないよね? いや、まだ見たことないんだけど、多分ないと思う。となると、あそこで髪の毛を生やすことで犯人(金髪)と赤子が何となく似てるように見せたかった、とかそんな意図があったり‥‥? 赤子9Jの身体が血に染まってますけど、それが龍のタトゥーのように見えなくもない‥‥? まぁ、考えすぎかな。
    • んで、9Jの親殺し(育ての)。本作で親殺しというと、沢木を思い出すのが自然でしょうか。やっぱ9Jは沢木クラスのスーパーヴィランということで。沢木に好かれるのも納得です。
    • そんな親殺しの動機は名前。マンガにおける名前とキャラの一致というのは作者の遊び心なことが多いので(ex.殺人名探偵=明智川耕助)、九十九条龍さんが99匹の龍を飼ってることに対して何にも考えなかったんですが、その名前は9Jが自らの努力によって手にしたものだったと。これはかなり新鮮でした。何の意味もないと思ってた事柄に実は意味があった、ってのは結構好きです。
    • 9Jの能力の根拠は「1/fゆらぎ」。一時期この手のCDが流行った記憶があります。オルゴールの音とかモーツァルトの曲にはこれが多く含まれてる、とかなんとか。んで、9Jは存在そのものが完璧な「1/fゆらぎ」。こういう科学的な根拠がある(っぽい)超能力ってのはかなり好きですね。特に本作にはすごくマッチしてると思います。
    • ヒトラーの例えはよく出てきますね。前にも出たことあったと思うし、『クニミツの政』にもあったような気がします。まぁ、作者の趣味か。
  • ジョージ」
    • ブレイク回。タイトルの段階で勘のいい人ならオチがわかりますね。勘の悪いワタクシは当然気づきませんでしたw
    • 内容としては、トオルパパの回想。これは新鮮でイイですね。ファンサービスとしてもバッチリです。入院しても顔が見えない。若い頃も顔が見えないw
  • 「犯人たちのその後‥‥」
    • ブレイク回その2。こちらは完全にギャグ。主要キャラ全員集合です。キイチローが入ってるのが少し意外でした。この並びに入るようなキャラだったんですね。もうちょっと脇のキャラだと思ってました。逆にいうと、龍兵がいないのが少し意外なトコですかね。
    • 内容は旧シリーズの思い出トーク。印象的な犯人ではなく、トンデモ系の犯人についてですね。轟さんとか屍桜の話はありませんから。唯一沢木が非トンデモ犯人ですけど、「それ一応警察の恥なんで」が笑えたのでアリかと。
    • まぁ、この手のトンデモ犯人ってのも本シリーズの大きな魅力ですからね。作内でネタにするのもわかる。新シリーズだと殺人名探偵がイイ線いってると思うんですよね。「マジェンタよこせー」も相当好きですけどね。
    • んで、オチは殺人シェフ。一番最初に名前が挙がったのも彼なんで、一種の円環ですかね。愛されてんなぁw
  • 「ペニスコレクター」
    • 新章。とにもかくにもタイトルが素晴らしいです。「心臓コレクター」とはまったく別の不気味さがあります。
    • いきなりエイジの履歴書。生年月日とかハッキリ出しちゃっていいんですね。そこらへんはグレーなまま進めるんだと思ってましたが。
    • 調べてみたら1996年って『サイコメトラーEIJI』が連載始まった年なんですね。偶然なのか意図的な小ネタなのかはわかりませんがー。月日は多分関係ないので偶然かな。
    • 90年代のヤンキー漫画は自分のことですね。上記の通り、96年に連載開始です。松岡顔も久々で笑いました。
    • ひょんなことからサイコメトリーで占い開始。1人千円とか良心的すぎるw 千円でメトってもらえるなら全然払いますよ。むしろ占いよりもサイコメトリーの方がすごいしw
    • そしたら、騙され体質の美人が釣れました。まぁ、本作のことですから、ろくでもない人、もしくは凄惨な目に遭うんでしょうけど。
    • しかし、この手のチョロいタイプの女性は独特の色気がありますね。まぁ、アレな展開が簡単に想像できるからなんでしょうけど。そこに庇護欲求も働いて結構男の方がコロッといくイメージあります。
  • 予告
    • 「ペニスコレクター」の2話以降ですね。まだペニスをコレクトする描写がないので、どういう事態になっていくのかが楽しみでなりませんよ。直前にあったブレイク回で名前が挙がった旧シリーズのトンデモ犯人たちに負けないキャラを期待してます。男女の恋愛に激しい嫌悪(&羨望)を抱いてそうな感じでしたけど、だとすると「ジャスティス」っぽいですね。
    • 「犯人の目的は!? 性別は!?」という文句は余計だったと思います。あーはいはい性別が重要なのね、ってわかっちゃう。
    • しかし、予告で乳首を出されちゃう志摩さんも散々ですね。ヤング誌ならではのw

 まぁ、ということで、13巻終わりです。「ラストドラゴン」がかなりの長編だったので「ペニスコレクター」は短めで、もうちょっと肩の力を抜いた感じの話になるのかな、なんて予想はしてます。
 何はともあれ、楽しみです。

マンガ『サイコメトラー』(14巻)の感想 - 北区の帰宅部

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