北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『トランスフォーマー/ロストエイジ』の感想

渡辺謙「We call him‥‥コンボイ

 観てきました。TOHOシネマズ日本橋のTCX&ドルビーアトモスで。前売1,400円、3Dが300円、追加で200円。たかぃょ‥‥。
 TCXはさておいて、ドルビーアトモス。たしかに音の迫力はすごかった気がします。まぁ、いろんな方向から音が聞こえてくるらしいんですけど、とにかく派手で「うるせぇよ!!」と言いたくなるような状況でした。ベイヘムだね。嫌いじゃないよ。
 
 てか、次作からはマイケル ベイが退くみたいなニュースを見たんですけど、どうなんですかね。ホントだとしたら悲しすぎますよ。
 そもそも4作目は撮るつもりなかったマイケル ベイだけど、「誰か知らない人がテキトーな作品撮るくらいだったら俺がやってやるよ」みたいなことで撮ることになったらしいですからね。そんなマイケル ベイがいなくなっちゃうとは‥‥。

  • あらすじ
    • スティーブ ジョブス「私にいい考えがある」

 冒頭にまさかのリアル恐竜が見れたのは嬉しかったです。お得感あります。
 本シリーズは実写の3D映画ではもはや最高級のブランドとなってると思うんですけど、そんな3D映画にて恐竜の絶滅が見れるんですよ。お得だわー。
 時代が現代に映っても、意味なく雪が降るシーンだったりして、3Dを意識した画になっててサイコーですね。冒頭に雪だか雨を降らして3Dを意識させる3D映画大好きですよ。わかってくれてる感。
 そんな3D映画として信頼できるシリーズになったワケですけど、次作からマイケル ベイがいなくなったらどうなっちゃうんでしょうね。

 主役が交代した件。シャイア ラブーフは嫌いだけど、本シリーズのサムは結構好きだったんですよね。彼のリアクション芸とバンブルビーとの友情ってのがシリーズの大きな魅力だった‥‥と今になって気づきました。
 主役交代の弊害として、一番デカイのはバンブルビーがより脇役になっちゃったことですかね。作品の味わいがかなり変わっちゃった気がします。まぁ、脇になってもバンブルビーは全然かわいいんですけどね。アップル社製のトランスフォーマーに嫉妬するバンブルビーはかなりキてました。かわいい。
 人間の主人公とコンビを組むのがバンブルビーからオプティマスプライムに移ったワケですけど、父親同士仲良くなっていく、って過程はすげぇ楽しかったです。「娘が言うこと聞いてくれなくて‥‥」「わかる‥‥私もビーには苦労させられた‥‥」みたいな話して、マッチョとトラックが意気投合してるんだからサイコーでしょ。
 主人公がパパになったことで、恋愛要素が薄れたのは個人的に好みだったかな。主人公、娘、娘の彼氏というトリオ漫才は新シリーズの魅力でした。娘の彼氏がグズで全然役に立ってないのに娘が彼氏に抱きつくのとか笑いましたわ。ベタでよろしい。ラストに3人が協力して司令官をサポートする、ってのも感動的でしたしね。
 主人公は発明家なんだけど、マッチョなんですよね。マーク ウォールバーグですし。なぜかプロテインが手放せないですし。そんなテキサスのマッチョ発明家がスティーブ ジョブスに説教かますトコは笑ったわ。
 スタンリー トゥッチのスティーブ ジョブスもかなり好きでしたね。トゥッチ自身の魅力なのかはわかんないけど、嫌いになれない感じ。

 予告にもあるように、本作最大のウリは恐竜型トランスフォーマー、ダイナボットだと思うんですよ。予告だけだとよくわからなかったんですけど、あの恐竜型なのは司令官でいう所のトラックなのね。フツーに人型になったんで少し驚きました。まぁ、戦闘時もずっと恐竜だったんですけど。
 ずっと恐竜になってるからか、ほとんどキャラクターがなかったのは少し残念ですね。人格がないというか。とはいえ、戦う時に人型に変身されたらそれはそれで困るんですけど。
 ともかく、めちゃくちゃカッコイイ恐竜たちを手懐ける司令官がサイコーなんですよ。あまり人間扱いしてないというか、とにかく乱暴。いきなり戦って乗りこなした方の勝ち、みたいな。『アバター』のイクランじゃねぇんだからw

 ダイナボットほどではないけど、予告でも出てた粒子状になって変身する新たなトランスフォーマー。本編を観たら、アップル社製だったことがわかりました。iトランスフォーマー超カッコよかったです。
 粒子状になることで空も飛ぶし、不死身感あるし、変身のバリエーションも増えそうでめちゃくちゃワクワクしました。しかも、そいつの正体が実は‥‥!ってのも熱かったです。
 まぁ、それだけに、クライマックスで粒子状の変身が全然なかったのが残念なんですよね。それに、ラストにメガトロンは全然戦わないし。
 思えば、中盤のあの戦闘が最大の見せ場だったワケですね。ただ、あの段階ではアイツがメガトロンだってのはわかってなかったので、もったいない感あります。

 予想外によかったのが、人間同士の肉弾アクション。まぁ、マーク ウォールバーグな時点で予想できるだろって話ですけど。
 特にツボだったのが、中国のアパートで繰り広げる特殊部隊のリーダー的なヤツとの対決。建物が密集してたり、途方もない高さで追いかけっこしたり、見応えありました。
 直接の殴り合いになってからも楽しくて、マーク ウォールバーグが相手の目玉をグリグリやってる時には、「こいつらトランスフォーマーじゃないから露骨な人体破損はダメだよ!!」ってハラハラしました。
 人間同士じゃなくても、中国の街並みはよかったですね。今までとの差別化ができてたと思います。今後、世界各国の土地で大暴れしてほしいものです。

 予想外にツボだったのはもう1コあって、空中戦。敵の飛行艇を奪っての空中戦がサイコーでした。とにかく3D効果がヤバイんですよね。『ダークサイドムーン』では人間のムササビ部隊の飛行シーンが大きな見せ場でしたけど、今回はバンブルビーたちも空飛ぶぜ。

 これはもはやシリーズの定番なんですけど、当たり前のように新キャラがいるんですよね。今回は司令官とバンブルビー以外の味方は皆初めまして‥‥なんだけど、当たり前のように出てくる。
 まぁ、そんな新しい仲間たちなんですけど、今までのシリーズの中で一番好きかもしれない。それぞれビジュアル面の個性が強くて、みんな幼稚で暴力的というのが本シリーズとよく合ってたと思います。幼稚性ってのは、本作で司令官の父性が強調されてるからこそってのもありますね。


 ということで、新シリーズらしい魅力もありつつ、いつも通りの派手さもあって大満足でしたよ。
 今後シリーズがどうなるかはわかんないけど、マイケル ベイの置き土産という意味でも重要な作品なんじゃないでしょうか。
 90点。

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