北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『るろうに剣心 伝説の最期編』の感想

誰だお前

 完結編の後編です。完結編ってことでいいんだと思う。おもっくそヒットしたから続編、って話も出てきかねないけど。まぁ、それはそれで全然歓迎です。

 3度目だけど、原作は未読です。

  • あらすじ
    • 「結婚してください!」
    • 「え? なんだって?」

 前作で一番気になってたのが武井咲問題。出しゃばるくせに邪魔しかしないヒロイン、というのがストレスでした。
 後編ではどうかというと、特に何もありませんでした。「実は生きてましたー!」ってくだりも別に根拠ないし、生きてたからなんなんだ‥‥という感じ。ただね、邪魔はしない。それだけでワタクシは許せますよ。
 まぁ、マジレスすると「生かす剣」というテーマは放置のままシリーズが終わっていいのか‥‥という膝から崩れ落ちる感じはあったんですが。フツーに殺す剣が大活躍してましたよね。
 武井咲が何もしないのはむしろ好印象だったんですが、土屋太鳳まで何もしなかったのはマジ残念でした。ドニーイェンキックもっかい見たかった!!

 もはや当たり前ですけど、アクションはみんな良かったです。前編と比べて個vs個のボス戦みたいなのが多かったのも盛り上がりますよね。
 神木くんと対決は本シリーズでは珍しい再戦なんですけど、「足を狙う」という前回の敗戦を踏まえた戦い方をしてるのがおもしろかったです。

 まぁ、なんといっても本作の目玉は藤原竜也戦ですわな。今まで出し惜しみしたのもあってか、大満足でした。
 藤原竜也が唸りながら刀を振ったら燃えるとか、サイコーすぎるでしょ。特に説明もなかったのも、「燃えるからつえーんだぜ!」という漠然とした感じでむしろよかったと思います。
 んで、「お前を殺すのはこの俺だ!」という「昨日の敵は今日の友」で大集合。まぁ、熱いですよね。ネームドキャラが個vs個、個vs多以外で戦うのは初(だと思う)ので、待ってました!!という感じでした。
 まぁ、藤原竜也とまったく無関係の人が多すぎるということで、「誰だお前」問題が発生してしまうんですけどね。これは単純に脚本の問題じゃないかなぁ。伊勢谷友介の場違い感ハンパなかった。
 青木崇高が場違いなのはキャラ的に全然アリだったんだけど、藤原竜也の強さを考えると殺されないのが不思議。素手じゃちょっと危ないよ‥‥。フツーにK.O.したのに殺さないからまた復活されちゃってて、ちょっとアレ。殺す剣の権化なんだから不自然。殺そうとしたら別の誰かが助ける、ってのがあれば全然いいんですけど。
 あと、一番気になったのは藤原竜也のカラータイマー設定。時間制限のある相手に複数人で戦うのは、時間稼ぎっぽくてカッコ悪いんじゃあ‥‥とか考えてしまった。主人公の不殺を貫くためには勝手に死んでもらわないと困る、ってことなんだろうけど、ディズニーアニメみたいで少しムカつきました。「不殺の誓いは破れないけど死んでもらわないと困るでござる」ってことでしょ。ござるとかいうふざけた物言いはやめろぉ!!!(前作)

 脚本的な粗なんですけど、主人公たちが頑張らなくても藤原竜也の計画は成就しなかったんじゃないかなぁ、と。偽造処刑で時間稼ぎをした時点で明治政府の勝利が決まってた気がするんですよ。敵の重要キャラはみんな船にいるので、船に大砲撃ったらおしまい‥‥そんな気がしました。
 せめて藤原竜也が船から出ないように主人公たちが足止めする、とかならわかるけど、そういう感じではなかったような。

 あと、脚本的な粗で一番気になったのは偽造処刑のくだりですよ。
 「伝説の最期だああぁぁぁぁぁ!!」「キャー剣心が死んじゃうぅぅぅぅ!!!」って盛り上がるシーンだと思うんですけど、事前に明治政府と剣心が結託するシーンがあるので、「いやこれ茶番でしょ?」って観客は知ってるんですよ。それなのに武井咲だけキャーキャー言っててゲンナリ。
 肝心の剣心も嘘だって知ってるのにセンチメンタルに回想とか始めやがってバカみたいでした。

 最後に、みんな大好き牙突。やっとありましたね。ジャンプしなかったですよ。
 一撃で勝負が決する、というのは本シリーズでは珍しいのでかなりカッコよかったと思います。
 まぁ、牙突の構えを取った時に江口洋介が爆発を背負うのはいくらなんでもダサすぎました。牙突自体はマシになったのに、見せ方がダサくなってしまった。


 ということで、終わり。なんか悪口が多かった気もしますけど、アクションの凄さをどう語ったらいいのかわからないため、本作の魅力の部分をほとんどスルーしたせいです。まぁ、3作目だし、アクションがすんごいのは百も承知ですしね。もちろん、今までにはない新しい部分もあったんですけど。
 前編と後編どっちが好きか、というのは大変難しいです。前編は忍者キャラがみんなサイコーだったし、後編は藤原竜也がサイコーだったので、あちらを立てればこちたが立たず。
 80点。

るろうに剣心 京都大火編 オリジナル・サウンドトラック

るろうに剣心 京都大火編 オリジナル・サウンドトラック

『るろうに剣心 京都大火編』の感想 - 北区の帰宅部

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 藤原竜也、ジャンプの悪役、叫びながら死ぬ、という3大要素が詰まった先人。