北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』308話の感想

『生徒会役員共』307話の感想 - 北区の帰宅部

 12月24日は氏家ト全の誕生日ということで、おめでたー(過去形)。

 今年最後の『生徒会役員共』。扉は横島先生でした。全裸というのは扉史上初になるんですかね。酒だ男だと散々な扱いではあります。
 扉は単なるイメージショットとも取れるんですが、横島先生だったら放任主義ですべてほっといたまま独りで温泉満喫してそう、という気もしないではない。

 会長が起床するも、窓が大雪で埋まってるので暗い。暗くても時間通りに起きる、という会長のスペックの高さが窺えますね。ワタクシだったら間違いなく二度寝
 合宿先がどこかはわかりませんが、去年だったか東京でもスゴイ雪降りましたからね。他人事とは思えませんよ。実際あったら怖いなぁ。

 宿の人から説明を受ける横島先生が描かれてる1コマ目に、2コマ目の会長のセリフが重なる、という演出が素敵。スムースすぎる。
 そんな会長、一致団結のつもりで「手を出せ」と言うとアリアとウオミーから手を出される。2人のこの機を逃さんと意気込んでる感じがあるというか、楽しんでる感じがとてもイイですねぇ。
 今更なので、このネタ関係ないんですけど、今回の合宿って横島先生を除けばボケとツッコミの人数が同じなんですね。意外。

 スズが転んで出来た跡にアリアが穴を追加。アニメ2期である。
 尻といったら会長だろう!と少し思ってしまったので申し訳ない。プールであったわ、そういう話。

 森さんネタ。森さんの「私雪女なんです」という誤解(?)が2コマ目ですぐに解決する、というのが実に森さんらしい。
 そんなワケで、ウオミーが乱入しての「シモ女」。タカ森ダブルツッコミが炸裂です。ファン歓喜
 ウオミーは、タカくんと森さんが仲良くやってるので邪魔しに来た、と妄想すると楽しいかもしれない。まぁ、それだったら会長の方がしっくり来るかも。
 てか、シモ女はウオミー以外のも2人、引率で1人いますよね。いや、むしろ行く先々でシモに遭遇するタカトシがシモ男なのかもしれない‥‥。

 雪かきしても雪が消えるワケではない、というのが雪に慣れてないとなかなか思いつかない発想なので、雪てる坊主のネタにはハッとしました。そして、アレを雪だるまじゃなくて雪てる坊主って名付けるのは見事なアイディアだよなぁ、とマジで感心。
 雪てる坊主が役割を全うして晴れたら雪てる坊主が消えるんだから、てるてる坊主よりもレベルが高い気がする。

 生徒会の基本理念は人助けが云々、からの睡眠中のスズいじり。スズを子供扱いして遊ぶ、というのは母性が働いた末のボケかもしれないけど、単純にボケたがりのような気も。スズはこういうボケを誘発する要素を多分に持ってるからツッコミ役として優秀なのかもしれない‥‥。

 学園長と横島先生によるエピローグ。横島先生のこういう生徒たちから一歩引いた悲哀のネタは妙に刺さる。男だけど。別に記事にしてもらうために雪かき手伝ったワケじゃないから化粧するのもアレだし‥‥という葛藤が泣ける。
 てか、発端としては横島先生が人肌求めて乱交するつもりだったのに、最終的には学園長からホメられたんだから何が起きるかわかりませんな。キレイな終結だったと思う。


 ということで終わり。今年も終わり。今年1年お疲れ&ありがとうございました。
 また、来年。
 ‥‥あ、今回一番好きだったのは「手を出せ」です。

『生徒会役員共』309話の感想 - 北区の帰宅部