北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』325話の感想

『生徒会役員共』324話の感想 - 北区の帰宅部

 ゴールデウィークの特別編成ということで、マガジンが金曜発売でした。珍しいですね。1週休みにするんじゃなくスパンを1週半にした、という感じでしょうね。

 では、#325。扉はコトミ。パジャマ姿というだけでグッと来るものがあるんですが、そこに抱き枕ですよ。なんですかコレは。素晴らしいです。

 1本目はそんなコトミ。トイレでの「はやくー」「入ってるぞ」をウオミーがひどい勘違い。なんの説明もなく当たり前にいるウオミーがイイですね。もうこの位置。
 そして「これからツッコむぞ」というサブタイがひどいw 一体何を突っ込むんでしょうか‥‥。

 2本目は通常通りの生徒会の風景‥‥かと思ったらウオミー。これはうまい連結ですね。1本目から直系の続きなんだな、という感じがします。
 会長が疲れ目対策として遠くを見たら遠い目に。癒し目的で遠くを見たらタカ兄を見つけて喜んだと思ったら‥‥という落差が容易に想像できますね。泣ける。

 美容院に行ったことを気づいてもらえなくて不機嫌な会長。タカ兄に対して不機嫌なのはウオミーの件も関わってるんでしょうね‥‥という案配がステキ。
 タカ兄が穴埋めとして出したココアで勘違い。生理対策にはココアが有効‥‥また1つ勉強になりましたw
 てか、整理日を把握されて喜ぶ会長がマジどうかしてるw まぁ、会長の場合はあの日のことを割とオープンに発言してきましたからねぇ。そういう発言を覚えてる、という意味でしょうか。初期にはタカ兄による「そろそろだと思ってましたよ」みたいなツッコミもあった気がしますし。
 超関係ないけど、ブブカでやってる「女子アナ生理カレンダー」という下衆コーナーを思い出しました。

 横島先生の昼寝二部作。寝てる横島先生のことを心配してるんだけど、なぜかイタズラに。
 アリアの顔面拘束具に会長がゆずったのは「真面目なこと言っちゃってすまなかったな‥‥」みたいなニュアンスがあるのかしら、とか少し妄想しました。まぁ、マスクと拘束具が純粋に並列な扱いになっている、会長とアリアの特殊すぎる関係性、ということなんでしょうけど。

 そして横島先生起きる。それに対する会長とアリアのリアクションがかわいい。やろうとしてたことは1ミリもかわいくないんですけど。
 状況を何も知らないのに「寝フェラ」疑惑を浮上させる横島先生。要するにタカ兄がイタズラしたという勘違いなんですけど、そこでタカ兄が一切の動揺を見せることなく「萩村さん説明を」と冷静な対処をしてて笑った。ここはスズのツッコミの方が適切、と瞬時に判断したワケですねw
 そして渡されたバトンを完璧に受け取るスズもさすが。ツッコミ2人の熟練度を感じさせるワンシーンでした。

 裸婦の石像を見たコトミが中二発症。個人的に石化と言ったら『スターウォーズEP5』のハン ソロか、『ドラクエ5』の主人公なんですよね。つまり男のイメージが強い。確かに女騎士だとすれば陵辱を妄想できて楽しいですね‥‥奥が深い。
 例え裸婦でも石像だったらどんなに美しくてもエロい気持ちにはあまりなりませんけど、「もしも石化された女騎士だったら?」で途端に「オイオイ全裸じゃないか‥‥」という気持ちになってしまうから不思議です。芸術って素晴らしいですね。

 ラストのサブタイは「畑ランコちゃん」。普段のモードが「畑さん」で、乙女モードが「畑ランコちゃん」ということなのでしょうか。
 そんな乙女モードになるための準備がまさかの逆立ち。ショートパンツ穿いてるのでスカートでもお構いなし、という発想は全然乙女じゃないですよね。
 てか、本作の最終回が『妹は思春期』と同じパンチラ方式だとしたら、畑さんの最終回への不参戦表明になってしまいますね。むむむ、なんかもったいない気がする‥‥。
 そして、畑さんの乙女モード逆立ちで頭に血が昇った状態での「おはよう‥‥///」。か、かわいいじゃないか‥‥。元々畑さんは割と無表情ですけど、その無表情に赤みを足すだけでこんなにも魅力が増すのか。無表情なのが逆に、素直になれない感じを出しててグッと来ますよ。なんだこれサイコーじゃないか‥‥。
 畑さんの乙女モードのキッカケになったのがスズ、というのも興味深いです。「乙女になるのに手間かかりすぎでは」って言ってましたけど、当の萩村さんはどれだけ乙女なんですかねぇ‥‥?(畑さんスマイル)


 ということで、終わり。今回はラストの畑さんがインパクトありまくってた、という印象。ギャグとしてもおもしろいし、スカート姿で躊躇なく逆立ち、というドキッとさせられつつも畑さんらしい行動がツボでした。

『生徒会役員共』326話の感想 - 北区の帰宅部