北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ(2015年28号)の感想

 先日のTVアニメ『暗殺教室』であの回があったんですよ。渚くんが女装したんですよ。ぶっちゃけあの前後関係をよく覚えてなかったので、いつ来るかわかってない状態でした。あのアニメ、予告もありませんからね。なのでいい意味でサプライズとして楽しめました。
 まぁ、連載当時と今では渚くんから感じる何かには明らかに違いがあるので、当時ほど興奮はしなかったんですよ。まぁ、そもそも「女装がある」という事実を知ってるというのが大きいですね。とはいえ、かわいかったのも紛れもない事実。本当にかわいかったですよ。ぶっちゃけワタクシはTVアニメ版は原作の復習くらいの感覚でしかなくて、メディアミックスだったら実写映画のが全然好きなんですけど、それでもかわいい。やっぱりかわいい。渚くんかわいいですよ。アニメだと表情の変化がスムースに観察できるのでイイですね。まぁ、それは毎週当てはまることなんですけど、あの回には他の時にはなかなかない渚くんの赤面がふんだんにありますからね。そういう渚くん百面相が大変眼福でございました。今なら抜ける。
 アニメ版の渚ちゃんを見て一番思ったのは「声は女なんだよな‥‥」という点でして。リアルの話ね。渚くん役の声優さんは女性ですよね。そんなワケで、渚ちゃんを見てブヒブヒ感じるその1つ、アニメ版ならでのは一大要素である声は女なのですよ。もちろんメタな視点で、余計な話なんですけどね。
 男だか女だかよくわかんないキャラに萌えるという言葉では説明しにくい感動を得る場合、当たり前ですけど「男だか女だかわかんねぇな」というのが大事だと思うんですよ。だからこそ性差がいつも以上に感じられ、その中に生じた女性らしさにブヒブヒなるワケじゃないですか。
 言うてもマンガって所詮絵でしょ。設定で男ってのは明らかで疑いの余地はないんですけど、絵である以上男女の違いって明確にはないと思うんですよ。エロマンガでおっぱいとかチンコが描かれてる、みたいな場合は別ですけど、そういうのは稀でしょ。
 てなワケで、アニメだと「声は女」という明確な事実がある分、マンガを読んで感じたあの高まりと同じものを得るのは無理なのかな‥‥と思った次第でございます。『暗殺教室』という作品に最初に触れたのがマンガで本当によかったなぁ、としみじみと感じたのですよ。まぁ、ワタクシの生活上、アニメで『暗殺教室』から入ろうって可能性は限りなく少ないと思いますけどね。
 アニメ版渚ちゃんを見て、こんなしょーもないことを脳内で繰り広げてしまいました、という話でした。つらいよね、男子は。

 『暗殺教室』の過去編が終わったのでつらいけど幸せな気持ちに浸れるジャンプ28号でございます。
 あっ、先週の枕に書いたジャンプのメガネキャラについての記事、昨日上げましたので、よろしければ。

前号の感想

週刊少年ジャンプのメガネキャラ名鑑 - 北区の帰宅部

  • 表紙
    • 連載7周年ということで『トリコ』。割とシンプルなデザインなんですが、印象的な位置にしまぶーの新作読み切りが載ってるのが印象的です。
  • 僕のヒーローアカデミア×ニコニコ静画」ファンアートコンテスト結果発表
    • 忘れた頃に結果発表がやってきた企画。カラー2ページなのはありがたいですね。
    • 募集の時期に起因するんでしょうけど、発明ちゃん不在なのがマジ不満。個人的に、本作への関心の半分くらいは発明ちゃんとエンデヴァーさん萌えが占めてます。
    • 優秀賞で印象的だったのは「脳無」とか。色合いがアメコミ感あって目を引きますね。すげぇ好き。
    • あとは、「尾白猿夫」。これはそのまま『Ultra Battle Satellite』のファンアートにしても成立しそうですねw
  • 読者プレゼント
    • 特に意味のない王様コス。漠然とした王子様というイメージのビジュアルなのに一部『シンデレラ』という時事ネタ感を含めてくるあたり、迷走してる感ハンパないです。『シンデレラ』の王子様やるんだならデザイン違うだろw
  • 『トリコ』
    • トリコとスタージュン。ミドラの近況報告ありましたね。「やる気なくなっちゃった‥‥」という感じだったミドラ様がついに目標見つけたようです。これは楽しみw みんなダサイダサイ言うけど、ミドラの舌で戦うスタイルは食をテーマにした本作においては素晴らしいチョイスだと思ってますよ。
    • んで、金のシェフ、ジジ。先週「愛知万博モリゾーみたい」って言いましたけど、目の位置違ったww あれヒゲじゃなくてマユゲかよw
    • そして、本題。今後は別行動するということで、そのチーム分け。
    • ゼブラとブランチ。まぁ、順当という感じでしょうか。小松にフラれたらブランチがお似合いかな、という感じ。
    • サニーとライブベアラー。ベアラーさんまさかの大抜擢でわろた。いや、ワタクシはかなりの名キャラだと思ってるんですけどね。作者からの評価もそこまで高いとは思ってませんでしたw
    • 抜擢といえば、ココと組まされたタイランもそうでしょうか。ライブベアラーよりも今までの出番は少ないですよね。まぁ、毒料理が専門ということでココとの相性はバッチリなんでしょうね。
    • んで、肝心のトリコの相手はスタージュン。まぁ、小松と別れることを考えたら「そうだろうな」という感じですけど、これはケンカが絶えないでしょうねぇw
    • てか、トリコとスタージュンが目指すのがGODなのが驚きです。GODは大トリだと思ってましたが、大トリは前菜のセンターだそうです。ちょーどーでもいいけど、一昨日AKB48のセンターが決まりましたね(鼻ほじ)
    • 本編後の「トリコFREAK!」。久々で忘れてましたよ。このページを「しまぶーってギャグ漫画家なんだよな‥‥」ということをしみじみと感じますね。
    • 内容としては、投稿食材の中で屈指の採用率を誇る投稿職人について。ちょっと‥‥興味あるんですけど‥‥なにそれ超おもしろそう。今までの採用作品とか気になりますよ。ダジャレ系とかそういう傾向が見れたらよりおもしろそうですね。
  • 暗殺教室
    • 渚くんぺろぺろ。本編で当たり前に渚くんが見れる。こんなに幸せなことはありませんよ。過去編なんていらなかったんや!!(暴論)
    • 渚くんぺろぺろ‥‥ではなく、渚くんによる茅野ちゃんぺろぺろの後日談。渚くんったら「茅野」は呼び捨てなのに「雪村さん」はさん付けなんだから超かわいい。不器用かわいい。入院生活でムラムラしてる状態に渚くんが現れたら何か間違いを犯しそうで怖い。
    • 茅野ちゃんは渚くんの唇が気になって仕方がないご様子。気持ちは痛いほどわかるぜ。オレは前からだけどな!!
    • そして、肝心の渚くんはケロっとして全然引きずってない風だからスゴイですね。もちろん「演技だなんて言わせないよ」の気持ちは本心でしょうけど、その割り切りっぷりが茅野ちゃんどころでないレベル。‥‥ちょっと触手埋め込んでE組に編入してきますわ。
    • んで、茅野ちゃんジタバタ。気持ちはわかるぜ。毎週ジタバタしてるもの。そして、そんな茅野ちゃんの気持ちにいち早く気づいたのが、拉致があ神崎というのがおもしろいですね。観察の鬼、渚くんをもってしても茅野ちゃんの思春期マインドは気づけなかったのですよw くぅぅ、ラブコメ主人公の素質まで持ち合わせてやがるぜ‥‥。
    • てか、何気に神崎さんが突出した活躍を見せるのって今回が一番な気がする。クラスイチの美少女は女心には敏感ってことなんですかね。奥田さんがそこらへんに弱いのはイメージ通りなんですがw
    • んで、三学期突入。まず最初に動いたのは渚くんでした。E組のみんなを集めての裏会議。何気に殺せんせーが関与しない会議ってのがここまで丁寧に描かれるのはレアな気がしますね。ひょっとしたら初なんじゃねぇか、ってレベル。場所も教室ではないので、生徒たちが学校に縛られることなく自主的に行動してるのが顕著ですね。そんな会議の議案を提出するのが渚くんなのですよ。渚くんを中心にE組が動き出す。いよいよ『暗殺教室』も最終章なんだなぁ‥‥とセンチメンタルな気持ちになります。『暗殺教室』終わったら、ワタクシは何を希望に生きていけばいいんでしょうか。確定された未来が恐ろしいです。
    • 渚くんが提案したのは、殺せんせーの暗殺ではなく、救出。E組でもっとも殺意の固まった渚くんがこんなことを言い出すんだから、E組がいかにパニックに陥ってるか、ということですね。そして、この考えに至るのは渚くんに他ならないのですよ。つまり、渚くんは茅野ちゃんの触手をヌいて救出した唯一の人物ですからね。「触手から人命を救出した」という確固たる経験がもたらした提案なのですよ。もちろん殺せんせーにディープキスすれば解決するワケではありませんけどねw
    • 渚案は賛成多数で会議終了、かと思ったら中村さんが異議申し立て。あと、手坂一派も反対っぽいですね。おそらくカルマくんもそう。カルマくんは第三の案とか出してきそうな気もしますけど。あと、これは全然ハッキリとした自信ないんですけど、千葉くんも反対派なのか?
    • まぁ、要するに暗殺の才能は渚くんがトップだけど、その他の能力でいえば優秀な人員が反対派に回った、というバランスかしら。正直よく各生徒の能力覚えてないんですけどねw
    • 今まで『暗殺教室』を読んできた人なら誰もが一度は「最後に殺せんせーのこと殺すと思う?」って疑問を抱いたことがあると思います。それなりに感情移入して読んできた人なら不可避な疑問なんじゃないでしょうか。それが劇中に出てきて、そのことをE組のみんなが議論してる、っていうだからこんなに面白い展開はないですよ。
  • ONE PIECE
    • レベッカを操ってヴィオラを殺させようとするドフラ。今この状況で何をしたら相手が一番嫌な思いをするか、がハッキリとわかってますね。さすがだわw レベッカの手を血で汚されるのは、ドレスローザ的には最大の敗北ですよね。
    • 国民総出でカゴプッシュしてる中、国民を鼓舞するのが実況ギャッツ。こないだルフィを手放した時は「何がしたかったんや」とか少し思ったけど、こういうことでしたか。ルフィを手放したからドフラの目に留まるような大演説をかませるワケですね。ビビリながらもノリノリのギャッツ、一発K.O.宣言とか煽りすぎてて笑った。まぁ、コロシアムにおける実況ってのはこんぐらい大げさで煽情的なもんなんでしょうね。国民を鼓舞し、ドフラの注意を逸らす、ギャッツにしか出来ない戦い方ですわ。これはいい凡人。
    • ということでルフィ復活。レベッカの剣を頭突きで折ることで覇気が復活したということを言葉抜きに表してるんですね。レベッカの「助けてルーシー」のセリフはアーロンパーク思い出しましたわ。胸熱。
    • 単行本を読み返して確認したワケではないですけど、ドレスローザでルフィが初めて誰かのために動こうとしたのはレベッカのためですよね。弁当の恩が初めてだったのではないでしょうか。その後ローとかベラミーとかいろいろあったけど、あの弁当の恩義を受けた瞬間ドレスローザは、ドフラはルフィに目つけられてたんですよ。そう考えると、このクライマックス中のクライマックスでレベッカのことを助ける、というのが感動的でねぇ‥‥。
  • 食戟のソーマ
    • いつ募集してたか忘れてしまったけど、人気キャラ投票の結果発表。いや、細かいネーミングは違いますよ。過去の結果は覚えてない状態で話します。
    • 1位がソーマくんで大安定、ってのは実に本作らしい結果だと思います。なんだかんだでソーマくんの魅力が本作の魅力の大部分を占めてるんですね。
    • 意外っちゃ意外なのがえりな様の大健闘(2位)と田所ちゃんの4位でしょうか。本作の物語的にえりな様が主軸なのは明らかですけど、ぶっちゃけ田所ちゃんに頼りすぎてる嫌いがあると思ってたんですよ。だから田所ちゃんが『ニセコイ』の小野寺さん化しないか少し不安だったんですが、えりな様人気あるようでよかったですね。個人的にもえりな様は最近ドンドン魅力的になってきてると思います。まぁ、まだ田所ちゃんのが好きだけど。
    • 全体を通じて考えると、男女比がキレイに5:5なんですね。これって何気にスゴイ気がします。男キャラの人気は女性読者の、女キャラの人気は男性読者の‥‥とは思いませんが、平たく言うとエロ一辺倒ではないってことですよね。エロとソーマくんのだけが本作の魅力では断じてない、という感じ。ここらへんが如実に感じられておもしろかったです。
    • ワタクシは参加してないですけど、参加するなら美作くんだろうなぁ。3票入れるとしても全部美作くんに入れますわ。5票あったらソーマくん田所ちゃんに1票ずつ入れてもいいかもしれない、という感じ。
    • 本編。前回のラスト「何で勝つんですかねぇww」に対して「そりゃ料理でしょ」とマジレスするソーマくん。このマイペースさ、相手のペースを乱す感じがソーマくんらしいですねぇ。タクミくん(3位)だったらこの返しでソッコー心折れてると思いますww(こういうトコがタクミくん人気の本質なのではないか)
    • 本編には久々に出てきた感のある新聞部ショタ。ぶっちゃけ本編よりもコラムコーナーでお馴染みになってきてると思うの。投票だと何位だったんだろうか。
    • 一色先輩(10位)は学園祭、寮生として出店するそうです。十傑だってのに極星っ子ですね。
    • んで、授業中にソーマくんが隣に来たえりな様(2位)。向こうは気づいてないのに勝手に高圧的な態度に出るえりな様かわいいっすわ。タクミくんもそうだけど、えりな様もソーマくんのマイペースさが天敵ですよね。1位がソーマくんで、2位と3位がソーマくんのマイペースさにまったく勝てない2人、という結果は興味深いですね。どちらもソーマくんとの絡みが魅力的、ということなんだと思います。まぁ、それ言ったら4位の田所ちゃんもそうでしょうけど。
    • そして、丼研のにくみ。9位。ここらへんでようやく気づきましたけど、人気投票のトップ10キャラを全員出すつもりなんでしょうか。まぁ、シノっちはさすがに無理ですけど、秘書子、アリス嬢、タクミくん、葉山くんまで揃って出てきたのには作者の意図を感じます。‥‥って、よく考えたら田所ちゃんが出てないんだったw まぁ、田所ちゃんはいつもは毎週のように出てるから特例ってことで。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 電車で声かけられるデク。学園祭が終わったらソーマくんもちょっとしたアイドル化して電車で声かけられそうなイメージありますわ‥‥寮だけど。
    • んで、本題。ヒーロー情報学とかいうコードネーム大喜利。これは『暗殺教室』のあだ名回思い出しますね。ぶっちゃけネーミングセンスに関してはA組よりE組のがあると思いました。まぁ、ギャグとマジ、他己紹介と自己紹介って違いは大きいですけどね。
    • ドラフトの人気は轟&かっちゃんがほぼ独占。これはわかるけど、デク指名がまったくないってのは少し作者の都合を感じるかな。成績を考えたらいくら使いにくい能力でも不自然な気がする。1位人気の轟くんの本気を出させたのはデクだけだって誰の目から見ても明らかでしょうに。まぁ、「デクの価値に気づけるのはオールマイトだけなんやで」ということを考えると少し飲み込める。
    • 指名の有無に関わらず職場体験やるそうですね。それなんてスタジエール?って『食戟』の直後に読むと思っちゃいますなw
    • ということで、フリップに希望ネームを書いて発表。フリップというバラエティー番組感溢れるアイテムよ。黒板使えやw
    • ギャグ的におもしろかったのは、やっぱ「リドリーヒーロー エイリアンクイーン」ですね。強酸性のアレといえばやっぱエイリアンですよねw ただ、エイリアンクイーンが出てくる『エイリアン2』はリドリー スコットは監督してないんやで。
    • ミッドナイト先生の添削が結構マジメなのがよかった。「あんな格好してるけど国語の先生してるじゃん‥‥」という謎の感動。
    • デクのヒーローネーム候補に「オールマイトJr.」があって笑った。隠す気ゼロかよww まぁ、それで世に出ても「オールマイト好きなのね」と笑われるだけで済むんでしょうけど。
    • 透明の子は「インビジブルガール」ですけど、これはインビジブルウーマンのもじりですかね。まぁ、どちらもそのまんまな名前なので元ネタとかそういう感じではないのかも。今年『ファンタスティックフォー』が再び映画化されるで、みんな観ましょうね。
      • そんな新『ファンタスティックフォー』を監督するジョシュ トランクの鮮烈デビュー作『クロニクル』はマジでおもしろいのでオススメ。誰が観ても「なにこれすげぇぇぇ!!」ってなるタイプの映画だと思うんですよねぇ。
    • 飯田くんブラザーのその後。足はあるけど動かないのでヒーローとしてはおしまいらしいです。ステインさん「ヒーロー殺し」の異名に偽りなしですね(ギリギリ)。多分まともに走れないからヒーロー活動はできないって意味なんでしょうけど、「足に個性が集中する家系なのか?」とか少しだけ考えてしまいました。まぁ、妄想ですわ。
    • 次回への引き。デクに驚きの指名があったそうです。オールマイト曰く「この方」。オールマイトの師匠か!?とか思ったけど、現役なワケないよな。
    • ラストはミッドナイト先生の鈴木雅之オチであった。冷静になってて笑った。

違う、そうじゃない

違う、そうじゃない

  • JUMPトレジャー新人漫画賞大募集!!
    • 今月は『ヒーローアカデミア』のターン。
    • キャラと能力の考え方。その例として『ヒーローアカデミア』の中の個性ありきで作られたキャラ、キャラありきでつくられたキャラが出されていて超おもしろいです。これは『ヒーローアカデミア』ファン読まないと損しますよ。多分単行本にも書かないでしょ、こんなこと。
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • コラムコーナーきたわぁ。これはオレ得ですわ。無類のコラム好きですからね。確かに、言われてみれば競技ダンスというのはコラム向きな題材ですわ。これは予想できなかったのが悔しいレベル。吹奏楽、相撲に続くのは競技ダンス
    • まぁ、初回だけ見て判断するならば、『SOUL CATCHER(S)』『火ノ丸相撲』『競技ダンス部へようこそ』の順かなぁ。やっぱこういうコラムってのは書き手が誰なのか、ってのが大事だと思うんですよ。その点、『SOUL CATCHER(S)』コラムはプロに外部発注という贅沢ぶりでした。他はおそらく担当、もしくは編集部が書いてるんでしょうね。んで、『火ノ丸相撲』>『競技ダンス部へようこそ』の理由は、オリジナルキャラの有無。やっぱ分からない君と解説親方の存在はデカイ。読者としては「どれだけ作者が関わってるか」というのが気になるじゃないですか。なので、既存の絵、既存のキャラを使った本作は少し残念です。まぁ、コラム自体は大好物なんでホントありがたいです。
    • そんなコラム。挨拶として「芸能人が踊ってるのは見たことある」と書いてあるのがよかった。要するに『ウリナリ』のことですよね。これで『ウリナリ』と『Shall we ダンス?』の両方が誌面上に出てきたことになります。やっぱ社交ダンス、競技ダンスを語る上では偉大すぎる先人だよなぁ。
      • こんなこと書いといてアレですけど、ワタクシは『ウリナリ』そこまでハマってませんでした。一時は観てたんですけど、「ナンチャンがガチすぎる‥‥」って少し引いたw
    • 初回のコラム内容。既に本編で説明されてる事項と「いずれ作中で説明するわ」という内容でガッカリ。これは手抜きなんじゃあ‥‥。いや、まだ初回だから何もわからないですけど、『火ノ丸相撲』みたいな「かゆいトコに手が届くわぁ‥‥」という感動はないかなぁ。まだ。次回以降、期待してますよ。ぶっちゃけ本編より楽しみなレベル。
    • 本編。ダンス練習ということで、組みます。組み方の説明、主人公たちがわちゃわちゃしてた通り読者としてもよくわからんのですよ。なんだけど、そこに「迎えに行かない」「迎え入れる」という端的すぎる二言が入るのイイですね。これだけでなんかわかったような気がしてしまいましたよ。こういう決めフレーズの力は偉大だなぁ。
    • 正直勉強する気がサラサラないので専門用語が出てくると読み飛ばしたくなるんですよw てか、実際に読み飛ばしてます。怒濤の説明が結構キツイんですよね。その点、「壁があって進めません!」というバカみたいな質問からの競技ダンスの基本コース、という説明はうまかったと思います。説明パートはキャラ同士でやりとりしないとつらいぜ。
    • あと、主人公最大の懸念事項「手汗」に対する回答として「全身汗かいてるからええんやで」があるように思いました。先週めっちゃ走ってたのはここに繋がったのかな、と。要するに、全力でがんばってる人は「手汗」なんてみみっちいこと気にしねぇんだよバカ、という話ですね。これはいい話。
    • 部長、2年にもイチから教えてた風なので経験者なのかと思ったら、ラストにメガネと踊ったのが初めてって言ってますね。まぁ、メガネと組んだのが2年前(3年が1年だった時)とは限らないんですけど、たった1年で新入生に教えられるレベルにまで達したのか?
  • ブラッククローバー
    • 単行本のオマケ、『カガミガミ』とのコラボは両作者が入れ替わって互いの作品を描く、という感じですかね。師匠に自作のお色気描かせてて笑ったわ。
    • センターカラー。人名が表示されるシステムは終わったみたいです。あれ個人的には重宝してたんですけどねぇw
    • カラーとしては、ダイヤモンド王国の秘蔵っ子が出してる鉱石がどんな感じなのかカラーだとわかりやすいですね。こういう本編の補足みたいな役割になってるカラー好きよ。
    • 本編。毒ガスのオッサン、負けながらも飄々としてて笑った。こういうスタンスのオッサン、すげぇタイプですわw “このまま捕虜にされるくらいなら…死”“逃げるよね〜”という2つのセリフ。前者が心の声で、後者が発声なのですね。逆だろww
    • んで、ユノ苦戦。ダイヤモンドくんは人造人間、改造人間だったそうです。ロギイさん元気かな‥‥。下民よりも貴族のが強い、というのが通説になってた中でこういう強さの根拠がイレギュラーな人が出てくるとおもしろいですね。貴族のプライドぼろっぼろですわw
    • ユノくんがんばる。なぜがんばれるかというと、かつてアスタに諦めないことの重要性を教わってたから。2人はライバル関係で、世間はユノにしか興味ないけど、ユノ自身はアスタのことを上に見てる、ってのがイイですね。
    • ということで、アスタ参戦。剣が振り下ろされるという絶望を主人公が阻止する、というのは今週の『ONE PIECE』っぽいかもしれない。けど、本作は来週も掲載するぜ。
    • アスタマジリスペクトなユノくん、いざアスタと減らず口が止まらないってのがサイコーですね。「お前ら仲良いなコノヤロー」とニヤニヤします。
    • そーいや、何週か前に、アスタの大剣はダイヤモンドに、ユノの風は毒ガスに効果抜群だよね、みたいなこと書いた気がします。その時は2人がシャッフルすると思って書いたんですけど、半分当たって半分外れましたわ。毒ガスのオッサン、ユノの風の前では無力だと思ったんだけどなぁ。
  • 『デビリーマン』
    • 1コマ目から婦警さん。猫を助けてますね。キャラクターを登場させる時にはまず善行を描くべし、例えるなら猫を助ける、って脚本術がありますけど、今回の本作はまさにそれ。猫レスキューに加え、婦警の格好してるんだから「この人絶対いい人だわぁー」という感じがビンビン。この段階で既に平和くんが握手しても無意味なのがわかりますよね。1ページで彼女がどんなキャラなのか漠然としたイメージが抱けるんだからスゴイ。
    • そんな感じで2ページ目に行くとマドギワーを押しつぶしてました。潰したけど、悪びれる様子は一切ナシ。つまり、マドギワーが見えない善人ということですね。ここらへんマジスムース。
    • 「ホームレス小学生」ってギャグも好みだし、平和くんが江戸川コナンモード全開で迎え撃ってもまったく効果ない感じとか唯一の天敵感あっておもしろいです。これはいいキャラ出てきたなぁ。警帽の「P」が間抜けすぎてムカつくわ。
    • んで、今週のクズ。生活安全課の課長。先週の神父もそうだけど、本作のクズはメガネ率高いですね。おそらく隠し事してることの記号でしょうか。他の拒絶というのもありますかね。ワタクシとしては一刻も早く主要キャラに欲しいのですよ‥‥(もうあんな記事書きませんけど)
    • 潔癖な課長は便器の上にウンコ座り。うわぁ、すげぇリアルだわw やったことないけど、やってる人いそう。
    • トイレの壁越しとはいえ、声が聞かれるし、“僕からあの場所を奪うな”って言ってますので平和くんバレることも辞さない構えですね。そして、婦警にも見つかってますし。平和くんが過去2回よりも断然マジになってる、なりふりかまってない、という感じでしょうか。てか、婦警、男子便所覗きに来んなよw
    • とりあえず、平和くんが初めて防戦に回るっぽいので、来週が楽しみです。
  • 『笑いの神々〜最終回〜』島袋光年
    • しまぶーまさかのギャグ読み切り。『トリコ』の平常運行なのにスゲェ。しまぶーの本格ギャグ漫画ってのはいつ以来、何年ぶりになるんでしょうね。『トリコ』中にこんな企画やるの初めてでしたっけ。
    • 本編。「神っぽい」が行動原理の神たち。この「神っぽい」大喜利はめちゃくちゃおもしろいんですけど、今後トリコにフィードバックされないか不安になりますわw アカシア登場時の演出とか神っぽくなりそう。
    • 神だと思ったら舞い降りる系の笑いの神だったので試行錯誤。本人たちが理解してないだけで、「笑いの神が舞い降りる」という表現の説明を理屈っぽくしてるのが笑えます。説明されるとおもしろくなさそうだ。
    • 笑いの神に近づこうと笑いの神たちがアレコレがんばってる姿に笑いの神が舞い降りてる気がする(ややこしい表現)。
    • 人間界に舞い降りるって展開はわかるんだけど、まさかの戦争を止める話であった。下らないギャグの連発だったのに最終目標が世界平和とか、さすが神。目的が高尚だわ。
    • そして、最終的に「笑いの神が舞い降りる」は実現されないままエンド。あんだけキャラ濃い神が降りてきたらハプニング的な笑いどころではない、ってのはわかります。
    • おもしろかったですよ。まさるのITギャグもすげぇよかったし、笑いの神の誤解っぷりも楽しいし、まさかの世界平和オチにもビビりました。一番好きなのは神っぽい起動音のWindows95ですね。確かに神っぽい音ですわ。てか、あの手の起動音って大体神っぽい気がする。
    • てか、全然「最終回」感はないのな。ナンセンスだわぁ。
  • ハイキュー!!
    • 扉が甘酸っぱくてサイコーですね。日向影山のバカコンビに勉強を教える谷地さんに、協力しようとしてる山口くん。谷地さんは2人のバカっぷりにハゲないか心配ですわw 山口くんは谷地さんと話す機会が出来て喜んでるんでしょうけど。
    • 本編。そんな谷地さん、「モビング」とかいうカッコイイワードを取り出していい年したオッサン2人をドキドキさせる。いやたしかに男子心がくすぐられるワードですけどw
    • ウシワカ以外にも苦しめられるの巻。ウシワカ以外のキャラが活躍するって言うと、トータルオフェンスっぽいですけど、どれも個人技っぽいのが白鳥沢っぽいですね。
    • そんな中ツッキーがやたら印象的に描かれてますね。割といつも優遇されてるキャラだと思いますけど、白鳥沢編は特に顕著な気がします。今回は2点取られたんですが、そのどちらの失点シーンにもツッキーが絡んでるというか目立ってるんですよね。まぁ、兄貴来てるってのも大きいのかな。
  • 『レディ・ジャスティス』
    • 扉は今週もお色気。まだ4週目とはいえ、毎週ってスゴイなw 飽きないのかネタが尽きないのか不安になってくるわ。まぁ、初回はそうでもないので厳密には3週連続かな。ていうか、アメリちゃんパンツ穿いてないの?
    • 本編。先週「面倒だからもう画像はやめる」って言いましたけど、撤回します。すげぇ説明しにくいヤツだけ画像使います。ただ、余計に時間かかるんだよなぁ‥‥。

    • 胸のデザインがアイアンマンかしら。だとすると、アイアンマンネタは本作では初めてですね(知る限り)。日本でも人気あるので遅かった印象すらあります。まぁ、本作はスーパーマンが主軸ですので、初めのうちはそっちに偏っても仕方ないのかな。
    • ちなみに、ひき殺そうとしてた運転手がスタン リー。悪い人に使うなよw
    • メガネ、幼なじみに嫉妬するの巻。本作は割とダジャレネームを多様してるので「ハザマサスガ」にも何かある気がするんですが、そろそろね‥‥こういうことにイチイチ気にするのやめますw その場で思いつかなかったことをダラダラと引きずっても不毛ですわ。
      • ちなみに、丸藤円太くんは、日の丸、富士山、円(通過)の複合でTHE日本人という感じではないか、という説を先週コメントでいただきました。アメリちゃんがアメリカ(アメコミ)だと考えると信憑性が高いです。以下、この説が正しいという前提で読んでいきます。
    • “ピエロメイクのイカレ犯罪者に一生追い回されてもいいから…嘘だと言ってくれェエエ!!!!”、ピエロといえばジョーカーですね。アメコミ史上最も有名なヴィランだと言っても過言ではないと思います。映画だと『ダークナイト』が記憶に新しいですね。ちなみに来年公開の『スーサイドスクワッド』にもジョーカー出てきますけど、シリーズが違うので別人です。
    • てか、ジョーカーをモチーフにした悪役が本編に出てくると思ってましたので、セリフでの小ネタで使っちゃったのは意外‥‥てかショックです。絶対出てくると思ってたんですけどねぇw まぁ、スーパーマンがメインであることを考えると、レックス ルーサーが最有力候補なのでしょうか。重要な悪役としてハゲが出てきたら当たりですね。
    • もしくは1話に名前の出てきたアメリちゃんの兄or姉「エリク」の元ネタがエリック レーンシャーだとすると、マグニートーもあるかもしれませんね。スーパーマンとの関わりがないのがネックですが。『ONE PIECE』の本編にキャプテンキッドが登場する前だといいんですが(多分マグマグの実の磁力人間)。
    • 幼なじみのいけ好かないヤローかと思ったら兄貴肌のナイスガイだった件。認めてもらえたのは素直に嬉しいんでしょうけど、人格でも負けてるぞメガネくん。「アメにエロい格好させてんのお前か」とか怒られる可能性も無視できません。
    • がんばって作ったスーツだけど、破ける。まぁ、所詮は髪の毛ですからね。髪の毛が束になってもスーパーパワーの前では簡単にちぎれちゃうでしょうよ。定期的なメンテナンスが必要ということで、「スーツくれたからアンタは用なし」ってなる恐れがなくなりましたね。よかったね。けど、頻繁に継ぎ足してたらアメリちゃんハゲちゃうw エロ系のヒロインが徐々にハゲてくとか悲しい‥‥。まぁ、マジレスすると、強度が必要とされる部分にだけ髪の毛を使用して、みたいな工夫をすることでメガネくんの裁縫スキルがレベルアップ、みたいな展開もあるかもしれない。
    • んで、今回で一番重要なのがゴッサム最大のギャングが登場した件。その名は「キングヴィン」。これは「キングピン」のもじりですね。これは確実。アメコミだとニューヨークを拠点にした悪役でスパイダーマンとかデアデビルと敵対してますね。映画だと『デアデビル』。評判は悪いですけどワタクシは大好きな映画です。ちなみに『デアデビル』でデアデビルを演じたベン アフレックは来年公開のスーパーマン映画でバットマンを演じます。超楽しみ。
    • キングピンはハゲですので、今後レックスルーサーモチーフの悪役が出てくるとしたらハゲ連発ですね。ヒロインが髪の毛で出来たスーツを使用してる件と呼応してる‥‥ってのはさすがに考えすぎかw
    • キングピンといえば相撲なんですよね。これはジャンプ的に興味深い話です。『火ノ丸相撲』人気に乗っかろうぜ。
  • ニセコイ
    • ニセコイ』直前の『マジカルパティシエ』の宣伝ページ。宣伝文句が「奇跡も魔法もあるんだよ」で完全にさやかちゃん(マドマギ)。いくらなんでも節操がないだろ‥‥とか思ったけど、『ニセコイ』のアニメがシャフトなのでセーフ‥‥なのか? そういう問題?
    • センターカラーは妹寺さん。『レディ・ジャスティス』といい、ジャンプの扉は脱いでばっかりだなw
    • ただのエロかと思ったら本編と呼応してるので少し感心しました。『レディ・ジャスティス』よりは気が利いてる。
    • カラーの裏はまさかの4コマ。なにこの大盤振る舞い。正直カラーとかいらないから4コマがもう2本読みたいw
    • 4コマが2本あるんですが、おみくじを引くキャラが同じなだけで展開はまったく同じ。テーマ「おっぱい」同じ。こういう気の利かせ方はバトよんでは味わえないなぁ。やっぱ4コマの連載が欲しいですよ。
    • また、4コマのオチはどちらもヒロインの顔芸、というのも『ニセコイ』らしくてイイですね。マジでギャグセンスも4コマセンスも大好きなんだよなぁ。
    • てか、ポーラのおみくじ、中吉のくせに内容が全否定じゃねぇかw
    • 本編。ギャグバトル回。や、やばい‥‥大好物すぎるよ。ホント毎週こういう回やっててほしいです。そのままある日突然打ち切り喰らって最終回サヨウナラ、が個人的なベストだなぁ。
    • 酒乱という話なのでヒロイン陣が目立つのかと思ったら集もしっかり顔芸で活躍してて笑った。カンペキな回である。
    • 以下、ターン制。小野寺姉妹は接触系の酒乱。脱ぎ系は扉で我慢してね、ということか。
    • 羽姉は説教。悪酔いする人の典型ですね。年上らしさという意味でも他キャラにない個性になってて素晴らしいです。
    • んで、つぐみはキス魔。これまた悪酔いあるある。キスを迫る顔が悪役感マッハで笑えます。
    • ポーラと風ちゃんは生存組。ゾンビ映画で生存者を見つけた時のような安堵感ありますね。しかし、ポーラがつぐみゾンビの餌食に。つぐみ×ポーラですね。そして風ちゃんの興奮の仕方がガチ感ありますわ。やっぱ百合趣味あるんですね。
    • そして、大トリ千棘。段々と戦闘力が上がっていってるワケですね。楽にとっては徐々に命の危機になっていくという。
    • んで、記憶喪失オチ。記憶を失って目覚めるトコから話が始まったら映画の『ハングオーバー』になりますね。楽視点じゃなくなるから無理だけど。
    • てか、楽の“記憶が無いって怖ろしい…!!!”ってのはブーメランでしょうか。約束が云々ってのまるっと忘れてる人たちですから。
    • 廃人状態のポーラは笑うわ。感情を失ってしまったw 4コマといい、今回のポーラは災難すぎる。
  • 火ノ丸相撲
    • 競技ダンス部へようこそ』でコラムが始まった週に本作でもコラムを用意する意地悪な感じ、嫌いじゃないぜ。出る杭は全力で潰していくスタイル。
    • 今回の分からない君。セイバーメトリクスを越える分析法を生み出してて笑った。これはブラッド ピット主演で映画化決定ですわ。
    • 解説親方はカップラーメンよりカップ焼そば派。ペヤングが復活したこのタイミングでこのネタを持ってくるあたり、クオリティーがヤバイ。
    • コラム本題。どっかの競技ダンスと違って「そのうち本編でやるわ」みたいなことはありません。ちゃんと2つともおもしろかったです。特に「次鋒」じゃなくて「二陣」ってのは本編読みながら気付いてませんでしたw
    • 本編。メガネ、大河内くんのいい話。“鬼丸や三日月なんかよりお前が来てくれてよかったと思ってるんだ”とか感動的すぎる。こんなん言われたら間違いなく泣くわ。けど、大河内くんが勝つ未来が見えない‥‥しかも相手は三日月だし‥‥。
    • 一方、沙田くん。悔し泣きからの“笑えねぇよ…”。これはしびれるわw かっこよすぎわろた。大河内くんは別に笑ってるワケじゃないのにかわいそうだw
  • 斉木楠雄のΨ難
    • バトル漫画でよくある、敵が強すぎて化け物が見える、みたいな演出。それの肩こり版。演出の方法としては何も変わってないのに笑えてしまう。くそぅ‥‥
    • そして、ランマー。ランマーって名前知らなかったよチクショーw てか、ランマー使う位置が全然肩じゃねぇ。誰かツッコミ役連れてきて。
  • 『温泉街のメデューサ』轍平
    • ジャンプ+よりの使者。ちょうどワタクシがジャンプ+をダウンロードして「さーて何読もうかなー」という日が本作の更新日だったのでトップページに本作がありました。なので読みました。なので本作はめずらしく読んだことあるんですよ。我ながら驚きです。
    • この作者って目次で1コマギャグ描いてたような人なので、まさかラブコメを描くとは思ってませんでしたねぇ。まぁ、ラブ「コメ」なのでギャグセンスは必須なんですが。
    • ヘビがかわいいです。とにかくヘビがかわいい。極度にデフォルメされた結果、向きによってはチンコに見えるっていうのもポイント高いですね。ヘビはチンコのメタファー。
    • ヘビがかわいいせいで朴念仁系のキャラに対して「お前の気持ちわかるぜ」と肩入れしたくなります。
    • ついでに、ヒロインがメガネかけてるのも素晴らしいですね。今はとりあえずメガネ出しとけばワタクシが喜びます。このメガネはヘビ頭のせいで日陰者になってる、人との距離を取ろうとしてるヒロインの心情を如実に表してますね。気持ちが内向きになってるヒロインの気持ちとは別にヘビは自由気ままで外向きに伸び伸びとしてるのが対照的です。
    • 本編。知ってる作品の出張版って本編が始まる前の話が長くなっちゃうからよくないね。なんで+作品の感想まで書かなアカンのや。
    • “ハイ皆さん!! こちらがお約束になりマス!!!”とあるように、本作の基礎を丁寧に描いてますね。たった6ページですけど、これだけを読めば大体のことはわかる。ぶっちゃけ本編がしっかりしてるので本編前の紹介ページは無意味でしたね。むしろ二重に説明されてるようなもんなので邪魔かも。
    • 本作の味噌は、ラブコメのすれ違いでありがちな「えっ なんだって?」みたいな難聴展開とか、過剰に照れて感情表現をしなかったりするような人ではなく、不動くんは常に好意を全開にしてる点かもしれまんね。ただし、好意の向きはヘビ。ヘビに対して変態的にまっしぐらになってるから、本体の方の好意に気付かない、すれ違う。だからどっかのラブコメみたいに「楽死ね」みたいな嫌味が生じにくい、というか。
      • 例えであって、別にアンチ楽の過激派ってワケではないですよ。‥‥別に好きでもないけど。
    • んでヘビ。それぞれ違った表情してるのがかわいいですよね。そして、“口に出す前に懇願内容の異常さに気づけやぁあああ!!!”の時に本気で威嚇してるヘビかわいい。あれは本体の感情に影響受けた結果ですかね。かわいい。シゴきたい。
  • 銀魂
    • 洞爺湖の初撃が防がれてから、虚の足に刺さってたのぶたすソードで二撃、って展開が鮮やかですね。ホント必殺技のないバトル楽しいっすわ。
    • ぶっちゃけ銀さんよりも虚の方が全然強いんだけど、それでも渡り合える理由は‥‥ということで虚フェイスご開帳。
    • ということで、銀さんが動揺してしみったれた展開に‥‥ならない! 割り切りが早い!! 神楽と沖田が少しだけ時間を稼いだら銀さん即復活。これはカッコイイっすわ。のぶたすソードの次は沖田ソードで決めるってのがサイコーですね。神楽は虚ソードを抑えてますし。まさに「俺たちの剣」になってる。
  • ジャンプホラー小説大賞結果発表!!
    • 大石先生こんなトコで何やってんすか!! 超ビビりましたよ。
    • ミニキャッパーとか完全に存在忘れてたから笑ったわ。読み切りでも連載でも+でもなんでもいいんで作品読みたいものですね。
    • なにげに今週はバトよん以外の4コマが多いですね。いいことです。
    • あと、松井先生もチラッと参加してて豪華である。なにこのページ。
  • こち亀
    • ぶっちゃけ『こち亀』の中でしか存在を知らないボードゲーム軍人将棋。艦これ全盛の時代に見るとなかなか味わい深いですね。
    • ということで、特殊刑事課。軍人将棋デカだそうです(厳密には違う)。派出所の面々以外にも巻き込まれてる部下がいて笑った。あいつらかわいそうだなw
    • 犯人の“金を持ってこい”“100兆億万円だーー!”が投げやりすぎる。単に「100兆」でも充分バカなのに‥‥。
    • 軍人将棋なのに超近代兵器出てくる。現在公開中の『ワイルドスピード スカイミッション』ではプレデターがロサンゼルスの街を蹂躙するのでとても楽しいです。元々カーアクション映画だったのに‥‥。
    • 次号予告、“アノ二重スパイ警官の家族の秘密が!?”だって。やったー、名前忘れたけどあの話だー。超好きなんですよ。読み切りでいいからスピンオフとか作ってほしいレベル。
  • 『カガミガミ』
    • 「笑いのカガミガミ〜最終回〜」ってのを思いついたんですけど、使い道がないです。どうしよう。
    • 敵さんはネジの集合体だから変幻自在。うおおっ、超カッコイイんですけど。ぶっちゃけ「兵器ブリオンかよwwだっせぇぇwww」とか思ってたんですが、ネジパワーで一気に印象逆転しました。いいなぁ、オレだったらどんな形にするだろう、みたいなこと考えるだけでご飯が進む。
    • 合体しても全然勝てないので、凡人組も参戦。ビビってる科学くんが自分以上に非力なマコさんの頑張りを目の当たりにして男を見せる、ってのが超熱い。凡人が頑張る展開はいつ見てもいいもんですねぇ。
  • BLEACH
    • マユリ&ザラキまさかの別行動。ギャグ的なノリで別れた理屈を語れるから本作は強いよなぁ。シリアス一辺倒な作品だったら「トイレてwww」ってなりますよ。
    • ふてぶてしさだったら作中最強レベルのマユリがまさかの乱入者に口をあんぐりしてるトコがサイコーです。マユリってあんな表情するのかw
    • んで、各チーム紹介。死神の本隊が一番人多いのに一番キャラ弱いってのがおもしろいですね。まぁ、バランスが取れてる、と言える。
  • 『Ultra Battle Satellite』
    • ももっち流が決まって骨をボキィィッと折ろうとしたトコで即行ギブ。ムエタイの人はわかりやすくていいねw
    • 一方ももっちはいつの間にか勝ってました。結弦きゅんドンマイw
    • ももっちの太股に挟まれて失神、右腕はバッキバキ。正直全国の読者の中からマゾヒストを選別するようなシーンですけど、そんな嫌らしさを中和するのが結弦きゅんの顔ですね。彼のおかげでエロ的な連想よりもギャグっぽくなってしまう。グッジョブ。
    • 感想戦。一見タイマンで勝った風だけど、“もし本当の一対一だったら俺は勝てたのか…?”。このストイックな姿勢は素晴らしいですね。フツーだったらここで調子乗っちゃいますよ。現状に満足せず、目指すは頂点だからまだまだ反省を惜しまない。目をそらさない。
    • んで、ベルばら近況。横綱をツーパンでした。『火ノ丸相撲』ディスってるわぁw(曲解) 親方がUBSに挑む理由ってのもわかりやすく、「なるほど‥‥」と感心したんですが、直後に「かわいがりじゃん」と全否定するのが素晴らしいねw かわいがりって親方が最も嫌がるであろう言葉を即座にチョイスしてしまうベルばらの天然な感じがよく出てます。
  • バトよん!!!!

    • 24号の結果。むむむ、また外れたのぅ。とはいえ、今回のトップ3はどれも超おもしろかったですね。厳選された3ネタだと思いますので、バトよん見てない人は上記サイトで3ネタだけでも見てみるといいですよ。うちみたいなブログ読むよりもよっぽど有意義ですわ。
    • トップ3がどれもブログで扱ったネタってのは少し嬉しいですね。んで、ワタクシが投票したネタは2位ですし。好みが近づいてきた感じがあります。別に当たらなくても痛くないんですけど、さすがに投票ネタがトップ3にも入らないと少し寂しくなるもんですよw
    • 4コマバトルグランプリ
      • No.11「赤ずきんなう」(サニーマンさん)
        • ツイッター赤ずきん。俗に言うバカッター行為ですな。無神経に写真撮る赤ずきんも笑えるんですけど、オチの「アカウント乗っ取ったろうか」が超ツボ。確かにオオカミはおばあさんのこと乗っ取ってる常習犯ですわ。
      • No.3「人見知り忍者」(カズさん)
        • 自分の残像じゃないパターンかw まぁ、これからチームプレイが必要とされるワケですから、最低限のコミュニケーションは大事ですよね。
      • No.5「新モンスター」(太郎右門さん)
        • 赤ぺこ+ケルベロス。「けるべこす」って名前で充分おもしろいんですけど、頭が縦に並んでるビジュアルが間抜けすぎてヤバイ。せめて横に並んでればマシだったのにw
      • No.6「常習犯」(にもつさん)
        • 盗塁王が塁を盗む話(物理的な意味で)。本作が秀逸な点は劇中に出てくるセリフがすべて実況のもの、というトコでしょうか。盗塁王や警察のセリフは聞こえず、彼らの行動だけが見えるという形。リアリティーのある味わいになってますね。
        • 実況が“おっと すでにホームベースは盗んでますねー”と冷静なのが笑うわ。常習犯すぎて実況も驚かないんですねw
      • No.8「鼻血」(キョン太さん)
        • 今週は赤ずきん盗塁王、そして鼻血が頭1つ抜けてた印象です。
        • 起承転結が1コマずつキレイに展開していって、ラストの4コマ目のオチがサイコーじゃないですか。その手があったかw
      • No.10「一期一会」(ヤスタロウさん)
        • 1コマ目2コマ目までは「なんて良い子なんだ‥‥」って思ってた女の子に対して最後の最後に「結局顔かい!」と印象がひっくり返る感じが素晴らしいです。
        • 4コマすべてに一切セリフがない、疑問も含め文字がまったくないことが4コマ目の猫の顔のインパクトを補強してますねえ。うまい。
      • No.12「戦士の休息」(キバ寿司さん)
        • よくある睡眠中にも殺気に敏感な強者‥‥と思ったら。
        • 野宿するのにくつ下とか気にしてんじゃねぇよw てか、単純に戦士の口から「くつ下」って言葉が出てくるだけで違和感ありますわ。
      • No.14「食べ物?」(些実さん)
        • 平穏な世界観に突如として暴力が舞い落ちる展開、超好き。
        • いい匂いするし、見た目も悪くないのにで実際に食べるバカガキいても不思議じゃないかも、と思うくらいには説得力ありました。それだけに鉄拳制裁が笑える。
    • 4コマ特訓塾
      • ネフローゼさんのウンコネタが好きです。初めは「見たくねぇよ!!」ってなるんですけど、しばらくしてから「撮影してたの!?」という驚きが来て二度笑いました。
    • バトよんQ&A
      • 大喜利的な質問コーナーかと思ったら結構ガチンコのヤツでした。まぁ、こういうのも大事よね。
      • 4コマのセリフ手書き問題。これは前から気になってました。別に投稿するギャグセンスも絵心もないんですけど。手書きのネタと打ち込みのネタ、両方ありますよね。解答としては戸谷の「読みにくい場合は修正します」ってのが印象的。これは字が汚いけど打ち込みはしたくないって人にとっては朗報なんじゃないですかね。てか、今までに採用されたセリフが打ち込みのネタの中には、元は手書きだったけど修正されたネタがある可能性があるのか。ちょっと今週の採用ネタだけでも読み返してきますわ(性格悪い)
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 超絶バトル回。作中最強クラス同士のマッチアップとかオラわくわくすっぞ。
    • 敵意のぶつかり合いで壁が割れる。これはアレだ。赤髪と白ひげが対峙した時のアレだ。
    • 先生が全力で嫌がらせしに来てて笑った。春画見つけだしたトコとかすげぇかわいいw それでいて、磯兵衛の部屋に向かう時の“止めてみなさい…”が超カッコイイ。あのナリしてスピード自慢とか心躍るわ。
    • 場所を移動しての母上の本気。技を繰り出す所作がほとんど『HUNTER×HUNTER』ネテロ会長なんですがw
    • そして、母上WIN‥‥かと思ったら刀を抜いていなかった先生。よく考えたら先生は常に防戦で、やってたことは磯兵衛に対する迷惑行為(先生行為)だけでしたわ。先生の底知れなさヤベェ‥‥。
    • てか、バトルの展開、見せ方がフツーにうまいですよね。各キャラを知ってるのと絵柄のせいでどんなに強くてもギャグっぽく感じてしまうけど、割と本格バトル漫画でも通用しそうな気がしました。いや、もちろんパロディーセンスとかそういうことなんでしょうけど、器用だなぁ。
  • 次号予告
    • 斉木が3周年。「まだ3年かよ‥‥」というのが正直なところ。もう結構なベテランってイメージあるんですけどね。
    • そして、『ニセコイ』。俺たちの予告が帰ってきた!! “未来からの来訪者!!彼女の正体とは一体…!?”だって。バカかよ。愛してる。
    • 約束の女の子は未来人で決まりですね。
  • 目次
    • Mokujitter。ジャンプ以外のマンガ雑誌を読むか。わざわざ「勉強のためにも」って書いてるのが個人的には棘を感じる。別に「マンガ好きだから」でいいじゃない。ビジネス感出すなよ。

スカッとジャパンにハマッてます。馬場課長に毎週登場してほしいです。<俊>
(『食戟のソーマ』)

    • 先日母親がこの番組にハマってるって言ってました。その時は「まる見えに決まってんだろババア!!」って思ってたんですが、佐伯先生がそう言うんなら興味が出てきました。けどなぁ、馬場課長よりグレコのが好きだと思うわ。乗り込みますか?

おわ!気付くの遅れた!古味先生ありがとうございます!頑張りまっしょい!
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)

    • わざわざ「気付くの遅れた」って言わなければ読者は遅れたことに気付かなかったと思うの。

先日久しぶりに本気で走りました。死ぬかと思った。運動しないとっ!
(『デビリーマン』)

    • 先日『探検バクモン』が集英社特集で、ジャンプ編集部のくだりで福田先生も少し出てたんですよね。たしかに体力なさそうな見た目してましたわ。イケメンでしたけどね。

久々にギャグ読切!これ描いてる時に40歳になった!これでいいのかオレ?
(『トリコ』)

    • ええんやで。
    • 強いて言うなら39歳でキンタマ争奪戦を描いてる方がおかしいと思うw

仕事中に見たバイキングのコントDVDがすごく面白かった。他のも見たいな。
(『カガミガミ』)

    • これは担当に対する「持ってこいや」というプレッシャーである可能性が。
    • てか、多分「バイきんぐ」だと思うんですが「バイキング」って人がいる可能性もあるか?(お笑い詳しくない) これはまたダメ出しコメントの予感ですよ。

担当の近所に引越した。これでいつでも飲みに誘えるぞ!
(『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』)

    • 仲間先生と担当のブロマンスは密かに楽しみにしてます。今後のあらすじが楽しみですわw
  • 愛読者アンケート
    • メデューサ』への質問。プラスからの出張版って評判が良かったら本誌へ移籍ってのも充分あり得る話だと思うんですよね。個人的に+の連載作は『とんかつDJアゲ太郎』一強という印象なんですけど、まぁクラブは未成年入れないから少年誌と相性の悪いテーマなので難しいのかな、とは思います。けど、努力友情勝利に忠実でメチャクチャおもしろい作品ですよ。
    • 話がそれましたけど、『メデューサ』も充分好きですよ。本誌移籍あったら全然喜べるレベル。
    • あとは、インターネットでの動画について。今週は「Windows95 起動音」の動画を一番人気だと思います。

 総括です。

 今週のベスト作品決めます。今週は『食戟のソーマ』かな。人気キャラ投票の結果発表という週にトップ10に入ったキャラが8人も出てくるというのは見事だったと思います。こういうトコに気が利くのは将来出世するタイプですわ(既に出世してる)。
 次点としては、E組分裂がおもしろかった『暗殺』、コラムの今後が楽しみすぎる『競技ダンス部へようこそ』、Windows95の起動音が神っぽかった『笑いの神々』、本編がバトル漫画してた上予告が復調した『ニセコイ』、ヘビがかわいい『温泉街のメデューサ』、バトル漫画としての実力がにじみ出てた『磯兵衛』。

 では最後に、今週のベストキャラ決めます。こっちは次点から。

  • 久留里るり 『デビリーマン』
    • 新キャラが登場し、既存のキャラと絡むまでの流れが非常にうまかったです。平和くんが苦戦したという強キャラ感がイイですな。
  • 加賀地巳里 『温泉街のメデューサ
    • 目細めてるヤツと威嚇してるヤツが好みです。
  • 茅野ちゃん 『暗殺教室
    • 渚くんのことを異性として意識しまくる茅野ちゃんに感情移入マッハ。むしろ、今まで何も意識してなかったのがおかしいんやで。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • ギャッツ 『ONE PIECE
    • 凡人だけど実況なりの戦い方があるんやで、というのが胸熱。戦意を鼓舞する役割って意外とリアルですよね。

次号の感想

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トリコ 35 (ジャンプコミックス)

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改造人間ロギイ 2 (ジャンプコミックス)

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*1:週刊少年ジャンプ」2015年28号273ページ