北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』336話337話の感想

『生徒会役員共』335話の感想 - 北区の帰宅部

 一挙2話でございます。2話掲載があったら近くに休載がある、というイメージが強かったんですけど、最近はそんなこともない気もします。まぁ、今回は来るかもしれないんですが。トータルでマイナスじゃないから全然いいです。無理されても困りますし。

  • #336
    • 扉は浴衣アリア。「よっしゃ!一挙2話は浴衣回やで!!」と思ったら本編では私服だったでござる。むむむ、悲しい。
    • これは数週にわたって扉が浴衣で統一されるパターンですかね。今年の夏は浴衣で行きます、的な。‥‥まぁ、#337は浴衣じゃないんですけど。一挙2話だから例外、ということでひとつ。
    • 開幕のネタ、一同がなぜ上向く必要があるのか、説明がないのが本作らしい語り口。それでいてオチを出島さん(とアリア)にすることで、「出島さんがいるということはどこかへ遠出している」ということを示してるような気もする。
    • ノーパンについて特に衝撃を感じない出島&タカ兄。よくよく考えたらおかしな話である‥‥すげぇ今更ですけど。
    • 上向いてた理由。知り合いのキッズに昆虫を見せてあげるために虫取り。本作では貴重なリアルロリである。この子たちは以前に出てた子でしょうか。芋煮会の時だっけ? なんか子供と交流する回ありましたよね。単行本で一気読みする時に気にしてみよう。髪型が一緒な気がする。
    • こういう外出回で紫外線を気にするのって新鮮ですね。日焼け止めとかを使うシーンはありましたけど、紫外線を気になって心が折れる、というのは珍しい気がします。
    • カブトムシは帰省中、という言い訳が夏休みらしくて笑った。カブトムシの実家ってどこだよ。
    • 「樹液→女液」だけで充分おもしろいんですけど、さらに「縛る」「カブトあわせ」と加えてくる手数がヤバイ。徐々に変態度が増してく感じもありますね。カブトあわせで一気に飛躍した感じがある‥‥。
    • 野生のタヌキ。七条家所有の山の凄さが垣間見えますね。てか、タヌキかわいい‥‥。個人的には親の方が好みです。
    • 甲虫は触れるけど、その幼虫はキモいので無理、という不条理。すげぇわかるわw あの硬さが非生物感を出して抵抗を弱めてるんですかね。
    • てか、コトミは余裕で触れるんですね。なんかイメージ通りですわ。子供の頃は虫触れたけど大人になったら無理、って人多いと思いますけど、コトミは子供のまま、という感じですかね。
    • カブトムシげっと。コトミが持ってたのはクワガタだけど、タカ兄が捕まえたのはカブト。まぁ、クワガタよりもカブトの方が男根感が強いから、ですかねw
    • カブトムシにはカブトムシ用の、股間には股間用の表現がある、というネタには笑った。例によって会長とアリアの息の合いっぷりがサイコーです。
    • しかし、あのカブトムシ、わざわざ股間にしがみつくとはホモなんじゃあ‥‥(風評加害)
    • 会長、勝負下着と思われるものを持参。なにかを期待してたのかしら。かわいい。
    • てか、このネタ、完全に最新の『プチたん』のオチと同じですよね。これはタイミングを合わせてきたとしか思えません。カオルもタカ兄も背中で語るw
    • 男性作家が描く女性キャラのパンツを女性読者が見たら「こんなダサいの穿かない」ってなる、って話を前に聞いたことありますけど、これは事実の誤認というだけではなく、男の願望という側面もあるんでしょうね。
    • 背後から聞こえる下着の話題に聞いてないフリをしてたタカ兄から本音が漏れる、というので笑いました。やっぱ聞いてたのかw コトミの驚きからも、かなりのイレギュラーなのが窺い知れます。
    • 再びパンツ。ラストページをパンツで統一するという華麗な構成。タカ兄が別室で行われる女性同士のパンツトークを盗み聞きする、というのも同じですね。てか、この明け透けな状況はスゴイですね。着替え中の会話が丸聞こえとかムラッとしないのかしら。間違いを犯さないタカ兄マジ聖人。
    • 同じパンツを穿き続けるよう指示。間違ってないけどヒドすぎるw ドア越しに聞こえてたという事実を隠すよりも訂正しなければ、という緊急事態。
  • #337
    • 扉出島さん。裸ワイシャツ‥‥でいいのか? 影?
    • ちなみに、柱のキャラ紹介はスズオンリー。#336で他のキャラは全員済んじゃってるんですよね。その時点でスズを入れるスペースはあったんだけど、こちらに1人もいないのは寂しいから残したとか? とにかく、こちらはスズメインという感じが少し強められてる気がします。。もちろん出島さんがメインなんですけど、スズは裏メイン。‥‥裏メインとは一体。
    • 夜になりまして、百物語。またしてもスズの膀胱に危機が!! 先週やったばかりだから説明が省けるというか、直接的な描写を入れなくても読者が勝手に補完できる、という仕様になってる気がする。
    • 「停電ですか?」と聞いてる時は落ち着いてるのに、そこからの落差がスゴイ。フツーだったら停電でかなり驚くと思うんですけどね。
    • 百物語a.k.a.スズの膀胱我慢大会スタート。会長の怪談に出島さんがボケを挟んでタカorスズがツッコむ‥‥というのがいつもの流れ。ただし、今回はスズが安心して終わる、という新機軸。怪談をブチ壊してくれるんだったらボケすらも歓迎する。ツッコミとしての意識がなくなってしまったw
    • アリア怪談。再び出島さんオチ。ただし、出島さんがボケるのではなく、出島さんの過去の奇行がアリアの怪談になった、という話。「そんなに寝込みを襲いたいのか」というのもあるんですが、そもそも屋外で乳輪だしてたってワケなんですよね。そこからおかしい。せめて窓じゃなくてドアから入ろうとすれば露出は室内で済んだのに‥‥。いやしかし、七条邸の場合は、廊下で全裸の方が人に見られる可能性は高いのかもしれない(真剣)。
    • 出島さんオチが2本続いた後に出島さんの怪談。そもそも怪談がY談だった、というオチ。おそらくタカ兄であろう、「オチたのでもういいです」という冷酷なツッコミが笑える。そもそも怪談は期待してませんでした、みたいな感じか。
    • タカ兄のターン。出島さんがツッコまれた直後のツッコミ役による怪談なので出島オチにはならない、よって膀胱が非常に危険。なのでスズは早々に退散。
    • スズがどの段階で退散したのかは少し気になりますね。タカ兄が喋り出した段階で「あっこいつマジだ‥‥」と察して避難したのか、話が進むにつれて「みんな聞き入っちゃってボケそうにない‥‥」と気づいた時なのか。
    • スズはいなかったけど、会長はかなり怖がった様子。タカ兄がドヤ顔してることもあり、結構なクオリティーだったっぽいですね。アリアは全然‥‥かと思いきや汗が一筋あるので少しは怖がったのかな。スズ以外で恐怖失禁の危険性が大きかったのはやっぱ会長ですかね。出島さんは動じないイメージ。コトミが未知数ですけど、コトミの場合は「旅行中はパンツ穿き続けろ」という指示があるので別の危険性がありますねw まぁ、最悪はアリアにならってノーパン。
    • トイレから戻ってきても冷静じゃいられないスズ。迷信を信じる信じないという意見がたった1コマで覆ってて笑った。こ、これがダブルスタンダードか‥‥。
    • 怪談が描かれなかったのはスズとコトミ。スズは怖い雰囲気にならないような当たり障りのない話をしたんでしょうね。コトミが未知数ですよ。こちらでも。怪談かと思いきや‥‥というボケが待ってるんでしょうけど、怪談っぽい雰囲気にまで持っていけるのかが少し疑問ですわ。
    • ラスト。戦利品であるカブトムシを見つめて微笑む会長。カブトムシがかわいいから微笑んでるんですけど、喜ぶキッズたちのリアクションを想像して‥‥というのも少しあるかもしれない。
    • ということで、会長スマイルにタカ嫉妬(コトミ談)。微笑ましい光景から一転、虫を見るような目になってしまったので笑った。
    • 思い返してみれば、タカ兄の股間にカブトムシがついた時に、タカ兄は股間を虫を見るような目で見られてるんですよね。やったぜ!(なにが)

 ということで、終わり。前半はコトミに同じパンツ穿き続けるネタ、後半は虫を見るような目がそれぞれ一番好きかな。というか一番笑った。それ以外にも、メインでは描かれなかったけどキッズたちとの交流とか、『プチたん』との一致とか、出島さん無双とか、2週連続のスズ膀胱ネタとか、盛り沢山だったと思います。
 あと、タヌキがかわいい。

『生徒会役員共』338話の感想 - 北区の帰宅部