北区の帰宅部

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『プチプチたんたんプチたんたん』46話の感想

『プチプチたんたんプチたんたん』45話の感想 - 北区の帰宅部

 2015年も最後ですよ。早かったような遅かったような‥‥という当たり障りのない感想しか思いつきません。

 46話。「自称カリスマモデル」。コンスたん、酷い言われようである。
 ということで、ファッションの話。ハナがコンスたんに相談したら実はプチのことでした、というズッコケ。コンスたんがハナに振り回されてるの、結構新鮮です。ハナとコンスたんがヒカリを振り回すのだったら日常なんですがw コンスたんの牙城を崩せるのはハナくらいなのかもしれない。

 近所でやってる犬のファッションショー。犬の飼い主コミュニティーにちょくちょく顔出してるっぽいハナのコミュ力よ。ヒカリもコンスたんもまったく知らない所でハナが飼い主してるってのはなんかいい話ですね。てか、ハナは飼い主として立派なイメージしかないわ。超人的とすら言えそうなレベル。
 そんなハナ、3人の中で唯一スカートを穿いててよそ行き感ありますね。おそらくプチのファッションに付き合うみたいなノリなのかな、とか。

 んで、3人で疑似ファッションショー。「カジュアルニットでちょいアダルトモード」とかいかにもファッション誌らしい言い回しが笑えますわ。作者って多分キャラの服装の参考にするためにファッション誌を読むことがあると思ってるんですけど(根拠はない)、そこから吸収した言語センスかな、とか。ファッション誌に縁のない人生を送ってきたのでこういう言い回し、やれって言われても出来ないですよ。独特の進化を遂げていきた感ありますよね。

 3人の用意した服がそれぞれのキャラクターに沿ってる感じがありますね。ハナのは一番オーソドックスというか、普通のドッグウェアっぽい感じ(犬の服全然知りませんが)。ヒカリは首と足のみで防寒目的な感じが強いと思います。んで、コンスたんは劇中にもあるようにモデルならではの実用性のないファッション。写真がすべて、という発想ですかねw 明け透けで笑うわ。コンスたんの服を見た後だとハナとヒカリのがどれだけ動きやすかったか実感しますわ。結局は犬ですからねぇ。飼い主次第ですけど、実用性のが大事な気がしますわ。

 ということで、プチが露出の快感に目覚めてエンド。ついにプチが男になったw ハナに抱き抱えられた時に勃起しているのがバレる、ということでハナに欲情してるんじゃないのか、みたいな余地があるような気がして面白いです。匂わせ程度ですけど、作品を通じて語られてるような気がするんですよね。もちろんガチではなくて、飼い主への服従心の比喩的表現な側面が強いんでしょうけど。
 てか、ボトムレスな服装から始まって下半身露出で終わる、という今回の話、一貫性がスゴイ‥‥。プチの服について語っているようで、常にプチの下半身、プチの裸について語っていたのだ、というウルトラC。「ボトムレスってエロくない?」「犬はしょうがないだろ」という会話から分かるように、ハナだけは最初からプチの下半身露出という着眼点を持っていたんですよね。多分ハナはプチの勃起も何度か見たことあるのかもしれません。ここらへんは他の2人よりしっかり飼い主してる、という一面でしょうか。

 てか、犬が服を着ることによって逆に普段露出してることに気づく、って話、『生徒会』でありましたよね。ボアで。時期も近いので間違いなく作者的には同じタイミングに作った、思いついたネタだと思います。もしくは『プチたん』のネタとしてドッグウェアを思いついた、調べたから『生徒会』でも使った、とか。
 ここらへん同時に2作連載してることで生まれるオモシロですわ。氏家ト全が作品以外ではロクに発言しない、というのもあって、2作を平行して読むことによって氏家ト全という作家が立体的に見えてくる感じ。こういうのは両作を連載で読まないと実感しにくい話なので、連載派の読者の特権ですねぇ。『プチたん』だけ単行本、みたいな人多いと思いますけど、時期が近いかどうかはなかなか気づきにくいんじゃないですかね。


 ということで終わり。念願のプチ回でしたよ。一番好きなコマは「脱いじゃってる」でしょうかね。一番生き生きとしてて可愛いです。もちろんハナに抱えられて見つめ合ってるトコも好きなんですけどね。あとはコンスたんの服を着た時だけ明らかにポーズが気取ってる感じとかもサイコーっす。
 プチはいいよなぁ、プチとハナの組み合わせがよりいいよなぁ、という本作の根幹的な魅力に改めて気づかされた回だったのではないでしょうか。平たくいうと、やっぱりプチはサイコーだぜ。

『プチプチたんたんプチたんたん』47話の感想 - 北区の帰宅部