北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年15号の感想その2

 昨日月曜にですね、『HUNTER×HUNTER』の連載再開が発表されたじゃないですか。この手の大発表はネットで済ませちゃうというパターンが最近はホント多いですね。早売りとかネタバレ対策ってことなんでしょうけど、紙だけ読んでればいいんちゃうんか、という気もするので少し複雑な気持ちだったりします。まぁ、早売り買ってる身で言っても説得力ないねすけど。
 よく考えたらですよ。月曜に通常通りジャンプが発売される。その日にネット上でジャンプには載ってない重大発表がされるって相当おかしいでしょ。なんだかなぁ、ってなりますわ。
 まぁ、今回のは一応、ネット発表と誌面発表の折衷案っとしてネットで先行発表して「詳細は次号!」ってしたんでしょうね。まぁ、そんなワケで水曜あたりにはネタバレが蔓延するんでしょうね。世知辛いのぅ……。
 あっ、てか、そんな発表があるんだとしたら、次回の『こち亀』への特別寄稿、冨樫の可能性もあるのか。むむむ、大いにあり得るけど、実際に連載始まるのは数ヶ月後でしょうから、連載再開時にやってくるのかな、という気もします。ただ、その頃には現連載陣の特別寄稿は一巡しちゃってると思うんですよね。おそらく歴代のレジェンド作家になるか、集英社で現在連載中の人気作家の特別寄稿になると思います。だとすると、今のうちに冨樫を済ませちゃうのもアリだと思うんですが……むむむ……けどなぁ、『ハイキュー』も怪しいんですよねぇ。やっぱり古舘先生かなぁ。

週刊少年ジャンプ2016年15号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 食戟のソーマ
    • 別に新たに食べて「うまい!」ってなるワケでもないのに、後出し的な情報で “素材の扱いでは…黒木場を超えているかもしれない……!” とか言っちゃう審査員も信憑性ないですよねw いや、物語的な都合ってのは分かりますけど。
    • 連たろ先輩はもはや勝っても負けてもおいしいキャラになっちゃってるからずるいですね。負けて悔しがってもおもしろいし、当然勝ってもおもしろい。いつの間にか魅力たっぷりなキャラになってるなぁ……とここんとこ毎週驚いてる気がするw
    • そんな連たろ先輩のリアクション。全裸である。さすがに「鮭られねぇ」はナシかw ただ、鮭がチンコ隠してるんですけど、もうちょっと上に来てくれた方が安心できたと思います。ちょっと際どすぎるw
    • んで、選抜の時よりも強くなってるリョウくんでエンド。負けても強くなるってのはサイヤ人っぽいですよね。おそらく上からの教えに従うだけのセントラルのやり方ではこういう成長は望めない、という話なんだと思います。
  • ハイキュー!!
    • 前にも言ったことあると思うんですけど、戸美ってトンビだと思ってたんですよ最初。ノヘビでヘビだったんですよね。これが未だに意外だったりします。まぁ、ノヘビって読み方は東北っぽい感じありますけどね。実際にあるかは知りませんけど。
    • そんなヘビのやり方。煽って煽って自滅を誘う。プレイ外の部分で精神的な揺さぶりをかける、というのはイイですねぇ。ちゃんと効果的な相手を選んでるのも周到ですし。“ほらな クロスしかない” のトコとか、バレーやったことない人でもやりづらさビンビンに伝わってきますよ。白鳥沢のゲスもそうでしたけど、この手の嫌なヤツ描写はうまいですねぇ。それまであんまり出てきませんでしたけど、ゲスのスウィングっぷりを考えたら「こういうの超得意やん」と思わざるを得ませんw
    • また、ここでちょくちょくと細かいけど、うまいって描写がありまして。ガンガン煽ってくるシーンで、“審判は気にしないタイプか…いや 多分聞こえてない” というセリフがあるんですよね。このセリフがあることで、「ああいうこと言っても注意を受ける程度なのかな」というのが分かるじゃないですか。完全なルール違反でしたら審判に申告してもいいワケですから。純粋なバレー技術とは別の所に重きを置くキャラは初めてですので、こういう「ルール的にどうなの?」って描写は大事ですよ。そして、これは審判の心証という新たな要素へのフリにもなってますからね。審判に聞こえるセリフと聞こえないセリフを使い分けてる、といういやらしさ。
    • “11番 ブロック笊だぞー” いやらしすぎるww 独りだけ嫌なヤツかと思ったらチーム全体でこういうこと言ってくるワケですね。確かにこういうセリフは集団に言われることで効果が倍増する感じありますわ。
    • そしてタッチネットタッチネットになった時に「触ってない!」とアピールして「クソッ!」となる一方、戸美では “自分触りました!!” クズすぎるw やべぇ、ゲスが可愛く思えてくるレベルですわ。これはスゲェな。烏野と白鳥沢が各々のバレー哲学をぶつけ合うスタイルウォーズだったものの、どちらもバレーの高みを目指すものだったと思います。けど、今回のはもはやバレーとか関係ない部分ですもんね。審判の心証をコントロールするというまったく新しい概念。バレー技術とは関係ないけど、勝利には関係してくる、という部分。「こういう発想があるのは知ってるけど正直知らないで済むなら知らないでいたい」というテーマをこんだけ面白く持ってくるとはなぁ。ヤバイ、超楽しいw
    • そんな心証操作があるので、タケトラが手を取って勝利の雄叫びをあげても審判は嫌な顔。確かにホメられたもんではないけどw てか、ココで恐ろしいのは、これ烏野でも全然ありえる話なんですよね。タケトラは田中先輩と対をなすような似たもの同士ですから。今はよそ者同士の戦いですけど、明日は我が身ですよ。
    • 烏野の敵ってのもそうですけど、相手の精神に揺さぶりをかけてくる、って意味では「ぼくとの天敵なんじゃね?」という気もしてくるんですよね。「音駒が勝てなかった梟谷に勝てるかも…」と思うということはつまり「音駒負けるかも…」ってことですからね。ヤバさは嫌というほどに伝わってくきますよ。ホント嫌んなるくらいw
    • ……タケトラと田中先輩は似たもの同士って話で気づきましたけど、田中先輩はキレイな姉が、タケトラは可愛い妹がいる、という対比だったんですね。今更な話ですけど、なんかスッキリしました。気づかなかったなぁ。
    • 妹関連でさらにうまい話を挙げますと、序盤にリエーフ姉がタケトラ妹に “戸美ってどんなチームかわかる?”“うーん… ここ何年かは対戦してないからな〜” というやり取りを入れた点。このセリフがあることによって、コートの外にいる2人は戸美のいやらしさに気づけない、ということが分かります。現に “相手の人ちゃんと謝ってる… スポーツマンだね” って騙されてます。んで、今になって気づくんですけど、この2人、今回の戸美のカモである2人の関係者なんですよ。リエーフとタケトラ。身内贔屓になるはずの2人ですら騙せている、という戸美の恐ろしさですね。てか、リエーフ姉とタケトラ妹っていう客席キャラの選出、すべてはこの試合に向けた周到な計算だったのか……と思うとよく出来すぎててちょっと憎らしく思えてくるレベルw 梟谷戦では「やったー可愛い子でてきたー!」とか思ってましたけど、そんなんじゃなかった。すべてはココへの布石だった。
    • んで、戸美がついに顔面攻撃してきてエンド。ちょっとコレは一線越えた感ありますね。審判の心証操作は「それも含めてスポーツって言う人がいるのも分からんではないけど……」という感じだったけど、顔面攻撃を意図的にしてきたらもう完全にアウト。完全に外道。そんな外道行為すらも、謝るというポーズをすることで心証操作に一役買っていて、そんな謝るポーズこそが戸美の二面性を象徴している、という文句のつけようのないラスト。やべぇ、『ハイキュー』おもしれぇ……。
    • ちょっと番外編的な話になるんですけど。今回、審判という存在にスポットライトが当たったんですが、これって『ハイキュー』的に初めてなことだと思います。細かく覚えてるワケじゃないけど。審判の心証操作というのは今までになかった概念ですよね。そんな審判。今までは背景でしかなかった審判が、メガネをかけてるんですねぇ。ここらへんマジで「わかってるな……」としか言えないっすわ。こないだのメガネ記事で、「メガネの扱いは『ハイキュー』が最強だから今後も期待」みたいなこと書いたんですけど、オレは間違ってなかった。第三者的な立場から観察し、判断を下すという審判はこの上なくメガネ的な役割ですよね。現場から一歩引いてる点、ルールブックに則った知的な判断を下す点、もう完全にメガネ。
    • 『ハイキュー』の恐ろしいのは、「いかにもメガネっぽいキャラだよねー」だけでは終わらないところですよ。今回の物語における審判って冷静で客観性が保たれてるワケではないじゃないですか。知らずうちに心証を操作されて、偏った判断を下してるんですよね。いや、判断は偏ってないかもしれない、でも明らかに戸美贔屓になってる。つまり、色眼鏡をかけてしまってるんですよ。メガネというのは探求、追求のアイコンですけど、それはちょっとしたキッカケで偏見にも転じてしまうということですね。このメガネの扱い方をサラッとやってのけてしまう『ハイキュー』の恐ろしさよ。メガネを扱う素養が高レベルすぎる。メガネ記事を書くようになってからこの手のメガネの扱い方は初めてですよ。「メガネの使い方まだ他にもあったか!!」とマジで感心しきりです。ちょっとマジスゴイ。戸美の魅力もスゴイけど、メガネの扱いもどうかしちゃってる回ですわ。
    • ぶっちゃけね、『ハイキュー』は過小評価されてると常々思ってるくらい個人的には高レベルな作品だと思ってるんですけども。思ってるつもりだったんですけども、まだちょっと足りなかったのかなぁ、という気もしてきましたね。ホント今回はどうかしてるレベル。タケトラ妹とリエーフ姉が伏線だった、とか「伏せすぎててもはや伏線っぽくねぇよ!」という変な状況になってるじゃないですかw
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 下向きに垂れた状態の下乳、という言葉の説明だとよく伝わりにくい構図の扉。足の付け根まで徹底してる感じとか、なんかスゴイw
    • 本編。霊子線とかいう設定。ガチで今後も除霊バトル路線をやる感じが窺えますね。意外とそっち方面にもチカラ入ってるのが本作の特徴ですよね。コガラシくん以外の男は出てこないけど、エロしかないかというとそんなこともない。
    • ということで一発殴って解決。犯人はロリタヌキなのでメンタル弱い。ぬいぐるみがタヌキだとか、顔隠してたり、意外と細かい部分まで行き届いてるのがスゴイ。「ロリ追加でーすw」という感じもあるけど、そうじゃない部分も意外と。ただですね、正直タヌキそのものが可愛すぎるので幼女モードよりもタヌキモードの方が個人的にはグッときます。穿いてないっぽい幼女の股とか見せようとせんでええねん。フードかぶってるタヌキがマジで可愛いんですよ。どうしたらいいのこの胸の高鳴り。今後タヌキ出す気ないでしょw
    • 10歳のロリだけどタヌキは1歳で成人だから合法だ!!という謎の言い訳感がスゴイ。何気にこういうライン気にするタチなのかしら。ここまで節操なくやるならほとんど意味ない気もするんですけどねw
    • 大人に憧れる化け狸なのでおっぱいが見たい、という無駄にしっかりした理屈付けとか面白くて少し笑えてきます。おっぱいへの道筋がしっかりしてるよ!
    • ということで、裸学ラン御開帳。子供のやることなので責められない、というのがやっかいですね。なのでコガラシくんが怒られる。けど、ポルターガイストはナシなのでマシな方なんじゃないでしょうかね。
    • んで、報酬はクッキー。入学初日に痛い奴の烙印押されたけど、クラスのマドンナに一目置かれることで改善に繋がりそうですね。当のコガラシくんとしては、そんな政治的なことには気づかず、ましてや異性からクッキーをもらうことにも興味がなく、単純に「オヤツおいしいです」に感動してる、というのもうまいバランス。てか、ひょっとしたらこれホワイトデー意識してるんじゃないですかね。さすがに開始早々だし、4月の話なんでマジのホワイトデーではないけど。ミウラ師匠、気が利くぅぅ!!
  • 火ノ丸相撲
    • マスクでカチコミ、まさかの通報オチである。そっからマスクマンが好きなヤツとか、女子に対してチャラいヤツ、とギャグ的に出てくるのが救いですね。ギャグで救われると同時に大関くんが疎外感、という物語的な意味もあるし。
    • んで、相手校の主将、負けは成長の糧というのを重要視してるのが特徴ですね。負かしたら強くなっちゃうからやらない、という変則的な理由。ちょっとおもしろいですね。情報漏洩とかでは全然ない。
    • そんで伝統校としてのウンタラカンタラ。とにかく勝たないといけない、という理由としての伝統校。これに大関くんに火がつく、ってのが熱いじゃないですか。納得度たけぇわ。伝統が強みになるのも分かるけど、伝統がないのに相撲部始めるのも大変なんじゃい、という至極当然な反論。ここで大関くんの相方がユーマでなくチヒロというのが面白いですね。コイツは部活について詳しいし、大会などの経験がありますから。これがユーマだったらまた「相撲部いじめてごめんな……」って落ち込んで励ますだけで1話潰れちゃいますよw 読者の想像以上に気にしてますからね。さすがに乗り切った風ですけど、今回みたいな言及されたら多分またぶり返しちゃうw
    • んで、この本気だ伝統だって話の間にプロとの稽古をしてるホタルの様子を挟むのがまた秀逸じゃないですか。プロは本気を向けてくれないから心は鍛えられない。そっからの大関くんのオチですね。今回カチコミによってまったく相撲取れてないし、修行になってないようだけど、大関くんの心は鍛えることが出来ました、と雄弁に語ってるんですよ。これをね、シバキ山親方が大関くんたちの姿を見て言ったんじゃいくらなんでも直接的すぎますから。離れた所で言うことでより説得力が出るんですよ。
  • 銀魂
    • “俺も勃っていた” から始まるラブストーリー。ゲスすぎるw
    • 自らのチンコを制御できるようになって初めて女性とのコミュニケーションが開始される、成立する、というのは教訓に富んだ話なのかもしれませんね。確かにチンコに支配されてるようじゃ相手に失礼ですし、見透かされちゃういますよね。いい話なんだけど、チンコでキンタマなんだよなぁw
    • わざわざ説明するのも野暮というか「下ネタ言いたいだけじゃねぇか」って感じですけど、オロチというのが海坊主のチンコと連動してるワケですよ。最初はチカラでねじ伏せることでしか制御できなかったけど、ラストにはオロチが静かになり、“いつの間にオロチをここまで手懐けた” ですよ。オロチ=チンコを完全に制御できるようになったから、ようやく素直に気持ちを伝えられるようになった、というラストなのですね。しょうもないのにうまいw
  • こち亀
    • 潜水艦でサーフィンしに行くの巻。有栖川教授なワケですけど、ひょっとして秋本御大、娘よりパパのが気に入りだしてるんじゃないかしらw
    • サーフィン仲間はプロフェッショナル揃い。趣味、遊びを突き詰めたらたまたまこうなった、って話ですけど、こういうの憧れますよね。めちゃくちゃスゴイ技術や道具を使ってるけど、目的はただの遊び。というある種大人の夢物語のような話なのかもしれない。ぼくのかんがえたさいきょうのさーくるなかま、という感じか。
    • んで、肝心のサーフィンする部分はほとんどカットで、道中のダイオウイカ、そっからの小判が大事。こないだのスーパーカーの散歩バイトの話もそうですけど、趣味のために得た大金は失わないってことなんですかね。金の使い道が趣味で固定されてて両さんの財布には入らないからこのままでおk、という感じ。多分サーフィン仲間との関係もあるから勝手にサーフィン資金を持ち逃げとか出来ないでしょうし。有栖川教授とか本気出したら厄介そうだしw
  • 鬼滅の刃
    • 扉がまさかの女の子。「例のキツネって女の子だったんかーい!」と思ったけど、よく考えたら髪が違うので別人である。ミウラ師匠だったらパンツ見せてたと思うけど、本作にそういう心配は無用なのである。てか、パンツないか、この世界。ダメだ、ノーパンだとするとミウラ師匠が暴走するw
    • 本編。キツネお面との修行だか対決だか。例の如く剣を交えながら怒濤の説教である。本作は説教エンターテイメントという一面が大きいですね。まぁ、それだけ主人公の精神が未熟なんでしょう。
    • 全集中の呼吸とかいう技。修行っぽくなってきたじゃないですか、と思ったら中身が完全にギア2じゃないですか。マジか、本作の世界観でまさかのギア2。急にロマン重視の非現実的な技。まぁ、非現実的っつっても鬼とか出てくる世界なんで別におかしくはないんですけどね。いやしかし、こんなに直球でワクワクするような技出てくるとは思いませんでしたよ。まぁ、必殺剣とかじゃなくて、身体能力を爆発的にあげるバフ技っていう地味さが本作らしいのかな。
    • キツネお面に説教され、ボコボコにされたと思ったらかわいい女の子が出てきて優しく指導してくれる。なんだこのアメとムチ。効果覿面すぎるだろ。こんなん響くわ。
    • そして、半年。修行にかかった時間をハッキリと明示するのがおもしろいですね。『ものの歩』なんかも数字出したがるタイプだと思いますけど、あっちは短期間に何局とか、ノート何百冊とかそういう系ですからね。年単位でやってる本作はまた味わいが違います。
    • ラスト。キツネに化かされたかのような形で大岩の修行がエンド。おおっ、これは痺れた。カッコよすぎるやろ……。マジで化かされたのか、すべては主人公が見た幻覚、妄想なのか、というフワフワしたバランスが最高ですよ。半年もやってたら頭おかしくなっても不思議じゃないよな、という感じですよね。イイなぁ。5話目にしてホームラン出た感じありますわ。超好き。
  • ニセコイ
    • どこぞの師匠と違って下乳もパンツも見えない、おっぱい見ようともしてこないロリというのは安心感ありますね。さすがに全部あんなんだったら疲れるw
    • 親がケンカするといち早くそれを察知して取り繕おうとする子供、といのはあるあるですね。ペットとかでもありますけど。それが迷子を交えて行われてるってんだから面白いです。ガキンチョはどちらかと言えば集の方に懐いてたのに、るりちゃんが独りで預かるようになる、というオチもちょっとした離婚劇のようですわ。子供にとってはマジで悲劇ですねぇ。まぁ、よく考えたら集は言葉わからないんで独りで預かるワケないんですけどw
    • んで、集のレスキュー。とりあえず物語を展開させるのに便利だから車に突っ込ませましたー、という舞台装置丸だしな感じが『ニセコイバランスですわ。悪口じゃなくて、あえて極端なことやっておとぎ話感出すの好きですよね。
    • 超関係ないけど、漫画アニメにおけるトラックの頻出は異常という内容の記事がこない流行ってましたけど、すげぇおもしろかったです。今回の『ニセコイ』はトラックじゃないけど、全然その範疇ですよね。
    • んで、集がかつての楽と同じこと出来て成長、というオチ。まぁ、分かるんですけどね、成長だったら助けるのは女じゃなくて男の方がよかった気もします。それは先週の楽もそうですけど(あれが女か自信ないけど)。前にギャグ的にあったら「男の子だったら助けてた?」「ほっとく」というセリフが悪い意味で効いてきちゃってる気がするんですよねぇ。女の子のパパの方を助ければよかったんですけどねぇ。まぁ、いい大人が横断歩道で車にひかれそうになる、ってのも無理ありますけどw
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 斉木の元に来たのは偽物でした、ってオチだけど、そんなん斉木は最初から気づいてないとおかしいので、つまりは単に読者に隠してただけなんですよね。ちょっと萎える。斉木が万能すぎるのを持て余してる感。
    • ということで、「超能力はどう使えばいいのか」という結構深いテーマになってたんだけど、安易な悪役出してそいつをボコって解決ってのはちょっと急に程度が低くなった感ありますわ。まぁ、ココが本作の限界なんでしょうね。もちろん悪い意味でもそうだし、「そこまでマジな話やったら引いちゃうし」っていう良い意味でも限界。
    • 先週がおもしろくて超ハマっただけに、「ああそういう……」という後編でした。まぁ、そういう作品だからって話なんでしょうけど、残念。
  • ワールドトリガー
    • 侵攻を受けた子供が空を見上げると無数の鳥。何も知らないと「美しい風景ですね」とか思いかねないけど、単なる凶器であるw
    • んで、かつて相手にもされなかった子供が大人になって子供相手にムキになる、という話。ヒュースを嫌うのは分かるし正当だけど、子供に八つ当たりするのは見当違いですわw そもそも侵攻が成功してない、という事実が悲壮感増してますね。かつての自分を再現することで過去を乗り越えようとしてるけど、そもそもの状況が同じではないw む、むなしい……
    • んで、ヒュースがガキ殺し。まぁ、「帰りたいならそう言え」って先週やり取りがあったんで、それに該当するセリフが出てこない時点で「帰る気ないんやな」というのが分かるスンポーですね。「うわっ陽太郎死んじゃった!!」なんて思ってる読者は1%もいないワケで、独りで “子供を…… 殺しやがった……!!” とテンパってる雑魚がホント悲しい。むなしすぎるやろw 当然かつての自分を重ね合わせてたワケで、それを特に迷いなく殺されちゃった、と思ってるんですからね。テンパるのは分かるけど、むなしすぎる……
    • ということで、ヒュースデレ。仲間になる前に強化トリガーの強さを再確認しましょう、という展開は丁寧ですね。「うおおっ こんな強いのが仲間になるのかー!!」ってテンション上がります。
  • BLEACH
    • 敵の腕を観音開き。うへぇ、キモい……。『ワールドトリガー』だったらこれ見よがしに断面見せてるトコですけど、今回の切断は味わい違いますね。切れるというより開くという気持ち悪さ。
    • ウラえもんの卍解。造り変えるという実にウラえもんらしい能力。すぐに造り変えるから免疫も関係ないということですね。痴女猫の時は「コレ免疫対策のためだけに考えられた能力じゃね?」って感じありましたけど、今回のはしっかりウラえもんらしさもありつつ、それでいて免疫との相性もバッチリ、といううまいバランスだと思います。
    • んで、グリムジョージャガージャックさんがおいしいトコをかっさらう。しっかり負けた人に花を持たせるんだからウラえもん気が利いてますね。まぁ、免疫の人が言ってた「力対力の戦い」ってのはウラえもんに似合わないので、他人の力を借りる、利用する、というオチが収まりいい感じありますわ。
  • 『トリコ』
    • ごもっともっぽい綺麗事に対して “行ったらええやんか!!” と一蹴するブランチがステキすぎる。運動会の例えも分かりやすすぎるし、結構ガチでグッときちゃいましたよ。いいなぁ、こういう単純だけど、ズカズカと真理を突いてくる感じ。先週の『斉木』もこんなんだから好きなんですわ。
    • 日食が始まってて世界が暗い中、ブランチは電気で光ってる、という1コマもうまいですよね。最後の太陽光が集まってる所にトリコたちがいる、という目印にもなってるし、すげぇキレイな1コマ。
    • んで、トリコたち。缶詰の中から貝。気持ち悪すぎてドン引きですわ。絶対食べたくないw まぁね、貝ってリアルにある貝も相当気持ち悪いですからね、分かるんですよ。こないだ『鉄腕DASH』で喰ってた巨大貝も相当キモかったですから。
    • 四天王のフルコースが完成間近。それぞれのフルコースの中に「それあの時のヤツじゃん」ってのが入ってるのがイイですね。今までの旅を振り返るような役割になってる。
    • ココのフルコースというと、有名な「お前はトリコ?」を思い出すので正直少しだけクスッと来てしまう。
  • バトよん!!!!

    • キング発表。今週はひどい。投票ネタは4位以下。キングのネタを一応ブログで扱ったものの2位3位はスルーであった。最近ちょっと調子よかったんですけどね、急に絶不調ですわ。ちょっとショック。
    • 投票者コメントの中では「世の中金と知恵」がツボでした。未だにネタにされるってスゲェなw
    • 4コマバトル
      • No.11「荒野は遠い」(うどん食いたいさん)
        • 今週の投票ネタ。バトル漫画あるあるを逆手に取ってて笑った。
        • 舞空術のない「場所は変えよう」。おとなしく付き合ってくれるだけでなく暇潰しの準備までしてある敵の男がツボですわ。多分良いヤツだよねw
      • No.4「結局誰」(ウニドン¥120さん)
        • ホラー映画とかでも「本当に怖いのは幽霊よりも人間」みたいな話多いですけど、風呂場だと説得力倍増ですわw 裸は無防備だからお化け出たら怖いけど、生きてるんだったら裸見られるっていう別の被害が生じる。
        • どこまでホントか知りませんけど、幽霊は水に関連する場所に多く現れる傾向があるって説もあるみたいですね。コイツ生きてるけどw
      • No.5「それは勝手」(酔生虫さん)
        • 世界征服を企むだけ。ホントこういう屁理屈ネタ好き。たしかに「企む」という部分に重きが置かれすぎな傾向ありますよねw よく考えると少しおかしい。
      • No.7「ボーイキャッチガール」(パセリ男さん)
        • 空から女の子が降ってくる、というのはなぜか一大ジャンルになってますけど、現実的な少年において一番適しているのはキャッチャーだ、という謎の説得力w 「絶対に両手で捕る方が捕りやすいだろ」って感じの4コマ目も笑えますね。
        • あと、タイトルもすげぇ好きです。
      • No.8「全知全能の神(思春期)」(福人ずけさん)
        • 1つだけの質問を初対面の人の好きな人に使ってしまうのかw バカっぽいけど、ひょっとしたら相当な大人物なんじゃないだろうか。全知全能の神と一瞬で仲良くなってる感じあるし、この子強い……!
      • No.10「特に求めてない」(うむがやすしさん)
        • タイトルが示してるような「力が欲しいか……」「いらないです」的な内容も充分おもしろいんだけど、それを断る言葉が「何や」一辺倒という語彙の貧弱さが最高すぎるw コイツが力を得なくてよかったと思う。
      • No.14「謎解きはおやつの後で」(はせさん)
        • タイトルがうまい作品ってホント好き。バトよんが他の投稿企画と一線を画すのは絵とかマンガであることもそうだけど、タイトルってのも大きい気がしてきました。タイトルでビシッとうまいこと言われちゃったらもうそれだけで満足度高いっすわ。まぁ、4コマの魅力なんですけどね。
        • てか、だんご3兄弟というのは戸谷のコメント見るまで気づかなかった……ちょっと悔しいw
      • No.15「好きなもの」(すき焼きさん)
        • ラストのバーサンがいい顔しすぎである。
        • どこまでホントかは知りませんけど、年配者は意外と下ネタ好きって話聞いたことあります。結構マジメっぽいジーサンバーサンでも下ネタ振ると超喜ばれるんだとか。
    • 偉人にチャレンジ(すべての者は生まれながらに【 】を求める)
      • セシボンテさんの大富豪ネタがツボ。人が知らない人に親切にするのってこういう願望に突き動かされてるのが5割くらいなんじゃないかなぁ、と思いますねw
    • 売れタイトル
      • 天下無敵のshさんの花子さんがツボ。トイレには神様がいるんやでw
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • ホワイトデー。江戸時代なのに時事ネタをキッチリ押さえてくれるから好きですよ。“ごめんねぇ おばあちゃん寛永生まれだからさっぱりわからないわー!” で爆笑したわ。
    • んで、看板娘ちゃんにかんざしのプレゼント。花岡が “やることやってんじゃねーか磯兵衛!!” とバカにするワケでもないリアクションでちょっと感動してしまった。磯兵衛は絶対もっとめんどくさい絡み方されると思ってましたよね。花岡がナイスガイすぎる……。
    • ホワイトデーということで真っ白な灰になる『あしたのジョー』パロディー。おそらく日本でもっともパロられてる漫画のネタですよね。今のジャンプに限定してもこのネタやった作品は結構多いと思う。
    • そんな灰になった磯兵衛を見た看板娘ちゃんが天使すぎる件。いやマジで橋本環奈もビックリの天使っぷりですよ。まぁ、江戸時代だから400年に1人なんですけど。いや、ホントさ、本作の看板娘ちゃんは本職ラブコメ作品が逃げ出すようなことをたまに平気でやってくるから恐ろしいですよね。「ここで看板娘がかわいい言動を取る」というギャグのようなもんなんですけど、その威力がちょっとデカすぎる。なにこれ、フツーに磯兵衛うらやましいんですけど。まぁ、うらやま死する前に磯兵衛本人が死んでるんですけどw
    • てか、使用済みかんざしをあげるなんて少し不用心ですよね、と謎の親心が芽生えてくるレベルですわ。看板娘ちゃんちょっと油断しすぎ。磯兵衛だったらそのうちパンツ持ってきてもおかしくないですよ。危ないですよマジでw
  • 次号予告
    • 次号は結構トピックが多くてですね。
    • まずはやっぱり『暗殺教室』の最終回でしょう。髪切った渚くんが出てきますよー。最終回だけど、表紙はやらない、ってのは『NARUTO』の時に尾田っちが感動してましたね。今回は誰かそういうコメントをする人いるのだろうか。
    • んで、『暗殺』の代わりに表紙をやるのが『ハイキュー』。確か『NARUTO』最終回号に表紙をやったのが『暗殺』なんですよね。そんな『暗殺』の最終回号に『ハイキュー』が表紙って考えると『ハイキュー』がスゴイ作品に思えてきます。いや、マジで『ハイキュー』はこの並びに入れていいくらいスゴイ作品だと思いますけどね。
    • そんな『ハイキュー』。超重大発表があるそうです。脊髄反射的に「ははーん さてはアニメ化だな」とか思ってしまった自分が悲しい。なんなんでしょうね。アニメ化の次のネタって何になるんだろうか。実写化ですかね。てか、『斉木』の実写化の話がまるで続報ないんですけど、どうなっちゃったの、ガセだったの? 実写化以外だとアニメの映画化とかですかね。総集編なら映画やってるんで、完全新作で。今のテレビシリーズがどこまでやるのか知らないんですけど、青城戦で終わるんだとしたら、白鳥沢戦を映画でやる、とかあるかもしれませんね。……いや、アニメの『ハイキュー』の今後とか全然知らないんでテキトーです、すいません。
    • 個人的に気になるというかテンション上がったのが『ゆらぎ荘の幽奈さん』のセンターカラー。正直ミウラ師匠の作家性を考えたら「人気だからカラーやで」というよりは「エロいの見たからカラー頼む」って感じなんだと思うので、人気のバロメーターとしては機能しない気がしますけど。カラーが嬉しいってのもありますけど、それよりも、次号『食戟』もカラーなんですよ。ミウラ師匠と佐伯先生が同じジャンプでカラーを担当するとかドラマチックじゃないですか。こんなん感動するわ。目次コメントが楽しみすぎるw
    • んで、ジャンプの誌面には載ってないネット情報だと、次号『HUNTER×HUNTER』連載再開のニュースが載るそうです。夏頃に開始して年内に終わる感じですかねぇ……(低望み)
  • 目次
    • ジャンプ川柳。『ものの歩』である。人気あるんですね。ただ、シノブくんはコミュ障なんで教えるのクソ下手だと思うの。

親子丼が好きです!家で汁多めにこさえて頂き、追い汁しながら食べるのが好きです!
(『ブラッククローバー』)

    • 田畠先生の嫁話ホント好き。幸せだなコノヤロー!ってなる。

ラーメン食べると胃もたれする歳になってしまった…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

    • 目次コメントに萌えを求めてる身としては非常にありがたいコメント。ミウラ師匠も期待できますわ。

新しい首の痛み止めがかなり効いてるので、休まずいきたい
(『ワールドトリガー』)

インフルで丸三日ものも食わずに寝ました。完全に喜助のせい。
(『BLEACH』)

    • ジャンプが誇る病弱コンビ。生々しいというか説得力あるというか。後者に至っては「笑えねぇよ!」感ありますわ。
  • 愛読者アンケート
    • 好きな女性タレント。選択肢の数が途方もなくて笑ってしまいましたわ。71ってどんだけだ。女性タレントってグラビアをやらないジャンプ的には縁のなさそうなジャンルだったりしますよね。選択肢にベッキーがいたのでなんか安心しましたw
    • てか、こうして羅列されてる名前を見ると「こんだけ選択肢あるのにほとんど知らないとかオレ終わってんな……」と軽く落ち込みます。好きな女性有名人っていうと つぼみ一択なんですけど、選択肢になるワケないし……。
    • 選択肢の中だとジャンプ的にはやっぱり佐藤栞里は見過ごせませんね。ジャン魂ですよ。
    • あともう1つの質問が、今観てるアニメ。これまた選択肢が多い……。こっちは「なんだかんだで結構観てるかも……」という感じなんですけどね。まぁ、見逃したらショックってレベルの作品になるとほんの少しになっちゃいますけど。毎週録画でドラクエやりながら薄い意識で観る、というのだと結構あって驚きました。
    • ここで強調しておきたいアニメは『ドラえもん』ですよ。超おもしろい。ホント好き。観るアニメ1本に絞れって言われたら何の迷いもなく『ドラえもん』を選びます。好きすぎるので、ドラえもんの声マネするとか言ってのぶ代ボイス出す人を見かけると少しイラッとするレベル。

 総括です。
 今調べてみたら文字数が多すぎてビビった。前後編で25kである。ちなみに、前後編だと2:3の割合なんで、やっぱり火曜日のがキツイw おかしいんだって。楽するために月火更新にしたんだから。月曜に最後まで行かなかった最後のオマケくらいを火曜に補足、ってくらいが本来はちょうどいいんですよ。なんでや。なんでこんなことになったんや。まぁ、今週は後編にやたら長いのが多かったのかな。それと短いのが少なかった。
 はい、今週のベスト作品ですが、『ハイキュー』です。ダブルスコアくらいで『ハイキュー』。ちょっと常軌を逸したおもしろさでした。やゔぁい。
 次点は『鬼滅の刃』ですね。すげぇよかった。完全にハマった感あります。あとは『ONE PIECE』もよかったですね。モモ。

 では、最後に今週のベストキャラ決めます。こっちは次点から。

  • 真菰 『鬼滅の刃
    • 今まで散々出てきた説教キャラとは打って変わってアメ要員の女の子、というのはしみるぜ……。この子がキッカケで一気にレベルアップするのも納得です。
  • 看板娘 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 何度目の再確認か分からないけど、看板娘ちゃんがやっぱり大正義だった、というシンプルなお話。あんなんずるいわ。童貞を殺す気ですやん。もはや殺人兵器ですわ。
    • ブコメとかエロ枠がどんなに頑張っても結局看板娘ちゃんのが可愛い、というのはなんだかおかしな話です。強すぎる。

 んで、今週のベストキャラはこの人。

  • 大将優 『ハイキュー!!
    • 伝説のゲスを上回るゲスキャラでした。審判もそうだけど、兄弟すらも騙しちゃうんだから大したもんですよね。
    • ついに相手プレイヤーに直接攻撃するようになった、という一線越えた感も超好きです。ちょっとした『少林サッカー』ですよねw
    • そーいやチャウシンチーの新作がとんでもない大ヒットしてるそうですね。『美人魚』とかいうの、楽しみです。

週刊少年ジャンプ2016年16号の感想その1 - 北区の帰宅部

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