北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年18号の感想その3

 初のその3突入です。めでたいですねw

週刊少年ジャンプ2016年18号の感想その1 - 北区の帰宅部

週刊少年ジャンプ2016年18号の感想その2 - 北区の帰宅部

  • こち亀
    • 有栖川京華。亀スポの特別寄稿で誰か京華のことお気に入りキャラって言えば秋本御大喜ぶんじゃないかしら……とかみみっちいことを気にしてしまう小市民Bです。
    • 京華の私生活はボケが彼女ただ独り。完全に独り舞台のごとくボケ倒してて結構新鮮です。やっぱ秋本御大ノリノリだと思うの。出勤途中を風早くんに見つかる。最近のキャラ大集合みたいな様相になってきましたね。雑学との絡みもそうだし、『こち亀』新世代キャラが徒党を組んでる感。ちょっと前は風早くんが出番多かった気がしますけど、出る度にメインになる京華の方が上なのかもしれない。サブキャラとしてはパパが優秀だし、この親子つよいw
    • てか、何気に風早くんのイケメンオーラに翻弄されないんですね。ちょっと意外です。まぁ、夫いるし、好きなタイプ風早くんとは全然違いますからね。
    • 風早くんには興味ない。なぜならチャカ持ってないから。これは笑った。風早くん謎のフラれ方してるわw
    • んで、チャカですよ、チャカ。先週のしくじり両さんを読んだ後だと味わいが違いますよね。今『こち亀』で一番拳銃ブッ話してるのは京華、というワケですね。先週秋本御大が自己批評をした後なので、意識してると思います。「まだまだやったるでw」的な気概があるのではないでしょうか。
  • 『トリコ』
    • 次郎、ダメージノッキングとかいう奇技を披露。マジか、ダメージまでノッキングしちゃうのか。もはやノッキングってなんだっけ……とか疑問に思うレベル。ネオの時にも思いましたけど、こういう相手の攻撃を無効化する、受け流す系の技の持ち主は強キャラ感ありますね。インフレがどこまでも進む作品なので、相手の全力を受けつつ生存する、というロジックがあると何かと便利、とかそんな感じでしょうか。
    • 次郎は狼王に育てられた狼少年。二狼の「狼」って「なんかカッコイイじゃん?」的なノリかと思ったらちゃんと意味があったんですね。これはやられた。食生活が狼王と同じだから種族が違ってもバケモノ級、というのは本作におけるロジックとしてはバッチリですわ。
    • こうなるとトリコサイドも気になってきましたね。ちょっと世界最強クラスの話が連続してたんで、トリコたちに対する興味が薄れ気味だったんですが、次郎繋がりでギネスが気になってきましたよ。出し惜しみナシで進んでるように見えて、周到に準備も済ませているのかもしれませんね。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 作者名の枕が「おかえり盟友」。帰ってくるの早かったですねw こうなると『暗殺』番外編が終わる時にどうなるのか、気になります。さすがにスルーしてもいい気がしますけど、何かやってくれる気もせんではない。
    • 本編。まさかの斉木の修行。まぁ、修行というか体力測定なんですが。活き活きと超能力使ってる感じは本作らしからぬ爽快感があると思います。こんな楽しさを感じるとはw
    • んで、最終回への前フリ。とは言ってるんですけど、本作がガチで終わる時はこの件はスルーしたまま終わるような気もしますw やったとしても最終回から数話前に義務的に消化してそう。
    • そんな前フリ。頻発する地震の原因は日本を終わらせるレベルの大噴火の前兆。この前フリをいつから用意してたかは知りませんけど、311の余韻、ピリピリした感じが薄まるのを待ってたのかもしれませんね。結構笑えないもの。
  • 銀魂
    • 神威が神楽を遠ざける、嫌うのはトラウマを思い出すだけでなく、直接的にママンが重なって見えるから。母親のトラウマを整理するために父親を殺す。父親を殺すために目の前の母親をボコる、というのは何ともこじれた話ですね。亡くした母親の代わりに仲良くすればいいじゃないw とか単純に考えちゃいますけど、そう簡単な話ではないのですね。
    • んで、海坊主と虚。海坊主の秘策はクリプトナイトでした。出たーバットマンだー!!……という脳味噌に今なってるのです。まぁ、バットマンになぞらえるには海坊主がバケモノすぎるんですけどねw
    • 嫁を救うためのクリプトナイトで嫁と同じ変異体の虚を殺す、というのはキレイな話ですよね。マジで最近スゴイですよ。話が整いすぎてる。
  • ニセコイ
    • 千棘が主人公しまくってて笑った。まぁ、今までも妹寺さんとかこういう主人公交代回ありましたけど、やっぱ千棘だと味わいが格別ですね。謎の収まりのよさ。今までもずっとこうだったんじゃないかな?とか錯覚するレベルw
    • んで、「それでもかまへん アタイは告白するんやで!!」と男気見せてからの撃沈。スーパー主人公タイム突入である。なにこの主人公感。変な話、男気が楽よりも千棘の方がハマるから俄然おもしろいですわ。
    • んでもって、千棘エスケープ。ここでナレーション? モノローグが千棘から楽に変わってエンド。ぐへぇぇ、千棘のスーパー主人公タイム終了か。おもしろかったのに残念だなぁw
  • BLEACH
    • 剣八とミラクルさんの脳筋対決楽しい。ミラクルさんのノリってスーパースターと似てるよね。能力としてはスーパースターの上位互換という感じか。今のところキャラ立ちではスーパースターの勝ってると思うけど、対戦相手が剣八というので遜色ない魅力を放ってる気がする。と、思い出す程度にはスーパースター大好き。
    • 先週、大きさの違う2人が1つのショットに収まるシーンが少ない、って話をしたかどうか定かではないんですが、そんなこと思ってたんですよ。なんだけど、今回の扉が見事にそれ。完全にそれ。ミラクルさんの巨人感、剣八の圧倒的強敵に立ち向かう感がハンパなくてステキすぎる。進撃のミラクルさん。
    • んで、やちるきたー!!! 剣八の原点回帰みたいなノリありますわ。剣八単体でもトップクラスに魅力的ですけど、やちるとのコンビがまたイイですよね。やちるの元ネタとの殺し合いもよかったけど、やっぱやちる(小)やな!という収まりの良さがあります。
  • スクールオブジャンプ
    • はい、新たな読者ページ始動です。略称は「スクジャン」。バトよんにくらべると、いかにもな読者ページ感があるんじゃないでしょうか。割とバトよんって異質だったのかもね、というのを感じさせます。
    • まぁ、個人的に一番ビックリしたのはイラスト担当ですよ。ジャン魂なら菊池晃弘、バトよんだったら凸ノ、そしてスクールオブジャンプは、脂小路蝉麿。あ、脂小路……!!
    • ちょうど先週ジャンプ+に脂小路蝉麿の読み切りが載るって記事に対して「これは読むわー」って書いたばっかりなんですけど、今週まさかの起用で驚きますわ。マジか。まさかの人選やな。いや、凸ノに比べたら分かりやすいんですけど。ともかく、思わぬ偶然に驚きまくってます。目さめた。
    • ちなみに、そんな脂小路蝉麿の新作『天下一ぶっ殺し学園』、ちょうどジャンプ+で公開されたばっかりなので興味があったら是非。まぁ、スクジャンの雰囲気を掴むのに役立つかといったら全然そんなことないんですけどw かなり王道のバトルモノですからね。まぁ、バトル漫画でエンタメとして消化されてる暴力ってリアルに考えるとこうなるよね、というコンセプトの作品として面白かったです。戦闘狂って主人公の属性としてはベタですけど、こうして見るとただのヤバイ奴でしたw 同じくバトルモノの王道をひた走る作品に『食戟のソーマ』があると思うんですけど、あちらはバトルを料理バトルに置き換えることでその暴力性を隠してるワケですね。ほとんど同じ作品ですよw
    • スクジャンの話に戻りますと、脂小路蝉麿がキャラとか描いて頑張ってるのですよ。見開きに自画像もありますね。好き。こういうの見るとやっぱバトよんが異質だったかを感じますね……(二度目)。あけすけに言うと、予算が違いそうw まぁ、「とりあえず新人2人に丸投げ」というのはバトよん開始時に言われてた通りですね。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 神の春画、まさかの完成。永久に完成しないものだと思ってたんだぜ。
    • そして、フツーに神様登場。行くとこまで行ったな……という感じありますわ。まぁ、何かに秀でた者が究極的にその道を突き進むと神様に到達する、ってのは少しだけ「なんかありそう……」感。
    • 神の春画見たら見ただけで何か出る。多分精子どころの騒ぎじゃなさそう。てか、草花が一瞬で生えてたし、シシ神様的なノリなのかもしれないw
    • 神の春画を楽しむためには準備が必要。いろいろと垂れ流すので、出してもいいような格好で。前に観た映画でレオナルドディカプリオが超レアなおクスリを決める前に身を清めるために浣腸してたんですけど、それと通じる所があるのかもしれませんね。
    • 神の春画、お北ママには通用しない。女にはまったく無意味なのか芸術的な価値がどうこう、みたいな感じになるかとも思ったんですが軽蔑されるだけw 葛飾北斎がたどり着いた究極の芸術に対して、“こんなもの!!” であるw
    • んで、次週、デュエルするらしいです。ホントかどうか知らんけど。
  • 次号予告
    • 次号『競技ダンス』が表紙。『ブラクロ』の次は本作だと思ってたんですけどね、まさかの『左門くん』ごぼう抜きには驚きました。そんな『左門』はセンターカラーだし、本物だな。このページの予告的には例の「!?」講談社ヤンキーが再登場するっぽいです。
  • 目次
    • ジャンプ川柳。『ハイキュー』。表紙号にあわせてこないこの緩い感じ、嫌いじゃないよ。

9巻本日発売!帯は久保先生に!文面が凄過ぎて恐縮!本当にありがとうございます!
(『火ノ丸相撲』)

    • 文面は本号の宣伝ページでも見れるけど、あの帯はフォントも込みで見ると熱すぎて笑えてくるレベルなので、店頭で是非。もしくはネットで調べるとか。ツイッター見るとか。

M(マンション)の設備トラブルで自宅が浸水!奮闘する妻が勇者に見えました。
(『ブラッククローバー』)

    • またも嫁トークである。ここまで話題が尽きないのはスゴイ。

ひつじのショーン劇場版最高でした。台詞がないのに凄い!
(『ものの歩』)

    • なにげにココでの言及率の高い作品ですね。多分ここで言ってるのは今年公開のいたずらラマがなんちゃらかんたらの方だと思います。
    • 多分ですが、池沢先生はショーンのぬいぐるみ持ってると思う。

スタッフさん達に三国志の話が全く通じなくてさみしい。
(『左門くんはサモナー』)

    • これはさみしい。董卓とか通じないのかよ。

一年程前に買ったエアロバイクが完全に置物化してる
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

    • やはりミウラ師匠は萌えキャラ度高いですね。最高や。

ぎっくり背中になりました。腰でなく、背中……。
(『鬼滅の刃』)

    • まったく想像できないんですが、職業病ってことでいいんですかね。背中もいくもんなんか……。

破滅的マインクラフトが面白過ぎて何周もしてる。楽しそう
(『ニセコイ』)

    • 古味先生ブレなさすぎて大好き。

ペリーを描いてるとき何だか芸大受験を思い出しました
(『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』)

    • 合格したとは言ってない……(知らないだけです)
    • てか、本編の裏話をしながら時事的な話をする仲間先生は相変わらず有能。
  • 愛読者アンケート
    • 出張読み切り。そもそもスクエアを読んでるか、というのもありますね。
    • 私物プレゼントについて。ワタシは送りませんけど、欲しいものは多いし、超おもしろいのでまた何度もやってほしい企画です。『ドラクエ5』と木刀が同じに並びにあるとか、おもしろすぎるだろ……
    • 最後は『僕デミア』のアニメについて。観ましたよ。デクママが可愛かったです。けどデブのが好き。

 総括です。
 総括という名の文字数チェックのコーナー。今週も25k弱ですね。まぁ、こんなもんでしょう。問題は更新するのが遅いという件でしてw やる気が月曜で途切れてしまうんだったら、最初から月曜を目安に土日から準備しようよ、という話ではなるんですけどね。理屈はわかるんですけどねー、どうでしょうか。

 はい、今週のベスト作品。これは『ワールドトリガー』ですね。アニメの最終回観た直後だと「この技……昨日観たヤツだ!!」という感動がありました。
 次点は『僕デミアすまっしゅ』『暗殺』あたりですかね。あと『火ノ丸』もそうか。てか、どんだけ特別企画あんねん。

 最後に今週のベストキャラ決めます。こちらは次点から。

  • 火ノ丸 『火ノ丸相撲
    • ギャグもいける火ノ丸先生よかったですね。番外編でギャグ的に火ノ丸先生をアゲてからの本編、というのも結構ハマってたと思います。
  • 猫神 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 本作では珍しいエロとは無縁の可愛さを見せてくれたのでよかった。まぁ、猫娘もそういうノリでしたけど、一応ソープありましたからね。その点だと化け猫の方かな、と。

 んで、今週のベストキャラはこの人。

  • 新井浩文 『ブラッククローバー
    • 「今週一番テンション上がったキャラって誰かなー?」とジャンプをパラパラめくりながら考えたらこの人でした。“さてウチは誰に化けてたでしょーか” と、「独り言なの? 第四の壁やぶったの!?」という感じが楽しかったです。

週刊少年ジャンプ2016年19号の感想 - 北区の帰宅部

暗殺教室 19 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 19 (ジャンプコミックス)

火ノ丸相撲 9 (ジャンプコミックス)

火ノ丸相撲 9 (ジャンプコミックス)

  • バトよん!!!!

    • 本誌では終わっても感想は続くんじゃよ。サイトに「本誌では終わっちゃった読者ページ!!」って明るく書いてあって笑った。
    • キング発表。ワタシの投票ネタが見事に優勝でした。やっぱ当たると嬉しいですね。嬉しいと同時に『ラブライブ』ネタが優勝するのか……と少し驚きもあるんですが。『ラブライブ』の世間への浸透度というものがオジサンはどうも実感できなくてですね。ぶっちゃけ「この中でえりちは誰でしょう」と問題出されたら悩むレベル。た、多分金髪……(複数いたら死ぬ)
    • 2位もブログで扱ってました。なにげに調子いいですね。コーナー終わってから調子取り戻してもしょうがないんですよw
    • んで、第3回レジェンド決定戦。25ー36代キングが揃い踏みです。ただ、サイトでしか見えないのでネタの作者の名前は見えないのですね。名前なくても「あーこのネタは○○さん」ってピンとくるのが結構多くて驚きです。
    • ちょっと面白かったのは27代「変態判定」と28代「脱糞迷宮」のネタの構成がソックリなことですね。バトよんの中に1つの流行が確立された感あります。
    • あとは「なめくじうさこ」再登場までのスパンが意外と短くて驚いたりもしました。「キングになったし続き描くべか」ってペースじゃないんですよね。事前に続編を送っていたらキングになった、という感じかな。なにそれすごい。てか、「なめくじうさこ」の初回に塩って出てきてたんですね。最終回への伏線やないかw
    • んで、どのネタに投票するかなんですけど、今回はあまり悩みませんでした。30代の「殺伐」です。ちょっと1馬身くらい抜けてる印象です。てか、こうして見ると「リア充爆発しろ」系ネタ多いですね。そしてオレ好きすぎるだろ……いや、本当に憎んでいるというよりは面白いネタが生まれやすいってことですよ。同じテーマだけど千差万別じゃないですか。ベタをリア充爆発ネタに当て込んだものもあれば、オリジナルのものもある。桃太郎ネタが多かったってのと同じで、ネタの土台として優秀なんでしょうね。