北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年20号の感想その2

週刊少年ジャンプ2016年20号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • ものの歩
    • 苺パンツ勝利。それこそ声出る級に「えっ もう終わり!?」と驚きました。マジで1週くらい読み飛ばしたんじゃないか不安になるレベル。厳密には違うけど、感情論だけで勝っちゃったみたいな感じ。まぁ、苺パンツの方は強くなるために何したとか、描かれてないから勝利のロジックが弱くなるのは分かりますけどね。分かるけど、ああそう……
    • んで、肝心のシノブ戦の方。こっちも似たようなもんでした。特にロジックがないままなんか勝ってる。ドラマはありますよ。語られてます。天才と凡才ってテーマも好きですけど、ぶっちゃけこの手の作品で感動するのって試合そのものではなくそういうドラマやテーマの部分だとは思います。あと各シーンの魅力もそうか。これも結構あると思うんですよ。本作の絶望顔芸は結構好きです。なんだけど、試合展開がない。勝利のロジックがない。一番感動する部分ではないけど、ここが骨じゃないですか。ロジックと各ドラマが連動することでドラマに感動するワケじゃないですか。ちょっとこれはキツイ。久々にないわ。全然美学くんとの戦いのがまだよかった。
    • 一応言っておきますと、要所要所で棋譜がチラチラ映るんですよね。だから多分将棋詳しい人だったら「そう来たか!やるねぇぇ!!」みたいなことになってたのかもしれません。多分ハッシーにそれなりの注文つけてるでしょうし。こういうのって分からない人間が言うと途端にみみっちく聞こえるからイヤなんですけど、分からない人にも分かるようにしないとダメなんじゃないかなぁ。
    • 悪口終わり。んで、ラストの “負けました” で引くヤツ。トドメをさして試合終了ではなく、投了したら終わり、というのが将棋らしくて面白いと思います。直前に投了の美学について語られたので説明するまでもない状態になってる、というのもうまいですね。
    • あと、本編直後に主要キャラ紹介のページがあるのは嬉しいですね。こういうの好き。「えっ コイツ今後出る予定あんの?」とか邪推したり楽しい。
  • ものの歩』番外編
    • 文化祭。「フツーに本編でやってもええんやで」とか思ったけど、他の番外編にも当てはまるか。
    • 番外編にも監修のクレジットって必要なんですね。絶対してねぇだろw
    • てか、番外編になると大抵みなとが出てきて大抵サービスショット的なことやってる気がする。
    • 将棋メイド喫茶。メイドはさておき、将棋喫茶はちょっと「やだぁ興味あるぅ」ってなりました。文化祭という決してガチじゃないノリもちょうどいいですよね。ぶっちゃけ本編よりも将棋おもしろそうw 今週の将棋関係ねぇもん。
    • メイド姿だけでは飽きたらずパンツ。謎世界観で料理のぞいたら全裸になる『食戟』、とにかく圧倒的な猛攻でパンツ見せていく『ゆらぎ荘』、そしてモブヤンキーにスカートめくられる『ものの歩』。三者三様と言えるのかもしれません。まぁ、心の爽やかさを考えるとやっぱ本職(?)の2人の方が勝ってる気がしますけど。単なる趣味かもしれないけど、こういう胸糞系のエロは苦手なんですよね。
    • ということでスカートをめくるためだけに存在するモブヤンキーの退治。シノブくんの活躍は正直どうでもいいんですけど、注目はシノブくんに触発されたモブ客ですよ。おそらくメイド目当てで来て将棋とか1ミリも興味ないでしょう。モブヤンキーのことを放置してればパンツのおこぼれが見れるかもしれません。それでも「助けなきゃ」とカッコよく立ち上がる……ほどの勇気はないので将棋の注文をして避難させる、という落とし所がサイコーでした。冗談抜きで今週のジャンプで一番グッときたシーン。オレもああいうモブになりたい。
    • まぁ、難癖をつけるならね、注文した将棋に対する再評価とかなくてよかったです。「そんな興味ないんだけどなぁ……」の方が気持ちよかった気もします。とはいえ、思わぬ形で盛況することに、というオチは充分なんじゃないですかね。モブヤンキーに感謝ですね!(断じて違う)
  • TRANSCEND・GAME 遊戯王高橋和希
    • センターカラーって各所では書いてあるのに全然センターカラーじゃない。あれれー、オレの買ったジャンプはページ抜けてるのかなー(すっとぼけ)。
    • てか、先週カラーが多めにありましたけど、後編はカラーなしって面白いバランスですね。フツーに半々にすればいいのに、とか思ってしまう。
    • 本編。仮想空間でナニがナンチャラすると高次元に到達できるの巻。高みに到達する、って単なる言語表現かと思ったら仮想空間の中ではリアルに上昇してて笑った。わかりやすいぜコノヤローw
    • んで、申し訳程度の、てかサービスとしてのカードバトル。なんだかよく分からないけど、思考による戦闘力の上下を利用して勝ったんやな!というのがしっかりあるから満足感があるというか、「よっしゃ勝ったぜ!」って気持ちに乗れるんですよね。『ものの歩』に足りなかったヤツや。ぶっちゃけ「思考隠してたんなら単に相手より強いモンスターでぶっぱしただけじゃん」ってなるけど、そこをハッタリでコーティングするのが大事じゃないですかw
    • んで、先週のカラーページの内容になってなんやかんやでエンド。後編の分のカラーはそこに持ってった、って感じなんですかね。
    • ということで終わり。門外漢的にはよく分かりませんけど、全然話には乗れたのでよかったです。
  • HUNTER×HUNTER
    • おかえりんご。ただいまんこ。
    • センターカラー。壷をバックにしたクラピカなんですが、謎の遊戯王カード感。掲載順マジックや。これもあっちがカラーじゃなかったからこそですねw
    • 本編。特に説明とかなく始まってて笑った。せめてカラー裏はおさらいやれよww 正直壷が何だったのかも怪しいレベルですわ。なんだっけ、念こもってるんだっけ。王が念使えるだけ? 王子が念? 壷から念獣みたいなの出てきたんだっけ? わかるワケねぇだろ!!!(ブチギレ)
    • あれっ、十二支んに内通者が、って話じゃなかったけ……と思ったら王子の護衛。あーそーいやそんなんも同時に進んでた気がするw 人体コレクターでシリアルキラーの王子を探そう、みたいな話だったっけか。
    • んで、護衛。懐かしキャラ。クラピカの人望のなさが嘆かわしい……まぁ、ノストラード組を乗っ取ってたので(だよね?)、そこのコネ使っていいんだったらもっといた気もしますね。マフィアの人間使うのはいろいろ大人の事情が絡むんじゃないですか。知らねぇけど。よく考えたらクラピカ自身がマフィアのボスだけど。……だよね?
    • そんな懐かしキャラ。バショウだけショボすぎぃぃぃぃ!!!って気がしましたが、こういう任務に関しては経験が豊富そうなバショウも結構役に立つ、ってノリなのかな。てか、ハンゾーってどこまで手練れなんだろう。ハンター試験の成績的には結構有望株でしたけど。
    • クラピカとビスケ。ケンカからのキルアの秘術で手懐け。“君は警護よりもお姫様の方がよほどお似合いだ” は笑うわ。真顔で言うなw てか、ビスケってそういう扱いされたかったんですね。まぁ、エステ漬けでああなったってのはそういうことかw
    • んで、クラピカ外れ。まさかのママン。クラピカをあの状況で意のままに操るとか只者じゃないやん。王家入ってどんな教育受けたのか、どんな修羅場くぐったのか分かりませんけど。
    • 王の子とか、その母とか、少しアリ感ありますよね。アリの話は選挙編で一旦区切られたと思ってたんですが、どうやらそうでもないのかも。アリも人間も大差ない、的な話かもしれん。いや、知らん。覚えてないもの。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 酒乱鬼は漫画家でした。漫画家漫画って最近ホント多くなった印象あります。まぁ、本作の場合はそんなガッツリ扱うとは思いませんけど。
    • よく小説家が旅館に缶詰になって、みたいな話聞きますけど、それの漫画家版ってことなんですかね。設備的な問題もデジタルなら解消や!!……そんな詳しくないですけど。
    • マンガもうまいコガラシくん。「昔ちょっと○○の霊に取り憑かれたことが」ってのはコナンくんの「昔ハワイで親父に教わった」ばりの汎用性ありますね。
    • 作中の漫画家に漫画家としての心の叫びを代弁させるミウラ師匠かわいいです……という感想を誘導する注意書き。ミウラ師匠に対するキャラ萌えというのが公認のものになったような気分すらあります。てか、リア充ティーンのきゃっきゃうふふする飲んだくれ、ってのもギャップすごいけど、エロ少年漫画を描くミウラ師匠の方が上回ってる気がしますね。「こんなエロい幽霊いるかよぉぉ!!」という感じかw
    • 作中に出てくる少女マンガの少女マンガ感がすごく好き。少女マンガ詳しくないからホントかは知りませんが、ものすごく少女マンガっぽい気がする。なんなんでしょうね、こういう絵の違いって。
    • 先生に比べたらまともなキャラだと思ってた担当さんがカメラを持つと徐々にエロ方向にスパークしていく感じが楽しいですね。コガラシくんが孤立。多分取材的な興奮ももちろんですけど、性的な興奮も入ってたよねw しかもその方向はコガラシくんじゃない気がする。
    • ということで終わり。今回はとにもかくにも肉体で勝負や!!という気概に溢れてましたね。とにかくおっぱい。そして、とにかくコガラシくんとの接触。やわらかそう、という一点にフォーカスを当てたのは見事だと思います。コガラシくんのチンコ事情は常々気になってるんですが、今までで最も勃起の危険性があった回なんじゃないでしょうか。
  • ワールドトリガー
    • 優位に立ったので2チームに結束されるオサムたち。あれ、今までに1対2になることって一度もなかったんだっけ、とか少し気になってしまった。いや、どっちでもいいんですけどね。ないような気もするけど、結構な数こなしてるからあってもおかしくないよなぁ、という。
    • ワイヤーがあるからオサムは死んでもいい、と気楽。なんだけど、その前に敵がワイヤーの解除方法を持ってることを説明するのが面白いですねぇ。オサムのワイヤーとて永遠ではない、という強くなりすぎないバランス。
  • ハイキュー!!
    • リエーフが強いのはみんな分かったので次はタケトラ。とにかくサーブで1人を狙うってのが面白いですねぇ。いや、分かるけどさ、言われてみりゃ超効果的だろうけどさ。けどさ、ねぇw
    • んで、タケトラワンサゲン。ネコマだからレシーブうまい、分かる。追い込まれすぎて煽りにかまう余裕がない、分かる。まぁ、ぶっちゃけ、追い込まれた時に精神的に潰れてしまわないのはやっぱ只者ではない、って話なんですけどね。リエーフの後に描かれると、ネコマの選手が当たり前に持ってる実力、というのが際立って見えるというか。
    • んでんで、気持ちよくスパイク決めちゃって次号番外編と2本立て。メンタル面だとこのスパイクは大きいでしょうね。
    • てか、アレだ。今回の試合は客席のメンツ的にやっぱタケトラとリエーフが主役っぽい印象が強いですね。
  • 『トリコ』
    • 「次郎だったら首吹っ飛んで生きてても不思議じゃないなw」とか思ってましたけど、ちゃんと理屈があったでござる。あの玉って首チョンパまで防げるのかw
    • んで、ネオの反撃。結局のところ、ネオが敵の攻撃エネルギーを喰ってしまうのが最悪なんですよね。次郎も善戦したけど、結局ネオの持つおそらく最大の強みの部分を打破できなかった、というオチ。次郎はダメージをノッキングするけど、ダメージを喰っちゃうネオのが一枚上手だった、という感じか。
    • こうなってくると、今回の引きである三虎が楽しみじゃないですか。三虎の戦闘スタイルは食事に関連するペロペロですよね。食に直接関連するとやっぱ強そうだよなぁ、というのがネオを見てると感じさせられますので。
    • 思い出と味、というのがアカシアとフローゼの口から発せられるラストもキレイですね。三虎メンタル的に追い込まれそうなフリがバンバンあって笑いますわ。似合わんw
  • 銀魂
    • 銀さんが最強を継承。これはうまいわw ギャグの体裁をバッチリ整えながら、メッチャ理にかなってる。さらに頭突きが海坊主に全然効いてないってのも大事ですよね。ここで「銀さん<海坊主」というのを強調しておくのは意味深いと思います。
    • 見開きで “全部出せっつったんだ”。直前の三虎の “いーから早く本気で来いバカ” を思い出してしまいますわ。似たような展開に見えて中身は全然違うってのがイイですね。楽しい。
  • 左門くんはサモナー
    • エクソシストくん再び。今週はミウラ師匠より後ろなので嫌みがないですねw
    • そんなエクソシストくん、学校に当然馴染めてない。本作って途中からギャグキャラ化を加速させるのがうまいですよね。最初にそのキャラクターの根幹を描いて、その後はいろんな切り口でギャグ化させてってキャラ萌えが生まれる。てっしーも左門くんもクズもベヒモス先輩もネビ男も大体このパターンだと思う。最初に大事なことは語ってあるので、その後いくらギャグやっても軸がブレない感じありますよね。
    • ガチ幽霊が苦手なので過剰防衛。きっと苦手なのって左門くんにいじめられたからじゃあ……。その結果、虫嫌いモードの左門くんに似てくる、というのは泣ける。似てるからてっしーほっとけない、というなんかキレイな流れ。
    • んで、ベヒモス先輩。今週もかわいい。ピアノをひく時に鼻が邪魔にならないか心配です。
  • 鬼滅の刃
    • 初仕事。“信じますよ!!” からの土下座クンクン。このノリですよ。この独特の温度のギャグ好き。ツッコミにあたるリアクションも “…この子は一体何なんだ”“何をしているんだろう” と超薄味なのがイイ。
    • んで、鬼。異能ということでメッチャ人喰ってきたってことでいいんですかね。先々週あたりの記憶も怪しいw まぁ、とにかく炭治郎的に史上最強の敵ってことでいいんだと思います。
    • そんな鬼。ブチギレてるけど、即座に襲いかからず地面に消える。ここらへん、理性があるようで怖いですね。本能と感情にのみ従ってウガーって方が全然マシですよ。
    • んで、鬼が3人出てきてエンド。3人もいるんかw 「どこから来るか……」に気を取られてたら3人。
    • 臭いの嗅ぎ分けはしてましたけど、人間と鬼だから出来ただけなんですかね。もしくは3人を想定してなかったからなのか。

 時間がないので今日はここまで。その3突入決定です。ごめんねー。
 ちなみに昨日の倍は書きました。これで明日、昨日と同じくらい書いたら終わるかな。
 あっ、てか、せっかくスマホ替えて超便利なんだから画像も載せやすくなるのか。画像を載せるまでって結構手間取って面倒なんですよね。少しは楽になってるといいなぁ。そのうちまたメガネ記事書くと思うんですけど、その時は大量に使いますからねぇ。

週刊少年ジャンプ2016年20号の感想その3 - 北区の帰宅部

覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)

覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)