北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年33号の感想その2

 今号は土曜発売で、その1を上げたのが土曜深夜。そしてその2を上げるのが火曜。はい、申し訳ありませんでした。日曜クソめんどくさかったです。そのまま「1日遅れたらもう何日遅れても同じだよね!」に思考が突入しました。
 いや、よく考えたら別に誰かの利益を奪ったワケでもないし、そもそも悪いことなんて1つもしてないんだから謝る必要もないのか。イレギュラーな土曜発売とかめんどくせぇんだよチクショー!!(逆ギレ)

週刊少年ジャンプ2016年33号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 鬼滅の刃
    • 先週のラストに炭次郎がシノシシマンとエンカウントした時に、ほとんどの人が「いきなりボス戦きたー!!」的な印象を抱いたと思うんですよ。そしたら今週、炭次郎は「刀を持ってる!味方や!!」となってるのでした。スゲェよ、炭次郎マジスゲェよ。鬼化した人間にも優しく接することができるのが炭次郎が人間的に優れている部分だと思うんですが、それが見事に発揮された形ですよね。あんなん見たら敵だと思うって。刀とか関係ないって。足蹴にされながらアドバイスするとか無理だって。
    • そんな炭次郎がイノシシマンに初めて疑問を抱くのが子供を踏んでる時ってのがまたスゲェですよね。そこまで信じれたとかパネェですよ。
    • んで、“合図 合図 合図 合図をしてくれよ 話しかけるなら”。わろた。前に自動車免許を取る時、路上を走ってる時に突然黄色信号になるのが大嫌いだったんですよ。信号に近づく度に「いつ黄色になるんだ……」とビクビクしてました。あの時は、黄色信号になる前の合図が欲しいとマジで思ったものです。そもそも赤信号の前の合図なんですけど、そのさらに前の合図をくれよ、と。なのでちょっとわかる。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • あれ、扉ある。ちょっと意外。いつもどうだったか定かではないんですが、相当レアな印象です。なんで今週は扉入れたんだろう。本編が緩いからかな。緊張感を阻害しないとか。
    • 本編。轟くんがクラス屈指のイケメン扱いされててビックリ。えっ、そうだったっけ。全然そんな認識してなかったわ。いや、実力者でクールな性格だからそういう面においてカッコイイみたいな印象を抱かれてるのは分かるんですけど、顔が既にカッコよかったのか。けど、将来エンデヴァーさんみたいになるんだぜきっと。
    • ギャグのないただの女子部屋がマンガ的には一番つまらないんだけど、作中のキャラはドキドキしてるというすれ違い。峰田くんがボケてくれた葉隠さんはマシだけど、お茶子とエイリアンクイーンは悲惨でしょ。ご丁寧に全員分回らなくてもいいのに。
    • んで、優勝は砂糖くん。「古今東西A組のキャラ名ー!!」で山手線ゲームやったら最後まで残るであろう砂糖くんに花を持たせたのはすごい大人の都合を感じるw いや、逆に言えば丁寧でうまいんだけど。ちゃんと部屋ネタが能力と関係してるってのも「あーそういやコイツ甘いもの食うんだったけ」って役割にもなってますからね。
    • んで、梅雨ちゃんオチ。てっきり「まさかの梅雨ちゃん内通者展開きたー!!」とかマジで思ってたんですよ。やけに緩い話やってんなと思ったけどここへのフリだったのかー的な。そしたらただのいい人オチでね。あっはい疑ってサーセンした。
  • 食戟のソーマ
    • センターカラー。先週のカラーとあわせると見開きになるというもの。なるへそ。そういうことだったのか。先週の人選が謎だったのも納得ですわ。先週「作品全体を表すイメージカットみたいだな」みたいなこと書きましたけど、まぁそりゃそうなるわな、という話でした。
    • 本編。一次試験。ソーマくんの「この中で一番うまいの出してやるぜ」発言に対するえりな様のリアクションはなかったです。ちょっと残念。まぁ、審査員を別に用意しないと「えりな様のがおいしいに決まってるざます」で終了なんですけど。
    • 電車で一泊。『こち亀』以外では珍しい鉄道要素である。まぁ、少年マンガで寝台車とか題材になりにくいわなw
    • やたら気を使われるえりな様。その原因は田所ちゃんでした。さすがホスピタリティーの鬼。結構えりな様と田所ちゃんの友情って好きなんですよね。直接的には描かれなかったけど、嬉しいです。まぁ、あんだけ矢継ぎ早に誰か来たら疲れると思いますけどね。特にワタシみたいに独りが一番落ち着く場合。
    • 田所ちゃんのやったことを伝えるだけで田所ちゃんの好感度もゲットするソーマくん。まぁ、ソーマくんにそういう気配りは期待できませんので、田所ちゃんを生け贄にしたのはうまいと思います。じゃないと「今日のソーマくん別人だろw」ってなっちゃう。
    • てか、ソーマくんが食ってる鮭皮チップって一次試験のアレか。たしかにそれならうまそうだ。ほとんどTOKIOの0円食堂みたいな感じですけど。
    • んで、一網打尽宣言オチ。リスナーヘイタービッチも同じ一人残らず一網打尽ナーミーン?
  • ハイキュー!!
    • 無駄にサーブがカッコイイ田中先輩。こないだ日向がやってたカッコイイ球拾いと通じそうな話ですね。バカはカッコよさにこだわる。
    • 監督の “もう1セットいいですか”。事前に同じ内容のセリフが別のキャラが別の場所で言って呆れられてる、というのが味噌よね。
    • 思考を身につけだした日向。思えば日向は元々目つぶってスパイク打ってたような人ですからね。あれは究極の思考放棄。それがこんなに成長しました、という感慨ある。思考を積み重ね、経験を伴うと、本能とは子となる直感になる、という分かったようで分からない、少し分かる理屈(古)。「あーたしかに直感のメカニズムってそういうのかもなー(ホントか知らんけど)」という感じで楽しいです。『トリコ』にも直感ってテーマありましたけど、全然違うアプローチよね。
    • んで、一方影山は、というところでエンド。王様トスを上げて顰蹙を買う、というスタートがいいですなぁ。やっぱ影山はココからですねw ちなみに、ここ北区。
  • 銀魂
    • 久々のマダオ回だー! 最近気張りまくりだったからたまにはマダオで一休みもいいよね……と思ったら!!! うおおっ、これはやられた。おそらく読者の大半がマダオの顔を見た瞬間に抱くであろう「はいはいマダオね」という印象を見事に逆手に取られた感じ。うまいなぁ。こんなんアガるに決まってるやん。
    • 先週のラストって最終章突入宣言だとワタシは受け取ったんですけど、その直後に描かれるのがマダオってのがおもしろいですね。地球に残された希望、侍の象徴的存在がマダオってことですからね。ツバ吐きかけられたコインを「拾え」って言われて素直に拾ってるの、ちょっと『ONE PIECE』第1話のシャンクスを連想したんですけど、あれはあの作品における最も海賊らしい海賊ということですよね。それの『銀魂』版、侍版がマダオ
    • んで、最後のアオリ。「まだおわっちゃいねェ!!」でマダオ、とかちょっとうますぎるでしょ。てか、もうこれほとんど本編でやるべきネタなんじゃないですか。これ作者のアイディア入ってるんじゃないかなぁ、とか疑いたくなるレベル。
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • センターカラーで人気キャラ投票の結果発表。じ、地味だ……。お祭り感ゼロ。一応結果発表用のイラストにはなってるけど、結果が掲載されてなかったらいつも通りの扉で「ちょっと人選が謎ですね」とか言って終わってたレベル。すげぇな。こんなに地味でいいのか、とか思うんですけど、本作の場合はこのくらい地味なのがちょうどいいのかな、とも思ったりします。
    • ということで、結果。現ジャンプにおいて最も地味な主人公つっちーの順位や如何に、というのが楽しみだったんですが、2位でした。あーダメだったかー。ちょっと悔しくなってきたw まぁ、2位なら上等だけどさ、あんだけ地味でも1位だよ!みたいな展開を待ってたのかなぁ、と今更ながら思います。
    • そんなつっちーを蹴落とした罪深き1位はわたりさん。合方かぁぁ。じゃあつっちーでいいじゃんか!!とか少し思ってしまうなぁw
    • 意外だったのは4位に入った宮大工くん。なんでなんだい。ひょっとしてイケメン枠ってことなのかしら。本作の中で最もイケメン扱いされてるのってジョージさんだと思うんですけど、あいつほとんどギャグキャラだからなぁw いわゆる菅原枠なのかしら。いや知らん。『ハイキュー』のファン事情もよく知らん。
    • 本編。先週ね、ゾノきゅんの「意外と尊敬するべき人だった!!」という展開にアガったワケですけど、前言撤回します。すべてなかったことにしてください。先週のゾノきゅんで一番好きだったのは「カッコイイし尊敬できる人っぽく見えるけどバカっぽい一面も残ってるのがイイよね」という理由でした。そこが今回崩れました。あぁーあ、うんこうんこ。個人的な好みとしては台無しですわ。ガッカリすぎる。
    • あと、そういう好みの部分を除いてもですね、「盛り上げるためにわざと転ぶ」という手に出るヤツが嫌いです。どうしても納得できません。あっ、これも好みか。いや、けどイヤでしょ。マジメに競技ダンスやってきたワケでもない外部の人間が突然やってきて目立つためにわざと転ぶ(転んだかもしれない)っての、心底うざい。軽蔑しかない。プロデューサー?ディレクター?に「わざと転んだ方がオイシイよ?」って言われたのに対して「マジメにやってる人に対して失礼なんでそれは出来ません」って言う方が絶対にカッコイイ。てか、好み。
    • いや、わざと転ぶ作戦ってのも別にそれをメインテーマにして描くならいいんですよ。『ハイキュー』のノヘビみたいな感じで。けど、ちょろっと触れてドヤ顔とかもうクソすぎる。嫌悪感マッハ。ゾノきゅんきらーい。死ねばいいのにー。
    • 取り乱しました。もう大嫌いすぎるからこんなこと言いたくないけど、男性アイドルは天井人、女性アイドルは下積み感溢れる努力の人、ってのは現代のアイドル像をそのまんま表現しているようでおもしろいとは思います。まぁ、これも好きではないんですよね。女性アイドル側のね、「こんなに汗水流してます!」みたいなドキュメンタリー的なことやられると途端に萎えるんですよ。リアルでもそうだし、フィクションの中でもそう。『あまちゃん』とか楽しく観てたけど、上京してからその要素がつらくて観るのやめました。なんなのアレ。アイドルじゃなくたって頑張ってる人いっぱいいるんだから別にいいわ。マジメに頑張るんだったらあんなイビツな世界に入らなきゃいいのに、とか思っちゃう。あー、この話も好みか。まぁ、そんな女性アイドルに対してゾノきゅんが「一生懸命キラキラしたところを見せてナンボだよ」と答えるのは相当グッときました。この時点ではまだ「やっぱりゾノきゅん最高!!」な感じでした。まぁ、その後はもうホントクソ。
    • 今のジャンプは優劣はあれもつまらない作品はないよね、と結構マジで思ってたんですけど、今週に関しては本作が、てかゾノきゅんがクソでした。つまんねぇわ。あぁーあー、萎えたわ。
  • 左門くんはサモナー
    • 体育会系バカが「モテそう」と柱の人物紹介で言われてて意外。モテとか寄せ付けないレベルのバカだと思ってたわw まぁ、よく考えたらスポーツ万能で、学園のマドンナみたいな人の隣にいる女子ってそりゃそうか。モテるか。少なくとも「モテそう」か。言われてみれば納得だわ。よく考えたらバカ以外にマイナスな要素思いつきませんわ。やけに敵対心むき出しにするのは主にクズカスが原因ですしw
    • んで、本編はヤーさんと「!?」のラブコメ。本作が真正面からラブコメをやるのって初じゃないかってレベルだと思うんですけど、それがコイツかぁ、ってのが最高ですね。とりあえずいるだけでおもしろい、という地位を築きつつあるので多少のラブコメやっても大丈夫、という信頼感。
    • んで、茨木が古臭いという扱いを受けた後での江口洋介。うまいなぁ。突拍子もないようで、ちゃんと一本筋が通ってる。ちゃんと茨木の個性に沿ったギャグになってる。あの髪型はなぁ、一過性の勘違いとか今では思えないよなぁw
    • オチ。「好きだー!」からの「どこが隙だ」。おおっ、これは完全に『べるぜバブ』。ヤンキーのラブコメで「好き→隙」とかもう完全に『べるぜバブ』以外の何物でもないですわ。あれよかったですよねぇ。大好きなんですよ。個人的に、好きなフィクション上の告白トップ1は則巻千兵衛のプロポーズなんですよ。ギャグでありつつしっかり気持ちが伝わる、という百点すぎる告白。んで、2位が『べるぜバブ』邦枝葵の「スキだらけよ」ですね。まぁ、あれは告白というか意思表明なんですけど。ただの自己完結ですし。とはいえ、自己完結ってのがイイんですよねぇ。伝わらなくてもいい、という気持ちの整理が感じられて感動的なんですよ。感動的だとギャグ的には萎えるんですが、ちゃんと事前に「好き→隙」のネタはギャグとして消化してますからね。それを改めて、といううますぎるオチ。やっぱ『べるぜバブ』最高ですねぇ。田村先生の連載マダー??
    • 話がそれすぎた。なぜアラレちゃんが出てきたんだ。とにかく、今回の「スキだらけよ」が『べるぜバブ』オマージュなのかどうか、という問題があります。どうなんだろう。さすがにジャンプだし、そんなに昔の作品じゃないからねぇ、という気もします。去年でしょたしか。とはいえ、少年ジャンプ上の話ではないので、関係ないのかなぁ、という気もせんではない。けど、わざわざヤンキーでやるかなぁ、とも思う。しかも大オチでしょ。まぁ、偶然だった場合、さすがに『べるぜバブ』ほどはうまくねぇな、というのが個人的な感想です。『べるぜバブ』は序盤における小ボケとして扱っておきながら、の最後のマジメなヤツですからね。やっぱそういうバランスは『べるぜバブ』最強だと思いますわ。ぶっちゃけ『べるぜバブ』が連載してた頃のジャンプよりも今のジャンプの方が充実してると思いますけど、『べるぜバブ』的な作品はまだないな、という印象。
  • 『トリコ』
    • 今見てる映像には光が目に届くまでのタイムラグが存在する。なので常に「今」を見るグルメ千里眼は未来を見ているのと同義。こういう「たしかに理屈はわかる(気がする)」というハッタリ重視の『トリコ』ロジック好きですねぇ。そもそもグルメ千里眼ってなんだよ!って話なんですけど、ただ単に「ゼロコンマ何秒未来を見る能力を持っている」ではなく「今を捉え続ける目を持っている」ってワンクッション入れた方がおもしろいですよねぇ。なんか騙された気分になりますよねぇ。このいかにも『トリコ』らしさ、という部分大好きですわ。
    • んで、ネオもしくはアカシア。進化しました。……おや!? ネオのようすが……!(テレレレーン)
    • 進化に何十万年という時間が必要だけど、鹿王の攻撃が逆に手助けしちゃいました、という理屈も見事よね。
    • ネオってキモくてビジュアルは嫌いだったんですけど、進化してほとんどアカシアになったっぽくて安心ですw
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 照橋さん兄。このタイミングで兄貴出しておいて先週のイフタイムは無視するとは意外でしたw 繋げる意味あったのか。よくわからん。
    • 扉での超能力標語。今回の採用者が駄犬さんなんですけど、えっ、ひょっとしてスクジャンの駄犬さん!? 超有名人やないか……。まさかこんな所で名前を見かけるとは思わなかったので驚きました。てか、こういう所でもしっかり採用されるってスゲェな。投稿スキルが高すぎる証拠じゃないか……。
    • てか、前に『磯兵衛』でもあったんだけど、思わぬキッカケで年齢がバレる、という事故ありますよね。まぁ、特別隠したいという人は少数派なのかもしれませんが。
    • 本編。今週はゾノきゅんに心底ガッカリしたので、まさかのアイドル回被りはむしろありがたいです。よかった。そしてアイドルとかまるで関係なくて最高やw
    • リアルすぎる犬グッズ、かわいくないですか? ぶっちゃけ包丁立てよりもかわいいと思うんですけど。エプロンも機能性を邪魔してなくてアリだと思うけどなぁ。ジョークグッズになっちゃいますけど。まぁ、「邪魔だからいらない」ってのは分かる。
    • 猫とかハムスターとかいいから犬キャラ出してー、とか思った今日このごろ。
    • 気になったのは、最後から3ページ目、斉木がマグカップの値段のシールを見つめるシーンですよ。恥ずかしながらあのシーンが意味するものをまったく理解できなくてですね。ど、どういう意味なの……。ブログやってて一番困るのがこういう瞬間ですねぇ。間違えるとか、難しいの前に分からないw いっちゃん恥ずかしいヤツや。大体こういうのって前後の文脈で分かるんですけど、やべぇ分からん。アレでしょ、ラストにクラッシュバンディクーのマグカップを斉木が買ってる件と関係あるんでしょ。そのくらいは分かりますよ。……まぁ、それが分からん。
  • ニセコイ
    • さんざん「昔の約束よりも今の気持ちが大事だよね」という話をやってたので、今回の話はなかなか誠実。というかそのまんま。今の気持ちの前に子供の頃の約束が脆くも崩れ去り、という今週の開錠の儀式、なかなかよかったですよ。あんなに幻想を抱いていた子供の頃の約束がついに現実のものになったのに、実際はこんなにももの悲しい、というのイイよね。あの開錠の儀式は少年時代との決別のようにも見えます。子供の自分が死に、大人の自分へと生まれ変わる、そんな通過儀礼なんですよね。ポニョ、通過儀礼すきー!
    • まぁ、「隠されたもう1つの鍵があったんだよー!!」的な展開になるのも少年マンガチックで嫌いではないですw
    • 小野寺さんの “今 私 どんな顔してるのかなぁ…” というショット。大抵の作品だったらこのセリフがあるコマでは顔を隠すと思います。次のコマとかにチラッと見せたりはするかもしれませんが。それを堂々と真正面から描いちゃうのが『ニセコイ』のストロングスタイルよね。女性キャラの顔芸でここまで上り詰めたと言っても過言ではない作品ですから。こういうクライマックスに小野寺さん史上最大の顔芸を持ってくる感じ、さすがっすわ。今までの『ニセコイ』の顔芸と言ったら頬に斜線が入ったヤツじゃないですか。「どんだけ斜線入れんねんw」と笑った日もありました。だが、今回の斜線は頬ではない。泣き疲れて目が腫れているのである、という変遷がドラマチックじゃないですか。今までの斜線顔芸がフリとして機能しちゃっててステキ。
  • 『フライング・ダーウィン』すがぬまたつや
    • またお前か。すっかり「何度目だナウシカ」状態になってるすがぬまたつや。一応先週予告があったんですけど、事実上の『ワールドトリガー』代原という感じでしょうか。まぁ、予告があった以上計画的な代原なんですけど。そもそも代原という言葉とは定義とは……とか考え出してもナンセンスなのでやめます。多分その業界の人の中では答えが明確にあるヤツだろうし。
    • 本編。人間が人間になる前、ウホウホ言ってる時代に、先に進化しちゃった人の悲劇。インパクトのあるワンアイディアで一発かますこの感じ、代原感あって超好きです。そして今回の超おもしろい。
    • 独りだけ一気に進化しちゃったから昨日までは愛せた女が今日はこんなにも猿に見える、というのも笑った。一番最初に出てくる悲劇としてうますぎる。「これはキツイよなぁ……」と納得せざるを得ない。
    • 「肉は焼いた方がいいよ」と火を持って近づいたら火を恐れた猿に逃げられるという悲劇。そりゃ猿は火怖いよなぁw まぁ、この主人公に『レヴェナント』のレオナルド ディカプリオ的な気合いがあれば生でも喰える。ベジタリアンでも生でペロリですわw(直後にゲロったけど)
    • んで、進化しかけてる猿。その証拠が薄くなってる体毛ってので笑った。そこかよw あと、ウインクしてるのもいかにも知性が感じられてイイですね。ありゃ進化してますわ。
    • んで、PSVR。ミウラ師匠と古味先生が欲しがってるヤツw 他の連載作家が目次コメントで触れるような時事ネタを急遽決まった(と予想される)作家が読み切りでやっちゃうの、スゴイよなぁ。そっからの64もよかった。改めて見ると頭おかしいデザインしてますよね。手は2つしかないのになぜ掴むべき突起が3つあるんだw
    • ということで終わり。よかったなぁ。前の読み切りよりも断然よかったなぁ。やっぱ少しは計画的に掲載が決まったのでクオリティーが高いとかそういうことなのだろうか。関係ないだろうなw
  • BLEACH
    • やったーヨン様だー!! 先週が月島さんで今週がヨン様。各章のラスボスが連続登板ですな。あ、銀城か。
    • んで、パパコンビが雨竜と合流。あ、雨竜と合流で踏める。よく考えたら踏めない。
    • ともかく、雨竜がシルバーバレットを受け取る。狼男ですな。……ぶっちゃけ個人的に馴染み深いのは『ドラえもん 魔界大冒険』なんですけど。石ころ帽子で潜入するトコすげぇ怖かった記憶あります。
    • んで、陛下とヨン様……にお邪魔するチャン一。もうちょっと見たかったぜw まぁ、これで終わりとは思わないけど。
    • そんなチャン一、早速折られました。まぁ、何の対策もしてなかったならこうなって当然ですよね、という感じ。来週チャン一が「実は対策してたよーん」とか言う可能性もあるっちゃあるんですが。陛下が全力でチャン一を潰しに来てる感好きよ。
  • こち亀
    • 食玩が流行る前に流行ってた食玩。時代は回るってのを実感させられました。てか、先週がドローンで、今週が懐かしお菓子(オモチャ)って振れ幅がすごい。
    • ひょっとしたら秋本御大が『だがしかし』のアニメを観て思いついた話……という妄想で1段落書こうと思ったけどそもそも『だがしかし』をまるで知らないのであった。多分美少女が駄菓子ウンチクを垂れるやつ。おそらく。
    • 記憶を頼りに作り始めたらパクリも加速する、ってのが妙に納得してしまった。そっからの “なんでマネをするかなァ 共倒れするのに…” で爆笑した。たしかに……としか言えない。けど、逆の立場だったら両さんも間違いなくマネしてたよねw
    • そして、エロオチ。おおっ、この感じの『こち亀』懐かしい。お下劣だ。ちょっとああいう都市伝説的に噂が広がるエロって夢がありますよね。やり方が昔じゃないと通用しないと思うんだけど(ネットでネタバレ出回ったり口コミが形として残る)、その方法がUSBという最近のアイテムってのがイイなぁ。技術は進歩しても人間が進歩してない感。
  • 『たくあんとバツの日常閻魔帳』
    • 委員長変身するの巻。割とフランクに相談してきたのが意外でした。委員長の正体にたどり着くまで、ではなく、委員長の悩みをクリアする、暴走を阻止する話って感じか。本人が無自覚に暴走してるってのも逆に怖いですよね。悲劇ですわ。謎解きだけど、単なる犯人探しではない。
    • んで、「ジッチャンの名にかけて」オチ。おおっ、ここで跨ぐのか。謎解きで引っ張るの初だよね? ミステリー感出ると俄然ワクワクしてきますわ。バトルとか大量で出回ってますからね。プラスアルファの部分がないと印象弱いです。それが本作の場合はエロであったり、謎解きであったり。
  • ものの歩
    • プロになったようです。おめでとうござんす。対局の展開がまったく描かれず、感情の部分だけが語られたのでちょっと安易な気もするんですが、一応主人公の戦いではないから、という言い訳が通用するのかな、とも思います。試合展開が当人のドラマと絡み合って、というのは超おもしろいヤツですけど、実際に行われた場合、第三者には何も分からないものですよね。まぁ、そんな感じだと思うのが無難かな。ちょっとピンとこなかったけど。
    • ゲーム、師匠、美学、そして崖の人、と歴戦の友たちが知らせを受けてニッコリという展開は脊髄反射的に好きです。ゲームとか崖の人とか正直好きじゃないけど、この展開は好きだわ。まぁ、プロ昇格の話の直後なので、「シノブってそんな凄いことしたっけ?」って気もせんではない。
    • それに比べるとやっぱかやね荘のメンツがパンチ弱いんですよね。金ちゃんがようやく語られたくらいで他の人って「どんな人でどんな将棋指してどんなドラマがあるんだっけ?」という感じ。これは最近よく思うことだけど、結構深刻よね。かやね荘のみなさんがメインなんだけど、部活関連で出会ったキャラのが印象深いというねじれ。
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。えっ、脂小路いなくない……?? ワタシが見つけられなかっただけ? なにこれ超不安なんですけど。「脂小路いないじゃんw」と自信を持って言えない。
    • 脂小路が描いたイラストには脂小路がいるんだけど、その上にタイトルロゴとかを乗っけたら隠れちゃった、とかそんなんがいいなぁ。来週以降も脂小路を探したい。
    • ハイテンション九九(三の段)
      • シンプルでおもしろかったのは、草を得た獣さんの「サインが三」と、函峰明治さんの「サバvsニシン」。限りなくそのまんまなんだけど、出来上がった文章がおかしなことになってて笑う。
      • 長文だけどバシッとハマってて好きなのは、りるむさんの「3時のおやつは銃に砕かれた」と、パセリ男さんの「あの山麓には18禁のムフフな本が……」。九九の数字の部分は超丁寧になぞりながらも、その間で徹底的に遊んでる感じが素晴らしいです。前者は状況がワケわからなくて笑うし、後者は文章がちゃんと成立しててうますぎる。
    • ハイテンション九九(三の段デート編)
      • 前回に続きまさかのマンガ化。今回はマンガ化されるのを狙って送った人もいるんでしょうねぇw 偶然の人もいるでしょうし、逆に「マンガじゃない方で採用された!」って人もいるかもしれませんが。
      • マンガ化がされると脂小路の仕事が増えるので、脂小路ファンとしては非常に嬉しいのです。前回あった芸能人ネタが今回はないので完全に脂小路オリジナルが堪能できる感じ。彼女かわいいです。オチ担当のライオン丸さんがまさかの名前をつけてたので爆笑しました。ニーナってw 序盤のろくろがオチに繋がるのとか超うまいですわ。
      • そんなろくろに対するツッコミ担当が、セッドあとむさんの「さんざんな仕打ちそれはないんちゃう?」。ちょっとうますぎて唸った。今週のベスト九九かもしれない。三×三はサザンで激戦区だったらしいですけど、それをサザン以外のネタで勝負し、九をナインと読むウルトラC。うますぎるやろ……。
      • ユーリさんの「サロンパスはいつも18枚ストック!」。サロンパスがうまくハマったのであとの枚数は何でもいいです、という感じが笑えます。
    • ジャンプ家のならわし
      • カピバラ生徒会長さんの『ワールドトリガー』オサムネタ。『ワールドトリガー』は決めゼリフとか印象的なセリフが多いから、それを下らない使い方するとギャップがやばいですねw 「こんなオサムは嫌だ」みたいな状態になってる。
      • 本編でのカッコよさとのギャップという意味だと、ようかさんの「最強の囮」もそう。完全に「こんな影山は嫌だ」として成立してるw
      • 軍司鉄之進さんの「店員に顔を覚えられる」。身に覚えありすぎて戦慄しました。店入ったら「ジャンプ? あー売り切れちゃったんだよねー」って言われたり、年末に「新年号はいついつ発売だよ」とか言われたことあるw ワタシもジャンプ家の一員だったのか……
      • はるきちさんの「海軍が来た!!」。これはやばい。明日から街中で見かけたら笑ってしまうわ。今までまったく結びつかなかったけど、たしかに同じだw
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 瓦版。ジャンプGIGAで『ヒーローアカデミア』とコラボするらしい。アニメの主役の声優が同じという縁で……ってそれ『とんかつDJアゲ太郎』でも言ってたヤツや。
    • 本編。準優勝賞品の道場。当たり前だけどただの遊び場になってました。けど、チャンバラ大会を通じて磯兵衛とひーふーみーの仲の良さがレベルアップした感じありますよね。ちょっとほっこりする。
    • んで、アレキサンダーくんと源くん。カッコよすぎわろたw なにあれ、全編あんな感じのバトル回も見てみたくなってしまいますわ。2人の背景とのマッチ具合が絶妙でカッコイイなぁ。なのだー。
    • そんなアレキサンダーくん。マジメキャラということで源くんと被ってる気もするんだけど、毒舌があるので被ってない。この毒舌ってのがムキになってる子供らしさになっててうまいバランスなんですよね。すごい好き。
    • 磯兵衛の道場を見学。これが源くんだったらクソマジメゆえの盲目さで良い方に勘違いして「さすが磯部氏!」とか言いそうなもんだけど、アレキサンダーくんはそんなことにはならず、ブチギレ。まぁ、あれはブチギレてもやむなしですわ。むかつくしかないw
  • 次号予告
    • 来週も『ONE PIECE』が巻頭。映画だからって尾田っち酷使しすぎ。
    • 『食戟』が2週連続センターカラーやったと思ったら、来週から『ブラクロ』が2週連続センターカラー。てか、やっぱ『ブラクロ』すごいですね。『食戟』と肩を並べそうな勢いってどんだけ。
    • 『左門くん』もセンターカラー。『ヒーローアカデミア』もセンターカラー。2014年が『ヒーローアカデミア』、2015年が『ブラクロ』、2016年は『左門くん』って話をその1でしましたけど、ちょうどそんな感じですね。とりあえず現実的に思えてきた『ゆらぎ荘』の表紙号を楽しみに待っときます。
  • 目次
    • ジャンプ川柳。「うしおくんって誰や」とか一瞬思ったけど、火ノ丸か。あんま潮って認識してなかった。まぁ、この川柳も字数の関係で無理矢理うしおくん呼びしてる気もせんではない。

温め過ぎて腐っていたネタを穢土転生で蘇らせました。GIGA2号にも載ります
(『フライング・ダーウィン』)

    • ジャンプ2号にも登板するのか。前からいる人だけど、急に出番増えてきましたね。何があったんだ……
    • てか、腐らせとくにはもったいなさすぎる作品でした。『ワールドトリガー』ありがとう!!(不謹慎)

最近漫画の専門用語をたくさん覚えて鼻高々。
(『鬼滅の刃』)

    • 最近どこかで「タチキリ」という言葉を覚えまして、「これブログで使ったらカッコイイわー」とか思ってたんですが、意味を忘れました。多分必殺技。

Aさんの遠い親戚が横山光輝だそう。神の血統がここにいる!
(『たくあんとバツの日常閻魔帳』)

  • 愛読者アンケート
    • 読んでる漫画雑誌。前にも何度かあったと思うんですが、その時はマガジンSPECIALがなかった気がします。なくて「なんでないんや!!」と文句言った覚えがあります。なんか加わってました。なんですが、氏家ト全の連載が終わっちゃったんで買い続けるか悩んでます。
    • まったく同じ理由で少年マガジンは毎週読んでます。氏家ト全が連載してるから。読んでる漫画雑誌は以上です。ジャンプと氏家ト全しか読んでないw マンガに関して疎いと言ってもいいレベルだと思う。まぁ、それでもブログは書ける。
    • やってるゲームシリーズ。『ドラクエ』『モンハン』『ポケモン』『スマブラ』かな。今は『ポケモンGO』が楽しみです。『ポケモンGO』で痩せるか、夏バテで死ぬか、岐路に立たされてます。
    • てか、『ポケモンGO』の配信、明日(7.20)みたいな話ありますね。まじか、いよいよか。どうだろう、来週生きていられるのだろうか……

 総括です。
 今週もニュース性のあるネタが多かったと思うんですが、個人的には『ゆらぎ荘』の掲載位置が一番の衝撃でしたねぇ。そうかー『ゆらぎ荘』人気あるのかー。マジで嬉しいっすわ。ワタシが大ハマリする作品って大抵打ち切りだからねぇ……(遠い目)
 文字数的には20kくらい。まぁ、時間がたくさんあったのでどんなに長くても驚きません。途中で「急いで書こう」みたいな気合い失せたものw

 今週のベスト作品。これはフツーに『フライングダーウィン』でいいんじゃないかなぁ。おもしろかったです。

 んで、今週のベストキャラ決めて終わります。次点から。

  • ニーナ 「スクールオブジャンプ」
    • 今週は扉に脂小路がいなくて悲しんでいたら、1ページ漫画あったので救われた思いです。ニーナオチには笑ったわ。
  • 浦方うらら 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • やっぱミウラ師匠はエロだけじゃないよね!!というのを強く確信したキャラでした。あの紐付きニップレスを一緒に着たのは見事なバランスですよねぇ。

 んで、今週のベストキャラはこの人。

  • マダオ 『銀魂
    • 奇をてらってスクジャンから選んだりもするけど、王道な人選もするんですよ、というベストキャラ。まぁ、今週はこの人でしょ。しゃーない。
    • マダオライジングでしたね。というかワンサゲンか。

週刊少年ジャンプ2016年34号の感想その1 - 北区の帰宅部

一網打尽 REMIX feat. NORIKIYO, SHINGO★西成, 漢

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べるぜバブ 28 (ジャンプコミックス)

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