北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年38号の感想その1

 お久しぶりです。ワタクシのことを覚えているでしょうか。盆休みにメガネ記事書こうとか考えてたけどまったく進みませんでした。代わりに別のことが捗ったかというとそんなこともなく、ただただ何もない休みでした。まぁ、基本的に連休は「気がついたら終わってた」ものです。休みの前に校長先生が注意してたアレですね。未だに成長しません。

 そんな盆明けのジャンプ38号。来週いよいよ『レッドスプライト』がはっじまるよー!! と思う一方で「好きな作品の感想は疲れる」とか、「始まる前のワクワクを永遠に味わってたい」みたいな気持ちも少しあります。まぁ、当然始まるのは嬉しいってのが大前提なんですがー。

週刊少年ジャンプ2016年36・37号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • めずらしく背表紙の話題。新連載『ラブラッシュ!』なんですが、抜粋されてるキャラが男の方なんですね。ちょっと意外。女の方だと思ってました。割とこの手の話題はいつも気になるんですよ。『ニセコイ』とか、『ゆらぎ荘の幽奈さん』とか。背表紙もそうだし、合併号とかの集合表紙の選出キャラですね。『ゆらぎ荘』はほとんど幽奈さんだけど、『ニセコイ』は楽と千棘がマチマチだったような記憶です。詳しくデータ取ってるワケではないんですが。まぁ、ということで、『ラブラッシュ』が今後どうなるのは気になりますね。出来れば合併号前に始まってくれればよかったのにw
    • ちなみに、通年企画の『こち亀』は両さんが少年時代。これは夏休みを意識したものなんですかねぇ。盆で田舎に戻った人も多いでしょうし。
  • 表紙
    • 前述の通り新連載『ラブラッシュ』。有象無象の女性キャラを背景に差し込む物量作戦。「あー人外系の女性キャラが1つの売りなのね」というのがよく分かる表紙だと思います。これは巻頭カラーの扉も同じ感想。今の時期にジャンプで連載するということで、『ゆらぎ荘』との差別化が不可避な問題だと思うんですが、人外押しというのは1つの回答なのかもしれませんね。『ゆらぎ荘』にもボチボチいますけどねw
    • そんなことを考えながら初回の本編を読んでみたら、「人外全然出てこねぇじゃん!!」でしたw まぁ、次回以降なのかな。
  • Tシャツ抽選企画
    • 送りはしないけど大好きな特別プレゼント企画。今週はTシャツです。まず意外だったのは『レッドスプライト』まで網羅してる点ですかね。今号基準で『ラブラッシュ』まででもなく、『たくバツ』まででもない。ちょっと意外。『BORUTO』はあります。『HUNTER×HUNTER』はない。まぁ、代わりに『磯兵衛』があるのでおk。
    • 右ページの9作品が若干扱いが大きいです。こういうのからジャンプヒエラルキーを読み取るのが好きなんですけど、そういう意味で意外だったのは『ワールドトリガー』と『火ノ丸相撲』かなぁ。まぁ、『ワールドトリガー』はアニメ化経験してるんで分かるけど……なら『BLEACH』『トリコ』『斉木』は?という気もします。まぁ、『火ノ丸相撲』ですよ。『左門くん』を差し置いて、『幽奈さん』を差し置いての右ページ起用です。
    • ネタ系では『銀魂』優勝ってのがほとんどの人で一致するんじゃないですかねぇ。ワタシもそう思います。貫禄の横綱相撲感あるわ。
  • 亀スポ
    • 少年ジャンプが休んでる間に『こち亀』の特別別冊が出ましたよね。それで特別寄稿は終わりなんじゃあ……という気が少しして寂しいです。もうちょっと見たいですよね。外部の人もそうだし、吾峠先生とかもまだだし。
    • 今号の中身は、神田明神に永年奉納したこち亀絵巻の完成。メインビジュアル的なヤツに派出所メンバーと一緒にギボシ家がいるのが意外でした。てかギボシって漢字変換めんどい……(今更)。まぁ、よく考えたら神田だから超神田寿司キャラが起用されたってだけですね。驚き損ですわw
  • 読者プレゼント
    • 今週のテーマは太宰治。「く太宰(ください)」だって。くだらねぇなオイw
    • その他のダジャレについて、「太宰治とは…」という説明がわざわざ載ってることに驚き、というかショックです。そんくらい知ってるよw
  • 『ラブラッシュ!!』山本亮
    • 新連載。『E-ROBOT』の人です。約10話打ち切りを食らったものの結構人気ある作品ですよね、『E-ROBOT』。ワタシも好きでしたよ。今回のを読んで「ギャグの比率が減ってる……!」と少しショックを受けたくらい。まぁ、同じことやってもしょうがない、ってのはあるんでしょうね。とはいえ、「エロボットと同じ人かぁー」という感覚は未だにあります。まぁ、話的にメインになる女性キャラがハチャメチャで、主人公が好きな子が地味めで大人しいってのは同じだから、そこらへん作者の好きなバランスなのかもしれませんね。とりあえず、おっぱいミサイルに期待しときます(ねーよ)。
    • 本編。モノクロ1ページ目からぶっかまされる「男の中の男遺伝子」とかいう童貞の妄想の産物感ハンパない設定。いや、童貞とかそういう以前の幼さすら感じさせる代物かもしれないですね。童貞感が中学生だとしたら今回の設定は小学生。まぁ、カラーページとこのモノクロ1ページ目を読んだ段階で「お前がどういうヤツなのかはわかった!もうわかったから……」ってなりますよね。このくらいシンプルなのは強みだと思いますよ。ぶっちゃけこの4ページを見たらもう本編読まなくても大丈夫なんじゃないかな、というレベル。来週読んでも多分フツーに理解できるんじゃないかしらw
    • そんな男の中の男遺伝子。味噌なのは「超イケメンに見える」という点なんでしょうね。遺伝子的なアレで生まれつきの超イケメンではない、という。まぁ、ガチの超イケメンを主人公にしたギャグ作品もかなりおもしろそうですけど、そこまでギャグに振り切らないんだったらイケメン主人公にするのは勇気が必要だったんだと思います。問題としては……そこまで大げさな話じゃないですけど、遺伝子的にイケメンに錯覚させてるだけで中身は超ボンクラ、みたいな部分が今後出てくるのかどうかじゃないですかね。ぶっちゃけ今週の初回だけだと「イケメンではない」という設定は死んでると思うのですよ。ただのナイスガイやん。
    • とにかく超モテるけど好きな人は1人だけで肝心のその子からはモテない、という設定。なんかどこかで読んだことある気がするんですよね。ジャンプの読み切りで。『ラブラッシュ』のプロトタイプかとも思ったんですが、山本先生だったら気がつくはずなんですよね。そもそも本作のプロトタイプはNEXTだって噂で聞きましたし。まぁ、よくある設定ということでいいのかなw ものすごいディスってるようですけど、ぶっちゃけそこの一致はどうでもよくて、大事なのは中身ですよね、という話ですよ。マジで。山本先生ファンを敵に回すつもりはないですよ。やめてよ。なんか最近そういうの気になるんだからw
    • んで、空から降ってくる系ヒロイン。フワフワ飛んでる系という括り方をすると幽奈さんと被るので結構ハラハラします。てか、ジャンプそういうのばっかだなw
    • 天界に住むキューピットだそうです。人間の遺伝子って天界にも通用するのか。人型だから一瞬気にならないけど、犬が人間に発情するみたいなもんじゃないのかしら。まぁ、人型で付いてるもん付いてるだろうから物理的な意味で恋は可能ってことなんでしょうね。だとすると前例もいるんだろうなぁ。そこまで掘り下げるタイプの作品か知らんけどw
    • んで、主人公が好きな方。高三にもなって幼なじみという存在を重要視する感覚が1ミリも理解できないというか、そういう経験ないし、知り合いにもそういう関係を持ってる人いないんで現実味が湧かないんですけど、こういうのってあったりするのかしら。学校が同じだったら「幼なじみっていうよりただの同級生だよねー」みたいな感覚が優先されないのかしら。まぁ、恋人ではないし、なる気配もサラサラないけど、割と仲はいい、みたいな感じだったらクラスに1人くらいの割合でいるのかなぁ。いてもおかしくない気がしてきた。その人がどんな感覚か全然イメージできないけど。
    • もはや本作に限らない話になっちゃうけど、フィクションの中の幼なじみ属性って、個人的には空想上の架空の存在ってイメージ強いんですよねぇ。「仲がいいのに特に理由が必要とされない」という意味で重宝されるんだと思ってはいるんですけどね。そういう意味では妹とか姉と一緒ですね。主人公にとって恋愛対象になるか否かの差であって、読者的な女性キャラ萌えの観点からしたら何の違いもない気がします。まぁ、姉とか妹と超仲いい人はイメージできるけど、幼なじみはイメージできねぇなぁ、という個人的な感想です。てか、幼なじみの定義とは一体……。小学校入る前から仲がいいってのが大体の条件ですかね。小中高が一緒ってより、幼稚園は一緒だけど小中高は別って方が幼なじみ感ありますよね。多分。いや、幼稚園っていうよりも親同士が仲いいから、みたいな都合の方が幼なじみ感あるのかな。幼稚園とか学校だと単なる学友感出ちゃいますもんね。……あ、ダメだ、この話まったく意味がないw
    • 「脈がないって分かったならやれることは1つやろ!」というヒロインの男気に主人公が「せやな!!」ってなるトコはすごいよかったです。こういうセリフを発した側と受け取った側で同じセリフの意味が変わってしまうの、好き。まぁ、よく考えたら脈がないなら告るしかない、ってよく分かんないんですけどね。脈があるように変わるとかいろいろある気がする。実際髪は切れるワケじゃん。
    • んで、人外ラッシュでエンド。なんかこういう萌え目的の人外キャラって今風って印象受けますねぇ。もしくは今風の人外感。
    • 前述しましたけど、人外系だと『ゆらぎ荘』との被りが気になって仕方ないです。そこで、見開きのページを探してみたら……いたー!! 三角頭巾したお化けいたー!!! 幽奈さんやんw なにそれハラハラする。
    • あと、ネコっぽいのはいましたね。これまた『ゆらぎ荘』やん。まぁ、タヌキはいないです。鬼っぽいのはいるけど、『ラブラッシュ』の方は単眼属性の方が前に出てる気がします。まぁ、単眼といえば『左門くん』作者の前作がありますね。ジャンプ幅広いなぁw
    • 今のジャンプで一番人気ある人外女性キャラってカエルだと思うんですけど、さすがにカエルはいなさそうです。これは堀越先生さすがすぎる。
  • ジャンプGIGA 3号のおしらせ
    • 1ページまるまる使った目玉は新連載の『ヴィジランテ』。これは読みたいなぁ。立ち読みしてでもチェックしたいなぁ(買えよ)。
    • あと、『ハイキュー』『銀魂』『黒子のバスケ』作者のインタビューもあるそうです。2号だと岸本冨樫対談ありますけど、この手の企画を押し出していく方針なんですかね。個人的には大好物です。対談にするんだったら前号ちょろっと載ってた師弟対談系が興味ありますねぇ。現行の作家でも全然いますよね。
    • あと、『ゆらぎ荘』の描き下ろしJCカバー。ミウラ師匠はジャンプGIGA連載って扱いでいいんじゃないかなw 案の定という感じですけど、ミウラ師匠の各所での酷使っぷりが笑えます。ジャンプ+でも描き下ろしあったみたいですし。前号の合併号で水着ポスターやるとほとんど確信抱いてたんですけど、その代わりにいろんな所で描き下ろしまくってます。まぁ、そうなるよなぁw あの手の作家は酷使されるよなぁ。『磯兵衛』とは別の意味で便利だもんなぁ。まぁ、ジャンプNEXTジャンプGIGAという点では『ハイキュー』の酷使っぷりもスゴイですね。これはこういう仕事を押しつけられるけど、人気は超ある作家、という2つが交わってるんだと思います。極端な話、ジャンプで一番人気ある尾田っちにこんな企画を毎回やらせるワケにはいかないですよね。あとは堀越先生とか手頃なんでしょうねぇw 佐伯先生は師匠の出現によって落ち着いた感ある。
  • ハイキュー!!
    • 「あー今週は『ONE PIECE』休みなんだっけー」と感じた連載位置なんですが、『ONE PIECE』休みじゃなかったです。マジか。『ONE PIECE』より前なんか。『ハイキュー』どうしちゃったの。何がそんなに人気なの? 特別なことありましたっけ? ……北区か!!(違う)
    • 本編。観察眼を手に入れた日向はフェイントも読めて最強!!と思ったらコート上でフツーに読んでる人いました、というバランスが見事よね。基本的に日向が中心的に描かれてる合宿だけど、日向の成長を通じて周りのみんなのストロングポイントが強調されてる。それにもちろん周りも成長してますね。
    • んで、ウシワカIN。日向がウシワカに突撃するってのも描きつつ、突撃しないおかっぱ小僧。ちゃんと事前におかっぱ小僧の出番が多めになってるのが地味にうまいですよね。ツッキーとの絡みとか。前述のフェイント読んだものもそう。
    • ラスト、2階からコートを映した日向の目のドアップで合宿終了。「今回の合宿で得られたものは何ですかー?」という質問に対する答えをラストの1コマで端的に表してるワケですね。こういう臭い程の決めコマを恥ずかしがることなくぶっ込んでくれるのが『ハイキュー』の大きな魅力なのかなぁ。
  • ONE PIECE
    • ローマの件。今思い返すと母が四皇であることを告げないローラってどうなの?という気もしますねw まぁ、そんなローラからもらったビブルカードが思わぬ効果を発揮、というのがおもしろかったっす。確かに命の紙なんでしたっけね。エースの死を決定的に知らせてくれたのもビブルカードが命の紙である証拠か。ソルソルの実と命の紙をあわせるとこうなる、という今回初めて提示された現象なんだけど、事前情報がしっかりあるから「あー確かにそうなっても不思議はないかも」と腑に落ちるじゃないですか。こういうのイイよね。
    • んで、三将星。こういう四天王的な称号、少年マンガだとよく出てきますけど、三将星とはなぁ。字面のカッコよさがあるし、確かに強そう。強そう感ある。
    • マムの家族哲学。別れた夫は血の繋がりのない他人。血の繋がりのない人たちと家族を形成してた白ひげとは真逆の考えですね。白ひげもそうだし、ルフィもそう。エースやサボとは兄弟だし、バルトロメオたちとも盃を交わして家族のような関係を築いてますよね。マムの価値観は『ONE PIECE』的に、ルフィ的に分かりやすい悪。
    • そんなルフィ、ローラパパを助ける理由がステキ。“何十回も顔突き合わせてりゃ情くらい移る!!!”。これはうまい。ローラパパと何度も顔突き合わせてたのってギャグ的にも受け取れた話じゃないですか。それがこうも熱く展開するとは。血の繋がりを重要視する話が出てきた直後、というのも効果的ですわ。
    • ラスト。三将星クラッカーの通り名と能力が明らかになってエンド。千手のクラッカーだけど、能力はビスケットなんですねw よく見るとベルトに「BIS」だって。マムの一味は悪魔の実に統一感あるのがイイですね。
    • そんなビスビスの実(仮)。ハナハナよりも不便じゃね?とか一瞬思いましたが、手に持ってる剣も同時に増えてると思われるので結構差別化はできそうな予感。千手が誇張表現なのか、ガチで千まで増やすのか、気になりますね。さすがに千まで増えたら密集しすぎて動けないと思いますけど、『ONE PIECE』の世界観だったら「これで千まで増えました!!」と強引に押し切ってくれても不満はないですw
  • BLEACH
    • 最終回センターカラー。カラー3ページ。本編のイントロ的なカラーが1、見開きの扉が2。
    • カラー1ページ目。「誰やこのクソガキ!!」と思いつつ一瞬でチャンイチキッズだと分かりますね。これはやっぱ髪の色がデカイんだと思います。カラーならではですねぇ。チャンイチにしてはなんか違和感あるよなぁ、とか思ったら残りは織姫要素なのか。ラストまで読んで気づきました。ここらへんのミックス具合、おもしろいですよね。リアルだったらここまで分かりやすく特徴は残りませんよw
    • カラー見開きで10年後の皆様方。地味なイメチェン感が強烈なのはチャンイチですかねw あとチャドがでかい。
    • 本編……の前にカラーページの最後に実写映画化のお知らせ。最近は実写化づいてますねぇ。異例の実写化ラッシュ。なんだけど、監督がどれも同じような人なので新鮮味はないですw まぁ、ある程度の経験を経て、「この人ならとりあえずおk」という基準が出来たんでしょうねぇ。原作の最終回で実写化の発表ってのはイレギュラーな気もするんですが、『デスノート』もそうだったっけ? よく覚えてないけど。だとしたらまた佐藤監督やんw(オリジナルの新作だけど)
    • 本編。前回のラストで明らかになった陛下の気配。「どうせチャンイチ凱旋だろー?」とか思ってたらチャンイチキッズでしたw くそぅ、はずれた。死神たちが大真面目に対処してるのに、その正体はただのショタ、というのがズッコケます。
    • んで、現世の方で同窓会的な集合。この現世でのワイワイ感好きですねぇ。『BLEACH』の中でもトップクラスに好きな部分かもしれないです。“俺達ってキミ入ってんの?”“俺の部分に入ってますけど!?” とかマジすごい。やっぱTITE KUBOは稀代のギャグ作家だなぁ、というのを感じさせます。添え物的な扱いのギャグだけど、ぶっちゃけ現ジャンプにおけるトップクラスでしょ。贅沢な話ですわ。
    • てか、この「○年後」最終回。長期連載だとこの形式で終わるのがほとんどテンプレのようになってますねぇ。ちょうど『ニセコイ』もそうだったし、例を挙げだしたらキリないと思います。○年後の変化を発表会的に羅列してって振り返って終わり。確かに長期連載なら長期連載なほど感慨深くなりますわな。『トリコ』『銀魂』でもどっちかやるのかなぁw イメージしやすいのは『トリコ』の方かな。遙か先の話だけど『ONE PIECE』はやらなそうな気がします。2年後でもうやってますし。あと長期連載だと……ってもう今のジャンプに長期連載と呼べそうな作品って『こち亀』くらいしか残ってないんですね。なんかスゲェ。入れ替わりパネェな。若い作品も入れるなら『ヒーローアカデミア』とか『食戟』は○年後最終回やりそう。超イメージできる。卒業後のビジョンがある程度ハッキリしてる学園モノだからかもしれませんね。
    • 本編に話を戻しますと、織姫が巨大化してて爆笑しました。やはり出産経験か……。てか、5回も生まれ変わらなくて済んでよかったですね。
    • んで、陛下とヨン様による締めくくりのスピーチ合戦。陛下の絶望に対抗するのは希望ではなく勇気でした、というヨン様のありがたいお言葉。そしてチャンイチキッズの名前は一勇(カズイ)。……えっ、ヨン様が名付けの親なの? 偶然? さすがに偶然か。もしくはチャンイチキッズの名前を聞いたヨン様臨機応変に気の利いたこと言ったのか。さすがだなぁヨン様
    • んで、ルキアキッズも登場してエンド。顔面がルキアすぎて笑える。髪が父親、顔面が母親、という統一ルールなんですね。ルキアキッズの名前は苺花(イチカ)。最終回のサブタイにも繋がってます。「夫以外の男の名前をもらうとか闇が深いな……」とか冗談めかすことは可能ですけど、フツーに考えてレンジとルキアが仲良くなったのはそういうことか、と納得できると思います。「えっ お前ら結婚したの!?」という事実だけが提示されたけど、子供の名前だけでなんか納得できちゃうのってスゴイ。最終章のラストに、ルキアとレンジが友として駆けつけてましたけど、つまりはそういうことですよね。
    • ということで終わり。前回のラストで深刻ぶって見せてたのが単なる子供のお遊びでした、というのがよかったです。あとやっぱ『BLEACH』ほどの作品になると、○年後最終回の感慨は強いですね。ダブルキッズの遺伝子ミックスぶりも笑えましたし、すげぇいい最終回だったと思います。最終章のラスボスの捨て台詞が1週挟んで描かれる、というのも新鮮でよかったです。まぁ、何度見てもルキアキッズの顔がルキアすぎて笑えるので、それが一番印象的なんですけど。ご丁寧に顔面だけ切り取ったコマとかあるしさぁ。謎の主人公感ありますわあの子w
  • 火ノ丸相撲
    • 石高の協力。昨日の敵は今日の友展開ということで済ませちゃってもいいんだけど、「なんで協力せにゃいかんのだ」と文句言うキャラが出てくるのが見事ですね。そんで、それに対してぐうの音も出ない説明をかましてくれる。昨日の敵は今日の友ではなく、明日の敵を知るために昨日の敵を強くする、というロジックがうますぎる。
    • んで、一方個人戦。準決勝がドリームカードでした。火ノ丸くんを破った者同士やないか。決勝どうすんだ。盛り下がるだろw まぁ、決勝まで引っ張ると見せかせて序盤でぶつかる、ってのは本作では過去に何度もあった展開なので、準決勝はむしろ遅いくらいかもしれません。テンプレ的な予想だと、決勝戦で2人よりも強いダークホースが出てきてーみたいな感じになりますけど、本作だとそうは単純じゃないんだろうなぁ。ダークホースが出てくるにしても今まで隠れてた理由とかしっかり描かれるだろうし、どんなにダークホースでもこの2人よりも強いってのはないんじゃないかなぁ。ある条件下では2人より強い、ってのはあるかもしれないけど。まぁ、そもそも決勝はダイジェスト処理で終了、ってのが一番ありそうな気がしますw
  • 約束のネバーランド
    • 何の情報もない状態で出荷順から教育の秘密を解き明かす2人。基本的にはノーマン主導で謎を解いてる感ありますけど、同レベルのエマとの掛け合いによって2人の推理がさらなる高みに行ってる感ありますよね。ぶっちゃけ、やってることは単なる設定の紹介なんだけど、2人の掛け合いにすることで一種のエンターテイメントになってるんじゃないですかね。
    • 一晩でハウス中のカメラ&盗聴器チェックを済ませたノーマン。ジェバンニすぎるw ぶっちゃけあり得なすぎるんですけど、さっきの推理合戦の部分と比べると少しギャグ調に描かれてるのでそんなに気になりませんね。単なる緩急として受け止められる。
    • んで、唐突に始まったエマvsママの演技合戦。ママは容疑者全員にアレやってるのか。疲れるw
    • この演技合戦、基本的にママが優勢でエマは「何とか乗り切れるか……」という感じなんだけど、最後の最後にエマからもトラップ仕掛けてるのがイイですね。したたかというよりは、攻撃に回って一休みしよう、みたいな計算があったんじゃないですかねぇ。んで、ママが思ってたより鉄壁なので逆にピンチになっちゃう、という流れ。それを救ったのがノーマンではなくレイというのが意味深。ノーマンが出て行かなかったのはビビってたのもあるでしょうけど、ヘタこいて2人の共犯がバレるのを恐れたのかな。んで、レイ。あのちょうどよすぎるタイミングでの登場ってのは怪しすぎますよね。どこまで知ってるかは分からないけど、何かしら真実に近づいてるんでしょうねぇ。前の出荷の時から気づいてた先輩、とかそんな所かなぁ。
    • 意外だったのが、ラストにあったママの語り。エマの脈拍操作も気になるけど、ここでママのモノローグ入るとはなぁ。アオリにもあったようにいよいよ心理戦の本番が開始、という一区切りなんですかね。ママもナンバリングされた作物だと明らかになったのは多分「私ならもっとうまく管理できる」みたいなこと言って悪魔に魂売ったんでしょう。全員で逃げようとするエマたちと、自分以外の人間を餌に自分が助かろうとするママ、という対立なのかな。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • センターカラー。特に理由のないカラー。デクと轟くんのツーショットってことは仮免試験では轟くんが重要になってくるってことでしょうか。まぁ、本編関係ないイラストって可能性も大いにありますけど。
    • 本編。敵校の先生がイレイザーヘッドラブ。周囲を笑わせる能力とか笑気ガスばらまして人殺すジョーカー感ありますわ。てか、あの人に対して冷静なツッコミを入れてる相澤先生は常に能力ぶっぱってこと? いや、単に爆笑能力を発動してないってだけか。彼女自身が常に爆笑してるのは能力とは関係なく単なる性格って話なのかな。なんでしょうね。
    • んで、第一試験。モンスターボールを相手に3発当てたら勝ち。2人に勝った人の中で先着100名様が合格。この無駄にゴテゴテしたルールの試験、少年マンガっぺーw
    • ぶっちゃけ1コくらい年上だろうが、今年の雄英は異常に修羅場くぐってるんで余裕っしょ?ってのが大体の読者にある印象だと思います。そこで、雄英が修羅場くぐってればくぐってるほど、有名であれば有名であるほどに不利、という理屈が用意されたのはうまいと思いますね。まぁ、それだけじゃ雄英のアドバンテージは覆らないと思いますけど。
    • 理不尽を乗り越えてこそヒーロー、って理屈は分かるんですけど、一応試験という体裁なんだからフェアなルールにしないといけないんじゃねぇの?とはマジで思います。そもそも相澤先生こういうの嫌うイメージあるから余計に。
    • あっ、てか、雄英の合格を蹴った子ってこの雄英潰しがあるのを知ってて別の高校行ったんですかね。ひょっとしたらそうかもしれませんね。ちょっとこすい気がするけどw
  • ブラッククローバー
    • 海底神殿最強さんが泣ける……。
    • んで、魔法帝に報告。アスタに対して “君はまた一歩魔法帝に近づいた…!” って言ってあげるのイイなぁ。こんなん言われたらホレてしまうわ。第一印象「おばさん?おじさん?どっち?」だったのが本当に悔やまれる。
    • 次の話。ダイヤ王国が攻めてきました。八輝将の3人がやってきました。タイミング的に三将星とゴッチャになりますねぇw すげぇ偶然もあるもんだ。
    • ラスト。金色団がカッコよく登場してエンド。給食の王子がセンター張ってて笑ったわ。てめぇ新入りだろw
    • てか、金色の団長さん怪しすぎ問題ってのありましたね。かなり初期の頃に思ってましたわ。今回の一件でそこらへんが言及されるといいなぁ。“また… 彼らです………!!”“ここ数年…国の危機に逸早く駆けつけ” って相変わらず怪しすぎるでしょw マッチポンプ感ハンパない。こんだけ怪しくてただのナイスガイだったら笑っちゃいますわ。意外性あってアリですね。

 前編おわり。230ページ終わりました。まぁ、新連載と『BLEACH』が終わったので大ネタは大体済んだという感じですかね。もうセンターカラーもないし。明日もがんばります。
 ホントは寝るまでもがんばります。

週刊少年ジャンプ2016年38号の感想その2 - 北区の帰宅部