北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』399話の感想

『生徒会役員共』398話の感想 - 北区の帰宅部

 来週いよいよ400話ですね……単行本だと既に400話なんですけどね。
 一番平和なのは、今週号のマガジンで一挙2話をやって400話記念!と銘打つ方法なんですけど、残念ながらそんなことはなかったんやで。そして来週も一挙2話はなさそう、てか400話記念みたいな話もそもそもなさそうである。400話に英稜のトリプルブッキングかと思ったんですが、それもないのかなぁ。トリプルブッキング出る時はアオリで予告する傾向があると思うんですよね。こうなるといよいよ英稜文化祭はやる予定ないって説も信憑性を帯びてくるのかな。今まではあまり考えてなかったんですが、そろそろ怪しいかもw
 それと、アオリが意味ありげに言ってきた来年10周年の件。何やらあるそうです。まぁ、こういうこと言われるとアニメ3期くらいしか思いつかないんですよねぇ。15周年なので終わります!と終わった『BLEACH』の例もあるんですけど、あのアオリの感じからして終わりではないよなぁ。

 まぁ、ともかく#399。思い出した頃に確認しますけど、本ブログでの話数はマガジンに掲載されてる話数です。正確ではない。単行本の方が正解。正確には#400。400話おめでとー。
 扉は森さん。森さんが出てきたので「英稜文化祭きたー!!」とか思ったけど、そんなことはありませんでしたw

 更衣室にて会長とアリア。天然の谷間はI字、養殖はY字というのがもはや説明不要なネタになってるのが驚きでした。まぁ、前にネタになってましたけど。
 会長の貧乳ネタってどこまでの貧乳なのか判断に困ることもあるんですが、今回の話だとどうやら谷間は生じてるようですね。会長ファン歓喜。いや、逆に「それじゃダメなんだ!」という人もいるかもしれない。
 偶然か意図的か分からないんですけど、今週のラストのネタもブラなんですよね。頭とケツがブラで統一されてる構成美。

 ページをめくって2ページ目、2本目。前段2コマぶち抜きでのムツミなんですけど……エロい。ちょっとエロすぎないか。初見時マジでビビった。こんな突拍子もなくサービスショットが来るとは思ってなかったのでなぜかテンパってしまいました。マジで最高やろ……。
 今回のムツミがエロいのは彼女が無自覚だからだと思うんですよね。あのポーズを取るとどういうことになるのかをまったく意識してない、というのがイイ。これが無自覚のままオチを迎えるってのは本作ではかなり珍しいケースなんじゃないかなと思うのですよ。他のキャラだったらそのポーズを取る時点でエロ的ニュアンスが発生することを自覚して自らネタにするし、その時点で気づいてなくても近くのキャラがネタにしたり。そんな中、このネタのムツミは4コマ目になってもまったくの無自覚のままってのが素晴らしいですね。内股のエロさについては言及されないまま別の勘違いネタになって終わる。それも直接ツッコミを言われる、とかでないのが独特ですねぇ。スズも相手がムツミだから混乱したのでしょう。ムツミだったら誰かに変なことを教えられてノーパンになってるかも、みたいな考えも生まれてもおかしくないですし。
 オチもおもしろさもそうだし、何より前段の絵的な魅力がとてつもない素晴らしいネタでした。何気に轟さんなどの部外者による介入を必要としないムツミ単独の下ネタ、というのはかなり革新的だったように思いますねぇ。ムツミと中里さんの何気ないやりとりで下ネタが発生してしまった、という化学反応ですね。

 3本連続で例のカップル、ナオちゃん&ヨシくん。今週の扉はナオちゃんでもよかったんじゃないか、というレベル。
 くっついてるとカエデちゃんに注意される日常からの、ケンカ。カエデちゃんが「分かってくれたのかな」となってからなんか申し訳なくなる感じが笑えますね。ナオちゃんの方からケンカの件をカエデちゃんに知らせてる状況も味わい深いですね。「注意されたから離れてるワケじゃないよ」という牽制のようにも思えるけど、カエデちゃんに悩みを打ち明けてるようにも見えるんですよね。この絶妙な距離感もイイですねぇ。

 んで、ナオちゃんがケンカの件を生徒会に相談。ケンカの原因はナオちゃん弁当に対する「個性的な味」というヨシくん評。直接否定しないのは気遣いだ、というのが一言目から飛び出るのが凄い。仲直りするオチに使ってもいいくらいなのに、ここらへん生徒会の能力の高さが窺える気がします。
 言い換える欺瞞を許せないナオちゃんに対してごっくん時を例に出す会長がハイレベルすぎて笑った。それで納得してしまうナオちゃんもヤバイ。解決しそうで怖いw ナオちゃんの「そーいやコイツの方がヤバイんだった!」という感じ好き。

 んで、仲直り。2人の世界に入るやいなや即尺体勢になるナオちゃんがヤバイw 多分ナオちゃん的には会長に言われたことを思い出して「個性的な味」への返事として「スケベな味」を実行しようとしてるんですけど、そこに迷いがないのがやっぱヤバイ。恋人を持つとここまでシモ方向に振り切れてしまうのか、という恐ろしさをナオちゃんは教えてくれますなw
 てか、このネタもう少し続くと思ったんですよ。止めに入るとかそういう展開になると思ったらケンカ&仲直りの件はこれで終了なので笑った。これがハッピーエンドでいいのかw

 ラストページ2本は英稜生徒会。女子3人で切り盛りしてると語られた通り、今回は青葉さんの出番がやたらと多かった印象です。とにかくセリフが多い。彼女のキャラクターがようやく見えてきた感じがあります。今週でファン増えたんだろうなぁ。
 男がいないことの善し悪し。もちろんウオミーによるオチは付くんですけど、なんてことない会話が3人で繰り広げられてる感じ新鮮ですねぇ。今まではウオミーと森さんの2人が話して背景に青葉さんが見切れる程度でしたから。扉で名前が公表された時は驚きましたけど、今回はその影響が大きかったですねぇ。青葉さんが英稜生徒会の一員として明示されたような感覚です。

 ラストは季節の変わり目らしい寒いんだか暖かいんだから分からない話……リアルだと最近めっちゃ寒いですけどね。
 カーディガンを脱ぐだけで周囲をピンクに染めてしまう森さんの破壊力ヤバイ。森さんといえばタカ兄とのフラグレースを怒濤の追い上げを見せることでお馴染みですけど、今回のはタカ兄不在ながら森さんの追い上げポテンシャルというのが色濃く感じさせるネタだったと思います。そういうトコやぞ。そういうトコがフラグを立てるんやw てか、タカ兄に限らなくても、英稜の男子の中にも森さんファン絶対多いですよねw 胸の育ちがいいことは周知の事実らしいんですけど。
 直接的なエロ描写は少ない本作ですけど、これはネタの内容が見えないエロさを扱っているのでエロ的な想像を喚起させますね。おいおいピンクなのかよ……と思わず想像しちゃう感じ。
 ラストの何も知らない青葉さんもわいいですね。今回はマジで青葉さんの魅力が全面に出てる気がします。てか、ウオミーは森さんに対して下ネタをぶっかますけど、青葉さんに対してはどうなんだろう。まぁ、森さんはツッコミスキル高いくせに隙が多い、というボケキャラホイホイな側面が多いんですけど。森さんイジリが楽しすぎるので青葉さんは今日も平和、というのがあるかもしれない。


 ということで終わり。青葉ちゃんの個性を感じるレベルの出番が史上初なのではというレベルでそれが印象的だった回の気もするけど、やっぱ個人的にはムツミの衝撃が凄くてですね。心の中のカエデちゃんが「風紀が乱れてるわ!」と叫びそうになりました。ドストレートにエロすぎるのではないか、みたいな的を外したハラハラも感じたりしました。まぁ、ともかくムツミ優勝!!(何のだ)

『生徒会役員共』400話の感想 - 北区の帰宅部