北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第2章』の感想

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章』の感想 - 北区の帰宅部

 全3作のうちの2作目。といっても3つで1つみたいな作品なんだとは思いますけどね。『第1章』が単独の映画だったら「ドラマなさすぎやろ」ってなっちゃう。

  • あらすじ
    • 008「ついに!水に入りますよ!大活躍ですよ!!」
    • 002「それに比べて俺は真っ二つ……」
    • 008「ベトナム編オマージュなんですかね」
    • 003「ジョーが知らない女を贔屓する……」
    • 008「定例行事」

 とりあえずピュンマが水入ったのである程度は満足です。『RE』の雪辱は果たしましたw さすがに3本もあるので余裕を持って活躍の場を用意できた、という感じですかね。
 『RE』で出来なかったことと言えば、006と007のコンビ芸というのもありますかね。お馴染みの2人が揃った時点で嬉しいんですが、「いつもこんなだな」と2人が自己評価してるのも楽しかったです。ここらへんファン向けの小ネタって感じでイイですねぇ。
 006と007のコンビを見て思い出したのが、『第1章』であった002が004を抱えて飛ぶくだり。このコンビも結構お馴染み感あったと思います。意図的にやってるのかなー、と思ったり。『RE』は狙って逆行ってた感じありますからね。003が001を抱くシーンなかったり。

 『第1章』はバトルしすぎてて入り口の紹介だけで話がほとんど動かなかったと思います。その点『第2章』ではガンガン話が進むのでそういう楽しさも新鮮でした。やっぱ場面が変わったり、00ナンバーが別々に動いたり、みたいな部分も大事ですよね。
 三部作の2作目というと『スターウォーズ 帝国の逆襲』が一番有名だと思うんですが、あれと同じで話は暗いです。良くないことばかり起こる。00ナンバーが別々に動いたせいもあるんですけど、各所で負ける。捕まる、負傷する、そしてチームを離脱する。「正直負ける気がしねー!」状態だった『第1章』とは対照的だと思います。
 まぁ、話が暗いといっても、結果から見れば、という感じです。映画を観てる最中にドンヨリするとかではないです。負けはするけどバトルシーンはやっぱり楽しいんですよね。各00ナンバーが単独で活躍するシーンが多いので、チーム戦とは違ったハデさがあったと思います。008の水中戦も、002の空中戦も負けはするけど観ててテンション上がりました。002が森の中を飛んでいくのとか最高でしたよね。「なんで無茶な飛行するんだよ」って言ってたら向こうは死ぬの承知で飛んでた、というオチもよかったと思います。つまり、遅れは取ったものの002のが飛行能力では上。
 00ナンバー以外だと五十嵐隊長が生身でパワードスーツを無力化するのもカッコよかったです。「ただのリーゼントじゃなかったのか……」という衝撃。その後部下の死に怒ってる感じもよかったですね。本作のオリジナルキャラの中では五十嵐リーゼント一番好きかも。

 まだ1本残ってるから結論出すのは早計ですけど、『COJ』はちょうどいいんですよ。スケールの大きい話なんだけど、神とか天使とか出てこないのでそこまで小難しくならない。それにちゃんとボスキャラが出てくるってのがイイですね。ちゃんと「悪そう」「強そう」ってヤツがもったいぶって出てくる感じ。とりあえずコイツ倒せばおk、という感じが出て分かりやすいです。この気軽さが好きなんですよねぇ。やっぱ今『サイボーグ009』という作品を作るとなると、気負っちゃうと思うんですよ。「未完の完結編を完結させるぞ」とかなりがち。そうなるとやはり小難しくなる要素は不可避だと思います。だって神々との闘い編が下敷きだもの。
 別に小難しいのがダメってことではなくて、そういうのも『サイボーグ009』を形成する大きな要素だとは思いますが、そうではない、スケールは大きいけど完結編にするほどではない、という長編ってのも観たいんですよ。そういう意味では「デビルマンとの共演」という企画ありきだった『サイボーグ009vsデビルマン』もちょうどいい作品だったと思います。長い『サイボーグ009』の歴史の中のどこかであった始まりでも終わりでもないエピソードって感じですね。

 ちょうどいい具合にどうでもいい話なんですが、『第3章』ではかなり大事になりそうな予感。ブレスドの計画が明らかになる……ってのもまぁそうなんですけど、そうじゃなくてエンペラー。本作のラスボスですね。あの分かりやすいラスボス感好きw
 そんなエンペラー。気になるのは髪型ですよ。ちょっと009と似すぎ。まぁ、正直「キャラデザさぼったのかなw」という気も少しはしたんですよ。チープさの部分はやっぱ本作引きずってますんで。
 ただ、エンペラー役の声優が井上和彦でしょ。この人79年版の009でしょ。これは怪しい。さっき『帝国の逆襲』の話しましたけど、エンペラー「I am your father」009「Noooooo!!!」という気配しかしない。マスクしてるのが余計に怪しいですねぇw
 まぁ、父じゃないにしても、未来で闇堕ちした009とか、別次元の009とか、そういう感じのネタに落ち着くのではないでしょうか。「せっかくだから過去の009役の人にも出てもらいました!」だけではないと思うんですよね。
 ただ、個人的な願望としては、ブレスドの中のボスキャラはサンジェルマン伯爵であってほしかった気もします。これは『第1章』で「いろんな時代で見るけどどれも同一人物やねん不思議やろ」って話が出た時から「サンジェルマン伯爵じゃん!」とワクワクしてました。天使編、神々との闘い編もそうだけど、サンジェルマン伯爵も原作シリーズで出し惜しみされたネタだと思うのでここで再利用するのはアリだと思うんですよね。まぁ、どうやらなさそうなんですがw

 『第1章』にもあった「こんな加速装置の使い方どう?」の部分。今回は時間の巻き戻しでした。多分、光速を超えるとタイムスリップする、みたいなそういうノリ。この能力にはブレスドの皆さんも興味持ってたんで『第3章』で使う大ネタなのでしょう。ダースベイダー説があってたらブレスドの血のおかげってことになりますし。加速中の009は神の存在に近づくってのは『RE』でもそんなノリだったかなぁ、という気もします。まぁ、あの監督がこの総監督ですし。
 とりあえず言えるのはヒーローが時間を戻して恋人を救う、ってのはどう見ても『スーパーマン』だよなぁ、ということです。スーパーマンは神に例えられることも多いヒーローなので、まぁ話はグルグルしつつ繋がる気もします。

 そうそう、あの時間戻しのシーンの前にある003の「人間に戻れたのね!」の場面。003は精神世界に入って長時間考えたのかもしれませんが、映画観てるこっちとしては「切り替えはえぇよフランちゃん」という気がしましたw まぁ、普段から「サイボーグ戦士やめたい」言ってる人なんでそこまで不自然な思考ではないんですけどね。
 まぁ、『サイボーグ009完結編』での003は酷いことになってたので「いい夢見れてよかったね」という微笑ましい気持ちにもなりました。
 さらに関係ないけど、女に目覚めた003が009に迫ってる最中005は待機中、という絵面は『RE』でも見ましたね。なんで005いつもあんな扱いなんだw


 ということで終わり。相変わらず非バトルシーンでの「絵ショボいな」というのはありますが、いいんです。これは慣れつつある。まぁ、好みの分かれ所なんですかねぇ。他はかなり良いと思うんですがー。

『CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第3章』の感想 - 北区の帰宅部

カツランド つっぱりリーゼント コスチューム用小物 ウィッグ

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サン・ジェルマン伯爵考

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