年末ということで「今年は何がおもしろかったっけなー」と考えることが多いんですが、決まって「続編ばっかりやないか!!」ってなります。ということで、この企画。
忘年会で会った友人に「今年のオススメは?」って聞かれた時に使う映画リストだったりします。「今年は何といっても『シビルウォー』だね!」と言いたいんですが、シリーズの積み重ねがエグいことになってる作品なので何とも難しい。ので、続編じゃない映画ベスト。
ちょっと順番決めるの大変だったので、鑑賞順で20選。
一部リブート作品がありますけど、リブートは続編じゃないという感じでお送りしております。てか、上半期と下半期キレイに10本ずつだ。すげぇ(偶然)。
『ドントブリーズ』はまだ観てません。てか、めっちゃ混んでて観れない。時間がなくて今年観れるかかなり怪しい……。
- 『ブリッジオブスパイ』
- 『ザ ウォーク』
- 個人的に「それは去年やろ」感ある1本。ロバート ゼメキスですよ。アニメ映画時代に3Dをガンガン使ってた人なだけあって、本作の3D映像は景気よく飛び出すので超楽しいです。今年最も飛び出したのは、バランス棒。
- 不可能と思えるミッションに取りかかるチーム感と、リーダーの狂人感が楽しい映画でしたね。
- 『オデッセイ』
- そろそろ「あーそーいやあったね」と今年の認識が強くなってくる。上半期の中ではかなり目玉作品だったんじゃないですかね。日本でもヒットしましたし。割と誰が観ても間違いなく楽しい系の作品だと思うので全方位的にオススメ。
- 来年は『エイリアン』『ブレードランナー』の新作が公開されるんですよね。ちょっとしたリドリー スコット祭り感ある。まぁ、後者は監督違いますが。
- 『マネーショート 華麗なる大逆転』
- 『デッドプール』の大ヒットで「第四の壁」という言葉が注目されたと思うんですが、それより先にカメラに語りかけてたのが本作。「……なんて彼は言ってるけど今のは映画用の創作なんだ」とか言っちゃうw
- 「アダムマッケイどうしたんじゃい!!」と驚くようなタイプの映画ですが、次回作も俺たち感のない作品になるそうです(ディックチェイニーの伝記映画)。
- 『アーロと少年』
- 前前なんとかのせいで「アニメ映画当たり年」とか言われがちな2016年に!! 天下のピクサーが放った!! ……『ファインディングドリー』ではない方の映画。いろんな意味で忘れられやすい映画だと思いますw いや、オレは好きなんです。割とマジで、ストレートに好き。
- 『ちはやふる 上の句』
- ワタシは断然『上の句』派です。なんなら『下の句』は観なくても大丈夫なんじゃないかな、というレベル。そこまで『下の句』ありきの話にはなってないのでマジで『上の句』だけ観るのアリだと思う。『上の句』観たら「あの話に決着ついてないじゃん!」って思うけど、別に『下の句』観ても決着つかない。
- 『スポットライト 世紀のスクープ』
- 天下のオスカー作品賞ですよ。忘れちゃダメだよ。カトリックという馴染みがあるようであまりない話が出てくるけど、アメリカの教会事情とか知らなくても結構楽しめます。あらすじだけ聞くと地味かもしれないけど、実は熱い映画。
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- CGとかそういうのでない映像美において2016年最強感ある本作。ツベルキ無双。
- デカプーおめでとー。
- 『ズートピア』
- ベルウェザー副市長が大好きやねん。マジかわいい。ネタバレ的なアレを踏まえた上でも全然イケる。むしろあっちもすげぇ魅力的。
- 『エクスマキナ』
- 今回の続編じゃない映画ベストで1本決めるとしたら、コレ。それくらい圧倒的。
- 「エヴァちゃんかわいいよぺろぺろ」とか言ってる人ほど最後にガツンとやられる、という衝撃が凄かったです。なんか謝りたくなってくる。
- 『ペット』
- 今年は『ペット』があったので2016年アニメ当たり年と言われてるんですよね、わかります。
- 『ジャングルブック』
- リブートは続編ではないゾイ。……まぁ、昔の曲使ってたりして「前の知ってる人の方が楽しめるよ」という余地は充分あるんですけど。
- ベストシーンはトラが狼の子供をアレしちゃう場面ですかね。あそこ超怖い。
- 『ゴーストバスターズ』
- リブートは続編では……しつこいか。
- ブロマンス映画が大好物な身としては、とにかく最高な映画でした。女のブロマンス映画。ウーマンスと言うらしいけど、英語じゃないとうまいことかかってるのが分かりにくいですね。ウオマンスだと分かりやすいけど発音的に正しくない。多分。
- 『キングオブエジプト』
- 2016年を漢字1文字で表すと「金」。つまり『キングオブエジプト』が2016年の覇者なのである。
- ……『マネーショート』でもいいじゃん、と今気づいた。
- 『BFG ビッグフレンドリージャイアント』
- アメリカでは大コケ、全世界ではそこそこな本作。巨人のビジュアルが予告だけだと少し気持ち悪いのかな。実際に観ると「マークライランスかわいいよマークライランス……」ってなるんですけど。
- 『この世界の片隅に』
- 困ったねぇ……と能年ボイスが脳内にこだますること間違いなしの傑作。
- 戦争を一般人の目線で描いた、という意味では『ローグワン』と通じるものがある……というのはちょっと強引かなw いや『ローグワン』好きなんすよ。
続きましてオマケ的な企画。
2016年続編のようで続編じゃない少し続編な映画4選
- 『デッドプール』
- 『スーサイドスクワッド』
- 『ファンタスティックビースト』
- 『ローグワン』
大作はほとんど続編というハリウッドですけど、そんな状況もしばらく続くとただの「○○2」ではないタイプの続編が生まれてくるんですね。そんな4選。4選といっても特に選者の個性が出てくるというワケでもなく、そのまんまな4本。まぁ、さっきの20選も特に個性ないか……(悲しくなってきた)。
『デッドプール』は20世紀フォックスの『X-MEN』シリーズ(ユニバース)に属する作品ではあるんだけど、明らかに異質。時代設定がどこらへんなのかも明確ではないし、ハッキリと辻褄を合わせる気が端からないと思われます。それに『X-MEN』のキャラは全然出てきませんので、ハジメマシテの方もまったく問題ないと思われます。まぁ、とにかく2016年を象徴するキャラクターであるのは間違いないと思います。
『スースク』は『バットマンvsスーパーマン』と同じ世界観を持つ作品。バットマンがサプライズ登場したものの、メインでは全然ないので大丈夫。超有名なシリーズの裏方にはとあるゴロツキチームがいた……というのは『ローグワン』と大体一緒。まぁ、『ガーディアンズオブギャラクシー』の大ヒットによる影響があるのかなぁ、とか勝手に思ってます。チーム感とかキャラ萌えに関して言えば『ローグワン』より『スースク』派ですよ、ワタシは。
『ファンタスティックビースト』は『ハリーポッター』シリーズの中に位置する作品。時代は昔だし、舞台はアメリカだけど、『ハリポタ』の世界観が味わえる。思ってたよりも『ハリポタ』ファンじゃないと分からないネタは少なかったので、マジで誰が観てもいいんじゃない?という気がします。割と『ハリポタ』は子供向けで……みたいな人こそ向いてるかもしれない。まぁ、喰わず嫌いな人を説得する趣味はないんで別に観ないままでいいんですけどw
『ローグワン』は泣く子も黙る『スターウォーズ』前日譚。『エピソード4』のギリギリ直前に繋がるラストにファンはうれション垂れ流しになると思う。なんだけど、知らなくてもラストは余裕で感動できると思うので、初めて観るのが『ローグワン』でその後『エピ4』観るってのも一興ですね。
ということで終わり。続編込みのベストは大晦日にあげる予定です。書けたら。
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