北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2017年50号の感想


 投票ツイート。ウチのブログを隅々まで読んでる人には予告済みですけど、果たしてそんな方がどれだけいるのかは謎です。3割もいないと思う。
 『ゆらぎ荘』のアニメ化発表が『鬼滅』よりも早かったのが波乱で楽しい。『鬼滅』が大事に温存されてるなら、次に長い『約束』も強い。『約束』は脱獄までで1クール、とか今のアニメ化事情にフィットしてる節があるので可能性高い……というかアニメ化の話が進んでなかったらウソだと思う。
 そんなワケで、『鬼滅』『約束』で2択。どう見ても不利な『青春』を入れるか問題がありつつ、次に控えてるのは『勉強』『STONE』『ロボ』の3作品。4択が作りにくい!!
 ……と思った方ちょっと待ってください。てかワタシのことなんですが。胸騒ぎがしたので現在の連載陣を見回してみると、『火ノ丸』いた!!
 あぶねぇぜ。ということで、4択がいい感じに収まりました。『火ノ丸』って今の連載陣において結構異質な存在だったのね。まぁ、べらぼーに面白いので何でもいいです。
 不安点としては、この手の質問は単なる作品の人気投票になる恐れがあるのではないか……と勝手に心配。まぁ、投票者心理としては分かるし、ワタシも多分そういうことすると思う。多分何を聞かれても『ゆらぎ荘』か『ハイキュー』って答える自信があるw
 まぁ、いいです。どうせ分かんないし。さっき思いついた次回の質問も作品の人気投票になる可能性がある、ってか今回よりもその傾向強い気がしてます。とりあえず、今からストックがあると安心です。

 ジャンプ50号いきます。50ってウソだろ……と落ち込みます。けど、もうすぐ冨樫が帰ってくるなら耐えられる!!(ウケ悪いのは知ってるけど続けるよ)

背表紙

 仲間がいたよ。驚きなのは、その1な点。つまり来週も「仲間がいるよ」。となると、もう残りは1号。何なら3週連続でそのままフィニッシュな可能性すらある。
 3週連続じゃないと考えた場合、何が最後になるのか、という問題がある。これがねぇ、意外とピンとこないですw 「仲間がいるよ」みたいな疑いようのないヤツが思いつかないんですよね。

表紙

 『ブラクロ』。ブラックアスタと改造人間ロギィ。ロギィの選抜は今週の本編に即してるように感じますね。まぁ、これから始まる新章の重要キャラってことかもしれませんが。
 てか、ブラックアスタって片目色が違うんですね。初出ではないんだろうけど、知らなかった。もしくは忘れてた。

『ブラクロ』声優インタビュー

 ノエル役の人が言ってた「きつい言葉が多いけどツンデレに聞こえるように」という部分がすげぇ面白かった。もちろん演技論の話ですけど、魅力的なキャラクターの設計論のようでもある。
 この話は逆も真なりでして、ツンデレ感が表で出過ぎても「はいはいただのツンデレね」みたいに薄っぺらいキャラクターに感じてしまうので案配が難しいですね。
 声優とか実写化役者のインタビューってこういう「演じる立場から見た○○」という話が面白いんですよね。積極的にアニメ雑誌とかを読むほど興味はないけど、何の気になしに読むと「超おもしろいやんけ……」ってなるw

読者プレゼント

 「生活に役ダーツ」だそうです。だけ。非常に弱い。別に弱くてもいいんだけど、ダジャレが弱いんだったら数用意してほしいですね。個人的な好みとしては。
 そもそもダーツもプレゼント内容から取ってきただけで、お手軽な印象が強い。

ブラッククローバー

 巻頭カラーはポスター。縦長の。部屋に貼るんだと縦長の方がフィットしやすいと思います。部屋に貼る際は、壁に画鋲をして、その上にポスター、その上にマグネットで固定するとポスターに穴があかないのでオススメ……ってこないだ観たテレビでやってました。くりぃむしちゅー版『伊東家の食卓』みたいなヤツ。
 そんなポスター。やったーアネゴレオンだー!! カラーで見るとアイシャドーが真っ赤でエグい。ほとんど隈取りみたいなレベル。てか、覚醒ユノが悪人顔してて笑ってしまう。これは内通者だろw
 覚醒ユノが左右非対称極まりない問題。今回はド真ん中をアスタの剣が縦断してますので、それを少し左に避けることでうまいことバランス取ってますね。んで、余ったスペースにはブラックアスタの黒いオーラが伸びてる。……あっ、てか覚醒アスタは右半身が変身で、覚醒ユノは左半身が変身してるのか。先週気づかなかった。

 本編。初めに改造人間ロギィのエピローグを少しやった後は、黒団でのエピローグというか、打ち上げというか。みんなでワイワイ。みんなの日常とでも言うべきやり取りは見ていて楽しい。各キャラが1人ずつ個性を発揮しながらセリフを吐いていく感じ、すごく好き。今回に限らないけどチャーミーの給食の王子ネタは最高ですね。チャーミーが田畠先生の嫁だと思うと余計にグッド。何重にも楽しい。
 エピローグなので振り返るような話になると、どうしてもシンミリとしてしまう。そんな空気をブチ壊すのが、アネゴレオン!! やったー本編でも出番だー!!! 巻頭カラーのポスターはちゃんと本編に即してたんですね。これから始まるロイヤルナイツ編(かな?)は彼女主導で進むってことなんでしょう。うれしいったらない。似た時期に突如として現れた熱血キャラだと『鬼滅』の煉獄さんいますけど、時代は熱血キャラなのかもしれない。ベスト兄貴オブザイヤーとベスト姉御オブザイヤーだと思う。
 前にも書いたことの繰り返しだけど、(ライオンの)猫の手でアスタたちの頭をガシッと掴むのが超かわいいんですよね。マジ最高。たまらん。
 んで、選抜終了。ロイヤルナイツ結成。しっかりメガネがいるので安心である。姉御とメガネがいればもう間違いない。
 んで、ロギィ改めゾラがレギュラー入り(改めるものが違う)。途中加入のキャラとしては申し分ないほどのお膳立てがありましたね。その前にアネゴレオンの出番あったし、すべては今回のロイヤルナイツに繋がってた。見事だ。そもそも黒団って変わり者、はみ出し者が集まったヤクザ集団ですので、そこにゾラってのは言われてみれば納得しかないですね。ヤミさんの人を選ぶ基準がブレてない。
 今年のビッグニュースの1つに『左門くん』終了があると思いますけど、年末に左門くんを彷彿とさせるキャラが『ブラクロ』にレギュラー入りってのもなかなか面白いです。改めてだけど、『左門くん』のバトル回、なかなか良かったと思うよ。『銀魂』と比較されること多いかもしれないけど、『銀魂』のバトルとはまた違った魅力がありました。『銀魂』よりも理屈っぽい。『銀魂』はジャンプ指折りの理屈屋ですけど、バトルに関しては意外と違う部分で勝負できてる。

Dr.STONE

 スイカのひらめき。本来なら豆電球で描写されるひらめきが松明になってて面白い。そりゃスイカはまだ電気に馴染みがないわなw
 てか、スイカの復帰アッサリだったなぁ。コハクは何だったんだ感あるけど、「何だったんだ」になろうと助けに行かずにはいられないという話だったのでまぁ考えるだけアレか。とはいえ、「とりあえずコハクは一旦退場です」という神の指示みたいな強引さは感じるかな。
 んで、キンローバトル。絵的な魅力と勢いですげぇ楽しんだのは間違いないんですけど、あらすじレベルで考えると「全部知ってた」で済んじゃいそうな話ですねw そりゃキンローはメガネ使って強くなるんだろうよ。それしかない。驚くほど素直にスイカのパスを受けるので驚いてしまうくらいだ。まぁ、そんな既知の中から一歩も踏み出さない話なんだけど、これだけ面白くなるのが驚きか。これぞマンガ、という感じある。マンガとしてのテクニック。
 個人的に注目したいのはスイカですね。単純な「アンパンマン新しい顔よ!!」ではない。スイカは自らのメガネを捨てて他人に見られたくない顔を晒すというリスクを背負ってるワケです。そこがアクセントとしての感動になってますね。一番感動的な投げる瞬間ってのはチカラを込めてるので目を閉じてるけど、そこを過ぎると目を開けるのでブサイクな顔になる、というゴマカシも含め、うまい。
 気になるのはジャッジでしょうか。現代人からしたらメガネは反則になるワケないと分かり切ってますけど、この世界の科学を知らない人からしたら「仮面のおかげでパワーアップした」と思っても不思議ではない。今回わざわざジャッジの話をチラッと出したのは多分このためでしょう。そこの判定がどうなるのか、というサスペンスが読者の中に生まれるための布石。

ONE PIECE

 覚醒がスゴイのは分かるけどバトル的にそんなカッコよくなくね??と少しドフラの時に思ってました。いや、強いのは分かるんだけど、直接殴るみたいな絵にならないのでルフィとのバチバチ感が薄い、とか。なんですが、今回のカタクリはそのまんま殴る技なので楽しい。
 時間切れで10分逃亡。そんな時に出会ったのがブリュレ。逃げるには打ってつけすぎるw 今度こそ負けるかも……という緊迫感から急に笑える空気になる緩急とか好きよ。
 逃げた先にマム。休みなく忙しいな。攻撃の規模がデカくて、多種多角な攻撃のあるマムペロに対して逃げるだけのルフィってのは結構ワクワク感あります。アメすら壊せないってのが丁寧に描かれてるし。

鬼滅の刃

 扉は鬼のお兄ちゃん。鬼いちゃん……字面が悪いかw
 扉。体つきが明らかに異形。本編で「ブサイクでつれぇ」みたいな話出てくるけど、先週の登場の段階では特に顔が悪いイメージないし、なんなら登場のインパクトでカッコイイ印象すらあるので、美醜はともかく異形、というのがハッキリされてて効果的だと思います。ぶっちゃけハデ柱さんのイケメン設定の方がピンときづらい気がする(変装時はカッコよかったが)。
 そんな鬼長男のウラミツラミネタミソネミヒガミ。長男設定が炭治郎と一致して、今度は善子ちゃん要素きたな。ハデ柱とは対照的に描かれてるし、残るはイノヘッド。ここまでやるなら期待しちゃうなぁ。ただ、どの要素が出てくるのかが全然想像できない。ブサイクだから被り物? ちょっと苦しい気もする。
 『サイボーグ009』だと「こんな大事な時にまだ寝てんのかよ!!」が定番ですが、善子ちゃんの場合は「まだ寝ててラッキー!!」になるから面白い。むしろハデ柱さんの爆発音で起きないか不安だわw
 あっ、てか、音柱と善子ちゃんの聴覚キャラとしての絡みを楽しみにしてるんでした。だからこないだの戦闘では「善子ちゃんもう終わりかよ」ってブーブー言ってたんでした。よかった、まだ出番ある。炭治郎における煉獄さんみたいな感じになるのかなぁ。
 んで、兄妹が合体してパワーアップ。帯は補助としても便利そうだからなぁ。帯単体でも炭治郎が無理なパワーアップしないと勝てない強さだから、多分イノゼンでも倒せるか怪しいし。
 てか、わざわざ肩車してる絵が最高。帯の中で縮こまってたからってのもあるんだろうけど、この合体感、すごく好き。

僕のヒーローアカデミア

 カジキの「ブルンブルン」「ビチビチ」わろた。確かにそうなるのは分かるけど、あんまカッコよくないw
 デクとエリちゃんの暴走がヤバイので困った時のグレートティーチャーアイザワ。先生のバトンリレーしてたと思うと少し笑えるけど、みんながそれぞれ大事な役割を担ってた、という感じは感動的だ。
 んで、終了。何でも戻すエリちゃんもチートだけど、近寄らずに無効化しちゃう先生もなかなかズルい。どっちも強力、エリちゃんの方が強力だけど、使う順番と使い方によって、ヴィランを倒す最適な道筋になる、ってのはカードゲームチックで面白いですね。
 ラスト。オバホをヴィラン病院に移送してる所に残りのヴィラン連合。「敵病院」というアーカム的なワクワク感もそうなんだけど、移送中の人物をヴィランが強奪する感じはちょっと『ダークナイト』を思い出してしまいますね。最終的に箱乗りとかしてくれないかなぁw
 ただ、ここで一番大事なのはヴィラン病院のある「胝棚」でしょうよ。タコダナ。つまり『スターウォーズ フォースの覚醒』に出てきたタコダナですよ。ついにディズニー時代の『スターウォーズ』ネタきたかぁ。新しい時代に突入したなぁ。……全部把握できてる自信ないから初出か怪しいけど。
 ちなみに、タコダナの由来は高田馬場高田馬場に由来するタコダナに由来する胝棚。

約束のネバーランド

 アバン1ページと扉でオジサンの過去。今の子供たちにおけるエマやレイのようなリーダー格だったんですね。「生き延びてしまった」というよりも「死なせてしまった」という感覚が強い。足下にナイフが転がってますので、オジサンが直接殺したようにも見える扉が見事ですね。んで、今のオジサンは右手に手袋。今までは精神分裂の象徴みたいな印象だったけど、手を汚してしまったみたいなノリもあるのかもしれない。
 本編。オジサンの悪巧みも佳境。目的地にて殺す(死なせる)予定らしい。目標もハッキリしてるので、今までみたいな死なせ方ではないですね。
 レイはそのオジサンの敵意を読み取るけど、エマはオジサンの闇の部分に同調。 “ふとした瞬間に怖くなるの これで正しいのか 間違ってなかったか” が印象的ですね。仲間を死なせてしまって「間違ってた……」と悩み続けると今のオジサンが完成する。

『トマトイプーのリコピン

 開幕のシチュエーション、『ONE PIECE』のガイモンさんかと思ったけど違った。
 バーニラバニラ。リミックス公募企画に高野政所がガチで参加してるので笑いました。愉快なイメージありますが、あまり近づかん方がいいよ。
 んで、ソシャゲのガチャ問題。こういう時事ネタ、『こち亀』っぽいなぁ。『こち亀』だったら両さんが運営に回るか、部長がハマるかのどちらかかなw
 詫びバナナ。個人的には詫びジェムが一番お馴染みです。『ドラクエ ライバルズ』では無課金と課金で得られるものが違うので一線引かれてますね。
 バナナは物理的に食べることが可能なので、そこらへん良心的かもしれない。その分の儲けを生むためにガチャの実体はよりエグいんだろうけど。
 ガチャを回すためにゴーリラゴリラすると大変なことになるので気をつけましょう。あの手の求人とガチャが同じ会社って闇深すぎる。

斉木楠雄のΨ難

 本編前のパロネタ特集。『トトロ』はガチで気づかんかったな。セリフだけだと少し難しい気がする。よく見たら顔もしっかりメイちゃんしてるんですが。
 あと、声優ネタとかアニメ関連のネタは本当に知らないけど、「オレとは関係ないヤツ」という疎外感じゃないけど、距離を取りたくなる感じあります。パロディーの弊害ってあるんやで。まぁ、一方では『ヒロアカ』の『スターウォーズ』ネタで大喜びしてるんで偉そうなことも言えないか。
 まぁ、ネタを知らなきゃ違和感もないまま通り過ぎる、というのが攻守を考えると理想的なのかな。ただ、今回引用されてる『アナ雪』ネタは斉木のツッコミが秀逸なんだよなぁ。むずい。
 本編。普通と不幸を斉木と占いが観察。2人とも超人だから離れた場所から覗いてると勘違いしてましたが、まさかの廊下。そりゃバレるわ。
 佐藤くんのネタは好きなんですけど、今回は普通の解釈が運とか不幸に偏っててイマイチ。なんかそういうんじゃない。普通な行動を取るのと、不幸にならないってのは別問題だと思う。
 「トリセツ」ネタ……という程じゃないんだろうけど、「トリセツ」といえば先日の『リコピン』なのでなんかヒヤヒヤする。先週の『青春』との被りは疑いようがないし。ギャグ漫画界が急に殺伐としてきた感じあるw
 んで、トリツカに関心を持ってるアイツで終わり。忘れてた。縦軸っぽい話ですね。不人気だから出さないとネタにしながら実はしっかり大事な出番を任せてるの、個人的には好き。てか、そもそもトリツカ別に嫌いじゃないし。ただ、ラスト1ページにギャグがないのは少しつれぇ。

ハイキュー!!

 ノヤの前世の話。先週、木下くんがメンタル超人ノヤとの対比になってるみたいな話しましたけど、ノヤも人の子だったのですね。メンタルが強い人ではなく、強くなった人。
 山口くんのルーティンもそうだし、「自分より緊張してる人を見ると」の法則もそうだけど、本作はメンタルとかそういう抽象的な話を具体的に、説得力を持たせて語るのがうまいですよね。今回の “「もったいねえからさ」” とかヤバイ。確かに恐怖に対して頑張って直視してみると意外と乗り越えられたり……って経験あるわ。怖くて目をそらしてる時が一番怖い。それを「もったいない」という超ポジティブで、それでいて意外性のある表現を持ってきたのが見事です。
 それでもダメだったら助けてあげるってのが保護者の意地という感じでおじいちゃんカッコイイですね。それが奇しくも現在の烏野のイズムと合致してるというドラマ。
 そんな恐怖の乗り越え方の話が、アンダーじゃなくオーバーの話に繋がっていくからスゴイ。アンダーは一歩引いてから拾うけど、オーバーは前に出なければいけない。今もなお効果的なおじいちゃんの教えもスゴイけど、ちょくちょく回想に出てきた木下くんが今その教えを思い出させてくれる、というのがもう最高よね。
 この回想にちょくちょく出てくる木下くんの、ちょくちょく具合が絶妙なのよね。ぶっちゃけ最初は今週も木下くんメインになるとは思いませんでしたw
 ノヤと喜びを共有しようと駆け寄る日向と田中を無視したノヤが木下くんを指名して……というので号泣。先週木下くんがあんだけ落ちた「あいつらとは違う」のあいつら2人を差し置いて、超人と思ってたノヤが自分を……泣くわw
 コートの上で直接活躍はしなかったけど、チームにとんでもない貢献をした、というのはスガさんの時もそうだったけど、こういう案配が本当にうまいですね。理屈の強さなんだけど、それをちゃんと試合進行に当てはめてるから理屈臭さもなく読めちゃう。んで、最終的には「チームって良いなぁ」としみじみと感じてしまう。

『グーとグー』谷本達哉

 正直ノヤ木下の「グーとグー」を越えられる気がしない。なぜこの掲載位置にしたんや。意地悪やぞ。本作の1ページ目に “もったいねぇ…” があるのもエグい。
 作者紹介ページ。フリースペースで作者が「痛決」という文字を掲げてるんだけど、「痛快」じゃなくて? ググるとやたら中国語がヒットするので、そういう言葉があるのかな。分からない……
 ちなみに、好きな漫画は『幽遊白書』。本編読むまで気づかなかったけど、絵がめっちゃ冨樫っぽい。なるほど、冨樫フォロワーか。そりゃいるよな。尾田っちフォロワーは嫌というほど見るけど、それに比べると冨樫フォロワーそんなに見ない気がする。まぁ、露骨なフォロワーに限った話なので、実際に与えてる影響だとどっちもどっちなんでしょうけど。
 センターカラー。扉。『フルドライブ』もそうだったけど、色が少ない。貧乏性なので「せっかくのカラーなのに!!」とか思ってしまうんですが、逆に印象的になるって効果は間違いなくあると思います。特に紙版ジャンプだと、カラーページの白はモノクロページの白とまったくの別物ですし。
 本編。初読時は気づかなかったけど、モノクロ2ページ目に主人公の母親が言う “本当にやりたい事やってほしいんだけど 優しすぎるのもねぇ… お父さん…” というセリフが伏線なんですね。スゴイ。これは気づけなかった。単に八百屋の話ではないんですね。
 絵もそうだけど、緩い会話の言い回しとか、緩急の付け方、 “正式には日本アマチュアボクシングスーパーフェザー旧現チャンピオン(最年少)である” と突然ぶっ込んでくる感じ、めちゃくちゃ冨樫っぽい。この作者に「今年中に冨樫帰ってくると思う?」って聞いてみたいw
 ぶっちゃけ、この冨樫感が本作の魅力になってるのは間違いないと思う。話としてはクソほどシンプルですけど、それでも飽きずに興味が持続するのは冨樫感による所も小さくないのではないか。もちろん、単に本作(者)の魅力ってのもあると思いますけどね。
 シンプルな話の中でも、個人的に意外性を感じつつグッときたのは、悪役。ただの外道な人で終わりかと思ったら、主人公の挑発に乗るあたりからボクサーの血が騒いでる感じが静かに描かれててすげぇ好き。汚れ仕事してるけど、ボクサーとしての自覚、誇りみたいなものは残ってるんだな、というのがひっそりと出てる。芯までは腐ってない。ワケあってこんなことしてるんだろうなぁ、みたいな妄想までするともはや肩入れしたくなってくるレベル。実は主人公のことを冷静に評価してる感じもあるのもいい感じ。
 んで、脳震盪KO。まぁ、カッコイイのは分かるんだけど、「なぜ勝てたか」の理屈の部分が少し弱かったような気もする。いや、優しいから本気出せてなかったってのは分かってますよ。それならビフォアの部分を丁寧に見たかったというか。河原の不良戦で主人公も戦えばよかったのに……と思ったが優しいから手は出せないか。ツンツンが悪いってのに気づいてたし。まぁ、とにかく、都合のいいタイミングで「アイツのが強いよ」ってみんな言い出すのは個人的には乗れない。
 勝つくだりはイマイチだったけど、最後の最後は超好き。めっちゃオシャレやん。3年後という意外性もあり、捨ててなかったグローグという最後の1コマもめっちゃ良い。このラストだけで「本作は勝ちだな」という確信ある。先週との比較でもそうだし、年間を通じてもかなり上位なんじゃないかなぁ……という気にさせられてしまうw

ぼくたちは勉強ができない

 師匠のターン。先週の感想で「唯我と分かれた後に1人でいる可能性が高いのは師匠」と予想してる人いたんですよ。その時は「そんなこと考えてるワケないじゃんw」とか思ってたんですが、その人ズバリでした。スゴイ。なんかいろいろ申し訳ない……。ナメてた。
 ラーメン屋の横にはラブホテルあるのに、こういう時には都合よくないんですね。いや、ある方が都合いいかも。
 高校生の時に姉弟で同じ布団とか死んでも嫌だわw 敷き布団にくるまって寝るか、座布団だな。夏だしイケるやろ。旅館の充実度合いにもよるけど、サイズ違いの浴衣とか、バスタオルとか夏レベルだったら打つ手はあると思う。
 師匠の星好き設定、忘れてた!! なんで理系目指してるのかという大事な部分だった。申し訳ねぇ。ただ、ワタシだったら寝る時間違いなくカーテン閉めるのでこんなロマンチックな状況にはならない。つらい。朝日で目覚めたい派の人の気持ちも分かるけど、無駄にストレス溜めたあげく、布団に顔突っ込んで起きれないってパターンもあるのでカーテンは閉める。ただ、今回みたいに星をぼんやり眺めてたら気づけば寝てたっていうのはめちゃくちゃ良いですね。憧れちゃうかも。……ただ、メガネしたままだと寝れないから無理だわ。つれぇ。
 今回の唯我もしっかり就寝中はメガネ外してたので、「さっ 寝よう」とスイッチ切り替えたはずなんですよね。師匠みたいに星見てたら寝てた、ではない。メガネはつらいよ。
 ということで朝チュンでした。要するに、師匠とも既成事実作る話だったワケですね。リズヘッドもうるか嬢もそれぞれ強烈な思い出あるけど、師匠はちょっと一歩引いてた感じあるので。お腹タッチは本作史上最もエロいと思うけど、あれは気持ちの伴ってない単なるハプニングみたいな感じだから少し違うと思う。

『ゴーレムハーツ』

 レメク生きとったんかワレ!!(『ゆらぎ荘』とコラボ記念)
 勝手にヒルルクと同じ末路を辿ると納得してたけど、違ったw まぁ、別れのくだりはノアからしたら死別にも等しいレベルだと思うので、そこまで間違ってはないのかな。ノアを押しつけるくだりもすげぇヒルルクしてたし。
 「おっさん女子」と呼ばれてたけど、やっぱルフィ女子だと思う。まぁ、当然どこまでもルフィというワケではないので、徐々にルフィではない要素が見えてきて良いと思います。てか、フツーに魅力的なキャラだと思いますよ。ワタシが大食い好きだから……ではないと思うw
  “この髪長おじさんが!?” のくだり。性別を判断する時はパンパンするといいよ……と教えてあげたい。それはそうと、それに対して “口のきき方には気を付けろ” とキレてるんだけど、「私は女だ」と言わないあたり、彼女のキャラクターの説明になってると思う。おじさん呼ばわりに関してはそんな気にしてない気がする。
 ……「気にしてない気がする」ってなんか変だ。変だけど、まぁ分かるか。
 んで、博士との別れ。博士が押しつけるくだりもそうだし、ノアに別れの挨拶してる場面も、先週の死ぬくだりより感動的じゃないか。全然こっちのが良い。二度手間だった気もするけど、一旦死ぬほどの絶望を味わわないと博士が「俺じゃ無理だ」とならないので、まぁそこまでダメな二度手間ではないのかな。てか、ホント最後のくだりすごい良かったよ。本作のことかなり好きになった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 センターカラー。アニメ化決定でござる。しかし、決定したこと以外の情報は一切ナシ。まぁ、もうすぐジャンプフェスタなのでそこのために温存してるのかな。ジャンプフェスタで唯一の非アニメ化作品!!みたいな話しましたけど、本作もアニメ化作品だったんですね。そこまでは頭が回らなかったわ。てか、アニメは絶対『鬼滅』のが先だと思った。
 カラー扉。最近乳首の隠し方が雑になってると思うんですが、今回もそう……かと思ったけど、差し込む朝日ってのはそんな不自然なものじゃないか。割とアリ。
 てか、カラーページで乳首ってのは奥が深いです。単行本で乳首が解禁されてもカラーページは通常の単行本ではモノクロ。色付きの乳首を見ようと思ったらカラー版の単行本を待たないといけない。かなり先。
 てかてか、既刊の累計150万部なんですね。あんまこの手の数字詳しくないから凄さは具体的に分かりませんが、単純に150万ってスゴイ。大儲けやん。

 本編。まさかの温泉郷フェス。文化祭とかそういう規模じゃないヤツ。突拍子もない気はするけど、ちょっと田舎でこういうフェスが行われるのは案外あり得る話かもしれない。まぁ、それよりも「晴れの舞台に立つ」という話をアニメ化発表と重ねてるんでしょうね。うまい。
 フェスに参加。その理由は仲居さんの不思議コネクション。コネと言っても良い意味じゃなくて、借りがあるみたいな話だけど。てか、この手の作品で戸籍がどうこう言ってくるのが面白いですね。個人的には「そこまで気にしてないよ!」という気分なんですが、意外とそっちの方まで作り込んであった。
 そんな仲居さんのお願いに真っ先に乗るのが幽奈さんだったのが意外だったんですが、この中で一番仲居さんに対して恩を感じている、恩返ししたいと思ってるからなんですね。丁寧に作り込まれてると、こういう時に「あーなるほど」となるので強い。次に乗ってきたのが夜々なのも同じ理由でしょう。狭霧はマジレス担当なので、消去法で3番目が雲雀ちゃん。
 朧の竜笛は笑った。笑ったけど、正直めっちゃカッコイイと思うのでギャグで済ませずマジで披露してほしい気がする。まぁ、さすがにギャグで終わるだろうけど。
 んで、一旦決まるとノリノリになる女子たち。ここらへんの感情は分からんけど、健全な女の子はそういうもんか、という納得はある。雲雀ちゃんは言わずもがなで目立つの好きそうだけど、夜々もニチアサ好きだし、納得できる。
 学校組にもお誘い。ザキミヤちゃんのピアノ習ってる設定は笑った。初出かは知らんけど、めっちゃピアノ習ってそうw あまりの飲み込みやすさに驚いてしまった。「そりゃピアノくらいやってるだろうよ」と昔から知ってたようなお馴染み感。
 ヤンキーはロックバンドやってたでしょ?というのは強引さもあるけど、ここらへんになるとかなり脇なのでそんなもんだと思う。てか、主要キャラが一通り乗り気になるまでの早さヤバイ。フェスに出るってかなり荒唐無稽な話だと思うけど、参加する理由が全員それなりに納得できる。
 狭霧の似合わないギャグ。狭霧なりに理論的に考えた結果がアイドルなんだけど、いざ実行してみた際の違和感についてまでは考えてなかった……というオチ。こういうのあるよな。「こうすればイケんじゃね?」と思いついた時はナイスアイディアだと思ってたけど、実行したら「根本的な問題忘れてた……」と落ち込むヤツ。
 そんな狭霧のアイドル作戦。アイドルだったらヘタでも「そこが魅力」で押し切れますね……とか失礼な思ったら違った。運動能力の高さを考慮した結果だった。幽奈さんは浮くのが一番スゴイと思うけど、本番の時は浮けないか。そんなに運動神経いいイメージないけど、大丈夫なのか。他の3人は大丈夫。てか、夜々は定期的にアイドルライブのようなものやってるw
 てか、アイドルのビデオを見た時の雲雀ちゃんの トゥインクルスか~! まぁまぁ可愛い子達だよね~” で爆笑した。忘れてたけど、雲雀ちゃんの闇を感じる。対抗心燃やすなよw
 ガチプロ登場。挨拶のくだり、感じ悪いように見えるけど、よく考えたらプロの前で「素人だけど何とか形にはなりましたw」みたいに言ってる方もアレですね。もちろん知らないから言ってるんだけど。
 んで、生トゥインクルス。 “すっごく可愛くて驚いた! まぁ私ほどじゃないけど!” を誰が言ってるのか超気になる。ほとんど雲雀ちゃんと同レベル。最初は最年少っぽい子かと思ったけど、センターなんじゃないかな。
 生トゥインクルス見たら夜々喜ぶんじゃないかな、と思ったけど違った。マジめな表情してたのはやはりプロデューサーに喧嘩売られたからか。仲間を愚弄されたのでスイッチ入ったんだと思う。フェスへの出演をチェック済みだったので楽しみにしてたのは間違いないと思うんですが、それを上回るものがあったんでしょう。てか、このくだりの夜々のセリフなんかスゴイ。多分脱字。

『フルドライブ』

 扉。タイトルの文字が窓になって、というのは前に『ハイキュー』がやってた気がする。ただ、収まりよくポーズを取るマリン様と、顔もうまく収まらず変な感じになっちゃってる先輩、というのは面白いですね。
 本編。入学することになるらしい。あれ、1話の感想で「スポーツモノだけど部活じゃないのが良いね」とか書いた気がするんですけどw 大丈夫なのかしら。まぁ、本作なら大丈夫みたいな信頼は少しあるけど、やっぱ学校はあんまいらないかな。『シューダン』も特に再登場することなく卒業で安心してるし。
 ぶっちゃけ、月の例えはダサいと思ったんだけど、「月はやめてよw」と一捻りあるので良かった。からの「満月じゃねぇし」という追撃も良かった。余計な一言キャラも板に付いてきた気がする。2人共そうなんだけど。
 んで、一応卓球部の面々が出てきてエンド。よかった。いきなり学校パートではないらしい。転校の挨拶で変なこと言って、みたいなよくあるヤツじゃなかった。

『ROBOT×LASERBEAM』

 帝王の “ずいぶん曲がらなくなったねぇ” 。たしかに、帝王の前では無茶なゴルフしかしてないですね。もちろん帝王が鋭いという話がメインだと思うけど、単純に見てる部分が違う。そっからのライフルの例えも秀逸ですね。めちゃくちゃ分かりやすい。だとするとトモヤは観測手になるしかないな。今のところ、キャディーとしてバリバリ活躍してる感じもないので、今後に期待。
 んで、初日終了。初日のトップが気になる。名前はドリアングリーン。グリーン……緑間かw
 いや、まだちょっと自信ない。ひょっとしたら、外国人選手はフルーツ縛りなだけかもしれない。ただ、やっぱ色が気になっちゃうよなぁ。
 武器は圧倒的な飛距離。イメージが爆発してて笑った。飛距離だとやっぱ緑間感あるよな……まぁ、能力までなぞるのは今後無理だと思うのでたまたまか。
 そんな緑間がそれなりステーキに登場。 “その風体で言われるとなんかコエェよ” ネタは笑った。ギャグでとりあえずキャラを立てるというのがうまい。ただ、個人的にはそれなりステーキが大好きです。

青春兵器ナンバーワン

 センターカラー。こないだも1周年でやったばっかなのでフツーに大人気な気がする。「奇跡の」みたいな煽り方が強引に感じてしまうくらい。……というか、今は先の新連載組が不調だからってのもあるか。
 本編。何にでも気づかない世界において、隣人に気づく話。エージとペンギンだけが気づいてしまって、という孤立っぷりが笑える。「もう確信しろよ」ってネタが何回も出てくるけど、毎回新鮮に驚いてるのも良いですね。信じたくない、みたいな感じで。
 『ゴーレムハーツ』のラストでもやってたけど、いい雰囲気でしてた秘密の話を実は聞いてた、という展開。ベタなんだけど、本作の場合は「気づいちゃうのか!!」という驚きになるので良かった。気づいてもなお今までの日常を続けよう、みたいな感じはちょっとグッとくる。こ、これが縦軸の話だったのか……うまいこと処理できた気がする……

火ノ丸相撲

 本編前に解説席。大相撲編になったら質問も増えると思う。今回の巡業の話とか良いですね。本編で見てみたい。火ノ丸くんファンサービス苦手そうだけど、それなりに人気あるんだろうな。
 本編。まだまだ対戦、かと思ったらビデオでした。そっからの話が日常回。おおっ、これは楽しい。ありそうで少ない大相撲編の日常だ。
 バトがいることで場が明るくなるんだけど、バトにも悪い面はあってグーパンチ。パーじゃなくてグーかよw しかし、バト、謝る時に涙浮かべてるのが超可愛い。まぁ、これは殴られた涙かもしれないけど。
 女子投入。天王寺妹が “バトさんにはいい薬や” と言うことで、グーパンチにドン引きした人も安心、みたいなバランスになってると思う。
 バトといえば、盗み聞きしてる時にも涙浮かべててやっぱり可愛いw
 んで、女っ気がない問題に言及されて、さらなる女子投入でエンド。ま、まさかのラブコメ回突入……。レイナ様すっかり乙女やんw
 いや、よく考えたらあの年で兄貴の背中に隠れて、というのは結構アレな気もしてくる。まぁ、ダメ人間な側面は前からあった気がするけど。レイナ様もそうだけど、その状況を良しとしてるユーマも少しアレだと思いますね。

 ……ジャンプ記事更新するのが火曜にまで遅れてたら、火曜になってリアル相撲界のビール瓶疑惑が騒がれてしまった。なんでジャンプ記事が遅い日に限って……。なんで火ノ丸くんがグーパンチした日に限って……。
 まぁ、運は悪いけど、バトをしっかりと描き込んだのは得策だったと思います。

銀魂

 アルタナソードで戦う銀さんに対して洞爺湖ソードを投げつける虚。言葉でやり取りされる前にアルタナソードに意識が向くようになってるのが周到ですね。ぼんやり読んでても「あっ 銀さん使ってるのそっちか」と気づける。
 『銀魂』名物かは知りませんが、サブタイが語りすぎというのあると思うんですよ。軽いネタバレじゃないけど、「こんな感じかな?」とイメージできる。んで、今回は「切り札はとっておけ」。切り札が炸裂する話だと思うじゃないですか。そしたら、逆でした。切り札が効かない、という所で終わる。メタい部分ではありますが、面白いサプライズですね。

食戟のソーマ

 リンゴ白餡のどら焼き。うまそうやないかい。超食べたいんですけど。料理の完成品がシンプルだからこそどんなものか想像しやすいですね。まぁ、ここらへんはワタシの料理知識とか想像力の貧困さとも繋がる話なんですが。
 どら焼きを食べると脳天が揺れるw ちょうど今週の読切ですね。ボクシングで被ったなぁ程度には思ってたけど、脳震盪まで揃うとは。偶然って怖い。
 先週の引きがジャブで、今週が右ストレート。こうなるとやはり来週はクロスカウンターだろうか。ただ、クロスカウンターって前に見たことある気がする……本作じゃなかったっけ? よくネタにされるから記憶が怪しい。まぁ、そしたらもも先輩のダブルクロス、からの田所ちゃんのトリプルクロスカウンターで12倍ですわw(謎理論)
 ダブルクロス打ってくるかと思ったら下に避けたもも先輩がアッパー決めてKO勝ち、というパターンにも行けるので便利だと思います(ホントは逆だけど)。

『クロスアカウント』

 クロスアカウンター……言いたいだけです。
 オタクの地雷を踏んだらオタクがノンストップ。あるあるだと思う。そんで、それに少しでも好意的なリアクションをもらうとオタクは非常に喜ぶ。これでオタクは簡単に落とせる気がする。ただ、 “クリアしたら絶対報告するね” とあるけど、実際のプレイ内容を聞いたらオタクと一般人のゲームとの付き合い方の違いにドン引きして落ち込む、とかもありがちなのではないか。映画ファンだと定番なのが、「独り映画とかないっしょw」とか言われると瞬時に殺気立ってしまいます。
 脱線的なバカ話をしているようで、大事な所でアシストしてくる友人たち。初期の頃だと思うけど、本作で大事なのは友人関係……みたいな感想書いた記憶があるので嬉しい。やっぱ良いですよね、こういうの。異性とあーだこーだするのだけが青春じゃないし、リア充ではないよ。
 告白の返事、待たせるのは良くないぞ問題。マジかよトータルテンボス最低だなという話なんだけど、よく考えると返事は先延ばしでいいって言ったのは女の方ですよね。もちろんそこらへんの詳細は知らないんだろうけど、ここを攻められるのはかわいそうだと思う。……いや、「言葉でそう言われても察しろよ」という話なのかもしれない。そういう大事なことは直接言ってくれないと分からないなー!!(ギャクギレ)
 まったく、まったく意味のない下乳見開き。マジで1ミリも意味のない妄想で2ページ使うのでスゴイ。無意味な妄想だと思ったらホントに迫ってきたし、二度手間侍。スゴイな。ここらへんのいい加減さ、さすがだと思うわ。いや、申し訳程度に妄想に入ると枠線が黒くなるから「事前に説明してますよー」ということなんだろうけど、無意味なのと二度手間な問題とは関係ないしな。こういう作家性なの思い出したわ。そうだった。こういう意味のなさだけで前後編にしたのが連載前の別の読切なんだった。

『シューダン!』

 お、終わってた……。いろいろ終わってた。「あーはいはいもうすぐ最終回なのね」という感じですけど、来週センターカラーなのでマジ混乱しかない。意味が分からないよ。どういうことなん。最終回にカラーくれるほど人気あるとは思えないし、『競技ダンス部』の時みたいな最終回に向けたカラーというのも同じように思えない。
 『ロボ』のプロ化に関しては初期から想定してた説を唱えてますけど、本作はどうなんだろう。正直怪しい。何もかもがぶった切りに感じる。エンジョイ勢だったのが大会に向けてガチ勢になるっていうのが本作の主軸だと思ってたので、いきなり大会終わってたってのは、ねぇ。
 そろそろ確信を得るんですけど、やっぱり本作のナレーション(今回はソーシの語り)は嫌い。語り口がいちいちダメだわ。今回のはソーシの言葉なんだけど、別に普段のソーシがそこまで嫌いってワケではないのに、なぜこういう語りになると途端にウザくなるのか。不思議だ。超展開をぶちかます驚きもあるけど、それよりも語りの嫌さが印象に残ってしまう。
 んで、中学進学。ここはちょっと面白い。制服のブカブカ具合も中学ならではだと思う。「中学→高校」の進学だとここまで極端な変化ではない気がするんですよね。まぁ、それよりもセンターカラーの衝撃が強すぎて頭がついていかないというか、思考のほとんどをそこに費やしてしまうというか。何なん。マジで何なん。

『トマトイプーのリコピン

 ガチャ課金、謎解き編。こないだのブラック企業オチもそうだったけど、この手の謎解き展開がギャグ漫画にフィットするの面白いですね。『こち亀』でもこういう実状を暴露するような話はあるけど、謎解きという感じではないよなぁ。
 10%は(本当なら)良心的だと思う。『DQライバルズ』は1%だぜ……。メメちゃんが言ってたお目当てが出る確率にすると、0.03030%。アンルシア欲しいよぉ。唯一出たのエスタークだけど、死ぬほど使いにくいし。どないすればいいの。エスタークとか人気の魔王だから大当たりだと思ったけど、もう「焼き肉の素」にしか見えない……
 んで、オチ。おおっ、うまい。思えば前編のラストページにもあのドラゴンは出てきてるんですよね。そして、今回のサブタイは「くじとゴリラとやみ」。闇ってそういう……
 あと、チアミンお目当ての空飛ぶキャンディは闇のドラゴンがいる洞窟にしかなくて、そのキャンディがなんでゴリラガチャにあるのか。その謎まで解けて終了。このまま争ったらメメちゃんがゴーリラゴリラで高収入バイトさせられてしまう……怖い。

次号予告

 表紙は『鬼滅』……と思ったけど、誌面上には「巻頭カラー」という文字しか確認できない。そして、来週は『ボルト』掲載。これは……『ゆらぎ荘』パターンですw 仲良くいつか殺しましょう。けど、アニメ化発表なのに表紙じゃなかったのでアスタもいつか殺さないといけない。
 ぶっちゃけ『鬼滅』表紙疑惑よりも驚いたのが『シューダン』センターカラー。い、意味が分からない……。ケツ掲載からのセンターカラーとか読めなさすぎる。掲載位置が安定しなくてたまにケツ、ではなく安定してケツ周辺だからなぁ。マジ謎。さては、とんでもないニューヨーク土産を貢いだな??(ンナワケナイ)
 作品人気は芳しくないけど作者人気(実績)でセンターカラー。これは割とありがちなんだけど、『腹ペコ』がそんなことなかったからなぁ。『競技ダンス部』の時みたいに最終回に向けたセンターカラーってのも考えたけど、そこまで大事にされてるとは考えづらいよなぁ。謎だ。
 てか、この謎を4択で聞いてみるのもよかったかもしれませんね。4択考えるのが大変ですが。

目次

 間違い探し。一目で分かるルフィの横目、よく探せば見つかる歯。これはいいんだけど、最後の1つ、ウソップの鼻がなかなか面白い。気づけば疑いようのない間違いだし、正の方だと誰だか分からないくらい見切れてるんだけど、誤の間違いに気づくと「あっウソップだわ……」と確信を得る感じも楽しい。いいじゃない今週。

朝「ポー」と聞こえたので鳩が鳴いてると思ったら、妻のオナカの音だった。
(『ブラッククローバー』)

 いつもは「ノロケきたー!!」と楽しんでるんですが、今週のはなんか幸せすぎて嫉妬じゃないと自己嫌悪みたいなものすら湧いてしまった……。それだけ破壊力が高い。まぁ、ワタシの今の精神状態にもよるんでしょうが。
 てか、嫁さんマジでチャーミーすぎる。

なんとアニメ化です…!ありがとうございます!楽しみです!精進します!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 アニメ化を喜ぶミウラ老師が可愛いので今週は優勝。ぶっちゃけアニメ化の事実以外なんの情報もなかったので、アニメ化そのものよりもアニメ化を喜ぶコメントを見れた方が嬉しい、みたいな感覚。

遅ればせながら、田畠先生、吾峠先生コメントありがとうございます。嬉しい。。
(『ゴーレムハーツ』)

 先週吾峠先生にだけ言及したのはやはりコメントについてじゃなかったんですね。ハラハラしたわw

新担当の福岡土産が美味しい。なんてセンスがいいんだ……前担当とは違って……
(『青春兵器ナンバーワン』)

 ベッドの上で新担当に抱かれながら「満たされてるはずなのに……!」と遠くを見つめる長谷川先生、という絵しか想像できない。絵描くの好きだったら薄い本にしてると思う。

めぐりズム送ってくださってありがとうございます。ホッとやすらぎます~。
(『鬼滅の刃』)

 吾峠先生名物の貢ぎ物紹介。ミウラ老師をアイドルブログと見立てるとしたら、吾峠先生はキャバクラとか風俗嬢のブログという感じか。いや、吾峠先生も相当アイドル感あるんですけどね。
 まぁ、めぐりズムは間違いないですよね。誰にあげても喜ばれると思う。使い捨てだからプレゼントしやすいし。勉強になった。

散歩しています。美味しそうなお店をたくさん発見して、ワクワクしています。
(『僕のヒーローアカデミア』)

大人を描くときは、道行く大人をチラチラ。一歩外出れば、面白い人が一杯だ! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

 驚くことにこの2つが連続して掲載されてる。堀越先生が意識低く見えてしまい少しかわいそうw

腰痛が酷いので寝た姿勢で描くシステムを作りました。欠点は寝てしまう事です
(『トマトイプーのリコピン』)

 冨樫じゃないか……

表紙巻頭めっちゃ嬉しいやったー!と、前回書き忘れました…本当に感謝です!
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 筒井先生ホントに強い。今度もっかい目次コメントの人気4択やろうかな。まったく同じだとアレだから「可愛い」じゃなくて「好きなのは」とか。

愛読者アンケート

 読切についてと、習い事や部活。「男は黙って帰宅部」「部活じゃないよ~」と頭の中にクールポコが現れてしまう。
 そっからの派生で帰宅時間を聞いてるのが面白かったです。何をやってるのかも大事だけど、そっちもか。まぁ、自宅での自由時間ってのはジャンプ的に重要か。

総括

 先週「火曜の昼過ぎか夕方には上げる」とか言ってたけど、フツーに夜です。どうせ火曜更新にするんだし……とか考え出すと途端にダメですねw

 今週のベスト作品。変則的ではありますが、次号予告で。『鬼滅』の表紙詐欺。そして謎が謎を呼ぶ『シューダン』センターカラーと見所盛り沢山でした。「明日友達に1つだけ話すとしたら?」と考えると、次号予告でした。
 まぁ、強いて作品で選ぶなら『ゴーレツハーツ』よかったよ。あと読切でもいい。

 ベストコマ。これは『ヒロアカ』のタコダナです。別に絵としての魅力があるコマが選ばれるワケではない、という意味で。今週一番アガったコマはどう考えてもタコダナ。

 最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちらは次点から。次点2人。

  • バト 『火ノ丸相撲
    • 祝ビール瓶記念!!(チゲーヨ)
    • 嫌なこと言ったけど、その後の言動が可愛げたっぷりで良かったです。
  • アネゴレオン 『ブラッククローバー
    • ぶっちゃけ登場するだけでベストキャラというレベルで大好きなんですけど、その登場の仕方も最高だったので。カラーだったってのもあるし。

 んで、今週のベストキャラはこの人。

  • 木下 『ハイキュー!!
    • まぁ、こうなるでしょ。別にノヤでもいいんだけど、個人的には「木下続いてた!!」という衝撃と感動の方が上回ったのでコチラ。


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