北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2017年07号の感想


 「次に表紙くるのはどっち?」という2択にするつもりだったんです。『ゆらぎ』『約束』で。先週の記事を上げたくらいのタイミングで「次回はコレでいこう」と決めてたから、今号の予告を見てショックw
 いや、ショックってのは語弊があるけどさ、マジかよってなった。
 ということで、別の質問。意外と思いつくもんである(今のうちやで)。

 説明が必要なんですけど、少年マガジンのアンケートが変わりまして。完全電子化。ハガキ廃止。これには驚きました。登録不要で「すぐ終わるよ!」というのが売り。
 個人的にはものすごく理想的で、「あーあ天下のジャンプ負けちゃった」という感じです。個人的に、というのを何度も書きますけど、個人的にハガキはない。懸賞という側面があるとはいえ、ただアンケート送りたい人が金銭的に負担するのがどうも受け入れられない。
 セコいだけ、というよりは、無駄な金が発生してるのが気持ち悪くて仕方ない、という感じ。無駄でしょ。無駄な52円と無駄な郵便屋さんの手間。
 アンケート採るってのに事前にワタシの意見をゴリゴリ主張するのも誘導になりかねないのでアレな行為なのは分かってます。けどね、誘導にはならないから大丈夫です。今までの傾向的にワタシの意見が反映されたことなんてないから。かなしいなw
 一応、電子化にも弊害はあると思います(とりあえずマガジン形式の話)。一番大きいのはスマホ、ケータイからしか送れない点。「誰でも」という点においてはハガキは相当強いと思います。お金かかるからキッズ勢はハードル高いのかもしれませんが。あとはpc不可らしいのでそこらへんで難色を示す人もいると思います。ケータイの普及率的にそのくらい別にええやろ……と言いたくもなるけど少数を切り捨てるのはやはりアレ。

 まだ話続くんかい、という感じですが、先週の投票ツイートの結果。2016年最大のニュースは?(終了以外) 『左門』表紙、冨樫、葦原ダウン、『遊戯王』の4択。
 葦原ダウンが2位のダブルスコアでぶっちぎり。これは何となく分かる。他の選択肢に比べるとファンの熱量が高い選択肢だったと思います。
 2位『遊戯王』。これが意外。てっきり冨樫だと思ってました(何ならトップ争い)。あと、面白いことに、『遊戯王』は一時トップになってたんですよ。そのくらい急激に伸びてた。これはRTされた後の現象なのでRTしてくれた人のフォロワーは『遊戯王』ファンor世代が多かったんでしょうね。しばらくするとブーストが止まり、順調に伸び続けた葦原優勝。
 んで、ビリは『左門くん』表紙。個人的には断トツでこれだったんですけどね。相変わらず趣味があわない。いや、別にいいんだけど、この投票の中の少しはうちのブログ読者だろうから、その人と趣味があわないのって大丈夫なのか?と少し不安にはなります。つまんなくない? ワタシは好みが乖離してる人の感想敬遠しちゃう傾向あるんですけど。
 まぁ、とりあえず言えるのは、ありがとうございます(やんでくれて)。

 表紙系のニュースが連発してるジャンプ。まずは7号『鬼滅』が表紙。

週刊少年ジャンプ2017年06号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • やっと1話目からの卒業。
    • 5回目の今回は「ゾロ登場」。砂糖おにぎりでお馴染みのあのシーンですな。やっぱりコビーは外されましたw
    • 次回予想。ナミが来るのか、ゾロでもう1コくらい来るのか。結構悩みます。ただ、1話目に4回も費やしたことを考えると、ゾロで来る気がします。だとすると、三刀流の場面になるのかな。さすがに砂糖おにぎりはないと思う。モーガンもないと思うんですよねぇ。コビーもアルビダもなかったから。うん、三刀流で勝負や。
  • 表紙
    • 鬼滅の刃』だよー。めでたい。1周年を前に表紙ゲットです。2016年組最大の出世やで!!とか思ってたら……次週の表紙で笑った。2016年組の出世頭あっちだったわ。まぁ、若手が頑張ってる、というのはいいことだと思いますね。
    • てあ、今号のカラーって巻頭『鬼滅』、センター『左門』『ゆらぎ』なんですよね。わ、わかい……。非常にフレッシュです。まぁ、来週のカラーも相当フレッシュなんですけどね。個人的には一番嬉しいサプライズだったのが来週のアイツ。『鬼滅』も『約束』も嬉しいし驚いたけど、「やってくれると思ってたで」という気持ちもあるので、来週のアイツとは違った種類の驚きでした。
    • 脱線でした。表紙の炭治郎。記念すべき表紙ということもあるのかあ、炭治郎いつもより凛々しい気がします。渾身の一枚、というのを感じる。刀は折れてんのにあの凛々しい表情ってのが炭治郎らしさ、ということなんでしょうね。てか、炭治郎、刀折れてるんでしたね。助かったりとか柱とかで本編だと忘れてましたわ。打ち直す話になるのかな。とりあえず温泉だな(それはチャン一)。
  • ONE PIECE』サンジクソメモリアルポスター
    • 3週連続『ONE PIECE』お年玉企画だそうです。今週からお年玉なのか? 遅いやろ。
    • とにかくサンジ。まさかの単独で特別企画なので驚きます。まぁ、それが実現しちゃうのも『ONE PIECE』ですねぇ。他じゃなかなかあり得ない。てか、今の本編って「サンジ奪還編」だったんですね。「マム編」とか「ホールケーキアイランド編」だと思ってました。
  • 読者プレゼント
    • まさかの『オズの魔法使い』。なぜ今だし。そして、ダジャレもうまくないw
    • まぁ、宙に浮くスピーカーとかマジシャンセットがプレゼントにあるから、ということで『オズの魔法使い』なんですかね。
    • 1人だけデフォルメ度合いが低いライオンで爆笑してしまいました。世界観違うやろ……
  • 鬼滅の刃
    • 巻頭カラー。当然、柱のみなさんがカラーで。この号に向けて調整してきたんだろうなぁ、というのは正直感じます。先週とか駆け足だったと思う。
    • そんなカラーでの柱のみなさん。まさかのヘアカラーが2人もいるので驚きました。黄&赤、ピンク&緑。特に後者、なにそれ感すごい。和菓子でありそうな組み合わせである。
    • 柱全員集合かと思いきや、3人は出し惜しみ。せっかくのカラーを逃す。そのうち1人は今回の本編に出てくるんですけどね。カラーはお預け。ドンマイやで。
    • 本編。クセの強すぎる柱メンバーがそれぞれ個性を爆発させながら裁判。それぞれの個性が強すぎて話がかみ合ってなくて笑える、というのはあります。あるんですが、「さすが『鬼滅』のオフビートなギャグは唯一無二やで!」という感じではないんですよね。この手の幹部登場回では結構見たことある。いや、もちろんおもしろいんだけどさ、『鬼滅』のギャグのオモシロが既視感あるってのがなんか新鮮で。謎のハードル上がりすぎ感。
    • 恋柱の人に「可愛い」言われてるんで炭治郎イケメンなのかと思ったけど、誰にでも言ってましたw 名前の通りがスイーツである。……まぁ、すぐカワイイカワイイ言うのは正直見に覚えがあるんですが。1人ぼっちギユーかわいいは結構わかるよw
    • てか、柱のみなさん、名前が『ヒロアカ』ばりにギャグネーミングである。急にどうしたんだ。ギユーさんとかフツーなのに。……いや、よく考えたらイノシシマンとかそのまんまな名前してたか。作品全体にそのノリあるのかな。
    • 「お館様」って名前すげぇイイな。「親方様」ではないのね。響きのオモシロは当然あるし、字面も結構好き。ひらがなが混じっちゃう感じ好き。
    • 不死身っぽい人登場。柱の中でも一目置かれてるっぽい。べらぼーに強いのか、群を抜いて奇人なのか。
    • んで、今週最大の見せ場だと思われるのが、不死身さんによるねずこ突き刺し。なかなかショッキングである。箱越しなのは直接描くのをためらったんじゃないか、とか余計なことを考えてしまう程度にはギョッとした。ただ、箱越しに刀をブスゥってやる絵面はちょっと「マジックショーみたいだな」とか思ってしまったりも。マジックと違って血が垂れてくるので再びウヘェってなるw
    • そんなマジックショーねずこを見て怪訝な顔をする柱が3人。ギユー、しのぶちゃん、そしてスイーツ。前の2人はどんな人か分かってるのでイヤな顔するの分かるじゃないですか。ただ、スイーツがドン引きみたいな顔してたのがちょっと意外。ニコニコしながら見守るのかと思ったらそうでもなかった。この人は割と良心的なのかもしれない。カワイイカワイイ言うのは狂ってるからじゃなくて、マジでみんな大好きだから説。
    • 本編の直後にはコラム新設。やったぜ。コラム大好き。その名も「鬼殺隊報」。変換がだるい。
    • 甲、乙、丙……という序列。丁までしか知らなかったので10まで行くので勉強になりました。裁判の判例とか読むと登場人物をこの甲乙で示すんですけど、大体丙までしか出ませんからね。いって丁。なのでドンドン続くので驚く。一部干支みたいなのが出てきたけど、全部が干支ってワケではないんですね。干支と紛らわしいですね、この数え方。「十干(ジッカン)」っていうんだってさ。気になった時に毎回調べることになると思う。絶対覚えられないw
  • ブラッククローバー
    • おおっ、『ONE PIECE』より前だ。やっぱすげぇ。『鬼滅』が表紙だけど、『ブラクロ』パイセンはもっとすげぇんだぜ、という感じある。
    • 本編。マルスの炎回復魔法で消し炭回避。マルスがこの状況でこの魔法を、というのがイイですね。アスタが何も知らずにのんきなこと言ってるのがさらにイイ。
    • アスタとマルタが互いに「コイツはすげぇ」。右ページがマルスのアスタ評、左ページがアスタのマルス評なんですが、コマ割りが左右対称になってるのがオシャレですねぇ。いろんな意味で2人が対になってる。マルス完全に裏主人公である。そのポジションはユノじゃなかったのかw
    • アスタが止めるも、失敗。からのマルスがトドメ。アスタが “終わらせねえ”マルス“まだ始まってない”。もう2人ったらホント仲良いんだからぁー、という感じありますね。てか、ファナとマルスのやり取りは、「マーちゃん 俺たちもう終わっちゃったのかなぁ?」「バカヤロー まだ始まっちゃいねぇよ」になってますね。完全に『キッズ リターン』。てか、マーちゃんまで一致するので我ながら驚きました。ネタ的に書くつもりだったけど、マーちゃんの偶然が奇跡的すぎるので、ひょっとしたら狙ってるのかも……とか思わんでもない。まぁ、偶然だろうけどw
  • ONE PIECE
    • ジンベエの助太刀によってルフィ&ナミが脱出。脱出方法は、まさかの火。完全にリトルガーデンである。てか、劇中でナミが言及しちゃってるレベル。新世界編はそれ以前のセルフパロディーみたいな要素が多いとは思ってましたが、劇中で「なんか見たことあんだけど」みたいなセリフが出てくるとは思いませんでした。まぁ、今回はそれだけ一致度が高いってことですね。一致度でいうなら、ナミは下着姿になってくれると嬉しいんですがw(当時はかなりドキドキしました)
    • んで、レイジュによって語られるサンジの出生。想像以上にママン大活躍でありました。出来損ないだと思われたサンジが実はママンの願いを受け継いだ存在であった、というツイストはうまいっすねぇ。やられたわ。これは感動しちゃう。レイジュがやたら優しい件、ジャッジがやたらサンジに厳しい件が一気に納得できますね。
    • 爆弾ブレスレットなんて端からなかったんだよ、というまさかのオチ。まぁ、という記憶をレイジュが植え付けられてる、とか考え出したらキリないんでやめときます。ちょっとねぇ、記憶の消去&改竄は便利すぎるのよねぇ。可能性が無限すぎる。発動条件とか厳しいからバトル中とかには無理なんでしょうけど、一回拘束されてるからルフィとかナミも記憶イジられてる可能性はあるワケですよね。まぁ、キリないので考えませんw
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 扉は久々の解体新書。今回は梅雨ちゃんでした。「あれっ まだなんだっけ?」という印象すら抱いてしまいます。それくらい梅雨ちゃんはいつの間にか巨大な存在。
    • 本編。体育祭の参照が3巻なことに驚きました。懐かしいというより、アレまだ3巻だったのかよ。アニメ1期って3巻以下の内容しかやってなかったのか。これまた驚く。アニメって3巻あればワンクール埋められるんですね。マジかー。じゃあ『アイアンナイト』も可能だな!!(無理だよ)
    • んで、雄英ビッグ3が出てきてエンド。アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーの3人……ではない。
    • 顔だけマンの能力、こすい戦い方しか思いつかないんだけど、ビッグ3なんですね。とりあえずパンツは覗き放題だと思いました(峰並感)。
  • ハイキュー!!
    • あったりなかったりする扉。今週はある。マンガチックな飯がなあんとも笑えます。一応「成長期」というサブタイにあわせたことなんでしょうけど、『ギャートルズ』ばりの骨付き肉に、冗談みてーな魚の丸焼き。『ONE PIECE』とか『トリコ』とかそういう世界。
    • 本編。日向の成長に気づくノヤ。“わかってあそこに居たぞ” のコマ、すげぇワクワクウキウキしたような顔してるので最高。「ノヤがここまで……日向すげぇじゃん!」みたいな印象にも繋がりますね。
    • んで、田中先輩を経由してツッキー。それぞれ成長してると同時に、誰がその成長に気づいてどんなリアクションをするか、というのも見所になってますね。『ハイキュー』は必殺技を覚えるようなマンガではないので、成長が地味で小さなものになりがちです。そんな小さな成長を気づくことが出来るのは誰だ、というのが重要になってくる。気づけるというのはその2人の関係性が濃いということになりますよね。成長そのものをカッコよく描いてるってのもそうなんだけど、それ以上にその成長に対するリアクションに重きが置かれてるのが面白いですねぇ。
    • ぶっちゃけ今回のツッキーの成長って端から見たらマジで地味の極みだと思うんですよ。なんだけど、それにみんなが気づいて感動したり嫉妬したりしてる、という。ツッキー愛されすぎで笑う。
  • 左門くんはサモナー
    • センターカラー。てっしーとサモ雪だるま。一瞬左門くんが雪だるまの中に埋められてるのかと思ってしまいました。『金田一少年の事件簿』の読み過ぎ。てっしーは雪夜叉ではない。
    • よく知らんけど、「この新人がすごい!2017」に選ばれたそうです。マジでよく分からん。作品ではなく作者なんだ。
    • 調べてみたら「このマンガがすごい!」の中のワンコーナーみたいな感じらしい。じゃあ、すげぇんだと思います。多分。ジャンプ表紙を速攻でゲット、という系譜で考えるならば『約束』もなんか賞取れるで、きっと。
    • 本編。やたらと久々の登場がネタにされるアンリ。13話ぶりとか別に大したことないやろ、とか思うんですが、それだけ本作におけるヒエラルキーの高いキャラクターということなんでしょう。まぁ、確かにてっしーと対になるようなキャラクターですもんね。サンジとかを引き合いに出してはいけないよ。
    • 大人の事情を考えるならば、マステマ編にアンリ出てきたらなんかギャグのノリで勝てそうで困る、とかそんなんかも。
    • とにかくアンリ不在の間に盛り沢山だったサモ&てっしー。親への挨拶は笑ったわ。間違ってないけどw そもそもあの回は勘違いがネタになってたと思うんですが、あの回自体が勘違いされてる。ややこしい。
    • 不在の間の差を埋めるためにスキー旅行。ゲレンデは三割増しのくだり、バカすぎて笑ってしまった。なんの捻りもなくて「それはギャグと呼べるのか」ってレベルなんですけど、アンリだとなぜか魅力的に見えてしまうw
    • 逆に、リフトのくだりは素直に笑った。うまいw
    • うまく行かないので力業で遭難するアンリ。あの調子で何やってもうまく行かないギャグになるかと思ったら、という展開。左門くんが男を見せるのである。カスだけどカスなりに。一瞬「ついにデレたぞー!!」とか思ってしまったんですが、よく考えたら左門くん、アンリに対しては基本デレデレなのであった。そうだったそうだった、そこが左門くんとアンリの魅力だった。左門くんが男色に目覚めない限りはアンリ最強なのである。目覚めたらクズに負ける可能性。
    • んで、まさかの温泉見開きでエンド。そして続く。続くのか。てっきり1話完結だと思い込んでましたわ。左門くんとてっしーではお風呂をろくに描かないけど、アンリメインだと見開きでドーン、なので意外。あくまでも女湯のリアクション役はアンリ。
    • てか、入浴時のアンリの髪型どうなってるんだろうか……とマジで思ったんですが、この感想ってすげぇ童貞臭いですね。童貞を殺す服と同じ理屈な気がする。髪(服)の構造が理解できないw
  • 約束のネバーランド
    • シスターとの質問戦による敗北をレイに報告。負けてお通夜モードだったけど、レイが離れた位置から振り返ることで冷静になってる感ありますね。やっぱレイ好き。あれはあれこれはこれ、と割り切ってる感。
    • んで、レイによる反撃。面と向かったらシスターには勝てない、というのが前回の内容でしたが、レイは顔を出さないので勝てる。シスターも知らないママの一面を知ってるってのもありますし、なんだかんだレイは強い。
    • ラスト。殺す……と見せかけて殺さない。けど、手紙の内容が不穏なのできっと実質的に殺してる。じゃなきゃあの1ページだけの引っかけ意味ない。
    • てか、来週巻頭カラーだってのにママとシスターで終わるのよw
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • 万年帰宅部なので分からないんですけど、部活に残るし大会には出るけど部長の座は譲る、という状態を「引退」と言っていいのだろうか。「退部した時じゃないの?」って思ったんですが、いかんせん帰宅部。経験に基づく知識が何もないのである。泣ける。
    • んで、つちわた。悩んでる風だけど実はこれっぽっちも問題ではない、といういつものアレ。この2人の空気は独特だし、主人公がこのノリはマジ新鮮なんですけど、たまに不安になる。彼らの外には波風あるけど、2人の中に波風がまるでない。凪。いいのか……って毎週こんなこと書いてるなw(実は感想が書きづらい作品だったりします)
  • 『忌の重倶郎』伏見航介
    • 読切。バッテリーはビンビンではない。
    • センターカラーの扉。本編読んだ後に見て気づいたけど、重苦労(誤字)の全身像が見えるのである。なかなか貴重。本編だとアップばっかなので。ローラースケートが重苦労の足で、それが本体に付くと全身になる、ってことなのかな。普段足がないのは幽霊だから。まさかの扉の感想が本編の感想っぽくなるとは。。
    • 本編。主人公はただの高校生、じゃなくて祟られてる高校生。そんな彼が通う高校は普通の高校、じゃなくてドの付くヤンキー校。この超ヤンキー校設定が特に前触れもなく出てくるので面食らいました。『べるぜバブ』とか『暗殺教室』最終回とかそういうレベルで治安悪いのね。もっと普通の学校だと思うじゃない。そんな世紀末チックな高校で地味な主人公がひょんなことから覇権争いに参戦する、みたいなのが本作全体のあらすじと言えるかもしれない。本作の続きが連載になったら間違いなくそんな感じ。しょぼいけど性格はいいので人を引きつける、みたいな部分は『三国志』の劉備的なイメージなのかな。中国でたとえるなよ、って話なんですが。まぁ、何が言いたいかというと、そういう作品だと理解するのがすげぇ遅かったのですよ。最後の最後にようやく分かる。特にアレがしたい、みたいなタイプの主人公でもないので、余計につかめないまま読み進めることになりました。
    • まぁ、ヤンキー校なのに普段はヤンキーが静かにしてる感じとか、分かりにくくてどうかと思います。まぁ、リアルっちゃリアルなんだけど、読切だからってのもあるのか「突然物騒すぎるんですけど」って混乱する。急に「パロろーぜ」とか言われたアレを思い出します。
    • モジャモジャはスクールカースト底辺の象徴、みたいな表現は『ヒロアカ』を連想しちゃいますね。モジャモジャといえば『銀魂』もあるけど、あれはまたちょっと違うと思う。
    • 底辺な主人公だったけどクラスのマドンナがたまたまオタクだったせいで仲良くなる……という童貞の妄想みたいな話。こっちは特に何もしないけどあっちから近寄ってきて、勝手に気に入られるとか夢のようだな。まぁ、非常にアレだけど、気持ちは分かる。あと、マドンナが男勝り感のあるキャラクターってのも新鮮でかなりよかったです。男勝りというか男前感ですかね。多分ヤンキー校なのとも関係があるんでしょう。結構好きですよ。ヒロイン周辺。
    • んで、パコさんを彷彿とさせる世界観ブレイカーな悪役。素敵アゴヒゲ。読切だから短時間で「こいつヤベェ」って思わせたかったとかそんなだと思いますけど、世界観ブレイクしてる。倒すためだけに登場してきた悪役って感じですかねぇ。重苦労とかフィクションレベル超高いのにこの人の悪人感がリアルよりなのでチグハグってのも大きいと思います。そして、アゴヒゲが超人的に強いとかそういう話も出てこないので、幽霊のスーパーパワーを使ってボコるのは正直どうなのよ、という問題もあると思う。あれは「さようならドラえもん」ののび太ばりに凡人が根性だけで何とか勝利を収めるみたいな展開の方がよかったんじゃないか。主人公がが成長したっていうドラマが弱いでしょ。
    • ヒロイン以外文句ばっかりですけど、本作最大の長所はやっぱ重苦労だと思うんですよ。あのマスコット感。必死すぎる顔芸。正直好みです。可愛い。まぁ、『ドラえもん』型の物語なのでドラえもんが可愛ければとりあえず合格点だよね、という気もせんではない。まぁ、ドラえもんが好きだから逆にのび太の魅力のなさ、成長のなさがキツイとも言えるんですけどね。主人公が重苦労と仲良くなる描写とか弱いし、感謝する場面もないんですよね。バディ感が足りない。残念。底辺キャラなのに主君の風格、みたいなのが全然描かれないので「ホントにこいつでいいのか」みたいな気がしてしまう。
    • ということで終わり。一番大事な重苦労はよかったけど、他がダメ、というどう評価していいのか分からないような感想です。いや、全体的にはイマイチだったんだけど、「ドラえもん可愛いから別にいっか」とか割とマジで思ってしまう。まぁ、けどやっぱドラえもんの魅力を主人公との絡みでもっと引き出すべきだったからやっぱイマイチなのかな。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 謎人気を誇るおじいちゃん回。「そういうのが人気なのか……」と勝手に乖離を感じてしまうのである。個人的にそういう部分はそこまでハマってない。トリツカが人気皆無でジーサン大人気ってのは正直引く。別にトリツカ大好きなワケでも、ジーサンが嫌いなワケではないんだけど。
    • 塚田農場は笑った。今まで無思考で受け入れてたけど、都会に農場は確かにヘンだなw
    • んで、ジジイvs照橋。「くーちゃんは渡さない!!」みたいな対決になるのかと思ったらまさかの意気投合。そっちなのか。ちょっと残念。まぁ、斉木にとってより迷惑なのはどっちか、って言われたらそりゃ意気投合だわな。
    • てか、照橋さんが何の打算もなしに老人を助けるとかイメージダウンなんですけど。道路の向かいにクラスメートがいてかわいそうな老人を助けてる姿を目撃させる、とかそういうのがないとダメでしょ。照橋さんそんなことする人じゃないでしょ(酷いイメージ)。
    • 一方、ババアvs占い。これは意気投合わかりやすいなw 占いは斉木の理解者でもあるので別に意気投合したところで迷惑とか1ミリも発生しない気がするんですが、おもしろいので別にいいか。初対面の黒ギャルと秒で仲良くなるバーサンとか嫌だなぁw
    • ラストの柱アオリ。占いが「愛嬌たっぷり能力者ギャル」って書かれてるのが違和感。秒で打ち解けたのは別に愛嬌たっぷりだからじゃないだろ。バイブスが一緒だっただけ。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • センターカラー。今回の餌食は雲雀ちゃん。しまパンでした。驚くことに本編と関係のない人選なんですよね。「次のカラーは雲雀ちゃんでパンツ行ってみようか」みたいな選出理由なのかな。「カラーでパンツ出して初めて一人前だよ」みたいなそういう。
    • 本編。寝起きに抱きついてもポルダーガイストが起こらない朝。これでセックスできますね(しねーよ)。
    • ちくわ幽奈さんかわいいw なんだろう、何とも説明しがたい魅力がある。ちくわがいいのか? ちくわと幽奈さんの相性がいいのか? 謎だ。なんかすげぇ好き。
    • タヌキのしっぽをわしゃわしゃ。やべぇ、超やりたい。めっちゃ気持ちよさそうやん……とこういうことを書くとアグネス案件なんですが、別にオスでもいいからセーフですよ(関係ない)。しっぽが好き。しごきたい。
    • そんなタヌ子、葉っぱを幽奈さんに変身させる。こ、これはラブドール……!! ではなくて、それに幽奈さんを憑依させる。「憑依とかしたら何でもアリじゃん!」って感想書いた記憶があるんですが、ホントに何でもアリになってきた。
    • ということで、幽奈さん(物理)。なんか雰囲気違うな……と思ったら頭部のフワフワがなくなってるのか。逆にいうと、幽霊か否かの判断はあの頭部のフワフワであり、三角頭巾は関係ない。関係ないのかよw
    • とにかく幽奈さん(物理)。人魚姫モチーフの話が続いてる感じですかね。足が生えた状態。幽霊だから人魚と同じく足がないのか!!とか一瞬感心しかけたけど、幽奈さんは足のある幽霊でした。今回の話的に足がないタイプの幽霊の方がキレイだと思うんだけど、足ある方がエロいじゃん、みたいな大人な事情があるのでしょう。知らんけど。
    • 終盤に幽奈さんが “わたしは… コガラシさんが 大好き…!” って言うシーン、あそこでわざわざお湯の中に顔を沈めてるのが印象的ですよね。恥ずかしいから顔を隠してる、っていうのが表面的な意味なんですけど、当然アレは人魚姫と重ねた表現なのですよね。エロい絵だけじゃなく、こういう気の利いたショットも描けるからミウラ師匠は有能。……いや、左手で押さえつけられた胸がなかなかエロいってのはあるんですけど。エロいだけでなく泡が印象的に描かれてるので、若干の不穏さも感じさせますね。
    • 幽奈さんに対して「雲雀のヤローが調子乗っとるけどそれでええんか!!」とハッパをかける宮崎さん。ハッパの肉体だけに……(ごめんなさい)。
    • じゃなくてですね、割と大事なシーンなんですよ。ダジャレは思いついてしまったから台無しだけど。「このまま雲雀に取られてもええんかコラ!」という宮崎さんの言葉はは幽奈さんに向けられてるようで、宮崎さん自身にも向いてるのですよ。当然雲雀ちゃんが仲良くしてるのを苦々しく思ってるって件なんですが、さらには幽奈さんのことを応援してることに対して、という意味も含まれるワケで。秘めたる恋心よりも目の前の友情を優先するのはまぁ当然っちゃ当然だし分かるんですけど、「これでええんか」という葛藤が生じるのもこれまた当然ですよね。「幽奈さんは正妻だけど所詮幽霊だからw」という無意識的に感じていたアドバンテージがなくなった今だからこそ痛感する、というワケで。
    • 些細な変化に気づいてあげられる男、それがコガラシ。というイケメンエピソードでした。いや、こういう違いに気づいてあげるってのは理想の男性像としてかなり定番だと思うんですけど、それを幽霊に当てはめて……というのが本当に見事である。見事なのでコガラシくんのイケメンっぷりにちょっと感動してしまうのである。
    • ということで、呑子先生がたっだ1コマでオチをつけて終了。まさかの恋心を自覚する回でした。そうか、そんなマジメにロマンス描くのか。意外だわ……(失礼)。正直マジメにやられても個人的には好みではないので、ワイワイやっててほしい気もするんですが、今回の人魚姫を踏まえた水に沈む幽奈さんのショットとか、幽奈さんの背中を押すことで自分の気持ちも認識するようになった宮崎さんの描写とか、なかなか見応えはあったので悔しいです。個人的には「ミウラ師匠は土手をしっかり描きますね……」みたいな感想を書いてる時が一番楽しいんですけど。
  • 『オレゴラッソ』
    • ナイスシュートを決めたと思ったら脱げた靴でした、というクソベタなギャグを見た時に「本作のこと結構好きだったけど何かの気の迷いだったかもしれない……」とか思ったんですが、そっから靴を買いに行く、という話に流れていったので安心しました。話の冒頭に迫力のあるシーンが出てくるのも効果的だし、話の導入としても丁寧、それでいて靴が脱げた理由にもなってるワケですね。まぁ、一瞬マジでビビりました。
    • んで、部活帰りに3人でスパイク買いに行く。あっ、こういうの好き。帰宅部はこういうのに弱いのです。スパイク談義も楽しそうだし、市野のキャラクターも立ってるし、なかなか魅力的。
    • 回想。ジーサンが言ってた “人とは彫刻のようなモノなんだ” って話。昔、ラジオで町山智浩が言ってた気がします。多分よくある言い回しなんでしょうけど、個人的に初めて聞いたのは町山智浩。たしか宇多丸の番組で『サイタマノラッパー』について語ってる時だったかな。本作の作者もタマフルリスナーである可能性が濃厚なのでひょっとしたらその話も聞いてたかもな……と勝手な想像。多分あの時の町山智浩もどっかからの引用だと思うので、直接の元ネタとは思いませんけど。
    • “世界にゃテコンドーをやってた得点王も” いるんやで、と市野。イブラヒモビッチである。まさか作内で言及されるとは思わなかったんだぜ。そうか、別に公然の秘密ってワケではないのか。「テコンドー出身のサッカー選手とか斬新ww」とか言う気はサラサラないのか。誤解してたわ。
  • 食戟のソーマ
    • 銀さんによって語られるゲテモノ料理の真実。マジか、ソーマくんとはまったく別の意味があったんですね。変人だから、ではなかった。
    • 逆に気になってくるのはソーマくんのゲテモノ料理。あれはガス抜きみたいな意味合いはないですよね。そんなに溜め込んでない時からやってますもん。なので、あれは単に父親を真似てるだけなんでしょう。まぁ、ガス抜きが必要になる前からガス抜きをする癖がついてるソーマくんはある意味でソーマパパを越える資質を備えている、という考え方もできるかもしれませんね。
    • 骨折した足から骨が飛び出る。ぬわっ、まさかのショックシーン。さらには、ちぎれた足置いてっちゃってますね。まさか四肢破損描写が見ることになるとは。ああいうのは大体『ワールドトリガー』に限られるんだと思ってましたわw
    • んで、ソーマパパにスクールエスケープをすすめたのはえりなジジ。これにはアザミンおこ。なるほど、愛しの人を奪いやがってあのクソジジイ、という憎しみもあるワケですね。アザミンの暴走は私怨みたいなのが初期衝動としてあるのかもしれない。
  • 火ノ丸相撲
    • ぶっちゃけ相撲の技名をほとんど把握してないので今回の怒濤の技名連呼には「ファンのつもりだったけど本作のこと全然理解できてない……」と少し落ち込みました。まぁ、作者も全部の技名が完全に理解されると思って描いてはいないだろうけど……とこっちが勝手に言うのは欺瞞なのである。
    • んで、天王寺くんの新たな顔に名前がついてエンド。修羅戦黒だって。今週の掲載順で「修羅」と聞くとちょっとソーマパパを思い出してしまうのである。まぁ、「修羅」自体は本作にも前から出てるんですけど。今週は、という。
    • そんな修羅戦黒。そーいや、久世くんは白っぽかったですね。となると、火ノ丸くんの顔は何色なんだい、というのが気になってきますよね。まぁ、よく分からないので予想とかしませんけどw
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 今週はNo.13さんとカラオケ。ハチの次に出てきたのが名前の由来が『ウルトラセブン』と思われるアンヌ隊員なので次はNo.6かとも思ったんですが、そんなことはなかったんだぜ。まぁ、不吉な数字だけど、No.1とNo.8を擁する本陣営からしたらショボいようにも見える、という感じが絶妙だと思います。
    • カラオケ選曲ネタ。バラードってダメかな?からの “僕が止めなければあなたの高校生活は今日で終わってました” で笑った。確かに終わってたなw そして、今の高校生は尾崎知らんやろ。
    • そして「前前前世」。うわぁ……クソベタ……という選曲なのも笑えるし、先に歌われる、というカラオケあるあるも楽しい。てか、ジャンプで『君の名は』ネタが出てきたのって意外と初めてかもしれない。スクジャン以外で。覚えてないけど、あったっけ? 忘れた。あってもおかしくないよな。
    • 前前前世」潰されたならもう1コのヤツ歌えばええんやで、とマジレスしたいけど、ちょっとタイトルが思い出せない。Mステでなぜか上白石萌音が歌ってたヤツ。個人的に上白石萌音といったら『ちはやふる』派。『ちはやふる』はいいぞー。特に『上の句』。てか、「FLASH」歌え。
    • ラストに零一が歌う曲は明示されないってのがうまいバランスですね。もはや曲名はギャグとしか機能しない流れになってますから。高校生が盛り上がる曲名を出されても、それがリアルであればあるほどギャグとしての強度が高まりますから。ちなみに、ワタシはああいうグループでカラオケに行ったら完全に零一タイプです。脳内シミュレーションはすげぇ行われるけど、いざ歌おうとするとビビる。てか、よく考えたら歌う曲ねぇわ。曲の好みが多様化してる時代に「みんなの知ってる曲」って概念は存続してることに驚きます。高校生にもなったらみんな好きなジャンルとか好きな歌手できてマニアックな方に進む気もするんですけどね。それとは別にカラオケ用の曲を準備してるのかな。高校生やべぇな。
    • そしてオモチャにされるNo.13さん。律儀に言うこと聞いてくれて良い人やw てか、キャラデザが完全に使い捨て感あるの笑える。出た瞬間から「どうでもいい人だ」というのが伝わってくるw
  • 『デモンズプラン』
    • 本作と『オレゴラッソ』は「どうせ両方とも短期打ち切りだろ」とかボンヤリ思ってたんですが、意外と離れた。マジか。『レッドスプライト』と『ラブラッシュ』みたいなことになるかと思ったんですけどね。
    • 本編。正義欲の人の過去。死んだことにされてたノーチェって人は村長の娘だと思うんですけど、いくら探してもそれが明言されてるセリフはないのね。村長の娘でいいんだよね? なんか不安になってくる。まぁ、別にどうでもいい部分っちゃ部分なんだけど、娘を差し出すって結構大事な部分な気がするし。娘のことを “手籠めにされるだけだ” って言っちゃうって相当キてんな、ってなりますし。
    • わざわざボディカウントをしてくれる悪役さん意地悪で好き。ノーチェ1人の犠牲で村が救われる、という天秤からの「お前が1人を救おうとしたせいで3人死んだ」っての最高に意地悪。
    • んで、正義欲の人が覚醒してエンド。特別正義欲が強いっていう感じでもなかった気がするのが残念ポイントでしょうか。1人の命は地球よりも重いって判断をしちゃうのは割と分かりやすいだけに、特別コイツが正義欲が強いって気がしない。数の大小でいったら見捨てる方が正しいけど、目の前の人を見捨てるワケにはいかないってのは結構誰でもある感情なんじゃないですかね。むしろ若僧とかそういうニュアンスが強い気がする。
    • あと、話の感じからいって妹も死ぬ(もしくは寝取られる)と思うんですけど、妹関連の不幸がない状態で悪魔覚醒するんですね。勝手に最も絶望した瞬間に起こるイベントだと思ったので意外。まぁ、あの領主の人を今でも恨んでるってことは正義欲の悪魔に目覚めても勝てなかった、って話になるんでしょうね。そんで妹がアレされちゃった、みたいなのが来週語られるのかな。って2週に渡ってやるほどの大ネタだったのか。いや、先週の段階で、正義欲の人結構好きだったけども。今回正義欲感がちょっと弱かったので少し残念です。
  • 銀魂
    • 九ちゃんが出てきて女の話になったかと思ったら、「(女なら)ここにいるぞ!」と馬岱チックなセリフを吐いて登場したのが、ツッキー。おおっ、そうか、この流れでツッキーか。確かに女子供の話からの登場は熱いな。やっぱこの手の屁理屈的な流れは『銀魂』は抜群にうまい。印象的な、その回におけるキーワードを明示しておいてそれを利用した展開を見せていく、という。
    • まぁ、よく考えたら、ツッキーの出番が意外と短いな、みたいな気もせんではない。九ちゃん以下ですやん。九ちゃんと同等かそれ以上みたいなイメージありましたわ。まぁ、ツッキーは割と最近のキャラなので最終章にわざわざメインのターン用意しなくてもそこそこ出番あったでしょ?ということなのかな。最終章は出さなきゃいけないキャラがマジでつかえてますしw
  • 『歪のアマルガム
    • 先週の増ページで「なんだ人気あったのか」とか思ってたら今週ケツ。ワケがわからない……。来週は『ナンバーワン』がセンターカラーだし。謎や。
    • 本編。長年見てきた幼なじみだから化け物になろうとアイツはアイツだと分かる。なんか今週の『ゆらぎ荘』と対になってるような話だなw まさかのシンクロである。ずっと見てきたから小さな変化に気づくコガラシくんと、ずっと見てきたから大きな変化があろうと見失わない彌生。まぁ、どっちも真理ですわな。
    • んで、敵は重力を操る。すげぇ勝手な話ですけど、先日観たアニメ映画に重力を扱う人出てきたので「またかよ!」みたいなことを考えてしまう。まぁ、そこまで斬新な設定ではないので、別にええやろ、って話なんですけどね。
    • ジャンプで重力使いっていうとやっぱ『ONE PIECE』の黒ひげが巨大ですかね。もしくは万有引力という意味では『HUNGRY JOKER』。懐かしいw
    • そんな重力マンに対して六道が “お前…手が…” って言うシーン。手がどうなってるのか全然わからないんですけど、ワタシだけ? 気になったので何度も注視してるんだけど、ハッキリとした描写がない気がする。何を見落としているというのだ……。前後の話の流れ的に狂人的な自己犠牲を見せてる、とかそういう感じだと思います。多分「ペリペリ」という擬音があるので、手を犠牲にブラックホールを生み出してるとか、そんなんだと思うんですけど、ブラックホールを出す条件とか特に説明ないので謎。
    • んで、重力マンの本当の狙いは部屋ごと1,000m上昇。なるほど、なかなかハッタリが利いてて好き。まぁ、「G感じなかったのかよ」とか思わんでもないけど、マンガ的なハッタリは充分なので楽しい。重力マンの初登場時のシチュエーションの再現にもなってますよね。そういう意味でもイイ。彼の能力の本質は重力による攻撃よいも空中浮遊だった、みたいな。
  • スクールオブジャンプ
    • 表紙。気になっていたつぶ子は、いない。うへぇ、予想はしてたがマジか。ショックだわ。そしてやっぱりエンドカードが毎週描き下ろされるワケでもない。つまり今週はつぶ子描き下ろしなし。なんか泣けてくるぜ。
    • 泣けてこようと蝉麿は探します。目次ページの間違い探しがクソなので、こちらの楽しさが染みる今日この頃。
    • んで、蝉麿は右奥のロッジ。スキー板の横から顔覗かせてます。「ひょっとしたらつぶ子も蝉麿化してるのかも?」と探したけど、見つかりません。てか、いません。ショックや……(来週あたりからはこの話なるべく減らそうと思いますごめんなさい)。
    • 0の幸式
      • 函峰明治さんの猫のイラストネタ。「ペットってあんな可愛いのになんであんなに汚いんや……」というのは割とよく思うことなので凄い分かる。ウンチとかはまだ猫から発生したモノなので「まったくしょうがねぇな」ってなる余地ありますけど、ノミだともう完全に別の生物ですし。
      • 照りさんのガムのイラストネタ。こっちはノミ以上に絶望的なネタでありました。これマイナス行かないのかよ、すごいw
      • 強力除菌さんの学校でのう○こネタ。誰にも気づかれずに、というプラスの部分が「誰にも助けを求められない」というより悲劇的な状況に結びついてるのでうますぎる。もはやちょっとした伏線。
      • ようかさんの新垣結衣。まさに0という感じがどのネタよりも強くて笑った。勝手に上がって下がっただけ、という自分の中だけのドラマ。
      • 駄犬さんの四つ葉のクローバー。無に帰すという意味で0感ある。ただ、洗濯物への被害も生じかねないのでマイナスかも?(そんな大きくないか) まぁ、四つ葉のクローバーが拾えた時点で幸運を得たみたいな感じあるので0は0ですね。
    • 独特判決
      • 新コーナー。蓋を開けてみれば蝉麿の仕事が多いコーナーでした。蝉麿ファン歓喜
      • 罪と刑が因果応報みたいな関係になってるネタは面白いです。それ系だとやはりメタボスライムさん大ネタは秀逸ですかねぇ。「他人に迷惑与えてることを知れ!」という感じがすごい。
      • りるむさんのオレオレ詐欺。因果応報系のネタに見せかけてただの「お金ちょーだい」な判決なので笑った。さっきのコーナーじゃないけど、プラスが大きすぎるw
      • ウニドン\130さんのエロ本。感情に任せて冷静な判断出来てなさすぎて笑った。物理的な被害と刑のバランスが悪すぎるんだけど、気持ちはわかるw
      • マッキィさんの仮病。一瞬どういうことかと思いましたけど、ケ病ということかww
      • かわせんりきさんの山手線始発から終電まで。最後の備考でやられたw まさかの豆知識。
      • うたうたえさんのエレベーター。完全にその場で自分が実行可能な刑なので「ネタじゃなくて体験談じゃねぇの?」感。好き。
      • 草を得た獣さんの立ち読み。店での立ち読みは苦に感じたことないのに家だとなんであんなつらいんだろう、というのが身に覚えあったのでハッとした。家で立ち読みはマジで集中できない。すぐ座っちゃう。
    • おたよりコーナー
      • こういうの好き。ホント好き。「ツイキャスあるよ!」って話なんだけど、誌面上でやるのもなんか好き。これはスクジャン女子が生まれたことのプラスだなぁ。つぶ子には真似できない。悔しいが認めます。
      • スクジャン女子に対しては呼び捨てなんだーとか新鮮に感じてたけど、よく考えたら校長だったw そらそうか。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 仲間りょう版『食戟のソーマ』がOVAになったことを記念して『磯兵衛』の本編でも『食戟』回。
    • 正直言って、「うまいものを食べたら服が弾け飛ぶのって常識でしょ?」というのがジャンプの中では存在すると思うの。『左門くん』でもやってた。『食戟』がもたらした衝撃の大きさを感じさせますねw
    • ということで脱げる看板娘ちゃん。我々は『食戟』の例を知っているので、「本当にうまいもん喰ったら全裸……」というゴールが分かるんですよね。なので、そこそこうまくて部分的に爆ぜるのを見ると、「もっとだ……もっとうまいもんを用意しろ……」って気分になっちゃう。つまり超エロい。一気に全裸までいく『食戟』も当然エロいけど、「よっしゃああ!!スリット入ったぞおおおお!!!」という本作も相当エロい。
    • んで、ラスト。磯兵衛がやってくれた。看板娘ちゃんの「こんなの初めて」いただきました。せっかくの絶頂(違)なのに看板娘ちゃんの顔がちょっとギャグっぽくなってるのが本作最後の良心である。
    • とにかく、「どんずばああああ」で看板娘ちゃんのパンツが「ぱささ」。3人の心に降った白い雪ってのはやっぱザーm……ではなくパンツのことですね。はい、そりゃそうだ。
    • ということで終わり。『食戟』ネタでありながら、徐々に脱がしていくという野球拳的な要素があり『食戟』とは違ったエロさが堪能できる傑作回だったと思います。
  • 次号予告
    • 表紙が『約束』。これは今週の『鬼滅』に続いて2017年のビッグニュースだなぁ。『約束』の勢いが凄いってのは感じてたけど、ここまでとは。『鬼滅』のほぼ倍速で表紙ゲット。『左門くん』以来のスピード出世。
    • ちなみに、もうすぐ『ゆらぎ荘』1周年が来るのでそこで表紙来るかもしれません。『ゆらぎ荘』と『鬼滅』は同時期スタートなので、今週の『鬼滅』表紙は、『ゆらぎ荘』よりちょっと上、というニュアンスが込められてるのかもしれません。2週連続で1周年記念ってちょっと変だと思いますし。
    • 『約束』の表紙と同じくらい驚いたのが『ナンバーワン』のセンターカラー。すごい!! ちょっと感動してしまった。先週ほぼ同格で何ならちょっと下にいると思ってた『歪』が増ページだったので「やはりギャグは不利やで……」とか思ってたんですが、まさかのセンターカラー。これはめでたい。マジでめでたい。前作がヒットしたワケでもなけりゃ女の子かわいいが売りの作品ってワケでもありませんからね、完全に作品の人気によるカラーじゃないか。マジ感動だわ。同じトモヒロとして『レッドスプライト』の分も頑張ってほしい。
    • 『約束』は同期ということで『レッドスプライト』の分も頑張ってほしいですw てか、『約束』が人気ありすぎるから「じゃあ他の2本はもういっか」って判断が下された可能性もあるんじゃないのか……とか考え出すとダークサイド堕ちしそうだけど、まぁ『約束』も好きなので大丈夫です。『ナンバーワン』はもっと好き。
  • 目次
    • 間違い探し。「息遣いのエフェクトが多い」という正解の文章がなんか笑える。片目と血の量はこのコーナーにしては良い間違いだと思う。
    • 良い間違いってなんだ。

むしろお色気を好まず硬派な担当さんがお色気要求侍と勘違いされてそうで気の毒
(『左門くんはサモナー』)

    • 火消しに走る沼先生やさしい、とか思ったけどそもそも出火原因は沼先生なんじゃないのか、という気がせんでもない。

モバイルスタジオプロ16、快適なのですが、早くスタンドが欲しいです…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

    • おそらくデジタル作画におけるソフトの話だと思うんですけど、何言ってるのかサッパリ分からないので少し笑えてくる。
    • アナログ作画も詳しくないけど、デジタルになると余計に謎ですわ。ワタシの認識の中では念写でマンガ描いてるのと大差ない。

もし垂直に歩けたら、上空何メートルで満足するかな! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

    • ワタシは多分2mくらいで怖くなると思う。ただ、『インセプション』ごっこはやってみたい。

実家が好きで近いのでしょっちゅう帰ってしまいます。ご飯が美味しいです。感謝
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • ハライチ岩井の実家帰りたくなる話すき。
  • 愛読者アンケート
    • まずは読切について。重倶郎の印象について「かわいい/かわいくない」の選択肢がないのが信じられない。超重要な部分だと思ったんですが。まじかよん。
    • 大問2はお年玉。いくらもらったか、で10万まで選択肢あって笑った。どんな貴族だ。人数で稼ぐにしても、1人1万でも10人ですよ。『サマーウォーズ』ばりの大集合ですね。

 総括です。
 文字数。2万くらい。前回はそこそこ抑えられたのにまた増えてしまった。今週の方が書く時間作れなかったというのに。調整ができない……。

 んで、今週のベスト作品。今週は『ゆらぎ荘』かな。水に沈む幽奈さん、というショットにしびれた。
 次点はなんだろう、強いて言うなら『オレゴラッソ』かしら。スパイク買いに行くトコが個人的にはグッときました。ああいうの弱いんですよね。

 んで、今週のベストキャラを決めて終わります。こっちは次点から。

  • No.13 『青春兵器ナンバーワン』
    • 出オチでも言えるキャラだし、個性も特に見えてこないんだけど、とにかくおいしい役だったと思います。せっかくの13番なのにこの扱いw
  • アンリ マユ 『左門くんはサモナー
    • 久々に登場した、というネタが散々いじられたんですが、それがことごとくハマってた印象。久々に見たけど、アンリいいキャラしてんなぁ、としみじみ感じてしまいました。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • 看板娘 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 今週一番エロかったキャラ。間違いない。今のジャンプはエロはそこそこ充実しているんですが、いわゆる野球拳的な「あとちょっと……!」という小出しによるワクワク感あるエロというのは新鮮でした。やはり看板娘ちゃんはよその作品と比較しても充分戦える美少女キャラである。

週刊少年ジャンプ2017年08号の感想 - 北区の帰宅部

人魚姫―アンデルセンの童話〈2〉 (福音館文庫 物語)

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君の名は。(通常盤)

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レッドスプライト 1 (ジャンプコミックス)

レッドスプライト 1 (ジャンプコミックス)

 遅ればせながら買いました。記事にするほどでもないのでココに感想書くゾイ。

  • 裏表紙
    • 帯を外すとフォールさんがエロい、という仕掛けで笑った。手に取ったら即外す、という人はちょっと待った方がいい。
    • フォールさん関連だと、裏表紙から繋がる折り返しの部分にエクスキャリバーの艦長がやたらデカくいます。「やっぱこの2人は訳ありだったんやな……」というのが感じられますね。かといって「ホントはこの2人はー」みたいなことを作者が言い出したりはしないバランス。さらに、描き下ろしイラストでこの2人の幼少期と思われる姿が描かれてるのでもう完全にアレ。
  • 目次
    • やたら迫力あるけどクッソ見にくくて笑った。
  • 描き下ろしイラスト
    • 一発目に出てくるモノちゃんが異常にエロいので今回のベスト描き下ろし決定。個人的にはフォールさん越えた。
    • 巻末には子供大将。撫でてる手はデュラン先生。思わせぶりなネタが多いので一瞬パパかと勘違いしちゃいましたw
  • 両さんマユゲ
    • まさかの残し。消されると思ってたw
  • その他描き下ろし
    • マゴニアとか、アルの武器である鉄塊についての解説が載ってます。打ち切りじゃなかったとしても直接本編に使われるネタとは思わないんですけど、背景としてここまで考えてたんだねー、と驚きます。
    • 設定の説明文がなんというか、中二臭いというか、個人的にはモンハンっぽいですよね。モンハン感というのは『アイアンナイト』の時にも感じたことあるので、作者の好みなんだと思います。直接モンハンが好きというワケではなく、ああいう感じが好きなんだろうね、という。
    • タツの父親とは明言されないけど、出生に関わりそうなネタがチラッと出されてて笑う。刀の説明からそっちに派生するするとは思わないのでなかなか驚きます。打ち切りなので結果的に「使えなかったネタ」にはなるんですけど、あくまでも刀の説明のついでに出してくるのがイイね。
    • マゴニアの説明、そしてアルの鉄塊の説明があるんですけど……これ多分『アイアンナイト』ネタですよね。『ドラクエ9』と『ドラクエ10』の関係みたいに、『アイアンナイト』の未来の世界が『レッドスプライト』なんじゃあ……という思わせぶりネタ。『ドラクエ10』とは逆に『レッドスプライト』では人間しか存在してないっぽいのが気になる。きっと闇が深い歴史があるんでしょうねw
    • アイアンナイト』ネタって言ったけど、3巻の描き下ろし部分に関わる話なので連載でしか読んでない人は『レッドスプライト』買ってもピンと来ないと思います。ついでに『アイアンナイト』も買おうぜ!!(宣伝)

アイアンナイト 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アイアンナイト 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)