当ブログのジャンプ記事。読んでる作品と読んでる感想の関係は、
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub) 2017年2月13日
当ブログについての質問。先週の質問が票数少なかったので閉じこもりますw
こないだやった記事の長さについての質問の延長ですね。基本的に「全部読んでる人はほとんどいないだろうなぁ」と思いながら書いてるんですが、せっかくなんで質問。
試験的に投票期間を約1週間にします。今までは水曜くらいには切ってたんですが、よく考えたら週末にジャンプ読む人もいるんじゃないか、という風に思えてきたので。多分、時間経過と共に票数がほとんど伸びなくなると思いますが、まったく伸びないのか、1人2人現れるのか、というのが気になる。
投票期間が終わらないと投票してない人は結果が見れないので、申し訳ないです。来週の記事で報告したいと思います。
先週の質問。新連載6連弾の中で、3話以降のカラーを最速でゲトるのはどれか。藤巻先生と「その他新人3作品」が同数でトップでした。藤巻先生が勝つのは前作の人気が一番抜けてるからだと思うんですが、新人3作品の票が伸びたのが個人的には謎。「3つあるからどれか頑張るやろ」みたいな感じなのかしら。あとは、『勉強』がかわいこちゃん系の作品なのでかわいこちゃん補正でカラーが早めに与えられる可能性ってのもあるのかな。投票したくれた人がそんなことを考えたかは知りませんが。
3位が田村先生、4位が稲垣先生でした。この差は、稲垣先生の今度の相方『アイシールド』ちゃうし、ってことだと思います。多分。まぁ、ここらへんは順当なのかな。
てか、票数が少なかったです。結構関心度の高い話題だと思ったので伸びると思ったんですけどね。史上最低記録叩き出しそうな勢いでした。ビビった。やっぱ「まだ始まってないから知らねぇよ」ってことなのかなぁw 申し訳ない。
票数が伸びるのは、既にファンが多数存在している作品についての質問の時ってことなのかな。まぁ、今後は当ブログについての質問も多くなると思います。こないだそこそこ多かったので楽しかったです。
はい、ジャンプ11号。新連載6連弾の2発目。
- 背表紙
- 「ナミ登場」で予想通り。まぁ、これは絶対くるから毎週待ち伏せしてればいつかは当たるヤツなんですけど。
- 次。ウソップまで飛ぶか、その前にバギーが来るか。それともゾロの時みたいに、ゾロの入団を受けたルフィのリアクションになるか。もっかいナミってのもあり得る。ただなぁ、ナミの場合はアーロンパークで大ネタ控えてますからねぇ。そこで「助けて」か「当たり前だ」のどちらかが当確だと思うんですよ。そう考えると、ナミはそこまでお預けで、やっぱルフィになるのかな。
- ということで、次はルフィ。
- 表紙
- 新連載。新連載の表紙は特に感想が浮かばなくて困る……んですが、今回は浮かんだ。今までに発表されてた本作のキービジュアルって、主人公の小指から糸が伸びてるものだったと思うんですよ。バトルモノの予感もしますが、「小指から糸」ってのはどう考えても運命の赤い糸ですよね。本編を読んだらやっぱ出てきました。
- が、今回の表紙。糸は糸でも、小指要素はない。表紙の中央に垂直に伸びた糸を主人公が掴んでます。これを運命の赤い糸を読みとるのは無理があると思います。これは多分『蜘蛛の糸』モチーフだと思うんですよ。地獄に伸びた救いの糸、とかそんなニュアンスなのではないでしょうか。初回の内容もディストピアの紹介みたいな感じだったので、カンダタが掴む糸というデザインは納得できると思います。カンダタって言っても魔法の迷宮で粗品くれる人じゃないですよ。元ネタの方ですよ(『ドラクエ10』脳)(てかコレが言いたかっただけ)。
- 「ヒロイン大集合」SPポスター
- バレンタイン特別企画。佐伯先生が現連載陣のヒロインちゃんを描き下ろします。今週の目玉でしょう。ぶっちゃけ、ここだけ感想書けば今週は終わりでいいんじゃないかな、という感じが少しあります。
- バレンタインということで、チョコを渡す、というのがテーマ。なぜか学園縛り、制服というドレスコード。制服信仰は異常だし気持ち悪いから少し気をつけた方がいい、というのがここ数年個人的によく考えることなんですが、今回も見事にそれ。まぁ、ただね、ジャンプの連載作を考えると学園モノは多いので、何か服にテーマを設けるなら制服も合理的とは思います。とりあえず、水着よりは断然おもしろかったと思います。
- 個別の話に行く前に、先週も言ったこと繰り返しておくと、今回はミウラ師匠が担当すると思ったんですよねぇ。佐伯先生でショック、とは言わないけど、意外。まぁ、『ゆらぎ荘』が50話記念で単独ポスターという企画が裏でやってるので、それと同時にバレンタイン企画もやらせるのは酷だろう、という話かもしれません。
- 扱いがどうなるか気になってた、新連載6連弾。全部スルーでした。『勉強』も『U19』もナシ。まぁ、英断かなと思います。誰コレ案件になりがちですから。それと『勉強』どっち出したらいいのかマジで分からんw
- では、個別に拾っていきます。なんとなく横書きの順で行くけど、どこで改行かは怪しいのでテキトーです。
-
- 『BORUTOーボルト-』
- 今回のサプライズ枠。まさかのサラダ。この手の集合企画には不参加なことが多いので今回もいないと思ってました。サラダ好きなので嬉しいですよ。サラダのおかげでメガネが2人。
- 『BORUTO』に制服はないので、サラダの制服は佐伯先生デザインでしょう。「このキャラにはこういう制服かなぁー」と考えたんでしょうね。絶対水着の時よりもやりやすかったと思う。
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 幽奈さん。佐伯先生が、ミウラ師匠のキャラを!!と感動ですね。今週は絶対目次コメントこの話だと思ったんですが、違ったw
- 元々佐伯先生とミウラ師匠は似た路線なので、佐伯幽奈さんに違和感はないですね。フツーにいつも通りかわいい、という感じ。それよりも裸足なのが気になる。どっか特定の回を参考に描いた、とかそんなんかしら。
- 『僕のヒーローアカデミア』
- お茶子。幽奈さんとお茶子、ジャンプが誇る二大ふわふわヒロインですね。今回はそこにサラダが加わって制空権を争ってます。まさか空に3人もいるとはなぁw
- 堀越先生特有のムチムチ感を佐伯先生が再現すると、なんかエロいw 服の皺とか「お茶子そんなんちゃうねん!」みたいな感じあって楽しい。
- 『左門くんはサモナー』
- てっしー。前回のヒロインポスターの時にはいなかった新進気鋭のヒロインだと思います。劇中における完璧美少女扱いは照橋さんと比較するのが正しいと思います。そんなワケで、今回の目玉キャラだと思ってたんですが、意外と小さい扱いであった。まぁ、よく考えたら集合ポスターでキャラを立たせにくい個性ではあったのかな。ツッコミとか無理だし。
- サラダ、幽奈さん、お茶子という3人は少し分かりにくかったけど、今回のポスター、佐伯先生かなり各作品を再現してます。かなり気合い入ってる。水着ポスターの時はどれも佐伯色が強かったと思うんですが、今回は丁寧にそれぞれの画風に寄せてる。水着よりも個性が出しやすいのも関係してるのかな。とにかく「佐伯先生どんだけ器用なんだ……」とドン引きしました。
- そんな佐伯てっしー。光沢感ある髪とか(ちょっと堅そう)、目とか、すげぇ沼っぽい。メチャクチャ寄せてるのが分かると思います。ただ、沼タッチの個性が強力なんでしょうね。佐伯感と沼感が妙に食い合わずちょっとだけ違和感が残ってると思います。ある意味、佐伯感が一番弱い。
- 『青春兵器ナンバーワン』
- 委員長。アンヌ隊員ドンマイw
- 割と鬼門だと思ってたんですよ。デフォルメの度合いが強すぎるでしょ、『青春兵器』。なんだけど、実際に見てみて、奇跡的に噛み合ってるじゃないか……。めっちゃ可愛いし、それでいて原作の感じもすげぇ再現されてる。今回最も「佐伯先生バケモンかよ!」ってなったキャラの1人です。
- 巨大すぎる髪飾り。原作だと「絶対コレ目印だよね」と思ってたんですが、当然今回のポスターでも目印として機能してます。ぶっちゃけ顔だけでも分かるんですけど、物的証拠として髪飾りが機能してると思います。こういう記号を付けるのって大事なんでしょうね。
- 『歪のアマルガム』
- 弥生……って字が違うか。変換めんどいねん。彌生。個人的には今回の没個性グランプリ優勝なんですけど、真っ赤な髪のおかげで一目瞭然ではありますね。てか、今回ね、前回の水着ポスターの時みたいに「えっ 誰だろうこれ……」ってなるキャラが1人もいなかったんですよ。どれも一目で分かりました。しゅごい。
- 没個性とか言ったけど、やっぱ何だかんだでいい感じに再現されてるんですよね。1人だけ少しだけデフォルメの入ってるのは佐伯先生の逃げなのか、キャラ立たせてあげようという優しさなのか。
- 『デモンズプラン』
- ナミじゃない人……っていうの本当に失礼だな。本編の感想ならともかく(それもダメだよ)。サルビア。
- 『歪』と並ぶ誰コレ度の高い案件ではあると思います。ただ、劇中で青い髪であることがセリフで出てきたこともあって、「あーアイツか」ってなりました。個人的にはこの色の髪を見ると渚くんを思い出して悲しくなるんですよね……
- ちなみに、制服は佐伯オリジナルです。とはいえ、まぁ無難かな。
- 『約束のネバーランド』
- エマ。今一番勢いのある作品ではあるんですが、エマの魅力でグイグイ引っ張っていくようなタイプの作品ではないので、意外とこういう集合企画でパッとしないことが多いと思います。ただ、髪の感じとかすげぇ再現されてるので誰だか分からないことはないと思います。物的証拠として、首の番号もありますし。首の番号はねぇ、目印的な記号としては強力なんですけど、本編のことを考えると「こっちの世界でも家畜なのか……」って少し落ち込みますw せっかく佐伯オリジナルの制服でおめかししてるっていうのにね。
- 原作では顔と同じ高さくらいあるアホ毛が、佐伯版ではちょっと控えめ。地味に難しかったポイントなのかな。
- どうでもいいけど、一番パンチラが危ない。てか、幽奈さんにパンチラさせてほしかったですねぇ。師匠キャラということで気負ったか。
- 『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
- わたりん。若手作品じゃないけど少し鬼門だったと思います。つっちーほどじゃないけど、地味です。あと、チカ子と微妙に被ってる。多分この問題は佐伯先生も気を付けたんだと思います。チカ子は例の口で葦原感を出してます。一方、わたりんは、競技ダンスのポーズ。ああーこの感じ、合併号の集合表紙でつっちーがよくやる手法だw
- ただ、いい感じに再現は出来てるので、ポーズで強引に「わたりんですよー」と主張しなくても大丈夫だったと思いますね。やっぱチカ子との兼ね合いなのかなぁw
- 『オレゴラッソ』
- 女マネ……だからそういう呼称よくない。花森さんですね。
- 若手作品は没個性になりがちなんですが、個人的にココは密かに期待してました。目印的な記号も強いし、他と一線を画す美少女感だと思ってたんですよね。なんだけど、割とフツー。もうちょっと跳ねるかと思ってました。まぁ、猫目な感じとか丁寧に再現されてるあたり、さすがですよね。
- 『火ノ丸相撲』
- レイナ様。今回一番笑ったのがココ。磯兵衛よりも笑った。1人だけガラ悪すぎるよw レイナ様はレイナ様でもかなり初期のレイナ様だよ。底意地の悪さが全面に出ちゃってる。これはやられたなぁ。いいじゃん、もっと可愛く描いたって。レイナ様だって本編でそこそこデレてるんですよ。
- そして、今週の『火ノ丸相撲』本編、まさかのレイナ様大活躍なのでさらに笑った。
- 『食戟のソーマ』
- えりな様。最前列は譲るけど、ほぼセンターですね。佐伯先生の配慮が見えます。
- 「うまいこと寄せたなぁ」と感動してばっかりのポスターの中だと、いつも通りのえりな様見るとなんか安心しますね。ほっとするw
- 逆に言うと、今回も佐伯先生が担当したせいで、えりな様は他作家に描いてもらう機会を逃した形になるんですよね。まぁ、ミウラ師匠が担当しても画風近いからそこまでのオモシロにはならなかったかもしれませんが、ちょっと残念ですよね。
- 『ワールドトリガー』
- チカキャノン。サラダほどではないけど、ちょっとだけサプライズ枠。しばらく学校来てなかったアイツの姿を久々に見た、みたいな感動があります。
- 『ワールドトリガー』自体がサプライズなんですけど、チカ子という選出も少しだけサプライズ。前回の水着ポスターではキトラだったんですよね。まぁ、その後のアニメ化ヒロイン集合ショート漫画ではチカ子だったんですが。
- てか、葦原感の再現ヤバイですね。めっちゃ葦原キャラしてるんですけど、佐伯キャラ的な可愛さも立っててスゴイ。『青春兵器』もそうだけど、淡泊すぎるデザインは意外と相性いいのかもしれませんね。
- 『ワールドトリガー』は出席だけど、『HUNTER×HUNTER』は欠席。首が痛いはセーフ。腰が痛いはアウト。まぁ、『HUNTER×HUNTER』は出席したとしてもヒロイン誰やねん、という問題はありますね。今だとチードル?(自分で言っといてアレだけどねーわw)
- 『鬼滅の刃』
- パントマイムねずこ。カゴ&猿ぐつわという記号が強すぎるので佐伯先生的には楽勝だったと思います。むしろ伸び伸びと遊べたのではないか。猿ぐつわをチョコに置き換えるというネタもアイディア賞だったと思います。
- カゴに入っててほとんど見えないけど、一応制服がオリジナルですね。まぁ、シンプルなブレザーです。わたりんのリボンをネクタイに代えたら大体同じ。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 照橋さん。個人的に水着ポスターの時には「照橋さん完璧美少女なのに意外と没個性やん……」と衝撃でした。よく考えたら、キャラデザ的な個性はそんなないんですよね。シンプルな美少女ということなんでしょう。
- が、今回は制服のせいもあってか、一発で照橋さんと分かりますね。前回はそもそも照橋さんと認識するのに時間がかかったんやで……。『斉木』の制服に特別なものを感じたことなかったんですが、こうして並んでみると個性がしっかりあるんですね。
- あと、照橋さん、チョコを渡す顔が若干ドヤってますね。ドヤってるというか、高圧的というか、圧倒的な自信が窺えます。照橋さんの裏の顔が透けて見えるようで最高だと思います。こういう再現も見事ですね。個人的な好みだけど、照橋さんはデレデレしてるよりもこういう方が魅力的だと思いますね。最近減ったけど。
- 『ブラッククローバー』
- ノエル。最前列でございます。ジャンプヒエラルキー的には『ヒロアカ』が最前列で然るべきなんですけど、お茶子は空中という特別枠なので除外です。
- 非常にツンデレ感が出ててノエルっぽいと思います。こうして並びで見ると、意外と正統派なツンデレって少ないですね。ツンデレ感あるのは、あとえりな様かしら。レイナ様はツンデレというよりヤンデレ(ヤンキー的な意味で)。
- ファンタジーの住人なので当然制服はオリジナル。最前列なのでほぼ全身が見えるので割と誰コレになりかねない案件だと思います。ただ、真っ白な髪が強烈ですね。画風の再現も見事。そして決め手はやっぱツンデレ感あるチョコの渡し方だと思うんですよ。あのツンデレ感を見たら「あっ ノエルだ……」ってなると思います。佐伯先生マジ器用。
- 『ONE PIECE』
- ナミ。オレンジの髪とかログポースとかナミならではの記号はしっかりあるんですが、「一番でかいのがナミで決まりや」というのがあるので迷うことはないですw
- ポスターを占める面積も大きいけど、胸も大きいです。2016年はいろんな有名作品が終わりましたけど、それは同時に麗子や織姫といった巨乳キャラがいなくなったことも意味してたんですね。今やジャンプを支える巨乳はナミくらいなもんかもしれない。えりな様、幽奈さんもエロ枠として健闘してると思いますけど、巨乳イメージというのはそんなに強くない気がします。
- 多分今回の企画は「誰からチョコもらいたい?」ってワイワイ妄想するのが正しい楽しみ方だと思うんですけど、ナミからは絶対にチョコもらいたくないです。凄いお返しを要求されそうで怖いw
- 『銀魂』
- 神楽。なぜか異常にハマる佐伯神楽。相変わらず超かわいいです。ハシカンで実写化するのも納得です。
- そして、本ポスターで唯一、チョコを食べちゃってるんですよね。こういうキャラの立て方もうまいよなぁ。アニメ化ヒロイン集合のショート漫画を『食戟』コンビが担当した時もそうでしたけど、異常に神楽の扱いがうまい。チョコ喰ってるのもそうだけど、上目遣いになってるのもポイント高いですねぇ。神楽はこのメンツでも珍しい年下キャラなんですが、それがしっかり活かされてる。なぜか佐伯先生の異常に愛されるジャンプヒロイン、それが神楽。ハマりすぎである。
- 『ハイキュー!!』
- 潔子さん。過去の佐伯ワーク的にドハマリしてるジャンプヒロインが神楽の他にもう1人いて、それが潔子さん。アニメ化ヒロイン集合ショート漫画の時には『食戟』の世界を舞台にしておきながら一番エロい、という扱い(てかオチ)を任されたキャラなのである。そんな佐伯潔子さん、相変わらずクッソエロい。唯一の完全横顔というのも潔子さんのキャラクターとあってると思いますね。
- ちなみに、潔子さん、完全にジャンプヒロインNo.2の座を保持しております。その証拠が今週のジャンプ表紙。最上段。バレンタインポスターの紹介文が、「ナミが!? 潔子さんが!? Jヒロイン集結!」になってるんですよね。いつの間にか登り詰めてる感ある。まぁ、ジャンプヒエルキー的にもNo.2は分かると思います。ヒエラルキー的に『ハイキュー』と並ぶのは『ヒロアカ』『ブラクロ』なんですが、お茶子やノエルは作中で美少女扱いをあまりされてないって差もあるのかな……と潔子さんファンが言っても説得力ないですね。
- 『BORUTOーボルト-』
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- ということで終わり……じゃない。この手の企画では常にダークホースになってしまう『磯兵衛』。看板娘ちゃんでも母上でもなく、まさかの磯兵衛人形でした。佐伯のヤロウ、逃げやがったなww さすがに浮世絵は扱いに困ったか。ガン無視して完全佐伯風にするのも手だと思いますけど、それだと誰だか分かりにくくなっちゃう可能性ありますもんね。看板娘ちゃんもそれほど個性の強いヒロインじゃないし。母上だったら例の穴から顔出せばアリだったかも。
- といういことで、終わり。サプライズ選出あり、サプライズ不選出もあり、大充実の内容だったと思います。とにかく佐伯先生の再現っぷりがエグい。水着ポスターの時とはクオリティーが段違いだと思います。とにかくよかった。ありがとう佐伯先生、さようなら冨樫(オチにすんな)。
- 優勝とか決めたくなるんですけど、どうなんでしょうね。難しい。とりあえず、新キャラ部門はノエル、前回からの上昇率部門は照橋さん、再現部門では委員長とチカ子かなぁ。違和感部門ではてっしーで。
- 総合優勝は、やっぱ潔子さんと神楽の2択になっちゃいますねぇ。過去の経験もあってか、扱いがうますぎるんですよ。ここだけ佐伯先生にハマってるのが明らかじゃないですか。マジ最高でしょ。可愛すぎるよ。この2人で『食戟』ヒロイン皆殺しに出来そうなレベル。
- うーん、総合優勝悩みますねぇ。どっちも最高ですからねぇ。……じゃあ、優勝はレイナ様で!!(オチにすんな)
- 「幽奈さん」SPポスター
- 佐伯ポスターの裏はミウラ師匠の描き下ろしバレンタインポスター。一応50話突破記念でもあります。ツイッターの方では連載1周年の件に言及してたので、多分誌面上で1周年記念がどうこうという話は出てこないと思います。表紙はない、センターカラーでもない、けど特別カラー企画は巻頭である、という不思議な結果でした。これは予想できないでしょ……許してつかぁさい……
- んで、ポスター。こちらは制服の上からコート着ててこれまた可愛い。そーいや、浴衣ではない。個人的には浴衣好きなんですけどね。最近本編でも少な目な気がする。まぁ、単純に舞台の影響なんでしょうけど。
- ちなみに、パンツ見えます。こういうちゃんとした場で、晴れの舞台で堂々とパンツ出してくるのがミウラ師匠の良い所だと思います。佐伯ポスターでもパンツやってほしかったなぁw
- 読者プレゼント
- 異常事態発生である。パッと見で「なんか雰囲気違うなぁ」とかボンヤリ思ったんですが、よく見てみたら東宝シンデレラらしい。「東宝シンデレラかみやあまねに選バレンタイン」である。か、かみやあまねって誰や……。
- 早速ググる。どうやら今回の東宝シンデレラには「集英社賞」というのが創設されたらしく、その中には各雑誌の賞に分かれてるらしい。受賞者はその雑誌デビューが約束される。んで、少年ジャンプ賞に輝いたのが、神谷天音嬢。13歳という年齢に軽く引きました(老いを感じる)。
- ものすごく失礼な話になるんですけど、集英社賞の中における少年ジャンプ賞、ハズレでしょ。雑誌デビューできるって言われて出てくんのココかよ!!って話ですよ。スクジャンのツイキャスに出た方がおいしい気がする。他の集英社賞、ノンノとかセブンティーンとか少女漫画雑誌ですよ。ジャンプ系だとヤングジャンプもある。ヤングジャンプはグラビアあるからなぁ。グラビアをやるかは分からないけど、読者プレゼントページよりはマシだと思う。ただし、今回のこの人はノンノ賞も同時受賞してるので安心である。つまり、ジャンプでの出番はもうなくても大丈夫。来年以降はまた心配。
- 『U19』木村勇治
- 新連載。アンダーナインティーン。今回の6連弾の中では割と普通の新人さん、という認識です。『ニセコイ』のスピンオフやってたり、金未来杯優勝はしてない。まぁ、読切はやってるので熱心な読者の中にはファンいると思います。個人的には植物ゾンビみたいなヤツ覚えてますよ。
- 巻頭カラー。子供が大人に支配されてるディストピアモノということで、開幕のカラーで坊主にされる女子高生。先制パンチとしてはなかなか強烈だと思います。ケガを負わせるワケではないし、血が出るワケではないけど、それと同レベルに許し難い行為ですよね。これは良い胸糞。
- カラー扉。新連載あるあるですけど、若干のネタバレ。「あーメガネくん仲間になるんだ」とか分かっちゃう。まぁ、仕方ないですね。てか、本編だけ読んでも怪しかったからおkやで。
- カラー扉。主人公チームと思われる5人の髪の色がキレイに分かれてる。ちょっとしたゴレンジャー感あると思います。
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- 本編。舞台は茨城県日立市。まさかのガチ地名である。学校の名前は遠山高校。ジャンプ連載作におけるダジャレ校名率は異常、と常々思ってるんですが、本作は割とフツー。多分ダジャレではないよね。今後なんか出てくるかもしれないけど。
- 学校に置いてある銅像が象徴的。マッチョな大人が子供を抱き抱えてる。こういうディストピアモノに出てくる皮肉な銅像って好きなんですよねぇ。『第9地区』のアレとか。キレイゴト感あるのが最高ですよね。
- 歴史の授業で設定の説明。割とよくある手法ですけど、効果的だと思います。先週が説明ヘタクソだった印象があるので余計に。「歴史の授業→大人(先生)が理不尽なタイミングで黒板を消す→急いで書くために左利きの人がペンを持ち替える→左利きを叱る」という流れとか見事でしたよ。めちゃくちゃ自然ですよね。「立派な大人」というのが偽善であり、ただの支配であることがもう分かると思います。左利きの矯正という何の意味もないけど、とりあえず支配、という馬鹿馬鹿しさですね。多様性の否定という意味ではトランプ政権を連想しちゃいますね。ディストピアを地で行くアメリカさすがだわ(日本も笑えません)。
- んで、委員長がメガネ。素晴らしい。優等生、ガリ勉はメガネをかける、常識ですね。そこに本作の設定が加わると、「支配者の犬」というニュアンスも乗っかります。ただ、あまりに絵に描いたような優等生かつ犬っぷりを発揮してくる。同級生に陰口言われてたりして、ポイント稼ぎなのが見え見え、というのが描かれる。ここでこの優等生っぷりは演技なんじゃないか……と怪しくなってくると思います。まぁ、扉がネタバレっぽいんですけど、それがなくても充分怪しく描けてますよね。そうだとすると、このメガネは変装とか仮の姿の象徴になるワケで、『BLEACH』藍染パターン。まぁ、コイツの場合は、本性を明らかにしてもメガネ外さないと思いますけどね。じゃあ、『ONE PIECE』のクロ。
- 前時代的暴力教師の象徴、バケツを持って廊下に立っとれ。個人的には『ドラえもん』のイメージ強いですねぇ。そんな罰に対して、「廊下に立ってる間授業受けられないじゃないですか」という指摘が正論すぎる。そりゃそうだ。要は支配したいだけですよね。本作とも非常にマッチしてると思います。正論を言わずにはいられない、という主人公の説明にもなってていい感じ。やはり説明がうまい作品はそれだけでエンターテイメントになり得ますね。
- 20歳になる時に子供はランク付けをされて大人になる……という説明の場面で、黒板の文字がすげぇ汚い。手書き感は満載ですけど、教師だったらもうちょっと字キレイだろ、という気もしてくる。超どーでもいいですけどね。まぁ、インチキ教師なので字が汚い、という演出である可能性も……なくはないけど考えすぎだろうなぁw
- 巻頭カラーの坊主ちゃんにウィッグのプレゼント。ウィッグというのはすげぇ良いと思うんですけど、落ちた髪の毛拾い集めたのか……と思うと “ナニ怖っ!!!” ってなるのも納得しちゃいますね。いや、すげぇ優しいのは分かるんだけどw
- そんな学生だけの時間の駄話。意外と楽しそう、ってのが素晴らしいです。ディストピアなんだから徹底的に暗い話だけ描いてもいいんだけど、そんな世界でもたくましく元気に、何ならそれなりに楽しく生きてますよ、というのがすげぇリアルに感じます。大人の支配ぶりがかなり極端でちょっとギャグっぽくも見えかねないんですけど、この案外明るくやってる姿を見ると急に世界観に説得力を感じました。ホントにこの世界は回ってるんだな、という実感。すごくいい。
- リビドーとかいう超能力。若干「結局能力バトルかー」とか思っちゃいました。少し残念。ただ、よく考えたら鬱屈した思春期を過ごしてる少年が超能力に目覚めて世界をメチャクチャにする……というのは鉄板の設定ですよね。『キャリー』とか『クロニクル』とか。『AKIRA』も似た並びかしら。そう考えると、ちょっとワクワクしてきました。
- 貧困層、ブルーカラーを虜にして勢力を拡大した大人党。だけど、政権を握ってからも彼らが豊かになるワケではなく搾取するだけ……ってマジでいよいよトランプだな。これはさすがに狙ってるだろ。いや、絵に描いたようなディストピアを地で行っちゃうトランプのヤバさが異常って話かもしれないんですが。
- ちなみに、ヒロインの父親はメガネ。とにかく父親はメガネかけがち、という法則ありますねぇ。『ヒロアカ』爆豪家、『ゆらぎ荘』宮崎家もそう。メガネ率異常。
- んで、起承転結の転。遺伝子検査。ちょっと分かりづらかったんですが、従来の大人査定に健康状態におけるランク付けもプラスしたもの、ということだと思います。もちろん裏の思惑は別にあるんでしょうけど。血液検査で大人ランクが計れる、ってのがちょっと飲み込みづらかったです。無理でしょw
- ということで、ヒロインの転校が決まって、主人公が超能力に目覚めようとした所でエンド。おおっ、マジか。初回で大体それなりに完結するものだと思ってたんですけど、ガンガン続くんですね。2話か3話で序章としてワンセットという感じなのかな。目覚めようとしてる超能力が血液検査によるものなのか、単にストレスなのか、微妙に分からない。多分後者なんだろうけど、右手なのが気になるんですよねぇ。
- とにかく、初回終わり。初回単位での評価としては先週より遙かに好きですねぇ。説明がうまいですよ。ディストピア設定の魅力ってのもなくはないけど、その世界観の見せ方が自然なので引き込まれました。特に何だかんだ言っても子供たちは楽しく暮らしてる、という描写が白眉でしたねぇ。奪われる日常、というよりは世界観の厚みの部分だと思います。あの描写があるだけで「あっ 本作は違う」という感じがありました。来週以降はもうちょっと身構えて読まなくちゃなぁ。
- 『ブラッククローバー』
- アスタ覚醒かと思ったら、精神世界でアスタの中の悪魔みたいな人と出会う。食欲の悪魔ですねw もしくは斬月のオッサン。
- 要するに、覚醒展開としてはおもっくそベタです。ジャンプのレジェンドたちが通った道なので本作に対してちょっとイマイチに感じたんですが、読み進めると、それに対してギャグ的なリアクションを重ねるアスタに魅了されました。やっぱいいなぁ、アスタのこのノリw 本作の魅力はアスタの魅力であることを改めて痛感しました。
- んで、いつものアスタの脳筋なノリ、熱血なノリで進むのかと思ったら……“オレの魔法だ” の見開き。ごめん、ゴチャゴチャ言ったけど、超カッコよかったです。読んでてフツーに声漏れたわ。かっけぇ……。
- 精神世界から現実に急に戻った印象ありますけど、アスタの意識という視点で考えたら途切れることなく一続きなんですよね。精神世界で諦めなかったから身体を支配されることなく現実で意識を取り戻した、ってワケですから。
- んで、魔女王からの説明。アスタが選ばれし者ではないから覚醒できた、という話ですね。これはうまい。明らかに昨今のジャンプ漫画における主人公選ばれすぎ問題を意識してますよね。本作はベタをてらいなく真っ正面から全力で描くことが魅力だと思ってたんですが、意外とベタへの外しもやってのけた。よくある覚醒展開とか言いましたけど、理屈が全然よくないんですね。これはうまいなぁ。見せ方にも痺れたけど、理屈もいいなぁ。片翼とか「セフィロスかよ」とか言いたくなるくらいベタだし、中二全開なんですけど、その周囲が一捻り入ってるのでクッソ燃える。やばい、おもしろすぎる。ワタシは『ブラクロ』のこと結構評価してる方だと思ってましたけど、全然足りてなかった……。
- “オレはどいつもこいつも蹴落として登って来たんだ!!” というカズレーザーがアスタと対照的になってる、ってのもイイですよね。序盤にあったアスタの “お陰で見上げて駆け登れるぜ” とも呼応してるワケですね。当然直後の “高め合ったオレの方が強い!!!” もそう。あかん、アスタさんかっこよすぎ……(ウットリ)
- 『ONE PIECE』
- 先週サンジに一蹴された始末屋さん、意外とカッコよかったw まぁ、カッコイイんだけど、こういう時にホウレンソウを怠るのはマム一味の悪い点ですよね。こういうの多いですよ。まぁ、マムの統制が悪いんでしょうね。
- チョニキ一行のブルック救出。寝てる巨人の手元から何かを奪う、っていうの、すごいおとぎ話みたいで好き。明確に元ネタある気もするけど、それっぽいってだけでもすげぇ満足。
- んで、マムのベッドを守る雲、太陽、帽子。帽子から剣が飛び出てましたね。そうか、そうやって攻撃するのか。割とパッとしない印象もありますけど、寝てるマムとは別個に動く、マムの意識とは別に完全オートで戦う、ってのは厄介なんでしょうね。
- ブルックの偽物を用意して、ブルック奪還戦。偽物とすり替えるってのはちょっと『レイダース』っぽいかも。とにかく、「CHALLENGE 1」と出た瞬間に失敗が分かるので、一気にギャグテイストになるの、楽しいですね。マムを起こさないように……という状況は緊張感溢れてるんですけど、実際はギャグベース。
- んで、写しは入手済みだったブルック。有能すぎるのに笑える、という不思議な語り口w まぁ、よく考えれば、ブルックは早業の達人なんですよね。なので、この手の仕事が常人離れした速さでも不思議はないのかもしれない。そして、ソルソルの実との相性の良さ。さらには、骸骨の頭部に写しを隠してた、というブルックにしか出来ない隠蔽方法。これらすべてが奇跡的に合致したことで、ミッションクリアした、というワケですよね。マムに見つかる前に写しは入手してた、というトリックみたいな語りは見つかっても、裸にされても隠し通せるブルックだからこそ成立したんですね。これはやられた。
- そんなブルック奪還と平行的に描かれてたサンジのルフィ捜索。要するに麦わらの一味が次々と合流してる、というワケですね。んで、ラストにルフィ発見。腹ペコでミイラ寸前です。やっぱあの弁当で足りるのか心配になってくるw 来週以降なんか理屈用意してくるのかな。
- 読者プレゼント応募のきまり
- いつもはスルーしてるページなんですけど、今週は4コマが面白かったんですよ。懸賞の中のオススメを紹介するものなんですが、プロジェクターの使い道が親父のAV、という結構ギョッとする開幕から引き込まれます。そしてオチも見事でした。ジャンプでは非常に貴重な4コマが楽しめるページなんですが、今週は特によかったです。
- どうでもいいけど、今マガジンって4コマが3作品も連載してるんですね。極端に分かれすぎやろw
- 『ハイキュー!!』
- センターカラーは3年ズ。おさげ潔子さんが尊い。佐伯潔子さんもいいけど、やっぱり本家もいい。潔子さん最強説。
- 本編。今日もカップルがかわいい。笑ってる1コマしか出番ないけど、多幸感ある。
- 旭さんサーブ。“80%…” と心の中でつぶやいてる場面のバトル漫画っぽさすごい。いや、別に現実でもあることだと思うんですけど、数値化されるとバトル漫画連想してしまう。なんだろうな、この感じ。なんだかんだいって数値化するバトル漫画好きなのかな。
- サクサクと点が進み続けるんですけど、日向の囮に釣られてる描写がチラッと入る感じとかイイですよね。今までの蓄積があるから最低限の描写で「日向やるじゃん」ってなる。
- んで、相手校の意地。“そこは「俺が取る」って言ってほしいよね 3年的には” というやり取りの直後に意表を突いたツーを決めるのが別の3年、ってのがイイ。ただ単にツーを決められるでも「くそぉおおお!」ってなって楽しいけど、そこ前にちょっとしたやり取りを入れることでドラマを感じる。
- 影山とツッキーの無言会話。ツッキー勝手に決めつけてキレてて笑った。そしてそれは合ってるw 影山のコミュニケーション不足、意志疎通不足問題を感じる場面ではあるけど、無言で会話が成立する程度にはコミュニケーションが取れてる、というバランス。伸びしろですね(ホンダ)。
- そんな1年のすれ違いを予期してたのが大地さん。烏野の3年もスゲェんだぜ、というドラマですよね。繰り返しになって申し訳ないけど、ホント1話単位の完成度がヤバイ。そして、そっからのスガさんinでエンド。センターカラーが3年押しだったのはこういうことだったんですね。
- 『約束のネバーランド』
- 扉。笑顔の子供たちの集合図。最終回感あって少し笑った。ただ、よく見ると、ノーマンがいない。エマが中心であることを考えてもこれはノーマンから見た視点ということなんでしょう。
- 本編。レイのママに対する “ババァ!!”。ちょっと笑った。やっぱババァって言葉は生理的に好き。まむちゃんイズム。このレイのババァ呼びは単なる蔑称ではなく、ママの存在ががグランマに近づきつつある、ということを暗に示している可能性もあるのかな。若干コジツケ感あるけどw
- エマ怪我、ノーマン出荷。ということでレイが燃える。ママに捨てられたことで吹っ切れたってのもあるのかもしれません。レイが珍しく熱血です。めっちゃ能動的な発言を繰り返す。やっぱババァが発端のような気もする。
- エマとノーマン。自身の出荷は二の次で計画のことを喋るノーマンと、「そんなことよりテメェの心配しろよ」なエマ。そんなエマを察知してノーマンが凹む、というのが印象的ですね。あくまでもノーマンが凹むスイッチはエマ。そっからやっと生への執着が生まれる。単に死にたくない、ではなくエマと一緒にいたい、という気持ちが強いんでしょうね。
- そんなノーマンのイビツさに気づいてるのがレイ。逃がしたいけど、ノーマンにその意志がないのが最大の問題。エマも狂気抱えてるけど、やっぱ一番の狂気はノーマンだよね、というのを再認識しました。半見開きの今週の決めシーン、ノーマンが右手に持ったコップの水面にノーマンの顔が映り込んでる。カメラ、コップ、顔という位置関係的にあり得ないショットだと思うんですけど、そんな違和感があるからこそ印象的に見える、とうい感じなのかな。当然ノーマンの二面性を象徴してるのでしょう。こういうショットをさらっとやってのけちゃうのは本作の強みですよねぇ。
- 『食戟のソーマ』
- ソーマパパの無茶振りに動揺するえりな様。えりな様のギャグ顔好きだわぁw ひょっとしたら一番好きなトコかもしれん。
- 連隊の件を知らされる十傑たち。もも先輩が将棋をしてるのが印象的です。ももの歩!!(言いたいだけ)
- そんな十傑の中で、すっかりオモチャとして定着してる叡山先輩。いいなぁ、愛されキャラすぎる。対決の時から顔芸を突き詰めてるキャラでしたけど、オモチャにされても顔芸、という新境地開拓。「なんだかんだ言ってもお前ら仲良さそうだなw」って感じ、この手の敵幹部集合シーンの魅力の1つかもしれない。敵で不気味だし、怖いんだけど、ちょっとほっこりする。
- 場面はソーマくんたちに戻るけど、今回のメインはえりな様。えりな様覚醒回でした。無言で無茶な料理に付き合わされることで、えりな様の呪縛が解ける。これはうまいですね。なるほど度高い。このルールを誰が設定しましたか、って話なんですよ。じぃじの愛を感じる。
- 『ぼくたちは勉強ができない』
- 2話目なのでセンターカラー。今後唯我くんがカラーをもらうことはあるのだろうか。
- サブタイは、「天才の憧憬は[X]である」。Xシリーズが続くようですね。容疑者が献身するしかない。
- 本編。学園のかわいこちゃんツートップに囲まれて羨ましがられる主人公。そして、「よく考えたらメッチャかわいいやんけ!」となる主人公。結構ココってポイントだと思います。『ニセコイ』や『ゆらぎ荘』に比べてもかなり露骨に羨ましがられてるし、役得を認識してる。まぁ、「なんで教育係なんてやらなきゃいけないんだ」という文句を言い続けるのは無理あると思うので、むしろ誠実だと思いますけどね。設定的にそりゃそうやろ、というバランス。
- “精神的ハードル高え” という今週のキーフレーズ。ぶっちゃけ少し飲み込みづらかったです。おもしろフレーズを頑張って絞り出してる感。言い回しを変にこねくり回しすぎてる感というか。こねくり回すのは文系ちゃんの個性だと思うので、唯我くんは普通でいいと思うんですけどね。
- 重箱チクチクするようですけど、文系ちゃんが “ちょっぴり気持ち悪い感じの顔色だったけど大丈夫かなって” ってセリフ、なんだかとっても国語力低そう。コンセプト的に違う気がする。「感じ」って避けた方がいいって昔習った気がするよ。あの教えがあるおかげで、見事「感じ」を連発するブログを書くようになりました。
- そして、ターン制で、「この子実はめっちゃ良い子やんけ!」となる。まずは文系ちゃん。理系を目指す理由は星が好きだから。死んだ母親の星を探しちゃう、からの星に興味が。死んでも星になんてならないよ!!と言うのはいくらなんでも野暮かな。ワタシは『プリンセスと魔法のキス』で号泣したことがあるのであまりツッコめない。
- ただ、ただですよ。先週の感想と通じるんですけど、3年のこの時期まで志望学科のボロボロな成績を放置してた問題。先週の段階では「3年になって急遽目指すようになったのかもしれないから文句は言えないけど……」という感じだったんですが、全然違った。小さい頃からずっと星が好きだったそうです。それなのに3年まであの成績だったのか。才能が文系に全振りなせいで超苦手ってのは分かるけど、基礎もまったく出来てないってのは才能とか苦手とかそういう問題ではないと思うの。マンガ的な誇張ってのは分かるけど、ちょっと乗れないなぁ。
- この問題に関しては、理系ちゃんもまったく同じです。「小さい頃から」とは明言されてないけど、数年前から文系を目指してたっぽいのは確かだと思います。まさか2人ともとは……。意地悪な言い方だけど、目指してるとか言いながら3年であの成績は怠慢だろ、って思っちゃう。
- 意地悪な物言い続けると、ボードゲームで勝ちたいから心理学ってのも何だかなぁ、と。むしろ持ち前の理系スキルでカードカウンティングを極めてポーカーでボロ儲けしようぜ!!とか言いたくなる(追い出されます)。
- ただ、“私に勝つおつもりですか” この勘違いギャグは面白かったです。あの場でああいう発言をしたら相手がどういう風に受け取るか、というのが彼女が理解できてないんですよね。ギャグでありながら、文系が弱いという表現にもなってて二重にうまい。
- 『僕のヒーローアカデミア』
- 職員室。オールマイトとその他先生のやり取りがなんか新鮮でした。ここまでのボケ&ツッコミが繰り返されるのは珍しいのかな。ありそうなもんだけど。他の先生たちデク大好きだな!!って感じするけど、多分オールマイトの逆言いたいだけな気もするw
- オールマイトはサーと会うの気まずいけど、ミリオ曰くサーはいつもオールマイトの動画見てる。めっちゃ嫌われてるって感じではなんですかね。ちょっと意外。顔も見たくないとかそんなノリを想像してたんですが。
- んで、校長がすすめてた後継者はミリオで確定。「ミリオと見せかけて実はー??」みたいな深読みも出来たと思うんですが、ミリオ。思わせぶりな語り方されるとファンが必要以上に深読みしちゃう、っていう現象ですね。ちょっと分かる。
- サーは笑いが大好き。とにかく笑ってるオールマイトと共通点が1つ見えた気がします。そして、ミリオが登場の度にクソつまらない(失礼)ギャグのようなことをしてるのはこのせいだったのか……と合点。
- 『トリコ』ばりの読者投稿。まぁ、『トリコ』ほど量産はせず、コンテストの受賞作だけ採用って感じなんでしょうけど。とりあえず、痴女やないかい!!と思った。サーのセクハラを疑ってしまう……と思ったらハケ水車してるし、デクは帰ったら通報しろよ。
- 『鬼滅の刃』
- 善逸の語りでスタート。可愛いしのぶちゃんの元で機能回復訓練してくると炭治郎とイノシシマンはげっそりして帰ってくる……というエロしか連想させない説明。完全に搾り取られてる。何の機能を回復させるんですかねぇ……
- んで、善逸が訓練参加。訓練内容はベッドイン&お座敷遊びなので善逸おこ。キレるのは分かるが、問答無用でブン殴るのはやりすぎだw
- エロパワー無双をするが、カナヲ嬢には勝てない。何やっても勝てない。反射速度が違う。目が違う。炭治郎は鼻、善逸は耳、イノシシは触覚、ということで次は目、視覚なんでしょうね。視覚特化からの反射速度となると、予備動作を見極めて次の動きが読めるとか……ってこないだ『歪』でやってたなw
- ロリたちにモテる炭治郎。マジかよ。いよいよ善逸に殺されるんじゃないか不安になる。まぁ、アレか。モテる理由は長男だからか。長男だから子供に慕われるんだろう。
- んで、ヒント。1日中スーパーサイヤ人で過ごす。炭治郎ちゃんが不良になっちまっただ!!とチチが嘆くヤツですね。セル戦の前のアレ。
- 『火ノ丸相撲』
- センターカラーは火ノ丸くんの勝利を迎え入れるダチ高一同。ホタルがいないのは治療中だからか。
- 本編は迎え入れられる天王寺くんで始まる。扉と対になってるようですね。扉の使い方こんなんもあるのか……と驚きました。
- んで、ダチ高。喜びまくる一同の中1人だけ決勝を見据えてピリピリしてる火ノ丸くん……を誰よりも早く察するレイナ様。やるやんけ。一歩引いたトコにいるからこそ気づける、ということですね。やっぱ佐伯ポスターのドヤンキーとは違うw
- 「マダオ土産選べてない」かと思ったら「まだお土産選べてない」でした。ちょっとビビった(どうでもいい感想)。
- ということで、レイナ様が違和感に気づく。ヘラヘラの正体、問題に気づく。気づいたキッカケが大好きなお兄ちゃんの情けない発言ってのがイイですね。お兄ちゃんの背中を叩いて「何言ってんのじゃボケ」って今までのレイナ様だったら絶対に出来ない。明らかにダチ高相撲部に入って変化してる。すなわち成長ですね。
- んで、レイナ様の啖呵によって気合いを入れ直す一同、というのを盗み聞きしてた火ノ丸くんとハカセ。ここで「今出たら気まずいから少しジッとしてようか」ってならないのがイイですね。聞かれてたことに気づいたレイナ様が恥ずかしがるけど、1ページぶち抜きで赤面ショットを描いたりしないのがイイですね。
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 扉。魔法少女こゆずちゃん。なんか狭霧の時にこんなんありましたね。「別の作品始まってんですけど……」みたいなヤツ。
- タヌ子じゃなかったら絶対にパンツ見せてたポーズ、構図だと思うんですけど、パンツはパンツでもカボチャパンツなのでセーフ。結構こういうトコは気にしますよね。「ガチロリやないか!」というネタは仕込まないミウラ師匠有能。
- 猫が妙に凛々しくて可愛い……とか思ってたんですが、本編読んだら夜々だったw 言われてみれば表情とか面影ありますね。
- 本編。ニチアサ魔法少女を堪能するこゆず&夜々。こないだ雪だるま作ってる風のネタが仕込まれてましたけど、仲良いんですね。どうでもいいけど、“ななるんのまさかの裏切りには痺れた…!” というプリキュアの内容が気になるw
- んで、変身。ぽこるんとややるん。夜々がノリノリなので笑った。めっちゃ夢中やないかw
- てか、ぽこるんとややるん、独特のグルーブあってイイですね。特にややるんが小ネタ的におもしろ行動してて超かわいい。狭霧たちを狙ってる時にはぽこるんのシッポにしがみついてるし、ぽこるんがコガラシくんに叱られてる時は座布団の上でくつろいでるし、朧のターンではコガラシくんの足の裏をチョンチョンしてるし、呑子先生のターンではぽこるんと抱き合ってるし。やだ、猫って可愛い……と痛感した回でありました。そーいや、猫神様も背景でちょっとした動きしてるのが可愛かった記憶あります。そういうのがうまいのか。
- んで、ぽこるんの変身コレクション。仲居さんは茶巾縛り(違)。ちょっと「アグネスココヨー!!」という感じあってヒヤヒヤしました。まぁ、パンツのようなものが見えてますけど、描き込みが明らかにチカラ抜いてるんですよね。ただの線でしかない、というノリ。
- 狭霧は裸にリボン。「プレゼントはわ・た・し(ハート)」というマンガとかで見たことあるヤツですね。驚くほどに似合ってて笑った。そして、よく見たら乳首まったく隠れてないw ぽこるん配慮が足りなすぎる……
- てか、狭霧のリボン姿に偶然バッタリしたコガラシくん、というリアクションが超小さいコマで処理されてて笑った。そこはテキトーかよw
- 朧はシックスナイン。コガラシくんに顔面騎乗するのは過去に何度も描かれてきたことだと思うんですけど、逆にコガラシくんの股間に女性キャラの顔が近づく、というのは結構珍しいことだと思います。朧が “おお!” と喜んでて笑った。まぁ、よく考えたら子作りするには一番大事な部位なワケですので、興味津々なのは当然ですかね。
- あと、シックスナインの時に、コガラシくんのトランクスの隙間からチンチラしそうでハラハラしました。多分だけど、ややるんの位置からは見えてたと思う。しかも、脚とケツの境目が丁寧に描き込まれてるのとか笑うわ。男女問わず丁寧に描き込むミウラ師匠、ジェンダーフリー!!(どこがだ)
- んで、呑子先生。セーターの伸縮性やばい。ハルクのズボンかよってレベル。むしろ、あの後コガラシくんが抜けたらセーターだるんだるんになっちゃうんじゃないか、と不安。あとやっぱマネして抱き合ってるぽこるんややるんの姿がクソ和む。
- んで、ドロドロな3人が揃っての人物画の課題。当たり前のように幽奈さんが参加してるのがなんかイイ。けど、幽奈さんを描いた雲雀ちゃんは提出しても「誰この三角頭巾……」ってなるよねw
- コガラシくん絵うまくてステキー、とはなるけど、誰も呑子先生に協力を求めないのが笑える。コガラシくんは絵に困ってないし、困ってるドロドロ三人衆は絵に興味ないw
- てか、コガラシくんと雲雀ちゃんの絵がすげぇいいバランス。コガラシくんの絵は確かにうまいけど、なんか違う……という感じあるし、雲雀ちゃんのはいい感じにヘタクソ、という説得力ある。あと、コガラシくんの絵が発表される時の「バーン!」は絶対笑い誘ってると思うの。
- んで、大オチ。スケッチしやすいように裸にぽんぽこるーん。1人だけ奥を向いてる雲雀ちゃんは単行本でも乳首が出ない。逆に残りの2人は出る……が、それと同じ理屈で煙が消えるんだったらコガラシくんの股間の煙も消えるはずだと思うんですよ。今度の単行本ではチンコ解禁決定や(違)。まぁ、マジレスすると、スケッチボードで股間は隠せばいいと思うんですよ。位置的に近いし。なのにわざわざ煙で隠したってのはやっぱりギャグ感を出すためだと思うんですよね。コガラシくん股おっ広げてるし。
- んで、ぽこるん説教タイム。“えーハダカなんて何回も見られてるのに…” という言い訳が自然と出てくる環境に笑った。確かにそうだけどw
- こないだの雲雀ちゃんを励ます呑子先生もそうなんですけど、今回の年上として反省するややるん、というのもちょっと感動した。“夜々がちゃんと止められればよかった…” と反省してるんですよね。振り回されてるようだったけど、ちゃんと年上として、保護者として振る舞うべきだったという自覚があった、という。なんかこの年上感がイイんですよねぇ。やたら丁寧なんですよねぇ。その後、言い訳を続けるぽこるんに目で謝るよう促してるのとか、超感動する。やべぇ、ややるんメッチャ大人やん……。んで、ぽこるんの謝罪を受けたら笑顔で受け入れるコガラシくんもめっちゃステキ。からの、“魔法少女に変身するトコ見てみたいです!” とフォローに入る仲居さんね。さすがすぎる。年の功を感じる。てか、マジで急にいい話すぎてビックリですよ。マジなんなの、最高やんけ……(この2ページだけ)
- んで、オチ。保護者責任ということで、ややるんが罰ゲーム。ケツからシッポが生えてるのがすげぇエロいと思います。シゴきたい。
- それを受けて大オチはコガラシくん。今日はコガラシくんのチンコネタ多いですねぇw それと見た一同のリアクション、呑子先生と朧だけ喜んでて笑った。
- 『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
- 最終回です。カラーではなく、大増ページ。カラー行くと思ったんですけどねー。
- 最終回は、わたりんモノローグで開幕。性格がうんこなワタシとしては「先週の目次コメントがなかったらもう少し感動できたな……」と思ってしまいました。そう思った一瞬後に「うんこ野郎だな……」と落ち込む。
- ついに語られるわたりんの思惑!!みたいに大々的に迎え入れるのもいいけど、今までのドラマが根底からひっくり返るような真実が明らかになるワケではない。「まぁこんなんだよね」という感じ。ただ、そういう極端に劇的ではないバランスが本作らしくてイイんだと思います。
- 最終回はとにかく、わたりん。徹底的にわたりん。最終回ってオールスター興行になりがちだと思うんですよ。とりあえず主要キャラ全員顔出しさせようか、みたいな。だけど、本作はわたりん。ほぼ全てのコマ、わたりんの視界の中の出来事なんですよね。せっかくの大増ページだけど、ものすごくミニマルな視点。今まで数話にかけてエピローグを描いてきたのが活きてます。この一見地味とも言われかねない、ミニマルな感じは本作らしいですねぇ。現行最も地味な主人公だと思われるつっちーを擁する作品なだけあります。
- ということで、ラストダンスが始まるところでエンド。静かだけど独特の味わいのある、個性的な最終回だったのではないでしょうか。……あっ、ラストダンスじゃねぇか。ラスト大会だ。
- とにかく静かな最終回。去年はとにかく大型作品が軒並み終わった1年でして、大がかりな最終回に対して少し慣れが発生してる状態だと思うんですけど、そこで本作みたいな最終回はかなり沁みたのではないでしょうか。そっこー打ち切りでもなければ、ジャンプの看板級の超大型作品の最終回でもない、というのは意外と珍しかったんですよね。多分『ものの歩』以来。ただ、『ものの歩』よりも人気も連載期間もあるのは明らかだと思いますので、やっぱり異例だと思います。
- 繰り返しになりますけど、エピローグ突入でカラーやるんだったら最終回にカラーあげろよ、とは思ってしまいますw
- 『左門くんはサモナー』
- 左門くん転校。一瞬でも「まさか本作も終わるのか……?」と思ってしまった自分が恥ずかしいですw
- ということで、怒濤の『トリコ』パロディー。ベヒモス先輩との食い合わせの良さ異常ですねぇ。ここまで丁寧かつ徹底したパロディー回を見ると「左門くんもジャンプを背負うギャグ漫画なんやな……」と妙に感慨深い気持ちになりました。パロディー回やって初めて一人前というのは極端ですけど、ギャグ漫画らしい風格を感じます。
- てか、出オチ的なパロディーかと思ったらめちゃくちゃ手数が多いんですよね。しかも、そのどれもが気が利いてる。「そうそう『トリコ』ってこんなだよなw」というツボを見事に押さえてると思います。修羅ックマとかうますぎるでしょ。もちろん五連釘パンチも爆笑だったけど、修羅ックマは「こいつ『トリコ』分かってやがる……!」という感じある。捕獲レベルが控えめな感じもいいですよね。『トリコ』への敬意なんだと思います。
- サンマグロ。“説明フワフワすぎて全然味のイメージ湧かねえ” も笑った。『トリコ』あるある。んで、やってみたら意外とできちゃう特殊調理食材。食運無双な感じも懐かしいなぁw
- んで、極めつけが、“あと1つってとこかな”。よく見るとちょくちょく普通のメニューが入ってて笑う。あと、この場面で「お前は トリコ?」を敢えてやってないのがまた絶妙ですねぇ。
- んで、転校についてクソオチ。クソオチだけど、よく見返してみると、てっしーが気にしてたベヒモス先輩とブーやんってのはバンドのメンバーだからフリとしては丁寧なんですよね。そして何より、左門くんが柄にもなくカッコつけまくった言い回しをしてるのはバンドモードに入ってるから、というのがまた納得なんですよね。
- そして、“それから後 暫くお弁当を作ってくれない九頭龍くんであった” というオチ。ただの夫婦じゃねぇか、という感じで最高です。
- 『銀魂』
- ジロチョン今週はかっこいいターン。まだ語る過去があるとは少し驚きました。オールスター興行だから顔出すだけでも全然成立するのに、しっかりすぎる回想が入るとは。当然それはお登勢の過去でもあるので、非バトルキャラであるお登勢にもスポットライトが当たる、という見事なバランス。
- んで、辰羅は集団戦術が得意、ということを口酸っぱく描いてからの、ジロチョンの配下たちが見せ場。歌舞伎町の王なワケですから、1人で戦うだけじゃないのは当然ですよね。下にいっぱいいるから王なんですよね。かっこいいバトルを繰り返してるだけのようだけど、ちゃんと流れがあってドラマになってる、ってのが見事ですよねぇ。こういう理屈の付け方、超一流だと思います。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 投稿標語が『君の名は』ネタなので、扉も丁寧すぎる『君の名は』パロディー。例の階段ですね。いい感じに木漏れ日が当たってるのが似合わなすぎて笑ってしまう。本編とは関係ない部分でこんなんをサラッとやってのけちゃうのはさすがですねぇ。
- 本編。バレンタインでごわす。予知夢さんの話。下駄箱に食べ物入れるのって汚くね?というのは正論すぎますね。リアルにやろうとしてる人がどれだけいるかは知りませんけど、やめた方がいいと思うw
- 衛生問題をクリアするためのはずの宝探し方式が中二思考を刺激して効果抜群、というネタは笑った。これはうまい。こういう作戦がうまく行くことで笑えるって結構すごい。
- んで、ラブレターが思わぬ形で暗号文になって盟友エンド。「わ」と「た」を抜く暗号文なのに、抜くのが3ヶ所しかなくて笑った。暗号文としては出来が悪すぎるw(暗号文ではありません)
- 『歪のアマルガム』
- サブタイは「草葉の陰で髑髏は笑う」。クサバだけに!!(うーっくっくっく)
- 予備動作を見極めるんだけど、自我がなくなったからノーモーションで読めない、って部分がちょっと飲み込みづらいです。意識がどうこうじゃなくて筋肉の動きとかを見てたんじゃないの? 人体じゃなくなったから動きが読めない、とかのが分かる気がする。
- 不老不死のボスキャラって倒し方をどうするかって問題があると思うんですけど、本作の「ブラックホールでどうや」という結論はなかなかよかったと思います。納得度高い。まぁ、よく考えると「射出ってなんだよ!」とか、「化け物になっちゃった悲哀がドラマなのにアッサリ射出かよ!」ってなるんですけど、不老不死問題に関してはフツーに納得しちゃいました。
- そして、回想の中にぶっこまれるバレンタインエピソード。ま、まさか本作が時事ネタを放り込んでくるとは……。マジで感動しちゃいました。最近のジャンプは時事ネタ不足が深刻ですからね。打ち切り作(おそらく)が時事ネタに気を回してくれるとは。
- 『青春兵器ナンバーワン』
- 夏休みということで、遠出。なんだけど、今回のスゴイ。ページをめくる度に超展開で笑わせてくれる。7回あるページめくり全てですよ。すげぇ、コンセプトを徹底してる……。
- てか、北斗のヒゲが雑すぎて笑った。なんで口髭だけ伸びるんだよw
- 話が進むに連れて北斗の心が死んで、リアクション役が零一だけになるの面白いですね。ツッコミ放棄すんじゃないよ。北斗が死んでるから余計に零一が焦る、という加速度的な笑いが素晴らしいです。
- んで、ハチに保護されてハッピーエンド……かと思ったらハチが真っ黒になって何かムカつくw
- 『オレゴラッソ』
- ストライカーはフィールド上で唯一ゴールから逆算して動く存在。バンバは何も出来ない&バカなのでたまたま逆算してました、という話がうまい。奇しくもストライカーの資質を備えちゃったワケですね。バンバが都合よく頭よくなったりせず、バカなまま、バカだからこそ輝けた、という理屈が見事。
- そんなバンバの逆算に対して最も恐ろしさを感じるのがゴールキーパー。。先週までに恐怖は染み着いてるワケですからね。そこに逆算という新たな要素が加わることで、「いよいよヤベェな」という存在感が生まれる。展開が丁寧ですよね。ちゃんとサッカーやりながら理屈もドラマも丁寧に用意しててスゴイ。
- んで、バンバちゃんシュート。ここはアクロバット大喜利みたいな部分ありますけど、まさかのソバット。やっぱ絵的なカッコよさ、空中での止め絵のカッコよさってのは本作の魅力ですねぇ。サッカーの常識外の発想なのが絵1枚でパッと分かる、ってのがイイじゃないですか。
- 『デモンズプラン』
- 「腕2本に戻っちゃってるじゃないですかww」とか笑ったんですけど、よく考えたら初見殺しの技だから不意打ちを狙ったのか。意外としたたかですね。
- んで、案の定ドンドン生える腕。最終的には8本です。さらに倍してドン!
- 腕が8本になっちゃうと絶対後ろの方の腕とか使い道がないと思うんですけど、多分見た目のインパクト優先なんでしょうね。そういうの、嫌いじゃない。そもそも4本腕の時点で結構怪しいよねw
- んで、合体技。風で飛ばされつつ傷つけてもらって鎧をパワーアップ。理にかなってますよね。せっかくの鎧なのに顔丸出しじゃアカンよ、とか思ったし、ロブリオンさんも的確に顔狙ってたけど、これはデザイン的な問題なのかなぁ。割とこの手の鎧における顔隠すかどうか問題ってのは根深いですよね。本作に限らずいろんな作品で見られる問題だと思います。映画ゲームマンガとかいろいろ思い浮かびます。まぁ、あと、本作の場合は頭部から大量に出血したら死んじゃわない?という理由もあったんだと思います。危ないよね。
- スクールオブジャンプ
- 扉。今週のかわせんりきさん。アイドルとベーゴマに興じておりました。アイドルに○ンコ巻きさせられるのも超投稿生の特権(やめなさい)。
- 今週の蝉麿。結構引っかけ的なキャラの配置が多いのが特徴です。過去の傾向から「ココじゃない?」というトコに別のキャラが顔を覗かせてる。屋根の上とかが顕著。んで、本物は駄菓子屋の奥から顔を覗かせてます。右端、「新感覚」の「新」と「感」の間の左。
-
- ケミストリな人々
- 草を得た獣さんの、う○こ。作戦としては理に適ってるんだけど、机上の空論で実際には逆効果、という負の連鎖っぷりがヤバイ。リアリティーというか説得力がある。
- かわせんりきさんの、先生のルーティン。ああぁあああ、これは笑った。ここまで複雑なルーティンの先生はいなかった(気づいたことはなかった)けど、こういうやたら特徴的な先生ってありがちですよねぇ。すげぇ分かる。先生も死ぬほど繰り返す行為だからルーティンが生まれちゃうのも分かるんだけど、生徒もそれを死ぬほど見るワケでそのうち気になるようになっちゃう。このルーティンを完コピできたら3年間通用する一発ギャグになると思うw
- ようかさんの、「おはだけ」。もっと料理がうまくなれば脱げるはずだ……と必死に料理の勉強とかし出したら超かわいいw
- SABOさんの、目次コメント。ジャンプあるあるという視点も素晴らしいし、「勿論漫画家じゃないアイツ」という言い回しの妙もあって見事すぎる。こういうね、あまりスポットライトは当たらないけどあるあるってのは指摘されるだけで笑っちゃいますねぇ。
- 照りさんの、甘いモノ苦手アピール。人間には2種類いて、バレンタイン直前に甘いモノ苦手アピールするヤツと、甘いモノ好きアピールをする2種類。ワタシは前者ですねぇw 予防線って意味もあるし、勝手に恥ずかしくなっちゃう。
- 高野豆腐さんのイラストネタ、ドッジボール。これまた学校あるあるとして強度高いw かわいい子だから嫌われたくなくて、という場合もあるけど「うわっコイツめんどくせぇ」って理由で避けられる場合がある気がする。後者だと空気が悲惨なことになります。
- ケミストリな人々
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- 0の幸式
- 小双葉虫さんの、ああああ。ゲームの名前、めんどくさいですよねぇw めっちゃわかる。最近はキャラメイクとかもあるのでホント困る。デフォルトのまま始めようかと思うけど、このネタみたいな事態が怖くてしばらくゲームが始められない。
- せんべえさんの、カラオケ。採点があまあまだっただけ、というオチ。徐々に恥ずかしくなってく感じがイイですね。周りのみんなも「アイツすげぇ喜んでたけど……」って変な感じになるw あと、やっぱこのコーナーはネタに数字が入ってると味わいが増して好きです。
- ほくほくほくろんさんの、通販。納得して買ったし満足もしてたんだけど、事故的に知っちゃう悲劇ですよね。リアル店舗の買い物だと買った後はその商品の値段確認しないけど、通販だとつい目に入っちゃうことが多いってのが罠ですねぇ。
- カフオレさんのイラストネタ、肉まん。あるあるネタとしても楽しいんだけど、イラストの魅力が後押ししてる感じがあって好き。2つの絵がリアル寄りとデフォルメ多めでギャップになってますし。
- 0の幸式
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- 新コーナーのおしらせ
- 自由なコーナーと、スク女いじり。前者は数学が苦手だった人にとっては朗報かも。自由すぎてどんなネタが集まるか想像できないんですけど。後者はツイキャス見てないとスク女のキャラ分からないだろ!とか思いつつ、このコーナーを通じて彼女たちのキャラクターを伝えていこう、という校長の策士っぷりですね。
- 新コーナーのおしらせ
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- ツイキャスのまとめ
- ジャンプ作品の裏話が聞ける過去配信の日付を紹介。なるほど、これは大事。そのうち作者登場……とか妄想しちゃいますねぇ。
- ツイキャスのまとめ
- 次号予告
- 目新しいのは『食戟』のweb人気投票の結果発表でしょうか。web投票いいと思うんですよねぇ。もっと広まってほしい。
- あとは、『鬼滅』がセンターカラー。既刊全巻重版記念だそうです。めでたいですねー。
- 目次
- 間違い探し。3つ中2つが文字ネタってどうなのよw 担当者の悲鳴のような気がする。
というわけでお陰様で完走です!読者の皆様とキャラ達に感謝を!さて次何描こう?
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)
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- 尾田っち「また一緒に連載しましょう。すぐ」
有名人にお会いした。セパちゃん。ジャニオタさん。ヒゲちゃん。感動した。
(『ONE PIECE』)
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- やだこのコメントtbsラジオ臭い……
- この中だったらセパちゃんが一番羨ましいです。シカマンの頃からファンです。
JC2巻ゲットした?我々は既に3巻の制作に着手している!お楽しみに! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)
-
- 出水先生の謎テンション。
筒井先生連載開始おめでとうございます! 最近はオセロにはまっています! <俊>
(『食戟のソーマ』)
-
- 新連載名物、人間関係が見える目次コメント。筒井先生はココと繋がるのか……なんか意外。
- そして、ボードゲームネタを入れてくる佐伯先生の有能っぷりが怖い。
佐伯先生にねずこ描いていただいた…!嬉しい〜!そわそわが止まらない!
(『鬼滅の刃』)
-
- ねずこは佐伯先生からしても「やりやすかったで」という案件だと思う。
VR、カメラで翻訳、線画に自動着色…どんどん未来になってきて震えてます
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)
少し休めた年末年始で、Siriさんと仲良くなりました。今も関係良好です。
(『歪のアマルガム』)
-
- えっ、Siriって使用量とか内容によって関係性が変わるの? そんなんハマりそうで怖いわ……(泥ユーザー)。
- 愛読者アンケート
総括です。
今週の文字数。ちょっとエグすぎて現実を直視したくないです。こんなに長いのも全部佐伯先生のせいや……。
てか、マジでうちのブログ全部読もうとしないでね。数字見たらホント申し訳なくなってきた。
今週のベスト作品。今週はホントなら最終回だったアレにしたいんだけど、困ったことに大ハマリした作品が他に複数あるから困る。まぁ、とりあえず、佐伯先生のポスターかな。
作品じゃないとダメだっていうなら、うーん……『ブラクロ』。
次点は、初回としての魅力が充分だった新連載、最終回としての個性が作品の個性とリンクしてて良かった『競技ダンス』、怒濤の『トリコ』パロディーが最高だった『左門くん』、そしてなぜかチョコを渡してた『歪』ですね。この順で。
では、最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちらは次点から。
- レイ 『約束のネバーランド』
- とにかく感情をむき出しにするレイが魅力的でしたね。子供らしい一面が見えたような気がして可愛く思えてくる。元々レイは好きだったし、3人の中でも一番好きだったと思うんですけど、今回またグッと好きになっちゃいましたねぇ。
- レイナ様 『火ノ丸相撲』
- ダジャレではないです。たまたまです。
- 単にレイナ様覚醒回としても感動的なんだけど、兄離れという要素も少し扱ってて良かったですねぇ。あと、もちろんポスターとのギャップも最高ですw
今週のベストキャラはこの人。
- ややるん 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 猫モードがすげぇ可愛いってのもあったんですが、それだけだったら次点レベル。本当によかったのはラスト、こゆずに対して年上としての責任を感じるトコですよ。一緒になって遊んでたけど、保護者として振る舞うべきだった、と反省してるのがもう最高でしょ。あのアイコンタクトとかもう……。
- 先日の呑子先生の時にも少し思ったけど、ミウラ師匠は自身のキャラクターたちに自己投影したり、感情移入してるのではなく、親心のようなものを抱いてるんじゃないですかね。だからたまぁーに出てくるこういう場面が異常に輝くし、得も言われぬ説得力が生まれてるんじゃないでしょうか。
- 作者: 山下大輔
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2008/02
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