北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2017年13号の感想


 火曜更新になってしまいました。月曜は花粉症がひどくて無理でした。とてもつらい。
 ということで、火曜更新の時はアンケートで遊ぶのやめることにします。やっても「そんなことやってないで」ってなっちゃうでしょ。
 ただ、投票してもらった以上、先週のおさらいをしないワケにもいかないので急ぎ足で済ませます。
 まぁ、とにかく川田版の圧勝。ぶっちゃけ100:0でもおかしくなかったと思います。思うんだけど、100:0になったら「佐伯ファンはいい気分しないよな……」とビビり出してた頃にボチボチ佐伯票が入ったのでよかったです。
 ブログの方には何度も書いてるんですけど、ワタシは佐伯版に文句があるワケではないですからね。ちょっとこのツイートだけ見たら誤解されるかも……とビビってるんですがw あの企画におけるベストワークは間違いなくレイナ様だと思いますよ。マジで。
 来週からはもうちょっと誤解の余地がなさそうなものを目指します。

 はい、ジャンプ13号。今週からヒット経験済み作家による新連載が続きます。

週刊少年ジャンプ2017年12号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • ウソップでした。予想ハズレ。ただ、傾向は見えた。今後の正答率はかなり上がると思う。
    • 要するに「○○登場」と「○○の名場面」が1つずつあると思うんですよ。ゾロもそうだった。ナミが前者しかないので今週の予想外したけど、ナミの名場面は「助けて」でまず間違いないと思う。
    • まぁ、とにかく、来週は「サンジ登場」ですよね。その翌週がちょっと怪しくてゾロvsミホークで1つ来るかも、とかちょっとだけ思う。ただ、大本命は「クソお世話」でしょうね。
  • 表紙
    • 新連載。同じポーズを取ったタイガとマリー。本編読む前は「仲良いですねー」とか思ってたけど、本編読んだ後だと「同じポーズってそういう意味かよw」ってなりました。新連載の表紙にしてはかなり面白い仕掛けなんじゃないですかね。
    • あと、アオリにある「初恋は雷のように…」も本編読んだ後だと笑えるんですよね。そのまんまの意味で雷が出てくるw
  • ジャンプ展おしらせ
    • 50周年を記念して行われるらしい。こんな時だけ画像がかり出される『HUNTER×HUNTER』が笑える。他は『ONE PIECE』(現役最長)、『銀魂』(現役2番目)、『こち亀』(歴代最長)。
  • ドラクエヒーローズ』のおしらせ
    • 思えば発売直前になってたスイッチ。未だに「来年出る新しいハード」という認識のまま止まってるので驚きます。『ドラクエ10』『11』目当てでいつか買うと思いますけど、まだ。
    • んで、『ヒーローズ』。スイッチ買ったら買うと思います。スイッチ版の新キャラのライアンが大々的に紹介されてますけど、特技が『ドラクエ10』仕様なんですよね。『ドラクエ10』キャラが出ないのがファンとしてはちょっと悔しいんですけど、『ドラクエ10』以降のドラクエ、という部分はしっかりあるんですね。不思議なバランス。アンルシアとか『ヒーローズ』参戦しても全然いいと思うんですけどねぇ。勇者なのがダメなのかな? あっ、てか『9』もいねぇんだっけ。バトルキャラだと。まぁ、『9』は基本キャラメイクだからこういう時の扱いが難しいんですよねぇ。そういう意味では、リッカの起用は見事だと思いましたよ。
  • 読者プレゼント
    • スイッチの発売日と同じ、ひな祭りネタ。両さんのいない初めての3.3ということで、『こち亀』ネタにすればいいのに……とか少し思いました。
    • てか、ダジャレのクオリティー下がりすぎでしょ。もうちょっと頑張ってほしいわ。クソだクソだと言いながらも楽しみにしてるんやで(ツンデレ)。
  • 『腹ペコのマリー』田村隆平
    • やったー!!! 田村先生の新連載。来るぞ来るぞとここ1年くらいずっと思ってましたけど、やっとホントに来た。2016年の大型作品の終了ラッシュの穴埋めに駆り出されるのは田村先生だと信じてましたよ。ちょうどいいもんねw
    • 巻頭カラー。アバンタイトルも見開きの扉もマリー1人。「あれっ タイガくんは出番ないのか」とか本編読む前は思ってました。今週はとにもかくにもラストの大ネタを中心にすべてが作られてる感ありますね。見事にハマってしまった。ミスリード……とまで言っていいのかは分かりませんが、うまい仕掛けだったと思います。
    • アバン。タイトルにもある「腹ペコ」らしい言動のマリー。これも本編を読んだ後だと、食べたいもののリストの規則性に気づけるんですよね。超有名な某マリーの家で食べれそうなもの、というチョイス。腹が減ってもパンを食べる、という発想にはならない。
    • 扉。カラス。ジャンプはカラス大好きですね。『ハイキュー』『鬼滅』そして本作。教会なのにカラスのせいで不穏さが漂う、というのがシチュエーションの説明としてはバッチリだと思います。フォーギブミーパードレ的な教会ではない。
    • 本編。ランドセル時代の初恋……ってのはいいんだけど、ガトリングキスが気になりすぎる。イジメの方法としてどうなのw 山本君なんなんや。舌入れるって。
    • んで、初恋。キレイに「初恋だった」ってやっときゃいいのに、わざわざ “レア幽霊ゲットだぜ!!” のくだりが入る。そう、コレ。コレが読めるから田村先生の作品大好きなのよ。話の緩急がエグい。ギャグとシリアス、緊張感のオンオフが激しすぎる。いいなぁ。当たり前のようにギャグが入りながら話が進行する感じ。ボキャブラリーが足りないから来週以降も似た話死ぬほど繰り返すと思います。一番好きな部分だから。
    • んで、高校生。当たり前のようにカンフー使えそうな感じになりました。えがったえがった。『タイガー兄とドラゴン』要素は残ってた(とオチを読む前はのんきに思ってましたw)。
    • 高校生になったタイガとアンナが朝の挨拶。アンナは声を発さず、「ペコ」と会釈。「腹ペコのペコは会釈のペコなのかー!!?」とか空回り気味に思ってました。どうも期待作との適切な向き合い方が分からないw このシーンは気のせいだけど、「アンナ=マリー」みたいなミスリードみたいな部分はあったと思うんですよねぇ。めちゃくちゃ疑ってました。
    • いじめられっこマモル。キャラ変わりすぎてて笑った。チャラさの方向間違いすぎだろw
    • ついでにガトリングキスの山本くんも登場。同じ学校だったのか。同じ学校なのによくあそこまでキャラ変えられたな、マモル。そして、山本にガトリングキス感ないのが気になる。今もガトリングしてるのかしら。
    • 河原。とにかくドラマは河原から始まるのである。本作の場合はアンナの思わぬ一面を垣間見る。
    • “絵面とエピソードあってないよ!?” は笑った。マモルが古市的なツッコミになるのかと思いきや、タイガも結構イケる。まぁ、男鹿みたいな無頓着キャラだと恋とかしねぇからな。
    • 「べるサイユ」とかいう前作ギャグ。不良に対する “マンガ間違えてね?” もそうだけど、前作ネタを仕込めるのはヒット済み作者の特権ですよねぇ。最近こういう作家少なかったらすげぇ新鮮。
    • 復活の儀式とよりしろの人形。「はいはい人形と間違えてアンナちゃんに入っちゃうんでしょ?」とか思ってましたw あの人形を持ったショットは怪しいよなぁ。
    • んで、告白。最近のジャンプは告白シーン多い気がする。『ときメモ』は告白がゴールだけど、『ラブプラス』は告白がスタート、ってコラムは一時期死ぬほど見ましたけど、最近のジャンプは『ラブプラス』型の作品が多いですね。先週『U19』が告白してたし。終わったヤツだと『ラブラッシュ』もしてた。どれも開始1、2話で告白してるってのが特徴的だと思います。『ラブプラス』って例えは誤解しか招きませんけどねw(思いついたら書きたくなっちゃった)
    • そんな告白。タイガの決心、それを受けたアンナの衝撃を象徴するかのような雷……って演出かと思ったらおもくそ物理的に落雷してて爆笑しました。ガチで雷に打たれるのかよw
    • ということで、オチ。タイガ女体化である。やったー!! 『タイガー兄とドラゴン』設定生きてたー!!! 名前だけ流用したのかと思ってたけど、ガッチガチに関わりのある作品でした。マジ嬉しい。
    • べるぜバブ』が連載してた時にも書いたし、『タイガー兄とドラゴン』の時にも書いたと思うんですけど、『べるぜバブ』の何がそんなに好きなのか、なんで好きなのか、を短くまとめるとワタシの中では「『らんま1/2』っぽいから」というのが真っ先に出てきます。そんなワケだから『タイガー兄とドラゴン』を読んだ時は「やっぱりな!!」みたいな確信があったんですが、今回見事その設定が連載化。中華要素も『らんま』感ですね。タイトルが変わって連載が決まった時は少し残念でしたけど、変わってませんでした。よかった。マジよかった……
    • ということで、タイガがマリーになってエンド。お湯かぶれば戻れそう。カンフーが女体化する恋の物語でした。嬉しくて泣きそう……。
    • とにかく、最後のオチを中心に作られた1話目だった、という印象です。表紙も巻頭カラーも、当然本編もそこに向かって作られてて見事だったと思います。もちろん「オレの読みたい田村先生の新作そのものやないか……」という号泣要素も大きいんですが、それを除いてもよく出来た初回だったんじゃないですかね。
  • ブラッククローバー
    • 未だに若手のイメージありますけど、もう99話なんですね。来週100話やん。けど、カラーはないっぽい。解せねぁなぁ。人気落ちてきたってこともないだろうに。なんせ今週新連載に次ぐ掲載位置ですからね。100話記念で巻頭あってもおかしくない勢いなのに。
    • 本編。アスタの気合いと根性と筋力で何とかするパターンかと思いきや、そうでもない。出来るのは時間稼ぎ程度。作品的なオモシロとしては安心ですけど、物語的には絶望。
    • てか、魔女王のコマでちょくちょく下書きですね。“ダメよ…!!” のコマなんかは迫真の表情を見せてる、という演出として受け取ることも可能ですけど、全然そうじゃないコマでも下書きありますね。下書き疑惑は以前にもあって、ワタシはその時「下書きじゃなくて演出やで」というスタンスだったんですが、今回のを見て確信。「あの時のアレも下書きだったんやな……」。ごめんなさい。前言撤回でがす。忙しいんですね。下書き自体は別にいいんですけど、それは無理をしてる証拠だと思うので、そんなんなら休載でも全然ええんやで、と思います。体壊されるのが唯一怖い。ノーモア葦原。
    • ロリバネッサと若団長。団長のマイペース極まりない感じ、カッコイイですねぇ。飄々としてるんだけど、ふと瞬間に核心を突くような発言をかましてきてホレる。魔女王はバネッサの運命を操る能力を開花させるために監禁したワケですけど、バネッサに自由を与えた団長が「運命なんて従ってたまるか」というスタンスなのが面白いですね。魔女王と団長は相対する存在のようだけど、意外と一致してる。
    • んで、バネッサの楽しい団員生活をダイジェストで。3コマ目で下着姿になってて笑った。早すぎw 当たり前な話、服を脱ぐのが束縛からの解放を象徴してるってのは分かるけど、やっぱギャグ的だよなぁ。
    • ということで、バネッサ覚醒。運命の赤い糸でございます。いや、これ自体は前から言われてたネタですけど、今このタイミングで見ると『U19』連想不可避。新人イビリやめたげて、とか思ってしまうw
    • 強いストレスをキッカケに能力が開花する、ってのも一致してるから面白いですね。まぁ、どっちもベタな話なんですけど。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • “まるで劣化グラントリノ と読者の多くが思ったことを口にするサー。まぁ、このセリフを言うまでに1週あるってのが連載派としては味噌ですね。先週の段階で「グラントリノっぽいよね!」と読者がワイワイ楽しむ時間がある。単行本だと即答え合わせになっちゃうからね。もちろん一長一短ですけど。
    • あれっ、『ヒロアカ』も下書きが目立ちますね。デクは表面がビリビリしてるんで、下書き状態でも「ブレて見えるだけやで」と受け取る余地ありますけど、サーのコマでも下書きあるんで、もう完全に下書き。とか思ってたら後半ドンドン下書きが加速していくのでビビった。マジか、『ブラクロ』と比にならないレベルで下書きですね。どうしちゃったんだろう。なんか不安になりますね。さっきも言ったけど、下書き自体はいいんです。単行本買えよって話ですからね。ただ、下書きで提出せざるを得ないほどせっぱ詰まってる状態が怖いのです。『ブラクロ』『ヒロアカ』と、よりによって今のジャンプを背負ってる作品が軒並み下書きってのがマジ怖い。まぁ、看板級だから必然的に仕事も多くなって……みたなことなんですかね。
    • んで、デクの作戦。予知の対象がデクのみならば、ランダムに散らばるモノまでは読めないはず。厳密には違うんだけど、エネル戦のルフィが思い浮かびました。ゴムゴムのタコ花火だっけ。ちょっと似てるよね。
    • 勝負には負けたが、採用。オールマイト踏み絵ですね。『沈黙』ですね。窪塚だったら迷いなく踏んでた。なんならツバも吐いてたw まぁ、とにかく、第一関門の「笑わせる」をクリアさせたのがオールマイト愛ならば、本試験をクリアさせたのも同じオールマイト愛、ということですね。サーの心を掴むポイントは常に同じ、という一貫性ある。
    • 採用を知らされたミリオの “わぁすごい!!! やったあ!!!” が妙に気が抜けてていい感じ。ミリオいいキャラしてんなぁw
    • インターン初日。ミリオのヒーローコスチューム。マントである。王道ですね。ただ、ミリオの場合は能力を補佐するような機能があるとは思えないんですよ。能力を発動したら全裸ですからね。全然全裸。なので、多分シンプルに「こういうのカッコよくない?」という理由だけの衣装なのではないか。
    • んで、いきなり今最もヤバい人にエンカウント。下書きエンカウントで今週は終了です。片角の女の子とか、ヤクザさんとかの下書きも見えたのは、ファン的にはむしろご褒美な気がする。レアだもんね。清書は単行本買えば済むワケですし。むしろあざっす。ただ、やっぱりちょっと心配。
    • 今週の本編の感想ではないけど、今週気づいたこと。ミリオが不便すぎる能力の活用法が予測だったのはサーの予知と一致してて面白いですね。影響や因果関係があるかは分かりませんが、師弟感ある。
  • BORUTO-ボルト-
    • センターカラー。正月に放送された映画、録画したんですけど、レコーダーの不具合でデータ消えちゃったんですよね。なので観れてません。なんですが、どうやら今週の分で映画の範囲は終了なのかな、と思います。なので、次回以降がガチよりのファンは超楽しみなのではないでしょうか。
    • 本編。サスケに対して負けを認めるナルト。今更な感想ですけど、かつてのライバルが子供を育ててくれるっていうの、『ドラゴンボール』のピッコロっぽいですね。そう考えるとサスケ死ぬわw 「貴様といた数ヶ月 悪くなかったぜ…」ですわ。
    • 幻覚(?)を見るボルト。ここらへんから映画だとない部分なのかしら。観れなかったのマジで痛いな。宇多丸の確認も出来なかったけど、あれは「映画評論家じゃありませんでした……」と落ち込んだ岸本先生が変更依頼を出した、ってことで間違いなさそうですね。笑うしかない。
    • んで、1章エピローグ。その他の皆さんも描きつつ、ボルトのエピローグとしては、ゲームと上着。物語を象徴する2つのアイテムですね。こういうのうまいよなぁ。この2つだけで大体1章のボルトの成長は説明できちゃう感じありますよね。
    • んで、スリーマンセル。よく考えたらあんま活躍しませんでしたね、このチーム。まぁ、連載では今後もあるので楽しみです。とにかく今回の見所としてはサラダのデレでしょうか。ちょっと「赤面するトコそこなんだw」みたいにも思いましたけど、かわいい。斜線がね、顔全体とか、頬とかではなく、目の下なんですよ。ちょうどメガネの下の縁にかかってる部分。この控えめな斜線がすごい面白かったです。
    • 前も言ったと思うけど、短期連載におけるサラダは陰鬱としまくってたので、『BORUTO』で明るく振る舞ってるだけで「よかったな……」と感動してしまうのですよw なので、今回の斜線顔芸も謎の感動ありました。子供らしく照れて、子供らしく頬を膨らましてるのを見ると本当に和む。ボルトのサスケリスペクトもサラダにとっちゃメチャクチャ響く言葉ですよね。元気そうで何よりやで……(親戚のおじさんかよ)。
  • 約束のネバーランド
    • 扉。雨の中、エマだけがフードしてないのが意味深。彼女のキャラクターを現してるのか、今後を示唆してるのか。
    • 本編。レイ過去編……なんて大げさなことにはならなかったです。良かったのかな。ここで過去に飛んでも「脱獄までの時間稼ぎですかー?」みたいな風になっちゃってたかもしれない。あくまでもレイがエマとノーマンに口頭で伝える程度のボリュームですね。
    • んで、レイが気づいた理由。知ったからではなく忘れなかったから、というのが面白いですね。特別なことがあったワケじゃない。レイが頭いいから気づけたワケでもない。たまたまそういう体質(?)だっただけ。まぁ、もちろんその後の立ち振る舞いにはレイの知性が溢れてるんですけど。
    • 先週の目次コメントでも話題の、飼育場の数。正解は5でした。レイの人はどういう解き方で正解にたどり着いたんだろうか……。
    • んで、ノーマン出荷の報告。当たり前っちゃ当たり前だけど、ノーマンめっちゃモテるのな。あのモテっぷりは『鬼滅』炭治郎をも上回ってるかもしれない。共通点はやっぱ長男だと思います。これからは長男がトレンド。ワタシも一応長男なので期待しときますw(姉いるから台無し)
    • んで、シスターペン。誰がいつ気づくのか、気になってましたけど、ノーマンが消える直前に気づきました。これは朗報ですね。一番自由があると思われるノーマンが手にすることで事態が好転するといいんですが。
  • 『ポロの留学記』
    • 2話なのでセンターカラー。ノートに貼られたポロのトンデモ寝相の写真。誰が撮っただコレw
    • あと、月にウサギがいるのは本編とちょっと関わりがありますね。
    • 本編。学校行ったら風紀委員長に怒られるの巻。おおっ、メガネだ。内容は『U19』とほぼ同じですね。あちらは「変装だよーん」という意味も加わってるので、メガネ的にはあちらのが少しおいしいかな。まぁ、新連載6連弾のうち、新人の3作品すべてにメガネが出てくるってのは結構すごいニュースだと思います。
    • 信号機を通じてルールの重要性を感じた直後にルールに厳しすぎる委員長に怒られる、というのが『留学記』的には味噌ですね。ルールはもちろん大事だけど、一長一短ではある。厳格に守れば守るほど良くなる……とは限らない状況がどうしても生じてしまう。
    • てか、この委員長の髪型、どっかで見たことある気がするんだけど、どうも思い出せないんですよね。多分ジャンプ。髪型って検索しようがないから調べられない。モヤモヤである。そんな髪型、マジメくんにしてはトリッキーな髪型だよね、とか思わんでもないけど、そこはマンガなので気にしすぎてもアレなのでしょう。
    • そんな委員長に悪魔が憑依。ただ、ポロがその件に気づきさえすれば問題は解決です。特にサスペンスとかはない。多分それは主ではないのでしょう。過剰に厳しく遅刻を注意されたポロが、「そんなことするはずない」と委員長の異変に気づく、というのが大事なのかな。ルールの重要性とその運用のバランスの難しさってのが本話は一貫してますね。そんな話をやってたら、いつの間にか友達増えました、というオチ。
    • 2話目、結構よかったです。おもしろかった。『留学記』というポイントが通底してるのが本作の魅力なんだと思いました。初回とは毛色が違った話のようにも感じるんですが、意外と根幹はしっかりブレてない。
  • ハイキュー!!
    • カップル居残り決定。よかった……本当によかった……。“次どーする?” というセリフにあるように、「どの試合を選ぶのか」というのも今後のポイントになってきそうです。初戦は多分特に理由なく選んだんでしょうけど、試合を重ねるに連れて「あそこ凄いらしいよ」みたいな評判も生まれるでしょうし。いや、ひょっとしたら彼らが烏野をチェックした驚愕の秘密が今後明らかに……ってのはないか。あんま本作にそういうイメージ湧かない。
    • んで、負けた椿原。泣かないOB、泣く先輩、泣かない後輩、というだけで感動できてしまうからずるい。物理的に描かれる情報量と生まれる感動のコストパフォーマンスが異常。
    • メシを喰いながらの観戦。この忙しさは新鮮ですね。「全然休めねぇじゃん」とか思うけど、見所のある試合が同時多発的に行われる証拠か。
    • ラスト。例のカップルも気になる梟谷。ボクト不発スタートで笑った。めんどくせぁなぁw
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉。コガラシくんじゃないのでパッと見で受肉モードだと気づけなかった。一応頭部が見分けるポイントってのは分かるんですけど。ちゃんと本編にあわせた扉だったんですね。着替えるという行為がそもそも幽奈さんにとってはイレギュラー、という視点も見事です。そして、先週に引き続き描かれるパンツの裏地。
    • 本編。マフラーを編む幽奈さん。コガラシくんの「なんで寒そうな格好してんの?」ネタに対するアンサーですね。まさかアレにギャグ以外の意味が生まれるとは……。
    • あと、幽奈さんが形あるものを残そうとするのは成仏を少し意識してるのかな、とか思わんでもない。
    • んで、受肉幽奈さんの制服デート。頭部のフワフワ以外に髪型も変えてるんですね。言われるまで気づかなかった。扉もそうだけど、マジで気づかなかった。だからモテないのか……。
    • 髪型チェンジ。わざわざ美容院行ったらしい。タヌキ術でどうにかならなかったのか。まぁ、自腹でオシャレしたかった、というのがポイントなのかもしれません。借り物の体だから色変えたり、切ったりするのは抵抗があった、とかそういうのもあるかもしれない。分からない。
    • ということで、デート。見所としては幽奈さんの斜線……ではなくコガラシくんの斜線ではないでしょうか。斜線の数がかなり多い気がする。やはりここらへんは幽奈さんマジックなのかな。まぁ、あのやり取りで意識しなかったら頭が相当ヤバイことを疑った方がいいので当たり前っちゃ当たり前か。
    • ただ、そんなデートに対して前向きになってくれるコガラシくんの優しさが幽奈さんにとっては「とっとと成仏しろってことなんですね……」と意味になってしまって、というツイストが面白い。めんどくせぇなぁこの女w まぁ、言われてみれば分からんでもないか。
    • 受肉デートの真価は他人に見られることに点。見られないとコガラシくんが変人に思われてしまうんだけど、見られると今度は幽奈さんが痴態が露わになるw 逃げ場ないなコイツら。
    • この手のマンガの、この手の状況に対する他人の目って大体「羨ましいぞチクショウ」っていうのが多いと思うんですよ。本作でも多かったし、今週の『勉強』にもありました。なんだけど、本作のマックのポテトのくだりで出てきたモブ女性のリアクションが目新しかった。ポテトを口で渡そうとする幽奈さんに応えたコガラシくんに対して、“よくやった!!” って言ってるんですよね。「羨ましい」的なリアクションは男キャラのラッキースケベ的な状況に対するものですが、これは「女のワガママに付き合ってあげて偉いぞ」的なニュアンスですよね。ポテトを口で渡すなんてただのラッキースケベじゃん、と思ってたけど、実際はコガラシくんのイケメンぶりも示してたという発見。この発想はなかったな……。あの女性はおそらく年上だと思うので、年上かつ女性なので気づけた視点という感じもあって面白かったです。コガラシくんと幽奈さんの現状を結構鋭く見抜いてるのもスゴイですね。
    • ラスト。まさかの新キャラでした。そう来るのか。リューゼンって名前を聞くとバカ息子しかイメージできないんですけど、この人はどうやら凄腕っぽい。
  • 左門くんはサモナー
    • センターカラー。来週もセンターカラー。てっしーとアンリのツーショットの間に小さく左門くん。テオーマとしては、てっしーが犬、アンリが猫。考えたことなかったけど、意外とピッタリかもしれませんね。忠犬テシ公とか左門くん超嫌いそうw
    • 本編。8巻表紙の撮影風景とかいうメタ。メタなんだけど、ちゃんと本編に繋がるからスゴイ。ちなみに、8巻の表紙は巻頭のカラーページで見れます。
    • ナッキー孔明コスプレ。意外とアレ、女性でも似合うんですね。結構ハマってて意外。
    • アンリとクズくん。違和感しかない組み合わせ。クズくんのリアクションも見慣れなさすぎて笑った。「こんな人だったっけ……」みたいな感じある。割とまともなツッコミ役をこなしてるのが新鮮すぎる。
    • んで、場所は戻って六柱。まさかのべるぜバブ登場である(違)。凄すぎるタイミングだな……。これに関しては作者が気を利かせた可能性が少なからず存在すると思います。まぁ、意図的だったらもうちょっとそれっぽいリアクションやツッコミがあった気もしますが。
    • ふざけてた六柱がベル坊が現れた瞬間、緊張感に包まれる、ってのはこないだの『鬼滅』感ありますね。まぁ、幹部集合シーンあるあるってことなんでしょうけど。
    • とにかく、ベル坊がアンリにケンカ売ろうとしてエンド。根拠はないけど、ラブコメの予感がする。何となくだけど。
  • 鬼滅の刃
    • 相変わらずしのぶちゃんに赤面な炭治郎きゅん。こ、これは……。
    • イノシシとエロを効率よく刺激するしのぶちゃん。キャラが違いすぎるので当然演技ですね。教え上手だったのか……。こうなると先週の炭治郎との会話もウソの可能性が……ってのはさすがに気にしすぎか。
    • とにかく、2人も修行が捗る。よかったです。これがなかったら「炭治郎ばっかりモテてコツ教えてもらってずりぃぞ」ってなってた。なってたってか、先週まで割とマジで思ってた。
    • んで、刀が帰ってくる。炭治郎の悪夢的イメージが大正解なので笑った。むしろイメージよりもキレてるw 炭治郎のアレは結構「あの人だったらこうなる」ってのを冷静に考えた結果だったのね。
    • 箱入り娘ねずこに話しかけ続ける善逸。「バカだなーw」みたいにも見えますけど、鬼になってしまったねずこを人間扱いして語りかけ続ける善逸は結構ステキな気もします。ヘタすりゃ思いが通じちゃいそうで怖い。
    • 所変わって無惨さん。屋敷をゴチャゴチャ動かすのは太鼓のヤツと似てますね。太鼓が死んだから無惨の元に能力が戻った、とかかもしれん。
    • 無惨さん女装、もしくは女体化。不気味さという意味では後者なのかな。だとしたら、水を浴びたのか、雷に打たれたのか。炭治郎に顔を見られたから変身したのかもしれませんね。だとしたら、あの炭治郎が見た姿が本性とも思えないし、この女がそうとも思えない。ひょっとしたら柱の誰かは会ったことあるけど気づいてない、とかもあり得るかもしれない。まぁ、いろいろ言ったけど「何も分からない」で終わりでいいですw
    • 無惨おこ。やたらブチギレてるのは『左門くん』のベル坊っぽいと思います。てか、掲載位置的に幹部集合しすぎw
    • 女に変身したのをメタ的に考えると、しのぶちゃんとの対比があると思います。相手に一番適したツボを自然と刺激するしのぶちゃんと、恐怖で支配する無惨ちゃん。
  • 『U19』
    • 濡れた髪を拭く大人。これまた面白いですね。“涙を止めることもできないんじゃないかなァ” と言っていますが、実際は逆。そもそも涙を見せたのが屋上に行って雨に濡れてからです。先週書いたことの繰り返しになるけど、雨ってのは本音や感情の発露を意味してますので、この場合は涙も同じ。それを大人は拭き取ろうとしてるワケですね。恐ろしいですね。
    • んで、リビドー発動。教師の舌と頬を縫いつける。ひえぇぇ、痛いw マジか、発現した時も痛々しかったけど、攻撃も絵的に痛い。まぁ、針だから当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
    • どうでもいいけど、針が飛んでいくのを見ると『ガーディアンズオブギャラクシー』のヨンドゥを思い出してしまいます。今年続編きますね。楽しみですね。
    • メガネ委員長乱入。メガネは変装のアイコンでした。なるほど、そっちか。ここで気の利いたメガネ演出がされてまして。彼が登場してからしばらくはメガネが反射して彼の目が見えません。が、“せっかく目覚めたリビドーを… 大人の前で無闇に使うな” のコマでようやく目が見える。本心を言ってるのが分かりますね。やっぱりメガネは面白い。雨と同じくらい面白い演出アイテム。
    • んで、ガレキのアジト。PS4が発禁になってる、って設定が面白いですね。やっぱディストピアモノはこういう設定の行き届いた世界観ってのが見えるだけでも楽しいです。多分PS5は発売される前に大人が支配するようになったんでしょうね。
  • 食戟のソーマ
    • 安定のアザミンギャグ。別に面白いことをしてるワケじゃないのに笑える、というのが彼の真骨頂。
    • 十傑がそれぞれ生徒手帳。1人倒すと1人帰ってくる。まぁ、団体戦で最後に勝った方の総取りなんだから意味ないんだけど、儀式的に、絵的にアガりますよね。こういうカッコつけ大事よ。
    • ももブッチーにも生徒手帳。ズボォ。都合のいい入れ物扱いで泣いてますけど、普通にチャック開けただけだから本来そういうもんっぽいですよねw
    • んで、えりな様のターン。回想の中のえりな様めっちゃ悪そうな顔してて笑える。若干楽しそうにすら見えてしまうw
    • ラスト。えりな様がぶちかましてエンド。例のファサァポーズしてました。ちょっとだけギャグっぽく見えちゃうけど、頑張ったのは分かるのでほっこりします。回想の中と同じはずなんだけど、全然違って見えるのが見事ですね。えりな様ビフォーアフター
  • 『ぼくたちは勉強ができない』
    • 扉。新キャラ。本編に登場する前から「あーはいはい日焼け跡がやりたいんだー」ってのが分かるからある意味正しい。
    • 新キャラは人魚姫。人魚姫というと幽奈さんがいるんですが……まぁあのモチーフはたまにしか出てこないっぽいからセーフか。
    • 名前。武元うるか。よく分かんないんですけど、文武両道の「武」が入ってるから体育会系ってことなのかな。文、理、武。この3つが同列なのか、ちょっと自信ないです。まぁ、とにかくそんなことなんでしょう。もう今後体育会系は出てきません。
    • 校長より説明。人魚姫のイメージショットがくそ笑える。人魚姫なのにスクール水着の跡があるw
    • 水泳はオリンピック候補レベルだけど、勉強はダメなので教育係よろ。理系得意なのに文系いきたい、みたいな捻りとかないんですね。単に泳ぎの速いバカ。スポーツ推薦でそのまま行ける気がするんだけど、よほどのバカだと行けないもんなのかしら。あんま詳しくないので分かりません。まぁ、とにかく本作のメインコンセプトからはちょっと外れたキャラという感じですね。3番目だけど、今までと同列ではない。
    • 水着の食い込みをパチン、という定番の描写があるんだけど、パチンした後も食い込んだままなので笑う。パチンという行為は描きたいけど、食い込んでる方がエロいよね!という欲望に素直すぎる描写。
    • んで、ホレた理由。男友達が「メリットないのになんでノート写させてやんの」と言ってるけど、第1話で別の男友達にノート作ってるので謎。ノート写させるより作る方が負担は大きいよね。それなのに女にノート写させるだけで突っかかるあの男友達は一体。てか、ノート写させることによるデメリットがそんなにないからエピソードとしては結構ワケ分かんないんですよね。彼の優しさを知ってドキ、とか分かるし、ノートをキーアイテムにしたいのも分かるんだけど、もうちょっと何とかできた気がする。
    • まぁ、とにかく終わり。人魚姫の味噌としては、恋心に自覚的な点でしょうね。ただ、勉強キャラとしてはただのバカなので本作的には少しつまらない気がする。いや、別につまらないこともないんだろうけど、このキャラだけやられると本作の根幹がブレる。
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 東くんは今日もビカビカ。そのままアンヌ隊員とデート。ハチはあっち側の人間なんだけど、零一への忠誠があるので東くんに対してブチギレってのが面白いですね。
    • 青春の数値化。よく覚えてないけど『焼野原』でもこんなんやってた気がする。懐かしい。
    • んで、東くんは三浦春馬。数値にせぇよw てか、青春の頂点が三浦春馬ってチョイスがなんか絶妙に古いんですよね。『恋空』とか『君に届け』的なイメージなんですけど、いつ公開か調べてみろよ。泣けてくるぞ。
    • 東ア青春→零一リアクション→ハチ暴走→北斗ツッコミ、という黄金パターン。“お店に迷惑をかけるなぁー!!” は笑ったわ。あの状況で店への配慮が出来る北斗はナイス。
    • んで、入れ替わり。君の名は東。この状況で入れ替わったらフツー「心がモテないので話が盛り上がらない」ってなると思うじゃないですか。そしたら案の定ウンコトークで大失敗かと思うじゃないですか。しかし、アンヌは違和感を抱かないw ウンコトーク成功でした。アンヌやっぱりポンコツだった……そういや遊園地でもウンコネタあったもんなw
    • と思ったらアンヌがポンコツじゃなかったので自らの心の汚さが爆発してエンド。感謝してたアンヌは可愛いけど、「アンヌには常時ポンコツでいてほしかった……」みたいな寂しさが少しだけあります。食欲の赴くまま東くんに付いてったとかでええんやで。
  • 火ノ丸相撲
    • 忘れてた個人戦決勝&3決。加納くんドンマイすぎる。実力に見合う成果がまったくないまま終わってしまった。ある意味数珠丸よりもかわいそう。
    • 呼称チェンジとかいうラブコメの常套手段に走るレイナ様。やっぱり可愛いです。佐伯版レイナ様はまだドヤンキー時代だからw
    • んで、決勝開始。対戦カードは秘密のまま。なんだけど、ホタルは松葉杖なので休みでしょうね。やっぱハカセ来るわ。
    • んで、先鋒はレンスリング対決。まさかの兄弟。異母兄弟でもなくガチ兄弟。金みたいに暗殺はしない。
    • ホタルは不在っぽいけど、ホタルとの関連がメチャクチャ濃くなる先鋒戦。兄貴のバカモノマネで笑った。いい顔してんのがムカつきますねw
    • いやしかし、やっぱホタル技合戦になるのは見事ですよね。決勝に奇しくも出れなかった(多分)ホタルを過去の人にしない。ちゃんと団体戦の一員として印象づける初戦になってるんだからスゴイ。こうなると第二戦にハカセが来るのかな。ドラマの流れ的には一番収まりがいい気がする。するけど、多分外れてもそれ以上にうまくやってくれるとは思いますw
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 今週の本編とはさほど関係のないグリコ、チョコレート、パイナップルで4ページやっちゃうからスゴイ。しかも結構おもしろいw 確かに勝った際のメリットに差があると心理戦が発生して楽しそうですね。小学生の頃はそんな遊び方してなかった……。あと、Perfumeは笑った。昔ながらの遊びなのに急に今っぽい。
    • ということで、ハイロ。ハイロって部活があるから帰り遅いイメージでした。部活なくても自主連してそう。
    • ハイロの善人キチっぷりに斉木がマジで感心しちゃってるのが印象的でした。“神も超能力持たせるならこういう奴にしろ” って結構凄い評価してますよね。ツッコミとしてのスタンスを通すのではなく、普通に感動しちゃってるあたりが本作らしい独特のバランスだと思います。
    • コンビニ強盗に対して裸になって近づく……って完全に特殊刑事です、ありがとうございます。こうして『こち亀』を思い出せるだけで嬉しいです。
    • んで、良いことしたら目立ってしまって斉木的にはバッドエンド。ハイロと一緒にいるとロクなことがないってギャグですけど、斉木の善行が評価されたような形になってるんですよね。地味に珍しい。人知れずなことが多いのに。
  • 銀魂
    • ボス戦を2連勝したけど全体から見たら微々たる勝利、ってのを分かった上でその2勝の効果を何倍にも大きくしようとしてるのがイイですね。作戦として面白い。恐怖を与えて帰らせる、ってのを新宿二丁目ネタと絡めるんだから見事ですよね。やっぱこういう小ネタというか、要所要所でうまいこと言ってくる感じが『銀魂』の大きな魅力だと思います。ひょっとしたら最大の魅力かも。
    • 『ブラクロ』と『ヒロアカ』のインパクトに負けてスルーしてる人も多いと思うんですけど、今週の『銀魂』の終盤にも下書きあります。すごい些細なコマなので『ヒロアカ』とは違って「ギリギリでちょっとだけ間に合わなかった」という感じでしょうね。
    • てか、3作品も下書きが発生するって異常事態ですね。『ヒロアカ』なんかはアニメ用の仕事とか単行本の仕事かなぁ、とか思ってたんですが、『ブラクロ』『銀魂』も下書きであることを考えると、ジャンプ全体に要因はありそうです。締め切りが早かったとかそんなん。
    • いやしかし、『ヒロアカ』に比べると『銀魂』の下書きは間違い探しみたいなレベルですねw
  • 『オレゴラッソ』
    • 扉。バンバの後ろ姿。ユニフォーム的にレアルではないのが分かりますね。ついでに、バンバの顔を見せない、というのも本話のコンセプトの提示にもなってる。
    • 本編。親の都合でレアルファンを許されない少年。いかにもありそうな話で泣いたw サッカー好きなのは変わらないから試合に連れてってもらえるのは幸せなことですけど、好きなチーム決められちゃうのはちょっとかわいそうですね。ただ、地域性が高い文化だからそういうのも仕方ない部分はあるんでしょうねぇ。
    • まぁ、とにかく現地の少年の声援と、日本からのお馴染みの人からの声援が交差してエンド。バンバ見開きでエンド。物語的に、あらすじ的に特別な何かがある1話ではないですけど、この短い連載期間でエピローグに丸々1話使っちゃうってスゴイと思います。まぁ、たまたま話が都合のいいトコで途切れたってのもあるのかもしれませんけどね。あと、これも先週書いたけど、連載がどんなに長くなってても最終話はこんなんだったと思います。応援するキャラが増える程度でしょう。連載が始まる前から最終話は決まってました、みたいなことだと思うんですよねぇ。ここまでガチガチに固められた最終話ってのもなかなか珍しいと思います。
    • ということで、終わり。来週は最終回ない……のかな? 多分ない気がする。となると、今期の最終回ラッシュの中では本作が一番好きだったかなぁ。テーマもしっかりあって、それを踏まえたサッカーをしっかりやってて面白かったですよ。まぁ、新連載6連弾とかいうイレギュラーすぎる事態の被害者でしょうねぇ。本作に限らないけど。
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。かわせんりきさん最終週。顔しか出てないけど、校長を脱がせるおいしい役割でしたね。来月はないんだろうけど、次の超投稿生登場月間が楽しみです。
    • 蝉麿。左上の桃の木(?)の中に紛れてますね。今週はかなりゴチャゴチャしてるので苦戦しました。
    • 使えなイングリッシュ
      • まる神さんの、Earth。スケールでかすぎて使えないのは間違いないんですが、SFとかでありそうなセリフで好きです。なんか面白そうな雰囲気ある。
      • 千線船さんの、アレックス。完全に[Alexandros]が言いたいだけって感じありますねw 英文の中に入れることで違和感が増すw
      • カリンさんのイラストネタ、これはペンではありません。コーナーの方針を逸脱しそうなくらいに斬新なネタで素晴らしいですね。授業中にペンを舐めてるヤツっているよね、というあるあるネタがここまで膨らむんだからスゴイ。
    • 独特判決
      • 鮭上田村麻呂さんの、スマホいじってるやつ。「通信速度制限」が最近の子にとってあるあるネタになってるらしい、というのが感じられるネタ。ジェネレーションギャップに押し潰されそうですw そうか、学校の日常風景に速度制限があるのか。
      • ようかさんの、亀の甲羅(赤)。「止まれ」を意味する赤が飛んでくるってのがうまいですね。あと、任天堂に無許可でコスプレ商売する奴も甲羅ぶつけていいと思うw
      • 満月ポンさんの、入浴中に食器洗い。あるあるネタとして意識したことなかったけど、メッチャあるあるな状況なので爆笑してしまった。あれなー、タイミングずらしてほしいよなぁw
      • ゲインズさんの、おっぱい揉み。ちゃんとデブじゃないヤツに対して行える刑になってるのがナイスですね。リアルに運用しやすいw
      • ミチェルヲさんの、口呼吸。前段だけ読むと「そんなんでキレなくてもいいじゃない……」とか思ったんですが、後段のオチが優しいので笑った。確実に解決できるし、本人のためにもなるw
      • ウニドン¥130さんの、消しゴム。このコーナーは罰に関連した刑がおもしろいって趣旨なのに、ただ単に私怨を爆発させるような刑なので笑った。なんで刑になったんだw
      • 駄犬さんの、推理小説のネタバレ。これも上のネタと同じで「なんでその刑なのw」で面白いですね。セルどっから出てきたw
      • ホルアクティさんの、机に座る女子。コーナー崩しまくりで笑った。刑を書きなさい、刑をw
    • 成績発表
      • ようかさんが10単位到達。おめでとうございます。扉が楽しみですね。来来月かそれ以降になるかは分かりませんけど。
      • リーチの9単位は2人、8単位はいなくて、7単位が7人。結構詰まってますね。3人目、4人目の超投稿生はこのままだと2択ですけど、その下がいい感じにデッドヒートになりそうな予感です。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 3月3日といえば両さんの誕生日……ではなく雛祭り。ということで、雛祭りネタ。カラクリの人とか懐かしいですね。
    • 磯兵衛を徹底的に怖がらせる花岡、そんな花岡に対して「やめたげてよお!」な中島、持ってきちゃう源くん、というコントラスト。絶妙である。そっからの呪いを解くんだ、のチームワークが素晴らしいですね。こないだの切腹もそうだけど、変な所でのチームワークすごいw
    • んで、ホラーオチ。よく見ると人形が磯兵衛の手をギュッと握っててマジ怖かったです。なんか変だな、と思ってよく見てみたら……で泣いたw
  • 次号予告
    • 次号も新連載。センターカラーは『腹ペコ』『磯兵衛』『左門くん』。ギャグしかいねぇ。珍しいですねw
    • 『左門くん』のカラー扉、ベルゼビュートがおしゃぶりしてたら最高ですねぇ。してるといいなぁ(無理)。
  • 目次
    • 間違い探し。今週は3つとも割とまともだったかな。どれも間違いの種類が似てた気がします。一応鼻血だけ少し難易度高いのかな、って感じですけど。

池本さんに教えてもらった電動歯ブラシがやたらと快適です。マブい!
(『BORUTO-ボルト-』)

    • マブいって言葉そういう使い方だったっけ。

お帰りなさいませ田村先生!時間出来たらまたお家遊びに行かせてくださいー!
(『ブラッククローバー』)

    • これからの新連載3つにはこの手のコメント期待できそうですね。まぁ、今週は1つだったけど。

休憩中、若い女の子Aさん二人がテレビの前に座ってるの非常に可愛い。
(『鬼滅の刃』)

    • この「吾峠先生の方が可愛いんやで」というのを誘ってる感、嫌いじゃないよ。

12号の最終Pの担当のアオリは早くも今年の斉Ψベストアオリ賞を受賞した予感
(『斉木楠雄のΨ難』)

    • 探してみたけど、思ってたのと違うタイプのアオリでした。そういううのが好きなのか。
  • 愛読者アンケート
    • 新連載について。タイガの印象について「可愛い」「可愛くない」があるんだけど、それはオチを踏まえた上で答えるべきなのか判断に困るなw
    • 話の印象について「緊張感がない」ってのがあって、これは良い意味でそうだと思った。まぁ、多分ネガティブな意見として処理されると思うからオススメしません。
    • 大問2は流行ってるホビー、ゲームについて。選択肢がメチャクチャ多くて笑った。大変ですね。ただ、選択肢に『ドラクエ10』がないのが悲しい。まぁ、そんなもんかw

 総括です。
 文字数一気に減りました。まぁ、月曜に終わらなかったので後半になるにつれて「もう今週はいいや」みたいなノリがあったのは否めないです。ごめんなさい。だから火曜になるの嫌なんや。
 まぁ、おかげで文字数は5千くらい減りました。極端すぎる。

 はい、今週のベスト作品。これは新連載でしょー。ブッチギリでしょー。しゃーない。これはしゃーない。
 んで、次点。次点は下書き三部作かなw 下書き的な意味では『ヒロアカ』が断トツですけど、他の2作品のおかげで、「どうやら堀越先生だけに限った話じゃなさそうだ……」ってなりましたよね。まぁ、何にせよ、こういう事故的なレアリティーは楽しいです。

 では、最後に今週のベストキャラ決めます。こちらは次点から。

  • しのぶちゃん 『鬼滅の刃
    • マジでキレてたひょっとこも笑ったけど、どちらかというと猫被りしのぶちゃんのがツボだったかな。100%ウソだと分かる感じが素晴らしかったです。そして、今週も斜線が入る炭次郎きゅん……
  • サラダ 『BORUTO
    • 好きなキャラというのはたくさんいるし、サラダも当然その1人なんですけど、評価があまあまになってしまうキャラというのは少なくて、それがサラダ。元気にやってるのを見れるだけで満足してしまうのですよ。今回の斜線も「早くもデレやがったな」みたいな受け取り方もできますけど、それだけでない魅力がありました。ちょっと前まではあんなに陰鬱としてたのに、こんなに明るくなってよかったねぇ……と親戚のオジサン感覚。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • ベルゼビュート 『左門くんはサモナー
    • 田村先生の凱旋新連載を祝うかのような新キャラ登場が痺れました。どこまで意図的か分かりませんけど、狙っててもおかしくないよなぁ、というラインが絶妙で悩みますねw

週刊少年ジャンプ2017年14号の感想 - 北区の帰宅部

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