北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』460話の感想


 先週のです。この遅れ具合は史上最悪レベルかもしれない。

#460

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は轟さん。イメチェンというワケではないんだろうけど、可愛すぎるのでビビった。私服での出番が少ないのが悔やまれるというか。

 1本目。いきなり挨拶から入る轟さん。メタではないけど少しメタっぽい雰囲気もある。それだけ「今週は轟祭りじゃい!!」ということなんだと思います。結構驚くくらいの配分で出番多い。
 何が異例って最初に轟さんと絡むのが、畑さん。ツッコミ不在。そして、2人とも強キャラ感すごい。どうなってしまうの‥‥と思わざるを得ない1本目。

 本題に入る。ウソ発見器。畑さんが最初の被験者というのは、感情が読み取りづらいから、みたいな理由かしら。
 ということで、早速、轟vs畑、みたいな様相に。先行が轟さんなのでそのまま勝つかと思いきや、畑さんがうまいこと交わす。マジうまいこと言って交わすのですごいw 「質問者の意図とは違うように解釈する」って回避法は、実際のウソ発見器対策としても有効なのではないか、とかちょっと信じてしまいそうなレベル。仕組みとか知らないから実際どうなのか分からないけど、なんか効果ありそう。

 んで、生徒会がin。オモシロを察知した畑さんが機転を効かせるも‥‥というオチで笑った。うまいw 畑さん自爆というか、ここにきて出番がなかった轟さんが勝利したような感じある。
 てか、この1ネタを挟むことで「ウソ発見器は正しくウソを見破る」という前提を作ってるの、うまいよね。フツーに笑えるネタだけど、話運びとしてもすげぇ大事。

 タカ兄が餌食に。血液型を当てようとしてるのかと思いきや‥‥でオチ。ちょっとこのツイストの効かせ方、先ほどの畑さんの回避方法と通じるものがある気がする。轟さんの場合、天然の可能性もあるけど、ひょっとしたら畑さんとの攻防で思いついた質問なのかも、とか。
 そして、本編では2択にまで絞られたタカ兄の血液型、サブタイでO型と判明。やったぜ、ワタシと一緒だ(ダカラナンダ)。

 続いて、アリアが被験者。‥‥が、本編が始めると既に質問済み。何やらアリアが照れる、困るような質問だったらしいが、教えてくれない。ここらへんの余白の使い方が本作は意地悪というか、うまいよなぁ。4コマ漫画という非常に限定された情報量のメディアを堪能してる。
 アリアは「すぐに顔に出る」、からの畑さんがオチ。何気に畑さん、サービスショットだと思うの。とても良い。

 ラストページ突入。被験者シノ。轟さんの質問は「気になってる男子がいるっ」。原文ママ。「っ」が気になる。多分「?」って書いてあったのを誤植したのではないか。ドウデモイイデスネ。
 からの畑さん、「津田君だったりして」とラッシュをかける。なかなかキツいw まぁ、ウソ発見器が間違ってるとか言い張ることも可能だけど。
 からのタカ兄以外は誰もが知ってそうな秘密についてのアレコレ。ウソ発見器どうこうよりも、会長のリアクションでモロバレである。ただ、タカ兄は気づかない。そもそも畑さんがなんであんなことを言い出したのかもピンときてないのでしょう。単にその場にいた男子だから、とかマジで思ってそうw

 ラスト。まとめとして、畑さんが今回の発明についてインタビュー。轟さんにスポットライトが当たってるの、なんか珍しいですね。イメージなんだろうけど、ちょっと『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』っぽいというか。
 発明のひらめきについて「身体に電流が走る」と表現する轟さん。ぶっちゃけこの時点でイヤな予感しかしないんですが、スズが「ネネは天才肌なんですよ」と得意気にしてるのが可愛い。友人として誇らしいんだろうけど、それだけにオチがw


 ということで、終わり。いざ始めれば、急いでやれば、30分くらいで終わるんですよね。だったらとっととやれよって話なんですけど、どうしてもため込んじゃってねぇ。マジいけない。
 お気に入りのネタとしては、畑さんが会長にウソをつく奴かな。ただ、ベストショットとしては扉。マジ可愛いやんけ。

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