北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年23号の感想

 映画『ニセコイ』の話しようと思ってたんですが、ジャンプ本誌にその情報全然出ないので驚いてます。ほぼ少女漫画原作映画になりそうな予感がするジャンプ映画、という不思議な作品になりそうで面白いのに。ひょっとしたら少女漫画誌とかの方が情報充実してたりしてw
 更新が遅くなってアンケート企画をやらなくなると、ジャンプ本誌と関係ない雑談が増えるのだな……と気づきました。そういうもんです。

 はい、ジャンプ23号。ゴールデンウィーク中だけどジャンプ発売です。水曜にしてでも発売するというチカラワザ。水曜発売のマガジンは普通に休みなんですけどね。不思議だ。
 ちなみに、水曜発売でブログ更新が土曜深夜なのでかなりマシなんじゃない?(すっとぼけ)

背表紙

 1987年。定番のピンクがバック……と思ったらちょっと色違うのか。少し落ち着いたピンク。サーモンピンクになるのか? ドギツい感じもあったので、落ち着いたのは良いと思います。
 ちなみに、背表紙で抜粋されてるのは『火ノ丸相撲』。表紙と巻頭が一致しないといろいろ不思議なことになりますね。
 感想番外編。1987年とは。
 有楽町マリオンがオープンしたのが87年。マリオンといえば、日劇ですが、日劇は昨年なくなりました。一方、映画館のシャンテがオープンしたのも87年。こちらも日劇と同じくジェノサイドされると言われてたんですが、存続。今でも元気に上映中です。今は『君の名前で僕を呼んで』『アイ トーニャ』がオススメです。
 87年生まれの有名人としては、ケンドリック ラマーが話題でしょうか。史上初のピューリッツァー賞ラッパー。某りりぽんのTシャツでもお馴染みのあのアルバム。ちなみに、彼女にあのTシャツをあげた人は北区出身。
 サッカー系ではメッシが87年。メッシってもう30越えてんだ……と軽く衝撃です。いつまでも20前後のイメージあるわw(んなワケないんだけど)
 そんな中、個人的に一番好きなのは、つぼみ。ぶっちゃけこのコーナー、この年をやりたくて続けてたみたいなもんです。一番好きな女性有名人でしょうね。海外部門はジェシカ アルバだけど、国内、総合部門ではつぼみ。週プレでの連載も面白いし、未だに最高です。昔はつぼみ好きっていうと「ロリコンかよ」って言われがちだったけど、もう三十路なのでそんな心配もないですね。てか、もう30かよ!!(このコーナー全員そうです)

表紙

 ジャンプ買う時、心の中で「表紙思ってたんと違う!!」と叫びました。『ONE PIECE』なのかよ。まぁ、連休中の大事な号なので引きがある方がいいのは分かるけどさ、『相撲』かわいそうよね。
 とはいえ、この『ONE PIECE』表紙はずるいよなぁ。引き強すぎでしょ。ここでビビ出しちゃうのはずるい。しかもバッテンまでアピールしてくるし。単行本派、アニメ派、もしくは最近読んでないなぁって人でもこの表紙見たら「へぇ~!イイネ!買っちゃおうかな~!」ってなる人多いでしょ(ダメー!)。

ジャンプヒーロー背くらべポスター

 こどもの日記念の特別企画。その名の通り、背の順で並んでます。身長というテーマで作品を比較することってなかなかないから面白いですね。そもそも細かい数字まで把握してもいないですし。
 チビ順に行きます。

 一番のチビはリコピン……って当たり前ですね。番外編すぎる。キティちゃんパロディーの設定、久々に思い出しました。
 次に小さいのがリズヘッド。ここは明確に低身長キャラですね。むしろジャンプ最低峰の座をリコピンに取られたのが残念かもしれない。あと、この企画で特徴的なのは師匠の方が不参加なんですね。いつもは2人セットなのに。まぁ、身長というテーマではコチラというのはもちろん分かります。リズ派の人は「リズエンド確定!!」とか大騒ぎするのも一興なのではないか。
 次はエマ。子供ですね。とはいえ、「エマ>リズ」なのはちょっと驚いた。まぁ、2cm。その次がボルト。これまた子供。エマとの勝敗は男女の差かな。まぁ、作者の気まぐれなんですけどw
 次に幽奈さん。そもそも今回の選抜に女性キャラが少ないからまぁ当然かもしれませんね。153cmなので、まぁ特別小さいって感じでもないのかな。女子高校生(だっけ?)の平均身長知りませんけど。特別デカくも、小さくもない、可愛らしい印象の身長がここらへんなんでしょう。とはいえ、浮いてること多いからあんま身長関係ない気もしますw
 次がアスタ。こっからの低身長キャラは怒濤の共通項があります。「持たざるもの」をキャラデザに持ち込むと大体チビになります。
 火ノ丸くん。これも持たざるもの。まぁ、ここは細かい身長の数値が重要になってくる作品ですね。この中で一番身長が物語に直結するキャラクター。
 ハチガネ。こっから160cmオーバー。ここは持たざるものではないので150台は回避って感じではないでしょうか。ただ、元からデカいと「実は怪物」ってインパクト薄れちゃうので170以上ってのもやりづらい。
 日向。これは火ノ丸くんと同じタイプなので「160はあるんだ?」と驚きますが、バレーをやる上での現実的な設定として作者が日和った可能性がw(意地悪)
 炭治郎。一応持たざるのグループに入れていいのかしら。それでいてハチガネみたいな「実は超人」要素もありますね。まぁ、普通ってのがここらへんなんでしょう。170越えると、それだけで「すごい人」という印象が生まれてしまう……ホントは違いますよ。平均身長とかの話ではないですよ。
 デク。出ました、典型的な持たざるキャラ。こう並ぶと「デクでかいじゃん」みたいな印象も生まれますが、この下に、明確に呪いレベルの低身長キャラが多すぎる影響ではないでしょうかw
 ヨナギ。168cmなんだ、とちょっと意外。170越えるとモデル体型みたいな別の特徴が生まれちゃうから、みたいな計算もあるのかな。割とすらっとした美形であるのは前提だけど、みたいな。
 千空。こっから170オーバー。分かりやすく「持ってる」キャラですね。170あると超人みたいなイメージが生まれやすいのかな。
 イタドリ。こいつは体力お化けみたいな設定なので何なら180あっても違和感なかった。まぁ、少年マンガで180は勇気がいる設定なのかもしれない。
 ロボ。これまた持ってるキャラだよね。あと、プロとして活躍するので、これ以上小さいと「小さいのに頑張ってる」みたいなドラマが生まれてしまうので、それを避ける兼ね合いとかもありそう。
 ソーマくん。イタドリ、ロボ、ソーマがなぜか同じ173。謎のマジックナンバー。3人もかぶるってすごい。ぼんやりとすらっとした印象のある170前半がよくて、末尾は奇数のがキレイ、みたいな感じかしら。ぶっちゃけここらへんはいい加減に決めてる人もいると思う。まぁ、もちろん複数キャラとの高低差を考えて、みたいな作者もいるでしょうけど。
 ルフィが174。意外と大きいかも。小柄なイメージすらある。まぁ、あの世界は身長という概念が少し狂ってますからね。大きい方も小さい方も極端。
 銀さん、177。ちなみに小栗は180越えてる。ジャンプでも珍しい大人感のある主人公なのでデカいのは納得ですね。チームで並んだ時の高低差ってのも重要になってくるし。てか、銀さんのボサボサ頭でだらしないけど、すらっとした長身ってのは『探偵物語』工藤ちゃんイメージ?? ちなみに松田優作は183です。銀さんはちょっと小さい。小栗が相当近い。
 ノア。驚異の189。銀さんをさらに10以上越えてくるとは。細かい設定知らないけど、外国の血が混ざってるので、とかそういう感じかしら。もちろん銀さんと同じく、大人キャラであり、チームで並んだ時の高低差って部分はありそうですね。

 ということで、終わり。「身長」だけで作品を比較するの面白いですね。ちょっとメガネ記事みたいなことが出来る予感すらあった。少年マンガと身長、めちゃくちゃ面白いテーマでした。あざした。

読者プレゼント

 ハロプロ降臨である。たまにあるよね、なんかマジでちゃんとした人が出てくるの年に1、2回くらいのペースである印象。
 面白いのがさ、右下の説明欄を見なくても、ページを開いてパッと見した瞬間に「なんか違う!」「いつもよりちゃんとしてる!」って印象になるから不思議です。ちゃんと可愛いというか、コスプレもちゃんとしてる。謎の「ちゃんとしてる」感。言葉で説明できないけど、明らかに違う。

火ノ丸相撲

 巻頭カラー。見開き扉で初の人気投票のお知らせ。グッズの抽選もあるらしい。2名に抱き枕が当たる……抱き枕!? 笑った。火ノ丸くんの等身大サイズ。今週はやけに身長ネタが多い。枕として使う際「もうちょっと長さが欲しい」とかなりそうだけど、だいしゅきホールドすることを考えると多少短いくらいがちょうどいいのかな。抱き枕に馴染みがないから分からん。何にせよ、フトンで裸はアレだ。ちなみに裏は刃皇。新刊の表紙かな。
 カラー扉は頂上決戦の九月場所に向けた全員集合。盛り上がって参りました感あって楽しい。人気投票とのマッチもあると思う。まぁ、人気投票の方ではレイナ様とか強そうだけど。

 本編。九月場所に向けた注目力士インタビュー、というテレビをみんなで観る。前回は気づかなかったけど、これめちゃくちゃ巻頭を意識した内容になってるっぽいですね。注目キャラの顔と名前が代わる代わる出てくる。こういうの計算してやってるんだとしたらスゴイですね。無計画に毎週やるだけでも大変だろうに。本作はポンポン巻頭やるワケじゃないから余計意識した、とかあるのかしら。『ハイキュー』『ヒロアカ』とかはもう「いちいち考えてらんねぇ」とかそういう域に入ってると思う。まぁ、『ハイキュー』は割と丁寧に毎回起承転結というか、盛り上がりポイントがしっかりしてるのでどの回を巻頭にしてもハマるってのはあるかもしれないけど。
 そんな顔見せ。テレビ慣れしてる、してない、で個性がハッキリするのとか面白いですね。その後も、名指しでケンカ売るような発言したり、いろいろキャラが立ってる。まぁ、既存のキャラなので当然ではあるんだけど。
 んで、久世くん。パフォーマンス好きって感じではないので地味になるかと思ったら、マジメさ故のサプライズ発表ってのが面白い。刃皇以外では一番のボムになっちゃったなぁ。他の人かわいそうw
 からの刃皇会議。マスコミの前でのああいう発言はちょっとリトルホンダを思い出すかな。あれをさらにエクストリームに進化させた版。そんな刃皇会議。まぁ、要するに『インサイドヘッド』だよね。ギャグっぽいし、実際ギャグではあるんだろうけど、刃皇の複数ある顔ってのが対刃皇におけるキーであることが明らかになったばかりなので、その流れとしては突拍子のないネタではないんだよね。意外としっかりしてる。複数の顔の話をギャグっぽく描いてるだけ。
 会議を見せたので、刃皇の挑発的リップサービスが真意ではないのが明らかになったのもデカイ。もちろん完全なウソでもないんだけど、裏の意図もあるって感じね。一旦顔を隠したショットにして裏のある発言をさせた後、顔を映したショットを持ってくることで「あっこっちが本音ね」と分かるようになってるのも見事。
 んで、ラスト。刃皇の愛と、火ノ丸くんの愛、そしてそれを見守るレイナ様という感じでエンドですね。要するに火ノ丸くんの愛が重すぎてレイナ様が受け止めきれない、という状況。つれぇわ。レイナ様と付き合うようになったの、キャラ萌え的なご褒美展開というよりは、この「愛」をテーマにした物語にするために必要不可欠だった、という感じですね。

 んで、本編後に人気投票の要綱。応募券はナシ。組織票は無効、だけどこないだの『ゆらぎ荘』に比べると注意書きのテンションが違いますね。何となく分かる。
 何気に初の人気投票。このタイミングで初なので、困ったことになるのが高校編のみなさま。レイナ様は大相撲編で人気爆上げだろうけど、他がなぁ。なんで今までやらんかったか知らんけど、「もうちょっと前にやった結果が見たかった」ってファンもいるんじゃないかしら。
 この現象は『dr.stone』における大樹たちにも起きてますね。初期メンなんだけど、人気投票のタイミングに泣いた。
 今やるとやっぱ刃皇が強いんだろうけど、実際はどうなんでしょうね。高校からいるキャラの方が愛着あるのでフツーにそっちが有利、みたいな場合も充分ありそう。
 まぁ、あと気になるのはやっぱ川田先生、分からない君あたりでしょうか。解説親方はいなくなっちゃったからかなり不利な戦いになるんだろうなぁ。同情票とかは狙えるかも。キャラが多いのでトップテンは難しいのかなぁ。てか、最近ミウラ、筒井、川田、と目次コメントが可愛い作者の人気投票の話題、多いですねw 筒井先生ならトップテン狙えると思ったんだがなぁ。惜しかったのぅ。

約束のネバーランド

 タイトルまでの3ページ、静かながら丁寧に「手」が強調される。そして、それは当然腹に突き刺さる鬼の手に繋がって扉がバーン。扉のアオリでわざわざ「兄のようで 父のような 貴方のその手が 僕の生きる希望だった」って言ってるのが良いですね。これはうまいアシスト。よく見ると扉のなくなった右腕の袖、中身がない割には不自然にオリバーを抱えるような位置にあるんですね。要するにオリバーにとっては右腕があると錯覚するくらいに包まれてるってワケで。ここらへんホントうまいよなぁ。うまいを通り越して、ぶっちゃけ「気づかねぇよ!」というレベルに近いw アオリなかったら余裕でスルーしてたよ……
 んで、優しい笑みの裏でルーカスは焦る。倒してはいるけど、計画を考えるとあまりに手痛い。ここで意地悪なのがさ、 “最悪のシナリオはノウス ノウマが健在でサンディ達が全滅” って言わせてる点でして。一瞬「あっ 片っぽは倒したから大丈夫」ってちょっと安心するじゃないですか。安心させてからの、ノウス無双の事後を見開きで見せるっていうね。この一瞬油断させてからの一撃がニクい。絵的な迫力も充分なんだけど、それ以外の語りが絶妙だよなぁ。絶望エンターテイメントしてる。
 圧倒的に手札が足りない!!という状況からのラストですよね。アゲてくるじゃないの。最高やんけ。一瞬エマかと思わせて、というのもうまい。エマでも安心は出来るけど、人数が増えるワケじゃないから全体で見ると何も好転してないんですよね。そっから、超頼もしい2人が増えた、というオチ。うまー。

ONE PIECE

 WCI編を終えて、レベルアップの儀式。ここまで分かりやすくレベルアップが描かれるのも珍しいですね。今までも仲間が増えたり、みたいなのはあったけど。レベルアップというよりは、強敵を倒したことによって得た何か、という感じなので『ドラクエ』よりは『モンハン』みたいな感じなのかな。いや、別のゲームでも例えることは可能だと思いますが。
 んで、サンジのレイドスーツ。ワクワク度たけぇな。これは良い。『BOZE』が終わってしまったけど、サンジがいた。ただ、サンジとジェルマの和解(って程ではないか)の前に作られたスーツだと思うので、サンジに対する理解はない状態での設計な気はする。まぁ、親子喧嘩でのサンジのバトルスタイルを元に作った、とかだったらまだアリだけど。
 んで、ゼウス。えっ、お前いんのかよ。これはビックリした。ビックリしつつ「いいの?」という疑問も少し。あんなもんマムが好きなように消せるんじゃないの? 設定とか覚えてないけど。あと、単に、ジンベエが仲間になったのに同行しないというモヤモヤを抱えてる身としては、「ジンベエは一緒じゃないのに別のヤツ来んのかよ」という解せない感じもちょっとある。
 んで、島と島の間恒例の世界情勢のお話。ぶっちゃけここが一番面白いという説もありますね。ルフィの懸賞金が下がったのは、政府がマジで危険視しててルフィ達の実力を認めると世界への影響がデカすぎるから、みたいな理由かと思ったんですが、全然違ったw 変に考えすぎでしたね。引っかけとしてはシンプルなので「はいはいどうせ」って分かってた人も多いのかなぁ。こういうとこダメだなぁ、落ち込むわw
 んで、コビー大佐。このタイミングで見聞色での活躍を見せるのが良いよなぁ。マム編は徹底的に見聞色だったからね。ルフィの成長もそこだし。
 そんなコビー大佐。良いのは見聞色だけじゃない。メガネですよ、メガネ。新聞でルフィの活躍を知る時、コビーはメガネをかけるんですね。新聞を読むからメガネって仕草は至って自然でありつつ、メガネをかけることでルフィと出会ったあの時の姿に戻る、という裏の意味合いが生まれる。これはうまいわ。ちょっとここ1年の中でもベストメガネと言えるかもしれないレベル。やっぱ『ONE PIECE』は全方位的に強いな。

Dr.STONE

 一度洞窟探検を否定したくせに千空がドヤりながらレア宝石にワクワクしてるのちょっとアレ。まぁ、常に自信満々ってのは千空のキャラクターではあるんだけど。
  “この宝のダンジョンで俺ら3人は仲間っつう もっとでけえ宝を手に入れたっつう話だな……!!” このセリフが『ONE PIECE』の直後にあるっての味わい深いですね。尾田っちが秘宝の正体として真っ先に否定してるヤツw
 んで、ゲンちゃん裏切らない。前回も書いたけど、この引っかけ自体は1ミリも面白くないです。ここでゲンちゃん裏切ったらマジで作品の信頼に関わるレベルでひどい。
 まぁ、それだけで終わらず、ゲンちゃんの初恋と天文台ってアイテムに繋げたのは良かったです。安直な引っかけだけでなく、しっかりプラスアルファがあるから本作は強い。まぁ、けどあの引っかけは「バカにしてんの?」となりかねないレベルだったと思うけど。
 そんな天文台。「喜んでくれる??」ってつもりだったのに、今後の司帝国との情報戦に超便利ってなるのも面白かったです。素直に喜べよって話でもありつつ、めっちゃ頼もしいアイテムが知らん間に手には入っちゃった。

ブラッククローバー

 下書きである。ジャンプがブラックすぎるせいで『ブラッククローバー』がホワイトになる皮肉。大ヒット飛ばした割には作家が若い、もしくは若手ってのが原因なのかなぁ。なんでここまで連発するのか。もう休載にすりゃいいじゃんって思うんですけどね。てか、今時ジャンプ側も先手を打って休載にしないと「ジャンプってやぁねぇ」って言われかねないですよ。そこらへんに無意識なのだとしたら、余計ジャンプやべぇなってなる。
 本編。ユノは我が強い。そうは言うけど、ユノがユノとしてのアイデンティティーを保てたのはどう考えてもアスタの影響ですよね。自分という存在を強烈に意識させる他人がいたことがユノの勝因。自我の根本はむしろ「他」にあるのではないか、とか考えると深い話ですね。
 んで、アスタ&ユノの見開き。やべぇ、超かっけぇぇw 2人とも片翼という中二心をくすぐる設定ってのは既出のネタですけど、ここまで気持ちよく見開きにされるとね。そりゃココは下書きにするワケにはいきませんわ。このショットを描きたいがためにこの設定にした、と言っても間違いではないと思う。

ぼくたちは勉強ができない

 センターカラー。人気キャラ投票の結果発表。さすがに巻頭までは行かなかったか。まぁ、異常な頻度でカラーやってるのでしゃーないわ、というのも分かる。
 んで、結果発表。まさかの先生優勝。記憶に自信ないけど、たしか投票開始時に「うるか優勝が一番平和で良いのではないか」みたいなことを書いた記憶があります。文理の2人のどちらかが優勝すると本編的に不穏な空気が生じる、みたいな話です。そういう意味では、うるか嬢よりも平和な結果だったと思います。先生優勝。まぁ、本編の内容から考えると変則的すぎる結果でアレって見方も出来なくはないけど。まぁ、ここらへんは『ニセコイ』の影響もあるんだろうなぁ。初の人気投票だけど、『ニセコイ』が生んだ特殊すぎる人気投票のあり方。それを無視して本作だけを考えるのは無理があるんじゃないのかな。そういう意味では、変な話つまんないくらい順当だった『ゆらぎ荘』の人気投票とは対照的ですよね。『ゆらぎ荘』の信者のワタシが言うとトゲがありそうですけど、何回も人気投票をすることを考えると、結果が楽しみになるのは『ニセコイ』『勉強』方式ですからね。一概にどちらか良いとかそういう話ではないです。安易に比較することがそもそも危険である、という話。
 んで、結果。カラー裏の4コマは今回はお預けである。結果の詳細は本編後に2ページくらい割いてほしかったというのもあるが、贅沢なのかなw
 1位が先生だったことで文理の順位が離れたことによるトゲがなくなった、というのは間違いなくあると思います。ここらへんネット時代というか、sns時代というか、ファンコミュニティーのあり方が関わってきますよね。アイドルブームとか『ニセコイ』の影響もあり、ファンの熱のかけ方が違うので、順位をそのまま安易に飲み込むのもアレ、ってのはあると思います。
 個人的に驚きだったのは6位のイモート。妹属性は人気なのだなぁ、とか思ったけど、どうやら違うっぽい。単行本ではかなり活躍してるらしいですね。そうか、彼女はそういう活路なのか。重要キャラっぽく登場した割には出番がなさすぎるので、『ゆらぎ荘』における白露様枠みたいな印象もあったんですが、そうではないらしい。単行本で大活躍だから本編では出番なくて大丈夫、って感じなのかな。
 んで、唯我は7位。6位には入れよ、って感じありますけど、単行本の事情を知らないので何とも言えない。じゃあ妥当かも。
 個人的に一番可愛いと確信してる筒井先生は14位。マジか。トップテン入れないのか。まぁ、ここでもワタシと本作のガチファンとの間に温度差はあるのかもしれない。単行本での筒井先生のキャラクター知らないからね。ジャンプの目次コメントでは間違いなく最強クラスの可愛さを誇ると思いますけど、あんまガチ勢の方は単行本での情報があるし、そこに印象の差が生じるのは仕方ないのかもしれない。まぁ、とはいえ、筒井先生ほどの可愛さがあっても14位か……というもどかしさは正直ある。ぶっちゃけ8位、いや9位には入ってもおかしくないという気がするんですけどね。ミウラ老師もトップテンは無理だったし、川田先生は4年目というキャラ数の不利があったので余計に筒井先生には期待してたんですが。ぶっちゃけ、筒井先生の可愛さは本編の魅力を超越してるレベル……と割とマジで思ってるのでここらへんがファン層との温度差かな『ゆらぎ荘』信者のワタシでも「筒井先生はミウラ老師よりも可愛いかもしれない……」と危機感を抱くレベルなんですが(よく分からない評価)。
 「お前らが筒井先生に勝つのかよ!!」と思いつつ、感動したのは猪鹿蝶の3人が猪鹿蝶の順番のまま3連続してた点。すごくない?? ぶっちゃけライトなファンとしては「差とかあるの?」とか失礼なこと考えちゃうんですが、猪鹿蝶の順序を保ったのにはマジ感動しました。偶然だからこそのドラマですな。
 ちなみに、猪鹿蝶の3人の票を師匠に足しても先生には敵わない、というバランスも偶然にしちゃ出来すぎだと思いました。こういう「ホントは勝ってのに……!」みたいな余地を残さないのは良いと思いますよ。もちろん偶然だけど。

 本編。人気投票の結果発表にあわせて先生回。なんだけど、序盤を読んでるとそんな感じは全然なく、本作の基本的な部分を振り返るような話。模擬面接を通じて「そもそも何目指してるんだっけ?」「なんで目指してるんだっけ?」「唯我の立場ってどんなだっけ?」みたいな話題が出てくる。ここだけ見たら、むしろ1周年とかでやってそうな話ですよね。ターン制で女性キャラ回してる時よりも断然ちゃんとしてる、とすら思える。
 んで、模擬面接。先生の圧迫がキツい。顔と言葉がキツいけど、至って正論ならいいんだけど、若干先生の個人的な考えが混じってるというか、偏ってる感じはありますね。「理系得意なら理系に行けよ」とか聞くかなぁ。聞くにしてもあんな意地悪に。余計なお世話というか、成績足りてりゃ言われる筋合いないよね。まだ成績足りてないけど。あと、師匠が「好きな科目は文系」って迷いなく答えるのはちょっと都合を感じる。「星が好きだから理系です」でええやん。
 まさかの唯我参戦。この「お前もやっとこうか」というサプライズはちょっと『ゆらぎ荘』の三者面談の回を思い出すかもしれない。まぁ、あっちはオチで、こっちは導入で全然違うんだけど。
 ということで本題。なぜか先生のコスプレショーが始まったのである。なんでなんだぜ。説明できる人はどこにもいない。なんなら筒井先生ですら不可能なのではないか。ぶっちゃけ、模擬面接を通じて本作の根っこの部分の話が面白かったので「あーそういう……」と若干ガッカリ、は大げさにしても、脱力というか。
 まぁ、コスプレしながらも面接の勉強みたいな要素はバンバン出てくるので、というのはマシなのか。序盤に期待したものに近いかもしれない。ただ、唯我にだけ丁寧すぎて「文理の2人にも叱った後にアドバイスやれよ」とは思う。結局、文理憎し、だけのように見えちゃうというか。唯我がリタイヤしたのにそれでも優しく教えてあげるのはちょっとどうかと思うよ。別に唯我サンカッケー!!みたいにも思えないし。
 そして、突然の父殺しテーマが飛び出してエンド。マジか。そっちに繋げてくるのか。親というテーマだと今んとこ師匠だけが面白くなる余白を感じるけど、リズママとかやる余地あるのかしら。そこらへんのバランスは丁寧に取るイメージあるんだけど、現状師匠だけ重いのは気になりますねw

鬼滅の刃

  “攻撃の威力が落ちてる!!” のコマ、炭治郎が悪い顔しててちょっと笑った。ツイッターのアイコンとかにしたいわ。ワタシが『鬼滅』ガチ勢だったら。
 どうでもいいですね。とにかく、『鬼滅』のバトルで特徴的なのは炭治郎がモノローグですげぇよく語るって点だと思うんですよ。自分を鼓舞するような時も含め、とにかく考えてる。必死感ですよね。センスで戦ってない。炭治郎は努力の人、というのがよく現れてると思います。だから才能覚醒、みたいな展開がワタシは乗れなかったのだろうな、とも。
 「ははーん喜怒哀楽だから4体がベストなんやな?」って部分、思考に重きを置くバトル展開として面白かったんだけど、それと同時に「喜怒哀楽だから4って推理アリなんだw」とも思った。そこは炭治郎たちにとってメタな部分なのかな、みたいなイメージあった。その推理がアリなら舌隠さなかった鬼サイドの手落ちよね。てか、名前呼ぶのもよろしくない。

ハイキュー!!

 影山、リエーフが連続してサーブミス。あかねちんがレエーフのミスに対して “ミスは有って当然のものだよ” とフォローしてるけど、要するに影山もそれ。
 んで、田中先輩のサーブは改心の一撃だったんだけど、レシーブがうますぎて逆に点を取られる。ここで、話題が「サーブ→レシーブ」。田中先輩は気を使ったレシーブをするも失敗して、影山にたしなめられる。ここで再び話題が影山に戻る。話題が「レシーブ→セッターへあげるレシーブ」ってことですね。結局のところ、前回の引きの通り、キーは影山のまま。こういうトコだよなぁ。『ハイキュー』読んでて毎週おもしろいのは。バレーなんて1点ごとに展開が途切れるぶつ切りスポーツであるはずなのに、この連結感。すべてが滑らかに繋がっていくのよね。憎たらしい。
 最近よく見かける気がする、モブの観客。もろにアシ絵なんだけど、女の子の方は古舘ヒロイン感……正確に言うと古舘モブ感がちょっとあって良い感じです。好き。男モブの方は「あーアシさんだなぁ」って印象しかないけど、女モブの方は「あっ可愛い……けどアシ絵か」ってなる。なんだろう、猫目な感じが古舘感あるのかな。ここ数週感じてて、わざわざ感想にするほどか悩んでたんだけど、今週もだったので。

『リカのじかん』仲間りょう

 ゴールデンウィーク特別企画、2連特別読切。だけど、ジャンプ50周年特別読切ではないです。その線引きなんなんw 『磯兵衛』の実績じゃ50周年記念はダメってことなの。『めだかボックス』『ニセコイ』はアリで『磯兵衛』はナシかよ。むむむ。
 センターカラー。カラー扉。カラーで見ることで主人公の口元がどうなってるのか、ハッキリと分かるので助かります。ぶっちゃけモノクロ絵だけだったら、口の見えるマスクって状況がよく飲み込めてませんでした。透明ってことね。はい、ごめんなさい。
 本編。前の読切もそうだし、『磯兵衛』もそうだけど、コンセプトがとにかく強烈で、そこのホームランで勝負するような作品なのかな。前のが顔面で、『磯兵衛』が浮世絵風、んで今回のはサイレント。年末特番よろしく「笑っちゃいけない状況が一番おもしろい」みたいな考え。コンセプト一発勝負、みたいなのは仲間先生の作家性……とか思ったけど、よく考えたらギャグ読切って大体そうだわw
 夢オチ始まりとかあったけど、ぶっちゃけ開幕は弱い。スロースターターだと思う。リカちゃんが喋れないってのもあるけど、いかにも説明パート、土台作りであって、他の魅力がないというか。いや、個人的には言葉がない分表情豊かなリカちゃん可愛い……とはなったんですが。ギャグ漫画の緩い絵の女の子、なぜか好きなんですよねぇ。不思議な魅力がある。
 んで、テスト開始。本番ですな。ここだけで勝負するならその前までの摘み食い的な小ボケはいらなかった気もするけど、それはそれで退屈なのでアレか(さっき言ったばっかり)。
 笑っちゃいけない、喋っちゃいけない状況に葬式とかあるけど、学生にとって一番身近で回数こなしてるのはテストだよね、という着眼点は良かった。松本人志が参考にするレベル(しない)。悪い先生が寝てることで、生徒たちが喋れないけど動きで意思表示することは出来る、となったのも面白いし。先生が消えたことで、沈黙のルールが破られて少し喋る、ってのも理屈は通りますし。んで、『磯兵衛』花粉回みたいなことやって、オチとして頭脳巨大化で100点エンド。いい話風に終わったのに絵面がギャグってのは良いですね。
 ということで、終わり。リカちゃん可愛い、テストというシチュエーション、の2点がハマったから勝ちだなぁ。良かった。全編サイレントを期待したりもしたんですが、テストだけサイレントにしたことで現実と同じルールになったのが面白かった。冒頭の先生の小ボケも正直つまらなかったけど、テスト中に先生が寝てる、生徒たちがマジメにテストやってない、という状況を作り出すフリとして機能してるのでまぁ結果オーライですし。強いて言えばネズミがいらなかった気もします。 “ノーベル平和科学最高大臣賞だぜ…” は笑ったけど。

『ジガ-ZIGA-』

 あっ、何気に新連載組の中でトップ掲載だ。おめおめ。
 長官のメガネ演出。色の入ったメガネの右レンズが割れる。2つの相反するものが同居してるってのは本作で散々繰り返されてる描写で、ここもその流れですね。長官は人間だけど、思考が怪物的。それでいて、メガネが割れることで彼の本性が露見する、という極めてベーシックなメガネ演出でもある。これはもうメガネ記事で扱ったと思いますが、そこにプラスアルファがあるのが良い。目で人間か怪獣か判断できるって描写が前回かな?にあったけど、その流れでもありますよね。本質は目に宿る。
 んで、島で包囲される。お馴染みの仲間たちに囲まれる絶望感なんだけど、見開きのショットだと、逆行になってて仲間たちの顔が見えないんですよね。こういうベタだけど、基本に忠実な演出があるとホント良いよね。目の話で繋げるなら、仲間たちの目が見えない、という恐怖。

『ノアズノーツ』

 扉が雑誌の表紙になってて面白いんだけど、タイトルが「カエサル」と誤解しそうになるのがつらいですね。なんなら『ノアズノーツ』の文字もアオリもいらないんだけど、まぁそうもいかないから悩ましい。
 本編。謎の孤島にレッツゴー。『ジガ』といい、謎の島好きだなw
 ザコっぽい三馬鹿のトリオ漫才が正直かなりキツい。滑ってるだけでなく、今のところ話の邪魔にしかなってないのでストレス。「はよ新キャラ出してよ」ってなるでしょ、こんなタイミングで強敵でもない人出されたら。一部作品で感じる、物語本編は全然おもしろいけどたまにあるギャグがちょっとつらい、ってグループに本作も入ってしまった。
 んで、新キャラ。一番気になってたのは性別なんですが、 “テレビで見たことあるー! イケメン学者の人!” だそうな。マジか。この作者は前科持ちだから絶対はぐらかしてくると思ったのに。テレビでの活躍を知ってる人が「イケメン」って言ったらもう疑いの余地ないよね。むむむ、残念かもしれない。まぁ、ブロマンスみたいな路線も感じるので、それはそれで好みなんですけどね。まぁ、勝手に、さしたる根拠もなく期待してただけですしw
 テレビ慣れしてる新キャラ。ダサい決めゼリフと決めポーズ、それを見て喜ぶバカ、という構図がすげぇ楽しい。「学者がテレビ出てんじゃねぇよ」的な教授の嫌悪感が説明されるまでもなく分かる形。それでいて単体としてギャグでもあるのが良いよね。

銀魂

 ショタ松陽、よく考えたら心臓が繰り出されてる現在が確定してるので銀さんと悲劇的な別れを迎えるのは決まってたんですね。何も考えずに今号を迎えたから「ショッキングな展開が続くなぁ」とか感じてしまった。決まりきってた展開ですね。自分の勘の悪さ、何も考えてなさに驚く。
 んで、話は松陽を救う方向で決まる。これなぁ、長すぎるエピローグとか思ってたけど、話としては相当ちゃんとしてるんだよなぁ。最終決戦(だったのか?)は虚を殺す話で、今の章は松陽を救う話。めちゃくちゃ丁寧に、銀さんたちにとって優しい結末に向かってる。
 ラストページ、十字架で焼かれて殺される昔の松陽と、水に漬けられて生かされてる今の松陽、という2つのコマがなぁ、うまいことするよなぁ。この絵でうまいこと言ってくる感じね。言葉でうまいこと言ってくるのは本作者が最初から持ってる武器だと思うけど、こういう漫画的な部分でうまいことやってくるのは漫画家としてレベルアップした部分というか、うまくなってきてるよなぁ。ギャグ以外のエピソードで勝負しても全然成立しちゃうというか。

僕のヒーローアカデミア

 ジェントルの自首。戦闘の形跡あるから問答無用で文化祭中止な気もするんだけど、意外と寛大なのね。文化祭始まっちゃったし出来れば止めなくない、みたいな気持ちもあるのかしら。ちょっと先生たちとの間に情報の格差がありすぎて「先生たちチンプンカンプンじゃない?」みたいな違和感はある。ハッキリ判断できなかったら中止な気がしちゃうのよね。
 んで、エリちゃんのガチロリエンド。そもそも文化祭はヒーロー科以外の人に脚光を当てるため、とか、クラスのみんなの努力の成果、みたいな部分は全部すっ飛ばして、エリちゃんが笑えばオールオッケー!!というシンプルな一点に集約させるのずるいよなぁw 「そんな話だったっけ?」みたいな気はするけど、エリちゃんのロリパワーで「良かったねぇ……」ってなっちゃうじゃないw もはやジェントルとラブラバの絆すらも踏み台ですよ。エリちゃん最強説。お茶子、芦田愛菜、ヤオモモ、ジロウ、全部いらねぇ。エリちゃん最強。ずるいw
 いや、さすがに来週以降あると思いますよ。なかったらマジで堀越先生エリちゃん好きすぎて狂ってしまったとかそういうレベル。

ジャンプキャラクターアレンジデザイングランプル開催

 プロアマ問わずジャンプキャラ描いて送ってこいってさ。マジで唐突で、何の話かよく分からないんだけど、イラストサンプルを脂小路蝉麿が担当してるので個人的に拾わずにはいられませんでした。
 巻頭でもないし、なんだったんだろうか。急。

ドラクエ10』のおしらせ

 ver.4.2は過去のオーガです。5種族全部回るつもりなのかしら。そうするとめっちゃ長くなりそうなんですが。まぁ、他の種族、大陸にも過去で使えそうなネタあるから楽しみっちゃ楽しみ。
 キーキャラがイケメンオーガの件。「イケメン不足なので増やしました」って言って出されたのがダーマのあいつらなことを考えると、「こういうイケメン待ってたんだぜ」感すごい。ただ、オーガのイケメンめっちゃ良いだけに、プレイヤーキャラでもイケメン作りたくなるのも事実。細身のイケメンオーガ欲しいよなぁ。ゴツいもんなぁ。
 あと、ゾンガロン登場。懐かしすぎて笑った。そもそもオーガの以外知らないだろ、ってレベル。増築感というか、突貫工事感というか、既出の中で使えそうなネタ総動員してる感じありますね。まぁ、そういうの好きやで。

J新世界漫画賞大募集中

 今月は『鬼滅』。ただ、今号では特に吾峠コメントありません。ただ単に『鬼滅』をサンプルに説明されてるだけ。次号ではインタビューあるみたいですよ。
 んで、今号のテーマはキャラの描き分け。キャラデザってことですかね。前号の表紙、衣装シャッフル企画で、炭治郎のデザイン上の記号の多さには驚かされたんですが、まさにそんな話。割とマジで現ジャンプの中でも屈指の記号数だと思いますね、炭治郎。言い換えると、コスプレしやすい。しかも女性がコスプレしても全然成立することが前号のエマが証明してくれましたからね。最強かよ。

映画『ハン・ソロ』のおしらせ

 ワタシが大好きな映画ページ。今回も説明がめんどくさい作品である。これはジャンプ映画ページの好みというよりは、今のハリウッドにおける大作がみんなこんな感じ、ってのはあるかな。マンガ、アニメ、ゲームに限らないけど、大体の業界はお金のかかる大作はシリーズモノになってると思います。まぁ、お金をかける際、シリーズの人気が担保になるからですね。
 めんどくさいとはいえ、『アベンジャーズ』に比べると全然大したことなくて。それに、今回のは一応スピンオフですからね。そこまで丁寧に説明する必要もない。ので、割と今回はフツー。まぁ、時系列、主要キャラ、ミレニアムファルコンの形、とかやっぱそれなりに丁寧であり、映画誌でない割には意外とマニアックな部分まで突っ込んでくれるのは嬉しいです。まぁ、I have a good feeling about this. のくだりは拾ってほしかったです。『ローグワン』に続いてスピンオフ作品では定番のセリフを崩す流れがありますね。

斉木楠雄のΨ難

 袋とじが開けづらい、というあるある。ワタシも身に覚えがあるんですが、先日つぼみのコラムを読もうと週プレを買ったんですよ。そんな週プレの袋とじを見てビックリ。端がミシン目になってて超開けやすい。もうハサミもカッターもいらないですよ。手で余裕。問題なく開けられる。便利になった感動を味わいつつ、袋とじにまつわる悲喜こもごもは消えゆくものなのだな、と少し寂しくもなりました。
 ということで、今回の4コマにマジレスするなら、開けづらい袋とじはもはや非実在袋とじ。フィクションの中にしか存在しない文化(もしくは将来的にそうなる)。ブルマと似てるかな。今時の少年たちには通じないオッサン向けのネタです。残念。……よく考えたら少年は袋とじを開けないのでセーフだわ。
 てか、便利になったらもう袋とじいらないというか、立ち読みも廃れゆく文化だろうから、おそらく袋とじそのものが消えゆく存在なのかもしれませんね。まぁ、オッサンが「袋とじだから良いんだよ」みたいな懐古ポルノに浸ってる間はそういう層に向けたオッサン向け雑誌では細々と生き残るかもしれませんね。その点ではブルマと違う。ブルマはマジ絶滅。頑張れ袋とじ。

BORUTO

 センターカラー。(ほぼ?)毎話センターカラーやってると新キャラが即カラーでお披露目できるので便利ですね。強い。
 あと、テレビアニメの放送時間が変わったそうですよ。一時期観てたけど、レコーダーの故障を機に観なくなってしまいました。思ってたよりも面白かったです。いや、割とマジで面白いので驚きました。やっぱ人気シリーズは強い。親世代と子世代、という鉄板のテーマが機軸にあるから、さらっと感動的な話とかやれちゃうのがマジ強い。

 本編。月イチ連載の関係もあるけど、1人倒したので2人目、と続けられると「まだ終わんないの?」みたいな雑念が湧くというか。なまじ前回、前々回のバトルがそれぞれ1話というパッケージに綺麗に収まってただけに。なので結構不安もあったんですが、あっさり退散になったのでよかったです。ボルトが戦うんじゃなくて、大人同士の戦いになりかけて、みたいな部分も変化がありますし。
 単なるバトルじゃなくて先生が解けない術で苦しめられたので、ボルトが禁じ手使って……という次の話に移行するから良い。バトルっぽいことやってるけど、実際のところは話が進んでる。
 さっさと退散してくれて次の話に行って嬉しい、と言いつつ「都合良く退散してくれたなぁ」みたいな気もせんではない。まぁ、暴走モードのボルトの扱いに自信がなかったのを悟られないようにカッコつけて帰った、と考えてもいいんですがw まぁ、冗談にしても、そういう理由付けは今後あるといいなぁ。

『呪術廻戦』

 おおっと、掲載位置が同期の中で差生まれましたね。今号は『ノア』『ジガ』が仲良く並んでたのもあってより印象的です。さすがデスブログ
 影絵が中の人とバトル。影絵を使うけど、自身も体術で参戦……かと思いきや奇襲的に影絵を使って、というバトルスタイルが楽しいですね。単なる使役バトルではなく、単なる体術オラオラ系でもなく。
 んで、それを単なる強さでねじ伏せる中の人。面白いから付き合ってやってる感が終始出てるのがイヤですねぇw しっかり相手の攻撃がワンセット決まってから反撃してる。うぜぇ……
 んで、影絵のヒーロー精神としてのオリジン。ママンの名前が積み木なのがすごい。めっちゃ不幸になりそうな名前。
  “不平等な現実のみが平等に与えられている” が彼のテーマ。前にツイッターで、平等、公正を表したイラストが回ってきましたけど、まさにアレ(伝わりにくい)。弱者を助けてる人に対して「俺も助けろ」と強者が言うのはおかしいよね、とかそんなん。
 バトルが最高潮まで盛り上がってきたと思ったら、突然穏やかな語りが入って一瞬戸惑った。正直「ヘタかよ」とか失礼なことすら思ったんですが、なるほどw イタドリ復活&死亡ですね。前もって説明されてた情報の範囲内の話ですわ。しかも、バトルが最高潮になった瞬間、ってのがイタドリ的には決断する最後のタイミングだったってのもその通りですね。
 そんなワケで、最後の倒れるまでの流れ、そして最後のコマが最高なんですよ。最高なだけに、最後のコマに添えられたアオリが邪魔で邪魔で仕方ない。死んでしんみりしてるのに「死亡」とか言われても、知ってるわ!としか。あえて静かに見せてるのにねぇ。何とかならんもんかね。せめて柱があればそっちにアオリが追いやられてたかもしれないのに。柱のスペースないからなぁw

『アクタージュ act-age』

 ヨナギ組の形成笑ったわ。そうか、一般人的な感覚で見たら変人極まりないけど、同業者から見たら違ってきますわな。ちょっと納得。まだ技術とかは拙いだけに可愛い後輩みたいな感じも強いだろうし。
 バトルとしての演技合戦。シャウト系の熱血芝居に対してはクールにいなす。ここらへんやっぱ少年マンガチックというか、バトルマンガ的な流れよね。それでいて天使の女優哲学を示してて面白い。天使は天使でバランサーとして仕事してる自覚があるんですよね。一番のスターなのに。
 んで、ヨナギと監督。 “彼女が天使なら君は” ってセリフが出てきましたけど、まぁ悪魔ですよね。この流れだと。共演者をたぶらかしてヨナギ組を形成してしまう場面とか、たしかに悪魔っぽいかも。
 思えば、天使はカメラの位置を把握するメタに、上に行く演技だけど、ヨナギは初期の扉とかで描かれてたように役の中に落ちていく演技ですよね。ホントだ、天使と悪魔。

『ROBOT×LASERBEAM』

 空振りからの2週目わろた。ルール的に不安にもなるし、そもそもそれで強く打てるかどうか心底疑問なんだけど、ケレン味最優先、というノリが良い。さすがに遊びすぎてるので、どうでもいい場面で使ってるのは作者のバランス感覚ですね。あれで逆転とかされると「いやーどうなん?」みたいな感じになっちゃうけど、何でもない場面でやられると単に「わろたw」で済むというか。別になくてもいい場面ではあるからね。単なるサービスというか。
 マッチプレーでは18ホール回らずに終わることがあるよ、と言ったその次のページで帝王の成績見せてるのがうまいよね。とうの昔に試合が終わってるから優雅に観戦、というギャップ。
 そんな帝王からロボの恐ろしさが語られる。追いつめられた際の覚醒が怖い。帝王戦がまさにそんな感じだったと思うから納得なんですけど、こう端的に説明されるとそのまんまサイヤ人ですね。あんまロボにそういうイメージ持ってなかったので意外だわ。

食戟のソーマ

 サブタイが「反逆の天使」。ちょっと『アクタージュ』感あるやん? ただ、よい子ちゃんが悪くなったという話だけではなく、かつてのソーマくんを思わせる実食時のイメージに繋がってくるので、これはこれはうまい。200話以上の壮大なフリなので、そこらへんは『アクタージュ』には難しい部分。もちろん『アクタージュ』の天使論は別物ですが。ただ、天使を否定するのが主人公って部分が共通してるのが特徴的ですね。少年マンガの主人公、なぜか悪魔になりがち。
 んで、懐かしの煮凝りふりかけ。ゲソピーがあったことを考えると、まぁ予想できた人も多いんじゃないかしら。これしかないよね、みたいな気持ちよさがある。
 ということで、リアクションも懐かしの天使ちゃん。こっちまで再現してくるとは。こっちの方が「その手があったか!」みたいな感動強かったかも。そこに「新天地」というアザミンとソーマパパの因縁を絡めてくるのが本当にうまいですね。アザミンを悪の道に走らせた原点に触れるようなえりな様の堕天使化。話が綺麗に繋がった気持ちよさがありつつ、それと同時にアザミンの痛いトコを突いたやった、という気持ちよさもありますね。
 んで、謎の爆発音が連続して悲鳴エンド。ちょっとスクールシューティングを連想して怖いですw まぁ、話の流れ的には生徒たちが無差別全裸なんだろうなぁ。えりな様が意地悪に “お味はいかがかしら?” って言ってるし、そこに繋がる悲鳴っつったらそうですよね。アザミンが美味しいと他人が脱げる。いい話してたのに、ひどい落差だw

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。泡だらけの狭霧。「お風呂で洗うのはひだりてから!」ってアオリあるじゃないですか。初見時、おっぱいとかにも泡ついてるから左手からじゃないですけど??とかマジレスしそうになりました。が、よく考えたらこの文言は幽奈さんの中の人がやってるwebラジオの番組名ネタだったんですね。興味が薄いのがバレる。まぁ、狭霧なんだからその文言を付けるのは違くない??みたいなのは未だに思いますけどね。まぁ、マジメに考えるほどのことではないです。
 ちなみに、5.11更新分のwebラジオでは、ミラウ老師&担当が登場してるらしいですよ。さすがに聴きますわ。まったく知らなかったけど、youtubeでの配信なのね。便利でいいですね。聴く聴く。リンクも貼っちゃう。
 スーパーどうでもいいけど、ワタシは右手から洗うんですよ。聞き手とか関係あるのかしら。
www.youtube.com

 本編。狭霧と朧でスタート。ちゃんとサバゲーでのやりとりを踏まえて話が続くんですね。こういうところホント丁寧だよなぁ。さすがに最近は慣れてきましたけど、あんなふざけたお祭り回みたいなのが、しっかりマジメな話に繋がる。すげぇよ。
 朧の考える愛人イメージが最高。やっぱコガラシ妄想劇場好きだなぁ。恋人は下心、愛人は真心ってサザンも言ってた(イッテネーヨ)。
 導入は朧で、学校に行ってからはうらら嬢にバトンタッチ。まぁ、触媒役という感じですね。ろくな相談相手がいない狭霧かわいそうだわw とは言いつつも、うらら嬢との仲良し感も大好物なんですけどね。怒りながらも毎回相談に行く感じ、最高。
 んで、狭霧、今週の課題。3つ。あーん、半裸で押し倒す、全裸で一緒に寝る。2つ目から頭おかしいんですけど、絵として見せられたら「ゆらぎ荘の日常風景だ」ってなるから悲しい。感覚が麻痺してしまっている……。てか、幽奈さんがラスボスとして君臨してるけど、未だに幽奈さんが一番進んでるってのはスゴイですね。最初からやってることなので深く考えてなかったけど、よく考えたらそりゃそうだ。一緒に寝るのが一番どうかしてるw
 あ~ん、からのドヤンキーギャグは笑ったわ。そういうギャグ飛んでくるとは思ってなかったのもあるけど、たしかにうまいw 不慣れすぎてどんな表情していいのか分からない、ってロジックも至極全うですよね。そりゃなるわ。こゆずがトドメの一言を刺してくる感じも最高。コガラシ非ラブ勢もいい仕事しますわ。
 しかし、それを受け入れる男コガラシ。女の好意は受け入れるのが男。いや、ここは好意というより覚悟かw 受肉幽奈さんとのデート回でもあーんのくだりあったと思いますけど、あれが分かりやすいですよね。あそこでも照れながら受け入れてた。それを見てたモブの女性が「よくやった!」って言ってたのがとても良いんですよ。説明でもあり、ギャグにもなってて。そして、そんな一見羨ましくも思える状況に対して「よくやった!」という価値観を持ってこれるミウラ老師の視野の広さですよね。女性説が流れたのも納得というか。浅い男の思考だとなかなかああはなれない。
 メインイベント、寝起きを襲う。幽奈さんが部屋から出たのを確認して寝室に忍び込む……って完全に愛人ですね。ちょっと鼻息荒くなってしまいますわ。ここに来て冒頭の愛人の話が繋がってくる。 “幽奈はいつも6時に起きて滝行行ってるみてぇだから” とコガラシくんんが時間のセッティングをしてるの、めちゃくちゃ愛人との逢瀬っぽい。やばい、今まで感じたことない種類のドキドキがw
 ちなみに、6時に部屋から飛んでいく幽奈さんが恥ずかしそうな顔してて可愛い。が、単に可愛いというだけの話ではなくて、「あー今朝もエロいことあったのか」ということですよね。今回は狭霧の愛人回なので幽奈さんもみもみは描かないけど、当然今朝もあったことを示す。見せずに匂わす。
 そんなコガラシくんの “そのあと俺が寝てる間なら…好きにしろ” 。やばっ、エロい。コガラシくんエロい。将来的に愛人作るのあながち妄想ではないかもしれないw まぁ、マジメに考えるならば、狭霧だからこそですよね。狭霧のことを信頼してるからこそ細かい事情は聞かなくても “好きにしろ” と言える。これが朧、かるら様だったらこうもアッサリは言えなかったのではないか。雲雀ちゃんも怪しい。
 ただ、だとしても、やっぱ幽奈さんのいない時間を狙って、ってのがエロいよなぁ。よく考えたら別に幽奈さんへの背信行為でもないからエロくはないんだけど、表面的には愛人との逢瀬そのものだからなぁ。幽奈さんを抱いた後に別の女を抱く。やべぇ。ジゴロコガラシ。
 ということで、もみもみタイム突入。ザキミヤちゃんもありましたけど、決まって「幽奈さんはこれが毎朝!?」って驚くの笑えますね。読者との情報の格差というか。 “それでよく皆の前で平然としていられるものだなぁ!?” も良い。ちょっと童貞っぽい考えというか。世の中の大人たちはセックスした翌日何食わぬ顔で生活してるって考えたことありません? ワタシはある。なんなら未だに知り合いの恋人の話とか聞くの苦手である。
 狭霧の夢を見てるコガラシくん。狭霧のおっぱいを揉んだから狭霧の記憶が呼び起こされた、とも考えられるんですが、別の可能性。6時に来いよ、って約束したじゃないですか。その件をコガラシくんは意識してたんじゃないのか説。寝る前から悶々としたのではないか。さらに意地悪い妄想を進めると、幽奈さんを揉んでた時も狭霧の夢を見てたのではないか。狭霧のことを考えながらおっぱい揉まれたと幽奈さんが知ったらショックですよね。部屋から飛び出る時の幽奈さんのあの表情にはそういう意味があったのでは……!! とか考えるのは楽しいんですが、本作はそこまで意地悪なことするかは怪しいですね。話の流れ的にはあり得るんだけど、まぁわざわざやらない。
 んで、寝ながらも良いことを言うコガラシくん。ココ。コレですよ。これがワタシが本作の女性描写で一番好きな部分と言っても過言ではない。冗談みたいな表現になりますけど、フェミニズム的に正しいお色気マンガ、という水と油が混ざり合ってる瞬間ですよ。女性に対して、狭霧に対して最大のホメ言葉が「カッケェ」なんですよね。安易に「女だから」「ドジっ娘かわいい」「俺が守る」という扱いにはしない。てかさ、狭霧みたいなツンデレみたいなキャラクターは結構危険な存在だったりするんですよ。恋を通じて男にひれ伏しがちな存在だと思います。安易に、何も考えずに「仕事より恋」みたいなことを言いがち。それをね、本作は仕事に生きる狭霧に対して男の方が「カッケェ」ですよ。仕事に生きてるからこそ魅力的なんですよね。これだよなぁ。ぶっちゃけ狭霧の物語としてはテーマがぶれてないから繰り返しに過ぎないんだけど、マジでしびれる。理想的な狭霧ルートってのは狭霧が主婦してコガラシくんの帰りを待つんじゃないんですよね。2人揃って仕事バリバリこなす、なんですよ。その視点に初めて気づいたのが雲雀ちゃんで、そんな雲雀ちゃんがその価値観に感化されて、と別のドラマに繋がっていくのもうまいですね。昔の雲雀ちゃんは典型的なお嫁さん憧れみたいな思考の持ち主でしたから。そことの対比、というか「もっと上目指せよ」という存在として狭霧がいる。まぁ、もちろん専業主婦的なもの全否定という話ではなくて、ザキミヤちゃんあたりは割とそのラインなんじゃないかしら。ベタな男女観みたいなのを担当してる気がする。
 ラスト。自分で言い出したくせに赤面しながら驚くうらら嬢が可愛い。すぐにいつものワクワク顔に戻るけど、最初は違うっての良い。
 んで、狭霧ブチギレエンド。忘れてたけど、そもそも今回のミッションは狭霧がコガラシくんに惚れてるかをチェックするのが目的だったんですね。んで、狭霧の結論は、 “全ッッ然平気なんかじゃなかったぞ!! やはり惚れてなどいなかったんだ私は!!” 。まぁ、たしかに当初の判定方法は、惚れてるから平気であんなことがやれる、だったんですが、アレやって平気じゃなかったという狭霧も充分、ですよね。惚れてるからこそ平気じゃない。無理ある前提ではあったものの、このツイストを効かせたオチとかはめちゃくちゃうまい。さりげなくこういうレベルのことこなしちゃうから本作は強い。
 予告。「あの3人娘がCカラーで登場」だそうです。真っ先に思いついたのはフェス回のアイドルグループ。まぁ、カラーになるかは怪しいんですが。

『トマトイプーのリコピン

 恋と絶滅。動物モノとしてめちゃくちゃ面白いテーマ。絵とギャグのギャップが楽しいでしょ?だけで終わらず、動物でギャグやるなら……と深く掘り下げまくったテーマ。
 そんで、出てきた絶滅危惧種。絶滅とお見合いを混ぜるのは面白いテーマで、大石作品でお見合いと言えば!!という感じのキャラ出てきましたね。うぬ系女子というか、ラオウ系女子、『いぬまる』か『ペンギン』にもいた。前者だっけか。
 本作の歴史の中でもド級のギャグキャラであるはずなのに、最後の “なぜうぬが決定するのだ?” が正論すぎるのでおかしい。恋に限らないかもしれないけど、他人との付き合い方について悩んだ時に陥りがちな罠ですね。本作らしい伏線ドヤァ的なオチでもありながら、たとえ伏線がなくても「そりゃそうだよなぁ……」と納得してしまうようなオチなので強いw

次号予告

 次号より新連載。2本。まずは将棋マンガ『紅葉の棋節』。うわっ、キセツの字めんどくさいw
 じゃなくて、紅葉っつったらミウラ老師……じゃなくて、将棋といったら池沢先生ですね。小ヒット扱いでいいと思うんだけど『ものの歩』ですね。なつけー。まさかの将棋ネタが頻発するとは。
 まぁ、とりあえず、主人公がメガネなので楽しみです。学園パート少ないといいけど、割と学園要素強めな気もする。

目次

 読者コメント。告白宣言。「好きな人」じゃなくて「気になってる人」なんだ、とかどうでもいい言葉尻が気になってしまうクズ思考。成功した場合、「このジャンプに載ってるコメント俺なんだぜー!」と自慢できると思います。失敗したら笑い話にしよう。強い。

宇都宮動物園のナツコの話に心打たれて、キリンのぬいぐるみを購入。可愛い。
(『ノアズノーツ』)

 心打たれなくてもお前買ってただろ、とか思わんでもないが、ナツコ気になるのでブログ更新終わったら調べてみます。

ベジータハンマー、スーパーヒーロー着地、それっぽい仮面が描けて満足です!
(『呪術廻戦』)

 ベジータハンマーって言葉初めて聞いたけど、何のこと言ってるか一発で分かったのでスゴイ。そして、やってるのどちらも悪役なので笑った。
 てか、画面の間違いでいいのだろうか。

ゆらぎ荘のWEBラジオ始まりました!幽奈さん役島袋さんの初々しさよ…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 我が子を見守るようなミウラ老師、良い。パパみ。
 てか、このコメントを初めて見た時はミウラ老師の出演知らなかったので、出ると知って驚きました。現場で見守ることになるとは。

愛読者アンケート

 読切についてと、アンケートの賞品について。欲しいもののリクエストとか面白いなぁ。高価なものを言えばキリないけど、選択肢がめっちゃ豊富なので見てるだけで結構楽しい。
 冷蔵庫とかジャンプの景品であったら爆笑だけど、多分、家庭用じゃなくて小さいペットボトル入れるようなヤツなんでしょうね。当たり前か。
 ラスト。生まれ変わったら誰になりたいか。すげぇ特殊な質問きた。なんだこれ。実在縛りらしい。憧れてる有名人とかなら分かるけど、なりたいとなるとまた少し違ってきますよね。つぼみは好きだけど、つぼみになりたいかというと少し違う。同化したいみたいな感覚はゼロではないけど、なりたいが前面ではないわな。つぼみの飼い猫になりたいです。人じゃねぇか。てか、今週つぼみネタ多い。

総括

 水曜発売、土曜更新です。ただし翌週。10日以上かかってる。うへぇ。
 困ったことに、もう文字数とかめっちゃ多いんですよ。20kオーバー余裕。途中で「これいつ終わるんだろうなぁ」といつもの諦めの一歩先の諦めになったので、短くしようとかそういう気持ちが消えました。結果、驚くほどに、いつも通りな内容になったのではないか。バランスとかなってないよなぁ。

 今週のベスト作品。読切でいいかな。
 もしくは表紙。あの表紙はずるい。

 今週のベストシーン。『ONE PIECE』より、コビーが新聞読むとこ。新聞を読むためにメガネをかけると、あの時の姿に戻る、というメガネ演出が素晴らしかったです。

 でもって最後に今週のベストキャラ決めます。やっと終わる。

  • 狭霧 『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • ワタシが本作に大きくハマった理由の1つであり、本作の良心とも言えるのが狭霧の扱いだと思う。その良さが狭霧回である今回しっかり出てくるからやっぱり良い。決してラッキーパンチなどではないのが分かる。ここらへんは作者の感性、考えみたいなものが現れてるんじゃないですかねぇ。まぁ、もしくは担当とかが超有能なアドバイスをしてる可能性。

gohomeclub.hatenablog.com

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