北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年31号の感想

 やったー、『ゆらぎ荘』表紙&巻頭カラーだー!!というのが今号のおおまかな感想。次号だけどね。アニメ開始直前にしては1週早いので不穏……と思ったらアニメ開始が土曜で、翌々日は休日なのでジャンプの発売が早まるのでした。イエス。『ボルト』掲載号なので万が一のことがあったら、『ボルト』はクソ!『ゆらぎ荘』が最高!叫ぶところでした。
 『青春』もいなくなった今のジャンプでは『ゆらぎ荘』が最も表紙に愛されてない作品だと思うので、こうなるとハッピーエンド感ありますね。みんな幸せ。『火ノ丸相撲』もアニメのタイミング余裕でしょ。やらない理由がない。
 このように非常に『ゆらぎ荘』熱が盛り上がってきたんですが、アニメが始まったら多分冷めると思うんですよ。多分エロとかエロギャグとかそういう部分ばかりが注目されると思うんですよね。アニメの宣伝とかもそんな感じあると思います。個人的にそこはどうでもいいんですよね。まぁ、それも楽しいのは分かるけど、それだけだった今ほどハマってはいないと思います。そもそも大ハマリするようなジャンルではない。むしろ、こんなジャンルなのに、という逆向きのベクトルが大きいです。若干失礼なフレーズですけど「意外と面白い」です。意識低そうなジャンルなのに意外と意識高い、みたいな。
 まぁ、要約すると、早くもめんどくせぇファン心理がくすぶりだしました。

 はい、ジャンプ31号の感想いきます。

背表紙

 1995年。赤バック、青文字、黄影。かなりオーソドックスで良いんじゃないでしょうか。決定版と言っていいと思います。かなり好きです。まぁ、黒系も見てみたいかも。
 んで、そんな1995年。どんな年か振り返ります。自己満足のコーナー。超楽しい。
 95年は阪神淡路大震災がありましたね。最近は思い出すこともあの震災。
 そして、地下鉄サリン事件。同年にこんな悲劇が2つも、それも1月3月と連続して起こるとは。近代日本を語る上で避けては通れない年になってしまったと思います。
 ちなみに「今年の漢字」が発表されるようになったのも95年。こんな不穏な年に始めたのか……(「震」でした)。
 そんな年に『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始。ヘンテコな年だ。そして、まだ続いてるってどういうことなの。終わったのに続いてる。最新作は新幹線。
 アメリカ。95年で個人的に驚きだったのが、アマゾンのサービス開始。例のアマゾンです。こんな早かったんですね。知らなかった。オンライン書店として始まったそうです。現在は電子書籍において最大手、なのかな?と思いますが、別にサイドビジネスじゃなくて原点回帰的なサービスだったんですね。大きな勘違いをしてました。
 日本の芸能界ではV6がデビュー。TOKIOがあんなことになりましたので、未だに6人を維持してるV6の偉大さを感じますね。この期間メンバー変わらずってスゴイ。世界的にもスゴイ。
 あと、個人的にはラジオで伊集院光の『深夜の馬鹿力』が始まったのもデカイです。現在ワタシの趣味の大きな柱としてラジオがありますけど、そこにハマったのはこの番組の存在が大きいです。まさか朝の帯をやるとは当時の人は信じられなかったでしょうねw しかも『馬鹿力』は継続で。
 ゲーム。ジャンプとも遠くない『クロノトリガー』が95年の代表作でしょう。オールタイムベストって人も多いのではないでしょうか。ワタシは乗り遅れたのもあったり、狂信的ファンの友人に「いいからやれ」とゴリ押されてやったのもあり、そんなに……だったりします。今やったら超おもしろいと思いますが。義務感でやったのがまずかったw
 個人的には、『ヨッシーアイランド』の方が衝撃だったりします。クラシック!! ヨッシーは不死身で赤ちゃんマリオを奪われたらアウト、なシステムとか画期的でしたよね。クレヨンタッチの絵本風なビジュアルも最高ですし。ひょっとしたら横スクロールのオールタイムベストかもしれない。
 『スーパードンキーコング2』も95年。タイトルのドンキーはいませんw 『ヨッシーアイランド』といい、既存の人気シリーズに捻りをくわえた作品が多いですね。こうしてマリオユニバースは広がっていったのか。
 『ドラクエ6』も同年。妹萌えの歴史は知りませんし、元祖とは言いませんが、決定版といえる作品なのではないでしょうか。妹で始まり、妹ではなってからもう一度妹になる、というドラマが熱いですね。そして妹になる(カンヌ映画祭審査員特別賞)。
 映画ですと、『ゴールデンアイ』『トイストーリー』『セブン』『ユージュアルサスペクツ』が95年。最高かよ。90年代ひょっとして最強なんじゃない……??
 てか、90年代ゾンビすぎてこのコーナーが過剰に長くなってしまっている。90年代楽しすぎるんじゃ……。誕生年としては腹筋が最高な松岡茉優とか、ジャンプとも関わりが深い生駒里奈がいるんですが、そろそろ誕生年での盛り上がりはなくなってきたかなと思います。やっぱゲームが激アツ。みんなで『ヨッシーアイランド』やろうぜ。セレクトボタン押しながらXXYBA。
 ということで、しばらくはゲーム遍歴を露呈するコーナーになると思いますので、お付き合いいただくか、ガン無視してください。ド頭にジャンプ関係ないこと書いてるからダメなんだよなぁ。

表紙

 新連載。み、緑なの……?と衝撃でした。なんやねん、平凡に憧れてる感皆無やん。
 一方、ヒロインの方が黒。ここらへんは作者のこだわりなのだろうか。まぁ、意外性とかそういう狙いもあるのかもしれない。
 あと、上部の「ジャンプ」の文字。譜面が乗っかってますね。まぁ、先週に比べると地味かな。とりあえず感。
 新連載以外だと、カラーでも何でもない『ONE PIECE』のワノ国編突入が大々的に告知されてます。センターカラー作品よりもデカイ。引きが強いのは分かるけどさぁ……みたいな。

7月発売のジャンプコミックスのおしらせ

 カラーページのやつが『ゆらぎ荘』スペシャル。『ゆらぎ荘』のパンツの呪い回で各JCを紹介する形になってる。JCのパンツの紹介ではないです(狙ってたらイヤだなぁ)。
 幽奈さんとマトラは見えそうな気がする。多分みんな隠してるんだろうけど、この2人だけ見えそう感すごい。

アニメ『ヒロアカ』のおしらせ

 テレビアニメ3期の2クール目のポスターがお披露目。漫画のコマ割風になってますね。発明ちゃんがいて嬉しいです。本編でもスピンオフでもアニメでも発明ちゃんが一番可愛いです。
 あと、映画の方のキャラクター設定画も。なぜかみなさん正装してます。『ONE PIECE』の映画もそうだけど、なぜか映画になるとコスプレする傾向あるよね。『ONE PIECE』の尾田っち監修作品はどれも好きだけど、コスプレ要素に関しては、なんでやってんの??と疑問です。着させられてる感すごい。『ヒロアカ』の映画はジャンプのオリジナルのアニメ映画として久々で、待望の大作という感じありますけど、『ONE PIECE』のそこは引き継がなくていいと思うの。

読者プレゼント

 アリがテーマで「アリがとう」ってネタが思いつかなかったにしても酷いレベル。魅力にならない酷さである。
 まぁ、今回の味噌はそこではなくて、ジャンプ編集部より4人が顔出しで登場してる点でしょう。いや、顔とか知らんから確信はないんだけど、本人の顔出しってことでいいんだと思う。目次コメントによると班体制が新しくなったので、そういう兼ね合いでこういう企画になったのかな。

『アリスと太陽』凸ノ高秀

 新連載。バトよんでお馴染みの人ですね。ただ、読切の時からずっとバトよんという4文字はジャンプ上に出てこないので少し謎い。今回もなかったからもう望みはないかな。あったとしても目次コメントだが、今週なかったらもうないだろ、という気もする。
 巻頭カラー。アバンタイトルのカラーページで主人公が平凡を愛するテンプレスタート。ビックリした。なぜ平凡ラブはこうも作者に愛されるのか。まぁ、話作りやすそうなのも分かるけど。まぁ、ジャンプ的にはヤクザの息子とか超能力者とか、全然平凡じゃないです。今回もそう。実は……というのが初回において最大の引きになってる、のかな。この実は……サプライズは読切の時よりも強くなってる気がする。よく覚えてないけど、読切の時はもうちょっと前から曲作りはしてる、と出てたような。違ったらごめんね。
 スーパーどうでもいいけど、主人公の使ってるヘッドホンは無線。ぶっちゃけこれは作画の手間とかそういう都合もあるんじゃないかしら。コード込みのビジュアルってのも個人的には好きですけどね。まぁ、使ってて不便ってのは分かる。

 本編。いきなり文化祭。ガッポい。まぁ『勉強』でもいいんだけど、特にネタが思いつかなかった。なんだろう、ライブ中に集団レイプ未遂とかそういうの。許してないぜ。ジャンプで明確に嫌いな作品というのはなかなかないけど、今はある。あと『田中』もタイトルが嫌い。面白いと思ってるのが嫌い。
 ピアノうまいマン。薄い読切の記憶と比べるとこのピアノスキルの要素は強くなってる気がする。読切の時はもうちょっと作曲の方がメインだったような。まぁ、どうせ分かりやすく、アクションとして描けるピアノ演奏を打ち出しましょう、みたいな思惑なんでしょう。バカでも分かるように。黒山監督マジ神。
 めっちゃ好かれる主人公。これまた読切の話だけど、読切の時は才能を見出される話だった気がする。今回は「やっと逢えたね」的な。まぁ、これもバカでも分かるように感あるよなぁ。読切よりも時間かけられる連載の方が簡略化されるってのは謎だけど、連載の方が「バカでも分かるように」のレベル上げないといけないのかなぁ。読切はもうちょっと無責任というか、作家の好きなように出来る気がする。イメージ。ぶっちゃけ、運命の出会いが偶然でしかなく、それもサクサク話が進むので正直マイナスではある。個人的には。都合のいい運命ですね、みたいな。ただでさえ才能あってそれなりに形に残せてる人たちが超偶然で幸運で、そんな中主人公は平凡に憧れてて、カーッ!!イイ身分デスナー!!みたいな。……まぁ、とはいえ、ジャンプ作品は「持ってない」主人公が多すぎる傾向もあると思うので、そういうバランスという意味ではアリだと思う。
 一応才能ある人同士の運命の出会いっていうと『バクマン』が代表作になると思うんだけど、あれは才能を見出す形だからなぁ。
 音楽スタジオの説明があるのには驚いた。そんなの必要なのか。まぁ、言われてみれば中高の頃は具体的にどんな所か把握してた自信もないけど。まぁ、それはいいけど、そんなんで今後専門的な話できるのか心配にはなってくる。やらないってのも手だけど。
 んで、ガッポいライブ。読切の比較ばっかで申し訳ないけど、曲を発表する恥ずかしさを克服する話だったのが、人前で演奏する恥ずかしさを克服する話にあってますね。停電の影響でピアノマンが客から見えないってのは面白かったけど、話的には読切のが面白かった気がする。スタジオ収録とかそういう関わったことない人からしたら社会勉強になるようなオモシロもあったし。まぁ、ここらへんライブにしたのはやっぱバカにも分かるようにだなぁ。黒山監督マジ神。まぁ、生での共演がセックスのメタファーで、みたいな部分は正直好物ではあるんだけど。
 とはいえ、肝心のライブシーンでの「この2人スゲェェェェ」的な描写が正直かなりどうでもよかったです。フツーにリアクション役がベラベラと説明するだけで終わる。まぁ、最初からフツーに成功していいじゃんって話なのかもしれないけど。ぶっちゃけ主人公の才能ってのが周りがスゲースゲー言ってるだけに見えるんですよね。
 終わり。なんか読切版が大好きすぎてどうも乗れない、みたいな感じありますけど、違うんですよね。読切版そんな好きじゃない。いや、マイナスが目立ったというよりはプラスが目立たなかった感じなんだけど。なので、連載版における変更が「えー前のがよかったー」連発になると、うーん、っていう。まぁ、個人の好みがほとんどなんだけど、主人公の才能描写と実はスゴカッタンデスーみたいな部分が陳腐なのはあったと思うよ。
 まぁ、良かった点もありまして。入れ墨ゴリゴリ&タバコプカーッが良かった。ジャンプでやったのは偉いと思う。あと、パンツ見た後に彼女の太股を目で追っちゃう描写とかも良かった。サービス描写でもあり、主人公の心理描写としても成立してるよね。めっちゃ意識しちゃう。
 んで、今期の新連載。初回だけで考えると、どっちも割と凡打だったかなぁ。考えたらどっちが上とか決められるんだろうけど、特別こっちのが好き!という感じではないので、わざわざ順位つけなくていいか、という感じです。まぁ、そんなことよりギャグ始めろよ……という落胆が始まる前から過剰にあるのでいつもよりテンション低くなってる、ってのはあるかもしれません。てか、ある。ギャグ始めてほしいじゃない。どう考えても。

ONE PIECE

 ネコマムシの旦那とマルコ。何してんだっけ?とか思ったが、桃太郎モチーフの話してるんだっけね。犬猿雉。鬼がカイドウ? 桃太郎ネタは三大将でもうやったじゃん……って前にも書いたんだろうな。
 んで、2年後マルコ。メガネ。メガネあるある、医者はメガネかけがち。不死鳥の炎で他人も治せるので医者。意外と熱くないのね。よく覚えてないけど、たしかアニメだと炎、青かった気がする。赤くにのぉおおお??とビックリした記憶。単行本の表紙かな。
 気になる現七武海のウィーブル。どうなってんの?というのを一番詳しそうなマルコに聞けるので嬉しい。まぁ、確定的な答えはなかったですが。
 んで、ワノ国突入。長かったな。長かったけど、もうちょっとレヴェリーやってもええんやで?という気もする。ワガママなもんです。インターバルでやるには濃すぎたよね。
 そんなワノ国。新しい島に入ってあーだこーだという話はもう定番ですが、今回のやり方は新しい。ゾロたちが既に上陸済みなので、上陸の瞬間は省略、既にある程度ワノ国で過ごした状態のみなさんを途中から見せる。コスプレするくだりもなく、既にコスプレ済み。ウソップのガマの油のくだりとか「うわぁぁ尾田っちこういうの好きそう~」ってめっちゃなる。めっちゃ好きそう。
 ファンタジー世界の日本モチーフの国。ハリウッド映画に日本が出てくると「なにあれw」とバカにするくせに、自国ではテキトーな日本やるのでいい加減なもんである。あと、ハリウッド映画のアレは日本でロケ出来ないことが原因なので意外とハリウッドをバカにしてるようで間接的に自国の首も絞めてる。
 日本の作品の中でのファンタジー日本。個人的にパッと思いつくのは『ドラクエ3』のジパングかな。めっちゃ小さいけどワクワク感ありましたよね。そのワクワクは今回のワノ国とも通じるものがあるのではないか。

Dr.STONE

 司帝国in。敵の強そうなメンバーを数字で管理。うわぁ、めっちゃ少年漫画っぽい。バトル漫画っぽい。要するに数字が小さい方が強いってことでしょ。「15がやられたようなだな……」「十番台の面汚しよ」「私が行こう」「お前は……4!!」とかそういう。ド定番。よく考えたらこれ『青春』だなw
 んで、マグマの合理的かつ悪魔的な発想。いいねいいね。元悪役ならではの発想。『呪術』でもよくあるけど、ヒーローとしての資質を問われる2択みたいな話を、ヒーローっぽくないヤツらで行う。ここにいるのが千空じゃなくてゲンちゃんってのがまた良いですね。千空こういうので悩まなそうですし。ゲンちゃんだとダーティーな判断もするかも?とハラハラする余地がありつつ、まぁ現代人なので無理だよな、という納得。だからこそそれを躊躇なくやれる司ちゃんヤベェという話であり、無血開城の価値が高まるワケですね。まぁ、 “それができちゃう司ちゃんはバイヤーすぎんのよ” って言ってる前のページでマグマも余裕で出来そうだったってのはどうかと思うけどね。フツーに矛盾。
 電話は墓にセット。これは膝ポンだなぁ。マジで感心しちゃった。通っても不思議じゃなく、話しかけても違和感がなく、目印になってるのでゲンちゃんたちも見つけやすい。千空の墓がそんな大事な所に作られるワケないってのもポイントですよね。帝国の中心とかにあったら厄介ですし。まぁ、とはいえ、やっぱ話しかけてもおk、ってのが白眉だよなぁ。これはやられた。
 ラスト。久々の大樹。墓に話しかけても違和感ないから見事だなーとか思ってたら不自然なボリュームで話しかけてて笑った。バカかよ。てか、ダメだろw

ぼくたちは勉強ができない

 完全にトラブルが解消した後のうるか嬢にも出番を無理矢理にでも作る。まぁ、一度うどん問題が再燃してる時点でいろいろキャラのバランス取るために話のバランスは悪くなってると思うんですが。それはまぁ良さとも取ることも可能なんでしょう。
 んで、カップル割。既に盛況になってる後ろでサクラがどうこうやってるうるか嬢がやっぱり虚しい。
 カップル割から花火の話題に連結したのはうまいけど、この学校、どんだけカップルいるの……と震えた。怖い。この世界に居場所がない。花火のジンクスはみんなジンクスと割り切った上で楽しんでる、というロジックが好きだったので「学外からも来てんじゃね?」はあんま好きじゃないです。さすがに来ないと思う。
 師匠の話宙ぶらりんのまま終わるんですね。もうちょっと犯人探しみたいなのやるかと思った。意外。まぁ、ただでさえ師匠の出番だけハデすぎ問題あるので、これ以上目立たせねぇよ、みたいな計算あるのかな。そこすごい気にするイメージあるし。さっきも書いたが。
 最後の見開き、はいしばらくこのネタで引っ張りまーす、みたいな空気を感じたが、唯我が相手を特定してる状況でごまかし続けるの難しくない? どうするつもりなんだろう。初読時は唯我も相手誰だか気づかなかったと思ったけど、よく読んだら分からない理由がないよな。花火の瞬間は逆光で分からなかったとしても、その直後に5人がまたもみくしゃになったりしない限り目で追えちゃいますし。分からない……。まぁ、こっから誰もが思いつかないような方法で、唯我は相手誰だか分かってるけど読者からはギリギリ誰だか悟られないような自然な振る舞いで話が進むのだとしたら(なかったことにして進めるのではなく)、超楽しみです。気になる。まぁ、別に「えっこの謎引っ張りませんけど?」って来週明らかになる可能性もあるのかなw 考えすぎパターン。ブログやってるとホントよくある。

僕のヒーローアカデミア

 ガチ勢のあんちゃん熱い。あの子、使いきりのネタじゃなかったのか。これはマジやられたわ。多分ガチ勢の人は、クズだけど超強い、みたいな部分が好きだろうから今回の “勝手に絶望すんなや!” のくだりも違和感なくて良い。ここでエンデヴァーさんの綺麗事っぽい一面に感動してる風だとちょっと違和感だったと思う。まだ負けてねぇよ!!ってキレだからちょうどいい。
 んで、瀕死エンデヴァー。少年漫画のこういう気合いで復活する展開、復活の理屈がないと嫌いなんですけど、本作はちゃんと理屈がある。もう動けないけど、火力で無理矢理動かしてるから体が限界でも意識が続く限り、火が出る限りは戦える。まぁ、どう考えても攻撃力は下がってるのでそのまま勝っちゃうとまた萎えるんだけど、そこにホークフォローが入るから良い。やっぱ今のジャンプで、バトルモノでここまで上り詰めた作品はちげぇわ。ちゃんとしてる。
 まぁ、ぶっちゃけ崖のイメージはちょっとダサかったです。『紅葉』の初回かな?の感想でも書いたと思うけど、イメージに頼りすぎるとダサいよね。まぁ、オールマイトの背中、唯一それを追ってるエンデヴァーの背中、ってのから現実で背中を物理的に押す話になるのは素晴らしかったと思いますけど。
 んで、次号休載。やったぞ、映画公開前に作者休むぞ!!(変な歓喜) ノーモア下書き文化祭!!

Jスタートダッシュ漫画賞のおしらせ

 新しい漫画賞が設立。物語の冒頭3-7ページだけで応募可能。続きなくても、ネームでもおk。なるほど、このアイディアは面白い。週刊連載だと特に細かい部分まで最初から全部決めておくことなんて不可能で、毎週話新しい話を考えながら、みたいな部分あると思います。なら完結した物語で判断するのナンセンスやんけ、という発想はよく分かる。
 審査員は松井先生でしばらく松井講座が聞けるようです。楽しみやんけ。
 あと、関係ない部分で笑ったのが、ツイッター投稿可能な点。こないだtite kuboが、sns時代だけど安易に発表してすぐリアクションもらっちゃうのは良くないぞ、みたいなこと言ってたけど見事に逆行してるw まぁ、tite kuboの言ってることもよく分かるんですけどね。むしろそっちのが個人的にはしっくりくる。多分勝手に話題になってくれたらジャンプ的にも万々歳、みたいな効果も期待してるんだろうけど、セコい気もする。まぁ、この賞があるから描いてみようって人が出てくるだろうから、そういう人が生まれた時点でこの企画は偉いんだけど。

『JUMP FORCE』のおしらせ

 ゲームね。多分しばらくは参戦キャラの紹介が続くんだと思います。
 今回はチャン一。なんだけどさ、ビジュアルが最終章なんですよ。ぶっちゃけ、そんな馴染みがないまま作品終わっちゃったので、実写映画の方がビジュアルは好きかもしれないw まぁ、選べる可能性はあるか。最終章も楽しかったんですが、チャン一が戦った数的には少ないし、戦いの最中にボロボロになったり戦い方進化したりでビジュアル変わるじゃない。そうだから余計に「こんなだったっけ?」ってなったんだろうな。
 ちなみに、次次ページにスマホゲームの告知あるんですけど、そこでもチャン一なんだよね。こっちは「そうそうこれこれ」って感じある。

銀魂

 センターカラー。アニメ開始直前記念だそうです。来月は実写映画がやるからそん時は表紙になるのかな。あーけど、映画が公開されるのって合併号シーズンかも。じゃあ表紙は無理か。巻頭だけ? 今回のセンターカラーで映画記念も兼ねちゃう可能性もあるけど、それは薄情すぎるか。
 カラー扉。今やってる章、エピローグ章??を総括するようなビジュアルでもありつつ、たった今の本編ともバッチリあうので見事だと思います。

 本編。ギャグかと思ったら “アニキはもう江戸にはいないって” でしんみりして緩急すごい……と思ったら新八のダメ出しで再び怒濤のギャグに振れててすごい。これで話がちゃんと繋がってるんだからすごい。しかも、その新八のダメ出しが次第に勝手な理由でいなくなった銀さんディスに繋がっていって……ついには銀さん万事屋にカムバック。今最もシリアスな、良い話だと言えるようなレベルにまで突き抜けてしまった。さっきまでギャグだったのに。この反復横飛びマジすごすぎでしょ。『銀魂』の真骨頂を見た気がする。大体4ページごとにギャグとシリアスが交代する。躁鬱やばい。

鬼滅の刃

 鬼とか異形のデザインって本作で重要な割にはそんなに魅力的じゃないと思うんですが、今回出てきた木の竜みたいな奴は良かった。かっこよくもあり、ちょっと可愛い成分も入ってて大変好み。あれが本体なら良かった。
 んで、肝心の鬼。6体目。安いヒーローみたいなルックスで正直イマイチ……と思ってたらこのヒーローという印象が話的に意味があるので良かった。あいつ、明らかにヒーローっぽさがテーマに作られてるよね。炭治郎たちに対して「悪人」と言ってるのでまぁ個人的な印象ではなく明らかにそうだと言っていいと思います。守る立場にいるってのも面白いですね。
 んで、窮地に追い込まれると強くなる鬼。いわゆる主人公補正ってことかな。そっから正義とは、悪とは、みたいな話にまで行くと最高に面白いんですが、まぁそこまでは難しいか。鬼の主張する正義を聞かされても炭治郎が1ミリもぶれないってのは炭治郎らしさでもありますし。割と綺麗事メンタルで言えば結構最強レベルよね、炭治郎。
 まぁ、炭治郎があまりにぶれないので、せっかく面白そうな鬼なのに……みたいな残念もやっぱ少し残る。敵が強そうな必殺技使ってきたのに「効きませんけど?」とあっけらかんとしてるようなもん。このキャッチボール無駄だったね……みたいな。これは週刊連載だとどうしても出てきてしまう問題なんだろうけど、特に進展のない意見の往復ってありがちよね。本作に限らずみんなあるよ。それが一切ない物語を作るか、その嫌味を感じさせないように巧妙にごまかすか、の2択なんだと思う。

ブラッククローバー

 ラックの初期衝動はママンのため。家族ですね。そっから黒の暴牛という疑似家族へと繋がる。 “私のことお姉ちゃんって思っていいわよぉ” “オレの妹マリーだ 天使だろう” ってセリフ出てきましたけど、ふざけたセリフにも思えるけど、家族という要素を含んでて非常に重要。
 ぶっちゃけ、イメージの世界の話なんて結論ありきだからどうこう考えてもアレなんだけど、母親との思い出に浸るのではなく今目の前に存在する新たな家族の元へ旅立っていく、というのも感動的ではある。母との甘い思い出に溺れない。過去を捨て今を選ぶ。
 グラサン外した野球部かなりのイケメンよね。渋いオッサンキャラを除けば一番好きかもしれない。ビジュアル。人気出ちゃうぞ。まぁ、基本的にグラサンしてくれないとメガネファンとしては困るんですが。

ブラッククローバーSD アスタくん魔法帝への道』小林拙太

 最強よりも出張。先週の『私のヒーローアカデミア』と違って予告されてました。アンケートハガキにも選択肢がある。ずるいぞ。
 んで、内容。非常に幼年向け全開というか、コロコロ的年齢層向けよね。そもそも『アスタくん』というタイトルがそのノリ。『スーパーマリオくん』とか『かっとばせキヨハラくん』とかそのノリ。
 そういうコロコロ的なノリと『ブラッククローバー』という作品があまりに親和性あるので驚く。まぁ、よく考えたら現ジャンプの人気作品の中で最も最強(コロコロ)に近いのは『ブラクロ』よね。言われてみれば、ですわ。
 これ、めちゃくちゃホメてます。めっちゃ好きやねん。幼年向けギャグ。コロコロ的ギャグ。ぶっちゃけジャンプのギャグ作品は変に斜に構えたようなギャグが多すぎて問題あると思ってたところです。『斉木』の大ヒットが悪い……とは言わない。『斉木』以外に大ヒットしないのが悪いワケですからね。まぁ、『磯兵衛』とか良かったですよ。『左門くん』も好きよ。ただ、みんな変化球的ではあるよね。まぁ、ギャグは特にそうなる傾向あるんだろうけど。
 ノエルが暴力的なツッコミしてて最高。どつき漫才やっぱ良いよね。また『斉木』の話になるけど、『勇者学』を否定した麻生先生のことは正直信用し切れません。『斉木』もそりゃ好きだったから嫌いなワケじゃないけど、あの一件は一生忘れません。
 ノエル。 “下民で下品” とかいう決めフレーズを無理矢理使ってくる感じも最高よね。多少無理あってもテンプレって大事よ。マネしたくなるもの。そういう意味では『ノアズノーツ』は偉い。めっちゃ無理ある決めゼリフちゃんと用意してるもの。
 んで、大オチ。アスタの筋肉創成魔法。原作から逸脱したオリジナルギャグにも思えるけど、アスタが筋肉頼りなのって別に原作でもそうですからね。原作準拠と言える。そもそもアスタってそういう人。
 筋肉魔法の何が素晴らしいっていちいち裸になる点ですね。やっぱ裸はそれだけで面白いですよ。原点を忘れちゃいけない。チンチン、お尻、ウンチ、裸。これを丁寧に網羅しててもう好感しか湧かない。好きに決まってます。それらすべてをまとめて処理できる「下民で下品」というフレーズはなかなか良く出来てるな……とマジで感心してしまいました。
 てか、ノエルが良いんだよね。ツッコミに専念してるノエルが非常に魅力的……というか好み。どつきツッコミもそうですし。ぶっちゃけ原作より好きかもしれない。ツッコミさえ出来れば、ツンデレとかラブコメとか別にいらんねん……。ツッコミは萌え属性としていけるぞ、という点に気づいた『左門くん』は偉大だったな、と改めて思います。まぁ、『いぬまる』『リコピン』もそうなんだけど。
 ということで終わり。最高でした。思ってたよりも良い。思ってたよりも好み。どう考えても好きになるしかない作品でした。過去の出張からしてこの作者は有能だと思ってましたが、そこに『ブラクロ』という作品の相性がまた素晴らしかったんでしょう。

田中誠司

 2話なのでセンターカラー。ドアップ。まぁ、タイトルからしてクドいので、クドい主張をしてくる扉ということかな。
 本編。○兆ネタとか安易にしちゃってホントやぁねぇ……というのは割とマジで深刻な問題でして。あーそういうの面白いと思ってやっちゃうんだ、みたいな印象なんですよ。ギャグが乗れないとなかなかキツい。他が相当レベルで面白くてもキツい。
 田中転校。学ランの似合わなさには笑った。なんだろうね、別にあんな七三メガネの学ランキャラなんて腐るほどいるだろうに、違和感しかない。事前に彼のイメージが完全に固まってたせいか、体格か。
 んで、タイムマシンを作ったゲンナイ探し。ぶっちゃけ年収とか会社とか関係なくそんな人仲間に出たら勝ちだと思う。そんな人いるのに目標金儲けなの?とか気になってくるレベル。まぁ、目標が分かりやすい数値になってるのは本作の長所だと思うけど。ゲンナイが仲間になった、年収30兆アップ、とかでもいいよ。
 宿題はズルしない。こういう主人公の社長としての資質みたいな話を定期的に出すのは偉いと思う。大事だよね。ただ、タイムマシンで未来変えようとしてるのがズルなのではないか、みたいなことが気になってくる……うるせぇいいじゃねぇかよ!!という話なのも分かる。
 あと、ズルしない、けどめっちゃ大変で終わる気がしないって話をやったので、気合いで倍終わらせたってのは個人的にマイナスです。そんなの何でもアリやんけ。100倍だって出来たんじゃねぇの?とか思ってしまう。そもそも倍ってなんだよ!!!(ここはそんな嫌いじゃない)
 んで、バトル。かなり短い。2話目にして早くも作業感出てきたな。敵も同じだし。一応、勉強中なのでお静かに、みたいな要素あってオモシロではあるんだけど。
 個人的には名刺を剣にしたのがちょっと残念だったかな。文房具というかビジネスグッズをどう面白おかしくバトルに変換するかが味噌だと思うので、そこでクソ安易な剣にしちゃうとちょっと。もう毎回剣でいいよ、みたいになっちゃうし。鬼太郎のオカリナもそうだけど、剣があるともうそれで完結しちゃうというか、便利すぎるのよね。
 ゲンナイがただの略称だったのは肩透かしでしたが、まぁそのくらいシンプルでもいいのかもしれない。

約束のネバーランド

 今週の『ヒロアカ』感想と重なるけど、復活のロジックって必要よね。エンデヴァーさんは理屈あったけど、エマにはなかったと思う。走馬燈とか精神世界の描写が面白いからそれなりにごまかされた気もするけど、意地悪に見るとはいはい主人公主人公、ってなっちゃう。よく考えたら今週の『ブラクロ』も似た感じだったか。あっちも理屈ないけど、まぁ2人の人格がラックの体を奪い合ってると考えればまだ納得できる気がする。
 まぁ、ただ、復活した後の起死回生の作戦が走馬燈の中で得たヒントを元にしてるのは良かった。走馬燈ってようは死ぬ前に頭が異常に回る状況だと思うから、そこで思いつくのは納得よね。
 んで、最後の切り札。ページ真っ白で笑った。印刷ミスかな?とか意地悪なこと言いたくなる気持ちも湧くんですが、まぁ本作だったらこの奇策やっても違和感ないよね。ちゃんと事前に閃光弾であることを明かさずに真っ白ページが来るので、読んでて真っ白に驚きつつもすぐにナルホドと腑に落ちるというか。説明されるんじゃなくてこっちから納得できるのが気持ちいいんですよね。
 ということで、弾幕からの閃光で詰み。勝負ありましたーと思ったらオジサンが丁寧にトドメ。まぁ、そうか。トドメは必要か。それにエマがトドメ刺したみたいな感じだと庭勢の立場ないし。

『紅葉の棋節』

 奨励会の説明。 “し…知ってますよ 兄貴から聞いてるし” というリアクションが少しメタい。読者に向けて言ってんだよw
 んで、いざ対局。香落ちの説明で相手が格上相手だと強調しておいてから、徹底的に研究したデータ野球。まぁ、格下だろうと対策してる研究の鬼というよりは市原門下マジコロスという憎しみなんだけど。棋譜を読み解く話の時に彼だけが真の狙いを見抜いてたけど、その時から彼の将棋スタイルは描かれてたんですね。うまいと思う。
 まぁ、肝心の市原門下憎しの話が逆恨みにしか見えないのは非常にアレだと思います。別に悪いことしてないのにw まぁ、若いのに超強いとヘイト集まるってのも分かるんだけど、ただの逆恨みをドラマチック風に描かれても……という。
 んで、受けが強い相手には攻めさせる。データ研究なので専門的で難しい話になってもおかしくないんだけど、コンセプト自体は至ってシンプルなのが良い。将棋わかんないけど、多分攻めさせる将棋みたいな説得力はコマの動きで表現してんでしょ。きっと監修が仕事してるんだと思う。将棋まったく分からないから見ても頭に入ってきません。バカの壁。バカでも分かるように。
 雪、鬼、紅葉、炎。イメージ過多でちょっとダサい。やっぱ本作のネックここだよなぁ。イメージに頼りすぎてる。雪相手には紅葉を燃やせ、って分かったようで全然分からない話だし。まぁ、ここらへんはワタシの好みによる所も大きいのかな。イメージとか精神世界で理屈すっ飛ばすの好きじゃないし。

ジャンプ展vol.3のおしらせ

 原画展示に現在連載中の3作品が追加されるってよ。『アクタージュ』『呪術』『ノアズ』の3つ。それにあわせてポスターにもこの3つを追加。
 13号で発表された時のポスターにその3つを加えただけ……と思うじゃん? 『リコピン』が消えてるんだよなぁw わざわざ消さなくてもいいのに。ジャンプは連載自体に厳しい。ちなみに、『ロボ』は存命。この差は分からん。謎い。打ち切りは許すけど、連載辞退は殺すのか。クソいな。まぁ、『ロボ』のが連載長かったし、作者ファンも多いから、みたいなことなんだろうけど。とはいえ、わざわざ消すとはなぁ。意地が悪い。怖い。

レジェンド作家SPインタビュー。

 松井先生のターン。何気に登場回数多いですね、今週。
 割と有名な話だと思うけど(ワタシが知ってたくらいだから)、『ネウロ』での変化球勝負を踏まえて売れる作品を計算して作ったのが『暗殺』。計算してあんだけヒットされたらたまりませんわ。ちょっと腹立ってくる。何も考えずにセンスのままに描いたらヒットしちゃう人もいるし、そういう人に比べたら松井先生みたいなのは努力の人みたいなイメージあるかもしれないけど、本当に妬むべきはこういう計算して計算通りの結果を出すヤツですよ。いや、妬む必要もないんですが。本当の化け物はどっちなのか、という話。

J新世界漫画賞大募集中

 7月は佐伯先生のターン。ミウラ師匠からの熱い師弟バトンタッチ。
 テーマはデジタル環境。マジでちんぷんかんぷんですが、具体的なソフトやハードの名前がバンバン出てくるので、デジタルで描いてる人からしたらめっちゃ面白い内容だと思います。人の勉強部屋とか作業スペース覗くのってなんかワクワクしません? オレはそれやらないけどそういうのもアリだよね、みたいな高みの見物感。
 脱線。『ラジオジャンプ』の話。ミウラ師匠の教えが今も生きてる、みたいなこと佐伯先生言ってましたけど、そう考えると『恋染紅葉』もジャンプの歴史において重要な意味を持つ作品なんだなぁ、と痛感しました。『ゆらぎ荘』ファンながら、あの作品は大したことないと思ってますが、作品の価値は打ち切りとかオモシロだけじゃ決まらないんですね。当たり前だけどいろんな人生が関わってますわ。ということでミウラ老師も『ラジオジャンプ』出てくれ。また声優ラジオでもいいけど。

斉木楠雄のΨ難

 最終回。本編最終回のあの微妙な顔が載ってます。
 ただ、本当の最終回が今度のGIGAに載るそうです。単行本のページ調整のために4コマ連載するって言ってたけど、フツーに連載をもう少しやってればよかったんじゃないのか。それくらい増量がすごい。
 んで、4コマ最終回。最終回がコレ??と割と本気で疑問な内容であった。まぁ、本編の最終回が2つもあるから4コマでまた最終回っぽいことしたくないってことなのかな。単行本に収録される位置とかも関係してくるだろうし。まぁ、かなり初期のキャラなので一応最終回っぽい内容と解釈することも可能なのかもしれない。

『キミを侵略せよ!』

 新キャラ。今回マジで感心しちゃってさ。1ページ目。 “転校生を紹介するー” “あ” “アスマだ” ってあるのよ。他人に紹介される前に自分で名乗っちゃうマイペースな奴なのかな、とか最初思ったんですが、違う。「相場アスマだ」と紹介されるのを防いでたんですね。すご、伏線じゃん。本作にこんな感心するとは思ってなかったよ……。
 んで、宇宙人でないことを証明したいアスマくん。ハジメ的に大歓迎と喜んでいたら……という捻り。このすれ違いはちょっと面白いですね。宇宙人なワケないという主張自体は割と普通の人なんだけど、その方法が異常で、ハジメに限らず大迷惑。山口くんは良いキャラになったなぁ。ギャグ漫画にこういうのが1人いるのはデカイですよ。彼の貢献度は計り知れない。
  “散れ!” “散っちゃダメなんでしょ!?” とか本当に良い。やばい、本作めっちゃ面白くなってきたやん。やっぱエロよりギャグだよ、本作は。新キャラを男にして本当に良かった。
 『ドラゴンボール』ネタ。よく考えたらあれも宇宙人漫画か。遠い親戚関係に位置する……のかもしれない。
 んで、ネタバラシ。伏線回収ドヤァァな説明がないのが良いですな。まぁ、アレ、わざわざ説明するほどのことじゃないし。そんなに掘り下げると「フルネーム隠したまま学園生活とか無理じゃねー??」となるだけですし。
 てか、アメリカに電話する時の相場さんが抱えてる人形がハジメにしか見えない。ちょっと怖いよ。かるら様の自室的なホラー感あるよ。
 んで、オチ。やっぱ山口くんが素晴らしい。 “大事な女” 発言を全力でイジリ倒して爆死しかける。アスマくん可愛いやんけ、という話をやりつつ、それを大々的にフィーチャーするのではなく、即爆発オチに行くのも良い。アスマくん可愛いを大々的にやったらエロやってるのと大差ないからな。

『アクタージュ act-age』

 反省会というのをごまかすためにデートって言ってたのに全然説教も反省もしてない。フツーにホメて終わり。前にも感じたことあるけど、本作引きがヘタだと思う。1話の最後に次回の興味を持たせるための仕掛けを用意しといて、次話の頭でその仕掛けがまったく機能してない。いや、いいんですよ。天使がデレるのは。だったら反省会をデートを言い換えるのがいらないって話でして。
 んで、強面の舞台演出家ハゲ。蜷川幸雄ってことなのだろうか。イワオユウジロウって名前も何となく母音が近い気がしてきた。ただ、ヒゲがあってメガネないので的外れな気もする。
 んで、ハゲの弟子である舞台役者がクマ喰ってエンド。クマ……喰ってる……。『レヴェナント』のレオナルドディカプリオだろうか。クマに襲われたり、ウシの生肉食べたりする映画。まぁ、たしかにあれはメソッド演技法と言って間違いないと思います。わざわざ狩猟免許取ったりするのもいかにもメソッド演技法っぽいエピソードだと思います。果たして本作にメソッド演技法という言葉は返ってくるのか。見所ですね。帰ってこなくていいと思う。

『呪術廻戦』

 扉の下にジャンププラスで『呪術高専』公開のおしらせ書いてあるけど、「前日譚」と断言してあってビビった。この連載、GIGAでの連載のリメイクじゃなくて続きだったのか。何気に衝撃のニュース。今号で一番驚いたかもしれない。次号表紙が『ゆらぎ荘』ってのも驚いたけど、あれは「そりゃそうだよねー」って部分もあったし。
 本編。女性の好みにその人の真価が現れるらしい。 “その人に揺るがない人間性があれば それ以上は何も求めません” という回答がイケメン。イケメン回答で女性ウケ抜群だけど、同性ウケは最悪ってのもなんか分かる。正論つまんねぇな、みたいな。ただ、イケメン回答してるけど、あの回答、要約するとマザコンってことですからね。女性のタイプ聞かれて母親思い出しながら答えるって結構なレベルですよ。マザコンは女性ウケ最悪なので後々「ガッカリだよ(カーッペッ)」となる可能性も非常に高いです。
 んで、男同士でバトルが始まったかと思えば、女同士でも勃発。互いに言い分がめちゃくちゃ女同士っぽい内容でケンカ売り合ってるのが最高ですね。からの発砲美人で大興奮ですよ。好きな女性のタイプ、銃が似合う女性かもしれない。そーいや『ジガ』も発砲美人作品だったっけな。全然出なかったけど。本作が引き継いでくれて満足です。毛穴あいてても大歓迎です。やっぱ男根感がいいんだよなぁ。今回の決めシーンもめちゃくちゃ男根っぽさあったし、ゲゲっつぁん分かってるゥゥゥ!!
 てか、あの双子、銃とメガネとか完全にワタシに向けて作られてるな。接待かよ。余は満足じゃ。
 んで、バトル。男の方。足にしがみつくカエルが可愛くてキュンときた。実際にあのサイズのカエルいたら失神すると思うけど。あの抱きつきポーズは良い。
 今回は特に相手が体術に偏ってるのもあるけど、やっぱ本作はバトルが良いよね。ちゃんと絵で語ってくれる。清水の舞台ブチ壊しながら戦うのも楽しいです。

火ノ丸相撲

 火ノ丸vs刃皇。過去の対戦ではスカされて終わり。からの今回、刃皇が全力で受けてくれる。横綱のくせに変化すんなって言われてますけど、捨て身でいっぱいいっぱいになってる相手を前にしたらまぁ避けて終わり、ってのも正攻法ですよね。まともにやりあったら火ノ丸くんの方の負担もデカイし。そんな気もしてくる。刃皇はヒール的な存在もあるけど、刃皇のことを知れば知るほど彼にも正しさはあると分かってくるこの感じ、まさに多面性ですねぇ。真実とは多面的なものなのだよ、ルーク。自分の見方で変化する。刃皇の場合は他面の面がそのまま顔になるから面白いですね。
 んで、ラスト。まさかの刃皇裁判で笑った。他人引きずり込めるんかw アオリがノリノリで「失言=死!!」とか言ってますけど、そんなこと本編では分からないので暴走感ハンパない。

ハイキュー!!

 こんなに後ろで『ハイキュー』読むの珍しくない? 完成遅れたのかしらとか疑いたくもなる。まぁ、めっちゃ仕事早いイメージもあるのでどっっちやねん的な感じではあるんですが。
 本編。 “時として 一番辛く見える道が 一番楽な道” 。めちゃくちゃ正論。この状況で言われるともうぐうの音も出ない。この1本が拾われないために今全力を尽くす。ネコマ相手だからこそ成立する話で面白いですね。
 からの田中先輩フィニッシュ。コーチもノリノリで喜んでて笑った。まぁ、つらいのはプレイヤーだけじゃないという話ですね。
  “「絶対取れない」って絶望するようなスパイクやサーブ飛んでくるわけじゃないのに 気付くと追い込まれてる” 。ネコマ評としてこれほど分かりやすいものはないですね。最近はスーパースターを擁するようなチームと対戦することが多くて「絶対取れない」に注目しがちだけど、そんなのがなくても強いバレーは出来る。希望があるようで、敵になったらこの上なくウザいw
 今週のミカちゃん。 “優 音駒きらいだねえ” からの満面の笑みがヤバイ。可愛すぎる。嫌いな話してるのにこんな笑顔なられたらたまらん。
 からの、影山。流れとかガン無視なのがこれはこれでウザいw
 そんな影山のウザいサーブを何とか返すと思ったらこれまたウザい所に返すのがケンマで……と思ったら飛び込む日向で……からのもっかい日向でフィニッシュ。 “とぶのはおれにとって別腹です!!!” って普段の日向を考えたらまぁ飲み込みやすいモノローグではあるんだけど、事前に “…でもちゃんと疲れてきてるよ 無限の体力なんて無い” ってセリフが置かれてるのが気持ちいいですね。無限の否定からの別腹。まぁ、まとめると、みんなウゼェw

食戟のソーマ

 お子さまランチに見せかけて郷土愛を刺激するメニュー。おおっ、これは『レミーのおいしいレストラン』思い出すわ。原題がラタトゥイユなんですが、クライマックスで憎たらしい評論家に出す料理がラタトゥイユなんですよね。そして、ラタトゥイユはその評論家にとって懐かしい思い出の味で……という流れ。飯喰ったらイメージがぶわっと広がってく感じは、今思うと『食戟』チックだな。ピクサー黄金期の作品と重なる『食戟』すごい。
 今回の温泉街の話、ミステリー漫画風だったのは誰の目にも明らかだと思いますが、今回の田所ちゃんの料理がまさに謎解きだったんですね。さりげない会話の中からヒントを拾い、答えを導き出す。それが料理という形に還元されて、しかもそれがバブみという大オチに繋がる。
 このバブみ。まぁ、ギャグっぽくもあるんだけど、「王様扱い→バブみ」という解釈が見事なんですよね。確かに同じような内容を話してて、それがお子さまランチという変則的な料理として形になってるのがスゴイ。途中で訛り問題は田所ちゃんにも身に覚えがある、みたいなネタを入れてくるのも本当に見事。やっぱ本作が本気で理屈こね出したらすごいことになる。物語、テーマ、キャラが料理という形でキレイにまとまって出てくる。やっぱすげぇよ。理屈の整い具合がどうかしてる。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。デブ食としてのイタリアン。ピザもパスタも大好物な身としては非常に耳が痛いです。あんなうまいのに健康を意識したら食べない方がいいとかマジファックですよ。考えるだけでキレそう。和食より全然イタリアですよ。なんでイタリアワールドカップ出てねぇんだよ。カテナチオなめんな(支離滅裂)。
 本編。雲雀ちゃんはドラマ的に極まってるので扱いが難しいキャラになってしまったと思うんですが、今回は雲雀ちゃん回。どうなるのかと思ったら、ダイエット。なるほど。男ではなく自分の話にしてきたか。うまい。さすがだ。憎たらしいレベル。
 本編1ページ目。むちっとした雲雀ちゃんの水着姿、全然アリやで、とか思うじゃん。むしろそっちのが方が良い、とか思うじゃん。本作はそういう安易な感想を1つも2つも上回ってくるから偉いんだよなぁ。そんな一般的な男性が抱くような感想、本作は百も承知なんですよ。現にコガラシくんも最初 “ダイエット…? 必要ないだろ 太ったようになんて全然見えねーし…” と発言する。これに対して “コガラシくんは気になるかもしれないけど… 雲雀は気になるのぉぉぉ!!” と返すのが面白いですね。コガラシくんに好かれればいいや、という従来の雲雀ちゃんではない発想。つまり彼女の成長を感じさせる……というのはちょっとホメのバイアスかかりすぎな気もするw 単に女性心理としてフツーなことだと思う。ダイエットは男にどう見られるかとか関係ねぇんだよ、という。自分磨きであり、自分との戦いであり、女社会の中でのマウント合戦でもちょっとある。あんたのためにダイエットしてるなんて言ってないんですけど、自意識過剰ですかぁああああ??っていう。耳が痛いというか、こういう安易な発言、しがちだよなぁ。
 そんな話の中で、コガラシくんが彼女の頑張りに気付いてあげて、というのが見事なんですよね。一般的男性の代弁もするけど「お前らとは違うんだよ」的な格の違いも見せてくるのがコガラシくん。 “雲雀には雲雀の理想の体型ってのがあるんだもんな… この前はダイエットなんて必要ねぇとか言って悪かった” ですよ。言えますか、こんなこと。気づけるか、こんなこと。こちとら「ムチムチの方が可愛いでござる(ブヒブヒ)」で終わりですよ、クソが。死にたい。
 まぁ、とにかく雲雀ちゃんのダイエット作戦。聞き込みした結果、逆ギレ的にやる気出るってのが面白いですね。普通の女子がいないw 本来なら千紗希ちゃんマンが一般女子代表であるはずなんだけど、なぜか彼女、女らしさで言えば誰よりも人間離れしてるので。最終的に “人間の雲雀は人間らしく普通にダイエットがんばるしかない!” と結論づけるのが笑えます。普通の人間も1人いるはずなんですけど、無視されてんですよねw
 あと、この手の話題ではスルーされがちな呑子先生が出てきたのも面白かった。よく考えたらお前ズルすぎんだろ、という切り口には笑った。言われてみればば、ですわ。おまけにバトル的にも最強格だし、存在としてズルすぎる。最強にズルい存在としての呑子先生。100話以上続いてるのに考えたことなかった……。
 ダイエットを決意した雲雀ちゃんの頑張りに気付いてあげるコガラシくん……だけど、その前にワンクッションあって。それが幽奈さん。あくまでもコガラシくんは幽奈さんが気付いたのを見て考えを改める。ちゃんとそういう流れになってる。こういう機微が本作はヤバイ。
 そんな幽奈さん。このメンツの中で最も人間ではない、普通ではない存在ですよね。肥満とかそういう俗世間の問題から離れた存在であるんだけど、逆に言うと、だからこそ「普通」に最も憧れてるとも言えるんですよ。だからこそ気付けた。宮崎、呑子、狭霧という化け物には一般人の悩みは理解できないけど、一般人に憧れてる幽奈さんなら理解できる。そんな幽奈さんを通じてコガラシくんが理解する、というのがね、本当によく出来てるよね。大きな物語には直接関わってこないようなどうでもいい悩みとも言えるダイエットの話なんだけど、それに対してここまで丁寧にアプローチできる。やはり本作は最強。恐ろしい子
 んで、ダイエットを口実に、コガラシくんが頑張りに気付いてくれたのをいいことを雲雀ちゃんがおいしい思いをする。それがペアストレッチ。最初に出てくるシルエットが完全に松葉崩しですね。マッサージとかでセリフだけ聞いたら超エロい、って勘違いネタはよくあるけど、そこにビジュアルとしてのネタを入れてくるので笑った。脱線になるけど、松葉崩しをプレイとして楽しむためにはそれなりに柔軟な体が必要ですよね。そのためには事前にストレッチが必要なのではないか……みたいな無限回廊
 ラスト。ダイエット成功。むちっとしてた頃のが良い……みたいな野郎の勝手すぎる言い分を否定するのが今回のテーマですね。なに勝手に自分のためにダイエットしてもらったと勘違いしてるんですかぁぁぁ???という話。これ、男女間の断絶として割とマジでありがちだと思うんですよ。分かりやすいのだと「すっぴんのが好き」とか男は言いがち、思いがちだと思いますが、地雷ですよ。ヘタすりゃそれ言ったら女性に喜ばれるとか都合のいいこと考えがちだからタチが悪い。ネイルとかも「別にてめぇのためにやってないんですけどぉぉ??」の典型。ダメですよ。 “雲雀には雲雀の理想の体型ってのがあるんだもんな… この前はダイエットなんて必要ねぇとか言って悪かった” この精神を忘れてはいけない。人の努力にケチつけてはいけない。努力そのものが美しく、尊いものなのです。そもそも自分本位にものを考えてはいけません。人にはそれぞれ考えがあって、その考えを元に行動してるのです。その結果だけを見て安易に口を出すのは良くないです。世の女性はワタシのチンポおっ立てるためだけに存在してるのではないのです。自分本位、男性本位になってはいけませんよ。ためになったねー(もう中学生)。
 んで、最終的なオチ。ただの雲雀ちゃんバストダウン計画であったという話。貧乳キャラにしては胸しっかりあるよね、みたいな指摘は雲雀ちゃん登場時からあったと思います。多分ミウラ老師もそこは気にしてたんでしょう。「じゃあ小さくすればいいんでしょう!!」というミラウ老師からの逆ギレ回答が本話。いい話だなー。
 せっかくの巻頭カラーを前にバストサイズがダウンした雲雀ちゃんはドンマイやで。まぁ、 “ふふ… コガラシくんとのダイエット… 楽しかったなぁ そうだ! またちょっとだけ太ってみるのもいいかも!?” という発想が完全にクズなので勧善懲悪チックではあります。先週の感想で書いたけど、ここ数週は各女性キャラがコガラシくんを独占する(口実を得る)話なんですよね。その中で雲雀ちゃんが出した「わざと太る」という発想は最もクズなので痛い目にあってもやむなし、という。幽奈さんやザキミヤちゃんがコガラシくん大好きという気持ちを露呈するようになるのは普段気持ちを押し込めてる彼女らからしたら精神の解放であり、成長でもあるけど、普段から丸出しな雲雀ちゃんがやったらただの欲望に溺れてるだけですからね。大違いですよ。まぁ、ぶっちゃけ雲雀ちゃんが欲に溺れてるコマが一番可愛いとは思います……ってそういう言い分が良くないんだぞ!!という話でした。

『ノアズノーツ』

 めっちゃあっさりボスキャラ出てきた、と思ったらめっちゃあっさり負けて、めっちゃあっさり帰ってった。正攻法にバトルやらないで、「どんな能力でしょうか?」というクイズだけ出して一旦終わるってのは本作らしくて良いかもしれない。あまりにあっさりで面食らったけど、そもそも本作のバトルってクイズみたいなところあったし。まぁ、あまりにディスコミュニケーションで変な味わいもあったけど。眼中にない表現なのは分かるが、なんか勝手に決めポーズとかしてるのが少しおかしくも見えるというか。
 コトの重大さの割に淡泊に見えた理由、少し分かった。肝心の未来都市がまともに映ってないからだ。この島まだジャングルのイメージしかないので、目の前で未来都市崩壊でノア絶望ってやられてもピンとこないのではないか。あと、敵が投げ捨てた紙切れを見に行かないのはおかしい、とかもあるんだろう。
 まぁ、ともかくバトルが一旦終わって良かったです。クイズ形式に戻ったのも嬉しいし。

次号予告

 『ゆらぎ荘』が表紙&巻頭カラー。「表紙」と書いてありますので、「巻頭カラーとは言ったが表紙は『ボルト』だ」という悲劇は避けられました。良かった。2周年ではハブられたのに。
 人気投票の結果発表も行われます。だとすると巻頭カラーの扉はそれ仕様になる可能性が高そうですね。アニメ開始のタイミングでふさわしいのかは分かりません。個人的に気になるのはやっぱ雲雀ちゃんの躍進がどうなるかかなぁ。告白編の影響がなかったらさすがに驚きます。まぁ、変則的な順位は『勉強』に任せてこっちはシンプル路線、という感じもあるんですけどね。『ブラクロ』に近いと思う。
 あと、気になるのはミリア様ですね。彼女どこ行ったん……
 ちなみに、幽奈さんポスターもついてくるらしい。巻頭カラーと別ってことでいいんだよね? だとしたらすごい。『ゆらぎ荘』祭りだ。小さいけどどんなデザインか確認できます。本編や扉と違って単行本で無修正版を発表することのなさそうな場で乳首隠しをするのはよく分からないです。まぁ、作者が気にすることではないのかもしれませんが。
 tite kuboの読切の告知もココで行われてますが、掲載は次号ではなく次次号になります。ややこしいですが、まぁネタバレ対策ですね。
 次次号は50周年記念号になるんですが、50周年のレジェンド読切企画の中ではtite kuboが一番大きな扱いになりそうですね。あとは大トリがいるけど、記念号に比べたら劣るでしょう。そう考えると岸本サプライズはないのかも。大トリは松井になるのかな。他誰いたか忘れたけど。田村もいた気がするが、まぁ松井には勝てんか。
 どうでもいいけど、tite kuboの読切、実写映画公開記念じゃなくて50周年記念としての扱いになるんですね。タイミング的には映画公開記念でもバッチリなのに。まぁ、映画の方を50周年にあわせた形ってことか。『BLEACH』すげぇじゃん。

目次

 読者コメント。1人目。夢から覚める夢。あるよね。トリック仕掛けて本気で騙そうとしてくる夢。起きた時に状況の把握に時間かかったりしますね。いつ寝たんだっけ?みたいな。
 2人目。学校は??と言いたくなるような感じが素晴らしいです。学校前に買ってる可能性もあるのかな。

 ちなみに、『アスタくん』は作者コメントありません。『私のヒーローアカデミア』はあったのになんでや。あの子次号予告でもアンケートハガキでも無視されたのになぜ目次では優遇されるんや。

ジャンプ展圧巻でした。デジタルの時代、原画展は最後かも。VOL.3もぜひ!<理一郎>
(『Dr.STONE』)

 なるほど、デジタルになると原画ないのか。当たり前だけど考えたことなかった。
 デジタル作画の実体が1ミリも分かってないんですが、作画行程がすべて記録されてるんだったら疑似ライブドローイングみたいな展示は出来るかもしれませんね。まぁ、そんな記録ないだろうけど。今後の可能性として……メモリの無駄な気もしますがw

驚きのプレゼントいただきました。爆豪名義で月の土地!やったぜ爆豪土地持ちだ!
(『僕のヒーローアカデミア』)

 これ千葉県のYさんじゃん。Yさん伝説として有名なやつですよね。月の権利書。
 いや、さすがに本人とは思いませんよ。Yさんフォロワーなんでしょうね。どういう意図かは知りませんが、果たして堀越先生にこのネタは伝わったのか。

抱っこされてる犬に微笑みかけたらガタガタと震え出したので走って逃げた。
(『鬼滅の刃』)

 これは強キャラ。覇王色の覇気とかそんなん。

字幕で映画を観れるようになりました。「タッカーとデイル」が個人的によい。
(『キミを侵略せよ!』)

 割と意味が分からない。日本語字幕を追いながら映画が観れない人ってこと? 脱字で「英語字幕で」とかだったら分かるんですが。
 そっから『タッカーとデイル』に繋がるのがまた謎いんだよな。字幕ならではの映画なのか?

道を聞かれ顔なので知らない人を知らない場所に案内するということがよくある
(『呪術廻戦』)

 2週連続で道で話しかけられたパターンじゃん。マジで道を聞かれ顔。
 ワタシも結構道聞かれます。人の良さがにじみ出てるんでしょうね(ナメられてるんだと思う)。北区の人気の少ない道で外国人に道聞かれた時は困った。冷静になると一応伝わるレベルの英語は思いつくけど(正しい文章ではない)、とっさに聞かれるとパニックですよ。そもそも日本語でもパニックだからしどろもどろですからね。後で「もっと良い道あった!!」とか余裕でなる。ごめんね。

凸ノ先生新連載おめでとうございます!渾身のぱんつ楽しみにしてます!!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 意外な人からおめでとコメント。ミウラ組なのかしら。
 まぁ、単にぱんつだからって可能性もなくもないのかな。苦しいと思うけど、一応ゼロではない。

愛読者アンケート

 『アスタくん』は投票できる。なんでなんだぜ。
 質問。好きな音楽アーティストについて。新連載と関係ありそうだけど、特にフィードバックしなさそうな気もする。
 好きなアーティスト。選択肢見ても特にいないなぁ……と思ってたらPerfumeがいた。あぶねぇ。ギリでいた。助かったわ(何が)。
 音楽の聴き方。ウォークマン派なんですけど、選択肢にない。うそ、マジで?? iPodとかそういう携帯音楽プレイヤーないの?? 衝撃。

総括

 な、長い。なぜこんなに長くなってしまったんだろう。よく考えたら今号なんか書くこといっぱいあった気がする。漫画本編の感想以外が。しんどい。

 んで、今週のベスト作品。『銀魂』かな。圧倒的だったと思う。
 『アスタくん』『侵略』も良かったですよ。ギャグばっかだな。
 漫画以外だと、読者プレゼントページ、ジャンプ展vol.3新ポスター、堀越コメントとかも面白かったです。面白いというか印象的というか。

 今週のベストコマ。これはもう『約束』の真っ白で決まりだろう……と思ってたんですが、『アスタくん』の金色のキンタマ団かな。どうしても好きw

 最後に今週のベストキャラ決めて終わります。次点なし。こいつだー。

  • ガチ勢 『僕のヒーローアカデミア
    • また出てくんのかい!!という感じで超アガりました。使い捨てのギャグだと思ってたので完全に一本とられた。

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