北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

週刊少年ジャンプ2018年36・37号の感想

ジャンププラスの読切

 枕だけど、長いのでタイトルつけるという新発想。深刻なネタバレあるよ。
 ジャンププラス夏の読切祭り。『BOZEBEATS』の平野先生の新作が楽しみでそれだけ読めればいいと思ってたんですが、ふと気づいた。「なぜ本誌連載経験者が第1弾じゃないんだ……」。たまにそういうこともあるけど。
 んで、第1弾読んだ。『ジェナダイバージョン3to1』。タイトルを覚えさせる気がない。それはさておき。
 作者がさ、『クロクロク』の人なのね。連載経験者だった!! しかもかなり好きなやつ。そういや中村とかそういう名前だったね……。好きな作家の名前くらいは覚えてる自負があったからショック。はぁぁ、この調子だと平野先生のこともすぐに忘れる。困るのでみなさん定期的に本誌に帰ってきてください。

 そんな2作の感想。『ジェナダイバージョン3to1』。マジこのタイトルはキレそう。
 冒頭からギャグが良いです。『クロクロク』好きだったなぁ、忘れてたけど。名前は忘れても好みは代わってないようで安心しました。ホントどうでもいい会話してるだけで楽しめる。
 んで、本題に入って。性別転換モノ。若干ここでノイズがあって、「えっ全員男なの??」と混乱した。思わずページ戻したレベル。戻したら「男」と明言されてたけど、フツーに可愛い。まぁ、そんな可愛い男がどうのこうので、話が続いていくワケで「そりゃ可愛いよなぁ」という納得もあり、大変楽しいです。
 記憶が改変されるみたいな話もあったから、もう既にあの子が薬を飲んでて改変された記憶を我々は読んでいるのか??とか思ったけど、それはそれで辻褄があわない部分があるので、よく分かりません。
 とにかく、性別不詳キャラって良いよね、とワタシの好みが再確認できました。面白かったです。いわゆる「ワタシの好みに寄せてきたな……」案件。作中でもあったけど、女になったら体型代わる可能性あるから男のままの方がいいと思います。男同士だからとりあえずアナルネタぶっ込んできたのも下品で良いです。下品すぎてアレ、という読者もいるとは思う。レイプ的な話になりそうで怖いってのもあるし。一部あったよ。

 『勇者ご一行の帰り道』。
 例の平野案件。ファンタジーとは名ばかりの『ドラクエ』パロだろ……とかなり不安だったんですが、良かった。ちょっとこっちも性別不詳感あるしな(それしか見てねぇのか)。
 『BOZEBEATS』の時にもあったことなんだけど、平野先生、描写がクソ丁寧なのよ。正直伏線とするには絵やその他の情報が饒舌に語ってる。電子雑誌らしく突然カラー見開きとか出てきてキレイなんだけど、「わーきれー」と思うと同時に「けど不気味ー」って印象受けますからね。マジで。明らかに何かがおかしい。その何かの正体について少しでも考え出せばすぐに答えに気づける。気づけるようなヒントが散りばめられてるんですよ。「なんか変だよなぁ」と思ったら直後のページで路上の死体が出てきたり。あーはいはい、そういうことかw
 ということで、オチの「実は○○でしたー!!」に関しては全然驚きがないです。むしろ「驚かせるつもりないんじゃない?」とか疑問なレベル。ただ、伏線は伏せれてないんだけど、その丁寧さ、そして手数ですね、それが見事でね。全然楽しめる。むしろ「あっここも」「これもか」って感心しちゃうというか。さすがに黒魔術とか言っちゃうのは「釣り針デカスギィィィ」とは思ったが。まぁ、事前に言っとかないとサプライズとして成立しないですね。『ドラクエ』から逸脱してて目立つって難点はあった。
 『ドラクエ』関連で言うと、例のタテ1列で進む例のやつ。さっきも言ったカラー見開きの場面もそれの再現になってて面白いんだけど、あのタテ1列歩き、リアルでやったら不自然の極みじゃないですか。たしか『ヨシヒコ』でもネタになってたと思う。そんな観てないんだけど。その不自然なタテ1列歩きが、オチを知った状態だと「こうなっても変じゃないかな」と思えるから素晴らしいですね。こういうとこやで。フリが丁寧すぎてバレバレだけど、フリの丁寧さに感動する。

 ということで、終わり。好きな作家がプラスに載るなら追っかけるよ、とか思ってたんですが、そもそも覚えてない危険性がある。思い知りました。中村先生ありがとう。そしてマジごめん……
 どっちが好きかっつったら中村先生の方かもしれない。話がバンバン盛り上がってく高揚感ってのはやっぱあっちのが強いですよ。まぁ、あとは単純に中村ショックが大きくて、変にテンション上がったってのもある。

 ということで、夏の合併号だよー。これ終わったら1週休み。やったー。そして何よりジャンプ史上最も好きな作家が流れてきたぞーっ!(今年2度目)
 何気に平方、田村、ミウラが揃い踏みしてるすごい号なんですよね。個人的にはジャンプ50年の中で最も好きな作家、四天王の中の3人が揃ってる。

背表紙

 2000年。ついにミレニアム。ジャンプのロゴとしては、やっぱこのシリーズ良いよね。色変えようが安定感ある。まぁ、世代的にワタシにはよく刺さるってのは少なからずあると思いますが。
 んで、2000年。ミレニアムですよ。ノストラダムスは恥をさらして、2000年問題も大したことなかったです(いろんな人が頑張って対処したから説もある)。2000年代は明るくなるぞー、と思ったら来年暗いんだよなぁ……(予告)
 そんな2000年。まぁ、やっぱ一番大きいのはミレニアムですね。なんだこの言葉って感じで突然流行りました。『こち亀』でもミレニアム刑事っていましたね。世相をガンガン盛り込んだキャラで面白かったと思います。出オチ上等な感じが良い。
 2000年のビッグイベントといえば、シドニー五輪。2000年という節目もあってやたら盛り上がった記憶あります。高橋尚子とかすごかったですね。
 珍しく政治の話。小渕首相が脳梗塞、辞任、死亡、そして森首相。なかなかショッキングですね。そこで首相になったのが森ってのがまた……。失言大王やんけ。神の国発言なんかもありました。今と変わってねぇ。いや、今この発言があったらもっと地獄なことになってた気がする。考えたくないです。
 てか、在職中の病が最終的に……という流れがちょうどタイムリーになってしまって悲しいです。本当に残念。
 雪印の食中毒事件。全国の学校から雪印の牛乳が消えました。現役小学生、もしくはその親だった人にとってはかなりの衝撃だったと思います。
 本号のジャンプと奇跡的にリンクするのが、サザンの「TSUNAMI」。2000年にリリースされ大ヒットとなりました。そんなケースケクワタがなぜか今号のジャンプにいる。
 フィクションの話ですけど、2000年といえばセカンドインパクトですね。なぜか『エヴァ』は続いてて、まだまだ終わってません。
 誕生年。大体18歳ですね。つまり、AV女優が出てくるのは2000年で最後です。まぁ、18歳のAV女優まったく知らないんですけどね。
 そんな2000年生まれの有名人。もうハシカンでこのコーナー終わりでいいか……なんて思うくらい知ってる人がいないんですが、何とかいた。ケースケオカダの娘にして、ジャンプでグラビアを飾ったジャンプ史的にも重要人物である岡田結実。ユミオカダじゃないよ。ユイオカダだよ(自戒)。
 ゲーム。まだまだ盛り上がってます。2000年最大の事件はPS2の発売ですね。「そんな安直な名前でいいんだ……」と衝撃でした。まさかのナンバリング。スーファミの次がニンテンドー64セガサターンの次がドリームキャストですからね。2って何だよw
 ただ、ソフト的に大物なのは2ではなく無印プレステの方。『FF9』『ドラクエ7』が出ました。すごいですね。いつの間にか『FF』の方が数字大きくなりましたが、すべては『ドラクエ7』のせいですw まぁ、販売延期したかいもあってか、『ドラクエ7』はプレステ史上最大のヒットを飛ばすことになります。最後に最大のヒットが出るってのはプレステの普及を考えたら納得ですね。PS2はありがたいことにPSのソフト遊べますし。
 そんな『ドラクエ7』。個人的にオフライン作品の中ではベストです。というのも、初『ドラクエ』なんですよね。他作との繋がりも薄いし、初めてやるには悪くなかったと思います(もうちょっと遅ければ『8』あるけど)。バラバラの話だと思ってたら実は繋がってて……みたいなオモシロは『ドラクエ』シリーズ全体の魅力とも通じると思いますね。
 あと、『ドラクエ』が任天堂ハード以外に進出した初めての作品ですね。それがPS史上最大のヒットになるんだからすごい。ちなみに、『ドラクエ8』はPS2最大のヒットです。じゃあ『9』はPS3になりそうですが、そうはなりませんw

表紙

 合併号なので全員集合。巻頭の『鬼滅』が実質主役……とはならないのが今のジャンプの問題でして。ルフィが憎い。まぁ、ルフィを含む四天王と並ぶような扱いにも見えるので、おいしいっちゃおいしいか。
 ちなみに、『ゆらぎ荘』は大きさこそ特筆するほどじゃないんですが、位置が良いです。やっぱアニメ放送中ってデカい。てか、連載陣で唯一のフェス経験者はこの幽奈さんですね。フェス経験者って何だよ、って話ですが。
 ということで、今回のテーマはフェス。正確にはロックフェス。サザンの特別企画があるからですね。今のサザンがフェスに出るかは知らないです。
 てか、平方サザンのフルメンバーが載ってるのココだけなんですよ。ちょっとありがたみないよね。もっと載ってそうな雰囲気あるよね。今回平方先生オッサンばっか描いてたけど、唯一の女性は原坊ですw 美少女作家として平方先生が好きな人にとっては残念でしたね。人生ゲームのが当たりでしょう。ギャグが好きなワタシとしては今回の方が……ってどうなんだろ。平方ギャグ濃度は間違いなく人生ゲームのが高いですし。
 とにかく、5人出てるので平方先生が一番偉いです。その次は筒井(2人)。
 お題が「ロックフェス」なんですけど、そこそこ難題じゃない?? フェスの格好って何だよ。地味じゃないですか。明らかにお題に苦戦してる、もしくは諦めてる人がチラホラいるので面白いです。『紅葉』『ノアズ』『侵略』『太陽』『田中』がまとめて雑に処理されてる配置とかも含め、ちょっと今回はイマイチな印象も強いです。お題が面白くなければ、扱いもあんま良くない。『紅葉』と『田中』はそこそこ頑張ってたけど、中3人は無個性でやむなし、という感じがすごい。まぁ、顔だけで何やれって話なんですけど。しかし、サザンの後ろはひどいよなぁ。
 フェスというお題、難題だと思いますが、あるある、定番が生じてるとしたら、帽子でしょうか。チューリップ帽みたいなやつ。フェスに馴染みがないので「フェスあるあるって存在するんだ……」と衝撃でした。まぁ、フェスに限らずガチめの暑さ対策が必要なイベント全般においてあるあるなんでしょうけど。
 フェスファッションのベタとして優勝なのは『呪術』イタドリではないか。フェスバージンでも「あっ確かにこんなイメージある」ってなった。陳腐っちゃ陳腐なんだけど、意外と今回のメンツでは唯一なのでセーフ。むしろ勝ち。
 意外と唯一ってのだと、『ハイキュー』日向。帽子がキャップです。日向らしさもありつつ、フェスのイメージ映像でよく見るあの感じではない。
 帽子と言えば当然『ONE PIECE』ルフィの麦わら帽なんですが、被ってません。被れよ。熱中症なるぞw
 あと、多かった共通項としては、Tシャツ、うちわ、そしてタオル。うちわ、タオルはそこに何を描くかで1ネタぶっ込めるので便利なアイテムだと言えますね。日向の「烏合」は笑った。ダメじゃん。
 意外となかったのがサザンネタ。これはルフィだけです(多分)。尾田っちが唯一だと尾田っちだけ知らされてたんじゃね??みたいな可能性も疑ってしまうんですが、まぁとにかく尾田っちオンリー。尾田っちが好きそうな小ネタの詰め込みが今回サザンネタですごい。めんどくさいレベル
……っていうか、こういう小ネタが出来るのって一番前で、一番大きく配置されるルフィにしか出来ない特権ですね。他の作家がこういうのやっても「重なって見えねぇ……」ってなって終わりです。まぁ、サザンと『ONE PIECE』だと、311で津波の扱いに困った人同士という縁もあるので、今回の「TSUNAMI」ネタは好きです。黒ひげのグラグラどうなるんだろうか……
 フェス詳しくないので、よく分からないのですが、『約束』エマのフェイスペイントも面白かった。これもフェスあるある……なのか?? 千空宇もペイントしてるんですが、こっちはもっと分かりません。あれマジでどういうことなの。フェス怖い……
 あと、前もそうだったらしいけど、火ノ丸くんが若返ってる件。高校仕様になってる、と思う。川田先生的に「まだ大相撲編お馴染みになってないから……」ということなのだろうか。
 あと、個人的な関心事だったのは『アリスと太陽』からどっちが選抜されるのか問題。太陽でした。あれっ、そっちなのか。アリス嬢にシフトする予感してたんですが。まぁ、緑だから目立ってはいたと思います。他は没個性だけど。もうちょっと大きかったらフェスってお題は本作が存分に暴れられたんですけどね。フェス出演側みたいなネタもやりようはあっただろうに。いかんせんまだ始まったばかりであった。

 終わり。実質平方先生が主役なのでかなり嬉しいですw 格の違いを見せつけてやった感ある……(ネーヨ)
 好きだった作品を選ぶならば、位置がおいしい幽奈さん、ベタで優勝なイタドリ、キャップ&うちわな日向、の3択かな。幽奈さんは後ろの方だと割と没個性だったと思うけど、前の方であのポーズやってると最前列のガチファン感あって面白いと思います。アニメに感謝やで。ありがとうしまぶー
 まぁ、優勝はサザン、次点でイタドリということでいいです。

J美麗絵師描き下ろし!! ガールズイラストブックin Summer

 サザンの登場で霞んだ感あるけど、予告の段階ではかなり楽しみだった企画。かなり豪華ですよね。連載陣ではなく凱旋組にこういう企画任せるの、良いと思います。
 有名作家に「夏の女の子」を描いてもらおう、という企画。有名作家だと思ってたけど、一部宣伝がメインな作家もいます。一応絵うまい、もしくは女の子で勝負してる系作家という感じだけど。
 閉じ込み企画で、本当はジャンプから切り離す形で切り落とすとイラストブックになるんですが、ワタシは切り落としたくないので通常の袋とじの感じで切りました。そしたらなんか観音開きみたいになって面白かったです。ブックにしなくていいって人は是非どうぞ。まぁ、切り落とす形だとミシン目入ってるんで手でもいけると思います。
 ちなみに、どの作家も自キャラはナシです。多分禁止だったんだと思います。じゃないとガチ宣伝しだす人いたと思うw 名前もない女の子です。

  • 古味
    • ニセコイ』古味。古味の何がおいしいって閉じ込み付録ながら、破る、切るという作業をしなくても見えるんですよ。完全に看板扱いされてる。さすがラブコメ最長連載。
    • 個人的にはジャンプの美少女作家だと河下のイメージが強いので若干「オイオイなんで河下じゃなくて古味なんだよ」という感じにはなりましたw そもそも河下呼ばれてねぇし。キレそう。
    • イラストに関しては、唯一のファンタジーですね。多分。海はクソベタだけど、動物出してきたりして「古味やるなぁ」感ちょっとあります。パンツで勝負してきたのはちょっとあざとい。そこまで必死にならなくても古味は大丈夫。
    • ただ、イラストにおける女の子の面積的には一番小さいんですよね。これが意外。本企画で一番のビッグネームと言って間違いないんですが、それでこの小ささ。横綱相撲感ある。
  • 田村
    • それぞれに先生情報が載ってるんですが、ここでは『べるぜバブ』しか載ってなくて笑った。『腹ペコ』もあるんですがぁぁぁあああああ?? まぁ、他の作家にも当てはまるけど、代表作があるとその後のパッとしなかった作品は無視されがちです。逆に、代表作がないと……(山本)
    • 忍者風の女の子がギターケース背負いながらラッパ持ってる、というなかなかにカオス。美少女作家として並べるには違和感もある田村先生らしいバランスなんじゃないですかね。
    • 個性強すぎない??とバランス悪いんですが、それゆえに「この子の出てる漫画読みたい」みたいな感覚は一番強いんじゃないですかね。てか、なんかの作品のキャラじゃないの??という感じか。オリジナルで描いたにはキャラが濃すぎるw
  • 椎橋
    • 椎橋の何がすごいって表紙に選抜されてる点。それは古味じゃない。古味は切らなくても見れる本企画の表紙という扱いですけど、椎橋はジャンプの表紙に選ばれてるのでこちらも本企画の顔と言える存在。個人的には「田村じゃねぇんだ……」と悲しくなりますが、まぁ椎橋イラスト可愛かったので我慢します。
    • 椎橋イラスト。夏祭りでの浴衣美女。なるほど、これは納得。というかネタが被ってもおかしくないですね。これで勝負して被らなかったのはツイてる。てか、他の作家が浴衣やろうとしたら「椎橋が浴衣やるってよ」と担当から止められた、とか疑ってしまうw まぁ、とにかく和モノで勝負ってことですね。椎橋先生が自分の武器を認識してるのを感じる。
    • あと、何気に唯一だったのが、野郎の存在。浴衣美女の手を取る野郎が手だけ映ってます。これは唯一。これもよく被らなかったですね。
    • ちょっと脱線だけど、エロ漫画読んでるとたまに思うんですけど、男の肌がやたら濃くなってる表現、あれ何なんでしょうね。椎橋イラストもそれだったわ。区別が付くようにって意図は分かるけど、不自然なレベルで浅黒い。
  • 横田
    • 美少女作家ってイメージなかったけど……という意味では一番の存在かな。天野もそうだけど(『REBORN』じゃないよ)。
    • 夜のコンビニの前でスマホ撮影。なるほど、こういうギミックで勝負してきたか。小憎らしいけど、「えっ僕美少女作家なんですか??」という横田の声が聞こえてくるようで良い。ギミックで勝負してきた。良いぞ。ギミックはこういう企画では大事だぞ。
    • 女の子1人で勝負しないで複数出してくるあたりも横田先生の「場違いじゃない?」感があって良い。そこらへん気を使って対策打ってくるあたりは好印象です。まぁ、器用にこなしやがって……という意味では小憎らしいですがw
  • 伊達
    • 伊達先セイも参戦。『クロスアカウント』を代表作にするのは『シューダン』を代表作にするくらい無理があるだろう……と思ったけど、その下がいるのでセーフだ。GIGAでの新作読切の宣伝なんだろうけど、新作のキャラ出してこないのは良かったですね。この下の3人全員に当てはまりますけど。
    • イラストとしては、田舎の女子高生。はいはい、分かる。畳の上で裸足になってる女子高生ってのは確かに一大ジャンルだと思います。「夏の女の子」で最大公約数にはならないけど、間違いなく需要のあるジャンルというか。ここらへん伊達先セイやりおる。この人は作家として評価していいのか怪しいラインなんですが、今回の企画に関しては相当良いです。畳、ジャンプ、アイス、スマホでLINE、扇風機、うちわ、蚊取り線香、自転車、風鈴……と要素が多すぎるのも面白いです。伊達先セイの本気を感じる。言い換えると、必死w
  • 天野
    • 『REBORN』ではない。それは読切で載ってる。ややこしいですが、あの人がコレに参加してても別にいいよね。女の子可愛いじゃないですか。今回の読切メガネだぞ(そこかよ)。
    • 代表作は『アナノムジナ』でエントリー。ジャンププラスで連載中らしい。読んでないので分からん……が、プロトタイプとなる読切は本誌でも載ったよね。何となく覚えてます。「フリスク食ってドヤってるw」という感想を抱いたのだけ強烈に覚えてる。
    • 作者紹介で『ステルス交境曲』の名前も出てきます。一応本誌での代表作はコレという感じか。
    • 「天野先生がイラストを担当する一大プロジェクトが進行中」だそうです。絵うまい人としてジャンプの中でも評価高いんですかね。良かったやん。最近は原作作画の分業作品増えてるからチャンスあるで。まぁ、一大プロジェクトってのは連載じゃないんだろうけど。
    • 天野イラスト。SF。しかもスチームパンク。なななな、なるほど。そうきたか。これは良い。「この並びじゃ自分ネームバリューないでしょ?」という逆境に対して全力でぶっ込んできた感。良いぞ。こんなんネタが被るワケない。スイカというクソベタアイテムを出しながらも、スイカの河がギザギザしてるのが良いですね。どんな世界観なんだよ、と気になってくる。読切の『アナノムジナ』も『ステルス交境曲』も俺ジナル『水滸伝』もそこまで大ハマリした覚えないけど、これは良い。良い作家なんだろうな……というのを今までで一番感じたかもしれない。
  • 山本
    • 代表作はプラス連載『早乙女姉妹は漫画のためなら!?』でエントリー。作家紹介では『E-ROBOT』『ラブラッシュ』の名前も載ってます。『腹ペコ』『シューダン』『ILLEGAL RARE』以下の連載期間だけどな。まぁ、プラス連載が人気らしいので良かったです。知らんけど、やたら人気人気言うてる。
    • そんな『早乙女姉妹』1話だけ読みました……ってこの時点で感想終わりなんですが。ギャグ捨ててエロに走るんだーと意外でした。あくまでもエロギャグが好きな作家だと思ってたので。プラスでお色気作品やろうとすると、ガチのエロ漫画家とエロで勝負することになるので大変だと思いますが、それで良い勝負してるなら相当すごいと思います。個人的に好みではないですが。『ゆらぎ荘』好きなくせに……と言われそうですが、ワタシが『ゆらぎ荘』好きなのは「お色気漫画なのに意外と上品」という部分ですので、そこらへんが本作の方針と好みがあわない。ホントさ、アニメ始まって強調しておきたいんだけど、ワタシが『ゆらぎ荘』好きなの、エロギャグが楽しいからじゃないからね。コガラシイケメン大喜利でもないよ。上品だから。あと、漫画としての地力。
    • 山本イラスト。本企画のラインナップ的にネームバリュー的に劣るのは天野山本の2人だと思います。横田伊達を入れてもいいかもしれないけど。そんな天野が飛び道具的な勝負を仕掛けてきたことを考えると、今回の山本はちょっとパンチが弱すぎる。テーマ選びで失敗したというか、被っちゃった。配置的に最後になるので、ベタで無難に行ったのは得策ではなかったと思う。露出多めという個性は間違いなくあって、それは「今プラスの方でエロやってるんで」という気合いを感じて好印象なんですが、ここでも邪魔してくるのが天野でして。天野も何気に露出すごい。もうちょっとギャグとかオモシロ路線で勝負すれば活路はあったかもしれない……がそうなると田村が邪魔だなw エロギャグだったら唯一の路線行けましたね。作家性からもそれないし、そこで勝負するのが得策だったのではないか。まぁ、本企画のノリ的にギャグとか求められてない感もあるのも分かります。山本の立場だったらという思考ゲーム、相当マゾい。
  • 仲間
    • 本企画の担当が伊坂だったということで仲間先生もオマケでエントリー。ギャグ作家と担当のイチャイチャですね。こないだ長谷川が映画館デートしてたと思ったらこっちも……

 ということで終わり。相当良かったと思います。どの作家も個性を発揮してて、ネタ被りも少なく、狙ってやったなら相当なやり手なのではないか。
 古味、椎橋の横綱相撲感、ギャグ成分も感じる田村、ギミックで勝負の横田、とにかく物量で攻めてきた伊達、「こんなんも出来まっせ」というアピールが強い天野、みんな良かった。山本は負け戦感が逆にチャーミングだったと思う。6人が奇跡的にバランスを保っちゃったのでそのしわ寄せを食らった感。マジドンマイ。同情しかない。
 ということで、割とマジで全員良かったですよ。それぞれ「○○やるやんけ……」と感心したというか。個人的に評価が低かったり、「この企画にお前?」みたいな人もしっかり工夫してヒットを飛ばしてきた感。すげぇ良い企画だったと思います。ここまで面白くなるかは疑問だけど、また似たような企画やってほしい。参加作家のことが好きになりました。
 んで、ベストを決めようと思うと非常に悩ましいのですよ。まぁ、田村で決まりなんですけど、それ言ったら出来レースじゃないですか。田村以外で考えるならば……むずい。うーん。伊達か天野かな。横綱相撲も良いがやっぱナメられた立場から一発かましてくる感じがドラマチックで応援したくなってしまいます。
 そういう意味では、伊達になるのかなぁ。なんかもう必死感がすごい。とにかく足し算。作家としての立ち位置と、その必死感の組み合わせの妙で、伊達優勝。なんでエリザベスいるの……みたいなネタの詰め込みですね。圧がすごいw こういう詰め込みを、古味がやってきたら「うぜぇw」ってなってたと思うんですが(やらなかった古味は偉い)、伊達くらいの扱いの人がやってるとその必死感が好感というか、応援したくなっちゃいます。
 ……散々ホメましたけど、気づいてしまった。本企画に平方呼ぶべきだっただろ。サザンもいいが、天野山本がアリなら平方余裕でアリやろ。早期打ち切りながら『キルコ』は続編作られたんやぞ。そんでプラスでも連載やったし。平方呼べや……コロスシカナイ……

サザンオールスターズ桑田佳祐超プレミアムインタビュー

 表紙の扱い、背表紙の扱いからして本号の目玉企画と見て間違いないと思います。本当の目玉企画は本誌で予告しない、というイヤな法則が生まれちゃいましたね。まぁ、早売り買ってる身だから偉そうなことも言いづらいんだけど、なかなかクソい。
 新曲が「壮年ジャンプ」ということで実現したっぽい企画。何とかWIMPSはずばり「少年ジャンプ」って曲作ったけど、web止まりで本誌進出はならなかったというのに。謝罪してからファンの前で開き直っててください。
 ……まぁ、マジレスすると桑田出されたらもう負けしかないってのは分かる。
 とういうことで、ケースケクワタのすべらない話。インタビュアーは稲垣。連載休まずに参戦して偉いとも思うけど「お前会いたかっただけやろ」感もありますねw まぁ、桑田じゃしゃーない。地獄度でいうと『食戟のサンジ』の方がどうしてもインパクト強いですし。
 個人的には桑田とかどうでもよく平方なんですけど、巻頭カラーのインタビューページでは平方の出番ありません。一応人物紹介はある。
 一方、稲垣。『ラジオジャンプ』とかレジェンドインタビューでも感じてたことだけど、喋りがうまい。名無しインタビュアーではなく、インタビュアーの発言も気になるような企画、要するに対談に近い形なんですが、稲垣の語りがそこまで前に出てこず、それでいて淡泊な質問では終わらず、というバランスが絶妙。
 とにかく本企画のキッカケは「壮年JUMP」という曲。ただ、ダジャレありきなので、そこまでジャンプネタが盛り込まれてるワケではないんでしょうね。多分(聞いてない)。そんな話は一切出てこない。なぜかアイドルの話してるし。
 てか、超豪華企画だけど、よく考えたらジャンプの50周年とは関係ないんですねw さすがに集英社がこっそり曲のオファー出してました、なんてこともないだろうし。たまたま「壮年JUMP」というダジャレを思いついたのが今年だっただけ。つ、ついてる……。
 あと、このページの特徴としては、柱が連載ページと同じようになってるのも特徴的ですね。別にだから何だって話ではあるんですが、小ネタとして楽しい。せっかくのサザンなので張り切ってる感が伝わってくる。

読者プレゼント

 千鳥です。芸人ネタの時は大体アレな感じになるので個人的には歓迎です。
 てか、千鳥がこのコーナーでネタになるほどヒットしてる現状には驚いております。しかもノブの方が特に、というのがビックリでして。CMバンバン出てたりするのを見ると毎度新鮮に「マジか」ってなります。
 CMでもお馴染みの「貴様」のネタ、本ページでもやっててちょっと嬉しかったです。あれ好きなんですよ。

鬼滅の刃

 巻頭カラー。アバンは無一郎。せっかくのカラーなんだから静かにナレーション多めにすんのやめろ、とか思いますが、このあと見開き扉やって他の巻頭記事挟んでの本編なので扱いは難しいですよね。話をゴリゴリに進めるワケにもいかないし、アクションもやれない。まぁ、個人的には魚人見たかった気もするけど、無理なのも分かるw どう考えても味方キャラのが良い。カラー要素ほとんどないキャラだったけど、刀とかとても好き。地味にカラー映えしてる。
 見開きカラー扉。本章の味方サイドの主要人物。みんなキレイな顔してるけど、本編だともうボロボロですよねw 恋柱はまだセーフだったっけか。

 モノクロ本編。ちょっとした回想から始まる。やっぱアバンの扱いに困ってるんじゃないかしら。この回想をアバンで済ませられたら問題ないけど、2ページ半あるからそれはそれで難しかったんだろうな。
 んっで、本編。戦いが始まったらワンサイドゲームであった。割と危なげなく勝つとは思ってたけど、めちゃくちゃ一方的。魚パンチが一発も決まらない。そこらへんを魚だらけにすれば動きづらくて霞呼吸の邪魔できんじゃね??とか考えてたのがバカみたいだ。まぁ、「当たらなければおk」という無一郎の発言を考えれば、完全ワンサイドのまま勝負が終わるってのも納得なんですけどね。
 引っ張った割にアッサリではある。それも思うけど、今回の無一郎バトルにおける物語的なピークは小鉄のチューであって、あそこで無一郎が心を入れ替えた、精神的に成長した時点で事実上終わってる、とは言えそうですね。あとはもう消化試合。にしては長いんですが。とはいえ、あれ以上のドラマや盛り上げを用意されても「結局天才が頑張ったら天才すごかったって話かよ……」となってしまうので納得です。
 これは今回に限らない本作の特徴でもあると思うんだけど、ナレーションに頼りすぎ問題はあると思う。 “確かにこれはとんでもない異常事態” とかちょっとダサかったと思う。必殺技の説明をナレーションに託すってのは全然アリだと思うんだけど(自分で語ったらそれはそれでダサい)。ギャーギャー喋りまくる前回から一転、静かに殺して終わり、で無一郎かっこいいってのも分かるんだけど、だからといってナレーションがエモく語り出すのはちょっとアレ。
 最後に無一郎がようやく返事してエンドってのは良かった。ポーズというか刀の置き所も決まってますし。

 本編後のコラム。三兄弟&ねずこの呼吸技リスト。必殺技多すぎィィィ!!!と言いたくもなったけど、本作の場合は必殺技と置き換えるのが適切なのか怪しいってのはありますね。ボクシングでいうストレート、フック、アッパーみたいなものもあると思いますし。要するに型。ただの型だけど、中には必殺技も混じってる。ここらへんのバランスは本作の特徴であり魅力かな。ぶっちゃけここらへん全然把握してないんで面白かったです。良かった。

ONE PIECE

 ルフィゾロvsホーキンス。命の管理はすごい。すごすぎてちょっとずるいというか、世界の法則超越してる感。まぁ、部下を身に宿すってのはベッジの能力とも似てるので、ちょっとシリーズっぽくもありますね。
 宇多田ヒカルで話題のストローマンが出てきたので笑った。あのストローマン論法。最初「ストローマン博士が提唱したの?」とか思っちゃいましたが、冷静に考えたら藁人形。全然知ってる言葉でした。
 とにかくホーキンス。何度も死ねる。ルフィとゾロが強すぎるので、そういう兼ね合いもあるのかな。強敵感は全然ないんだけど、ボス面してるのに瞬殺されてワロタ、みたいな事態は避けられる。
 んで、占い。運に左右されるがハマると強い。ちょっと『ドラクエ10』の占い師っぽい。まぁ、あそこまで運に左右されないんですけど。
 そんなことよりも、この占い戦法ってのもちょっと作者の都合感があるというか。勝つ時は勝つし、負ける時は負けるんだろうな、みたいな感じがすごい。便利キャラって感じで処理されるのかな。そこまでメインの話に絡んでこられると萎える危険性ある。まぁ、何とかうまいことやるんだろうとは思うけど。

Dr.STONE

 ツイッターでリーチローが「男の子が大好きな車だよー」みたいに言ってたけど、車幻想って今も当たり前に通じるのだろうか。正直ワタシはまったくない。今の若者でも車離れしてるだろうってのに、ストーンワールドの人たちが車を初めて見て生理的に大好き!!となるのかはちょっと疑問。
 まぁ、メカ感、ロボ感でワクワクするってのはワタシはいけるので、そっちの要素も入れてきたのは良かったです。蒸気機関が剥き出しになってるのはやっぱアガります。石器時代の人たちに伝わるのか問題は残りますが。……まぁ、困った時は千空パパの百物語のせいにしとけば大体解決するのかな。車は疑問だけど、とりあえずデカい!!速い!!という部分は原始人でもアガるのは間違いないのかな。
 男女でワクワクの温度差が違いすぎるギャグだと、やっぱ『ONE PIECE』が強いイメージ。あれはキャラクターの個性が見事にハマってたし、ルフィのバカさもあってのものだと思うので、本作でそれと同じことになるかは疑問。

約束のネバーランド

 センターカラー。カラーで見て今回初めて気づいたけど、エマって髪留め?みたいなのしてるんですね。顔の左側面。気づかなかった。この新章からかな?とか思ったけど、読み返したらこないだのセンターカラーの時にもしてた。なんでその時気づかなかったし。
 本編。朝の喧噪。要するに第1話ネタという感じか。思ってたよりもガチの新章になるらしい。ぬるっとシフトしてく感じかと思ったけど、結構カッチリと区切りをつけてきた。この第1話再現ネタ、初めてじゃないよね。2度目? 3度目?
 外部の支援者と連絡取ったり、人間の敵が出てきたり、今までと大分雰囲気変わってきましたね。……いや、人間の敵はママがいたか。なんつーの、敵意を隠さないような敵、みたいな。まぁ、とにかくアンドリューさんが当面のボス。『青春』を思い出します。

ジャンププラスのおしらせ

 夏の読切祭の続報。さすがに後半戦だと連載経験者はいない……と思ったら最後にいた。馬上。『オレゴラッソ』の人。なんと、また割と好きな作家じゃないか。なぜだ。まぁ、平野、中村に比べると少し落ちるけど。てか、新作がまた「勇者」ネタであった。マジなんなん。流行りすぎだろ。大石先生の提言まったくの無駄かよ。いや、むしろ大石先生マジ鋭すぎ、という話なんだけど。
 怖いもの見たさで読もうかな、と思ったのは『ラッパー法廷』。こ、こわい。ラップ漫画ってもうそこそこ数も出てきたし、ラップで漫画するってだけじゃ何ら特別でもないと思うんですけど、「ラップしたら面白くね?」と何も考えてなさそうな波動を感じる。プラスでラップ漫画は『とんかつDJアゲ太郎』の上野編だけでいいです。あれは理想的だったなぁ。思い出の中だけで生きていたい。

『呪術廻戦』

 七三切りは真人くんにも有効。てか、七三って脱サラだから七三だったのか。七三分けか。ナナミンの髪あんま七三って感じてなかったけど、よく見たら七三だった。ダジャレ見落としちゃった……つれぇわ。
 んで、いじめられっこ。最も会いたくない人が担任?の先生ってのが面白かったですね。直接いじめてたメンツ、みたいなシンプルな話にはしない。無関心というかあまりの無理解が不快で仕方ないんだけど、それを端的に “オマエ 仲良かったよなぁ” の一言に集約させたのが本当に見事。登場時からイヤな感じは漂ってたけど、あのたった一言で決定的に「こいつ……ダメすぎる……」と確信が持てる。マジ鮮やかでした。
 あと、吉野くんブチギレのくだりで “教師って… 学校卒業して学校に勤めるから およそ社会と呼べるものを経験してないですよね” と言ってたのが面白い。学校という広く錯覚しがちだけど本当は狭い世界に閉じこめられた存在というのを強調してくる。当然これはナナミンの脱サラと関わってきますね。もちろん真人が世界の真理を語ってくるのもそうだけど、分かりやすく繋がるのは脱サラ。ナナミンがなぜあんなに魅力的な存在だったのか、それはサラリーマンやってたから、となる。面白いな。吉野くんもナナミンと出会ってたらまた変わってたかもしれませんね。
 んで、イタドリ乱入。作戦が倫理的にグレーすぎるとか思ってたら、失敗してたので良い。そっからあっけらかんと吉野くんの心に入っていくイタドリのなんと痛快なことよ。強さではなく、人柄による活躍ですね。これは意外だし、言われてみれば適切としか思えない。北風と太陽、みたいな。

ハイキュー!!

 日向がポッキリいきそうなところで入ってくるスガ。地味に頼もしいの面白いですね。コートにはたまにしか出てこないけど、たまにしか出てこないからこその活躍をしてる。
 てか、 “攻撃に入るつもり???” のあかねちん可愛すぎわろた。崩れかけておる。
 んで、「助走距離確保」。これまた面白いですね。別に必殺技じゃないんだけど、そこまで強調するほどのことじゃないんだけど、あれだけ強調されると「日向が何かするんじゃ?」と意識してしまう。その読者が感じた「何かするんじゃ?」という感覚が作内のコート上の人間にもあって、それが日向を囮たらしめる。スゲー。本作の囮表現は今までに何度もあったけど、まだ新しいのあったか。日向は攻略されてるはずなんだけど、「助走距離確保」と出るとちょっと行けそうな気がしてくる。その行けそう感がネコマにとっては恐怖であり、その時点で囮として成立してる。そこに “攻撃するフリじゃないんだよね” と分かりやすいセリフでトドメを刺してくるのが最高ですね。マジうまいわ。漫画うまいw
 ラスト。疲労の蓄積が物理的に汗という形で現れる、というオチも非常に良い。失点したけど、日向には何の非もない、というのも良いですね。良いというか、怖い。

『HOT』天野明

 読切。ジャンプ50周年特別企画……ではない。ないのかよ!! マジびびった。予告の時点で分かってたけど、そんなワケなさすぎて予告ページのミスだと思いこんでましたわ。マジか。『REBORN』ほどヒット飛ばしてもダメなの? 舞台化だよ? 『エルドライブ』も少年ジャンプの電子別冊で最初にヒットした作品と言っても過言ではないのに。アニメ化もしたのに。それでもレジェンド扱いはダメなの。わっかんねーなー。『べるぜバブ』でレジェンド扱いされてんのが申し訳なくなってくるレベル。2作ヒットによる特別加点みたいなのは考えないんですかね。相当すごいと思うのに。
 センターカラー。タイトルがシンプルなら絵もシンプル。ただ、タイトルロゴと絵が絶妙にマッチしててとても良い。手練れ感ある。白と青で涼しげだけど、タイトルロゴに一部だけ赤を入れてくるのも良い。レジェンドじゃないのにやるなぁw

 本編。メタいモノローグで説明を済ませたのはズルいけど、本編5ページ目でいきなりアクション的な見せ場があるのは良い。素晴らしい。寺の掃除用箒をアイスホッケーのスティックを見間違うってのも面白いです。ぶっちゃけ、本作はコレやりたかったんだろうな感。作品の一番最初のアイディアの部分ココでしょ。
 んで、結局窓は割れる。割れるんかい。 “弁償な” は理不尽だけど、まぁよく考えたら石蹴ったのが悪いし……と複雑だ。この場合の責任は誰にあるでしょう??で道徳とか法律の問題が作れそうな感じある。
 箒スティックだけでなく、煎餅をパックに見立てるのも良かったなぁ。キレて歯を食いしばる、くわえてた煎餅が割れて落ちる、それを箒でバスン、という流れも非常に良い。絵的なオモシロが良い。
 ヒロインがメガネ。とりあえずこれは見逃せない。ぶっちゃけ傍観者だし、これといったメガネ演出もないと思うんですが、天野ヒロイン結構好きなんですよね。可愛いよね。あと、単に女の子がリアクション役やってる作品が好きってのもある。やっぱこっちの天野先生、イラストブック企画に参加してほしかったなぁ。あっちの天野先生も良かったんだけど。
 キャプテン。バカでがさつな印象が目立つけど、 “口閉じてろ” と煎餅をぶち込まれた時の “これうまいよな♪” という返しが良い。ここにこのキャラのすべてが詰まっておる。包容力というか、すべてを受け止める器の大きさですね。
 メガネが覗く。 “何あれ!? す…すごい!!” のコマは何やってるのかサッパリ分からなくて「漫画がヘタなのか……?」とかちょっと心配になったけど、フツーに焦らしてるだけでした。よかったです。てか、メガネがひっそり覗いてる、という状況に正直興奮を禁じ得ません。
 んで、試合。クズが出てきてリンクの使用権を巡っての戦い。スケートリンクね。前にテレビで観たけど日本はリンクがまだまだ足りないから大変らしいですよ。それこそテレビで名の知れたフィギュアの選手でも練習するのに苦労するとかそういうレベル。金かけれるなら海外に行くらしいけど。まぁ、そんなワケだからただの高校のアイスホッケー部だったら苦労もしますわな。ここらへんの社会勉強感、好きです。マイナージャンルを扱う作品の魅力ってココだと思います。弱小校が虐げられて、実績のある高校の方が優先されちゃう、みたいなのありそうで怖い。胸糞だけど、お前がリンクの経営者だったら弱小校にリンク貸すか?と聞かれると一瞬悩んでしまう。我ながらクソい。
 んで、試合。放送部が実況に入るのがかなりアレだなw 作者の都合を感じる。こういうの見ると『ハイキュー』の偉大さが身にしみます。まぁ、『ハイキュー』のレベルを全作品に要求してたらまともな精神でジャンプ読んでられないんだけど。そもそも読切だし、多少無理してでも分かりやすさ優先になるのもしゃーない。
 あとは主人公が無双。最初はスティックさばきで魅せるってのは効果的ですよね。アイスホッケーのルールとか知らなくても「なんかスゲェ」と分かりやすいですし。サッカーでいうリフティング超すごい人みたいなそんな感じ。そっから “昨日の掃除と一緒!!” と説明し出すメガネが可愛いのである。正直な話、女子マネージャーという制度自体アレだと思うし、弱小チームならなおさらアレだと思うんですけど、メガネが解説してる様はどうしたって可愛いです。メガネ良いぞ。天野はやはりイラストブックに参加すべきだったw
 買収された審判。ボディコンタクトはノーファールで、キャプテンのオフサイドは過剰に取る。ここらへんアイスホッケーのルール説明をすっ飛ばしても分かるので良いバランス。たしかアイスホッケーにおけるオフサイドってサッカーとちょっと違ったと思うんだけど、まぁとりあえず「審判がフェアじゃない」というのは伝わる。そこらへんの割り切り、分かりやすさ重視で良いですね。ぶっちゃけ、アイスホッケーの説明とか最後まで出てきません。この人うまいんだろうなぁ、というぼんやりとした認識のまま作品が終わるのですごい。連載だとこうは行かないけど、読切だと何とか押し切れるんですねw
  “スケートはてんで滑れぬ素人なのだ!!” からの “んなわけあるかボゲエェ!!!” 。主人公のスキルが一点特化すぎるというのは少年漫画だとよくある話なので相手監督の言い分もちょっと納得してしまうんですが、アイスホッケーの英才教育をしてきたジジイのことを考えると「そんなわけないよなw」となる。若干メタい。冒頭の説明もそうだけど、メタいこと言ってごまかしてる感ある。小ずるいと取るか、うまいと取るか。まぁ、スポーツでもよくある話ですわ。
 んで、滑り出したら敵の巨漢を吹っ飛ばしてゴールへ向かう。ここでキャプテンに華を持たせるってのはよくある話なんだけど、ただパスするんじゃなくてゴールポストにわざと当ててパスにするってのがやりすぎ感あって面白いですね。話的にはもうフツーにパスすればいいじゃんって話なんだけど「主人公がシュートしてる絵も欲しいじゃん?」という分かりやすさですね。極端だなぁ。まぁ、フツーのパスだったら “タメのない反射神経がお前の武器だ!!” とそこまで合致しないんですけどね。完璧超人であるはずの主人公が無茶なパスしないとこのセリフとは合わない。なので、ゴールポスト経由のパスが反射神経頼りのキャプテンの活躍としてはふさわしい。そこは納得なんですけど、やっぱフツーにパスすれば??とか思わんでもないですw 野暮なのは分かってる。
 ということで、終わり。分かりやすさ重視というか開き直った感じが面白かったです。あと、メガネが可愛い。メガネ良いぞ、最近読切のメガネがとても良い。みんなメガネで来い。

僕のヒーローアカデミア

 本作は師匠キャラが『ゆらぎ荘』と似てるとか思ってたけど、悪役のバックボーンは『約束』と似てるとも言えるのか。主人公サイドに肩入れしてくれる強大な大人の兄弟。分身感があって物語として魅力的、ということなのかな。『ドラゴンボール』の神様とピッコロみたいな分身感ある。まぁ、あれはピッコロ普通に善人化するから例えとしてはアレだけど。重要な話になると家族出てきがち、ってのはまぁ当然ある話だけど、親子と兄弟だと少しニュアンス違っていますね。
 あと、『ヒロアカ』あるあるとしては、手。夢の中でデクが唯一動かせるのが右手。最後はちょっと『ボルト』みたいでしたね。んで、オールフォーワンが異能の付与&奪取をする時は対象の顔に手を当てる。ちょっとちょっとトムラくんっぽい絵面でもありますね。エリちゃんの話が終わったから手がどうこうの話も落ち着くと思ったけど、人物を代えても手のドラマは続くのであった。

ぼくたちは勉強ができない

 先生のターン。先生は出番ないまま進んでも問題ないとか言ってごめんよ。ただ、文化祭がどうこうの話は1ミリも出なかった。ふざけてるように見せて文化祭の話を続けてる説は死んだのかな。はい、ごめん。
 エプロンってなかったらわざわざ買いに行くまでのものではないよな。ジャージでええやん。ここにワンロジック入れようとする気概がないのが実に本作らしいです。あれじゃ変なエプロンさせたかったという意図があったと思われて仕方ないんだけど、劇中でその件はしっかり否定されるので謎い。
 最近の先生の傾向としては青春に理解がある。学生が学生でいる期間は刹那的ですらあるので云々。いい話だし、先生のフィギュアの話をこう繋げてくるのうまいと思うけど、だったら調理実習の代打受けんな、とか。押しつけられた感が弱いんですよね。まぁ、押しつけられたようにしたらそれはそれで地獄絵図になると思うけど。
 料理下手ギャグって漫画だと死ぬほどベタと言えるほど無数に存在すると思うけど、料理が下手な原因とその解決策をハッキリ出してきたのは面白かった。先生のズボラや、勉強の話と絡めたのも見事だと思う。先生が調理実習を我流の方法で教えようとしてたと考えると、無理もなくはないんですが。家ではハンバーグ完成しなかったけど、授業でレシピ通りに教えてたらなぜか出来てた、みたいなこともあり得そう。教わるのではなく教えることで成長する、みたいなドラマは個人的に大好物だけど、まぁ本作は違うか。そういう教えて成長ってのは唯我だし。

田中誠司

 『アリス』と本作は隣接すること多いけど、本作の方が前になりがちなのかしら。『紅葉』と『侵略』はちょっと差が生じ始めましたね。
 本編。アオリの「ミ○ミ○!?」が何のことか分からなかったんだけど、オノマトペに答えが書いてあったでござる。
 「猫元素破壊波」で『ジガ』思い出した。なんか別にネタあったら申し訳ないけど、『ジガ』好きだったよ。イイヒトデシター。
 味方サイドの新キャラ、猫。まさかの師匠キャラであった。師匠キャラすごいね。マジで師匠総選挙とか出来るよ。誰かやっていいよ。やる際はミウラ師匠も入れてあげてね。
 最後にタイトルが出てくるパターン……なんだけど、頭の方にもフツーに出てるのであった。サブタイは最後だけにするとかすればよかったのに。まぁ、係長が2人出てくるので「係長ってそっちかい!」ってやりたいのは分かる。とはいえ、悪役が係長なのは既出なのでやっぱ何かが惜しい。一応、係長が2人なのでサブタイも2回……なのかな。

『アリスと太陽』

 本作初の強敵っぽい人が出てきてそれなりにワクワクもあったんだけど、今回いきなり強敵に対して説教かましてるのでビビった。マジかよ。
 これは好みもあるし、別に最初から最後まで超人の物語に名作もあるんだろうけど、いくらなんでも順風満帆すぎてアレ。既に才能ありすぎて拾われるの待ち、になってる。まぁ、自ら拾われに行く、という行為を今やってるんだけど。
 最後に出てきた困難も正直「そういうのじゃねぇよ!!」という感じではあった。実力出せればもうオーディション勝つのは確定なのか。
 まぁ、「言われた通り」も自分らしさ云々の話はめっちゃ面白かったです。その話は面白いけど、主人公がその超納得の良い話をするので「負ける気がしねぇw」みたいな感じは出る。実力はまだまだだけど、精神は誰よりも優れてる、ってのは持ってない主人公としてはよくある話だけど、本作はそれとは違う。

『地獄楽』賀来ゆうじ

 出張読切。ジャンププラスより。珍しく読んでます。やったぜ。確かに面白いです。好き。『白鳥』よりも好きかも。比較のしようがない2作ですがw
 センターカラー。カラー扉がちょっとコラージュアートみたいになってる。描き下ろしなのか疑いたくなるというか。ゴチャゴチャ感もあるんだけど「とりあえずこの2人の顔だけ覚えて帰ってください」にはなってるよね。あとのゴチャゴチャは連載読んでる人向けというか。「あっコイツは!」とか「いたねーこんなん」みたいになります。
 カラー裏は既刊の宣伝。12日まで1巻がまるっと無料で読めるらしいので是非。出張読切を読むより有意義だと思う。本作がどういう作品かを掴むには。当たり前か。
 宣伝として、有名作家からの称賛コメントが引用されてるんですが、それがなかなかひどい。チープで陳腐。どこでのコメントなのか知らないけど、ツイッターとかなのかな(それならいい)。うまいこと言おうという気がない。堀越「すごい漫画が始まった。一気にファンになりました!」。普通。篠原「レベル高いなあ」。さらに普通。村田「面白かったです」。もう逆につまんなかったんじゃなかと疑わしいレベル。映画の宣伝でよくあるやつをやろうとしたんだろうが、よく読めば読むほどショボい。ぶっちゃけ、本号ジャンプで一番笑ったと言っても過言ではない。

 本編。「出張とかどうすんの??」と気になってたんですが、プロローグ的な感じかな。ただ、時系列的に一番昔の話ではなく、本編では描かれなかったちょっとしたエピソードって感じ。当然それが一見さんに向けて自己紹介的な内容になってる。出張読切の面白さはやっぱココですよね。特に本連載を読んでる場合は。高校入学時にクラスで前に出て自己紹介する時に、同じ中学の奴がどんなこと言うのか、みたいな面白さ。「あーはいはい無難に行くのね」とか「盛りすぎじゃない?」とかそういうオモシロ。
 『銀魂』でお馴染みのアサえもんの紹介で始まる。乳首トーンは追わないけど、罪人とセットってのは同じ。当たり前か。
 とりあえず、罪人と処刑人がセットで任務があって云々、と説明が済んだらアクション。すげぇどうでもいい人が謀反起こしてて笑った。結構雑だw デモンストレーション感すごい。まぁ、出張ですし……ということか。
 罪人紹介とそれぞれが見せ場。本編読者にとって一番お馴染みのあの人が一番何もしないってのが面白いですね。「おっこいつ強そうやんけ」ってなったヤツを期待して本編読んだらガッカリ、とかはありそうw 可愛いとかエロいみたいな印象を与えられたらそれでおk、という話なんだけど、もっと分かりやすくエロい人が直後に出てくるのがまた不思議なバランスよね。まぁ、あの人は何もしないのが個性みたいなところあると思います。今後は何かしらあるんだろうけど。
 んで、メイン。主人公コンビの出番。ちょっと夫婦漫才っぽいやりとりが出たのが嬉しいですね。アクションでアガるってのもあるけど、やっぱこの2人の関係性、キャラ萌えみたいな部分は本作において重要だと思います。夫婦漫才って言ったけど、設定上決してロマンスは生じ得ないプラトニックな感じが良いんですよねぇ。何だかんだ、さぎっちゃん可愛い、みたいな楽しみ方も出来るのが本作の強さですよ。
  “家族がいるなら諸共殺してやるっ” でいきなり見開きどーん。うまい。省略の美学。めちゃんこ強いとうい期待感も煽り、「家族」がブチギレのトリガーになってるのも伝え、その実体は描かずに焦らす。奥さんの話が匂わす程度にしか出てこないんですよね。勘が良ければ察することくらいは出来るだろうけど明言はされてない。こういうクドクド説明しないバランスってのは出張読切としてかなり面白い方法だったんじゃないでしょうか。今回一番面白かったのはココかな。次点は夫婦漫才。出張であり自己紹介だから説明が必須なんだけど、説明はそこそこに済ませる。言われてみれば確かに効果的ですよね。クドクド設定の説明されても知らない人からしたらめんどくさいだけですし。ふんわりとした説明が終わったら、あとは匂わす程度で想像に託す。気になったら本編読んでねって話ですし。
 ということで終わり。無理ゲーとすら思ってた出張版なんですが、良かった。そつなくこなしたというか。無理矢理アクション始めるくだりは強引で笑ったけど、それ以外はスマートで良かったと思います。奥さんを隠したくだりは痺れましたね。またあの隠し方が良くてね。あの見切り方だとアレが見えないw

映画『ニセコイ』のおしらせ

 古味先生が撮影現場に赴いてまでコメントしてる。健気やw 「納得しなかったらコメントしない」とか言ってた50周年記念号のあの人とは大違い。どっちが良いかは分かりませんが。
 写真。撮影現場の写真であり、映画の一部みたいなものは一切ありません。セットとかは見える。ぼんやり高校は実写化に耐えない名前だと思ったw
 あと、初出がいつか分からないんですが、監督が明らかになってた。大発表!って感じじゃないんで蔵出しではないと思います。河合優人。知らん……と思ってて調べたら『俺物語』の人か!! 起用理由わかりやすーい。会議で「『俺物語』みたいな感じで」という発言が100%あっただろ。
 前回さ、「最近の少女漫画原作映画っぽい感じになると思ってたら予想以上にギャグよりで驚いた」って書いたけど、少女漫画原作で、ギャグ多めで、ということで『俺物語』ですよ。うわー、腑に落ちるわーw

レジェンド作家SPインタビュー

 しまぶー。女子高生の声をやる方ではなく、女子高生をアレする方のしまぶー。まだそのネタ言ってんのかよ、という話ですが。
 低年齢向けという意識があったしまぶー。『トリコ』がバトル漫画だけど戦う理由をシンプルにしたかった、という話とも通じますね。ここらへんのシンプルさ、分かりやすさは間違いなく武器であり魅力でしょう。作家性と言ってもいい。
 小松論。しまぶー的にはどうでもいいけど、担当に激押しされてしまぶーも考えが変わっていく。これめちゃくちゃ面白いですね。まぁ、読者の視点になるようなツッコミキャラは入れた方がいいですよ、っていかにも担当が言いそうなことなんですが、その結果があのホモホモしいロマンス関係ですよ。あれは奇跡的に生じたものだったんですね。あれがなかったら『トリコ』という作品の評価、もうちょっと低かったと思うw
 ジャンプは栄養。栄養だけど「タンパク質とかビタミンじゃなくて、脂肪分と塩分と添加物たっぷり」と落としてくるのがさすがだよなぁ。猛暑の今年は塩分めっちゃ大事ですよw そっからギャグについての話になるのもとても良い。やっぱ今のジャンプ、ギャグ少なすぎだよね。『侵略』そこまで頼もしくないぞ。桑田佳祐が好きなだけだ。
 んで、本コーナーは今回で終わりっぽいです。ジャンプ展が終わるまで続くかと思ってたんですが、そんなことはなかった。しまぶーで終わり。尾田っちが大トリでもよかったと思うけど、『ONE PIECE』記念号とあわせたかったのかな。

『サザン桑田佳祐超プレミアムインタビューSPルポ漫画!』稲垣理一郎×平方昌宏

 平方先生が稲垣に寝取られた……。ではなく、役割がややこしいからざっくり「×」にまとめたそうです。そんな話をツイッターで見た。ネームは稲垣だけど、平方のセリフは平方に任せてて、みたいなそんな話だった気がする。興味あったらツイッター探してみてください。
 寝取りの話はもちろん冗談ですが、平方のギャグは好きだけど稲垣のギャグはそんな好きじゃないので、稲垣のギャグを平方が描くんだとしたら割とマジで寝取られに近い構図になります。とはいえ、面白かったので安心です。まぁ、当たり前だけど、インタビュー中にギャグとかはないです。
 とにかく平方ですよ。愛しの平方。ジャンプで一番好きな作家と言って過言ではない……というか断言していい。屋宜、田村、ミウラあたりも悩むが一番はやっぱ平方になるかな。いやさ、今年はジャンプ人生ゲームの宣伝漫画があったら満足みたいなところはあったんですよ。満足は大げさかもしれないけど、「とりあえず今年のベスト読切は決まった」くらいの感じはあった。そしたら、まさかねぇ、また読切がやってくるとはねぇ。嬉しい限りです。特殊な仕事多すぎない??とは思いますがw すっかり便利屋ですね。
 本作の特徴としては、前号の予告に載ってなかった点。これはどう考えてもネタバレ対策でしょうね。情報を管理するためにwebで蔵出ししたんでしょう。夏休みの合併号における最大の目玉企画なのでそれに平方先生が関わってるってのはファン的に嬉しいんですが、「ネタバレのせいで予告されないってどうなの……」という気持ちも正直あります。
 あと、平方ウォッチング的に重要なのは、本企画、女がいねぇ。『ベストブルー』は男率多めですけど、その後『街コロ』だし、女キャラで勝負してる感はやっぱあると思います。それなのに女がいない。厳密に言うと、原由子がいますが、表紙用。今回はギャグ作家としての技量を見込まれての起用ということなんでしょう。稲垣が平方を指名したのだとしたら、正直もう足向けて眠れません。感謝しかない。ありがてぇ……
 ということで、「稲垣いらねぇんだよクソが!!」という第一印象からよく考えたら「稲垣様ありがとう……」という結論に至ります。いや、詳細知らんけど。

 本編。前置きがなげぇんだよなぁ。まぁ、予告されてないのが悪い。予告されてたら前号で書けた。
 本編。インタビュー開始と同時に似顔絵描きなよ、と稲垣が無茶振り。漫画的には稲垣グッジョブだし、それに “覚えとけよ稲垣ィ!!” を返した(漫画上で)平方もグッジョブ。2人の上下感を踏まえたギャグを最初に放り込んできたのは本当に見事だと思います。ぶっちゃけ「稲垣いらねぇから帰れよ」とか思ってたのは少数派でしょうし。コキ使われる下っ端可愛い、みたいなキャラを持ち込んだ稲垣もうまいし、呼び捨てツッコミした平方も非常に良い。
 そっから、ページをめくると、iPadに描かれたケースケクワタの似顔絵が出てきてそれが扉。うわっ、小憎らしいw インタビューのルポ漫画という意味不明な企画なんだけど、導入がめちゃくちゃうまい。1ページ目では緊張して桑田のことまともに見れない、みたいな感じで顔を隠してくるのがうまいですねぇ。憎たらしいですねぇ。よく考えるとインタビューにギター持ち込んでるのがあり得ないですねぇw(圧倒されてああ見えてる)
 インタビューのルポ漫画という頭のおかしい企画だと思うんですが、ただのインタビューではなく、漫画っぽくなってる部分といえばやはり稲垣と平方のやり取りだと思います。当たり前だけど桑田はインタビューとして面白いことしか言わない。 “平方君がそういう目をしている…” みたいな部分ですね。インタビュー上は平方だんまりなんだけど、その状況を漫画っぽく仕立て上げてる。ここらへんすごい面白かったですね。……ただ、この場面は稲垣が指示して平方が乗っかって描いてるという構造が非常にややこしいですw(素直に読めよ)
 桑田インタビュー的に考えるとハズレな部分、それがジャンプの話。文字記事の部分で「さては曲ジャンプと関係ねぇな」と書きましたが、ジャンプの話は脱線になるのでしょう。その脱線を「平方テメェ!」で処理するのがうまいですね。
 そして、桑田によるジャンプヒロイン総選挙。優勝はまさかの『侵略』相場。マジで驚きました。そこかよ!!とずっこけた。ただ、よく考えたら納得できる部分もありまして。桑田は今のジャンプをまったく読んでないんじゃないでしょうか。だとすると、知らない人がジャンプをぺらぺらとめくって探した際にピンときやすいのが『侵略』相場というのは納得できる。基本的に1話完結ってのが強いし、それに単純なキャラクターですからね。パッと見でどんなキャラか把握しやすいってのがあったと思います。……「ジャンプ読者じゃない人に選ばれても価値ねぇよ」とジャンプ読者は思いがちでしょうが、一見さんにウケやすい、受け入れられやすいってのは雑誌として非常に重要な要素ですよね。続き物ばっかで取っ付きにくいのは問題だと思います。やっぱもっとギャグ作品が増えてほしい……(もう桑田関係ない話)
 稲垣&平方で「巨乳キャラの幽奈さんかと思った」ってギャグっぽく流れますけど、相場さんも充分巨乳キャラですよねw ちょっとここは無理あったと思う。多分「もっとエロいのが好きだと思った」という意味なんだけど、相手が天下の桑田なので言葉を選んだんだと思います。あと、てきとーにジャンプ1冊選んでパラ読みしたんだとしたら、その号の『ゆらぎ荘』に幽奈さんが登場してる保証はないです。ターン制が多い『勉強』も不利。ほぼ全話登場して(たまに出ないが)、1話完結の『侵略』はホント強い。
 んで、オチ。今回のインタビューにおける発言すべてがデタラメだったという台無しなオチでギャグ漫画っぽくきれいに落ちたんだけど、それでいて「まぁそういうもんだよね」と納得も出来るバランスだったんじゃないですかね。インタビュー中にこの発言出た時「これ漫画のオチに使いやす~い!!」と稲垣心の中でガッツポーズしてたんじゃないかしら。創作に限らず、何かを言葉にして説明する時全般に当てはまることだと思いますね。思ってること100%をきれいに言語化できてると考える方がむしろ驕り。ふざけてるようでマジ良い話だったと思います。ケースケクワタのすべらない話。
 一緒にするのはおこがましいけど、このブログでのジャンプ感想もジャンプを読んだ印象を100%言語化できてるのかは怪しいです。結局は感想文を書き始めた時の筆のノリとかに大きく左右されてると思う。まぁ、思ってることと違うのが出てくる可能性があるからこそ、感想書くと楽しいって話でもあるんですが。ホントおこがましいですね。
 ということで終わり。平方降臨の時点で大体99点くらいは満足だったんですが、トータルでも余裕で100点以上だったと思います。インタビューも漫画に出来ちゃうもんなんだなぁ、と感心しました。「相場かよ!!」というサプライズもあって楽しかったですし。
 まぁ、難を言えば、相場イラストは平方で見たかったです。あそこはマジで「稲岡しゃしゃってんじゃねぇ!!」と本気でキレた。基本的に稲垣も稲岡もいらないw(桑田もいらない) まぁ、冷静になると、分かるんですよ。稲岡先生マジで嬉しかっただろうし。それに桑田接待としてもここは本人にやらせた方が適切だったと思います。分かるけどさぁー、という話。

ブラッククローバー

 時と場所が変わって、団長と転生祭。
 記憶と医療担当でも転生しちゃったらめっちゃ強いし、なんならハメ技なので下手なバトル要員よりも厄介、ってのが面白いですね。「団長ならザコ転生くらいは楽勝じゃね?」とか思ってしまうが、当たったら負け、という別のルールが追加されてて面白い。それでいて、医者なのに魔法帝の遺体を蔑ろにする、という元の人格が1ミリも残ってない絶望感もあって楽しい。それに対する団長のキレ方がまた最高ですね。キレることは簡単に予想つくが、キレ方、言い回しが絶妙。
 んで、ラスト。「団長と戦わせたら一番面白そうな人」総選挙第1位、みたいな人が出てきてエンド。良いなぁ。転生祭はホント楽しい。味方陣営ばかり魅力的なキャラ増えて、敵キャラの魅力が弱い、ってのは少年漫画だとよく陥りがちな現象だけど、それに対する回答として文句なしでしょ。

銀魂

 最終章延長戦(仮)もクライマックスに近づいてきた感あって、シリアス度も増してきたと思ったら、ゴリラ。先週新撰組の話やったと思ったら、ゴリラ。
 台無し感もすごいし、その台無し感がギャグでもあるんだけど、それなりに話として納得できる部分もある、ってのがすごいバランスですね。『銀魂』の何でもあり感がすごい。
 「炙りバナナ」とかいう美味しそうなワード。路上で、ライターでちょっとやってみたいわ。まぁ、実際にやったらうまく火通らないんだろうけど、ロマンがある。

 本編後に最近の『銀魂』についての補足。 “いまの展開全然理解できん…!” はよりによって今週なので笑った。今週は本章の中でも最も難解な回だったと思うw
 まぁ、マジレスすると、話も収束に向かってるからそれぞれの目的も明らかになって、分かりやすくなってきてると思いますよ。ちょっとずれてる。
 そんな分からない人に向けた空知先生による解説。66巻おまけページより抜粋。単行本だとファンしか読まないから全然アリだと思うんですけど、ジャンプの誌面上で「最近の全然わかんねぇw」という導入からの答えとしてはちょっと違う気もする。ファンは読んで面白い話なのは間違いないけど、細かすぎるし、長すぎるし、ファンじゃなかったら「あっ……もういいです……」ってなっちゃうでしょ。人物相関図くらいざっくりした解説の方が今回の企画としては良かった気がする。

『アクタージュ act-age』

 納得しづらい部分もあるけど、とりあえずライダーが参戦。アイドル的なイケメンという天使とはまた違った変態性能を持った役者が加わるのは面白いですね。ちょうどいい奴がいない東京03状態。
 前段の、役者スキルのなさに悩むライダー、というパートは正直「今時そんな偏見ある人いないでしょ……」という感じはある。ライダー役者にツバ吐いたら実写版『BLEACH』にかかっちゃうよ。面白かったから、だとしたら敵。
 まぁ、ライダー役者にも優れた面が実はあって……というのが後段。まぁ、ライダー役者というのは不適切で、本作がやりたいのはどう考えてもアイドル役者ですね。まぁ、圧力の強い事務所ってのもジャニーズイメージなのか知らんけど。ジャニーズ主演だと『ニセコイ』がありますね。観てないからどうでもいい。『銀魂』も出てるし、主演だと『暗殺』まで遡らないと意外とない??
 とにかく、役者スキルは全然だけど、アイドルスキルがハンパなくて、それがヨナギにとってヒントになって……というオチ。ミステリー漫画における「そういうことか!」とトリックが解決する瞬間ですね。某孫だったら決めゼリフ飛び出てる。てか、某孫はジャニーズの伝統芸能だわ。初代が『銀魂』高杉で、4代目が『暗殺』渚くん。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。漫画家として仕事中の呑子先生と、手伝うコガラシくんとマトラ。デジタルの現場って全然知らないから新鮮です。特にアシスタントの2人の方がマジで何やってるか分からない。
 そんな扉。最近の扉は本編がシリアスなので、話とは関係のない微笑ましい光景みたいなのが多かったと思います。守りたい日常と考えてもいい。が、今回はそうではない。ちょっとした伏線……は言い過ぎか。下準備というか、今週の本編を読む上で知っておくと役に立つちょっとした情報を与えてる。うまい。
 本編。コガラシくんの体は、夜々&猫神様が回復。しかし、霊力が落ちてるのでサギヒバの出番。霊力をあげれない件について申し訳なさそうにする猫神様かわええ……
 んで、サギヒバによる霊力供給。言い換えると、照れ隠しエロパート。エロは嫌だけど、コガラシくんを助けるため、それ以上にかるら様の決意を裏切らないためにも体を張る。このワンクッションが良いですねぇ。今回かるら様がチームの精神的支柱みたいな感じある。能力的にもぶっ飛んでるし、精神面が成長しちゃったらそりゃ頼もしいか。
 再びバトル。かるら様と朧の漫才が面白すぎる。朧は大体面白いけど、かるら様との相性がまた最高ですねぇ。もちろん「今日のかるら様頼もしすぎる」という前振りが効いてるってのもある。
 てか、何気に酒の控えがあるのがずるい。かるら朧のサポートがマジでずるいレベル。まぁ、『ドラゴンボール』だと仙豆持ったクリリンが後ろにいる、みたいなもんか。じゃあフツーだわw
 呑子先生は右手をかばう癖があってそれを見抜かれて師匠が一撃。呑子先生のかばう際のポーズとか、癖のくだりとか、ちょっと『HUNTER×HUNTER』っぽい。グリードアイランドにおけるキルアとボマーの戦い。死角が生まれるのくだりは違うけど、絵的に近いものがあると思う。
 んで、右手をかばうのは漫画家だから。ケンカの経験値の差が勝敗を分けた、という師匠の言い分はもっともなんだけど、そっからコガラシくんに “当たり前だろ” と言わせるからカッコイイ。戦いを生業にしてる方がおかしい、という極々当たり前の話。むしろ呑子先生を最強の妖怪ではなく、ただの人間として扱ってるからコガラシくんマジイケメン。人間性の象徴として漫画家という話を持ってきたのが面白いですね。
 一方、ミリアちゃん宅。キーキー喚いてて可愛い。子供感ある。まぁ、いきなり情報量ありすぎてパニクるのも仕方ないんだけど。あと、千紗希ちゃんマンさんは笑った。なんか1ネタ来るとは思ってたけど、呼び方で来たかw
 ミリアちゃんから大事なお話……かと思ったら千紗希ちゃんマンさんの話になる。なんでや邪魔やろ、とか思いかねない脱線だけど、ここでちゃんと “友達になるのにそんなの関係ないよ” という本章において、何なら本作においての重要テーマをぶっ込んでくるからうまい。これはもはや幽奈さんの正体よりも大事な話。千紗希ちゃんマンさんは女子力お化けであり、コミュ力お化け。友達作りの達人。まぁ、よく考えたら幽奈さんにとって初めての一般人の友達なワケだし、そのテーマを担当するのは順当か。そんなことを考えると、前のページで幽奈さんが師匠に対して “本当はやさしい方のハズなんです!” と肩入れするような発言してたのも納得できる。肝心の千紗希ちゃんマンさんが “お人好しすぎだよ” と言ってたけど、お前が幽奈さんと友達になったのと同じことやぞ。そもそも幽奈さんのそんな精神性は千紗希ちゃんマンさんとの出会いによって形成された、と言って間違いないと思います。
 んで、コユチサがフュージョン。突然新しい設定ぶち込みやがって……とか思ったけど、夜々がやってることと変わらないから、チクショウ……うまい。バトル展開が続いてるのでフュージョンしか頭に浮かばないけど、猫神様システムか。納得しかないのでつらい。
 ただ、フュージョンみたく霊力が倍増するって話はあるんですよね。こ、これはコガラシくんと幽奈さんが合体するしか……!(言い方)
 フュージョン成功。まぁ、当然こゆずが暴走しますわな。これは仕方ない。しなかったら「飛影はそんなこと言わない」みたいな苦情が殺到するレベル。ただ、自分で自分のおっぱいを揉んだら、揉むと同時に揉まれる感触があって理想とは違うのでは……とか思ったけど、そうじゃなかった。こゆずがおっぱい好きなのは自分が巨乳(の大人の人間)に化けるため、という目的があるんでした。アニメ観てなかったら100%忘れてましたw なので、今回こゆずが巨乳の体を体験するというのは、こゆずの目標を考えるとめちゃくちゃ大事な体験。いつかは巨乳に化けられるようになると思うけど、その時には「あの時の経験のおかげだよ」とか言ってると思う。
 どうでもいいけど、ホントどうでもいい印象の話になるけど、幽奈さんと千紗希ちゃんマンさん、キツネとタヌキが逆だと思う。タヌキのが丸っこいイメージあるし、千紗希ちゃんマンさんは目がツリ目だし。
 だからなんだ……ではある。

火ノ丸相撲

 dvd観ようとテレビつけたらav流れ出して「dvdは後に帰ってからにしようか」となって場面は朝チュン……なんてことはなかった。
 マジレスすると、ラブホはこういう利用する客もそれなりに多いらしいですよ。dvd鑑賞とかそういうフリースペースとして。人数や部屋の充実を考えたら確かに値段的にも悪くないですね。今年とかワールドカップの時にそういう客多かったらしいです。盲点すぎる。こういう人が偉大な発明をするんだと思う。
 そんなdvd。ギャグ混じりにいい話してたとは思うんだけど、母親から恋人への継承みたいな話はやっぱちょっと抵抗あるというか、気持ち悪いかなぁ。特に火ノ丸くんが同席しちゃったのが。おっぱいが母性の象徴で、刃皇の場面とダブらせてる(らしいよ)とか面白いと思うけど、あんなdvd観た後だと素直に抱きつけないというか。恋人を母親代わりにしてるみたいで嫌じゃん。親子も愛だけど、そういう愛ではないじゃん。
 まぁ、これはジャンプでラブホをやる上で作者がめちゃくちゃ慎重になった結果とは思う。「母親の代わりだから抱きついてもセーフでしょ?」という目配せなんだと思う。それは丁寧で良いと思うけど、今後火ノ丸くんがエロい気持ちになって、単純にエロい意味でのおっぱいが恋しくなって、レイナ様に抱きついた時、母親の顔がチラつかない?? それが怖いよ。ed待った無しだよ。むしろそれでedにならなかった時が一番怖いよ。
 んで、謎の暴徒が出てきてエンド。部屋への訪問客(ダチ高だと思った)の話じゃないの??と一瞬困惑したが、訪問客がこの暴徒って可能性も充分なのか。じゃあ兄貴でいけるわ。「誤解じゃ……まだ行為には至ってない」「レイナじゃ立たないだと??」みたいなギャグやってほしいけど、下品すぎるので頭の中だけで満足しときます。そんな下ネタやるならラブホでいろいろ出来たわ。

『キミを侵略せよ!』

 桑田お墨付きの作品はこちらです……と言おうと思ったらよりによって相場さんの出番が少ないw めっちゃ珍しい回がよりによって今週。
 ということで、山口くんとアスマくん、カラオケに行くの巻。本作のベストカップルでいいと思います。「仲良いなコノヤロウ」というのは一番こいつらが強い。
 んで、カラオケ。今週の宇宙人設定は歌。歌えない。もうこうなったら5年とか長期連載になって雁字搦めになってほしい。まぁ、無理だろうから途中で設定をリセットするようなイベントが来るのかな。
 珍しい男友達の回。「エロそんないらないよ」と前から思ってたので待望の回とも言えるんですが、いざ見てみるとちょっと『斉木』感が強いですね。これは予想外。超人がその超人性を隠しながら高校生の日常を過ごそうと四苦八苦する。『斉木』だ。まぁ、各キャラとか全然違うからいいんですけどね。アスマくんの助けになりたいけど、アスマくんのせいでめちゃくちゃ迷惑、とか面白いですし。
 歌わずにカラオケの曲を消費する方法。真っ先にラップが思いついたけど、宇宙人ルールが謎なので却下。だとしたら、電車のアナウンスじゃない? 最近のカラオケには搭載されてるって『タモリ倶楽部』が言ってた。あれは100%喋り扱いだろうし、たぶん山口くんなら疑わずに笑ってくれる。まぁ、スベる可能性もあるが、それは知らん。

『ノアズノーツ』

 運命を変える黒猫。『ブラクロ』で見たことある。シュレディンガーではないから偶然なんだけど。黒猫と運命ってそんな親和性あるのか……と驚く。なんか不気味で超常的な何かを有してるイメージは分かるけど、運命と具体的にネタがかぶるのはすごい。そもそもシュレディンガーとは意味が違う気がするんだけど……という部分に関しては科学ハッタリとしてむしろ好き。
 夢はおよめさん、からの “私の夢… 叶え…” と左手を差し出したのは良かったですね。要するに薬指。あと、未練を晴らす話と考えると『ゆらぎ荘』っぽい。
 んで、ループ。なのかなんなのかは知りませんけど。まぁ、ループモノで楽しいのは間違いなくこのループした瞬間ですので、それなりに強制的なワクワクはあります。ただ、「新キャラいっぱい出したのに……」という変な雑念が混じってしまった。メタなところが邪魔。ごめんよ。

ヤングジャンプのおしらせ

 シャンシャンの小冊子がつくらしいので笑った。やべぇ、ヤンジャンでパンダグラビア。時代が『呪術』に追い付いた。

食戟のソーマ

 秘密と包丁を賭けての勝負。あれっ、勝った方がえりな総帥を娶るんじゃないの??とかマジで考えてしまったが、えりな総帥不在の状況でそんなこと決めても意味ないか。せめてソーマくんがえりな総帥と付き合ってたら成立s……しねーよw
 あっ、てか、鈴木先生じゃん。『ニセコイ』監督の代表作、『鈴木先生』ですよ。さっき調べたら出てきた。
 んで、勝負。食戟ではないってことでいいんだよね。ソーマくんは
、とんかつ。とんかつを揚げて客をアゲる。ちょうど復刻連載してますね。
 『アゲ太郎』名物の「同じだったのか!!!??」展開が出てくるけど、同じなのはソーマくんと鈴木先生の料理。……無駄話が多い。
 審査員は信頼と実績の田所ちゃん。手軽な女感あって好き。めちゃくちゃ失礼だけど。とんかつ、黒チーズということで黒ギャルで鬼ブチ揚げ。揚げでダジャレするとやっぱ『アゲ太郎』連想しちゃうよなぁw
 黒ギャルは現在、萌えキャラの属性としてだけ生き残ってる、むしろ流行ってる、という記事をこないだネットで見ました。面白かったです。現実ではほとんど流行ってないけど、なぜかキャラの属性としては謎に人気爆発中。マジなんなんでしょうね。非実在感すごい。『ドラクエ7』のマリベルは早すぎたツンデレって言われること多いんですが、『ドラクエ9』のサンディは早すぎた黒ギャルという可能性ある。サンディ大好きです。

『紅葉の棋節』

 新たな強敵。百日紅だって。そうきたか。植物園かよ。
 そんな百日紅くんはいろんな声を聞く。小松である。ちょうど今週のインタビューしまぶーだし、余計に連想してしまう。まぁ、万物の声ならルフィでもいいんだけど。
 ぶっちゃけ声キャラは滑ってる気がしたんですが、雪柳くんに対して “染井くん……将棋好き?” “嫌いなんでしょ? ダメだよそれじゃ……” と来たので突然面白い。なるほど、将棋愛のぶつけ合いみたいな話になるのか、合宿はパワーアップの儀式だけでなく、「将棋好き?」の話が連結してるんですね。「嫌いだけどこれしかないんだよ」という話を感動的に仕立て上げてただけに、 “嫌いなんでしょ? ダメだよそれじゃ……” という新キャラの言い分はめちゃくちゃ面白い。まぁ、単純に考えたらそりゃそうですよね。嫌いじゃダメなんだけどさぁ、いろいろあるじゃんかぁ!!と逆ギレしたくなる感じ。面白いです。

次号予告

 『銀魂』だよ。表紙&巻頭カラー。映画公開直前ということで。表紙では原作、アニメ、映画という3人の銀さんが揃うらしい。同時期に3つもやってるってすごいですね。『暗殺』もあったが、主人公人じゃねぇし。てか、また小栗表紙にくるのか。ジャンプの表紙を飾った実写人間として歴代最多になるんじゃないかしら。作家を除けば。多分『銀魂3』もやるだろうし。
 気になるのは「重大発表あり」な点。こ、これはカウントダウンだろ……。今回の予告ページが「3」をキーワードにしてやってるし、表紙も三大銀さんなので、カウントダウンも3だったりして……。あと、3、4話で終わる気がしないですが。
 『ゆらぎ荘』がセンターカラー。めでてぇ……ありがてぇ……。師匠のカラーでもいいし、しまぶーの取材の様子をカラーでもいいよw
 『呪術』もセンターカラー。おおっ、これはすごい。最近掲載位置がすごいことになってたけど、マジですごいらしい。遅咲きの『アクタージュ』とセットにされてる感ありましたけど、ここでちょっと差が出るのかな。いやしかし、ホント嬉しいです、『呪術』がヒットしてくれて。読切の時にホメたらコメ欄で煽られたのを思い出します。素敵な思い出です。

目次

 読者コメント。両方とも虫ネタなので笑った。やっぱ子供の夏と虫は不可分なのかw

 てか、平方先生のコメントがないんですがぁぁぁあああああ?????

グループラインに入れていただくもトークへ入る間がわからずわりとパニック
(『鬼滅の刃』)

 分かる、分かるぞ。LINEって今までのメールとは方法論が違いすぎてついていけない感ある。改行する代わりに複数送信する馴染みがないから戸惑う。

大石先生へ…。是非また誘って下さい…。次こそ担当を振り切ってみせますので…
(『呪術廻戦』)

 情景がありありと浮かぶので笑った。

鍵いらずオートブレーキドラレコなんだりと、新しい車が超高性能で浦島太郎気分
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 「鍵いらずオートブレーキドラレコ」の意味が分からなすぎてマジ混乱したが、鍵いらず、オートブレーキ、ドラレコ、それぞれ別物ってことでいいのかな。文字数制限の縛りの強さを感じる。

声優さん達からサイン入りポスターをいただき感激…!額に入れて飾ります。
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 今日もミウラ老師は可愛い。癒される。

ホラー映画が好きですが、おばけは怖い。逆に宇宙人の存在は全く信じてない。
(『キミを侵略せよ!』)

 これ先週載せたかったんじゃない?(桑田チョイスを喜ぶと思ってた)

夏なので今年もすみだ水族館に行ってペンギンを増やして来ようと思います。
(『ノアズノーツ』)

 過去の文脈を理解しないと、池沢先生がすみだ水族館にペンギンをハントしに行ったり、すみだ水族館でペンギンの繁殖を手伝う、と勘違いされそうですが、正解は「ペンギンのぬいぐるみを買いに行く」です。
 てか、水族館の第一目標がぬいぐるみっての倒錯的で面白いですね。

愛読者アンケート

 2つの読切とオリジナルフィギュアプレゼントについて。
 2つの読切。『HOT』は作者の代表作が複数あるので、それについて。『地獄楽』はフツーに作品の感想。プラスで読んでる?とかは全然なかった。意外。

総括

 終わった……マジ長かった……。いやけどさ、今号長いのは仕方ないでしょ。いろいろありすぎだって。単純にボリュームが多いってだけじゃなく、読切3本だし、平方いるし、田村いるし、出張の作品たまたま読んでるやつだし、とオレ殺しの要素が過ぎる。そら長くもなるわ。仕方ないです。むしろ無視してないだけ偉い。削って短いよりマシなんじゃないですかぁぁぁああ???(逆ギレ)
 まぁ、明らかに長すぎるのでやっぱ問題はあると思います。まぁ、難しいですね……

 今週のベスト作品。まぁ、ルポ漫画ですよねぇ。そりゃそうだよねぇ。どうせそのつもりだったけど、実際面白かったから仕方ないよねぇ。
 次点。ベストでも良かったという感じなのはガールズイラストブックかな。漫画じゃねぇけど。マジ面白かったですよ。
 あーあと『HOT』も『地獄楽』も良かったです。少し落ちるけど。

 今週のベストコマ。ルポ漫画より『侵略』相場降臨のコマ。一番驚いたのがココですw

 そして、最後に今週のベストキャラを決めて終わります。来週は休みだよ。

  • 平方昌宏 『サザン桑田佳祐超プレミアムインタビューSPルポ漫画!』
    • まぁ、これしかない。「早く新作が読みたい」という意味で「早く平方先生に会いたい……」という表現はしたことあると思うけど、マジで平方先生出てきたので驚きました。人生ゲームの次が桑田佳祐とか予想できんわ。便利屋すぎる。

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地獄楽 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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俺物語!!

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映画 鈴木先生

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とんかつDJアゲ太郎 11 (ジャンプコミックス)

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