北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年38号の感想

 お盆休みいかがお過ごしでしたでしょうか。こちとら絶賛夏バテ中で楽しいイベントなんてなかったですよ。やることないんでひたすらブログ書いてました。ブログ開設以来最も高い頻度で更新しました。
 その中に、ジャンプ記事がなんと3つも!! ということで宣伝。

 まずは、師匠記事。最近のジャンプによくいる師匠キャラの特集。第二のメガネ記事ではないけど、割と似たノリ。

 上半期総括です。6月末からずっとシコシコ準備して、「もう7月だし無理じゃね?」と放置されてたのを完成させました。下半期はやりません。

 最後に、映画『ヒロアカ』についての話。基本的にはメリッサ可愛いよペロペロ、という話。発明ちゃん、エリちゃんに続く『ヒロアカ』三大ヒロインとして認定します。いや女性に括らなくても多分ベスト3決まりだと思う。そのくらいメリッサ最高。まぁ、問題はメリッサと発明ちゃん、ポジションが被ってるんだよなぁ……

 この並びだと、前号へのリンクも宣伝っぽくなっちゃいますね。ここはテンプレです。

背表紙

 2001年。青い。結構どぎつく青く、そして赤い。このくらいのイメチェンは毎年やってるんだけど、どうしても「2001年だから思い切ったな」とか考えてしまいます。何てったって21世紀突入。
 そんな2001年。やっぱ21世紀です。世紀を跨ぐってそのまんまの意味の一生に一度あるかないかですよね。現在ティーンの皆さんは頑張って長生きしないと経験できない。
 2001年の出来事としては、どう考えても911が強烈すぎます。節目の年に起こったのもあり、これによって世界が激変した印象が強いです。よりによってブッシュが大統領になった直後に……というのがまたアレ。「番組の途中ですが」からのあの映像はマジで衝撃的でした。
 あと、2001年といえば、猿でも分かる、『2001年宇宙の旅』ですね。そのまんますぎる。当然2001年に作られた映画ではない。
 あと、このコーナーをやる際、毎週お世話になってるウィキペディアが始まったのが2001年です。英語版が始まって、少し遅れながらも同年日本版も始まりました。便利ですね。コーヒーの催促がうるさいけど仕方ない。
 ちょっと意外だったのが、USJとディズニーシーの開園が2001年。両方かよ。すごい。てか、ディズニーシーの開園が911のちょうど先週ってのも驚きました。運が悪いというかなんというか。
 世界が激変したという意味では、iPod。2001年だったんですね。これは新世紀感ハンパないです。買ったのは遅いですが、ワタシも大好きです。ただ、今はウォークマン派です。音楽だけでいいよ!!って人はウォークマンおすすめですよ。物理ボタン便利。
 あと、これまた新世紀感あるのが、愛子様の誕生。ちょうどあの頃、名前予想大会みたいなのが各所で行われてたと思います。今、新年号で遊んでるのと同じですね。あと、割とよくいる名前なので、クラスにいる愛子さんがみんなから「愛子様愛子様!!」とからかわれてました。あの頃は楽しかったなぁ……(絶望) 
 映画。『千と千尋』とか『ハリポタ』とか盛り上がったんですが、個人的には『シュレック』の公開が一番でかい。映画のオールタイムベストって決めるの難しいですが、ワタシは大体『シュレック』で決まりです。悩むのはその下。『シェイプオブウォーター』がオスカー取りましたけど、あれ要は『シュレック』ですからね。勝ったわ。『シュガーラッシュ』新作の予告でディズニープリンセスが集結してギャグやってますけど、あれも『シュレック』シリーズで散々既出ですからね。見覚えしかない。とにかく『シュレック』、近藤春菜以外で耳にする機会少ないでしょうが、とにかくワタシの一番好きな映画ということでご記憶ください。ディズニーの『美女と野獣』を観てから『シュレック』を観るとマジ最高に面白いです。ディズニーを抜けたハゲが作った新訳『美女と野獣』が『シュレック』です。
 ゲーム。ゲームボーイアドバンスゲームキューブXboxの発売です。任天堂の2つはシンプルに上位互換という感じなので、新時代感があるのはXboxになるのかな。まぁ、シンプルな上位互換だから余計な機能なくて良い、というのは分かります。3DSの3D映像とかいらねぇもんなw
 ソフトとしては、ゲームキューブの『スマブラDX』を挙げます。思い入れのあるシリーズだからってのもありますが、単純にこのソフト、今もバリバリの現役ですからね。おそらく世界一有名な対戦ゲームの大会EVOで今年も元気に採用されました。ソフトとして2世代前、ハードも3世代前なので、どう考えてもおかしい。まぁ、個人的には難しいのでこの次の『スマブラX』のが好きかなぁ……こけるけど。ガチよりな『DX』の反動として象徴的ですよね。『X』の転倒。
 あと、ケツメイシのメジャーデビューが2001年です。個人的には拾っておきたい。誕生年のコーナーはもう廃止するんで、来週以降はケツメイシの好きな曲紹介とかやりたいくらいですよw

表紙

 『銀魂』。実写映画、原作、アニメの銀さんが3人揃い踏み。センターは原作……と思ったら小栗。まじかw

小栗旬菅田将暉・橋本環奈×勝地涼 座談会

 映画のビジュアルブックより抜粋の座談会。トークテーマは前田敦子……ではなく将軍。
 映画のオファー受けてから将ちゃん調べたってのが最高ですね。「裸になるけど大丈夫?」の意味を分からずに答えるくだりとか味わい深いです。

読者プレゼント

 テーマは虫。夏休みですな。今年は暑すぎてカブトムシも死にかけらしいです。どんまいやで。
 ダジャレとしては、手数が多くてなかなか好印象。まぁ、文字数少ないし、虫の種類多いのでダジャレ的にはやりやすかったんですかね。

銀魂

 巻頭カラー。アバンはなし。見開き扉で重大発表。最終回まであと5話。今週が694話なんですけど、「あと5話」って言われると698で終わるのか699で終わるのか分からなくなっちゃいます。ワタシだけ? てか、キリ悪いから700で終わればいいのに。
 てか、今号の『銀魂』は「3」にまつわる特別企画が多いので残り3話もマジで考えてたけど、そんなことはなかった。まぁ、ちょっと3は短いですね。いや、5も短いんですけど。ちょっとどうなるのか気になる。まぁ、ボスキャラみたいなのはいないので、「ラスボス戦しょっぼw」みたいなことにはならなそうですね。ガンガン話進めておk。

 本編。ゴリラ。なるほど、残り5話だからゴリラなのか……(チガウヨ)。せっかくの巻頭なのにゴリラでいいのか心配になりますけど、『銀魂』くらいになると、そういうのはナンセンスですね。別に新規のファン増やそうとか思ってないだろうし。仮にどんなに不評だろうとどうせ終わるし。そう考えると「巻頭で何やってんだ……」感が逆に魅力的に思えてくるというかw まぁ、『銀魂』最後の巻頭ですので、作者(ゴリラ)にとっての晴れの舞台、ということでゴリラの結婚式なのかもしれない。無理あるか。
 いや、巻頭とかカウントダウンとか関係ないことをゴチャゴチャ考えなかったら素直に楽しいんですよ。近藤とゴリラのすれ違い。下半身裸でバナナとか言い出すから不安しかなかったけど、案の定そっちのバナナの話になるのとか最高ですし。ゴリラから喝采を浴びる経緯が細かく分かるのとか楽しいですし。
 んで、ピラミッド型のステルス船。ちょっと『ブレードランナー』連想しました。別にうまいコジツケとかないから、だから何だって話ではあるんですが。
 こそこそと上空からダイソンかましてくる敵に対して、さらに上から攻撃を食らわすってのは気持ちがいいですね。「お高く止まりやがってムカつくんだよ」という地上からのメッセージ。とても良い。

Dr.STONE

 『ONE PIECE』より前はすごい。大樹登場がウケたとかそんなん?
 本編。スチームゴリラが可愛いのくだり。これ完全に『ヒロアカ』の発明ちゃんですよね。ドッ可愛いベイビーですよ。メリッサに浮気してごめんよ。
 紙の価値が分かる人と分からない人。なるほど、これの区別は面白いですね。原始人と現代人を分けるラインとしてもそうなんだけど、原始人の中にも紙の価値を理解する人がいるってのが良い。
 てか、この紙。夏休みの自由研究に是非どうぞ、というメッセージを感じる。良いですね。参考文献ジャンプだぜ。まぁ、リアルキッズはそんなの書かないだろうけど。
 紙にプラスチックを塗れば最強。ぶっちゃけ、ケータイ制作のくだりはブラックボックス化が激しかったと思うので、今回のカーボン樹脂も「よく分からん」ではあったと思う。夏休みの自由研究では無理ですね。まぁ、この「出来そう!」という感覚を与えつつ、「やっぱ出来ねぇ!」という嫌味を極力減らしてくるのが本作のうまいところですね。小憎らしい部分です。さすが平方を寝取った男。
 ぶっちゃけ、ほこたて対決の際、千空が受ける必要が1ミリもないので、マンガ的な都合は目立つよね。まぁ、これもクソ地味な実験をギャグっぽく仕立て上げる、という小憎らしい部分ではあるんだけど。
 ……ホメてるからね(嫌われるのはいいとして誤解で嫌われるのは困る)。

ONE PIECE

 お菊が中途半端にでかい。『ONE PIECE』世界での特に理由なくでかい人間とか別に驚かないけど、今回は少し驚いた。
 お玉。飯の恩。お前もか。ルフィたちが飯もらって「助けてやるよ」になるのは定番だけど、お玉もか。まぁ、これは恩がどうたらというよりは「こんな子が満足に食えてないなんて」という話がメインなんだろうけど。ルフィの「大人になれば」理論は笑った。
 バットマンでさらに笑った。動物ネタなのは分かるけど、一発目がバットマンなのはビビる。ちなみに『ニンジャバットマン』は観てません。
 『ONE PIECE』世界における時速200kmのすごさがよく分からない問題。ゾロはともかくルフィなら単身で余裕じゃね??とか思ってしまった。余裕ではないらしい。コマ犬のが速いらしい。ガゼルの武器は持久力って『HUNTER×HUNTER』が言ってたからそういうことなんだろうけど、さらわれた瞬間、ギア2とか六式並みの速度で動けば余裕なイメージだった。

『呪術廻戦』

 センターカラー。ナナミンこんな色だったんですね。茶系とは意外。地味に黒だとばかり思ってた。
 本編。ナナミン。人体の形を自由に変えてくるので七三切りとの相性が最悪。こういうの良いですね。理屈っぽい話ではあるんだけど、絵だけで充分理解できる感じ。
 ナナミンが涙を拭うの最高ですね。それに対して “嘘が下手!!” と明け透けに言っちゃうのも良い。が、個人的にはやはり “仕事に私情は持ち込まない主義なので” のコマでナナミンの瞳が透けて見えるのがポイント。
 時間外労働やら能力の説明で強くなる。前も言ったけど、これは『HUNTER×HUNTER』そのまま過ぎるのでちょっと好きじゃないです。いくらなんでも……だよ。バトル漫画で自分の能力をベラベラ説明しちゃうのがアレ、って指摘は分かるけど、その解答にオリジナリティーがないなら単にジャンルのお約束に頼った方が良かった。
 壁壊し。どこが七三なのか分からん……とか思ってたら本命の七三はその次でしたー、は良かった。七三のコマかっこよかった。ちょうど足だか腰の部分で動きを封じてるってのも良いですし。
 壁壊し。脱サラが壁を壊した、というのは何気に意味深いと思います。前回順平サイドで学校という閉鎖空間って話が出ましたけど、脱サラは要するにそういう閉鎖空間の外を知ってる人間なんだと思うんですよ。そんな彼が最後の切り札として壁を壊したのには意味があると思います。地下という閉鎖空間の破壊ですね。
 んで、イタドリと順平が仲良くなる。最初は真人の思惑通りで不穏な感じありましたけど、思わぬ映画トークで心捕まれるってのが良い。映画駄話って最高だよね、という個人的な感想もありつつイタドリの修行と絡んでくるのがまたうまい。 “でもスプラッタ映画だからさ その描写以上の内容を求める僕達が悪いのかもね…” は笑った。正論である。それでいて「僕達」という言葉が自然と出てくるのも良い。もうメロメロじゃんw

約束のネバーランド

 なぞなぞ出てきてビックリした。そういう謎で引っ張るのか。3秒くらい考えたら即思考停止してしまいます。そんなことより先読みたいし。
 暗号としての鏡文字というと個人的にはどうしても『ダヴィンチコード』が思い浮かんでしまうんですよね。めちゃくちゃ流行ったよなぁ。まんまとめちゃくちゃハマってしまいました。ダヴィンチは左利きだから鏡文字を愛用してたららしいよ。反転するだけでプロの暗号解読官もお手上げの暗号が出来上がる、というワクワクも大好物でした。良いよなぁ『ダヴィンチコード』。『天使と悪魔』の方が好きだけど。
 ドンとギルダ喜ぶ。泣き方がドンの方は完全にギャグ漫画だけど、ギルダの方がちょっとリアルよりなのが良いですね。指名されてから即泣くんじゃなくて、一旦オジサンのリアクションを挟むのも良い。焦らしであり、2人を選んだ説明を入れることで号泣の説得力も増す。

鬼滅の刃

 無一郎アウトー。原因は毒。てか、本作、毒が重宝されてますよね。バトル漫画として毒が毎回有効なのって意外かも。そりゃ人間を殺すのに毒が有効なのは分かるんだけど、バトル漫画では割と避けられがちな方法じゃない?
 無一郎の “兄さん…” から炭治郎の場面に飛ぶので笑った。さすが長男w
 そんな炭治郎サイド。完全に忘れてましたけど、木の竜でしたね。そうだったそうだった。なんかヒーローモノみたいな姿になって木の竜出してきたんだった。結構好きでした。
 木の竜が伸びる。口から竜が生えて、という絵面が良かった。別に「まだ伸びるのかよ!」ってなってもいいんだけど、絵一発で納得できる感じが良い。
 んで、恋柱。「攻撃自体を斬る」のくだりはサッパリ分からなかったです。音と雷を斬るってどういうことなの。アオリの「妬ける強さ!」も何言ってるか分からないです。これは魅力かもしれませんがw

ブラッククローバー

 バラの色の話が出てきたけど、今どんな色なのかが分からないので謎である。どうやら碧ではなくなったっぽい。これフツーに言葉足らずな気がする。
 土魔法は草魔法に効かない。こうかはいまひとつのようだ。わかる。ヤミ団長が何タイプかは知らんけど、あくタイプになるのだろうか。それなら等倍ですね。いける。「つじぎり」が一番しっくりくる?
 冒頭にギャグっぽくあった団長の “生き延びねーとブッ殺すぞオオオオオ!!!” が今度はシリアスに繰り返されるの最高ですね。団長の考えが一貫してるのがよく分かる。そしてその考えが今回の説得としてめちゃくちゃハマる、というのが気持ちいい。
 んで、ラスト、互いに “認めよう” “ずっと認めてたぜ” ってなるのも良いですね。転生しても仲良しじゃないか。やはり団長は良いな。人気キャラなのも納得ですわ。

 本編後のコラムでは、団長の故郷「日ノ国」特集。完全にワノ国だよね。今このタイミングでなぜやったし。

僕のヒーローアカデミア

 師匠が結構喋る。夢の中でまた会える。めっちゃロマンチックやん。やっぱここらへんは師匠を女性にしたことで独特の味わい生まれてますね。オールマイトも夢の中で師匠と出会ってニコニコ、とか絶対あったでしょ。
 めっちゃ不気味で呪いのような印象すらあったものに対して “ロマンだよ” “その力は絶対に君の味方だよ” と結論を出すのがとても良い。こういう価値観がクルッと反転する瞬間、好きですねぇ。屁理屈好きなのかもしれませんが。
 んで、次の話。意外とすぐ終わったので驚いた。フツーに学校の話になる。B組、そして編入希望の心操くん。そうだったね、マッチョになってて何だかヤバそう、みたいな感じあったね。そもそも、体育祭の時に「彼のことを評価できない現在のシステムはクソ」みたいな嫌な印象もあったので、今回彼へのフォローが入るのは楽しみです。
 あと、モノマネ。今更だけど、ビジュアル的な特徴が皆無なのに今ではB組で一番キャラ濃くなっててスゴイ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 センターカラー。センターカラーだと2/3番目ですね。まぁ、今週は『ボルト』いるんでイレギュラーですが。
 カラー扉。雲雀ちゃんはドヤるだけでもうギャグ的な雰囲気になるので強い。ずるい。あと、スマホで撮影中、という設定は前回の横田イラストも思い出した。あれとはちょっと構図違うので、スマホの意味合いも少し違ってきますけどね。特にこっちの方は明確に誰が撮影してるのか、気になってくる。
 あと、個人的にはこゆずの子守をする夜々が大好きですねぇ。砂風呂からの巨乳って割とベタだと思うけど、こゆずのキャラ、夜々のキャラ、2人の関係性を考えるとめっちゃ良い。
 カラー裏でゆらぎ荘回覧板。しまぶーミウラ老師の仕事場に突撃ミウラ老師の自画像がカラーになってて笑った。
 気になったのは本棚。並んでる漫画のタイトルが見えそうで見えない。ぐぬぬ。漫画詳しい人だと文字まで読めなくても色合いとか冊数で分かるのかもしれないけど。悔しい。ジャンプ電子版だと見えたりするのかしら。カラーページだと紙版と解像度がそこまで違うとも思えないけど。
 読んだことないけど、多分『GANTZ』はあると思う。
 んで、しまぶーイラストがあったり、webラジオの告知があったり。ラジオでは突撃についてやるそうです。インタビューっぽい感じもありそうですね。楽しみやんけ。てか、今更だけど、アニメ始まってもラジオって終わらないもんなんですね。ああいうの初めてだから分からないことだらけですわ。

 本編。師匠が幽奈さんに理解を示してるのが面白かった。理解は示すが、それが自分の弱点とも自覚してるので、交流は持たない。めんどくさいけど、理屈は通る。コガラシくんだと、女は殴れないから悪霊が女かどうか分かる前に殴る、みたいな。ちょっと違うか。
 師匠、服の面積が減った分で敵を縛る。おおっ、おもしろーい。霊装結界の話は散々既出だし、雲雀ちゃん告白の時にも「脱ぐ」「服」がテーマになってたけど、今回のその流れか。雲雀ちゃんがやっとこさ霊装結界のレベルアップを果たしたんだから、師匠は遙か先を行っててもおかしくないですね。服の操作が強さに直結するってのは非常に面白いです。当然エロとの親和性もバッチリですし。
 師匠のアンチ布にやられて打つ手なしかと思ったら文明の利器。よりによって夜々が、ってのが面白いですね。一番イメージないというか。イメージはないんだけど、年齢的に持ってて当然ですし。
 んで、幽奈さんサイド。師匠が窓をすり抜けてやってくる。師匠自体は物理的に移動してくる、というのをうまく生かした登場で最高でした。てか、こえぇw 正統派お化け演出してて笑う。
 ということで、スズツキグッジョブ。今週の『鬼滅』の扉みたいなことしてあげたくなる。超怖いし、超深刻な事態なんだけど、スズツキとミリアちゃんのリアクションが完全にギャグ、ってのも良い。
 黒衣機関。使い捨て設定なのか判断が難しいの出てきた。ただ、転送術の彼女がただの黒モブなのかと思ったら、途端にキャラ立ってきたのは良かったですね。師匠が幽奈さんに理解を示しかけてたのとも通じるけど、話の通じない悪役と思ってた人にも当然だが人格も性格も思考もあるって話。
 そんな黒モブちゃん。師弟愛にキュンとした次のコマでグラサンから瞳が透けて見えますね。彼女の人格が露出した瞬間ですね。メガネ演出ってやはり素晴らしい。当たり前に出来る作家って素晴らしい。
 んで、アキバにてコスプレショー。アキバだから変な格好を参照してしまう、というネタは理解できるけど、そこで飛び出るのがビキニアーマーなので笑う。分かるけどな。たしかに、見かけることもあるだろう。メイドがゴールだから、それ以外でおっぱい出しやすくて、ギャグっぽい雰囲気の、ってなると難しそうだし。
 どうでもいいけど、自分だけ耳としっぽ消してるミリアちゃんずるいw まぁ、着せかえカメラだから体の変化は出来ないってのは分かるけど。あの耳としっぽはこゆずが頑張るべき領域ですね。

『アクタージュ act-age』

 冒頭の「あえいうえおあお」ギャグ、読んでてウルトラ仮面が発声してると分かりにくいのでフツーに残念。てか、「へぇー練習中の日常ってこんな感じなんだー」と感心してた節もあるので、「えっギャグだったの……?」となったというか。特殊な業界の異常な日常ってすごい好きなんですよ。異常な日常だと思ったら、単に異常というギャグだったので残念。
 扉。劇団のメガネの人(女性の方)、舌ピアスしてんだ。ビックリした。舞台だとライトが反射するから出来ればやめて、みたいなこと言われないのかしら。言われようと関係ないってキャラの可能性もあるが。
 井の頭公園。阿佐ヶ谷から近いですね。読切を思い出します。
 ついでにいうと、釣り堀してたのはおそらく市ヶ谷でしょう。ワタシの母校が近いです。井の頭公園も母校に近いです。井の頭→市ヶ谷という順に進学しました。今週の知らんがな情報。
 外国人の迷子を相手にすることで言葉に頼らない表現力のキッカケを掴む、というのは面白い。バブバブ時代の弟妹をあやしてた経験を引っ張ってきて、ってのも良い。てか、バブバブ時代の2人可愛いですね。あの2人好きなんですよ。
 ただ、新聞紙のちゃちいオモチャを用いた芝居が今回の表現力の話とフィットしてるかはちょっと疑問。「いないないばあ」で喜怒哀楽の顔すんだったら分かるけど、手に顔あったら客はヨナギの顔見ないんじゃない??とか。もちろん声色とか演技力が必要になるのは分かるんだけど。あと、アレで井の頭公園の客をロックできるのか、という疑問もある。イノヘッドなめんな、じゃないけど。まぁ、迷子のロリがいるから心配した子連れの親が近くにウロウロしてた、とかそういう補完もできるのかもしれないけど。
 とりあえずクリア。クリアしたので監督にもアラヤにも気に入られる。気に入られすぎて厄介、という話へ。なんか本章は性的なニュアンス多いですね。まぁ、前章のボスキャラが女だからその差もあるんだろうけど。制作陣が「ヨナギは美少女コンテンツとしてイケる!!」と妙な自信を持ったのでは、とか勘ぐってしまう。前章が天使じゃなかったらマジで疑ってたと思う。

『アリスと太陽』

 太陽のいる倉庫を探すくだり、「そうだ……音だ!!」ってのは大げさじゃない?? 別に考えるまでもなく思いつく気がする。てか、アリス嬢が来る前から「誰かいませんかー!??」ってドンドンしててもおかしくない。
 なんかドラマチックになってるけど、5分で地下へ往復しなきゃいけない件が何も解決してない……と思ったらその件は共演者が助けてくれたでござる。魅了されちゃってもう負けじゃん、とか思わんでもないけど、結構好き。むしろアリス嬢が5分の件考えてなかった方が気になる。ダメじゃん。5分でどうやって往復するのか、みたいなトリックで引っ張るのかと思ったら全然違った。
 てか、アリスと太陽がド派手に登場してるけど、5階の天井にはまだアイドルちゃんがスタンバってるんだろうな、と思うとちょっと面白いです。いや、知らんけど。彼女は4階からフツーに入ってくるのかもしれないけど。マネージャーに電話すりゃ何とでもなるし。

火ノ丸相撲

 火ノ丸くんのムッツリぶりが炸裂してて笑った。闇から解放された今だから言える本音ですね。ぶっちゃけこのラブホの話の中で一番好きかも、ココ。「あんなにお膳立てされてヤレないとか……もう一生童貞だわ……」と落ち込む感じ、すげぇ分かるw エロの心技体もひどすぎて笑った。
 んで、 “九月場所が無事に終わったらまた来ようね” 。ギャグっぽいけど、結構いい話ですよね。死にとらわれて死を活力にして戦ってた火ノ丸くんが、今では生(性)を活力にしてる。レイナ様のこと考えても、これなら母親の応援にも負けないので嬉しいですね。
 ラブホを出たらズドン。ホテルではなくラブホであると表現するために駐車場にあのビラビラが付いてたと思いますが、あのビラビラのせいで前方不注意でしたね。いや、実際のビラビラは半透明だから少なくとも人影くらいは認識できるので人ひくようなことはないんでしょうが、漫画的なウソとしては結構アリだと思う。
 自称中級者が一番危ない、とはキルアの言葉ですが、レイナ様の事故が完全にそれなので笑った。調子こいた矢先。これねー、車の運転だと余計にあると思いますよ。事故がじゃなくてこういう心理。最初は怖いし、緊張もするしでストレスすごいけど、それが慣れてくると明確に自覚できる。
 んで、事故。 “終わった…” のコマが良い。パニックとか失神じゃないんだよね。妙に冷静で頭が勢いよくグルグル回るあの感じ、すごい分かる。最悪のことの想像が克明に出来ちゃう。人身事故だけじゃなく、朝帰りの件もスクープされる、とレイナ様が自覚してるのが良いですね。そっちもネタになると考えられるくらい冷静。
 ということで、兄貴でしたー。久々の登場なのにひでぇ顔してて笑った。
 火ノ丸くん、 “DVDを見たりしていた!!” って、誤解しかないからそれ言わない方がいいと思う。まさか母親の遺言DVDだなんて誰も想像できないw
 んで、チヒロ。コンクリート上で背負い投げしたら火ノ丸くんアウトだよ……とマジで思ったけど、直前にチヒロの顔を確認したような描写があるから、信頼の上でやったのかな。それでセーフかは知らないが(この瞬間写真撮られたらヤバイと思う)。まぁ、相撲技にしなかったのは気を使った結果なんだろうけど。
 んで、ダチ高相撲部(ほぼ)再集結。個人戦だとクソザコやんけ、って話が前回あったけど、その流れでのコレは熱いですね。ダチ高の件もそうだし、 “「まだ二敗」「まだ十二日ある」” の件もそうですよね。みんなで刃皇を止める。これもある種の団体戦。うまいねこりゃ。高校の頃からこういう屁理屈めっちゃうまくて、めっちゃ好みでしたが、あれがマジで帰ってきた。

JUMP SHOP通信

 8.25、東京ドームのジャンプショップに映画『ニセコイ』の小野寺さん役が来るってよ。モノクロのこういうページはちゃんと見ないので今回たまたま目に留まってビックリしました。すげぇ豪華じゃん。カラーでやれよ。
 ジャンプ映画の出演者で誰に会いたいか。『ニセコイ』だったら中条あやみがいいです。他のジャンプ映画だと誰だろうか。佐藤健とか神木きゅんとか。東京ドームそこそこ近いし、行っちゃうかもしれん。新井浩史も全然いいっすね。めっちゃ見たい。ジャンプ以外だと、好きな俳優……誰だろ……。二階堂ふみとか? 新井浩史に引っ張られてる。
 よく考えたら俳優より古味先生のが見たいよ。生できれいなジャイアン見たい。中条あやみより興味ある。

ぼくたちは勉強ができない

 リズヘッドのターン……と見せかけて先輩とクロスオーバー。今週メイド出すとかケンカ売ってんですかね??(『ゆらぎ荘』ヤクザ)
 5人中1人がメイドなんだから無茶なのは分かってます。たまに怖くなるけど、冗談ですからね。そんな露骨に刺々しいこと言いませんよ。ビビると途端にみっともない。
 メイド喫茶ボードゲーム大会。ゲーム好きなのすっかり忘れてた……のはさておき、このクロスオーバーは良いですね。メイド喫茶の実状は知らないけど、ちょっとこういうのありそう。マイナーなボードゲームやるとは思えないけど、近所のオモチャ屋とのコラボ企画とかならあるかもしれん。
  “誰もが待ち望んだメガネ巨乳メイドがついに…” 。巨乳は知らんが、メガネは誰だっていいんですよ。かければその場でメガネキャラになれる。それがメガネの良さだと思うんですよ。……度入り以外は認めないメガネヤクザのことは知りません。メガネの良さはあの手軽さにあると思うので、そんなに待ち望んでるなら伊達メガネかけてほしい。てか、メイド喫茶やってるなら最低1人はメガネ着用が義務化するべきなんじゃない??(これはこれでメガネヤクザ)
 弱すぎて店が潰れる、は面白いけど、常識的に考えて1人1勝負限定、つまり無料は1品までだと思うの。それでも潰れちゃうのかしら。だったらイベントやるな……というか、めっちゃ賑わってるからトータルではかなりアリだと思うの。あり得ないほど混んでるよ、あの店。列やばい。1人で42連勝してるんだとしたら、知らん。それはもう『勉強』世界のスピードについていけない。1品無料以外の注文を誰もしないんだとしたら、それは客の民度が悪い。
 オチとしては、先輩がまさかのイカサマ。ダメじゃん。別に客はメイドと遊ぶのがメインだからいいんだろうけど、なんか道徳的に抵抗ある。
 てか、どうせなら扉とかで「よござんすね??」やってほしい。先輩なら似合うんじゃない? 多分本作で一番ハマると思うよ。てか、『食戟』なら絶対やってたw(田所が)(もうやってる)

田中誠司

 折り畳み傘を警棒に見立てるの、良いっすねぇ。そうだった。本作で一番好きなのココだった。日常生活にあるアイテムのバトル解釈。今までのアイテムの中でも一番好きかもしれん。まぁ、傘を剣とかに見立てるのは定番なんだけど、警棒ってのが良い。あの伸びる感じが似てる。
 んで、蓋を開けてみたら特殊な折り畳み傘とかでは全然なく、ただ単に使い手が超マッチョでした、というオチ。折り畳み傘の形状、機構が似てるという点があるので、まぁこれもアリなんじゃないかしら。実際に考えたらただの折り畳み傘だったらすぐ壊れちゃいますけどね。そういうのは気にしなくてもいいというか、本作の雰囲気なら気にならないレベルなのかな。
 んで、ラスト。「画風が違う!!」と『ヒロアカ』みたいなことになってエンド。いや、良かったですよ。かっこよかった。メガネを外したらリミッター解除、というベタなことやってるのも良い。まぁ、メガネに関しては、もうちょっとメガネが外れた描写を入れてほしかった気もしますね。

アニメ『火ノ丸相撲』のおしらせ

 ダチ高相撲部に入り浸るネコがいるらしい。アニメオリジナル。なんだそれは……『黒子のバスケ』オマージュですか??(違)

BORUTO

 センターカラー。カラー扉はナルト。今回驚くほどにナルトの出番多かったですからね。この扉も納得です。ナルトがボルトより出番多いの初めてじゃないかしら。
 本編。やんちゃボーイの見張りと子守。こういうつまんない仕事を超強い人が余裕綽々でやる話、好きです。子供は全力だけど、こっちは半分も本気出さずにこなす感じ、とても楽しい。まぁ、実際は戦力の無駄遣いなのであり得ないんですけどね。そんなあり得なさに対して丁寧に理屈をこねてくる。それが良い。
 倫理的に子供の監禁はしたくない。超危険な可能性があるので子守するならこちらの最高戦力。もちろん長としての仕事もあるので影分身。見事ですね。ボスが子守という無茶苦茶な案が合理的のような気がしてくる。てか、影分身が便利すぎですね。
 ナルト単身で子守するなら困ることは何もないんだけど、生活の世話をするとなると家に入れないといけないので、そうすると家族への迷惑が出てくる。ということで、ナルトおこ。食卓を破壊されたのをキッカケに、ってのが分かりやすくて良いですね。平和な家庭の象徴としての食卓。 “オレには里を守る責任がある…” と言ってますが、この食卓、家庭はそのまま里のメタファーとして読むことも出来そうですね。あの小さな空間が里全体を意味してる。
 んで、やんちゃボーイの心を溶かしたのは同い年の友達になり得るボルトではあるんだけど、その前に今回はロリ。母思いのロリにほだされました。あの空間で最も無害で、純粋な存在だからこそですね。ボルト兄弟が北風と太陽みたいなことになってるw

ハイキュー!!

 本章ではよく出てくる鳥かごのイメージが影山にも迫る。これはいよいよヤバいぞ……とか、思ってたらそのイメージがフリなのであった。これはずるい。今までの「動きを封じる」ってどれもタテヨコの2次元の話でしたね。これはまいった。やられた。うますぎる。バレーの本質はそこじゃないでしょ? 『ハイキュー』の本質は高さでしょ??という後頭部をガツンとホームランされたような衝撃的なオチ。死にます。
 はやくなりすぎたテンポをリセットするため、一呼吸休むためにふんわりとボール上げる。これ自体は既出です。むしろ影山じゃなくて日向の方が経験あるアイディア。それを見落としてた悔しさもあるし、そこを突かれる気持ちよさですよね。うへぇ。
 ということで、スーパージャンプ決めてエンド。ちょっと飛びすぎじゃない??とか思うが、まぁカメラが下の方から撮ってるのでそう見えるだけ、ということで。そもそも誇張にケチつけるのも野暮ですし。

『紅葉の棋節』

 上がってまいりました。代わりに『侵略』がケツ。これは人気どうこうではなく単なるローテ組んでるんじゃないかとか考えたくなってくる。『ノアズ』に気を使ったのは偉いぞ。そこは好き。
 本編。将棋を指す理由が故人に偏りすぎてる皆さん。ここらへんの不健全さに対して「不健全じゃね?」という話がちゃんと劇中に出てくるから好きです。これでただの美談とかになってたらちょっと怪しい。
 理論型と感覚型。めっちゃ分かりやすい名前で助かりますね。ただ、最近流行りのAI将棋は感覚型だと思ってました。驚いた。大量の棋譜をぶち込んであとはAIの感覚で指させる、みたいな雑な理解でした。「棋譜をぶち込んで」の時点で理論型ってことなのかな。AI将棋に「最善の手」を指し続けるイメージあんまなかった。まぁ、そこんとこ池沢先生にAI将棋のルポ漫画描いってもらうしかないか。なつい。
 んで、綿貫くん。紅葉が悩んでどういうってキャラじゃなくなってきたからなのかもしれませんが、綿貫くん出番増えすぎじゃね? 一般人に近い目線の話、疑問や説明をやらせやすいのかな。
 んで、一手目が出てエンド。うわっ、これ悔しい。将棋全然わかんないのが悔しい!!……と反射的に思ってしまったけど、門外漢でも一手目に香動かすのがあり得ないってのは分かるわ。ちょっと考えれば分かる。意味ないもんね。ほとんどパスしてるのと同じというか。いかんいかん、苦手意識で思考停止するとこだった。ちゃんと素人に気を配ってくれてたわ。

食戟のソーマ

 「美味い」じゃなくて「強い」。その後「美味い」って言葉も出てくるんだけど、第一声は「強い」。常識でははかれない美味さとか、インパクトがすごいとかそういうニュアンスなんだろうか。ソーマカツの驚きを吹き飛ばす、とかもあるのかな。
 んで、田所リアクション。北風と太陽。一瞬何のことかと思ったんですが(田所ちゃんピアスしてるし)、前回の黒ギャルが吹き飛ばされちゃうってことか。黒ギャル→日焼け→太陽ってことね。なるほど、うまい。お盆休みで1週あいたのですっかり忘れてました。まぁ、朝陽なんだから北風じゃなくね??とかは思わんでもない。
 まぁ、ソーマカツで着せたコスプレを吹き飛ばして全裸にする、ってのは本作の「脱がしたら勝ち」という法則を丁寧になぞってて見事だと思います。
 んで、サイバカツを食ったら衝撃で立てない。微妙に新しい話だ。脱ぐとかじゃなく、立てない。絶頂が過ぎて腰砕けとかそういうことなのかしら。それでもソーマくんは何とか立ち上がって……というのも面白いですね。ソーマくんのポテンシャルは見せつつ、立ち上がるだけで精一杯なのでえりな総帥にお近づきになるのを止めることは出来ない、というオチ。勝負の結果えりな総帥をいただく、というのが自然で良い。飯食って立てなくなるのが自然かどうかはさておき。

『ノアズノーツ』

 終わるんかい!! 終わらないと思ってた……。上半期総括記事で池沢先生のこと「3作連続で早期打ち切りにならなくてスゴイ」とか書いちゃった気がする。うへぇ。まさか次のジャンプで終わることになるとは。終わるなら『ジガ』と一緒じゃないのかよ。謎だ。
 謎なのはもう1つあって、ケツじゃない。『シューダン』『クロアカ』もそうだったけど、あれはもうちょっと話数あったからね。何なんだろうね。気を使ったのかな。打ち切りに優しくなったのかな。だったら『ジガ』が謎ですけど(そーいやあれもケツじゃなかったか)。
 本編。ノート拾ってなんかいろいろ種明かし、らしい。……いや、よく分かりませんが。さすがに急すぎて無理があったと思う。無茶な予定変更で終わるのが早まった、とか考えてしまうレベル。まぁ、「打ち切りなんだからキレイにすんの無理っしょ」と作者が鼻もじモード突入するのも別にアリだと思いますが(それも含めて打ち切りシステムが悪い)。
 謎解きはサッパリでしたが、とりあえずミライが意識的に第1話の再現をし始める、というのはすげぇ良かった。漫然と生きてた彼女が自らの意志で動き出す瞬間はどうやったって美しいです。第1話の時はハチャメチャという印象だった教授の登場も、今回は「王子様きたー!!」みたいな感じになったのも楽しいですね。
 あと、教授が最後の最後にメガネ外して云々。まぁ、鉄板ではあると思いますが、教授は割と脱着しまくりですからね。今回だけ取り立ててワーワー騒ぐのもアレなのかもしれない。とはいえ、メガネ主人公の作品の最終回の最後の最後に、ああいうメガネ演出があったのは嬉しい限りです。
 ということで終わり。22話でした。おつかれちゃーん。20話ちょいでの終了なので早期打ち切りと言って間違いはないんだろうけど、その前に『ジガ』が終わってるのであんまそういう印象もないですね。まだ22話なんだ、みたいな気もする。とはいえ、ラストの駆け足っぷりは近年の中でもトップクラスだったのかもしれない。マジでよく分からないまま終わった。逆に言うと、話としてはサッパリ分からないんだけど、最後の最後にそれなりの感動を持ってきた池沢先生の技量すごいって話なのかもしれない。「すべてを理解したミライが自らの意志で第1話の再現をすることで彼女の成長を描ける」という勝因があったから他の部分で無茶できた、のかもしれませんね。

『キミを侵略せよ!』

 池沢接待としてのケツ(多分)。
 柱に「弱点ばかりの男」呼ばわりされてて笑った。事実だから仕方ないんだけど。弱点多すぎだもんな。
 本編。山口くんを使ってハジメの苦手を聞き出す相場さん。「隠れるのそこかよ!」というギャグではあるんだけど、ちょっと「山口くん役得じゃない?」という気もしてしまいますね。逆に言うと、あそこで山口くんが「ぐへへエロい……」とか言い出さない雰囲気が本作の良さですよ。やっぱ本作にそんなエロはいらない(そういう派閥です)。
 新キャラ。むやみやたらに女キャラ増員しないのは偉いぞ(そういう派閥です)。忍者学校とか勢いでごまかすにも無理があると思うけど、「新連載」はちょっと好き。情報を無駄に詰め込みすぎてるw
 あと、何より彼は妄想キャラなんですね。妄想ですよ。大好物です。先日アニメ『ゆらぎ荘』で宮崎妄想を見て「思ってたより良い……」と恍惚の表情を浮かべました。自覚してる以上にワタシは妄想ギャグが好きなようです。
 甘納豆のくだりはギリうまいのかもしれないけど、食べ物での釣り方が雑すぎる……と思ったらその後高級納豆でフツーに成功してるので笑った。ワンクッション置かれたのが効いたぜ。
 会長がメインじゃないからだと思うんですが、会長フツーにおいしい思いしてる。フツーに作戦成功して、「あーん」にたどり着いてるじゃないか。いいのか。まぁ、肝心の「あーん」の描写がアップすぎたりして雑なので、そこらへんはうまく処理してるとは思いますが。
 んで、お弁当パクパクマンが誕生してエンド。多分……てか絶対だけど、あの後「ハジメは?」「追い払いました」「コロスゾ」みたいなことになってるよね。報われないギャグで終わらせるより、勘違いしたまま終わらせたのも良かった気がする。いい話風なルックが整ってるだけ余計に虚しさがあるというか。

次号予告

 巻頭カラーは『勉強』。超重大発表があるそうです。さてはあと5話で連載終了……(チガウヨ)
 まぁ、シンプルに考えるとアニメ化なんでしょうけど、『dr.stone』より先ってのが引っかかります。その順序は気にすると思ったんですけどね。まぁ、一応同期スタートで、その中では『勉強』のが先にスタートなのでアニメ化発表も『勉強』が先でもおかしくない……のか? 知りません。そもそもアニメ化じゃないかもしれません。
 アニメ化だとして、『dr.stone』は1期でどこまでやるとか想像しやすいんですが、『勉強』はちょっと分からないです。区切りっぽい話あったかしら。
 あと『アクタージュ』がセンターカラー。『呪術』の翌週。仲良いですね。
 あと、地味に驚いたのが金未来杯。来週から始まるそうです。しれっとエントリーNo.1とか書いてあった。あれ、いつも金未来杯って別に特集ページみたいなのなかったっけ? エントリー作品のリストアップとかあった気がする。来週あるってことなのかな。
 金未来杯は優勝しても意味ないみたいなことが毎回言われてて、それに対して毎回投票して優勝を決めるのも読者なら連載時に打ち切りまで追い込むのも読者だから悪いのは結局読者……と毎回ブログに書いてる気がします。今回も書いた。なので金未来杯は悪くないと思います。が、そういう判断を読者に任せすぎるジャンプのシステムはあんま好きじゃありません。「文句言うなよ」って言われてるみたいで好かん。

目次

 読者コメント。映画『ヒロアカ』観てきたそうです。ちょうど今のワタシだ。まぁ、それだけワタシが遅かったってことなんですね。入場者特典終わってたしw(残ってる劇場はまだあると思います)

表紙の小栗銀時のポーズをトレースしてて驚愕。本物の銀時より、2次元より足長い
(『銀魂』)

 さすが山田優

暑いから最近うどんもラーメンもパスタもスープも冷製ばかり食べています
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 ミウラ老師の食べ物の話は鉄板です。

紙を作るのはなかなか楽しいです。花とか混ぜても柄の紙になって面白いよ! <理一郎>
(『Dr.STONE』)

 やっぱ夏休みの自由研究意識しまくってる。

海外ドラマのプロデューサーマーティーさん達と会議&てんぷら。進行中です!!
(『ONE PIECE』)

 忘れてた、そうだそうだ、ドラマ化だ。マーティーさんがんばれ。

原稿中、愛猫が18歳で逝去しました。デジタル作画は泣いても原稿が濡れません
(『アリスと太陽』)

 涙で濡れないデジタル作画、めっちゃ良い話……って言い方悪いけど。絵が浮かぶというか、キラーフレーズすぎるでしょ。

杉咲花さん以外にも小松菜奈さん坂口健太郎さん戸田恵梨香さん(最強)が好き。
(『キミを侵略せよ!』)

 毎週柱に出てくるアレについてですねw バーサンちで出された饅頭うまいって言ったらバーサンの中で超大好き認定されて……みたいなすれ違いを感じる。

愛読者アンケート

 映画『銀魂』について。まぁ、そりゃそうか。よく考えたら映画やるのにスピンオフとかなかったの今だと珍しいですね。『ニセコイ』の時はきっと何かしらの企画……ないか。終わってるし。『BLEACH』がおかしい。
 あとは、オリジナルフィギュア企画について。毎号聞いてきたな。すごい。

総括

 ちょいと短めです。とはいえ、イレギュラーな企画がほとんどない号なので、もうちょっと短くてもよかったのかな。まぁ、久々のジャンプなのでいつも通りやるのも無理なんですが。

 今週のベスト作品。『田中』。
 『ボルト』は今回もよかったー、とか思ったんだけど、あいつはたまに出てくるから毎回新鮮に楽しめるけど、毎回新鮮に楽しんでるってことは新鮮じゃないってことですからね。ずるいぞ。なので新鮮さ、驚きの意味では『田中』。折り畳み傘がお気に入りです。

 今週のベストコマ。『ゆらぎ荘』より窓ガラスをすり抜けてくる師匠。あそこめっちゃ怖くありませんでした?? 「本作は心霊漫画だったのか!!」と123話目にして気づきました。

 最後に、今週のベストキャラ決めて終わります。こちらー。

  • ナルト 『BORUTO
    • めっちゃ出番多いので驚きました。作品タイトル間違えたのかな??とかそういうレベル。

gohomeclub.hatenablog.com

銀魂

銀魂

シュレック (吹替版)

シュレック (吹替版)

ノアズノーツ 1 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 1 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 2 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 2 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 3 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 3 (ジャンプコミックス)