北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年40号の感想

 台風がとんでもないですが、お元気でしょうか。

 ジャンプ40号です。もう40か。

背表紙

 2003年。うむ、非常によろしいかと。ワタシの世代も関わってるのかもしれないし、単に現代に近づいてきてるってのもあるけど、最近はもう「来年コレでいいんじゃね?」みたいな感じになってきましたよね。
 細かい変化でいうと、上部の「週刊少年」が2行になった。1行はちょっとギュウギュウな印象もあったので2行のが好きかも。
 んで、2003年の振り返り。暗い話題だと、SARSの大流行。名前が懐かしいですねw 笑えないんだけど。
 明るいニュースとしては、アーノルドシュワルツェネガーがカリフォルニア州知事に就任。明るいのかは謎です。『エクスペンダブルズ』での政治家イジリが面白いです。
 ゲーム。ソフトがどうこうというよりは、スクエニ合併が大きいでしょう。『ドラクエ』『FF』の対立構造で語られる2つが合併したので衝撃でした。
 映画。『マトリックス リローデッド』『レボリューション』が2003年。熱狂しました。ぶっちゃけ1作目より後ろ2つの方が好きです。あと、『ロードオブザリング 王の帰還』も2003。ワタシはこの頃「映画って『続く』で終わっていいんだ……」と価値観を改めました。後の『アベンンジャーズ』シリーズとかもろにこの系譜にありますね。それを理由に好きになれないって人少なくないみたいです。
 音楽。iTunesでの音楽配信が始まりました。廃盤がないので便利ですよね。基本はブツ派でも入手困難な曲だけ配信で、という人多いのではないでしょうか。
 日本の音楽。「世界に一つだけの花」、そして「さくら(独唱)」が大ヒットです。花、好きですねぇw 特に後者は後に桜ソングブームの元祖と言えるかもしれません。どこが最初かは怪しいんですけどね。前年に宇多田ヒカルSAKURAドロップス」、前々年に福山雅治「桜坂」ですので。
 後に桜ソングブームに全力で乗っかることになるケツメイシ。2003年はアルバム『ケツノポリス3』、シングル「はじまりの合図」「夏の思い出」「太陽」です。黄金期かな? 前年から毎年のように代表作と言われる曲が発表されてますね。ちょっとすごい。まぁ、おかげさまでファン以外からはこの時期の話しか聞きませんw まぁ、「夏の思い出」は良い曲だもんね。分かるよ。未だに全曲シャッフルとかでたまに流れてくるとあまりに良い曲なので感動します。
 ただ、ケツメイシ2003年の個人的なオススメは、アルバム収録の「1日」です。よく評論とかでケツメイシは、背伸びしない、日常に即した、とか言われることが多いんですよ。まぁ、その通りと思いますが、そういう面が最も濃厚に出たのが「1日」でしょう。簡単に言うと無駄な1日賛歌。日曜でも夏休みでも何でもいいけど、昼まで寝ちゃったり、興味もないテレビだらだら観ちゃったりして後悔することあるじゃないですか。だけどそういう日こそ大事なんでやで、という曲。どれだけ救われたことか……。

表紙

 『ONE PIECE』です。ルフィがハンバーガー喰ってます。マックの無料券がついてくるからですね。
 ルフィが喰ってるハンバーガー、尾田っち渾身の「おいしそうなハンバーガー」なのでしょう。豪華なハンバーガーって食べ方に悩みますけど、ルフィだったら大丈夫、というのも楽しいです。ただ、これ見るとマックのハンバーガーがとんでもなく質素に見える……

ハンバーガー無料券

 すごいよね。100円のハンバーガーが無料です。使えば今号のジャンプが実質100円引きです。
 あと、何気にこの無料券の『ONE PIECE』イラスト、描き下ろし? 描き下ろしと銘打たれてないけど、今回の企画にフィットした内容になってるので使い回しではない気がする。ポップコーンとかあるので怪しいか?
 あっ、ピクルス抜きでお願いします。

映画『ONE PIECE』新作決定

 2019年だってよ。断言はされてないけど「『FILM Z』『FILM GOLD』に続く」って行ってるので、『FILM』シリーズになるんだと思います。これで『麦わらチェイス2 3D』とかだったらひっくり返ります。まぁ、アニメ放送20周年らしいので、もっとちゃんとした奴でしょうね。尾田っち駆り出されるんでしょうね。これは観るなぁ。『FILM』なら迷わないなぁ。ジャンプ映画は迷ったり、観ないと即断したりが多いんですが、これは観る方の即断。『FILM Z』がめちゃくちゃ好きなんですよね。『GOLD』も良かったが、まぁZ先生には敵わないかな。
 今までの映画がリストアップされてますけど、しれっと細田守がいるの笑えますね。いろいろやってんなぁ。

HUNTER×HUNTER』新作アプリゲームのおしらせ

 グリードアイランド2だって。ちょっと面白そうw やだー興味あるー。『ONE PIECE』の映画とは逆に、勝手にやってる感がとても良い。

読者プレゼント

 曲芸師がテーマ。だけど、多分ピエロということでマックネタなんじゃないですかねぇ。全世界のピエロ恐怖症に多大なる貢献をしたと思われます。世界三大ピエロは、ジョーカー、ペニーワイズ、そしてドナルドマクドナルドでしょう。怖い。信じられないけど、昔はドナルドマクドナルドが鎮座し続けるベンチが置いてあったりしたんだぜ。怖い。

ONE PIECE

 巻頭カラー。カラー扉。テーマはハンバーガー……ではない。夏の思い出って感じですかね。9月一発目にふさわしいと思います。一味のそれぞれが夏っぽいことやってますが、ワタシはどれもやってません。ワタシの夏はひたすらバテてました。ある意味こっちのが夏らしいからな。負けてません。
 てか、ジンベエはやっぱいない。
 本編。お菊を助けるためにルフィが土俵入り。横綱のクズっぷりが強調されてるけど、地味に女が土俵に立ってる件には触れないのが良いですね。尾田っち偉いぞw
 相撲。ルフィは空飛べるから話にならない気もする。まぁ、ルフィの性格的にそういうことはしないだろうけど。
 過剰に伸びた腕での一撃。ちょっとこれワポル戦思い出しますね。このままお菊の回想いくのかと思っちゃいました。
 腕伸ばしたまま的のつっぱりを避け続ける絵面はなんか笑えます。伸ばした腕狙えばいいじゃんって思うけど、土俵際だとそうもいかないのかな。ただ、ルフィがジャンプしてる絵があって、これはおかしい。ジャンプしたら腕に引っ張られて土俵から落ちるのではないか。まぁ、後ろに引っ張られるのを計算して前にジャンプした、とか考えようもありますけど。

Dr.STONE

 先週の感想書き忘れだけど、クロムが困った時の汗頼みって展開はマグマ戦のメガネ発火作戦と同じだったんですね。足りない知識は根性(汗)でカバーするのがクロム流。
 本編。ナレーションの「1秒」に対してクロムが返事するの、あんま好きじゃない。演出として決まることもあるのは分かりますが、前回の「千空と同じ科学にたどり着いた」からナレーション都合よすぎないか??と懐疑的になってるので、今回は乗れない。
 下っ端は落とし穴を破くのが怖いので走れない、けど1人だけ怖くない人がいて……のロジックは面白かったです。逃げられてんのに落とし穴の心配するか??とか思わなくもないですが、ボスキャラの登場演出としてかっこよかったと思います。
 肺炎は笑った。ゲイの男性にレイプされそうになったら「実はエイズなんだ」って言え、そうすれば見逃してもらえるっていうのと同じですね。そっから「俺もだ」と返されて涙目、までがテンプレート。好きなジョーク(都市伝説?)。
 肺炎の血で毒霧はやばい。効果ありすぎでしょ。単なる目潰しにもなるし、動揺ハンパない。1秒どころじゃないですね。
 んで、血のネタバラシ。ハッパを2つ噛み潰すと赤くなる。えっ、どういうこと? 水の量がおかしいんですけど。ツバってこと? 漫画的な誇張があると考えてもゲロとかじゃないと納得できない量だと思うの。しかも、ポリスメン相手に2連続で吐血してるからツバ溜めるって案も苦しい。途中で喋ってるし。仮に自在にゲロを吐き出せるゲロポンプ人間だったとしても、あの量の水(のゲロ)が一瞬で赤く染まるってのも少し疑問です。
 川に追いつめられて、殴られて川に顔が沈んだ後に吐血、口元をゆすぐフリして2発目の水を補給……だったらまだ納得できる。まぁ、一発目の吐血はどう考えてもクチいっぱいの水でも足りないんですけどね。
 てか、クソつまんないマジレスすると、ツバくらいの量で良かったよね。殴られた後だとダメだから殴られる前なら血反吐だと思ってくれるよ。科学が絡むマジックみたいな部分なので、漫画の絵的なハッタリ重視すると普段なら気にならないようなレベルでも「いや無理じゃね??」と思ってしまう。

鬼滅の刃

 呪いとすら思った自らの身体を肯定される恋柱。先週は『アナ雪』言いましたけど、偉い人に認められるくだりはちょっと『X-MEN』っぽさもあるのかな。恵まれし子らの!!(ヒロアカ)
 しましまニーソのプレゼント。若干じゃないけど、下心があるからそれを感動的なものと見ていいのかは悩む。まぁ、まともな好意を向けられるってのも彼女の人生を考えたら感動的なのは間違いないか。
 死なずさんも特異体質。むむむ、ちょっと特異体質ネタが連発しすぎではないか。もちろん計算して連続させてるって見方もあるけど、強さの理由が特異体質ってのは本作の(勝手な)イメージ的にちょっと違う気がする。もうちょっと努力とか修行の賜物であってほしかったよ。一応五感ネタの味覚担当ってのは分かるけど、強さのパーセンテージが特異体質に偏りすぎじゃない?みたいな。他の五感キャラ、そこまで五感頼りじゃないじゃん。五感をベースに、程度じゃん。
 あと、単純に、鬼を喰うってのが生理的にビックリしてしまうというか。ちょっと友達になれる自信がなくなるというか。ちょっと人としての一線越えてる感。怖くない?

火ノ丸相撲

 センターカラー。人気キャラ投票の結果発表。1位は当然火ノ丸くん。2位は刃皇。ここまで4ケタ票。3位はレイナ様。納得しかないベスト3である。レイナ様がちゃんと評価されるのが嬉しいよ。4位は天王寺くん。ちょっと意外ではあるけど、大相撲編に入ってからの活躍を考えたら納得ですかね。
 驚いたのが5位、チヒロ。なんでや。高校勢トップじゃないか。ユーマでも部長でもないのか。ちなみに部長は6位。ハカセが8位で、ユーマが9位。ハカセ低かったなぁ。大相撲編にも出てるし、個人的にもめっちゃ好きなので不思議です。そして、ユーマが伸び悩んでてこれも謎い。チヒロがウケたことを考えると、過剰にネガティブでウジウジしてる面がウケなかったのかなぁ。あそここそがユーマの良さであり、本作が信頼できる所以とすら思うんですけどね。
 高校編で微妙だったのだと、久世くん13位。ラスボスなのにな。不思議だ。マジメすぎたり、完璧すぎるのが敗因ですかね。天王寺くんがめっちゃ人気なことを考えると。『dr.stone』の司枠になってしまった。
 ちなみに作者は20位、37票。低かった印象。目次コメントとかでかなりキャラ立ってるんですけどね。まぁ、投票やるのが遅かったから、キャラの数が多くなりすぎてる、ってのは関係あるかもしれません。
 マイナー票。解説親方が分からない君に勝ってるので笑った。なんでやねん。親方もう引退したやろ。

 本編。作戦会議。ユーマが相変わらずネガティブな発想してるので笑った。そんなんだから人気低かったんやw
 チヒロ兄。塩まきがお馴染みのパフォーマンスになってて、解説席からの評判が最悪。どの世界にもこういう人いるんだろうな、みたいな妙な説得力を感じた。いや、相撲はかなり厳しい世界だから実際にいるかは知りませんけど。
 高校時代の友達のアドバイスが役に立たない、火ノ丸くんもそれを分かってるってのが良いね。プロの世界はそんなに甘くないですね。チヒロがかろうじて参考になりそうな感じあるけど、あんま理論派なイメージもないし。素人のアドバイス、それ自体は役に立たないけど、アドバイスをくれたこと自体が火ノ丸くんの活力となって……というのは良い。1人だとクソザコという件とも繋がりますね。
 ラストの友情パワーはよく知らんが『キン肉マン』ネタってことでいいんだろうか。全然知らんけど、波動を感じる。
wpb.shueisha.co.jp
 そんな対談記事。川田先生が相撲にハマったきっかけが朝青龍と言ってて興奮しました。やはり刃皇ってドルジ……

『呪術廻戦』

 GIGAでの短期連載(前日譚)がついに単行本化されるそうです。おっそ。これで本作がヒットしなかったらどうするつもりだったんや。てか、本作が連載始まる前に単行本にしとけよ、って話ですよね。
 本編。ママ死んでるー!! つれぇわ。
 業務報告を読むだけでその後の順平の行動がうっすら見えるのが良いですね。妙に冷静な対応してるのが逆に怖いっていう。
 イタドリとナナミン。 “子供であるということは決して罪ではない” 。ここでの大人、子供ってのは人を殺したことの有無ですね。順平との最後の会話とも奇しくも通じます。外的な圧力によって順平はなかば強制的に大人にさせられる(させられそうになる)。それを子供のイタドリが止められるのか、というドラマなんでしょう。こういう構図を作るのうまいですねぇ。非常にワタシ好みです。
 読書感想文コンクール。夏休み明け意識しやがってw
 マジレスすると、この順平のストレスが爆発する場としての表彰式。これ絶対『キャリー』意識してるよね。まず間違いなく『キャリー』のプロムを踏まえてる。ただ、それならもうちょっと順平へのストレスをこの場で与える形にすればよかったのに……とは少し思う。豚の血を浴びる的な何か。まぁ、順平の場合は明確に救わなければならない対象(主人公は別にいる)ので、そういう兼ね合いもあるんだとは思います。

『アクタージュ act-age』

 なんでウルトラ仮面おんねんw 弟妹が喜ぶのでよくない。
 そんな弟妹がウザいかどうか問題。なるほど、綺麗事として「そんなワケあるかーい!」とキレる係としてのウルトラ仮面ですね。別にキレるのはそれでそれで正しいんですけどね。損な役割やってるけど、あそこでキレるのは至って正しいですよ。むしろ偉い。
 んで、実際問題、ウザいと思った日はある。シングルマザーあるあるみたいな話になってて笑った。いやシングルに限らず育児ノイローゼか。家庭をほっぽりだしてどっか旅行に行きたい、ってのはよく聞く話ですね。ひどいようだけど、それはそれで至って正しい。言えない圧力の方が怖い。
 んで、ウザがりつつも救われてる。ぶっちゃけ、これだけ切り取ってしまえば、クソよくある話です。別に面白いことでもない。それを役作りという話を土台にすることで独自のオモシロが生まれてるんだと思います。ぶっちゃけ「あっ喰うってそれで終わりなんだ……」みたいなズッコケも少しありましたけどね。ヨナギに特に被害がなかった。泊まりもしないし。フツーの取材でしたね。
 アラヤと天使のすれ違いがバトル漫画チックで面白い。やっぱ本作の強みはココですよね。徹底的に少年漫画のメソッドを取り入れてる。メソッド演技は死んだのにな(しつこい)。
 あと、天使来訪時の “えー「嘘」とか「なぜ」とか2人共ひどいなー” という発言が奇しくもアラヤの話と重なってのは面白いです。まったく別のタイプの役者ではあるけど、頂点に近づけば近づくほど共通する部分は多くなるんですね。

ハイキュー!!

 センターカラー。スイカを食す。ケンマが食べる前にスイカの種を除けてるのが良いなぁ。めっちゃケンマっぽい。嫌そうな顔してるのも良い。種めんどいよね。すげぇ分かるわw
 本編。ドッグランわろた。そんなドッグランブロックに引っかかるのは分かった上で、日向がブロックアウト。初読時、ただのアウトかと思っちゃったけど、読み返したらちゃんと指に当たってましたね。ちゃんと日向が相手の手を、指を狙ってる描写もしっかりあって、日向ウゼェェエエエエってなりますw(ツッキーの気持ちが分かる)
  “生き物にサンキューかよ” わろた。てか、この世界の住人がその件に言及するのアリなんだw ダメでしょ。人名のダジャレシリーズに指摘入れるの。そんなこと言い出したら白鳥沢もアウトやぞ。

約束のネバーランド

 ガシガシ時間が過ぎていくのでビビる。もはやダイジェスト的な印象すら湧くレベル。実際はこれから始まる本題に向けての土台作りってことなんでしょうね。今やってるのは説明でメインではないのでサクサク進めておk、みたいな。
 エマが精神世界にイン。まじか。これまた驚いた。本作こういうことやるのか。徹底して即物的に進むと思ってたんですが。個人的な好みでいうと、あんまこういう精神世界、好きじゃないんですよね。ヘタな作品が雑に扱ってるイメージがどうしても強くて。まぁ、本作は大丈夫という信頼も当然あるんですが。
 んで、残り時間が設定されてエンド。次回予告では「時を越え物語は新展開へ…!?」だって。えっ、まさか時制が飛ぶの? ちょっと最近話が飛び飛びになってる印象あるので、一気に数ヶ月、年とか飛んでも不思議じゃないかも……みたいな感じはある。あるけど、思い切りよすぎてやっぱ驚くよ。

ぼくたちは勉強ができない

 英語の勉強が単語カード……。もうそういう勉強ネタには興味ないのかしら。不安になる。
 レッツゴーオープンキャンパスの巻。唯我が鬼畜で笑える。
 そんなオープンキャンパス。フツーにイチャイチャしてる部分が多いので、別に今までのうるか嬢でも出来たような話ですね。せっかくのブーストがかかったのに、いつものイチャイチャして終わり、みたいな話でしかなかった。大学行って何が起こるわけでもないし、失礼な言い方を承知で言いますけど、別に本話がなくても次話を何の問題もなく読める話。先週のは本作のすべてが一変するレベルの大事件だったと思うので、その続きと思うとあまりに波風がないというか。まぁ、「期待しすぎ」という話なんですがw

『血液ヌル』天願真太郎

 金未来杯No.2。どうやらテンガンは本名らしい。マジかよ。二つ名タマミツネかと思った。
 あと、GIGA連載してたらしいです。フツーに評価はされてる新人なのね。
 あと、作者紹介ページのフリーイラスト。可愛いマスコットキャラ大集合なので驚いた。今回のエントリーの中で最もバトル漫画してる作品になると予想してたんですが、まさかの可愛い系。そっちが武器なのか。驚いた。……というか、相変わらず見る目ねぇなぁw

 センターカラー。カラーということで、血液ネタがよく分かるので良いと思います。赤い部分が全部血液ってことですね。モノクロの本編だとどうしても分かりにくい部分なのでカラーが見れるのは良かった。
 本編。地球侵略の理由がエコテロリスト。サノスやないか……。指パッチンで半分こ。本作みたいにウザいからとりあえず殴っとく、とならないことを祈ってます。『アベンジャーズ』の次回作。
 やっぱ思ってたよりもバトルじゃない。そもそもバトルが最後までない。それまでは可愛いマスコットとかキャラの魅力で押し進める感じなのかな。まぁ、そういう面は前回のよりもうまく行ってると思います。前回のはキャラの魅力が弱かったからなぁ。あと、ギャグ。
 やたら詰め込まれた設定の説明がかなり長いんだけど、まぁ、ギャグで嫌な感じは緩和されてると思います。1回戦うだけなのにこんな大きな土台にしてどうすんの……とか思わんでもないけど、まぁそれはジャンプの読切全般に言えることですし。
 んで、ヒロインのおじいちゃんが宇宙人。誘拐&入れ替わりとか意外なほどに宇宙人モノの定番を押さえてますね。これは好感。まぁ、「あんな同情の真ん中にデカい機械置いてよくバレなかったね?」とか思いますけど。
 サソリシッポ。うわ、『ドラクエ10』ver.3の某ボスキャラみたいだ。名前出すとネタバレになりますけど。『ドラクエ10』と違って、体は人間の状態のまま戦うってのは良かったと思います。多分だけど、宇宙人全開になったらデザイン的にショボかったと思います。『ドラクエ10』も正直……。
 終わり。バトル以外の部分が良かったです。まぁ、バトルもハメ技で勝つってのは好きです。忍者らしいというか、省エネというか。設定がゴチャゴチャしてて考えるのがめんどくなったのは内緒です。まぁ、特に把握しなくても全然読めるんですけど。

『キミを侵略せよ!』

 宇宙人再びで笑った。てか、掲載位置が異常に高い。どうしたんだ。同期は今週終わるってのに。宇宙人ネタを続けたかっただけなのか。
 本編。話は非常に終わりそうな雰囲気がビンビン。簡単に言うと「さようならドラえもん」ですね。後ろの方でコレやられたら、「来週終わるのかな……」ってなるけど、こんな前の方でやられるとねぇ。謎い。どっちだ。
 んで、別れの挨拶を順繰りに。山口くんとのくだりが意外とシンプルでちょっと感動的ですらある。男同士でそんなしんみりせず、簡素なんだけど、絶対言葉以上の思いあるよね?みたいな奥行きを感じる。
 アスマくん。こっちは対照的に付き合いが非常に浅いんだけど、浅いが故の悲劇。アスマくんにとって数少ない友達が……って感じですね。 “来なくていいからっ!!” のくだりは笑った。可哀想すぎるw
 火星人。会長。ここは完全に本番(相場さん)に向けた予行練習ですね。カムアウトするべきかどうかを試してる。話の流れとしては納得できるけど、冷静に考えるとちょっとひどい気もしますねw 踏み台かよ。
 宇宙人だろうとハジメハジメだから無問題、と会長。からの相場さんの言い分がまたちょっと変わってて面白かった。ハジメ“友達の宙島一と宇宙人の宙島一は違うの?” って言い分は完全に直前に言われたことを踏まえてますよね。んで、相場さんは、ハジメだったら何だっていいではなく、ハジメも好きだし宇宙人も好きなので両方だったら最高やんけ。まぁ、その通りだし、そのまんまなんだけど、流れで聞くと結構感動しちゃいますね。地味にうまい。
 カムアウトして終わり。アオリにあるように、このカムアウトは「告白」なんですよね。あっちの告白のメタファーと見てもいいと思います。まぁ、そうだとすると相手がこちらのことを好きだという確証を得てから告白してるのが男らしくないんですけどw まぁ、気持ちも分かりますけどね。慎重にならざるを得ない案件ですし。
 んで、来週、最終回になるのか、「帰ってきたドラえもん」になるのか、楽しみです。

僕のヒーローアカデミア

 宍田くんへの “暴れろ!” は『アベンジャーズ』の名シーン思い出しますね。おそらくあの映画で一番気持ちいい場面だと思います。もちろん長回しの場面も良いんですがー。
 梅雨ちゃんのベロ拘束がエロい件。クチまでベロを這わせるのはさすがにエロが露骨すぎるだろ……と思ったけど、対象の能力を防ぐためにクチは必死なんですね。とはいえ、あれは刺激が強いわw
 んで、再び性的ニュアンスが妙に強い梅雨ちゃんの能力でエンド。あれのどこがカエルっぽいのか分からないんですが、そもそもカエル知識が足りてないのであった。

ブラッククローバー

 空気魔法かっこよすぎない?? やばい、完全に魅了された。あんなんかっこよすぎでしょ。男子が大好きなやつや。あんな武術っぽいモーションからの飛び道具とか憧れないわけがない。波動拳だし、かめはめ波でしょ。サイッキョ。
 個人としても最高なんですが、炎と空気という組み合わせも面白いですね。相互に関係してるのでどっちが勝ってもおかしくないというか。相性でいえば五分なんじゃないでしょうか。もしくは互いに弱点。
 んで、兄上参上でエンド。一瞬「アネゴレオンきたーやったー!!」とか思ってしまったのは内緒です。炎で一番頼もしい印象があるのアネゴの方になってたw

銀魂

 残り3回。ここにきてマダオ。花野アナがツッコミ役として素晴らしいですね。マダオ回ではあるけど、意外とマダオのワンマンショーではない。特に後半になるにつれて花野アナの比重が大きくなっていく。マダオと花野アナの心の交流がメインになってますよね。当然ボケツッコミという交流でもあるんだけど。
 しかし、花野アナ、ひどい名前だ……と思ったけど、この世界にはもっとひどい名前いるから笑える。むしろ可愛い方だわ。

食戟のソーマ

 海。夏休み終わったばかりなんですけどw まぁ、今年の夏は暑かったので時間ずらして海行こうぜ、という『食戟』作家陣からの優しい提案なのかもしれない(チガウヨ)。
 お題は海の家。十傑はさらにハードな特別メニュー。例年十傑はこういうことやってたそうです。なるほど、だから先代の十傑あんな仲良さそうだったのか……。悪役にしてはチャーミングすぎたよな。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉のスズツキ可愛すぎない? 何あのポーズ。たまらんものがある。
 本編。仲居さんアウト。東京に1人メイド服着て気絶したロリいたら危ないだろ……と本気で心配しましたが、スズツキが何とかしてくれるのかな。いや、扉との整合性が……。時間軸がちょっとずれてるとか考えれば何とか?
 グラサン転送術の彼女、今日も優しい。ギャラリーの保護は万全。そして、舞台は異世界なので好きに暴れて大丈夫。もはや『ドラゴンボール』とかそういう土台作りである。こういうくだり『ドラゴンボール』だと頻出ですよね。なんでやw
 天孤の説明。相変わらず設定が妙に凝っておる……。個人では強くないので術を磨いたり、数を増やす。この小手先感、誅魔忍も見習うべきなんじゃないでしょうか。コンセプト的にはかなり近いものがあると思います。
 んで、分家を増やしすぎた結果、情報の漏洩。そのためアンチ魔法の霊装結界が敵の手に渡り、術頼りのバトルスタイ的に相性は最悪。勝てるわけがない。設定が細かいよ!!……ただ、この細かい設定が戦いの決着に繋がってくるから見事ですね。アンチ霊装結界が敵の手に渡ったので負け確と思わせておいて、「そもそも天孤の技術なんだから天孤なら解除も出来るっしょ」と落とす。う、うまい。納得である。しかも、グラサンと連絡取り合ってた件までロジックとして利用するからすごいよな。バトル漫画が本業じゃないんだから、ここまで丁寧にバトルロジック組み立てなくても……と思うんですけどね。謎にうまい。
 戦闘力の数値化。ここでもバトル漫画あるあるみたいな展開。ミリアちゃんが思いの外弱いので笑った。可愛い。数値化してインフレをオープンにしたのはひょっとしたら「もうここまでのバトルはやらない」という作者の所信表明なのかもしれませんね。
 んで、決着。術でハメ殺すので勝負は一瞬。呑子先生の時はパワー同士の対決でしたけど、今回は明確にコンセプトが違いますよね。単純な繰り返しになってなくて良かったと思います。飽きない。
 そして、師匠の動きを完全に封印することで、次なる展開に繋がる。前に師匠が自覚してた「話したら好きになっちまう」の件ですね。そこを拾ってくるか。相変わらずうますぎる。各展開の連結がどうかしてる。
 記憶は消えるが、術は使える。人格は普段の幽奈さんに完全に戻った風でしたが、じゃあ元に戻る必要ないですよね。どうなってしまうんや。みんなを元の世界に戻すために、記憶が消えた演技をした可能性もなくはないけど、それはそれで辻褄が合わない気もする。
 んで、幽奈さんと師匠で謎を解き明かしに行く……いや、グラサンも一緒か。マジかよ。あの人どんだけ出番あるんだ。もはやゆらぎ荘メンバーよりも大事になってきたw

『アリスと太陽』

  “やっぱかわいいってかっこいいな!” というセリフなんか好き。具体的に説明は出来ないけど分かる。
 んで、アイドルちゃん優勝。特に審査員の心理戦みたいなのもありませんでした。ぶっちゃけ太陽たちが成長するとかそういう要素は皆無だったと思うので、唐突に終わると「何だったんだろうな……」という虚無感。先週の審査員がどうこうってのは面白かったけど、広い目で見ると物語とは関係のない部分だし。夢から覚めてしまった感。
 んで、まさかの転校展開でエンド……なんだけど、『勉強』掲載ページの柱で「まさかのしのんが部室に!?」という次号予告を読んでしまってたんですよね。ネタバレすんなよ。マジやめてほしい。頭おかしいでしょ。くそぅ、筒井の野郎……(チガウヨ)

田中誠司

 社長がんばる。のび太が立派になったらつまんないでしょ、と『ドラえもん』だったら思いますが、まぁ本作はバトル漫画ですからね。彼のキャラクターも考えたらこうなるのは必然というか、そりゃそうだ的な納得はあります。まぁ、のび太も将来社長になるはずだったんですけどねw
 ロボ部のモブたちはちょっと笑った。一変してしまった日常がなんか楽しい。ニセゲンナイも懐かしくてクスッときました。
 社長がネコ型ロボットに泣きつく。ドラーえもーん!!(カメラが上空に)(そしてオープニング曲)
 ひみつ道具はお腹から出してほしかったけど、背中からスーツが出てくる。スーツってのは良いですね。学ランからスーツってのは大人の階段感ありますし、本作のビジネスマンモチーフってのにも一致しますし。戦闘服の特殊機能の説明って個人的に大好物です。なんかワクワクする。ナメック星でクリリンと悟飯が着替えるとこも好きです。
 「絶対遵守」と書いて「コンプライアンス」と読む。ダジャレ的なネーミングもなかなか決まってるじゃないか。本作なんか好きになってきたぞい。
 スーツがスーパー機能すぎるので本体が振り回される。ちょっと映画『タキシード』思い出しました。ツイート検索したら1人だけ同じこと言ってる人いたので安心しました。『キャリー』もいたよ。てか、『タキシード』意外と好きなんですよね。ハリウッドジャッキーの最高傑作とすら思ってしまうレベル。もちろん『ラッシュアワー』とかも良いんですがが、ジャッキーのコミカルアクション性が遺憾なく発揮されてて好きなんですよねぇ。

『紅葉の棋節』

 最終回。終わるんかーい!! 全然予期してなかったので驚いた。16話か。20弱って感じなのね。フツーにケツ。
 本編。本作の中でもかなり専門的な話をしてる気がする。盤面を細かく見せてる。チンプンカンプンなんですが、せっかく監修ついてるんだからってことなのかな。ぶっちゃけイメージと勢いでごまかすくらいだったらチンプンカンプンの方が好きです。
 いや、マジで盤面とドラマが連結してるのかサッパリ分からないんですけどね。連結してたらすごいなぁ。将棋漫画として面白いと思います。ワタシは分かんないので断絶してますけど。
  “みーんな秋に紅葉黄葉する名前なんだよ……” 今週の『ハイキュー』でもそうだけど、それ言っちゃダメでしょw こっちはダジャレだと割り切って読んでたのに。『ヒロアカ』で「相手の名前からして個性は○○やな……」って推理するのと同じくらいダメだと思う。
 んで、3年後。師匠が竜王になる。髪切ったのか。中学の時の再現ってことなのかな。初心を思い出す的な。初回にも言ったけど、師匠の勝負服がセンターカラーかなんかで見たかったですw 叶わぬ夢じゃった……(まだ単行本があるか)
 てか、3年後の同期たちのワイワイ感、かなり良いですね。こういうの個人的にすごい好きです。部室内がきれいにボケとツッコミで二分されてる感じもいいし、そこに師匠が飛び込んでかき乱すってのも良い。意外とキャラ萌えも強い作品だったんですね。
 ということで終わり。おつかれっしたー。ちょうど今将棋の映画やるじゃないですか。あれの予告がものすごいポジティブな感じで溢れてて、将棋が好きでそれだけで奇跡を起こす、みたいな感じのこと言ってて「オレは『紅葉』みたいな陰鬱な方が好きだな……」と思ってました。陰鬱って言ったら聞こえは悪いけど、そういうめんどくさい、単純な愛じゃない部分すごい好きでしたよ。不安だったらラブコメも、学園要素も全然なかったし、余裕で好きな作品でありました。あざっしたー。またー。

次号予告

 巻頭カラーは『約束』。2周年だそうです。キャラ投票の結果もやるよ。まぁ、無難な感じになるんじゃないですかねぇ。遊ぶ余地とか偏狭的な人気キャラもあんまいない気がする。シスターくらい?
 あと、『呪術』がセンターカラー。すご。アホみたいに連発しておる。『アクタージュ』はどこまで付いてこれるのか。セットっぽい扱いされてるので次次号カラーもあり得る。
 あと、手塚賞準入選の読切も載ります。金未来杯より面白かったらどうしてくれるんや。

目次

 読者コメント。台風に対するコメントが優等生すぎるので感動した。あと、ペンネーム「ジョウチャン」がなんかすげぇツボ。お嬢ちゃん、じゃなくて、嬢ちゃんなんですね。なんか良い。

ここで真面目な話をしたら、ちょけた誤植ルビをブッ込まれたのでもうしません。
(『呪術廻戦』)

 ゴウリキーってボケじゃなかったんか……
 ちなみに、担当が編集部コメントのところで謝ってます。

マガポケで銭湯仲間ズラチー先生の「フェチップル」が連載開始!中毒性あります <タツヤ>
(『アクタージュ act-age』)

 偶然読んでるので驚いた。惰性で読んでる。

よもや、モブキャラのつもりで描いてた山口も大好きなキャラになるなんて……!
(『キミを侵略せよ!』)

 山口くんの魅力に気づかず描いてたとか節穴かよ。

またここで出会えるようにお互い頑張ろー!!里庄先生一先ずお疲れ様でした!!
(『ブラッククローバー』)

 田畠先生はGIGA連載版の頃から律儀にコメントしてるので愛の深さを感じる。

ウチの仕事場取材記事で気付いた。俺首にタオル掛けっぱなしだったのか…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 オッサン写真が掲載されても負けずに可愛いミウラ老師コメント。強い。あれ『ゆらぎ荘』のタオルだったと思ったので、わざとだと思ってたw(もしくは担当とかの指示)

学生時代の友達一同で飲み会。附田・佐伯両先生と再会(なんと実に3か月ぶり)
(『アリスと太陽』)

 こ、こういう繋がりがあったのか……。新連載時にミウラ老師がコメント出してたので『紅葉』(将棋ではない)手伝ってた説もまだあると思いますが。

雷のためPCの電源まで抜いて作業中断…その直後一瞬停電!今年最大の神回避
(『田中誠司』)

 危機察知能力すごいw
 一瞬ノーパソは停電関係ないやろ、とかのんきなこと考えちゃいましたが、仕事用はそんなわけないか。

愛読者アンケート

 ハンバーガー無料券について。買うキッカケになったかどうか。そこに「無料券に関わらず普段から購入している」があったので良かった。普段こういう質問の時、ないんですよね。その企画にどんなに好意的であってもジャンプを買うキッカケにはならないので悩ましかったです。

総括

 15kしかないぞー。やったー。みじかーい。そして、火曜更新ですよ。すごく嬉しい。満足です。

 今週のベスト作品。『呪術』かな。『キャリー』展開はアガります。
 次点は読切で。『紅葉』もか。

 今週のベストシーン。『侵略』より横たわる会長です。横たわってるのを横向きにしたカメラでとらえたショットですね。感想で書くの忘れてたけど、あそこめっちゃ良いよね。色っぽいというか、何とも言えぬ美しさがある。そっから正常の角度で、引いて見てみるとあまりに情けない姿で……というギャップも良かったです。

 んで、最後に今週のベストキャラ決めます。次点ないです。この人しかいない。

  • ランドール副団長 『ブラッククローバー
    • 武術っぽい所作から繰り出す空気魔法かっこよすぎるっしょ。マジ魅了されたわ。『ブラクロ』の格ゲー出たら持ちキャラにしたいレベル。

gohomeclub.hatenablog.com

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