北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

コミックメガストアα 2019年1月号の感想

 先日ジャンプを買いに本屋に行ったらたまたまコミックメガストアαの現物を見かけました。ゼロスもそうだけど、想像以上に分厚くて驚きました。電子版だとあの衝撃は味わえませんね。

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コミックメガストアα 2019年1月号

コミックメガストアα 2019年1月号

「表紙」丸新

 あまりの肉体の迫力に忘れそうになりますが、振り袖ですね。新年だ。やっぱ季節感ある作品はそれだけで良い。季節感のあることやってないからなぁ……。あと、個人的にはやっぱコンドームが好きです。この後やるぞ、という決意みたいな感じで良いですよね。女性から差し出すタイプのゴムも好きです。

『ことばたらずとおもいこみ』ミツギ

 フルカラー8ページ。笑った。徹底的なディスコミュニケーションがすごい。恋人だから言わずとも気持ちが分かる……なんてことはなかったw 彼女はキスを求めてるのに彼が暴走。もうほとんどレイプだし、見方によっては恐怖すらあるんですけど、このカップルよく3ヶ月も持ったなw 暴走しがちな部分をひっくるめて好き、とかそんなんじゃないと成立しない気がする。オチも面白かったですね。何言ってもひどい解釈をする彼が最終的に行き着いた先。不安しかないが、今後この2人は大丈夫なのだろうかw

『シノビのビ 悶絶!魅惑の媚薬ヨガルンリンの巻』

 フルカラー8ページ。タイトルもそうだし、話もものすごい途中から始まる感じなのでもろに続編。たぶん。途中参加で面白かったのは「この子チンコあるんだ!」という驚きが味わえた点。正しい楽しみ方ではないんですが、個人的にはすごく良かったです。
 あと、修正の基準が分からないんですが、竿はモザイクだけど、玉は無修正なんですね。マジか。性器ではないという扱いなのかな。玉も好きなのでエロくないと言われてるみたいで違和感ありますけど、無修正なのは嬉しいです。
 先ほどの作品でも思ったけど、フルカラーの作品は吹き出しの中のセリフの文字にも色分けがされるので面白いですね。そんなところでも読者の印象に訴えかけてるんだなぁ。どんな効果があるのかとか考え出すと興味が尽きません。

『冥刻学園 胎動編 Comic edition』ブッチャーU

 タイトルがどういうことかと思ったんですが、ゲームがあるんですね。それの漫画版。紙版の雑誌だと本編の前後にゲームの告知とかがあるんだろうか。そっちも読みたいというか、ないと説明が足りない。
 短いながら話としてはミイラ取りがミイラになるタイプですね。記者が潜入取材したら異常な空間に飲み込まれてしまって……という。ほとんど主人公の記者の姿が描かれず、モノローグだけで徐々にミイラになっていく様が語られるのが特徴的だと思います。どんなゲームか知りませんが、主観映像っぽいのはゲームの表現を踏襲してるんだとしたらめちゃくちゃ面白いですね。まぁ、ゲーム本編とはこの記者は関係ないので特に見せる必要もない、という可能性もあるんですが。そっちな気がするw

『ぜったい懲罰!性欲解放宣言』ゆきりたかし

 リコーダーを舐めた人への懲罰として動画を撮ったら男たちが知恵を働かせて逆襲。男子生徒がみんな一斉に罰を受けにくることで数の暴力で形成が逆転する、というアイディアが見事でしたね。先生が絡んでくるので権力でねじ伏せてる感じもあるんですが、作戦として面白いです。やってることは変わらないんだけど、人数が変わることで優位性が逆転する。
 内容としてはかなり陰惨なことになるんですが、絵柄のポップさ、可愛さ、そして所々に入るギャグっぽい描写のおかげで不思議と行われてる内容ほどは重く、暗くなってないような気がします。そのバランスが独特でそれが本作の魅力なのかな。オチもカラッとしてて面白いですね。最後の1ページだけ急に雰囲気が変わるというか。

『先生たちの放課後』あかゐろ

 成績が悪いと先生がお仕置きを食らう。生徒がお仕置きを食らったり、ご褒美をもらう話って割とよくあると思うんですけど、それの先生版ってのが新鮮です。生徒とは違い、本人がいくら頑張っても結果を出すのは本人ではない、という部分が特徴的ですね。そのせいで意外なあの人が、というサプライズが生まれてると思います。最初、他の先生たちがズルをしたとかそういう予想もしたんですが、どうやら正攻法で頑張っただけみたいでしたね。なら、この制度は結果を残したと言えるのかもしれないw
 てか、『ぜったい懲罰!性欲解放宣言』とちょっと似た構造ですよね。意識しない方が無理だと思います。これは掲載位置狙ったんだろうなぁ。
 担任と副担任が罰を受けるんですが、描かれないだけで男の先生もエロいことされてるんですよね。そっちも見たかったかも。メインじゃなくてもいいから事後だけとかでもいいから。……ってこれは好みによるところが大きいか。

『汗かいてベソかいてエッチして』おじょ

 「↓ぐぬぬって久々に見たね」という枠外からの作者ツッコミ、こういうのすごい好きなんですよねぇ。ぐぬぬも久々だけど、この手法とるのも久々に見ましたよ。廃れてほしくない文化だなぁ。『ドラゴンボール』の「指が1本増えちゃった」とか大好物です。
 酔っぱらいに襲われるんですが、 “逆レイプしてコーフンしてんの?” と逆レイプしてることを自覚してるのが面白かったです。冷静さが欠片もない状態なのかと思いきや、自分のことを客観視できてやがる。それでも襲ってるとか最高やんけ。
  “昨日ヤッたコはもっといっぱいシてくれたよ?” でただの酔っぱらいではなく、元々ビッチであることが明らかになり、一転しますね。そっから主人公の逆転が始まるんですが、オチで笑った。あそこまで込みで襲ってきたのかなw 落差のありすぎるエピローグ1ページ、大好きです。右ページ終わりの作品の特権だよなぁ。

『ジェラシーな恋人』みしべハマタ

 なんだこれはw 特殊性癖が過ぎる。可愛らしい恋人とのイチャイチャから始まって楽しみにしてたら、とんでもない話が展開するので驚きつつ爆笑しました。
 要するに、これは寝取られもののエロマンガやAVを見てチンコギンギンにしてるような感覚に近いんじゃないですかね。屈辱感にチンコが元気になるけど、そんな状態でセックスしてくれる恋人がいる幸せ。この主人公は圧倒的な勝ち組ですよ。こんな特殊な性癖に付き合ってくれる彼女がいるとか、一生分の運を使い切っても得られるか分からないレベル。まぁ、彼女は彼女で、彼が興奮してる様を見て喜んでるのでどっちもどっちとも言えるのかな。まぁ、第三者からしたら死ぬほど羨ましい、で間違いないと思います。こんな特殊なデコとボコが合致することないですよ。
 寝取られ感覚って言いましたけど、あと他に連想したのは風俗店で説教する親父。あの「けしからん!(けどエロい)」という感覚もちょっと入ってるのかもしれませんね。人の業というか、人の欲望の奥深さ、複雑さを思い知らされる作品でしたね。これはすごいw
 あと、本作の特徴としては、トンデモが過ぎる性癖を持った彼氏の目線で語られるわけじゃない点。主人公、語り手は彼女の方ですよね。モノローグが描かれるのは彼女のみ。タイトルが既にそうですもんね。特殊な性癖を持つ彼の心理は直接言葉で説明しない、というのが本作の秀逸な点だと思います。野暮な作品、作家だったらこれを彼氏目線で描いて失敗するのでしょう。彼の心理、すなわち正解は直接的に明らかにならないのが良いんですよね。性癖の特殊さ、理解しがたい感じが最後まで残り、それが作品の奥行きとして魅力になってくる。

『厨房の女』ムサシマル

 ツイッターで見ましたが、再録だそうです。年末進行の犠牲者がこんなところに。こないだ失楽天にも載せてましたし、地獄スケジュールだったんでしょうね。まぁ、初見なので関係ないですw
 男っ気のないと思ってた女性が売りをやってる??という疑惑からのアレコレ。最終的に間違いだと気づくんですが、一度疑ってしまうとそういう目でしか見れなくなる、という人間の心理の面白さがありますね。そんな先入観があると、「私服エロくね??」と印象が引っ張られてしまう感じ、すごい分かるw
 これだけで充分面白いんですが、本作はさらに一歩踏み込んでくる。そんな噂に対して彼女の方が乗っかってくるんですよね。この複雑な心理戦が面白いです。金髪だからビッチが好き、という安易すぎる思い込みもめちゃくちゃ可愛いです。恋は盲目とは良く言ったものです。
 最終的に誤解が解けてハッピーエンド……かと思ったら彼女はやっぱエロエロで、というオチも最高。噂はウソだったけど、彼女がエロいという点においては正解だったの??という感じですね。もちろん彼への行為の現れもあるんでしょうけど。

『Love Massage』野良黒ネロ

 エロマッサージ。一大ジャンルですよね。エロマンガよりもAVの方が主流なのかしら。何となくなイメージだけど。健全なマッサージ屋に行った時にも、施術するのが同性の場合でもどこか性的な連想というか意識をしてしまう、というのは誰にも経験があるのではないでしょうか。他人が自分の肌に触れてきて、最終的に気持ちいいってやっぱそういうこと考えちゃいますよね。それをフィクションの世界で直接的に描いてくれるから、このジャンルは人気なんだと思います。個人的に男が受けに回る方が好みではあるんですが、日常から非日常への境が曖昧になる感じとかめちゃくちゃエロコンテンツとして魅力的なのは嫌というほど分かります。「変に意識したら逆に失礼だよね」という導入から徐々にエロが浸食してくるグラデーションは最高です。
 8ページの短編なので、2ページ目からいきなりおっぱい出てるのが勢いあります。雑かというとそんなこともなくて、そもそも本作は胸が大きくなったことが原因の肩こりでマッサージに行く話ですからね。いきなり胸への施術になる違和感は軽減されてると思います。
 あと、本作のポイントとしては、この店が「性感」を看板にしてる点。ゲスい店、ゲスいマッサージ師に捕まる話ではないんですよね。店側は何も間違ってないw 知らずに来た客の方がおかしいわけで。悪い人を探すとしたら主人公を誘った友人、もしくはその発端となった友人の姉かw

『淫雨に濡れて』DYTM

 前編。人妻が酷い目に遭う話なので「まだ終わりじゃないのか……」という落ち込みがありますね。ひょっとしたら救いが来るパターンもあり得ますが。Komifloコメ欄に作者がいらして、それ曰く前中後の3話になるそうです。劇中で娘に言及されてましたが、そっちにまで行ってしまうのか? こわっw
 家庭が浸食される話。エロがあればエロマンガになるからエロというジャンルは強いんですが(歌えば何でもミュージカルになる)、本来ならこれホラーですよね。こんなホラー映画全然ありますよ。主人公としては善意で招き入れたのに……というのが無情感あって良いです。主人公は襲われたのは偶然じゃなかった可能性みたいなのも示唆されるし、だとしたら悪意が濃いなぁ。デブの子だけ何も知らない感じでホッとする……かと思ったら彼も怪しいもんなぁw
 陵辱プレイとして気が利いてたのはネクタイを用いた点でしょう。幸せな家庭の象徴としてネクタイが機能してますよね。インテリなのが、上級課程なのがネクタイを通じてバレてたみたいですが、これが狙った反抗だとすると、あのネクタイに言及したのはコンプレックス、嫉妬の現れかもしれませんね。

『黒きオウガとお嬢様の護衛騎士』朝木貴行

 後編。ファンタジー世界の話なんですが、前編の冒頭からいきなりオウガに捕まろうとしてるところから始まるので潔いですね。世界や設定がどうこうではなく、護衛の女騎士が捕まって酷いことされる、という一点に特化した形。
 前編は一通りやり終わったらと思ったら「まだ終わってねぇぞ」となってエンド。後編はそのまんま地獄の続きとして始まります。マジで一点豪華主義という感じで面白いですね。物語的に何かが進行するわけではないんですが、明確に前編と違う点があって、それがお嬢様。後編ではついにお嬢様まで襲われてしまうんですね。あー地獄w ただ、これはお嬢様がエロに犯される話というよりは、お嬢様を守れなかった騎士の精神的な陵辱というニュアンスの方が大きいんじゃないですかね。騎士にとって最もつらいのは自身がエロの毒牙にかかることではなく、お嬢様を守れないことですよね。
 んで、最悪の一夜が終わって終了。なんだけど、すごい思わせぶりなエンディングだ。それまでは散々露悪的にやってたのに、最後になったら急に直接は描かず読者の想像に託してきた。すごいな。すごいギャップ。後編だから続かないってことだよね? あの本編からこのエンディングで完全終了って思い切ったなぁ。

『晴れ時々露出予報』NAZ

 気づかなかったけど、Komifloにあるタグ「幼児体型」なんですね。幼児とは言ってない。欺瞞だw
 とにかく、幼児体型の主人公が露出する話。水着の上にレインコートを着て町を歩く場面の絵面がなかなかにショッキングです。最初コートの下は水着という露出をしてる彼女の心理表現としてコートを透明にしてるのかと思ったんですが、単に透明なレインコートでした。マジか、丸見えじゃねぇかw
 当然のように悪い男に捕まってアレされちゃうんですが、その前におばちゃん?おばあちゃん?に見つかって心配されるくだりがあったのが良かったですね。たしかに、あんな幼児体型の子があんなことしてたらエロとかよりも心配って気持ちも湧きますよね。すごい納得してしまった。
 スーパーで直接的なエロになるんですが、飲み物売場の裏でやってるので、飲み物の透き間から見える?見えちゃう?? となるくだりが素晴らしかったです。バレるかバレないかの一線上が一番盛り上がるという露出の心理を踏まえつつ、スーパーという特殊なシチュエーションを存分に活かしてますよね。コンビニでもいいけど、ああいう飲み物売場に行くとき変なこと考えてしまいそうで怖いw

『ミルクまみれ』復八麿直兎

 第5話。母乳体質のアイドルとひょっんなことからエロい関係になる話。2人のアイドルを行ったり来たりしつつ本話は最初に出てきた方の子。本話の特徴としては、主人公が意識的に、悪意を持って彼女を責め落とそうとしてる点ですよね。今までは協力という建前があって役得という感じでしたが、本話では欲を出してさらに一歩踏み込もうとしてる。そのために性感マッサージの勉強を積んできた、という部分が真面目で笑える。その才能をもっとデカイいいことに使えw
 やはり本作の味噌はおっぱいマッサージですよね。ひたすら、ねっとりと胸だけを責め続ける。その後、一度本業のアイドルの描写が入るのが良いですね。彼女の社会的な立場を再確認させた上で、彼女が自らの意志で落ちていくという流れ。それまではあくまでも母乳体質の問題を手伝ってるという体裁があったけど、それが一気に崩れ去っていく。体裁がなくなり、本音を明かした上で、まだ落ちきってない、最後の一線の上でふんばってるのが面白いです。最後の一線の上で再び責めを受けるんですが、ちょっとした対決の構図になってますよね。おっぱい責めには何とか耐えたと思ったらトドメとして下の方の責めが始まって決着、というのがバトル展開としても面白いと思います。そして、彼女の方が完全に負けを認めたらいよいよ挿入。段階が丁寧にあるのが良いですよね。おっぱい責めで始まったことで、その先の引き出しが複数あるから展開として面白い。それに、挿入しながらもおっぱい責めは出来るのもクライマックスとして見事だったと思います。最後の最後にフタがはずれて母乳が流れるんですが、あのフタが理性の比喩ってことですね。おっぱい責めしかしてないとも言える作品なのに、いろいろ手数あってすごいです。

『オッドマン11』道満清明

 41話。体臭を消す香水の理屈がしっかりしてて面白かった。香水トリビアも入りつつ、問題の体臭を直接消すのではなくその体臭を利用することで香水が完成する、というロジックが良い。そして、よく考えると体臭が人糞扱いされてるw

『パイジャンガール』室永叉焼

 陸上部のエースに憧れてたら、彼女は顧問のオッサンにやられてて。いや、憧れるというほど主人公は純ではないですね。もうちょっとひねくれてる。
 そして、問題の2人に覗いてるのがバレてから作品の雰囲気が一変するが面白い。陰鬱としたただれた雰囲気だったのが急にギャグっぽくなるというか、カラッとするんですよね。彼女もオッサンに一方的に酷いことされてるというよりは、彼女もエロ的にどこかぶっ飛んでるので、引け目もないし、だからこそ主人公のことが参加することに大した抵抗もない。そこに主人公の性格の悪さが加わるので独特のバランスになってると思います。主人公は毒づきまくるんだけど、その攻撃が彼女には特別刺さってない感じとか面白いですよね。

『優しい先生』ぬくぬく

 ショタと優しい先生。2人のキャラクターが微笑ましくて最高ですね。どっちも違う意味で可愛い。ただ、先生の方が実はエロ的な強者で、彼女の方から積極的に一線を越えていくという意外性が面白いです。憧れの先生がエロくて最高……なんだけど、単に処理してほしいわけではなく、恋人が目的であって……というちょっとしたジレンマが素晴らしいです。エロいのは最高だけど、エロすぎるので肝心の話が一向に進まないw 改めて告白しようとすると、 “もう一回する?” と話を中断される感じとか笑っちゃいましたわ。エロくて興奮するし、最高なんだけど、けどちょっと待って!!みたいなもどかしさが楽しい。先生は優しいし、主人公のことを愛してくれてるのは間違いないんだけど、肝心の告白に関しての望みがどんどん薄くなっていくw 断る際の “先生はね みんなの先生だから” ってのが言い分がアイドルそのもので笑える。笑えるし、あれっ主人公以外ともやってるの?みたいな勘ぐりも出来てしまって怖いw

『かわいい妹をくださいっ』藤坂リリック

 先生から一転して友達の妹。大人の色気ではなく、無邪気さの中にエロを見出してしまう男の情けなさみたいな感じが面白いですね。
 可愛いの中にエロを感じてしまって、その当落線上で悩んでいたら明らかになる妹の真実。兄貴何やってんだよw
 そんな予期せぬ異常性によって主人公の中にあった最後の良心が崩れ去ってしまうんですね。最初から主人公には下心があったし、立派な人間とは言えないんだけど、最後の一線は守ろうとしてたんだけど、その一線を何も考えずに越えていた兄貴のことを知って馬鹿らしくなる。無情感ありますね。じゃあ気にすることないや、という吹っ切れる感じがすごいリアルだと思います。

『オナニーアシスタントが後輩』聖☆司

 タイトルがシンプルすぎて面白い。前回まではもうちょっと凝ってたのに。必要が情報が伝わればいいんだよ、という割り切りを感じる。1ページ目で事前説明を猛スピードでこなしていく感じとも通じる気がします。
 劇中で言及されてたけど、 “デリヘル呼んだら大学の後輩がきちゃって…!?” のパターンですよね。もう完全に同じ話で、もはやオナアシの設定とか関係ない気もするんですが、ここで見事なのは主人公がエロ漫画家で、アシスタントが事前にその作品を読んでいる点。作家が性癖を詰め込んだ作品を読んでるから、彼女には性癖が筒抜け。そこに知り合いという要素が加わるので、もう完全に優位性を失う。相手が年上だったらまだマシなんだけど、よりによって後輩相手に優位性を失うので、屈服感がより増しますね。前回とかもろに年上の魅力を描いた内容だったのに、今回はそこらへんを分かって後輩にしてますね。見事だと思います。それでいて挿入の直前に後輩が優しいことを言ってくるのも最高。あそこで完全に心も支配されるというか。

『オトナの真似しちゃダメですか?』いとうえい

 親戚の子と。タイトルにもある通り、背伸びする子供の心理が味噌ですね。男の方は子供扱いしつつエロに興じるんだけど、彼女の方はその扱いに不満があって……ということで彼女の方から一線を越える。越えるんだけど、まだ肉体的に無理があって。結局そのまま彼には勝てなかった……というオチにならないから最高。肉体的に勝てない彼女が唯一逆転する方法、それがオナホ。その手があったかw あまりに見事なので膝を叩きました。

『砂時計』clone人間

 第5話。前回はなぜか関係ない警備員にやられる話だったんですが、今回は本筋に戻ってくる。まぁ、関係ない人にもやられてしまうという不条理感ですよね。その惨めさを見られた上で再び、というのが今回。前回の警備員もそうなんだけど、主人公には無意識的に男を惑わす魔性のような雰囲気があって、というのが本作の面白いところだと思います。一分の隙も与えないほど彼女のことを一方的に責め立てるんだけど、途中で彼女の色気、魔性に男がちょっとやられちゃって理性を失い、優位性が少しだけ揺らぐ。それに気づいた主犯格の女が嫉妬して、というループが奥深いです。勝ち負けで言ったら疑いようもなく勝ってるんだけど、男たちが軒並み惑わされてるのを見てどこか敗北感があり、焦る様子が面白いです。焦るので、より激しく責め立てるようし向けるんだけど、余計に加速してしまって、というみんな負けしかないw

『たえちゃんとしみこさん』玄鉄絢

 第8話。友達、恋人、セフレ、という線の上で揺れる様が面白いですね。友達という答えを聞いて “じゃあこれ浮気じゃないよね” と返すとことかマジ最高。逃げ場がない。逃げ場がないということはそれが真実なのか? とか考え込んでしまうというか。

コアマガあほすたさんあほすたさん

 ギャル時代の話が衝撃的。いわゆる頼めばやらせてくれる子だったらしい。実在することも驚くし、漫画家が自分がそうだとカミングアウトしてるのも驚くし、何より驚くのはその実態。エロマンガに出てくるようなとにかくエロくて気持ちよさを追求する猛者とかでは一切なく、断ることが苦手な性格だっただけ。担当さんじゃないけど「断って」と叫びたいw 別にそういう人に頼んだ経験があるわけじゃないですけど、なんだか申し訳ない気持ちになるというか。ただ、その後の話を聞くとめちゃくちゃ良い子で、理想の筆おろしになったっぽいのでいろんな感情がグチャグチャになりますw とにかく、断って!!


 終わり。ネットアンケートはないけど、まとめ代わりに好きな作品を3つ選びます。まずは『ジェラシーな恋人』。個人的には優勝です。あとは『優しい先生』『汗かいてベソかいてエッチして』かな。面白かったです。
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