北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年06・07号の感想

 あけ、おめこ、とよろ。
gohomeclub.hatenablog.com

 年末にジャンプの年間振り返り記事書きました。いろんなランキング作ったので、ランキング以外の文章かなり少ないので、よろしければ。年間読切ベストで3連単を当てた人に100万円あげます。あげません。ラーメン奢るくらいならいいよ。

 それでは2019年始まります。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルト→トニートニーチョッパー→アスタ。
 イノスケじゃないとかふざけんな。さらに言うと『鬼滅』本編にイノスケ出ない方が深刻というか。前回出たじゃん……せっかくなのに……
 まぁ、「ー」は母音っていう経験は得た、というソーマくん的発想。今後「ー」で終わるキャラが出てくるかは謎ですが。
 とにかく、「タ」ですよ。『食戟』田所ちゃんが好きかなぁ。ただ、ここで問題なのはソーマくんが出てない件。主人公より先に脇役が出てくる前例は今のところありません。
 どうでもいいけど、「サ」と言えばサンジじゃないですか。ただ、フルネームルールに則ると「ヴ」じゃないとサンジが出れないんですよね。大問題だと思うの。

表紙

 合併号なので集合。『ボルト』はいません。ドンマイ。テーマは書き初め。書いた半紙を掲げるキャラとそうでないのがいるんですが、大きさ、スペースの兼ね合いもあるのかな。最近気になる『ブラクロ』のポジションなんですが、半紙なし。大きさ的にもその他扱いって感じなのかな。エマが憎い……(まぁ今号はあの子センターカラーなんだけど)
 面白かったのは『ゆらぎ荘』『勉強』。ハートマークという変わり種で勝負したんですが、まさかの被りw これは気まずいやつや。
 あと、炭治郎は顔に○×書いてて可愛い。こういう可愛いアピールたまにするよなこいつ。
 意外だったのは若手陣の健闘。『チェンソー』はよく見ると墨の代わりに血になってる。『ヒグマ』は自らの手で筆を持たない。『ジャパン』は顔に日本地図。小さいスペースながら自分の特徴を打ち出してて見事だと思います。結構無茶なお題に思えたけど、意外と遊べる余地あるんですね。
 そんな中、優勝は『火ノ丸』でしょう。プロ力士らしく手形ですよ。お題との相性が良すぎたってのもあるけど、これは強いわ。

連載作家陣総勢25名2019年の豊富を大発表!!!

 すげぇどうでもいいけど「!」が3つなの珍しい。
 表紙とは別で、作家による書き初めですね。まぁ、実際に書いたのは年末なので書き初めじゃないんですが。
 何気に中野編集長が登場。珍しい。まぁ、一部使い回しな気もします。たぶん。
 ちなみに、この色紙は抽選でプレゼントです。こうなるとなぁ、イラスト入れなかった人が損だよなぁw
 ということで、イラストの有無。統一されてないので伝達ミス、その場のノリで決められた感じなのでしょう。原作(脚本)を除いて絵ナシだったのはミウラ、ぽすか、藤本の3名。まぁ、文字だけでも個性は出てるので充分かとは思います。やっぱミウラ老師は可愛い。
 一瞬引っかかったのは『勉強』のイラストに先生がいる点。人気投票で1位とったから?? とか思ってしまいましたが、違いますね。四文字熟語だからだ。なるほど、気づくのに時間かかってしまった。
 面白かったのは『ネオ』平尾の「燃焼」。この2文字が燃え上がるように書かれてるんですよね。気の利いたことするなぁ。しかも原作の方だから驚きます。
 唯一という意味では『dr.stoneboichi。唯一の色アリです。そこは守ろうよw(別にいいけど)

ゆらぎ荘回覧板

 ブラウザゲームが始まるよー、というお知らせ。春スタートで、事前登録が受付中だそうです。ブラウザゲーって門外漢なんですが、事前登録って何のためにするのかしら。なんか特典はもらえるらしいんですが、そうじゃなくてそもそも事前登録というシステムがなぜあるのか。映画の前売り券的な感じ?
 あと、気になるのはtvアニメ未登場の雲雀、かるら、マトラが出てくるそうです。声が付くのか……これもブラウザゲーの一般知識がないので分かりません。ただ、絵はたぶんアニメ関係の人が描くんですかね。マトラ可愛い。単行本付属のovaに先に出るんじゃないかとか、ps4のゲームのdlcに出るんじゃないかとか、考えてたこともあるんですが、正解はブラウザゲーでした。

ジャンプパートナーズダイアリー

 付録。ダイアリーだけど手帳?
 カレンダーがあるんですが、ここでもジャンプキャラの誕生日が書いてある。これ、目次ページ用にまとめた情報の流用だったりして。

読者プレゼント

 「春迎」を「しゅんげー当たり」にしてるのはちょっと好きです。迎春だけどなw
 あと、「羽根つき」で「ハンパねぇツキまくり」。ハンパねぇは一般的に使われるやつだけど、なまじ去年の流行語みたいな扱われ方をしたので変な感じも少しある。オリジナルの言い回しじゃない言葉が流行るとこういう弊害ありますよね。フツーに「そうだねー」とか言うと嬉々として「ん? ん??」みたいに詰め寄ってくる人いるけど、うざいw(自分がやらない自信もない)

巻頭カラー『ONE PIECE

 和装一味。全員忍者でいいのかしら。まぁ、とにかくこういう和っぽいの尾田っち好きなんだろうなぁと伝わってきますね。両脇のフランキーとブルックが好き。
 本編。右ページ始まりだ、珍しい。巻頭カラーなの忘れてたとか?(邪推)
 屋敷図を手に入れるっために四苦八苦。ぶっちゃけ話としては全部省略しても構わないパートなんですけど、あっち行ったりこっち行ったりすることでワノ国を堪能できる感じはありますね。好きなんだろうなぁ、ワノ国。
 サイファーポールに無茶ふっかけるワノ国外交。言われてみれば納得もあるんですが、意外でもある。サイファーポールってねぇ、この世界でも屈指の権力じゃないですか。カイドウすげぇな。
 そんなオロチ。めっちゃ強そう(啖呵込みで)とか思ってたら、まさかのカッコよくない。これまた意外だw 魅力的な悪役路線で行くと思ってしまった。まぁ、別にブ男でもかっこいい悪役になる可能性は全然あるんですけど。
 スピノサウルスといえば『ジュラシックパーク3』ですね。シリーズでも屈指のパッとしない作品ですけど、脚本アレクサンダーペインなんだぜ。知らなかったので、こないだ知ってマジ驚きました。まぁ、家庭不全と再生の話なので納得なのかも。スピルバーグの好きなテーマでもありますね。

『呪術廻戦』

  “どう答えても角立ちそう” は笑った。虎杖顔芸もそうだけど、釘崎さんの顔もどういう意図なのか読み取れなくて味わい深い。怖くもあり、おかしくもある。
 真希さん開戦。いきなり銃弾ぶった切りで笑った。笑うんだけど、バトルの構成としては見事で、最初に2人の実力、特に真希さんの実力を提示してるわけですよね。「真正面からだと防げます」と。化け物じみた強さの違和感を減らすために、冒頭で虎杖に “どう答えても角立ちそう” の話をさせたってのもナイス。
 腐った名家から女性が1人抜け出す話ってのはちょっと『ゆらぎ荘』思い出しました。呑子先生。先日の狭霧長編でもうちょっと呑子先生のドラマになると思いましたが、案外そうでもなかったですね。
 6発と見せかけて7発目のトリック。『名探偵コナン 世紀末の魔術師』を観てる人なら「リロードした状態でフルのマガジンをセットすればそう点数プラス1も可能」とか連想したんじゃないでしょうか。もう私とか完全にそうよ。マルシェ肉買ったべか。……まぁ、リボルバーだとあのトリック使えないから的外れなんですけどね。ただ懐かしいだけですw
 実際は物質の生成。説明の感じだと『ふんたー』具現化系というよりは、『dr.stone』の「E=mc2」の方が近いのかな。膨大なエネルギーがあれば物質も作れる、的な。まぁ、それだけのエネルギーを呪術で作れるんだったら銃弾なんか作らなくても勝てると思うので、まぁ細かく考えても仕方ないか。
 『ウォッチメン』オジマンディアスもびっくりの銃弾キャッチ。立ったままはチートだわw まぁ、そこでメカ丸のときにあった説明が繰り返されるのが見事ですね。ただ「頑張ったから強い」ではない理屈がある。
 姉妹の話。今までは真希さんの方が弱くて可哀想な存在だと思ってたけど、今週その印象が一気に反転。これは見事でしたね。真希さんは常軌を逸するレベルで強い存在なので、生まれの問題も家の問題も屁とも思ってない。むしろ真希さんがアホほど強いのでその弊害を食らったのが……という。これ良かったなぁ。これをチンタラやらずに1話で完結させたのもスゴイわ。まぁ、銃vs刀の対決なので基本一撃必殺だから長引かないって事情もあったのかもしれないけど。……7発撃ったけどね。
 メガネ。今までは、見えないものを見るための道具という辞書通りの意味合いがあったんですが、そこに今回 “見えなきゃいねぇのとおんなじだよ” というエピソードが加わったのが良かったですね。真希さんの強さを象徴するエピソードとして「見えない」が語られる。今までの意味から外れることなく、別の意味も加える素晴らしいエピソードでしたね。

ハイキュー!!

  “今まで負けてもいい試合はあった?” の発展が見事ですね。一球入魂、脳筋ワードだと思ってたわw
 一度コートの外に出たら試合を俯瞰視することが出来て冷静になれた……なんてのはまぁよくある話だし、実際『ハイキュー』でも過去にあったと思いますけど、そこに一球入魂、タスクフォーカスの話を混ぜてくるのがマジ秀逸。セッターのドラマとの親和性も高いですよね。試合全体をコントロールしてると評されがちだし、自分でも思いがちかもしれないけど、実際に自分がコントロールできるのは目の前のボール1つに過ぎない。
 からのガチ引用になるのでビビった。一瞬民明かと疑ってしまったけど、実在しましたw その本はバレーに特化してるのかもしれないけど、今回切り取られた部分は別にバレーに限らないメンタル強化メソッドですよね。スポーツ全般に言えるし、スポーツじゃなくなって全然成立する話。それをこれだけ飲み込みやすく、それでいてドラマチックで読んでて楽しい仕上がりにしてくるがニクいわ。
 んで、復活。復活したのスーパープレーします……じゃないのが良いですねw 「影山じゃないんで無理です もっかい下さい」というのが最高。ちゃんと一球入魂の話を踏まえた結論になってる。
 そんなプレーに対して影山が賞賛の声をあげる、というのも良いよなぁ。影山じゃないから最善ではなく次善の選択をしたけど、それ自体がミスター最善の目からは輝いて見えるという。

鬼滅の刃

 そうだったわ、しのぶちゃんも家庭に問題抱えてんだった。姉妹か。今週だとちょっと『呪術』も連想してしまいますね。中身は全然違うんだけど。
 ドーマの教え。人間は死を恐れるから不死である鬼の一部になることで救われる。うわぁ、詭弁だけど、詭弁なりに、鬼の中では筋の通ったロジックにも思えてしまう。詭弁と自覚して言ってるのかもしれないけど、彼が本気でそう考えててもおかしくないかも……という説得力はある。
 しのぶちゃんのバトルスタイル。突き特化で毒で殺すってのは女性で非力であるハンデを乗り越えるためのアイディアってことなのかしら。アネゴレオンみたいな「えっ女って弱いんですか?」みたいなタイプも好きだけど、こういう理詰めでハンデを乗り越えてくのも好き。

ブラッククローバー

 ミラーボールで笑った。理屈は分かるし、たしかにめっちゃ強そうだけど、ゴキゲンなイメージしかないのでどうしてもギャップがw
 ヘンリーの自爆、からの「まだだ」。呪いとも言える自身のハンデを武器にして自爆ってのも充分感動的なんですが、それで終わらず「生きたい」に繋げるから最高。『ハイキュー』の一球入魂の話とも通じるけど、勝負全体がどうこうじゃなくて、今自分がどうしたいかというミクロな部分に注目しようよ、という結論が良いですね。
 てか、今一緒に戦ってるのが暴牛の中でも屈指のネガティブコミュ障チームってのがこのヘンリーの話とマッチしてますね。根明はアスタしかいないw みんな暗いけど、仲間への愛情だけは一致していて、というのが感動的。

センターカラー『約束のネバーランド

 アニメ放送直前なのにセンターカラー止まりやつーw と笑おうと思ってたら次号が表紙、巻頭カラーであった。2号連続カラーとかさすがである。
 カラー扉。完全にアニメネタ。アフレコに挑むエマたち。台本を見るに本人の声を本人が当ててる形になってるが、本人いるならもう実写ドラマにしちゃえよ、とか考え出すと頭がグチャグチャになる。
 いや、それより大事なのはレイだけ台本が2冊ある点か。ウソついてるから、とか? 細かく初期の脱獄の話覚えてないけど。たぶんそんなん。
 本編。 “でっけぇー!!!” の場面で子供たちの顔がギャグ全開になるの良いよね。絵だけで話の温度が何となく分かるというか。「今はハラハラしなくていいです」と直感的に分かる。まぁ、あと、子供たちがデケェものを見て子供らしいリアクションを取ってるのは見てて微笑ましい。本来こうあるべきだよな、子供って。
  “はっや!!” の場面も似た感じなんだけど、直後にレイがシリアスめなリアクションもしてるのでちょっと味わいが違う。てか、盗みに入ることをそんなに怖がってなかったのは足の速さも関係してたんじゃあ……
 んで、ラスト。これ、アニメで『約束』に初めて触れる人が興味本位でジャンプ読んだら意味不明かつ混乱するやつだw あと、ノーマン、シャツの襟めっちゃ高い。

J新世界漫画賞大募集中

 1月はカイウ。見開き、またぎ、めくりについて。これ、スマホとかで1ページ表示で読むとすべて死んでしまう演出なんですよね。やっぱ2ページ見開き表示で読まないとダメだよなぁ……とオジサンは悦に浸ってしまう。

チェンソーマン』

  “嫌な顔して帰っていくよ” の場面で実際に嫌な顔を見せてくれないのが良いですね。「手帳を見せれば帰っていくよ」で設定の説明としては充分なんだけど、「嫌な顔」という言っちゃえば余計な情報を入れることで世界に奥行きが感じられるというか。
 『シティハンター』みたいなハンマー出したので笑った。完全にリストカットな位置で出血させてそのまま手のひらに収まるのも良いですね。手に近い部分なのは合理的だけど、絵面があまりにも不穏。
  “民間が手を付けた悪魔を公安が殺すのは業務妨害 分かったような分からないような。本作の主人公が民間の話で「公安に横取りされるのはムカツクけど仕方がない」みたいな話だったら納得できるけど。
  “んな設定ねーよ!!” “ワシとかなんじゃとかキャラ作りしやがってよお!!” 妙にメタい言いぶりなので笑った。いや、デンジが言ってることは間違ってないのでメタではないんだけど、勝手にメタな連想してしまう。
 パワーちゃん、突然の猫好き&自分語り。あーはいはい犬好きと猫好きで仲良くなるパターンねー、とか思ってたら全然違うので笑った。そこでスカすんかいw

『ne0;lation』

 前回のコメ欄で、「あのゲーム実在しますよ」「ひょっとしてググレカス案件だった……??」みたいなやりとりがあったんですけど、本話の冒頭で登場人物がググって「実在するのか!!」みたいなことやってるので笑った。マジでググレカス案件だw
 安西准教授が犯人かと思ったらサーバダウンは敵サイドの攻撃、という引っかけは面白かったです。熱暴走って本作の常套手段だっただけに。うまい。うまいんだけど、このあと結局あの人が犯人だと分かるので裏の裏は表みたいなガッカリはある。
 テンション高いまま進むかと思ったら途中「サーバってなぁに?」みたいな説明が入るのすごい緩急だw ちょっとクセになるかもしれん。
 どうでもいいけど、准教授。かっちりした格好してるのに足下はサンダルってのがなんか良いですね。よく知らんけどリアルな気がする。

ジャンプG-1グランプリ2019

 去年もあったショートギャグ祭り。細かくタイトルは変えつつも恒例にする感じなのかな。

『絶対更生!妖精ピコ』安道じょうけい

 どうでもいいけど、コウセイって漢字たくさんあるよね……(迷った)
 突然定期購読の宣伝始まるのは面白かった。ギャグで終わるかと思ったらGIGA版の自作のガチ宣伝まで続くとは商魂たくましいな。いや、GIGAが無料になるってのが定期講読最大の売りと言ってもいいんだけど。ただ、さっきも書いたけど、スマホの1ページ表示でジャンプ読むのは抵抗あるんだよなぁ。特に初読は。
 GIGAでやってたのも納得というか、ちゃんと面白かったですね。2人の攻防がテンポよく連続するし、「その手があったかw」というクズのアイディアも楽しい。ちょっとのび太的でもあるのかな。

『YES!キシリトールの歯茎にやさしく!!YES!YES!』長田憲之介

 タイトルがくどいw
 テレビcmとかでよく見る腐ったトマトというビジュアルで既にちょっと面白い。当たり前だと思って見過ごしてたけどよく考えるとアレおかしいよね、という気づきを与えてくれるのはギャグとして優秀だと思います。
 グロ&キモで押し切ったのも好きです。めちゃくちゃキモいけど、そもそもはテレビcmであんなキモいもん見せてんじゃねぇよ、という話になりますからね。責任はテレビにある、という逃避。
 話としての笑いはそんなになく、最後に大きく爆発させる構成だったのも良かったと思います。ほら出た、コウセイ。

『母星人』すがぬまたつや

 この手の企画ではお馴染みの人ですよね。安定感ハンパないと思います。今回もフツーに面白かった。
 基本的に……といううか徹底して4コマ進行なのも好きです。作家週替わりとかでもいいから4コマの連載やってくれないかしら。何年言ってるんだろうこれ。
  “魚の骨みたいに言われても…” の天丼、ピルケースが好きです。母親の特徴、あるあるネタとしてそんな細かいとこ突いてくるか、という感動。細かければ細かいほど伝わったときの感動が大きいですね。母親ってピルケース好きだよなぁw

『検便マン』今井ぬう

 敢えてツッコミを入れずに “ありがとう検便マン!!” と繰り返す冒頭が良かった。ツッコミ不在のハラハラ感好きw そんな「ツッコミいないのかよw」という件を最後の最後に再び持ってくるのも見事でしたね。4コマながら全体でデザインされてる。

『主人公(になりたい)!脇役くん』畠山達也

 本家M-1準決勝進出らしいです。えーと森田先生は準々決勝止まりなんだっけ? ややこしいことになってんな。ラッパーは1回戦突破したし、前M-1チャンプはラッパーしてるし、入り組んでおる。
  “「今日も寝坊助 ちこくちこく~!!」” は笑った。猫と太陽が素晴らしすぎるw 最近ああいうマンガ読んでないなぁ。
 十字路で心理戦みたいな感じになったのも面白かった。ただ、最後の自分を納得させる長い言い訳ってのはちょっと余計だった気がする。それ単独では十分面白いんだけど、「脇役」というテーマと関係ないのではないか。最後まで脇役ネタやってほしかったな。

 終わり。優勝は『母星人』かなぁ。……て、前回の企画のときもこの人選んでるんですよね。何気に2連覇。安定を求めすぎている、とも言う。

センターカラー『Dr.STONE

 カラー扉。気球が雲より高く飛んでて笑った、けど本編もそんな感じだったでござる。
 本編。いきなり読者。なんかの企画の採用者なのは分かるけど、特にその企画についての説明がないのでウケる。アニメ情報が大事なのも分かるけど。割と違和感なく処理しててうまいんだけど、本編1ページ目の1コマ目で処理されると「嫌いなものは最初に食べるに限る」みたいな印象も少しある。まぁ、前の場面との繋ぎをある程度無視できるのがこの最初の場面だからやむなしってのも分かる。よりによって空の回だしなw
 龍水と肩を張るクロム、というのがやりたいのは分かるし、それ用の理屈が用意されてるのは見事なんだけど、完全に納得できたかというと少し怪しい。やっぱこのメンツじゃさすがにクロム無理っしょ。龍水は海専門だから川は知らないって部分はうまいと思うけど、千空はこのくらい知ってんじゃね?? と思ってしまう。都合のいいときだけバカになってるような。
 逃げるのは生存確率を下げるだけ、というクロムの経験則をクマだけで見せたのは見事だと思います。クロムらしい強みなのも分かる。そういう精神性は残りの2人にも劣らないってのも納得できる。できるけど、勝手に気球を操縦し出すのはマジ怖い。いや、マンガ的なウソってのは分かるんだけど。見てて「素人は触んないで!!」ってビクビクしてしまうというかw
 前もこんなことあったし、こんな話したと思うけど、クロムの根性論によって導き出した結論が、理屈は違うけど、たまたま科学的にも正しい結論だったってパターン。その偶然を組み立てたのはスゴイと思うけど、結局のところたまたま結果オーライだっただけだから、「クロムすげぇ!」ってなるのはおかしいと思うの。ひたむきに頑張ったクロムへの神様へのご褒美みたいな感じで一時的に結果が伴うのは感動的だけど、龍水に「へへっやるじゃねぇか」みたいになられても「全然互角じゃないよ!!」って思えてならない。

『アクタージュ act-age』

 突然「今までのあらすじ」みたいなのやってきたので爆笑した。どうしたんだろう。合併号休みなのを意識したのかしら。たしかにスパン長かったけど。
 『銀河鉄道の夜』という劇中劇そのものがジジイの死の再演であった(まだ死んでねーけど)、というまぁ本章でやりたかったことを大々的にやってる感じよね。話としては目新しいものはないし、あらすじだけ追うなら意味のない場面なんだけど、それを感動的に見れるのは劇中で『銀河鉄道の夜』を知ってるけど観に来てる客と似てるのかな。
 そんな「演技すごい」の部分がかなり好きだっただけに、最後のアラヤの暴走というかアドリブがちょっと不安。マンガで演劇を扱う上で、演技のすごさをドラマチックに描こうとしたらアドリブしかない、というみたいで少しアレなのよね。演技の本質はアドリブにある、と言われてるみたいで納得しづらいというか。てか、アドリブで生じるドラマってのはこないだやったばっかりなんだよね。映画と違ってナマモノだからこういう予想外の出来事によるハラハラが面白いってのも分かるし、ある程度面白く感じてるのも確かだけど。
 あっけど、こないだのアドリブと違うのは劇のラストだからここで予想外のことしても迷惑をかける人(キャスト)は少ないのか。

ぼくたちは勉強ができない

 フグ?なのにドクターフィッシュとはこれいかに。てか、それよりも「なんでこんなのが人気出るのかねぇ」みたいな扱いが解せない。フツーに可愛いじゃんかあれ。なんでや。
 師匠が出てきてのすれ違いコントがめっぽー面白い。本作ってか筒井先生こういうギャグやるの得意なんすね。なんか定期的に「めっちゃ良いやん!」って驚いてる気がする。
 ぬいぐるみへの愛情を男への愛情と誤解して、というのが何重に積み重なっていくのが面白いし、2人が乙女な表情をすればするほど面白いのが見事ですよね。「もらう」というぬいぐるみだと普通だけど人間に対して使うと積極的すぎる意味合いになってしまうのもすごい良かった。それを端から見ると宝塚的な雰囲気になってて、というさらなる誤解も最高だわ。宝塚って例えが古いわ。百合なのか?(百合って男役いる?)
 マジで面白くて「新年早々神回かよ……」と顔ツヤツヤさせながら思ってたら、中盤で突然終わるのでビビった。師匠もすげぇ雑な退場かまして、まったく別の話が始まるので驚いたんだぜ。いや、マジで謎だわ。なんなんだろうこれ。
 お礼にチュー、いつもの冗談として言ってるならいいんだけど、なんかマジっぽい雰囲気あるので怖い。あれ冗談だと全然いいけど、マジだと途端に怖いセリフじゃない? 闇深いというか。普段どんなことしてる、されてるの??とか心配になってしまうというか。
 入水自殺しようとするじゃりんこ。ギャグっぽく描かれてるけど、これマジであるやつだよな……。ボール取りに道路に飛び込むとかめっちゃあり得るやつ。柵を登るだけでも頼りなげな動きしてんのに水入って何とか出来るわけねぇだろ、みたいな感じがめちゃくちゃリアル。子供の決意の表情と動き、それだけを切り取れば可愛いんだけどやってることがあまりに恐ろしくて……というギャップも良い。やはり筒井先生、マジで子持ちだ。イマジナリーチャイルドじゃなかった(ンナワケネーダロ)。
 手作りプレゼント。頑張った人にはそれ相応の見返りをやる唯我は立派だと思うんだけど、ただのプレゼントならいいんだけど、時間かかる系のプレゼントだと「そんな時間あったら……」という本作を読む上で忘れなくてはいけない件を思い出してしまうというか、夢から覚めてしまうというか。てか、浪人がわざわざ言及してくるし。んなことどうでもいいから早く勉強しろよ、とかそれを言っちゃあおしまいよ案件じゃないですか。

センターカラー『乱破連弾』田村隆平

 新年の特別読切。50周年の特別企画として田村先生の読切が来るはずだったと思うんですが……のやつ。
 まぁ、とにかく年末には屋宜先生、年明けには田村先生が読めるのでぼかぁ幸せです。この調子で平方先生も持ってこーい!! ……おや、こんなところに冬の読切6連弾が??(出るの新人だろうけど)
 カラー扉。3人いてタイトルが連弾なので1人ハブられるのかと思ったらそんなことはなかったです。しかしあれだな。田村先生の女の子はいつも可愛いな。
 本編。抜け忍からの、学園。幼馴染がスターというかアイドル的な天才で、そのせいもあってステージの緊張に押し潰されてしまった主人公、という3人のコントラストが良い。この時点で「忍者はステージでも緊張しないだろうなー」と分かりますよね。
  “これ助けに入る流れだよな?” は笑った。笑ったけど、入れねぇよなぁ……と落ち込みもするw さっきまで話してたし、気づかないってのも無理あるし……とか余計なことグルグル考えちゃうパターンだ。近いこと身に覚えあるわ。
 ヒロインの方も、ただの可愛い子かと思ったら “いやです” “それもムリ” のあたりで面白そうな予感がしてくるのも最高ですね。トロフィー的な扱いになるのも今時アレだし、田村先生ならそもそもそんな心配ないんですが、この「きたきた」みたいなワクワクが良いんだよなぁ。楽しみにしてた作品特有の喜び。
 ジャンプは1時間じゃ足りない。月例賞は読まないけど、普通に漫画だけ読むのでも1は足りない気がする。前はかったんだけど忘れちゃった。
 んで、本番。音楽に限らないけど、芸術を扱った漫画作品ってそのすごさをどう伝えるのかが味噌で、大体の場合難しいし、大体の場合真っ向勝負では成功しないのでごまかすと思うんですよ。ちょうど今週の『アクタージュ』で「困ったときのアドリブ」みたいなこと言ったけど、あれも演技そのもののすごさとは別のオモシロとして分かりやすいからアドリブに頼ってるんだと思います。
 んで、本作が何に頼るかというと『ドラゴンボール』。これはうまい。どんな曲か読者が知ってるけど、ピアノアレンジがどんなんだか知らないので想像したくなるし、何より演奏会で『ドラゴンボール』だと気づく場面が秀逸ですよね。専門家よりも先にアイドル人気目当てで来たまったくの門外漢が先に「あっこれ……」と気づく。我々読者の多くは門外漢だと思うので、そことのシンクロとしても気持ちいいし、事前に出てきたDのQのNと似たような人種の人が思わぬ活躍を見せる、という意外性も楽しい。
 イロモノ効果は薄れてヒロインの実力で魅せる場面になっても “アタマカラッポの部分だぞ” と小さく『ドラゴンボール』言及があるのが楽しい。サビ前で超盛り上がるとこだw
 3人の顔が大映しになる見開き。忍者の顔を横から撮ることで絵から忍者要素がゼロになるのも面白かったですね。この瞬間彼は本当の意味で里から抜けピアニストになったんだな、と。
 終わり。うむ、最高であった。前も書いたことあるけど、田村先生の場合は私の好きな物語を作るとかの前に、語り口が完全にタイプなんですよね。だから何やっても面白いやつ。当然今回も面白いですよね。
 てか、最後に出てきたラッパ忍者ってアレか。去年の夏の特別企画にあったイラストブックみたいなやつで田村先生が描いてたやつか。たしかラッパ忍者だったよね。当時「この子の出てくる漫画読みたい」とか書いた気がするけど、読めたw

『獄丁ヒグマ』

 子供の依頼。パッと見可愛くないけど、よくよく話し込んでみると可愛い、というバランスが良い。『勉強』の子供も相当良かったけど、あっちは一目見たときから可愛いタイプ。本作は、「子供だからって可愛いとは限らないからな」と釘を差してから「けど可愛いじゃん」と後から気づく。どちらも良い。めっちゃ警戒してるけど、おいしそうな匂いにつられたり、徐々に感情を見せていく感じとか子供表現としてかなり良いと思います。人見知りの子が決心したかのように口を開くの良いよね。同じ人見知りで私もああいう風に可愛ければいいんですが、大人の人見知りはみっともないだけだからなぁ……つらい……
 なぜ私は本作にこんなに魅せられたのかといろいろ考えてるんですが、単純にキャラなのかもしれませんね。たぶん年末のギャグ企画もキッカケだと思うし。キャラか、めっちゃ単純だった。
 あと、今回面白かったのはアヤハが前のめりになってる件。一方クマ坊はそれに否定的。アヤハって何となく巻き込まれ型のヒロインだと思ってたんですよ。それが兄貴の件にカタがついたことで脱却したのかな。ご立派な動機があるとかじゃなくて「面白そうじゃん」というどうでもいい理由ってのも良いですよね。ああいう刺激を求めてってああいう年齢だと特に抗いがたい魅力あると思いますし。

僕のヒーローアカデミア

 お茶子オリジン……ではなかった。まぁ、とにかくお茶子はサポート志向が強いというか。ヒーローの助けになりたい。ちょっと男から見た理想の女性像、妻像の典型って感じでアレな感じあるかもしれない。別にそういう好みを全否定するつもりはないけど、ヒーローモノである本作で最もメインである女性ヒーローがああいうってのは少し気になる。戦ってほしいなぁ。お茶子は。せっかく武闘派の流れあったのになぁ。

アニメ『約束のネバーランド』放送スタート記念!制作首脳陣スペシャル座談会!!

 直接の作者ではないけど、二次的な作者にあたる人たちによる『約束』論ってのはめちゃくちゃ面白いし、ボリュームもたっぷりで嬉しいんですが、担当が最後に『お約束』の宣伝をぶっ込んでで笑いつつ「そういうのいらねぇから……」と引きました。この場の全員興味ねぇだろ。

『思春期ルネサンスダビデ君』

 もうちょっと真ん中らへんに載せてもられると助かるというか、巻中にしては後ろだよね。
 本編。ハピハピバーベキュー。珍しいのはダビデファミリーの面々が友達たちと顔あわせてる点ですかね。ダビデくん経由の絡みなのは少しもったいなかった気もする。せっかくなのに。まぁ、家族と友達の関係ってフツーこんなもんなんですけど。そりゃそうか。
 妄想の中で餌付けされたヴィーナスさんが大変可愛いんだけど、たぶん肉にしか関心ないんだろうなぁと確信できるので少し笑える。ダビデくんへの感謝の言葉にはもはや気持ちはこもってないというか、それどころじゃない気が。
 とりあえずうまいもん喰ったら脱ぐ、というネタがもはや大ネタではないので面白い。「やらないのも変か」くらいの感じよね。
 妹が突然すぎて結構なワガママというか、それが許されるのは小学生までだぞ、みたいなおむずかり。まぁ、元々妹に振る舞うことで鍛えられたバーベスキルを突然違う女のために使い出したら嫉妬する気持ちはちょっと分かるけど。バーベスキルによる味の違いを知っていればそれに執着するのも分かるけど。分かるけど、友人来てるんだよなぁ。小学生までだよなぁ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。気合いを入れる戦闘服としての勝負パンツ。なるほど、学校だと制服で固定だから自由が利く部分ってパンツだけなのかw 学園ものが多い理由って私服を描かなくていいからってのが1つあると思うけど、そのデメリットもありますね。てか、この手の勝負パンツ描写、前に雲雀ちゃんでもあった気がする。あのときも紐パンだったっけ。フリルが付いたんだっけ。
 本編。修学旅行の件。わ、わすれたーw そうでした、千紗希ちゃんマンと係を組んだんでした。係になってからすごいタイムスパンあるけど、まぁこれがリアルなのか。その間にあまりにいろいろなことがあったので、不思議な感じもある。
 狭霧の告白報告。女同士の熱い友情……って程でもないけど、という関係の2人なのが面白いですね。狭霧の変な真面目さが出てる。まぁ、狭霧はコガラシラブ勢に対してツッコミを入れる立場だったのに、という引け目があるのも少し分かるけど。告白するときはそんなこと考えてなかったけど、あとで冷静になって考えると「気まずい……」ってなるよなぁw
 それを受けての千紗希ちゃんマンの葛藤。悩むだけで終わらずちゃんと彼女らしい妄想劇場が開幕するので最高です。 “痴女だよ!!” とかほんと好き。一応ね、「男はオオカミ」と思い込んでいた彼女自身が痴女になる、という変遷は感動的でもあるんですけどね。とはいえ、ギャグだよなぁw
  “わざわざ痴女らなくても… 冬空くんといるとなぜだかたまにえっちなコトが起こるワケで!” と受け身に徹する千紗希ちゃんマン。姿勢としてホメられたもんじゃないし、狭霧のドラマに比べるとあまりに劣る。というか、これで実を結ぶのは絶対にダメと断言できるレベルなんですが、ちょっと面白いのは狭霧ではなく雲雀ちゃんとの比較。『ゆらぎ荘』史上屈指の神回(私の中ではな)である雲雀ちゃんの告白回を思い出すのですよ。雲雀ちゃんは告白を決意するも、告白しようとする度にエロハプニングが起きてしまって「今日はいっか……」という悪魔のささやきを受けて、それを乗り越えるのが感動的だったんですが、今回の千紗希ちゃんマンはその逆ですよね。告白する決意はないからハプニングを待つ。キレイに対照的。逃げ腰なのはホメられないけど、ハプニングが発生する件を認識して、それに対して「はや来いや」という姿勢になるのは面白いです。
 全裸玉。上着、下着と分かれてキレイに脱げる様がなんか良い。裸がメインではあるんだけど、脱げた服、下着の方にも気を取られてしまうというか。
 ということで、決戦は修学旅行。京都なのでかるら様の参戦も容易でしょう。まぁ、彼女の場合はどこでも容易なんだけど。あと、朧も修学旅行関係ないのに参戦する気満々なのちょっと面白いですね。まぁ、彼女もどこだって割り込めるんですが。
 ラストページ。いざ決戦、という6人のショットがバトル漫画っぽくてかっこいいw
 アニメのときも思ったことなんですが、ただの学園ものだったら学園行事がクライマックスになってもいいんだけど、本作は学校よりゆらぎ荘の方がどう考えても大事なわけで、場所としてもメンツとしても結構食い違いがあるんですよね。アニメの最終回も林間(臨海だっけ?)学校でもよかったんだけど、それだと学校関係ないゆらぎ荘のキャラが何人が出れない、というジレンマ。

火ノ丸相撲

 紅白には出てない方の刀剣男子。紅白見てないけどそんなこと考えてしまった。本作はしないだろうけど、2.5次元化されたらややこしいことになるなぁ。
 鬼車復活からのインターハイの向こう側。ロジックとして面白いし、そこで散々、鬼鬼と言いまくってからの鬼丸相撲も熱い。火ノ丸相撲かと思ったら違ったでござる。
 火ノ丸くん完全復活のお知らせという話ではあるんだけど、実際は久世くんの方も復活劇として熱いし、この一番が彼にとっての一種のセラピーみたいになってるのも面白いですね。負けたけど、清々しくて、どこか一皮むけた感じがあるってすごいことですよ。しかもそれが敵キャラって。

食戟のソーマ

 チェーンソーウーマンが朝陽にホレた日。単に負けたからだけじゃなくて、エロいことされると思ったら手をさしのべられたからってのが面白いですね。あの業界で死ぬほどセクハラ受けてきて、それをチェーソーで黙らせてきた人だからこその結末というか。無駄にエロ的な匂わせをしてるわけじゃないのが好き。
 スポンジを炭火で焼く。炭火の遠赤外線マジ神、という話がまさか『ダビデ君』と被るとはな。何が起こるか分からんわ。てか、最近本作、意外すぎる作品と事故りすぎw
 ソーマくんの強さは即興性の高さにあるってのは以前から繰り返し語られてきましたけど、それを鍛えたのがソーマパパの徹底的な無茶振り、という回想が面白かったですね。そんで出来上がったのが砂糖も乳製品も使わないケーキ。以前にソーマパパが作ったラーメンを思い出しました。なんかこういう(勝手な)食材縛りやってたよね。肉なしラーメンだっけ? 今回のソーマくんは、その縛りにお題に対するアプローチの意味もあるので見事ですわ。料理人に説明されないと分からないって何か根本的なところに問題がある気もするんですがw まぁ、マンガ的な都合もあるのも分かるけどね。本作に限らず芸術を審査する際、作り手の口上をどう判断すればいいのかって話は古今東西あるよね。

『ジモトがジャパン』

 アニメ化発表がカラーページじゃなかった。まぁ、ジャンフェスがメインだったんだけど。よく分からないけど、『磯兵衛』のアニメみたいな企画色の強い感じになるのかな。
 本編。桃太郎……というよりは岡山県。ここまで岡山のものという認識が広まってるのは『桃鉄』の功績だと思う。
 トキオ狼の腕が結構ガチで狼なので良い。そこは簡略化しねぇんだ。犬耳だけでいい気もするんだけど。いや、好きですよ。あのケモ感。
 岡山名物のデニムから、B'z稲葉に繋がるのはあまりにキレイなのでどっちかウソついてるんじゃないかと疑ってしまった。ホントだったよ……。良く出来すぎというか、むしろ稲葉のジモト愛が強かったという可能性もあるのか??
 投稿。岡山県の中学の卒業式のあと、特攻服が駅前に集まるってそれ自慢になるのかなぁ……という感じが最高。桃太郎の像見ようと思ったら特攻服に囲まれるとか怖すぎるわw

次号予告

 『約束』祭りです。今週の木曜から放送開始だから気をつけてね。
 ジャンププラスで連載が決まった(始まった?)『お約束のネバーランド』が出張。ジャンフェス告知漫画で会ったばかりなんですけどね。まぁ、めっちゃ面白かったのでちゃんとした作品としてジャンプで読むのマジ楽しみです。
 冬の読切6連弾がスタートするそうです。今号も読切あったから7連弾なのでは……というのは考えるだけ無駄。
 あと、発売日が再来週だからね。気をつけてね。三連休だから土曜発売だーなんて気をつけても無駄だよ(そう思ってました)。

目次

 ジャンプバースデー。読者が2人いました。もうちょっといた方がバランスいい気もするけど、まぁ気にしすぎか。てか、この掲載方法だと同じ誕生日ガチャみたいな雰囲気にもなりますね。『ヒロアカ』轟はかなりの当たりだと思う。リセマラ終了していいレベル。たぶん。

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。猪突猛進!
(『鬼滅の刃』)

 それ本編で見たかった……

わーい!田村先生の読切だー!年始から楽しい明けましておめでとうございます!!
(『ブラッククローバー』)

 気持ちはよく分かるが「年始から楽しい明けましておめでとうございます」という謎センテンス。

目次コメントが滑ってると言われる。そうスか。ウインタースポーツ得意なので! <友秀>
(『ne0;lation』)

 AIだから仕方ない。むしろAIがここまでの冗談言えるとかジャッジメントデイも近いな……と戦慄するレベル。

お久しぶりです。ブロリー見てきたら最高だった。ていうピアノ漫画です。
(『乱破連弾』)

 たしかに『ブロリー』は傑作。

スマブラを買いました。プリンで相手の崖復帰読みの眠るを当てるのが好きです
(『思春期ルネサンスダビデ君』)

 プリン、相手にすると厄介なのに自分が使うとクソよわなので嫌い……

最近ベランダにテント張って寝てます。少々寒いですが快適。そのうち野へ行きたい…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 どんな生活、どんな住居なのか気になりすぎる。ガチキャンプのつもりでテント完成させないと寒さで死ぬでしょ。そのレベルのテント&寝袋なの?? ベランダに?? 気になる……

愛読者アンケート

 読切。ヒロインについての質問がないので意外。2キャラまでって何となくの縛りでもあるのかな。
 あと、ショートギャグの企画について。この手の企画は定期的に見たいです。合併号名物とかでいいよ。ペース的に。
 年賀状について。ハガキで送りました。ちゃんと書いたのは少ないけど。少ないからちゃんと書いたのか。あと、年賀状のつもりがなかったんだけど「SNSで挨拶を投稿した」って選択肢がありまして。えっ、それならやっちゃったんだけど。ブログでも書いてる「あけおめこ」。ツイッターに改行機能がない頃からやってる。年賀状ではないけどな。あとあれ『生徒会役員共』ネタなんだけど、本編の方でやる年とやらない年があるんですよね。今年はやるんじゃないかと期待してます。

総括

 最近短くなってきたのにまた長くなってしまった。久々に書いたからなぁ。もうちょっと端的に。大事な件だけで済ませられればいいんですが、最近少し出来てるつもりだったんですが。
 まぁ、とにかく本号はイノシシが出なかったのがマジショック。地味に恒例になってたんだけどなぁ。決して無理ゲーではなかったんだけどなぁ。くそぅ。

 今週のベスト作品。『乱破連弾』でしたー。うわー、いがーい。
 次点は『呪術』とギャグかな。

 今週のベストコマっつーかベストシーンは『乱破連弾』の “ハハッ…これ” ドラゴンボールっスよね?” “アガる” の場面。あそこ本当に良かった。マジ名シーン。

 最後にベストキャラ決めて終わります。こちらー。

  • 禪院真依 『呪術廻戦』
    • 銃の方。今までの印象がガラッと変わるのが鮮やかでした。「むしろこっちのが可哀想だったのか!!」と今までの印象について土下座したくなる感じ。最高。

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