北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

COMIC X-EROS(コミックゼロス)#76 の感想

 ゼロスの翌日に快楽天発売とかブログ泣かせです。2月が憎い。
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COMIC X-EROS #76 2019年 4月号

COMIC X-EROS #76 2019年 4月号

「表紙」ぐじら

 享楽的の極みみたいな表紙なのでビビりましたw ふと目にする表紙でこのインパクトはすごい。
 主観視点になってるのも面白いですよね。マンガの中の1枚として主観が出てくるのはよくありますけど、表紙でいきなり主観どん!! は驚きます。いきなりエロの中に飛び込まされるというか。

『そつぎょう』あきのそら

 なかなかエロ絵が出てこないエロマンガ大好きです。4ページ目の扉でようやく出てくるんですが、本編として出てくるのはさらに先、というのが本当に良い。エロがあるとエロに目が行ってしまって他の要素の印象が薄くなると思うんですが、エロを焦らすことでキャラの魅力、2人の関係性を丁寧に積み上げてから2人の感情がピークに達したところでエロどーん! 最高。
 「あせあせ」のコマ、めちゃくちゃ可愛いです。本作一番の魅力はこの先輩の魅力にあると思います。大人っぽくて余裕もある、からかってきたりもするんだけど、要所要所で抜けてるというか隙を見せてくる。主人公もそうだけど、どちらかの思い切りがよければもっと早くから付き合ってましたよね。卒業式まで何をやってたんだ君たちはw まぁ、そのいじらしい感じがまた良しなんですが。
 いよいよ告白が成功してガバッ!とエロマンガらしい展開になったと思ったら拒絶されるのも良かったです。エロマンガのお約束的な展開に対して1つ距離を置くことで2人のキャラクターにリアリティーが増すし、何より先輩が自ら脱いでくれる方がエロい!!
 2人の性格とシチュエーションのせいだと思うんですが、全部は脱がない。タイツも破かずに片足だけ脱がしてクンニとかも最高なんですが、個人的にはネクタイが好きですね。ネクタイをおっぱいで挟む絵面がとにかく最高。
 初々しい2人の探り探りのエロもキャラ萌えとして楽しいんですが、ポイントとなってくるのは主人公の早漏ですね。いろいろ溜め込んでたから気持ちは分かるけど、初射精がめっちゃ早いので笑った。ヒロインが「男ってこういうもんなの?」と悪意なく聞いてくるのが余計に泣ける。ただ、気持ちが高まりは止まらないので2発目も余裕……だがそれも早いw そこでヒロインが落ち込みに気づいて慰めてくれるのが最高でした。初々しさと年上ヒロインの魅力があの場面でスパークしてたと思います。
 エピローグで服を着直してるショットも好き。衣装の魅力も感じるし、事後という実感もあって最高です。完全に直し終わってないうちに再びイチャつき出すのも良いよなぁ。我慢できない感。

『無口さんには事情がある2』守月史貴

 おおっ、続編だ。前回の面白かったですよね。予期せぬ続編嬉しいです。
 どうなるかと思ったら、今回もおしっこ。信頼と実績の放尿。無口の人相悪いけど陰キャラ、大体親のせい、というキャラクターが本作の根幹だと思ってましたが、おしっこも同レベルで重要であったようです。しかも、今回は屋外へとレベルアップ。おしっこに特別な思いはないはずなんですが、する前のケツから映したショット、した後の前から映したショットの2つがめっちゃエロい。最中は見えないんですが、それは主人公の追体験ということですね。前後から最中を想像させられるので結果として余裕でエロいですw
 フェラ(イラマ)する前に無口さんの顔の横にチンコをあてがうのヤバイですね。どこまで入ってしまうの……というハラハラであり、実感。
 主人公の攻めがどんどん激しくなっていくんですが、それは “他の奴になんて渡したくない…” という気持ちの現れ。男のヤンデレ入ってますかねw 逆ギレっぽいニュアンスも入ってるのが男ならでは(の情けなさ)なのかな。
 母親について主人公が好意を抱くようになったのは良いラストでしたね。本作で起こるトラブルや誤解は大体母親に起因するので諸悪の根元みたいな印象もあるんですが、そんな母親を肯定して終わる。そのことを無口さんが喜ぶのも良かったですね。イチャイチャのようであり、2人の善人性が現れた場面だと思います。

『デイ♡ドリーム』おそまつ

 女の子女の子したヒロインのビジュアルが印象的なんですが、可愛いんだけどちょっと事情を考えてしまうかも……みたいなバランス。オタサーの姫感というか、狙ってやってるならたくましくていいんですが。
 んで、そんな可愛いヒロインがバンドマンに喰われる……と思ったらやっぱ裏があったよ。こえぇw
 メンヘラっぽいのは男の方も気づいてたんですが、可愛いしヤレるからいいか、とナメてた。男の方がどんどんエロ的に過激になっていっても、ヒロインがすべて飲み込んでいくのが不気味ですよね。いや、理想の女感でもあるんですが、「ちょっと都合よすぎない?」みたいに後引くというかw
 んで、正体が明らかになってエンド。世直し的なことなのかと思ったら、ファンの逆恨みみたいなことなんですかね。余計怖いわw
 次の標的と出会って終わるんですが、名前を変えてるんですよね。桃花から優花へ。「○花」でシリーズ感あるので、ひょっとしたら桃花の前にもやってたのかもしれませんね。手慣れてましたし。こっわw

サキュバスな先輩2』ありのとわたり

 8ページ。短めですが、新刊の宣伝というか景気付けみたいな感じですかね。表紙の子の続編ですし。
 前作から主人公が代わって、今度は女の子なんですけど、竿役として前作の主人公が途中から出てくるの面白いですね。かつての主人公が背景の中の1人として飲み込まれちゃってる感。無数のチンコがヒロインの手駒として所有されてる。百合セックスみたいなことにはならないんですが、あのチンコたちはヒロインの所有物みたいなもんなんで、間接的にセックスしてるような話ですよね。チンコだけ外部発注してるというか。

『快感アプローチ』東雲龍

 女ストーカーを捕まえるはずが、彼女の魅力にあてられる話。主人公が被害者として始まるんですが、「可愛いじゃん」となってから徐々に加害者になっていくのが面白いですね。お前もクズやんけ、という意外性。自分のことを好いてくれて、気の弱そうな可愛い女の子を目の当たりにしておいしい思いが出来る、と瞬時に判断してしまう。被害者という自覚が暴力性を増幅する、というのは割とよくある話なんじゃないですかね。もちろんクズではあるんですが、その心理はリアルな気がします。
 ヒロインが最後まで何考えてるかハッキリとは分からないんですが、それが面白かったですね。好きになった理由とかは謎のまま。若干主人公の方も彼女の魅力にハマりかけてる感じはあったと思いますが、それ以上に彼女がハマってる。
 セフレという体裁ではあるけど、実質ただの彼氏彼女になんじゃないの?? みたいな余韻も良かったですね。ほのぼのギャグみたいなテイストで終わるのが意外。

『カリゴゴ~肉欲少女~』けんじ

 #4。最終話でいいのでしょう。
 これ完全にバトル漫画ですよね。戦う代わりにセックスしてるだけの話で。歌えば何でもミュージカルになる、カンフーすれば何でもカンフー映画になる、みたいなジャンルとしての強さを感じます。エロがあれば何でもエロ漫画。
 バトル漫画のクライマックスらしく総本山に単身カチコミに行くんですが、そこで二つ名持ちの強キャラと有象無象の兵士が待ちかまえてるのが良いですよね。いかにも、で最高。何だかんだいってああいうバトル漫画的な定番はアガってしまう。二つ名とともに特殊能力みたいなのが説明されるのも良いよなぁ。それぞれキャラ立ってるからスゴイw めっちゃ贅沢。
 他キャラの説明をしてるうちに主人公が雑魚を一層していて……という展開もくっそアガるw 完全に主観映像になる見開き2ページがあるんですが、圧巻でしたね。彼女を囲う男の数が徐々に減っていって、視点の持ち主が最後に見つかってしまい……。ホラーかよw けんじ先生は前回全編POVというすごい作品やってましたけど、この場面でもその手腕は発揮されてましたね。POVもそうだけど、バトル漫画らしさの表現とかホントうまいよなぁ。めっちゃ器用。全編POVもそうだし、バトル漫画もそうだけど、特殊な企画の発想が面白く、それを文句ないレベルで形に出来てしまうから素晴らしいです。

『ドリーム&リアリティ』軽部ぐり

 黒ギャルっぽい見た目から家庭的とか最高ですやん。おたま持って味見してる絵とかかっこよさすら感じるレベルで好き。可愛いとか女の子としての魅力ももちろんあるけど、あまりのプロ感にナメてた件に土下座したくなる感じ。
 ギャルに見えて実は家庭的なんだけど、ギャルであることには変わらないのも良いです。あのサバサバとエロパートに入ってくる感じはギャルならではの魅力だと思います。そこそんなにハードル低いの!? みたいな驚きと喜び。
 オチも好き。台無しのように見えるけど、彼女が言ってることには何一つ偽りがないですよね。男の方が勝手に舞い上がってるだけ。まぁ、あんなん好きになっちゃうし勘違いするのも分かるんですが。てか、冷静に考えたら家事も凄腕であんなこともしてくれるんだったらめっちゃ良い話なのではないか。まぁ、続けたらより好きになっちゃうからつらいでしょうけどw
 あと、ギャル嫌いとか言ってた主人公が最後にギャルとの結婚を妄想する際、彼女の格好がもろにギャル全開なのも良かったですね。俺がギャルをやめさせてやるとかではなく、ギャルもいいじゃん、と主人公の好みが変わる。

『そくぱこ!』伊丹

 コスプレイヤーと。特撮オタクで話があう、趣味があうだけでも最高なのに、コスプレしてて超エロい。こう考えると理想の存在ですね。ニッチなオタク趣味が偶然あうので「こんな俺でも彼女とお近づきになれるかも」という説得力を感じられるのも良いと思います。実際は知りませんよ。
 普通に話してるときは、こちらの話を遮ってまでオタク語りをしてしまうような人なのに、 “コスプレしてるといつもの自分より大胆になれる気がするんですよね~” 。これですよね。コスプレをすると格好もそうだけど、言動もエロくなる。オタク趣味の同士としての良さもありつつ、やっぱりエロい女の子も好き、という男の勝手すぎる欲望を実現してくれる。
 エピローグ。今期の特撮の人気があるせいで彼女も人気になる……とありますが、単に格好が過激になったからなのではないかw主人公との一見がキッカケかは分かりませんが、吹っ切れすぎてビビるw

『淫魔のいる生活』つちやす(作)soba(画)

 夜の公園で淫魔と出会い、気に入られる話。何気に本編の中には「サキュバス」という言葉が出てこないんですね。わざわざ吸血鬼という言葉に言い換えてるので何か作者のこだわりがあるのかもしれない。サキュバスがジャンルとして定着してるのであえて避けたとか。平成版『ガメラ』の世界にカメは存在しない、みたいな感じとか。違うか(後者は特に)。
 正面から見ると裸エプロンみたいに見えるワンピースが可愛いんですが、本作のすごいところはそこに「体が小さくなる」という設定をプラスして点でしょう。省エネモードだと体がロリになるんですが、服は大きさ変わらないんですよ。なのでブカブカでとんでもないことになってる。大人モードだと体型を強調するので、そっちはそっちでエロいんですがw 同じ服なのに2度楽しめるのは素晴らしかったです。
 あと、僕っ娘。ロリモードは僕っ娘がめちゃくちゃ似合ってるんですが、大人モードになると同じ僕っ娘でも印象がガラッと変わりますよね。大人モードは人間界にやってくる前の冒頭の場面でも描かれてるんですが、その場面では「僕」と一人称を使うセリフは出てこないんですよ。めちゃくちゃ巧妙。
 個人的にはロリモードはフェラで、挿入するのは大人モードと一線守ってたのが良かったです。意外とマジメな感じが好きです。

『おっぱいと家庭教師』gonza

 幼馴染の年上ヒロインのおっぱいに執着する話。おっぱいのために家庭教師を買って出るんですが、ヒロインの方が年上だから受験間際で切羽詰まってるんですよね。男の方は関係ないけど、ヒロインだけ焦ってるという非対称性が年の差設定によって生じてるのが面白かったです。その年の差が終盤の展開においてキーになってくるのも見事でしたね。うまい。
 良かったのはジャージ。ジャージ姿でおっぱい露出してるんですが、めっちゃエロいですね。ジャージって本来なら色っぽさとは無縁じゃないですか。そんな向かい風があろうとエロになってしまうおっぱいの強さを感じます。ラフな格好からのおっぱい。エロいやんけ……
 ラストもジャージのエロさを押し出してたので嬉しいです。ライダースーツとかだとあのチャックを下ろすエロ見たことありますけど、同じことがジャージでも出来たのかw

『片利的恋愛則』Philly

 高飛車お嬢魔のおっぱいに執着する話。おっぱいキチの話が連続するので笑った。どちらもおっぱいへの執着がギャグ的に描かれる作品なんですが、それぞれキャラクターが対照的なのが面白いですね。同じに見えても切り口が全然違う。
 逆に、思わぬ一致してて興味深かったのが乳輪の大きさ。どちらもかなり大きめですよね。やはりおっぱいへの関心、こだわりが強いとそれに比例して大きくなるのでしょうか。おっぱいの味付けが濃くなるので、当然デカくなるというのも納得できる気がします。
 割と珍しいと思うんですが、デフォルメ? SD化されたキャラが描かれるのがすごい良かったです。最初の方にちょっとだけなんですが。あれがすごい可愛いんですよ。本格的にエロが始まったら入れる余地ないのも分かりますが、もっと見たかったと思ってしまうくらい良かったです。
 主人公がおっぱい好きすぎるんですが、そこに気の強いお嬢様というヒロインの設定が加わることで、挿入はヒロインの逆襲というニュアンスが生まれる。ここ、すごい良かったですね。エロの攻守交代が2人のキャラクターを反映したものになってる。
 それとも少し通じるんですが、ラストの百叩きの刑オチも好きです。割とフランクに中出しするエロマンガの世界において「だから言ったじゃん」とオチがつくのは新鮮でしたw

『僕の部屋の侵略者』荒巻越前

 大家さんの孫にナメられる話。ロリなのに立場の関係でナメてくる。ナメてるんだけど、わざわざ遊びに来てるわけであって気に入られてるんじゃない?? とか考えてしまいました。そう考えると、めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。めちゃくちゃ失礼だし、レイプとか雑に発言してるあたりアウトなんだけど、トータルでは可愛いという印象がどうしても勝ってしまう。主人公気づくの遅いよーw
 襲ってパンツ越しに射精って逆に情けなさハンパない気もするんですが、そこでヒロインが懲りずに挑発してきたのは「終わりにすんなよ」ということですよね。めっちゃ期待した表情で煽ってくるのが見て取れるのが素晴らしかったです。言葉はきついままだけど、徐々に本音が漏れ出してるというか。可愛い。
 最初からずっと言い続けてきた「レイプされたって言ってやる」が、最後には “ママにバレるじゃん…” になったの最高でしたね。そこからエピローグで母親と祖父、そしてヒロインの真実が明らかになる流れもめちゃくちゃ良かったと思います。ヒロインのデレからの真相の開示がスムース。

『コスプレドッキリ配信』tes_mel

 コスプレ配信してる子が衣装を作ってくれてる義兄にドッキリとして襲う話。女性の視点で語られる作品で、義兄がどう思ってるのかはなかなか分からないんですが、中盤の “この時 義兄はこう曲解した!” で義兄の心境が一気に明らかになるのが面白かったです。エロドッキリ仕掛けるのも大概だけど、義兄の方も相当やべぇw
 配信時間と視聴者数が定期的に差し込まれるのも本作の設定ならではで面白かったです。時間は「こんなにヤッてんの?」という驚きがありますし、視聴者数は当然エロの盛り上がりと比例して増えると見て間違いないですよね。盛り上がり度を端的に数値化する、できるってスゴイ。この設定じゃなかったら成立しない話。
 あと、設定の通り、衣装がめちゃくちゃ可愛いのも良かったです。エロが始まっても一切脱がないのもそうですが、なんならエロ始まってからの方が衣装が魅力的に見えた気すらします。

『農家になります!』よこしま日記

 結婚を機に奥さんが農家になる話。女性が農家に嫁入りする話とかはザラにあると思いますが、本作の設定は良かったなぁ。田舎暮らしは一緒に始めるんだけど、どう考えても奥さんのが乗り気なのでどうしても差は生まれてしまう、というのが良い。
 てか、冒頭のページめくったらトラクター、というインパクトがすごいですよねw 都会の夜景が見えるレストランからのトラクター。格好もそうだし、背景も違いすぎるので最高。
 男の方が変化に順応しなければならない話なんですが、服をもらうくだりが印象的でした。とりあえず形から入ってみる感。それを見て奥さんが最高の笑顔を見せるのも良いですね。馴染んでくれた(るように見える)のがめちゃくちゃ嬉しい。これは男のコスプレというニュアンスもあるんじゃないですかね。自分のために変わってくれる、というのは男女問わず嬉しいに決まってますよ。
 生き生きと感情表現豊かになった農家のヒロインもいいけど、クールなスーツ姿も正直言うと大好物ですw 彼女の幸せを考えたらお門違いなんですけど、スーツ美女好き。めっちゃかっこいい……
 縁側で夜風に当ててると(爆笑しました)、ついにヒロインの方から迫ってくる。ここで浴衣着てくるのが最高ですね。彼女なりに覚悟を決めてきた感。それと、田舎の古民家なので、薄暗い。月明かりの下、たった2人だけの世界が形成されてる感がめちゃくちゃ燃えます。事前に隣家は500m離れてると説明してたのも見事ですね。伏線とは違うけど、人目も声も気にしなくていい、というエロに吹っ切る要因になってる。その後も月とチンコが描かれたり、室内に入ったら大きく影が描かれたり、とにかく場の魅力、シチュエーションの魅力がめちゃくちゃ丁寧なんですよ。

『ヒットコール』fu-ta

 サバゲーの趣味で意気投合する話。直前の『農家になります!』もそうでしたが、最初のページをめくるとタイトルとともにインパクトある絵がどーん!!というのが最高でしょ。エロと関係なければないほど良いw どちらも男よりも女性の方がガチ、という温度差ですよね。ただ、『農家になります!』は女性の方が年上で、先輩で、色っぽかったのに対し、本作のヒロインは小柄で少しロリっぽい印象もある。それなのに超ガチ、というギャップが最高。これはホレる。
 2人が仲良くなるキッカケとしての共通の趣味、サバゲー現代社会において趣味について好きだけ語り合える知人、友人、恋人ってめちゃくちゃ重要というか、価値ある存在だと思います。趣味が細分化する傾向にあるので、どうしても合致する難易度が難しくなってるというか。だからこそ、ヒロインは「えっ サバゲー好きなの!?」とすごい勢いで食いついてしまうんですよね。あのテンション上がりすぎて暴走してしまう様がめちゃくちゃ可愛いんですが、あの暴走、分かるなぁ。私も似たようなことやったことある。あんなに可愛くないから引かれて終わるんですが。
 一方男の方は趣味よりも彼女に対する下心の方が優先してる。この温度差も面白いですね。もちろん彼女の方も彼のことが大好きなんですが、彼はサバゲーにそこまでハマってないのが透けて見えるw 撃たれたとこを舐めるのはくっそエロかったですが、その後エロが盛り上がるにつれて彼がダジャレ的にサバゲー関連の発言を繰り返すようになるんですよね。あの調子乗っちゃう感じ、リアルだなぁw ダジャレの内容も雑なのでそこまでサバゲー愛がなさそうなのもリアル。
 エロ描写としては、挿入直後の彼女の顔を堪能する4段構成のページが最高でした。すごい単調なコマ割りなんですけど、だからこそそこで描かれる彼女の表情をじっくり味わうことが出来る。挿入の様子と平行して顔が描かれるのも、これが気持ちいいからこんなになっちゃってるという実感が湧いてヤバイです。
 エピローグ。同じ趣味にハマってくれそうな彼にプレゼントをして喜んでるのがめっちゃ可愛い……とか思ってたらオチで爆笑した。あの姿は2人の愛の結晶とも言えると思うんですが、それは2人にとっての話であって、端から見たらとんでもない絵面になってる。言われるまで気づかなかったけど、たしかに店でアレはまずすぎるw

コスパな関係』ミナギリ

 コスパ至上主義な主人公に迫るヒロインの話。『ヒットコール』の直後だから印象が引っ張られてるのかもしれませんが、このコスパ、ぶっちゃけドケチなんですけど、これも趣味と言えそうなレベルですよね。金を貯めて何かがしたいとかではなく、どれだけ金をかけずに生活できるか、という追求自体が彼にとっては重要になってる。
 ぶっちゃけ結構なダメ男だと思うんですが、それでも大好きというヒロインがとにかく可愛い。健気で真っ直ぐなのが最高です。なんでそんなに好きでいてくれるの? と少し謎めいた印象もあるのがさらに良いじゃないですか。ちょっと何考えてるか分からない感じもあるんですよね。それが淡々とエロ的に迫ってくる。
 終盤、寝てるんだか起きてるんだか分からない中ヤリまくるんですが、これって冒頭の回想にあった、主人公が居眠りしてるところをヒロインがキスをしてくる場面と対になってますよね。 “無防備に寝こけてたらやっちゃいますって” ですよ。そと同じことがドエロい形で再現される。
 ラスト。コスパを考えてセフレになる、みたいな感じあるけど、 “…あと他の人とはしないでほしいです” ってあるので、それただの恋人じゃねぇか! みたいな感じなのが良い。素直じゃないなぁ。
 あと、何気にエピローグの場面だけ主人公はメガネを外してるんですよね。何でもコスパで考える主人公をついに籠絡した、という表現ですよね。メガネが心の城壁みたいな意味合いになってるというか。

『ラン・ドーテー・ラン』七尾ゆきじ

 おかしなことを真っ直ぐな目で言ってくる先生が笑えます。主人公のリアクションが悲壮感なくてちょうどいいんですよね。ギャグっぽくもあるけど、ツッコミ臭くはない。最初は戸惑ってたけど、一発出すと、完全に洗脳されてしまったのかノリノリになるんですが、そうなるといよいよまともな人間がいないw このね、間違った方向に突き進んでしまった体育会系のノリが面白いんですよね。私は特にそういうノリに関わりの少ない人生だったので余計に感じるのかもしれませんが、体育会系のあの熱血なノリ、端から見たらおかしいんですよ。基本的に2人しかいない話で、途中からツッコミがいなくなってしまうんですが、それでも読んでて「いやいやw」と思えるようになってるのが見事だったと思います。
 主人公が体育会系のノリに目覚めるんですが、こうなると少し彼にとってのイニシエーションみたいな感じも出てきますよね。大人になるための通過儀礼。最初はセックスに懐疑的だったのが徐々にノリノリになっていくのは大人になることの表現……にも見える。基本ギャグですけどw
 筋肉とか全然詳しくないからアレですけど、セックスで行う運動って足の速さとどのくらい関係するんでしょうね。駅弁だと筋トレ的な効果あったりする?

『On or Off?』ミカリン

 ゲーム実況者のオフ会にて。あまり観ないからこの設定がどの程度リアルなのか想像できないのが悔しい。実況者が企画したオフ会だったらイベント的な感じで想像できますけど、ファン主催のオフ会なので驚きました。コメント欄もしくはSNSで発案するのかな。
 肝心の実況者は欠席だが、飲み過ぎの女の子が実は……。この潜入捜査感いいですね。ちょっと彼女視点で飲み会の様子とかも興味出てしまう。「悪口言ってないだろうな?」とか思ったり、「声可愛いですよね」「絶対性格いいと思う」とか自分で発言したりして、とか想像するだけで楽しいw
 ひょんなことからラブホでゲーム。エロマンガは日常からエロの世界へと足を踏み入れる過程が面白いと思ってるんですが、本作は「ラブホって実はゲームするのにちょうどいい」。良いなぁ、こういうの。ラブホと聞くと頭がエロでいっぱいになってしまうけど、それ以外の使い道も豊富という意外性。
 プレイキャラとプレイ内容で本人だとバレるくだりも好きです。ビキニの女性がかっこよく弓かまえてる絵面とかいかにもゲームって感じで最高ですね。もちろん見た目が可愛いというのも大事だけど、彼女を特別な存在にするのはゲーム。なのでゲームで彼女の特別さを確認してからエロに入るのは重要だったと思います。ぶっちゃけ「実はたーにゃんなんです」とか口頭で終わらせても成立はしたと思いますが、あそこで実際にゲームをやったのは本作の勝因(の1つ)だと思います。
  “なんだかんだ言ってたのに弱点部位攻めてくるんですね” は笑ってしまった。弱点特効のスキルつけなきゃw 『ヒットコール』でもそうでしたが、こういうエロダジャレ好きですねぇ。本作の場合は酔ってるのも要因でしょうね。
 ラスト、セックスしながら実況。ぐああああ、これは主人公の抜け駆け感あってヤバイ。何も知らないリスナーたちのコメントを見ながらってスゴイ。声だけの配信ならではのオチでしたね。配信を題材にしたエロ作品多いですけど、ゲーム実況なのでまた別の味わいになってるのが良かったです。

『秘蜜』よこはまインカ

 ソープ嬢を引退した主人公が娘の旦那に脅される。身バレは1つのジャンルと言えると思いますが、冒頭にあったソープ最終日の場面とかすごい良かったです。それなりに充実してたのが分かる感じ。常連さんもちょっと良い人そうだw その帰り道の場面も良い雰囲気あって素敵です。だからこそ、そこからの落差ですね。うわぁ、つれぇわw
 話ともエロとも関係ない細かい部分で申し訳ないですが、主人公がエロされてると隣の部屋から娘が呼びかけてくる場面。娘のセリフが横書きになってるのがすごい面白かったです。マンガ表現としてこんなのがあったのか、という衝撃。別の場所からの声であり、隣から聞こえてくる感として結構ハマってたと思います。
 いやいやなのに癖でつい喜ばせちゃって、の場面も良いですね。奇しくもこの瞬間だけ少しマウント取れた感じになってる。なんですが、それがキッカケで彼が暴走してしまい、というつらさw “男がこの目をする時は――いつも” というモノローグが印象的でしたが、仕事の時に経験あるんでしょうね。仕事だと止める方法もあるけど(ヘルプ呼ぶとか)、今回は止める方法がないので地獄。男がセックスを娘と比べるのはクズでしたねぇ。よくあそこまでイヤなことを言えるというか。想像を遙かに越えてくるw

『くそラボ』ysmmzr

 巻末ギャグ。女の子は可愛いのでフツーに可愛いことやエロいことをやればいいんですが、それでギャグにするのはもはや贅沢なのでは。
 時間停止AV。本人が気づかないうちに犯されてしまう、撮影されてしまうので少し身構えてしまったんですが、オチで「そっちかいw」。大人気シリーズなので笑った。宣伝文句の「こんなマグロ見たことない」「不動の中年」も最高w

「読者コーナー」

 お題イラストが「メガネ」なので嬉しいです。やはりメガネは良い。
 サバイバル刃先生のコラム。印税でウキウキしてるとコンビニの店員に勘違いされる。自虐っぽい話なんですが、おばちゃんの絵が可愛いので何か素敵な話が始まる予感を感じてしまうw

goo.gl

 終わり。紙派の人はアンケートどうぞ。
 まとめとして面白かった作品を3つ選びます。『農家になります!』『ヒットコール』『コスパな関係』の3つ。掲載が連続してるのでちょっと通しで読んだ際の印象にもかなり左右されちゃってるのかな。3つとも趣味というか「好きなこと」についての話ですよね。それを通じて相手のことを理解する、相手と深く結びつくという話。個人的にすごい刺さりやすいテーマなんだと思います。
 最もエロかった作品は『農家』になるかな。夜の古民家で和服というシチュエーションが大好きでした。
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