北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』513話の感想


 暖かくなってきたのでコートを着ずに外出したら寒くて引き返しました。

#513

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は森さん。劇中でも言及されたけど(されてない)、格好が可愛いです。そして、相変わらず育ちの良さがにじみ出ておる‥‥と思ったらアオリで「隠れ巨乳」と呼ばれてるので解せない。何にでも隠れ巨乳と呼ぶ傾向がある気もするんですが、森さんが隠れてたら世の中どうなってしまうんだよ。

 ダブル副会長がばったり。買い物の行き先が同じなのでまだかのデート開始。この運命に導かれてる感、いかにも森さんですよねw 運によって牛蒡抜きしていくのが森さんの個性。
 行き先は「ロクキュー」(百貨店)の中の文具屋「四八」。前者はマルキューの変化なので分かるんですが、後者は一体‥‥とか考え込んでしまいました。有名な文具店の名前を羅列してみたり。違いますね。単に四十八手でした。むむむ、すぐに気づけなかったのが悔しいです。下ネタアンテナが鈍ってるなぁ。
 そもそもロクキューもシックスナインですね。マルキューをメインに考えてしまったのが失敗の原因。まぁ、マルキューとシックスナイン、2つをかけてきたのが本当に見事なんですが。てか、アヘ顔アニマルが一般に流行ってたり、この世界どうなってるのw

 買い物デート開始。天然でおいしいとこ取りをする森さんと、天然女たらしのタカくん。ちょっとした怪獣対決感ありますね。この2人なので当然下ネタは出てこないんですが、それでもネタに困らないのはキャラの魅力でしょう。むしろ下ネタがないとこんなに順調に話が進むのか、というスピード感に驚きますw そのスピード感に部外者が驚く、というのが本話のメインになるのかな。
 んで、タカくんに今日の服装をホメられた‥‥と思ったら服装ではなく「格好」。難しいw この服装に関する自意識って男女に関わらずあると思うので、この森さんの勘違いも納得なんですが、よく考えたらタカくんがホメてるのは事実であって、結局のところ普通に「イチャイチャしやがってコノヤロウ」案件な気もしますw

 筆ペンで試し書きする森さん。字めっちゃうまい。てか、「英稜」って字面かっこいいですね。エロってことだと思うんですが。
 からのタカくんホメ再び。マジでイチャイチャしてんなこの2人‥‥。その話を外部から一部だけ聞いた古谷さんがビックリ、というオチではあるけど、別にあのホメ殺し、普通に「爆発しろ」感あると思うの。すごい。この2人、強い‥‥。
 てか、古谷さんこんなところでバイトしてたんですね。まさかの新情報でした。

 匂い付き消しゴム。イヤな予感しかしない‥‥からのその通りなオチ。前のネタでは「からかわないでよー」だった森さんがこっちでは「もっと嗅ぐ?」と受け入れ体勢になってるのが順調に進展してる感ありますねw 古谷さんの頬に斜線が入るのも納得ですわ。

 ラストページに向けた助走。テレビ取材を受けるの巻。事前に古谷さんを持ってきて「カップルにしか見えない」というネタを続けてきたのが効いてますね。そりゃテレビクルーに勘違いされても仕方がない。

 取材を受けるタカくん。「カップルじゃないんで」と断らないのかよw まぁ、あの緊張ぶりを見ると断ることも出来なかったみたいな感じかな。
 ガクブルなタカくんの胸ポケットで同じくガクブルなケータイ。明言はされないけど、会長とかそこらへんなんですかね。次のネタでコトミにからかわれたとあるので、コトミ説もあるか。会長たちの場合は、テレビ観てて「カップルとは何事だ」となったか。もしくは古谷さんからのタレコミがあった可能性もあるかも。

 ラスト。桜才生徒会室にて。何はともあれ買い物はつつがなく完了したのでその成果はあった……と思ったらミス。また偶然再会の機会が生まれるのが森さんらしいw
 会長たちが疑いながら部屋を覗いてるのが良いですね。電話だけでも怪しむのもあり得るんですが、やっぱテレビ観たのかなw


 終わり。『生徒会』10年以上の歴史の中で、というか氏家ト全という作家の歴史の中でも屈指のイレギュラーだった気がします。めっちゃ順調にデートしてるw
 今週のお気に入りとしては古谷さんが出てくる2本ですかね。誤解とはいえイチャイチャが加速していくのが面白すぎました。
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